JPH0723777B2 - イオン発生装置を備えた空気調和機 - Google Patents

イオン発生装置を備えた空気調和機

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JPH0723777B2
JPH0723777B2 JP1221986A JP22198689A JPH0723777B2 JP H0723777 B2 JPH0723777 B2 JP H0723777B2 JP 1221986 A JP1221986 A JP 1221986A JP 22198689 A JP22198689 A JP 22198689A JP H0723777 B2 JPH0723777 B2 JP H0723777B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、送風回路から供給される空気を、負イオン単
独また負イオンと正イオンの双方に帯電させ、タバコの
煙やホコリなど汚染微粒子の増加に伴って室内で減少す
る、負イオンまた負イオンと正イオンの補充を行ない、
空気中の減少したイオンを増加させ、またイオンセンサ
ーにより適度なイオン量に調整できるイオン発生装置を
備えた空気調和機を提供するものである。
従来の技術 従来は、イオン発生機単独また空気清浄器にイオン発生
機を備えたものがあるが、一般家庭用のエアコンにイオ
ン発生機を備えたものは販売されていない。また、その
発生方式は直流高電圧式で、負イオンのみを発生させて
いるものはあるが、負イオンと正イオンを共に発生させ
ているものはない。
発明が解決しようとする課題 一般に、換気が少なく、密閉化された部屋や、事務所、
会議室、家庭内などで人が多いと、呼吸と共に排出され
る二酸化炭素や、タバコの煙、ホコリなど汚染微粒子が
増加し、小イオンが減少し、特にタバコを喫煙すると大
きく低下し室外空気イオンの1/2〜1/5程度の小イオン量
となる傾向が見られる。現在、市販されているイオン発
生機は負イオンのみを発生するものであり、その発生量
は室外のイオン分布とは異なり、負イオンのみを多量に
発生している。また、発生方式が直流高電圧装置を用い
負イオンを放電針から発生させているため、製品や周辺
の機器などにホコリが多く付着する問題が生じている。
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するために、エアコンの送風
回路に、円筒型の電極を用いた放電針ユニットを設け、
交流高電圧装置をエアコンの電源部に設置して構成した
もので、室内の汚染微粒子の増加に伴って減少するイオ
ンを、負イオンを発生させることにより負イオンを補充
し、エアコンの送風条件の強さにより部屋内のイオン量
を、負の小イオンで、適正量(例えば200〜3000個/CC)
に変化させるものである。また本発明は、エアコンの送
風回路に円筒型の電極を用いた放電針ユニットを設け、
交流高電圧装置をエアコンの電源部に設置して構成した
もので、室内の汚染微粒子の増加に伴って減少するイオ
ンを、負イオンと正イオンを発生することにより、負イ
オンと正イオンを補充し、エアコンの送風条件の強さに
より部屋内のイオン量を、負また正のそれぞれの小イオ
ンで、適正量(例えば200〜300個/CC)に変化させ、負
イオンと正イオンの比率を例えば1:0.8〜1.2で発生させ
るものである。また本発明は、エアコンの送風回路に円
筒型の電極を用いた放電針ユニットを設け、交流高電圧
装置をエアコンの電源部に設置し、イオンセンサーを吸
入部に設けて構成したもので、室内の汚染微粒子の増加
に伴って減少するイオンを、イオンセンサーにより室内
のイオン量を検知して、電圧を変化させることにより、
負イオンを適量に発生させて補充し、エアコンの送風条
件が変化しても負の小イオンで、部屋内のイオン量を適
正量(例えば200〜1000個/CC)に維持させるものであ
る。また本発明は、エアコンの送風回路に円筒型の電極
を用いた放電針ユニットを設け、交流高電圧装置をエア
コンの電源部に設置し、イオンセンサーを吸入部に設け
て構成したもので、室内の汚染微粒子の増加に伴って減
少するイオンを、イオンセンサーにより室内のイオン量
を検知して、電圧を変化させることにより、負イオンと
正イオンを適量に発生させて補充し、エアコンの送風条
件が変化しても負または正のそれぞれの小イオンで、部
屋内のイオン量を、例えば200〜1000個/CCに変化させ、
負イオンと正イオンの比率を1:0.8〜1.2で発生させるも
のである。
作用 上記手段による作用は以下の通りである。本発明は、エ
アコンの送風回路に円筒型の電極を用いた放電針ユニッ
トを設け、交流高電圧装置をエアコンの電源部に設置し
て構成したもので、室内の汚染微粒子の増加に伴って減
少するイオンを、負イオンを発生させることにより負イ
オンを補充し、エアコンの送風条件の強さにより部屋内
のイオン量を、負の小イオンで、200〜3000個/CCに変化
させることにより、室内の負の小イオン量が、高原や温
泉地のようなさわやかなイオン量と同程度となる。負イ
オンの作用としては、一般的に、鎮静作用があり、イラ
イラ感などを解消し健康面での効果や作業能力の向上が
あると言われており、同様の効果が得られる。また交流
高電圧装置を用いることにより、製品自体を負または正
に偏った状態で帯電させることがなくイオンを発生でき
るため、製品への室内空気中のホコリの付着を抑制でき
る。また送風条件を、強風、弱風、微風に変化させるこ
とにより、イオン量も、高、中、低と変化させることが
できる。また本発明は、エアコンの送風回路に円筒型の
電極を用いた放電針ユニットを設け、交流高電圧装置を
エアコンの電源部に設置して構成したもので、室内の汚
染微粒子の増加に伴って減少するイオンを、負イオンと
正イオンを発生することにより、負イオンと正イオンを
補充し、エアコンの送風条件の強さにより部屋内のイオ
ン量を、負または正のそれぞれの小イオンで、200〜300
0個/CCに変化させることにより、室内の負または正のそ
れぞれの小イオン量が、高原や温泉地のようなさわやか
なイオン量と同程度となる。負イオンの作用としては、
一般的に、鎮静作用があり、イライラ感などを解消し健
康面での効果や作業能力の向上があると言われており、
同様の効果が得られる。また負イオンと正イオンの比率
を1:0.8〜1.2で発生させることにより、自然状態に近い
負と正の小イオン量が確保できる。また交流高電圧装置
を用いることにより、製品自体を負または正に偏った状
態で帯電させることなくイオンを発生できるため、製品
への室内空気中のホコリの付着を抑制できる。また送風
条件を、強風、弱風、微風に変化させることにより、イ
オン量も、高、中、低と変化させることができる。また
本発明は、エアコンの送風回路に円筒型の電極を用いた
放電針ユニットを設け、交流高電圧装置をエアコンの電
源部に設置し、イオンセンサーを前面グリルの吸入部に
設けて構成したもので、室内の汚染微粒子の増加に伴っ
て減少するイオンを、イオンセンサーにより室内のイオ
ン量を感知して、電圧を変化させることにより、負イオ
ンを適量に発生させて補充し、エアコンの送風条件が変
化しても負の小イオンで、部屋内のイオン量を、200〜1
000個/CCに変化させることにより、室内の負の小イオン
量が、高原のようなさわやかなイオン量と同程度とな
る。負イオンの作用としては、一般的に、鎮静作用があ
り、イライラ感などを解消し、健康面での効果や作業能
力の向上があると言われており、同様の効果が得られ
る。また交流高電圧装置を用いることにより、空気調和
機自体を負または正に偏った状態で帯電させることなく
イオンを発生できるため、製品への室内空気中のホコリ
の付着を抑制できる。またエアコンの送風条件が変化し
てもイオンセンサーが室内のイオン量を検知して電圧を
変化させることにより負のイオンを適量に発生するた
め、部屋内の負の小イオン量が大きく変動することがな
く安定して、200〜1000個/CCに確保することができる。
また本発明は、エアコンの送風回路に円筒型の電極を用
いた放電針ユニットを設け、交流高電圧装置をエアコン
の電源部に設置し、イオンセンサーを前面グリルの吸入
部に設けて構成したもので、室内の汚染微粒子の増加に
伴って減少するイオンを、イオンセンサーにより室内の
イオン量を検知して、電圧を変化させることにより、負
イオンと正イオンを適量に発生させて補充し、エアコン
の送風条件が変化しても負または正のそれぞれの小イオ
ンで、部屋内のイオン量を200〜1000個/CCに変化させ、
負イオンと正イオンの比率を1:0.8〜1.2で発生させるこ
とにより、室内の負また正のそれぞれの小イオン量が、
高原のようなさわやかなイオン量と同程度となる。負イ
オンの作用としては、一般的に、鎮静作用があり、イラ
イラ感などを解消し健康面での効果や作業能力の向上が
あると言われており、同様の効果が得られる。また負イ
オンと正イオンの比率を1:0.8〜1.2で発生させることに
より、自然状態に近い負と正の小イオン量が確保でき
る。また交流高電圧装置を用いることにより、空気調和
機自体を負または正に偏った状態に帯電させることなく
イオンを発生できるため、製品への空気中のホコリの付
着を抑制できる。また、エアコンの送風条件が変化して
もイオンセンサーが室内のイオン量を検知して電圧を変
化させることにより、負と正のそれぞれのイオンを適量
発生するため、部屋内の負または正の小イオン量が大き
く変動することなく安定して、200〜1000個/CCに確保す
ることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、添付図面を用いて説
明する。
イオン発生機を備えた空気調和機の構成は、第1図,第
2図に示すとおりであり、また放電針ユニットの構成を
第3図に、測定室を第4図に示す。イオン発生機を備え
た空気調和機は、放電針ユニット1を、エアコン11の送
風回路である吹出グリル4の一箇所に設け、交流高電圧
ユニット2を電源箱8内に設け、イオンセンサー3を、
前面グリル6の一箇所に設けたもので構成されている。
エアコン11の送風方向は第2図に示すように、室内の空
気を前面グリル6から吹込み、熱交換器7、ファン5、
吹出グリル4という順序で室内に再び送風される。放電
針101から発生されるイオンは、前面グリル6から循環
する空気を吹出グリル4から室内に再び送風される時
に、放電により空気を電離させ発生するものであり、吹
出グリル4の出口近くでは多量のイオンを発生するが、
イオンは、発生、中和、消滅を繰返すために、室内の小
イオンのイオン量は、発生電圧と送風量を一定にすれ
ば、比較的一定量に保たれている。放電針ユニット2
は、放電針101と接地用電極102と電源コード103で構成
したものである。接地用電極102は、室外アースに接続
している。イオン測定および効果を評価した部屋を、第
4図に示す。部屋の大きさは、約6畳、容積、約23m
3で、室内の壁は、壁紙、床は、じゅうたんを使用し、
窓はカーテンを付けたものである。イオン測定時の条件
は、エアコン11は、暖房運転で、25℃にセットし、測定
時は、ドアを閉め換気はしない状態である。イオンの効
果評価時は、1名が在室して机15で事務作業を一日、8
時間行なった。ドアの開閉は、一日10回程度であり、そ
の時以外は特に強制換気はしない条件で実施した。イオ
ン測定機14は、神戸電波製MODEL KSI−3000を使用し、
室内の空気イオンを測定した。測定したイオンは、イオ
ンの移動度により分類し、小、中、間イオンを測定し、
イオン測定結果は、小イオンの変化を用いた。また測定
は、部屋中央の測定点Aを中心にして1m間隔で、B,C,D,
Eの5箇所とし、床面から1mの高さの空気をサンプリン
グした。測定結果は、イオン発生して3時間後のデータ
ーを用いた。エアコンの帯電状態は、静電メーター(シ
ムコジャパン製 MODEL FM200)で測定した結果を用い
る。また、ホコリの付着状態は、前面グリル6の汚れ状
態を見たものを示す。まず本発明の第1の実施例につい
て説明する。第1の実施例は、吹出グリル4に設けた放
電針ユニット1の放電針101から、負イオンのみを発生
させ、送風量を、強風、弱風、微風に変化させることに
より、イオン量を、高、中、低と変化させ、室内の負の
イオンを、200〜3000個/CC程度にするものである。負イ
オンのみを発生する交流高電圧ユニット2は、電圧5.0k
V、電流約5μAの条件に設定したものである。
表−1に、測定結果を示す。
イオン発生前の部屋の負の小イオン量はA〜Eすべて10
0個/CC以下であるが、エアコン11を運転してイオン発生
した3時間後のイオン量は、強風で、1000〜3000個/C
C、弱風で、700〜2100個/CC、微風で200〜900個/CCで、
200〜3000個/CC程度のイオンを室内で確保できる。ま
た、その時の前面グリル6の帯電状態は、静電メーター
で、−0.2kV以内で、エアコン11は、ほぼ中和状態で、
前面グリル6へのホコリの付着は、初期と同程度であり
特に汚れた箇所はない。次に、本発明の第2の実施例に
ついて説明する。第2の実施例は、吹出グリル4に設け
た放電針ユニット1の放電針101から、負と正イオンの
比率を1:0.8〜1.2で発生させ、送風量を、強風、弱風、
微風に変化さすことにより、イオン量を、高、中、低と
変化させ、室内の負と正のイオンを、200〜3000個/CC程
度にするものである。負と正イオンを発生する高電圧ユ
ニット2は、電圧5.0kV、電流約5μAの条件に設定し
たものである。
表−2に測定結果を示す。
イオン発生前の部屋の負と正イオンの小イオン量はA〜
Eすべての100個/CC以下であるが、エアコン11を運転し
てイオン発生した3時間後のイオン量は、強風で、1150
〜2950個/CC、弱風で、750〜2500個/CC、微風で200〜80
0個/CCで、200〜3000個/CC程度のイオンを発生し、負と
正イオンの比率は1:0.8〜1.2程度に確保できる。また、
その時の前面グリル6の帯電状態は、静電メーターで、
−0.1kV以内で、エアコンは、ほぼ中和状態で、前面グ
リル6へのホコリの付着は初期と同程度であり特に汚れ
た箇所はない。次に、本発明の第3の実施例について説
明する。第3の実施例は、吹出グリル4に設けた放電針
ユニット1の放電針101から、負イオンを発生させ、エ
アコンの送風条件が強風、弱風、微風に変化しても、前
面グリル6の吸入部に設けたイオンセンサー3が、室内
のイオン量を感知して、交流高電圧ユニット2の電圧を
変化させ、室内のイオン量を負の小イオンで200〜1000
個/CC程度にするものである。交流高電圧ユニットの電
圧は、2段切替え方式で3kVと5kVに変化し、その時の電
流は5kV時は約5μAで、3kV時は約1μAに設定したも
のである。
表−3に、測定結果を示す。
イオン発生前の部屋の負イオンはA〜Eすべて100個/CC
以下であるが、エアコン11を運転してイオン発生した3
時間後のイオン量は、強風で、350〜1000個/CC、弱風
で、300〜850個/CC、微風で200〜750個/CCで、200〜100
0個/CC程度のイオンを確保できる。また、その時の前面
グリル6の帯電状態は、静電メーターで、−0.2kV以内
で、エアコン11は、ほぼ中和状態で、前面グリル6への
ホコリの付着は初期と同程度であり特に汚れた箇所はな
い。次に、本発明の第4の実施例について説明する。
第4の実施例は、吹出グリル4に設けた放電針ユニット
1の放電針101から、負イオンと正イオンを発生させ、
エアコン11の送風条件が、強風、弱風、微風に変化して
も、前面グリル6の吸入部に設けたイオンセンサー3
が、室内のイオン量を感知して、交流高電圧ユニット2
の電圧を変化させ、室内のイオン量を負と正の小イオン
で、200〜1000個/CC程度にするものである。交流高電圧
ユニットの電圧は、2段切替え方式で3kVと5kVに変化
し、その時の電流は5kVの時は約5μAで、3kV時は約1
μAにしたものである。
表−4に測定結果を示す。
イオン発生前の部屋と負と正イオンの小イオン量はA〜
E共に100個/CC以下であるが、エアコン11を運転してイ
オン発生した3時間後のイオン量は、強風で、360〜100
0個/CC、弱風で、200〜820個/CC、微風で220〜750個/CC
で、200〜1000個/CC程度のイオンを発生し、負と正イオ
ンの比率は、1:0.8〜1.2程度に確保できる。また、その
時の前面グリル6の帯電状態は、静電メーターで、−0.
1kV以内で、エアコン11は、ほぼ中和状態で、前面グリ
ル6へのホコリの付着は初期と同等であり特に汚れた箇
所はない。
発明の効果 以上の実施例1〜4に基づいた発明の効果について説明
する。
まず、人に対する効果を示す。イオンの効果確認内容
は、イオン測定室に1名の被検者が在室し、8:15〜17:0
0(昼間12:00〜12:45を除く)の約8時間机で事務作業
を実施した。第1〜4の実施例に従って、各条件3日間
行ない、一実施例に付き3名の被検者に対する効果を確
認した。イオンの効果の判定基準は、下記の5段階の症
状から評価した。
◎:さわやかな気分で、作業能力の向上が図れ、 疲労感がない。
◎〜○:いつもと同じ気分であるが、やや作業能 力の向上が図れ、特に疲労感がない。
○:いつもと同じ気分と作業能力であるが、 やや疲れた。
△:やや不快感を感じ、作業能力が低下し、 疲れた。
×:不快感を強く感じ、作業能力が低下し、 ひどく疲れた。
尚、評価は1日8時間の事務作業終了後に確認した。ま
た、実施例1〜4以外に、コントロールとしてイオン発
生がない自然状態についても確認し、実施例1〜4とコ
ントロールを合せて計15名で評価した。結果は、3名中
2名以上の結果を用いたものを示す。
イオン発生条件は、実施例の項と同条件で行うがエアコ
ンの送風条件は、全て弱風にセットした。イオン発生量
は、各実施例で示した範囲で、第1の負イオンのみを発
生する実施例では、負の小イオン量は、700〜2100個/CC
程度、第2の負と正イオンを発生する実施例では、750
〜2500個/CC程度、第3のイオンセンサーを設けて負イ
オンのみを発生する実施例では、300〜850個/CC程度、
第4のイオンセンサーを設けて負と正イオンを発生する
実施例では、200〜820個/CC程度である。また、コント
ロールの自然状態での小イオン量は、負と正イオン共70
〜90個/CC程度である。
表−5に示すように、自然時のコントロールにおいて
は、やや不快感を感じ、作業能力が低下し疲れた人の△
の症状を示すが、実施例1,3では、特に良好な結果を示
し、実施例2,4では、良好な結果を示した。次に、エア
コン11へのホコリの付着に対する効果を見ると、実施例
1〜4とも前面グリルのホコリの付着状態は初期と同程
度であり、特に汚れた箇所もなく良好な結果が得られ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるイオン発生装置を備えた一実施
例の空気調和機の外観斜視図、第2図は第1図に示す空
気調和機の概略的な断面図、第3図は本発明に用いた放
電針ユニットの斜視図、第4図は本発明のイオン分布お
よびイオンの効果を測定したイオン測定室の概略的な平
面図である。図中、1は放電針ユニット、2は交流高電
圧装置、3はイオンセンサー、4は吹出グリル、5はフ
ァン、6は前面グリル、11はエアコン、14はイオン測定
機である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気を循環させる送風回路の吹出部に、放
    電針を設け、交流高電圧方式により負イオンを発生さ
    せ、風量によりイオン発生量を変化させるイオン発生装
    置を備えた空気調和機。
  2. 【請求項2】負イオンと正イオンを発生させる請求項
    (1)記載のイオン発生装置を備えた空気調和機。
  3. 【請求項3】イオンセンサーにより、イオン発生量を一
    定量に調整するようにした請求項(1)又は(2)のい
    ずれかに記載のイオン発生装置を備えた空気調和機。
JP1221986A 1989-08-29 1989-08-29 イオン発生装置を備えた空気調和機 Expired - Lifetime JPH0723777B2 (ja)

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