JPH0723780Y2 - カメラのデータ写し込み装置 - Google Patents
カメラのデータ写し込み装置Info
- Publication number
- JPH0723780Y2 JPH0723780Y2 JP1989017002U JP1700289U JPH0723780Y2 JP H0723780 Y2 JPH0723780 Y2 JP H0723780Y2 JP 1989017002 U JP1989017002 U JP 1989017002U JP 1700289 U JP1700289 U JP 1700289U JP H0723780 Y2 JPH0723780 Y2 JP H0723780Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- cam
- imprinting
- plate
- light emitting
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure
- G03B17/245—Optical means
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/243—Optical devices
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、カメラのデータ写し込み装置に関し、詳しく
は、その写し込み位置を可変とするカメラのデータ写し
込み装置に関する。
は、その写し込み位置を可変とするカメラのデータ写し
込み装置に関する。
[従来技術] 従来より、写真撮影時に於て、撮影年月日やシャッター
速度及び絞り値等の撮影データをフィルム上に写し込む
データ写し込み装置が知られている。
速度及び絞り値等の撮影データをフィルム上に写し込む
データ写し込み装置が知られている。
このようなデータ写し込み装置は、一般に、データ写し
込み機能を一体として構成されたデータモジュールを、
裏蓋と該裏蓋に装着された圧板との間に固定装着して構
成される。
込み機能を一体として構成されたデータモジュールを、
裏蓋と該裏蓋に装着された圧板との間に固定装着して構
成される。
データモジュールは、写し込みデータをLED等で発光さ
せてフィルムの感光剤を感光させる写し込み発光部と、
写し込みデータをカメラ使用者に表示するデータ表示部
とを、その相反する面(表裏面)に備えており、写し込
み発光部を圧板に形成した開口部を介してフィルムと対
向させると共に、データ表示部は裏蓋に形成した開口部
から視認できるように配置される。
せてフィルムの感光剤を感光させる写し込み発光部と、
写し込みデータをカメラ使用者に表示するデータ表示部
とを、その相反する面(表裏面)に備えており、写し込
み発光部を圧板に形成した開口部を介してフィルムと対
向させると共に、データ表示部は裏蓋に形成した開口部
から視認できるように配置される。
[考案が解決しようとする課題] しかし乍ら、上記従来のデータ写し込み装置では、デー
タモジュールは裏蓋と圧板との間に固定設置されるもの
である為、当然そのデータ写し込み位置はフィルム上の
一定位置且つ一定方向に限定される。つまり、撮影位置
が横位置・縦位置であるとに拘らず、一定位置に一定の
向きでデータが写し込まれるものであり、その結果、撮
影位置とデータの表示方向とが異なる場合(通常一般的
なデータ表示方向は横方向であり、これに対して縦位置
で撮影したような場合)には、データが読みづらいとい
う問題があった。又、写し込み位置が一定であることか
ら、構図や背景によってデータ写し込み位置が明るい部
位や写し込み色と同色となった場合には、折角のデータ
が判読できなくなってしまうという問題もあった。
タモジュールは裏蓋と圧板との間に固定設置されるもの
である為、当然そのデータ写し込み位置はフィルム上の
一定位置且つ一定方向に限定される。つまり、撮影位置
が横位置・縦位置であるとに拘らず、一定位置に一定の
向きでデータが写し込まれるものであり、その結果、撮
影位置とデータの表示方向とが異なる場合(通常一般的
なデータ表示方向は横方向であり、これに対して縦位置
で撮影したような場合)には、データが読みづらいとい
う問題があった。又、写し込み位置が一定であることか
ら、構図や背景によってデータ写し込み位置が明るい部
位や写し込み色と同色となった場合には、折角のデータ
が判読できなくなってしまうという問題もあった。
これら問題点を解決する方法としては、データモジュー
ルを複数設けたり、又、一つのデータモジュールに写し
込み発光部を複数設けることが考えられるが、これでは
コストアップになると共に、圧板の開口面積が増加する
ことからその平面精度の維持が極めて困難になるという
問題がある。
ルを複数設けたり、又、一つのデータモジュールに写し
込み発光部を複数設けることが考えられるが、これでは
コストアップになると共に、圧板の開口面積が増加する
ことからその平面精度の維持が極めて困難になるという
問題がある。
[考案の目的] 本考案は上記の如き事情に鑑み、撮影位置や構図に応じ
てその写し込み位置及び向きを変えることのできる、カ
メラのデータ写し込み装置の提供、を目的とする。
てその写し込み位置及び向きを変えることのできる、カ
メラのデータ写し込み装置の提供、を目的とする。
[課題を解決する為の手段] 上記目的達成の為、本考案に係るカメラのデータ写し込
み装置は、カメラの裏蓋と、該裏蓋に装着された圧板と
の間に、所定形状のカム溝が形成されたカム板を固定配
置すると共に、該カム板のカム溝に摺動可能に嵌合する
カム突起が形成されたデータ写し込み発光部を有するデ
ータモジュールを、前記カム突起を前記カム板のカム溝
に嵌合させて前記裏蓋とカム板との間に狭持し、前記カ
ム溝の形状を、前記データ写し込み発光部が第1の方向
に所定量移動させることが可能な第1のカム溝と、さら
に、前記の第1のカム溝の一端で前記データ写し込み発
光部を前記第1の方向と、前記第1の方向とは90度異な
る第2の方向との間で回動させる為の第2のカム溝を有
する形状とし、前記データ写し込み発光部を前記データ
モジュールの回動中心の近傍に配置したものである。
又、圧板の少なくとも上記データモジュールの写し込み
部の移動範囲と対応する部位を透明部材により構成し、
更に、圧板の、データモジュールの移動範囲内に於いて
写し込み部と対応する任意の位置を、レンズ状として写
し込みの大きさをも可変としたものである。
み装置は、カメラの裏蓋と、該裏蓋に装着された圧板と
の間に、所定形状のカム溝が形成されたカム板を固定配
置すると共に、該カム板のカム溝に摺動可能に嵌合する
カム突起が形成されたデータ写し込み発光部を有するデ
ータモジュールを、前記カム突起を前記カム板のカム溝
に嵌合させて前記裏蓋とカム板との間に狭持し、前記カ
ム溝の形状を、前記データ写し込み発光部が第1の方向
に所定量移動させることが可能な第1のカム溝と、さら
に、前記の第1のカム溝の一端で前記データ写し込み発
光部を前記第1の方向と、前記第1の方向とは90度異な
る第2の方向との間で回動させる為の第2のカム溝を有
する形状とし、前記データ写し込み発光部を前記データ
モジュールの回動中心の近傍に配置したものである。
又、圧板の少なくとも上記データモジュールの写し込み
部の移動範囲と対応する部位を透明部材により構成し、
更に、圧板の、データモジュールの移動範囲内に於いて
写し込み部と対応する任意の位置を、レンズ状として写
し込みの大きさをも可変としたものである。
[考案の実施例] 以下、本考案のカメラのデータ写し込み装置の実施例を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
第1図(A)は、本考案に係るカメラのデータ写し込み
装置の一実施例の断面図であり、(B)は裏蓋1を除い
た状態の背面図である。
装置の一実施例の断面図であり、(B)は裏蓋1を除い
た状態の背面図である。
裏蓋1は、カメラ本体10に、その図示しない一端で揺動
可能に枢着されており、揺動開閉可能となっている。
又、後述するデータモジュール4のデータ表示部42を臨
む所定形状の表示窓11が開口形成されいる。
可能に枢着されており、揺動開閉可能となっている。
又、後述するデータモジュール4のデータ表示部42を臨
む所定形状の表示窓11が開口形成されいる。
裏蓋1の内側(カメラ本体10側)には、遮光板7,カム親
板2及び圧板3が夫々記述順に当該裏蓋1と平行に固定
されると共に、裏蓋1の内面と遮光板7との間には遮光
板5・6が、又、遮光板7とカム親板2の間にはデータ
モジュール4が夫々介装されている。尚、遮光板7・5
・6は、相互に重合して組み合わされ、データモジュー
ル4の移動に拘らず裏蓋1の表示窓11からフィルム室内
に光が入射するのを防ぐ為のものである。
板2及び圧板3が夫々記述順に当該裏蓋1と平行に固定
されると共に、裏蓋1の内面と遮光板7との間には遮光
板5・6が、又、遮光板7とカム親板2の間にはデータ
モジュール4が夫々介装されている。尚、遮光板7・5
・6は、相互に重合して組み合わされ、データモジュー
ル4の移動に拘らず裏蓋1の表示窓11からフィルム室内
に光が入射するのを防ぐ為のものである。
圧板3は、ポリカーボネート等の透明な樹脂により、そ
の表面(カメラ本体10側の面)を所定の平面精度として
所定の厚さに形成され、裏蓋1に図示しない付勢部材を
介して所定の押圧力で可動に装着されているものであ
る。そして、フィルム11を平面精度を保った状態でカメ
ラ本体10側に押圧すると共に、フィルム20を所定位置に
保持するものである。尚、このように圧板3を透明部材
により構成したことにより、後述するデータモジュール
4の写し込み発光部41からのデータ光は、この圧板3を
透過してフィルム20に達する為、圧板3に写し込み用の
孔を開孔する必要がなく、所定平面精度での製作が容易
となるものである。
の表面(カメラ本体10側の面)を所定の平面精度として
所定の厚さに形成され、裏蓋1に図示しない付勢部材を
介して所定の押圧力で可動に装着されているものであ
る。そして、フィルム11を平面精度を保った状態でカメ
ラ本体10側に押圧すると共に、フィルム20を所定位置に
保持するものである。尚、このように圧板3を透明部材
により構成したことにより、後述するデータモジュール
4の写し込み発光部41からのデータ光は、この圧板3を
透過してフィルム20に達する為、圧板3に写し込み用の
孔を開孔する必要がなく、所定平面精度での製作が容易
となるものである。
カム親板2は、第2図(A)にその平面図を示す如く平
面形状長方形の薄板であり、二条のカム孔21・22と、中
央部分に後述するデータモジュール4の写し込み発光部
41をカメラ本体10側(フィルム20側)に臨ませる為の写
し込み用孔23が開口形成されている。
面形状長方形の薄板であり、二条のカム孔21・22と、中
央部分に後述するデータモジュール4の写し込み発光部
41をカメラ本体10側(フィルム20側)に臨ませる為の写
し込み用孔23が開口形成されている。
カム孔21・22は、カム親板2の中央を中心として対向形
成された円弧状の回転ガイド部21B・22Bと、該夫々の回
転ガイド部21B・22Bの形成中心を挟んで斜めに対向する
一方端を水平に一方側方(図中右側)に開孔延設した側
方移動ガイド部21A・22Aとにより形成されている。尚、
回転ガイド部21B・22Bは、円周角を丁度90°として形成
されている。
成された円弧状の回転ガイド部21B・22Bと、該夫々の回
転ガイド部21B・22Bの形成中心を挟んで斜めに対向する
一方端を水平に一方側方(図中右側)に開孔延設した側
方移動ガイド部21A・22Aとにより形成されている。尚、
回転ガイド部21B・22Bは、円周角を丁度90°として形成
されている。
データモジュール4は、平面形状略正方形で所定厚さの
平板状であり、一方側面の所定位置に写し込み発光部41
が、他方側面の所定位置にデータ表示部42が夫々突出し
て構成され、写し込み発光部41側面の中央を挟んで斜め
に対向する角部二箇所に、カム親板2のカム孔21・22に
摺動移動可能に嵌合するカム突起43・43が突出形成され
ている。又、データ表示部42には、操作ツマミ42Aが図
中下側に突出するように固定されている。
平板状であり、一方側面の所定位置に写し込み発光部41
が、他方側面の所定位置にデータ表示部42が夫々突出し
て構成され、写し込み発光部41側面の中央を挟んで斜め
に対向する角部二箇所に、カム親板2のカム孔21・22に
摺動移動可能に嵌合するカム突起43・43が突出形成され
ている。又、データ表示部42には、操作ツマミ42Aが図
中下側に突出するように固定されている。
そして、データモジュール4は、そのカム突起43・43を
カム親板2のカム孔21・22に嵌合させて遮光板7とカム
親板2との間にカム孔21・22にガイドされて移動可能に
保持され、写し込み発光部41が圧板3の背面と対向する
と共に、データ表示部42は後述する遮光板7の開口部7
1,遮光板5の表示部用開口51,遮光板6のデータ表示部
嵌合孔61及び裏蓋1の表示窓11を介して外部から視認で
きるようになっている。又、カム孔21・22にガイドされ
ることによるその移動方向は、側方移動ガイド部21A・2
2Aにガイドされて所定量水平に移動可能であると共に、
回転ガイド部21B・22Bにガイドされて90°回動可能とな
るようになっているものである。
カム親板2のカム孔21・22に嵌合させて遮光板7とカム
親板2との間にカム孔21・22にガイドされて移動可能に
保持され、写し込み発光部41が圧板3の背面と対向する
と共に、データ表示部42は後述する遮光板7の開口部7
1,遮光板5の表示部用開口51,遮光板6のデータ表示部
嵌合孔61及び裏蓋1の表示窓11を介して外部から視認で
きるようになっている。又、カム孔21・22にガイドされ
ることによるその移動方向は、側方移動ガイド部21A・2
2Aにガイドされて所定量水平に移動可能であると共に、
回転ガイド部21B・22Bにガイドされて90°回動可能とな
るようになっているものである。
遮光板7は、第2図(B)にその平面図を示す如くその
平面形状が長方形の薄板であり、中央に長方形の開口部
71を有すると共に、その中央を挟んで斜めに対向する角
部二箇所に、所定長さのガイド溝72・72が水平に開口形
成されている。
平面形状が長方形の薄板であり、中央に長方形の開口部
71を有すると共に、その中央を挟んで斜めに対向する角
部二箇所に、所定長さのガイド溝72・72が水平に開口形
成されている。
遮光板5は、第2図(C)にその平面図を示す如く平面
形状略正方形の薄板であり、その中央部にデータモジュ
ール4のデータ表示部42を外側(裏面側)から臨むこと
のできるよう所定形状の表示部用開口51が開口形成され
ると共に、その中央を挟んで斜めに対向する角部二箇所
に、遮光板7のガイド溝72・72に摺動移動可能に嵌合す
るガイドピン52・52がカメラ本体側10に突出させて取付
けられている。
形状略正方形の薄板であり、その中央部にデータモジュ
ール4のデータ表示部42を外側(裏面側)から臨むこと
のできるよう所定形状の表示部用開口51が開口形成され
ると共に、その中央を挟んで斜めに対向する角部二箇所
に、遮光板7のガイド溝72・72に摺動移動可能に嵌合す
るガイドピン52・52がカメラ本体側10に突出させて取付
けられている。
遮光板6は、第2図(D)にその平面図を示す如く平面
形状が所定直径の円形の薄板であり、その中央に、デー
タモジュール4のデータ表示部42が嵌合するデータ表示
部嵌合孔61が開口形成されている。
形状が所定直径の円形の薄板であり、その中央に、デー
タモジュール4のデータ表示部42が嵌合するデータ表示
部嵌合孔61が開口形成されている。
そして、遮光板5は、そのガイドピン52・52を遮光板7
のガイド溝72・72に嵌合させ、該ガイド溝72・72に沿っ
て移動可能として遮光板7と裏蓋1の間に保持されてい
る。又、該遮光板5と該遮光板7との間には遮光板6が
介装され、該遮光板6は、遮光板7の開口部71を介して
外側(裏面側)に突出するデータモジュール4のデータ
表示部42をそのデータ表示部嵌合孔61に嵌合させてデー
タモジュール4に固定されている。
のガイド溝72・72に嵌合させ、該ガイド溝72・72に沿っ
て移動可能として遮光板7と裏蓋1の間に保持されてい
る。又、該遮光板5と該遮光板7との間には遮光板6が
介装され、該遮光板6は、遮光板7の開口部71を介して
外側(裏面側)に突出するデータモジュール4のデータ
表示部42をそのデータ表示部嵌合孔61に嵌合させてデー
タモジュール4に固定されている。
尚、遮光板7のガイド溝72・72にガイドされる遮光板5
の移動量は、カム親板2の側方移動ガイド部21A・22Aに
ガイドされることによるデータモジュール4の水平方向
の移動量と対応し、該遮光板5は図示しないピン等によ
り該データモジュール4の水平方向の移動に連動して移
動するようになっている。又、遮光板5の表示部用開口
51の形状は、カム親板2の回転ガイド部21B・22Bにガイ
ドされてのデータモジュール4の回動の際、データ表示
部42の回動を妨げない必要最小限の形状となっているも
のである。
の移動量は、カム親板2の側方移動ガイド部21A・22Aに
ガイドされることによるデータモジュール4の水平方向
の移動量と対応し、該遮光板5は図示しないピン等によ
り該データモジュール4の水平方向の移動に連動して移
動するようになっている。又、遮光板5の表示部用開口
51の形状は、カム親板2の回転ガイド部21B・22Bにガイ
ドされてのデータモジュール4の回動の際、データ表示
部42の回動を妨げない必要最小限の形状となっているも
のである。
而して、上記の如く構成されたデータ写し込み装置で
は、操作ツマミ42Aを操作することによりデータモジュ
ール4を移動させ、その移動範囲内に於る任意の位置で
フィルム上にデータを写し込むことができる。
は、操作ツマミ42Aを操作することによりデータモジュ
ール4を移動させ、その移動範囲内に於る任意の位置で
フィルム上にデータを写し込むことができる。
即ち、第3図にそのデータ表示部42の移動軌跡を示す
(尚、当然写し込み発光部41も同様な軌跡で移動する)
如く、所定量水平移動しその写し込み位置を変えること
ができると共に、その水平移動の一方端に於て回動可能
であり、その方向を90°変えることができるものであ
る。従って、撮影位置に応じてデータモジュール4を回
動させることにより、撮影位置と同方向としてデータを
写し込むことができる。尚、裏蓋1に開口形成された表
示窓11は、データ表示部42の移動を妨げない最小限の形
状となっており、この表示窓11から、遮光板5の表示部
用開口51及び遮光板7の開口部71を介してのフィルム室
内への光線の入射は、前述の如く遮光板5・6・7の相
互の組み合わせにより完全に阻止されるようになってい
るものである。
(尚、当然写し込み発光部41も同様な軌跡で移動する)
如く、所定量水平移動しその写し込み位置を変えること
ができると共に、その水平移動の一方端に於て回動可能
であり、その方向を90°変えることができるものであ
る。従って、撮影位置に応じてデータモジュール4を回
動させることにより、撮影位置と同方向としてデータを
写し込むことができる。尚、裏蓋1に開口形成された表
示窓11は、データ表示部42の移動を妨げない最小限の形
状となっており、この表示窓11から、遮光板5の表示部
用開口51及び遮光板7の開口部71を介してのフィルム室
内への光線の入射は、前述の如く遮光板5・6・7の相
互の組み合わせにより完全に阻止されるようになってい
るものである。
又、上記実施例では、データモジュール4の水平移動範
囲の所定位置に於てデータ光の透過する圧板3の部分
が、所定の凸レンズ状に形成されたレンズ部31となって
おり、写し込み発光部41が該レンズ部31と対応する位置
となるようデータモジュール4を移動させると、写し込
み発光部41のデータ文字がレンズ部31の作用によって拡
大されてフィルムに写し込まれるようになっている。こ
のように構成することにより、データ写し込みの位置や
方向を変えることができるばかりでなく、その文字サイ
ズも変えて写し込むことが可能となるものである。
囲の所定位置に於てデータ光の透過する圧板3の部分
が、所定の凸レンズ状に形成されたレンズ部31となって
おり、写し込み発光部41が該レンズ部31と対応する位置
となるようデータモジュール4を移動させると、写し込
み発光部41のデータ文字がレンズ部31の作用によって拡
大されてフィルムに写し込まれるようになっている。こ
のように構成することにより、データ写し込みの位置や
方向を変えることができるばかりでなく、その文字サイ
ズも変えて写し込むことが可能となるものである。
尚、上記実施例では圧板3全体を透明素材により構成し
たが、写し込み発光部41の移動範囲と対応する部分のみ
を透明に構成しても良い。又、遮光板の形状や構成も上
記実施例に限定されるものではなく、適宜変更可能なも
のである。
たが、写し込み発光部41の移動範囲と対応する部分のみ
を透明に構成しても良い。又、遮光板の形状や構成も上
記実施例に限定されるものではなく、適宜変更可能なも
のである。
[考案の効果] 本考案に係るカメラのデータ写し込み装置によれば、撮
影位置や構図に応じてその写し込み位置を任意に変える
ことができ、被写体とデータとの重合や撮影位置とデー
タ表示方向の違いによってデータが読みづらいといった
問題を解消できるものである。
影位置や構図に応じてその写し込み位置を任意に変える
ことができ、被写体とデータとの重合や撮影位置とデー
タ表示方向の違いによってデータが読みづらいといった
問題を解消できるものである。
第1図(A)は本考案に係るカメラのデータ写し込み装
置の一実施例の断面図,(B)は裏蓋を除いた状態の背
面図、第2図(A)〜(D)は各構成部品の平面図、第
3図はデータモジュールの移動軌跡を示す図である。 1……裏蓋 2……カム親板(カム板) 3……圧板 4……データモジュール 21……カム孔(カム溝) 31……レンズ部
置の一実施例の断面図,(B)は裏蓋を除いた状態の背
面図、第2図(A)〜(D)は各構成部品の平面図、第
3図はデータモジュールの移動軌跡を示す図である。 1……裏蓋 2……カム親板(カム板) 3……圧板 4……データモジュール 21……カム孔(カム溝) 31……レンズ部
Claims (3)
- 【請求項1】カメラの裏蓋と、該裏蓋に装着された圧板
との間に、所定形状のカム溝が形成されたカム板を固定
配置すると共に、該カム板のカム溝に摺動可能に嵌合す
るカム突起が形成されたデータ写し込み発光部を有する
データモジュールを、前記カム突起を前記カム板のカム
溝に嵌合させて前記裏蓋とカム板との間に狭持し、前記
カム溝の形状を、前記データ写し込み発光部が第1の方
向に所定量移動させることが可能な第1のカム溝と、さ
らに、前記の第1のカム溝の一端で前記データ写し込み
発光部を前記第1の方向と、前記第1の方向とは90度異
なる第2の方向との間で回動させる為の第2のカム溝を
有する形状とし、前記データ写し込み発光部を前記デー
タモジュールの回動中心の近傍に配置したこと、を特徴
とするカメラのデータ写し込み装置。 - 【請求項2】前記圧板の、少なくとも前記写し込み発光
部の移動範囲と対応する部位を、透明部材により構成し
たこと、を特徴とする請求項(1)記載のカメラのデー
タ写し込み装置。 - 【請求項3】前記圧板の、前記写し込み発光部の移動範
囲と対応する任意の位置を、レンズ状に形成したこと、
を特徴とする請求項(2)記載のカメラのデータ写し込
み装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989017002U JPH0723780Y2 (ja) | 1989-02-16 | 1989-02-16 | カメラのデータ写し込み装置 |
FR9001817A FR2643165B1 (fr) | 1989-02-16 | 1990-02-15 | Appareil photographique utilisant un dispositif d'impression de donnees avec choix de l'emplacement |
GB9003420A GB2229285B (en) | 1989-02-16 | 1990-02-15 | Camera employing a data imprinting device |
US07/480,596 US5003329A (en) | 1989-02-16 | 1990-02-15 | Camera employing a data imprinting device |
DE4005040A DE4005040A1 (de) | 1989-02-16 | 1990-02-16 | Kamera mit einer dateneinbelichtungseinrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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