JPH07237337A - ポータブルプリンタ - Google Patents

ポータブルプリンタ

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Publication number
JPH07237337A
JPH07237337A JP6054510A JP5451094A JPH07237337A JP H07237337 A JPH07237337 A JP H07237337A JP 6054510 A JP6054510 A JP 6054510A JP 5451094 A JP5451094 A JP 5451094A JP H07237337 A JPH07237337 A JP H07237337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
printing
lid
cover
portable printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6054510A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Fujioka
聡 藤岡
Keiichi Oshima
敬一 大島
Kazuhisa Kawakami
和久 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP6054510A priority Critical patent/JPH07237337A/ja
Publication of JPH07237337A publication Critical patent/JPH07237337A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポータブルプリンタの蓋体に印字前と印字後
の両シートを受ける機能を付与させること。 【構成】 カバー1の上面にシートの挿入口13と排出
口9を近接して設け、このシート挿入口に臨ませて印字
前のシートと印字後のシートを支える蓋体26を開閉自
在に設け、さらにこの蓋体26の内面一側に記録ヘッド
の動きを抑える度当り片34と、メインスイッチ3をO
FFにする突起36を設けるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポータブルプリンタに関
し、より詳しくはそのケースの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電池を電源とするポータブルプリンタで
は、印字時の紙送り性と、携帯時の持ち運び性をよくす
るために、特開昭62−220362号公報あるいは実
公平2−23407号公報に見られるように、プリンタ
ケースの蓋をカットシートのトレイに兼用させるように
している。
【0003】しかしながら、これらのものには印字後の
シートを収容するトレイについてまでは設けられていな
いため、印字後のシートが机上等に直接排出されて散乱
したり、あるいは他のシートと混じり合ってしまうとい
った不都合を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
ケースの上面を覆う蓋体に印字前のシートのみならず、
印字後のシートをも支持できるようにした新たなポータ
ブルプリンタを提供することにある。
【0005】また、本発明の他の目的とするところは、
蓋体を閉じると同時に記録書込み手段の動きを抑えたり
シート排出用ローラを収容できるようにすることにあ
り、さらには、プリンタの背面からもシートを挿入して
印字することができるようにしたことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はこの
ような課題を達成するためのポータブルプリンタとし
て、プリンタ本体を覆うカバーの上面に、シートの挿入
部と排出部を近接して設けるとともに、シート挿入部の
シート排出部と反対側の縁に臨ませるようにして、内面
を印字前のシートと印字後のシートの支持部をなす蓋体
をカバーの上面を覆い得るよう開閉自在に取付けること
により、この蓋体に、印字前のシートのみならず、印字
後のシートをも支持させることができるようにしたもの
であり、また、この蓋体の内面に、記録書込み手段の一
部と当接する度当り片を設け、あるいはプリンタの背面
に給紙用トレイを設けることによって、蓋体の閉止と同
時に記録書込み手段の動きを抑えたり、あるいはプリン
タの背面からもシートを挿入して印字することができる
ようにしたものである。
【0007】
【実施例】そこで以下に本発明の実施例について説明す
る。図1は通常の印字状態での本発明の一実施例を示し
たものである。
【0008】図において符号1はインクジェットプリン
タの本体を覆うカバーで、このカバー1には、手許側に
操作パネル2とメインスイッチ3が設けられ、また、こ
の上面は背面4側に設けたシート受け5部分を除いて開
放されていて、ここには手許側を支点として回動する頂
板7が開閉自在に枢支されている。
【0009】この頂板7は、シート受け5との間にシー
トの排出部9として若干の隙間が形成されるような長さ
を有していて、その前端縁には、後述する排紙ローラ2
2に接して転動する複数の従動ローラ8‥‥と、後述す
る排出ローラ23と協同して印字後のシートsをシート
受け5に排出するためのローラ11を備えたローラレバ
ー10がバネの付勢力を受けて常時突出位置に保持され
るよう起伏自在に取付けられている。
【0010】一方、上記したカバー1の内部には、図4
に示したように、シート受け5よりも背面4側に設けた
シート挿入口13から挿入された印字前のシートsをU
字状に曲成しつつプラテン14に向けて送り込む一連の
紙送りローラ15、16が設けられ、またこのカバー1
の裏板6側には、ここに設けたシート挿入口18から挿
入したシートsをプラテン14のもとへ真っすぐに送り
込む紙送りローラ20が設けられている。
【0011】またさらにこのカバー1の内部には、プラ
テン14に沿ってその直上部にロッド21が張り渡され
ていて、このロッド21には、上記した従動ローラ8と
協同して印字後のシートsをシート排出口9へ排出する
排紙ローラ22が軸支され、また、この排紙ローラ22
によって引出されたシートsをシート受け5へと排出す
るための歯車型のローラ23を備えた排出ローラレバー
24が、バネに付勢されて常時頂板7上へ突出するよう
起伏自在に取付けられている。
【0012】再び図1に戻って、図中符号26は、シー
ト排出口9とは反対側のシート挿入口13の縁部に臨ま
せるようにして基端を開閉自在に枢支した蓋体で、この
蓋体26は、不使用時もしくは持ち運びの際にカバー1
の上面を覆っておく蓋の機能と、印字前のシートsと印
字後のシートsとを支持するトレイとしての機能を有す
るもので、この蓋体26の内面一側には、L字状をなす
シートの位置決め分離突部27が突設されていて、その
垂直面28を印字前のシートsの一側を位置決めする位
置決め部、頂面29を印字前のシートsと印字後のシー
トsを分離する分離面として構成されている。
【0013】この蓋体26にはその自由端側内面に、補
助プレート30の基端部が回動自在に枢支され、さらに
この補助プレート30の基端部側中央にはスリット31
が形成されていて、蓋体26を閉じる際にはスリット3
1を蓋体26内面の枢支部直下に突設した係止突部32
に係止して補助プレート30と蓋体26とを合致させ、
また蓋体24を立てた際には、その内面の枢支部直上に
設けた図示しない係止突部に係止させ、蓋体26の上方
にさらに補助プレート30を延長させるようにしてカッ
トシートの曲がりを抑えるように構成されている。
【0014】またさらに、この蓋体26の内面には、シ
ートの位置決め分離突部27の外側、つまりプリンタ本
体の非印字領域と対応する部分に、頂板7の一側に設け
た凹部7aに入り込む度当り片34が一体的に突出形成
されていて、蓋体26を閉じた際には、図5に示したよ
うに、この度当り片34を非印字領域に帰還したキャリ
ッジ17の一部に当接させて持ち運びの際に記録ヘッド
18が盲動するのを抑えるように構成されており、また
図には示していないが、蓋体26に合致させた状態での
補助プレート30の内面には、上記した排出ローラレバ
ー24をカバー1内に押込むための突起が形成されてい
る。
【0015】なお図中符号36は、特開昭62−220
362号公報に見られるような、蓋体26を閉じた際に
メインスイッチ3を押圧してこれをOFFに切換える突
起を示している。
【0016】他方、図2、図3はカバーの背面4を下に
して立てた状態を示したもので、カバー1の裏板6に設
けた第2のシート挿入口19には、基端を臨ませるよう
にして給紙トレイ38が枢支され、不使用時には、カバ
ー1の裏板6に設けた一段低い収納凹部20にこれを格
納し、通常のシート給送時には、図2に示したように、
その両側に設けた係止片39、39を収納凹部20の両
側に設けた係止部40、40に係止して、この給紙トレ
イ38を上向き斜めに保持し、また、ハガキのような厚
手のシートを給送する場合には、図3に示したように、
シート挿入口19の下縁に設けた凸条部41に当接させ
ることにより、給紙トレイ38を裏板6に対してほぼ直
角の位置まで開いて、厚手のシートをプラテン14に向
けて真直ぐに送り込めるように構成したもので、図中符
号42は、この給紙トレイ38の自由端縁部に回動自在
に取付けた補助プレートを示している。
【0017】このように構成されたポータブルプリンタ
は、その持ち運びの際、裏板18の収納凹部20に第2
の給紙トレイ38を格納するとともに、図5に示したよ
うに、蓋体26を倒伏させてカバー1の上面を覆うよう
にする。
【0018】これにより、バネに付勢されて上面から突
き出していた両ローラレバー10、24は、補助プレー
ト30の内面に設けた図示しない突起によりカバー1内
に押込められ、また、非印字領域に帰還したキャリッジ
17の一部は、頂板7の凹部7aから内部に貫入した度
当り片34と当接してその位置に拘止され、記録ヘッド
18のノズル部分を図示しないキャップに覆わせた状態
でその動きを抑えるとともに、カバー1の手許のメイン
スイッチ3は、蓋体26の内面に突設した突起36によ
りOFFに切換えられて電池の無駄な損耗が抑えられ
る。
【0019】つぎにこの状態から印字操作を行うべく蓋
体26を立ち上げると、これに伴ってバネに付勢された
両ローラレバー10、24はカバー1の上面に突出し、
また度当り片34により拘止を解かれた記録ヘッド18
は印字領域への走行が可能になる。
【0020】したがって、さらに補助プレート30を蓋
体26の上方へ立ち上げ、その内面に所要枚数のシート
sを載置した上でメインスイッチ3をONにして操作パ
ネル2を操作すると、シート挿入口13から入り込んだ
シートsは、紙送りローラ15、16によりU字状に曲
成されながらプラテン14のもとへ送り込まれ、ここで
所要の記録が書込まれた上、排紙ローラ21と従動ロー
ラ8とによってカバー1の上面に送り出され、さらにそ
の後端を排出ローラ23により突上げられるようにし
て、蓋体26の内面に積層された印字前のシートsの上
に位置決め分離突起27により分離された状態でシート
受け5の上に排出される。
【0021】また一方、ハガキのような厚手のシートに
印字する場合には、背面4が下になるようにしてカバー
1を立て、この状態で、図3に示したように、裏板6の
凹部20に格納した給紙トレイ38を水平位置まで開い
た上、その内面を案内としてシートsを挿入口19に押
込む。
【0022】これにより、図4に見られるようにシート
sは真っすぐプラテン22のもとへ送り込まれて印字さ
れた上、排紙ローラ22により蓋体26の上に排出され
る。
【0023】また、ハガキサイズより大きな例えばA4
サイズの厚紙に印字を行う場合には、水平状態での用紙
挿入ではプリンタの周囲に広いスペースが必要となり、
また挿入時に用紙を手で支えていなければならないた
め、このような場合には、カバー1を立てた状態で給紙
トレイ38を図2に示した位置、つまり斜めの位置に保
持し、その上に必要な数のシートsを載置して印字を行
えば、緩い紙搬送経路によりジャムの発生と印字後の用
紙のカールを抑えつつ楽に印字を行うことができる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、本体
カバーの上面に、シートの挿入口と排出口を近接させて
設けるとともに、シートの挿入口に臨ませて内面を印字
前と印字後の各シートの支持部となした蓋体を開閉自在
に枢支したので、単一の蓋体に、印字前と印字後のシー
トを載置する機能を付与させて、部品点数をさらに削減
してプリンタのより小型化を図ることができるととも
に、プリンタ本体を載置するだけの僅かなスペース内で
必要な印字操作を行わせることができる。
【0025】しかも、この蓋体の内面に記録書込み手段
を拘止する度当り片とメインスイッチをOFFにする部
分を設けたので、持ち運びの際における記録ヘッドの盲
動によるダメージを未然に抑えるとともに、電源電池の
消耗を未然に防止することができる。
【0026】またさらに、本体カバーの裏板にもシート
挿入口を設けて、ここに給紙トレイを開閉自在に設ける
ようにしたので、比較的広いスペースがある場合には、
この給紙トレイと蓋体とを利用することによって、ジャ
ムの発生と印字後の用紙のカールの少ないより確実な印
字処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓋体を開いた状態をもって示した本発明の一実
施例をなすプリンタの斜視図である。
【図2】同上プリンタの他の使用状態を示した斜視図で
ある。
【図3】同じく他の使用状態を示した斜視図である。
【図4】蓋板を開いた状態での同上プリンタの内部構造
を示した図である。
【図5】持ち運び状態での同上プリンタの内部構造を示
した図である。
【符号の説明】
1 カバー 3 メインスイッチ 9 シート排出口 13、19 シート挿入口 24 排紙ローラレバー 26 蓋体 27 位置決め分離部材 34 度当り片 36 突起 38 給紙トレイ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ本体を覆うカバーの上面に、シ
    ートの挿入部と排出部を近接して設けるとともに、上記
    シート挿入部のシート排出部とは反対側の縁に臨ませ
    て、内面を印字前のシートと印字後のシートの支持部を
    なす蓋体を上記カバーの上面を覆い得るよう開閉自在に
    取付けたことを特徴とするポータブルプリンタ。
  2. 【請求項2】 上記蓋体の内面一側に、印字前のシート
    の一側を揃える垂直部分と、印字前のシートと印字後の
    シートを分離する水平部分とを設けた位置決め分離突部
    を突出形成したことを特徴とする請求項1記載のポータ
    ブルプリンタ。
  3. 【請求項3】 上記蓋体内面の非印字領域と対応する部
    分に、記録書込み手段の一部と当接して該手段の動きを
    抑える度当り片を突出形成したことを特徴とする請求項
    1記載のポータブルプリンタ。
  4. 【請求項4】 上記蓋体内面の一部に、上記カバー上の
    メインスイッチと当接して電路を断つよう切換える突起
    を突出形成したことを特徴とする請求項1記載のポータ
    ブルプリンタ。
  5. 【請求項5】 上記プリンタ本体のシート排出部に、上
    記蓋体の開放時には上記カバーの上面に突出するよう付
    勢されたシート排出用ローラを出没自在に配設したこと
    を特徴とする請求項1記載のポータブルプリンタ。
  6. 【請求項6】 上記カバーの裏板に、上記プリンタの印
    字部に対応させて第2のシート挿入口を設けるととも
    に、該シート挿入口に臨ませて、上記裏板に重合する位
    置と、上記裏板に対して斜めの開放位置と、略直角な開
    放位置との3つの位置に位置決めし得る給紙用トレイを
    回動自在に配設したことを特徴とする請求項1記載のポ
    ータブルプリンタ。
JP6054510A 1994-02-28 1994-02-28 ポータブルプリンタ Pending JPH07237337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6054510A JPH07237337A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 ポータブルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP6054510A JPH07237337A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 ポータブルプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07237337A true JPH07237337A (ja) 1995-09-12

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ID=12972648

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6054510A Pending JPH07237337A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 ポータブルプリンタ

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JP (1) JPH07237337A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7510278B2 (en) 2005-03-04 2009-03-31 Funai Electric Co., Ltd. Image forming apparatus
CN108974996A (zh) * 2018-06-01 2018-12-11 苏州市东成办公科技有限公司 一种办公设备搓纸分页设备

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7510278B2 (en) 2005-03-04 2009-03-31 Funai Electric Co., Ltd. Image forming apparatus
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011226