JPH07237649A - 防湿容器 - Google Patents
防湿容器Info
- Publication number
- JPH07237649A JPH07237649A JP6053333A JP5333394A JPH07237649A JP H07237649 A JPH07237649 A JP H07237649A JP 6053333 A JP6053333 A JP 6053333A JP 5333394 A JP5333394 A JP 5333394A JP H07237649 A JPH07237649 A JP H07237649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- peripheral wall
- outer diameter
- diameter portion
- large outer
- Prior art date
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- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器体2上端部の大外径部6外周に周壁8下
部を気密に嵌合させ、且つ周壁8下部内面に横設した係
合突条11を大外径部下端の下向き段部5下面に係合させ
た軟質合成樹脂製のキャップ3を有する防湿容器であっ
て、キャップ3の取り外しを、気密性を損なうことなく
容易に行える様にした優れた防湿容器を提案する。 【構成】 周壁8前半部に少なくとも一ヶ所の係合突条
11を設けるとともに、周壁8内周上下方向中央部に周方
向複数突設して容器体大外径部6上面に圧接させる係止
突起10を、キャップ周壁8内面左右中央部に一対と、そ
の前方少なくとも一ヶ所とに設けてキャップ3後部を押
し下げ可能に構成した。そして、キャップ後部を下方へ
押し下げることにより、上記左右一対の係止突起10を中
心にキャップ前部が上方へ回動する如く構成した。
部を気密に嵌合させ、且つ周壁8下部内面に横設した係
合突条11を大外径部下端の下向き段部5下面に係合させ
た軟質合成樹脂製のキャップ3を有する防湿容器であっ
て、キャップ3の取り外しを、気密性を損なうことなく
容易に行える様にした優れた防湿容器を提案する。 【構成】 周壁8前半部に少なくとも一ヶ所の係合突条
11を設けるとともに、周壁8内周上下方向中央部に周方
向複数突設して容器体大外径部6上面に圧接させる係止
突起10を、キャップ周壁8内面左右中央部に一対と、そ
の前方少なくとも一ヶ所とに設けてキャップ3後部を押
し下げ可能に構成した。そして、キャップ後部を下方へ
押し下げることにより、上記左右一対の係止突起10を中
心にキャップ前部が上方へ回動する如く構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防湿容器に関する。
【0002】
【従来の技術】防湿容器として、図5に示す如き、底壁
周縁から起立する円筒状の胴部4の上部を、下向き段部
5を介して大外径部6とした容器体2と、頂壁7外周か
ら垂下する周壁8下部を外方へ拡開して該拡開部9の下
面外周を上記容器体大外径部の上端面に圧接させるとと
もに、その拡開部外周から垂下した下部周壁8bの上半部
を大外径部6の外面へ気密に嵌合させ、かつ該下部周壁
下半部の上端内面の複数箇所に横設した係合突条11を上
記大外径部6下端の下向き段部5下面へ係合させた軟質
合成樹脂製の計量兼用キャップ3とからなるものがあ
る。
周縁から起立する円筒状の胴部4の上部を、下向き段部
5を介して大外径部6とした容器体2と、頂壁7外周か
ら垂下する周壁8下部を外方へ拡開して該拡開部9の下
面外周を上記容器体大外径部の上端面に圧接させるとと
もに、その拡開部外周から垂下した下部周壁8bの上半部
を大外径部6の外面へ気密に嵌合させ、かつ該下部周壁
下半部の上端内面の複数箇所に横設した係合突条11を上
記大外径部6下端の下向き段部5下面へ係合させた軟質
合成樹脂製の計量兼用キャップ3とからなるものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記容器は、キャップ
を外して内容物を計量し、使用後再びキャップを容器体
に嵌着した際、中蓋を必要とせずに容器体内の密閉性を
ひいては防湿性を良好に維持できる便利なものである。
を外して内容物を計量し、使用後再びキャップを容器体
に嵌着した際、中蓋を必要とせずに容器体内の密閉性を
ひいては防湿性を良好に維持できる便利なものである。
【0004】しかしながら、上記従来のものは、キャッ
プを外し難いという欠点があった。上記従来容器は、拡
開部9下面外周を容器体大外径部6上端面へ圧接させる
とともに、下部周壁8bの上半部を容器体大外径部6の外
面へ気密に嵌合させ、しかも、係合突条11を下向き段部
5下面へ係合させて収納物の良好な防湿性を得る如く構
成しているため、キャップを軟質合成樹脂で形成してい
るにもかかわらず取り外し難い。
プを外し難いという欠点があった。上記従来容器は、拡
開部9下面外周を容器体大外径部6上端面へ圧接させる
とともに、下部周壁8bの上半部を容器体大外径部6の外
面へ気密に嵌合させ、しかも、係合突条11を下向き段部
5下面へ係合させて収納物の良好な防湿性を得る如く構
成しているため、キャップを軟質合成樹脂で形成してい
るにもかかわらず取り外し難い。
【0005】本発明は、上記した従来容器において、キ
ャップの取り外しが簡単に行えて、しかも従来通り防湿
性にも優れた容器を提案するものである。
ャップの取り外しが簡単に行えて、しかも従来通り防湿
性にも優れた容器を提案するものである。
【0006】また、そのキャップは合成樹脂の一体成形
により形成することができ、従来通り製造も簡単であ
り、従来容器の一部を変えることにより簡単に製造でき
る容器を提案するものである。
により形成することができ、従来通り製造も簡単であ
り、従来容器の一部を変えることにより簡単に製造でき
る容器を提案するものである。
【0007】更に、取扱いも極めて便利である容器を提
案するものである。
案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本請求項1発明容器は上
記課題を解決するため、底壁周縁から起立する円筒状の
胴部4の上部を、下向き段部5を介して大外径部6とし
た容器体2と、頂壁7外周から垂下する周壁8内周上下
方向中央部に周方向複数突設した係止突起10下面を容器
体大外径部6上面に圧接させるとともに、係止突起10下
方の周壁8内面を容器体大外径部6外面に気密に嵌合さ
せ、かつ周壁8下部内面の複数箇所に横設した係合突条
11を上記大外径部6下面の下向き段部5下面へ係合させ
た軟質合成樹脂製の計量兼用キャップ3とからなり、上
記周壁8前半部に少なくとも一ヶ所の係合突条11を設け
るとともに、上記係止突起10をキャップ周壁8内面左右
中央部に一対と、その前方少なくとも一ヶ所とに設けて
キャップ3後部を押し下げ可能に構成した。
記課題を解決するため、底壁周縁から起立する円筒状の
胴部4の上部を、下向き段部5を介して大外径部6とし
た容器体2と、頂壁7外周から垂下する周壁8内周上下
方向中央部に周方向複数突設した係止突起10下面を容器
体大外径部6上面に圧接させるとともに、係止突起10下
方の周壁8内面を容器体大外径部6外面に気密に嵌合さ
せ、かつ周壁8下部内面の複数箇所に横設した係合突条
11を上記大外径部6下面の下向き段部5下面へ係合させ
た軟質合成樹脂製の計量兼用キャップ3とからなり、上
記周壁8前半部に少なくとも一ヶ所の係合突条11を設け
るとともに、上記係止突起10をキャップ周壁8内面左右
中央部に一対と、その前方少なくとも一ヶ所とに設けて
キャップ3後部を押し下げ可能に構成した。
【0009】また、請求項2発明の容器は、キャップ周
壁8上下方向中央部所定位置に下外方へ拡開する拡開部
9を設けてその下方の周壁を拡径するとともに、キャッ
プ後部を押し下げてキャップ前半部に設けた係合突条11
が大外径部6外面に乗り上げた際に、上記拡径部9下面
が大外径部6上面に当接係止する如く構成してなる請求
項1記載の防湿容器として構成した。
壁8上下方向中央部所定位置に下外方へ拡開する拡開部
9を設けてその下方の周壁を拡径するとともに、キャッ
プ後部を押し下げてキャップ前半部に設けた係合突条11
が大外径部6外面に乗り上げた際に、上記拡径部9下面
が大外径部6上面に当接係止する如く構成してなる請求
項1記載の防湿容器として構成した。
【0010】
【作用】キャップ頂壁7上面の後部中央を下方へ押し込
むとキャップ周壁8内面左右中央に位置する各係止突起
10の大外径部6上面圧接点を支点として、キャップ3後
部が下方へ押し込まれ、それに伴ってキャップ前部が上
方へ回動して周壁8前半部に位置する係合突条11の下向
き段部5との係合が外れ、その部分から持ち上げてキャ
ップ3を容器体2より容易に取り外せる。
むとキャップ周壁8内面左右中央に位置する各係止突起
10の大外径部6上面圧接点を支点として、キャップ3後
部が下方へ押し込まれ、それに伴ってキャップ前部が上
方へ回動して周壁8前半部に位置する係合突条11の下向
き段部5との係合が外れ、その部分から持ち上げてキャ
ップ3を容器体2より容易に取り外せる。
【0011】キャップ3の装着に際しては、容器体2上
方より押し込んで、各係合突条11を強制的に大外径部6
を乗り越えさせてその下向き段部5下面に係合させるこ
とにより行える。この際、各係止突起10下面が容器体大
外径部6上端面に圧接するとともに、キャップ周壁8内
面が大外径部6の外面へ気密に嵌合し、容器体2内収納
物の防湿を良好に図れる。
方より押し込んで、各係合突条11を強制的に大外径部6
を乗り越えさせてその下向き段部5下面に係合させるこ
とにより行える。この際、各係止突起10下面が容器体大
外径部6上端面に圧接するとともに、キャップ周壁8内
面が大外径部6の外面へ気密に嵌合し、容器体2内収納
物の防湿を良好に図れる。
【0012】また、キャップ周壁8上下方向中央部所定
位置に下外方へ拡開する拡開部9を設けてその下方の周
壁を拡径するとともに、キャップ後部を押し下げてキャ
ップ前半部に設けた係合突条11が大外径部6外面に乗り
上げた際に、上記拡径部9下面が大外径部6上面に当接
係止する如く構成することにより、キャップ後部の必要
以上の押し下げを防止できて、キャップ周壁8後部下部
の変形を防止でき、気密性維持をより確実に行える。
位置に下外方へ拡開する拡開部9を設けてその下方の周
壁を拡径するとともに、キャップ後部を押し下げてキャ
ップ前半部に設けた係合突条11が大外径部6外面に乗り
上げた際に、上記拡径部9下面が大外径部6上面に当接
係止する如く構成することにより、キャップ後部の必要
以上の押し下げを防止できて、キャップ周壁8後部下部
の変形を防止でき、気密性維持をより確実に行える。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0014】本発明の容器1は、容器体2と、キャップ
3とから構成している。
3とから構成している。
【0015】容器体2は、底壁周縁から起立する円筒状
の胴部4の上部を、下向き段部5を介して大外径部6と
して構成している。上記胴部4を紙,合成樹脂等により
形成し、大外径部6を金属,合成樹脂等により形成す
る。
の胴部4の上部を、下向き段部5を介して大外径部6と
して構成している。上記胴部4を紙,合成樹脂等により
形成し、大外径部6を金属,合成樹脂等により形成す
る。
【0016】また、キャップ3はポリエチレン等の軟質
合成樹脂よりなる一体成形品で、頂壁7外周から垂下す
る周壁8の上下方向中央部を下外方へ拡開する拡開部9
として構成し、該拡開部9を介してその上方を上部周壁
8aとし、その下方を大径の下部周壁8bとして構成してい
る。また、この下部周壁8b内面前半部には周方向等間隔
をあけて複数の板状の係止突起10を突設しており、キャ
ップ3を装着した際に各係止突起10下面が容器体大外径
部6の上端面に圧接し、また、この係止突起10下方の下
部周壁8b内面が大外径部6外面へ気密に嵌合し、更に、
下部周壁8b下部内面の複数箇所に横設した係合突条11が
上記大外径部6下端の下向き段部5下面に係合する如く
構成している。
合成樹脂よりなる一体成形品で、頂壁7外周から垂下す
る周壁8の上下方向中央部を下外方へ拡開する拡開部9
として構成し、該拡開部9を介してその上方を上部周壁
8aとし、その下方を大径の下部周壁8bとして構成してい
る。また、この下部周壁8b内面前半部には周方向等間隔
をあけて複数の板状の係止突起10を突設しており、キャ
ップ3を装着した際に各係止突起10下面が容器体大外径
部6の上端面に圧接し、また、この係止突起10下方の下
部周壁8b内面が大外径部6外面へ気密に嵌合し、更に、
下部周壁8b下部内面の複数箇所に横設した係合突条11が
上記大外径部6下端の下向き段部5下面に係合する如く
構成している。
【0017】本発明に於いて、各係止突起10は、下部周
壁8b内面の左右中央部に一対と、その前方少なくとも1
ヵ所とに設けて、キャップ3後部を押し下げ可能に構成
している。そして、キャップ頂壁7後部中央を押し下げ
ることにより、左右中央部に設けた一対の係止突起10部
分を支点としてキャップ3前部が上方へ回動し、それに
伴い前半部に位置する係合突条11が下向き段部5より外
れる如く構成している。
壁8b内面の左右中央部に一対と、その前方少なくとも1
ヵ所とに設けて、キャップ3後部を押し下げ可能に構成
している。そして、キャップ頂壁7後部中央を押し下げ
ることにより、左右中央部に設けた一対の係止突起10部
分を支点としてキャップ3前部が上方へ回動し、それに
伴い前半部に位置する係合突条11が下向き段部5より外
れる如く構成している。
【0018】本実施例において、各係止突起10はその上
端縁を上記拡開部9下面に、また、外側縁を下部周壁8b
上部内面にそれぞれ連結し、下端縁が水平で、内側縁が
略垂直の板状をなしているが、各係止突起10の形状はこ
れに限られず、要は、キャップを装着した際に容器体大
外径部6上面に圧接する形状であれば良い。
端縁を上記拡開部9下面に、また、外側縁を下部周壁8b
上部内面にそれぞれ連結し、下端縁が水平で、内側縁が
略垂直の板状をなしているが、各係止突起10の形状はこ
れに限られず、要は、キャップを装着した際に容器体大
外径部6上面に圧接する形状であれば良い。
【0019】また、本実施例に於いて各係止突起10は、
下部周壁8b内面左右中央部にそれぞれ一対形成するとと
もに、それらの前方に周方向等間隔をあけて三ヶ所の計
五ヶ所設けているが、これに限られず、キャップ周壁8
内面左右中央に一対と、その前方に少なくとも1ヵ所設
ければその数は問わない(従って、後半部には形成しな
い。)。しかしながら、本実施例の如き数,設置位置に
係止突起10を設けると、キャップ3を装着させた際に安
定的に容器体2に固定できて好ましい。
下部周壁8b内面左右中央部にそれぞれ一対形成するとと
もに、それらの前方に周方向等間隔をあけて三ヶ所の計
五ヶ所設けているが、これに限られず、キャップ周壁8
内面左右中央に一対と、その前方に少なくとも1ヵ所設
ければその数は問わない(従って、後半部には形成しな
い。)。しかしながら、本実施例の如き数,設置位置に
係止突起10を設けると、キャップ3を装着させた際に安
定的に容器体2に固定できて好ましい。
【0020】また、本実施例では、キャップ後部を押し
下げた際に、拡開部9下面が大外径部6上面に当接して
必要以上の押し下げを防止する如く構成している。必要
以上の押し下げがあると、その時点で周壁8が容器体胴
部4や大外径部6の外面に当たって弾性的な変形量が大
きくなり、度重なる押し下げにより周壁8が変形して気
密性を損なう虞がある。従って、この拡開部9の位置
は、キャップ3後部を押し下げた際に、キャップ前半部
に設けた係合突条11が容器体大外径部6に乗り上げる程
度の位置であることが好ましい。
下げた際に、拡開部9下面が大外径部6上面に当接して
必要以上の押し下げを防止する如く構成している。必要
以上の押し下げがあると、その時点で周壁8が容器体胴
部4や大外径部6の外面に当たって弾性的な変形量が大
きくなり、度重なる押し下げにより周壁8が変形して気
密性を損なう虞がある。従って、この拡開部9の位置
は、キャップ3後部を押し下げた際に、キャップ前半部
に設けた係合突条11が容器体大外径部6に乗り上げる程
度の位置であることが好ましい。
【0021】上記拡開部9上方の上部周壁8a内周には周
方向複数のリブ12を縦設しており、各リブ12の縦設位置
下部に上記各係止突起10を連設させている。
方向複数のリブ12を縦設しており、各リブ12の縦設位置
下部に上記各係止突起10を連設させている。
【0022】また、本実施例に於いて、上記係合突条11
は下部周壁8b内面の前部中央部と、該中央部から等間隔
に120 °離間した位置に全体で三ヶ所設けているが、そ
の数は三ヶ所に限られず、二ヶ所でも四ヶ所以上でも良
いが、周壁8の前半部に必ず一ヶ所設ける必要がある。
そうしないと、キャップ3をしっかりと容器体2に固定
しずらい。即ち、上記各係止突起10と各係合突条11とで
大外径部6を挟持する如くキャップを固定するためであ
る。しかし、上記実施例の如き位置,数の突条11を設け
ると、確実なキャップ3の固定と、容易なキャップ後部
の押し下げを行えて好ましい。
は下部周壁8b内面の前部中央部と、該中央部から等間隔
に120 °離間した位置に全体で三ヶ所設けているが、そ
の数は三ヶ所に限られず、二ヶ所でも四ヶ所以上でも良
いが、周壁8の前半部に必ず一ヶ所設ける必要がある。
そうしないと、キャップ3をしっかりと容器体2に固定
しずらい。即ち、上記各係止突起10と各係合突条11とで
大外径部6を挟持する如くキャップを固定するためであ
る。しかし、上記実施例の如き位置,数の突条11を設け
ると、確実なキャップ3の固定と、容易なキャップ後部
の押し下げを行えて好ましい。
【0023】また、キャップにはその押し下げ部分を示
す表示13を設けると良い。この表示は、文字,記号等で
表現したもので、印刷等により施すことも、凹凸刻印す
ることも、また、別にシール等貼っても良い。この表示
13は図4に示す如くキャップ頂壁7上面の押圧該当位置
に設けても良いし、周壁後部に設けても良い。
す表示13を設けると良い。この表示は、文字,記号等で
表現したもので、印刷等により施すことも、凹凸刻印す
ることも、また、別にシール等貼っても良い。この表示
13は図4に示す如くキャップ頂壁7上面の押圧該当位置
に設けても良いし、周壁後部に設けても良い。
【0024】尚、図中14は計量用筒を示す。また、15
は、キャップ3後部を押し下げた際に大外径部6内側面
に嵌合する案内用の突起を示す。
は、キャップ3後部を押し下げた際に大外径部6内側面
に嵌合する案内用の突起を示す。
【0025】
【発明の効果】以上説明した如く本発明容器は、頂壁7
外周から垂下する周壁8内周上下方向中央部に周方向複
数突設した係止突起10下面を容器体大外径部6上面に圧
接させるとともに、係止突起10下方の周壁8内面を容器
体大外径部6外面に気密に嵌合させ、かつ周壁8下部内
面の複数箇所に横設した係合突条11を上記大外径部6下
面の下向き段部5下面へ係合させた軟質合成樹脂製の計
量兼用キャップ3を有し、上記周壁8前半部に少なくと
も一ヶ所の係合突条11を設けるとともに、上記係止突起
10をキャップ周壁8内面左右中央部に一対と、その前方
少なくとも一ヶ所とに設けてキャップ3後部を押し下げ
可能に構成したので、キャップ頂壁7後部を下方へ押し
込むことにより、キャップ中央部を中心にキャップ前方
が上方へ回動し、その結果、前半部に位置する係合突条
11が下向き段部5より外れてその部分から容易にキャッ
プを取り外すことができる。しかも、キャップ3装着時
には、各係止突起10下方の周壁8内面が容器体大外径部
6外面に気密に嵌合しているため、良好な気密性を維持
できるものである。
外周から垂下する周壁8内周上下方向中央部に周方向複
数突設した係止突起10下面を容器体大外径部6上面に圧
接させるとともに、係止突起10下方の周壁8内面を容器
体大外径部6外面に気密に嵌合させ、かつ周壁8下部内
面の複数箇所に横設した係合突条11を上記大外径部6下
面の下向き段部5下面へ係合させた軟質合成樹脂製の計
量兼用キャップ3を有し、上記周壁8前半部に少なくと
も一ヶ所の係合突条11を設けるとともに、上記係止突起
10をキャップ周壁8内面左右中央部に一対と、その前方
少なくとも一ヶ所とに設けてキャップ3後部を押し下げ
可能に構成したので、キャップ頂壁7後部を下方へ押し
込むことにより、キャップ中央部を中心にキャップ前方
が上方へ回動し、その結果、前半部に位置する係合突条
11が下向き段部5より外れてその部分から容易にキャッ
プを取り外すことができる。しかも、キャップ3装着時
には、各係止突起10下方の周壁8内面が容器体大外径部
6外面に気密に嵌合しているため、良好な気密性を維持
できるものである。
【0026】また、本発明容器は、上記した如くキャッ
プ頂壁後部を押し込むという極めて簡単な操作により容
易にキャップを外すことが出来、一方、キャップ装着時
には従来通り上方より押し込み嵌合させれば良いため、
取扱いが非常に便利である。
プ頂壁後部を押し込むという極めて簡単な操作により容
易にキャップを外すことが出来、一方、キャップ装着時
には従来通り上方より押し込み嵌合させれば良いため、
取扱いが非常に便利である。
【0027】また、本発明容器は、そのキャップを合成
樹脂の一体成形で形成でき、従来のこの種容器における
キャップを一部変形させただけの簡単な構造変更により
得られるため、製造も容易に行える。
樹脂の一体成形で形成でき、従来のこの種容器における
キャップを一部変形させただけの簡単な構造変更により
得られるため、製造も容易に行える。
【0028】また、本請求項2発明の如く構成すること
により、上記した効果に併せて、度重なるキャップの着
脱に際してもキャップ周壁の変形を起こし難く、より確
実な気密性の維持を長期にわたって発揮できるものであ
る。
により、上記した効果に併せて、度重なるキャップの着
脱に際してもキャップ周壁の変形を起こし難く、より確
実な気密性の維持を長期にわたって発揮できるものであ
る。
【図1】 本発明の一実施例を示す一部切欠き要部側面
図である。
図である。
【図2】 同実施例のキャップ後部を押し下げた状態を
示す一部切欠き要部側面図である。
示す一部切欠き要部側面図である。
【図3】 同実施例のキャップを斜め下方より見た斜視
図である。
図である。
【図4】 同実施例のキャップを示す平面図である。
【図5】 従来容器を示す一部切欠き要部側面図であ
る。
る。
2…容器体,3…キャップ,4…胴部,5…下向き段
部,6…大外径部,7…頂壁,8…周壁,9…拡開部,
10…係止突起,11…係合突条,
部,6…大外径部,7…頂壁,8…周壁,9…拡開部,
10…係止突起,11…係合突条,
Claims (2)
- 【請求項1】 底壁周縁から起立する円筒状の胴部4の
上部を、下向き段部5を介して大外径部6とした容器体
2と、頂壁7外周から垂下する周壁8内周上下方向中央
部に周方向複数突設した係止突起10下面を容器体大外径
部6上面に圧接させるとともに、係止突起10下方の周壁
8内面を容器体大外径部6外面に気密に嵌合させ、かつ
周壁8下部内面の複数箇所に横設した係合突条11を上記
大外径部6下面の下向き段部5下面へ係合させた軟質合
成樹脂製の計量兼用キャップ3とからなり、上記周壁8
前半部に少なくとも一ヶ所の係合突条11を設けるととも
に、上記係止突起10をキャップ周壁8内面左右中央部に
一対と、その前方少なくとも一ヶ所とに設けてキャップ
3後部を押し下げ可能に構成したことを特徴とする防湿
容器。 - 【請求項2】 キャップ周壁8上下方向中央部所定位置
に下外方へ拡開する拡開部9を設けてその下方の周壁を
拡径するとともに、キャップ後部を押し下げてキャップ
前半部に設けた係合突条11が大外径部6外面に乗り上げ
た際に、上記拡径部9下面が大外径部6上面に当接係止
する如く構成してなる請求項1記載の防湿容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6053333A JPH07237649A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 防湿容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6053333A JPH07237649A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 防湿容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07237649A true JPH07237649A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12939821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6053333A Pending JPH07237649A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 防湿容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07237649A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008532861A (ja) * | 2005-03-11 | 2008-08-21 | ギャラハー スヌース アーベー | 箱と蓋 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6053333A patent/JPH07237649A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008532861A (ja) * | 2005-03-11 | 2008-08-21 | ギャラハー スヌース アーベー | 箱と蓋 |
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