JPH07237233A - 大豆蛋白樹脂の製造方法 - Google Patents

大豆蛋白樹脂の製造方法

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JPH07237233A
JPH07237233A JP5501194A JP5501194A JPH07237233A JP H07237233 A JPH07237233 A JP H07237233A JP 5501194 A JP5501194 A JP 5501194A JP 5501194 A JP5501194 A JP 5501194A JP H07237233 A JPH07237233 A JP H07237233A
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water
press
molding
resin
soybean protein
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JP5501194A
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Kazuhiro Aso
和博 阿曽
Satoshi Ibaraki
敏 茨木
Yukihiro Fukushima
幸裕 福島
Chiho Maeda
知穂 前田
Hiroshi Nakayama
博 中山
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】均質性、耐水性に優れた大豆蛋白樹脂の製造方
法を提供する。 【構成】大豆蛋白を加熱プレス成形により樹脂化するに
際し、適当量の水分を添加し、一旦低温でプレス成形し
た後に高温加熱するか、或は適当量のポリオール化合物
を混合して加熱プレス成形を行う。 【効果】簡便、かつ工業的レベルでの均質性、耐水性に
優れた大豆蛋白樹脂の製造が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐水性に優れた、天然
崩壊性を有する大豆蛋白質樹脂を、工業的に簡便に製造
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】膨大なプラスチック廃棄物の処理問題等
から、近年、易処理性のプラスチックが望まれている。
易処理性プラスチックの一つとして、カゼイン、ゼラチ
ン、大豆蛋白等の天然蛋白質を原料とする樹脂の研究が
古くから行われている。天然蛋白質を原料とする樹脂の
製造方法としては、湿式法と乾式法とが提案されてい
る。湿式法は蛋白質を水またはアルカリ溶液に溶解し注
型後、水を蒸発させるか、あるいは、酸浴等の凝固浴に
押し出し成形する方法であるが、製造過程で多量の水を
必要とし、水除去工程で多量のエネルギーを要するため
不経済である。一方、乾式法には押し出し成形法とプレ
ス成形法があり、いずれの場合も原料として蛋白質の粉
末もしくは蛋白質の造粒粉末を使用するため、湿式法に
較べると水添加量が小さく、水除去工程も必要としない
ため経済性が高い。
【0003】天然蛋白質を原料とする樹脂は一般に耐水
性の悪さが欠点となっていた。自然界に豊富に存在する
大豆蛋白質の場合も例外ではなく、プレス成形法(乾式
法)で成形した樹脂についても耐水性が問題であった。
この耐水性は高い温度(例えば90℃よりも150 ℃)でプ
レス成形した方が改善されるが、高温プレスした場合、
原料中の水の発泡に起因する不均一化が起こる。即ち、
高温プレス成形を行った後、温度を十分下げずに成形品
を取り出すと、樹脂内部に水蒸気由来の気泡が生成し、
均質な成形品を得ることができない。高温成形後、プレ
ス機の温度を下げて取り出すと樹脂内部の気泡の発生を
抑えることができるが、プレス機の昇温、冷却の繰り返
しは不経済であり、工業生産には不適である。また、水
の添加量を極力抑えると、樹脂化しない部分が生成し、
耐水性が著しく悪くなると共に成形品が不均一化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みなされたものであって、その目的とするところ
は、経済性の高い乾式法に於て、均質性が高く、かつ耐
水性に優れた大豆蛋白樹脂の簡便かつ工業的な製造方法
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、大豆蛋白
と15〜60重量%(以下%と記載)の水とを含有して
なる混合物を、80℃以上100℃未満でプレス成形
し、次いで、100℃以上で加熱することを特徴とする
大豆蛋白樹脂の製造方法(以下A法と記載)、並びに、
大豆蛋白と、大豆蛋白に対して10〜50%のポリオー
ル化合物とを含有してなる混合物を、80℃以上、30
Kg/cm2 以上でプレス成形することを特徴とする大
豆蛋白樹脂の製造方法(以下B法と記載)によって達成
される。以下、本発明の詳細について述べる。
【0006】本発明に用いられる大豆蛋白は、脱脂大豆
蛋白、分離大豆蛋白、大豆蛋白等、及びこれらを加水分
解して低分子量化したもの等が挙げられ、蛋白質の純度
が低いと不透明性が増したり、成形性が低下する場合が
あるため、蛋白質純度は80%以上であることが好まし
い。また、分子量については、分子量が低すぎると樹脂
の成形性、耐水性が低下するため、低分子量化処理を行
なっていないものが好ましい。
【0007】製造方法A法は、例えば、次のようにして
行う。すなわち、まず、大豆蛋白原料に加水し、混合す
る。A法の場合、水分率は、15〜60%であることが
必要であり、好ましくは20〜40%がよい。原料の水
分率が15%未満であると、樹脂化が起こりにくく均一
な樹脂成形物が得ることができない。また、60%より
高いと、プレス成形の際、流れ性が高く、型枠から樹脂
が流れ出てプレス成形ができない。また、添加水分が樹
脂中に均一に分布するよう十分混合することが望まし
い。
【0008】次に、上記混合物を、均一混合した大豆蛋
白混合物を型枠に充填し、プレス成形する。プレス成形
条件としては、プレス温度は80℃以上100℃未満で
あることが必要であり、好ましくは90〜95℃が良
い。プレス温度が80℃未満では樹脂化が起こらず、1
00℃以上では内部に水蒸気由来の気泡が発生し、一旦
温度を低下せしめないと均質な樹脂成形品は得られな
い。また、プレス圧は50kg/cm2 以上、好ましく
は200Kg/cm2 以上が良い。プレス圧が50Kg
/cm2 未満では樹脂化が起りにくい。
【0009】次に、プレス成形後、100℃以上で加熱
する。この条件としては100〜150℃で、5〜24
時間の加熱が好ましい。加熱温度が100℃未満の場
合、得られた樹脂の耐水性が低くなる。また、極度に高
温で加熱処理を行うと樹脂の炭化を導く傾向にある。ま
た、この加熱に先立ち、一旦50〜100℃で、5〜2
4時間予備乾燥することが好ましい。プレス成形後、予
備乾燥を行わず直接加熱を行うと、樹脂にひび割れが生
じることがある。
【0010】次に、本発明の製造方法B法の場合、ポリ
オール化合物を添加することにより、一段階の高温プレ
ス加工でも発泡による不均一化がなく、かつ耐水性に優
れた樹脂化が可能である。B法に用いるポリオール化合
物としては、グリセリン、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、トリエチレングリコール等の多価アル
コール、PVA等が挙げられ、また、これらを混合して
用いてもよい。中でも、グリセリンを用いると、好結果
が得られる。
【0011】本発明のB法は、例えば、次のようにして
行う。すなわち、まず、大豆蛋白原料とポリオール化合
物とを混合する。ポリオール化合物の添加量は、大豆蛋
白原料に対し10〜50%であり、好ましくは10〜4
0%である。ポリオール化合物の添加量が10%未満で
は樹脂化がうまく起こらず、また、50%を超えると成
形時ポリオール化合物の漏出が起こり易くなり、均一な
樹脂化を行うことができなくなると共に却って耐水性も
悪くなる。
【0012】また、大豆蛋白混合物の水分率は、好まし
くは5〜25%、更に好ましくは5〜20%とすること
が好適である。水分率が5%未満では樹脂化が起こりに
くく、また、25%を超えると発泡による気孔形成が起
こり不均一化することがある。市販の大豆蛋白原料は通
常5〜10%程度の水分を含んでおり、また、ポリオー
ル化合物も含水していることが多いので、このような場
合は、実際には水の添加工程を省略することができる。
水を添加する場合は、均一化の点から予めポリオール化
合物に水を添加、混合した後、大豆蛋白原料と混合する
方がよい。
【0013】次に、上記混合物をプレス成形する。プレ
ス成形条件としては、均一混合した大豆蛋白混合物を型
枠に充填した後、80℃以上、30Kg/cm2 以上、
好ましくは50Kg/cm2 以上でプレス成形する。温
度が80℃未満では樹脂化の不十分な部分ができる。ま
た、成形温度が高くなる程耐熱性が向上するが、蛋白質
の炭化分解が生じるようになるので、200℃以下とす
ることが望ましい。また、水分率が20%を超える場合
には、温度は100℃未満とすることが好ましい。
【0014】また、プレス圧は、高い程、得られる大豆
蛋白樹脂の耐水性は良好となる。最適プレス圧は、プレ
ス温度、ポリオール化合物添加量によって異なり、温度
が高くなる程、またポリオール化合物添加量が大きくな
る程必要なプレス圧は低くてもよいが、30Kg/cm
2 未満では樹脂化の不十分な部分ができ易くなり、均質
な樹脂形成が困難になると共に、耐水性能も低下する。
また、上記プレス成形の後、100℃以上で加熱するよ
うにしてもよい。
【0015】また、上記樹脂成形の際、架橋剤を添加す
ることは、耐水性の向上において非常に効果的である。
本発明に用い得る架橋剤としては、多官能性エポキシ化
合物、多官能性イソシアネート化合物、多官能性アルデ
ヒド化合物及びホルムアルデヒド等が挙げられる。中で
も、得られる大豆蛋白樹脂の均一性の点から、多官能性
エポキシ化合物、ホルムアルデヒドが好ましい。ここで
いう多官能性エポキシ化合物は、エポキシ基を2個以上
有する低分子量ないし高分子量の化合物である。市販品
の具体例を挙げると、例えば、デナコールEX313、
デナコールEX614B、デナコールEX832(ナガ
セ化成工業株式会社)等がある。
【0016】また、本発明で用いる多官能性イソシアネ
ート化合物はイソシアネート基を2個以上有する低分子
量ないし、高分子量の化合物である。低温でのイソシア
ネート基と蛋白質の反応を避けるため、遊離のイソシア
ネート基を予めブロック剤で保護してなるブロック化多
官能性イソシアネート化合物が好ましい。市販品の具体
例を挙げると、例えば、エラストロンBN69、エラス
トロンBN11、エラストロンBN08(第一工業株式
会社)等がある。また、本発明で用いる多官能性アルデ
ヒド化合物としてはグルタルアルデヒド、グリオキサー
ル等が挙げられる。
【0017】架橋剤の添加量は、架橋剤の種類によっ
て、また、大豆蛋白の純度、分子量によって様々である
が、例えば、市販の90%分離大豆蛋白(例えば、ニュ
ーフジプロSE(不二製油))を原料とする場合、1%
以上が好ましい。添加量が多ければ多いほど耐水性は向
上するが、樹脂の透明性および可撓性が低下し、堅い樹
脂となる傾向にある。架橋剤処理法として、特に薄物の
場合は、プレス成形後、加熱を行う前に架橋剤処理を行
うと良い。つまり、プレス成形後の樹脂を架橋剤の水溶
液もしくはエマルジョン溶液に浸漬し、室温乾燥後、加
熱を行うことは、樹脂の耐水性向上に非常に効果的であ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の製造方法によれ
ば、豊富な蛋白原料である大豆蛋白を用いて、水蒸気由
来の気泡形成に因る不均一化を招くことなく、耐水性に
優れた樹脂形成が可能であり、天然崩壊性を有する大豆
蛋白樹脂の、簡便で工業的な成形技術を提供し得るもの
である。次に本発明を実施例を挙げて具体的に説明す
る。
【0019】
【実施例1】含水率の異なる90%分離大豆蛋白(ニュ
ーフジプロSE;不二製油( 株) 製)5gを型枠(長さ
50×幅35×深さ50mm)に各々充填し、下記の成
形条件でプレス成形を行い、樹脂化サンプルを得た。 成形条件a:90℃、360Kg/cm2 で10分間プ
レス成形した後、50℃で12時間予備乾燥し、次いで
130℃で12時間加熱する。 成形条件b:90℃、360Kg/cm2 で10分間プ
レス成形する。 成形条件c:130℃、310Kg/cm2 で10分間
プレス成形する。 得られるサンプルの、透明性、均質性、膨潤度及び溶解
率について評価を行った。その評価結果を表1に示す。
但し、膨潤度は、25×20×3mmに切り出した成形
板を蒸留水に24時間浸漬した後の体積の元体積に対す
る倍率を示す。また、溶解率は、24時間後の浸漬液の
蛋白濃度をLowry法で測定し、溶解蛋白量の初期重
量に対する比率を求めた。
【0020】プレス成形後加熱処理をしなかった場合、
すなわち、比較例1,2は耐水性が低く、膨潤度、溶解
率とも高い。また、比較例3はプレス成形時の温度が高
かったので、発泡により変形かつ不透明化した。これに
対しプレス成形後、加熱処理を行ったもの、実験例1,
2は均質な樹脂となり、膨潤度、溶解率も低く、耐水性
も良好であったが、比較例4のように含水率の低い場合
には樹脂化程度が十分でなく、比較例5のように水分率
が高すぎる場合は型枠からの原料漏出があり均質性も良
好でない結果が得られた。
【0021】
【表1】
【0022】
【実施例2】含水率35%の90%分離大豆蛋白5g
に、架橋剤としてポリエポキシ化合物(ナガセ化成工業
株式会社)EX313及びEX614Bを表2に示す割
合でそれぞれ添加均一混合し、実施例1と同様の型枠に
充填、90℃、250kg/cm2 の条件で10分間プ
レス成形後、50℃で12時間予備乾燥を行い、次い
で、130℃で12時間加熱を行い、樹脂化サンプルを
得た。評価結果を表2に示す。架橋剤としてのポリエポ
キシ化合物の添加により耐水性が向上した。
【0023】
【表2】
【0024】
【実施例3】含水率20%の90%分離大豆蛋白(ニュ
ーフジプロSE)5gにグリセリン30%を添加し、更
に架橋剤としてグルタルアルデヒドを添加、均一混合
し、実施例1で用いた型枠に充填、実施例1に示した成
形条件でプレス成形を行い、樹脂化サンプルを得た。評
価結果を表3に示す。グリセリンの添加により、加熱プ
レス後の加熱処理を行わなくても良好な樹脂化結果が得
られた。また、グルタルアルデヒドの添加により耐水性
が向上していることが明かである。
【0025】
【表3】
【0026】
【実施例4】30%グリセリンを含有し、含水率15%
の90%分離大豆蛋白5gにポリイソシアネート系架橋
剤(第一工業製薬)BN11、BN08、BN69を添
加、均一混合し、実施例1と同様の型枠に充填し、90
℃、350Kg/cm2 、10分間プレス成形し、50
℃で12時間予備乾燥後、130℃で12時間加熱を行
った。触媒としてエラストロンキャタリスト−64を
0.5%を使用した。評価結果を表4に示す。ポリイソ
シアネート系架橋剤の添加により耐水性改善効果が認め
られる。
【0027】
【表4】
【0028】
【実施例5】含水率10%の90%分離大豆蛋白(ニュ
ーフジプロSE;不二製油( 株) 製)5gに、グリセリ
ンを添加、均一混合した。これを実施例1と同様の型枠
に充填し、実施例1に示した各種成形条件でプレス成形
を行い、樹脂化サンプルを得た。但し、比較例7は、水
添加により含水率を20%とした。評価結果を表5に示
す。大豆蛋白原料にグリセリンを添加しない場合、すな
わち、比較例5は、樹脂化せず、らくがん風の粒子凝集
物となった。膨潤度、溶解率とも高く、耐水性の悪い物
となった。グリセリン5%を添加した場合、すなわち、
比較例6は一部樹脂化している部分もあったが、均質な
成形物を得ることはできなかった。また、比較例7は、
均質な樹脂形成は可能であったが、膨潤度が高く耐水性
は低かった。また、グリセリン60%を添加した場合、
すなわち、比較例8は、型枠からのグリセリン溶出が起
こり、不均一、かつ、やや耐水性の悪い樹脂状物となっ
た。一方、グリセリンを10%、30%、50%添加し
たもの、すなわち、実験例17から19は均質な樹脂と
なり、膨潤度、溶解率についても低く、耐水性が大幅に
改善された。
【0029】
【表5】 注:比較例7の含水率は20%.
【0030】
【実施例6】含水率15%の90%分離大豆蛋白5gに
グリセリンを30%添加、均一混合し、実施例1と同様
の型枠に充填し、90℃でプレス圧条件を変え、10分
間プレス成形することにより樹脂化サンプルを調製し
た。評価結果を表6に示す。プレス圧が高いほど耐水性
が向上することが解る。
【0031】
【表6】
【0032】
【実施例7】グリセリン30%を含有し、含水率15%
に調整した90%分離大豆蛋白5gを、実施例1と同様
の型枠に充填し、プレス圧217Kg/cm2 で、10
分間、表7に示す各温度でプレス成形し樹脂化サンプル
を調製した。評価結果を表7に示す。プレス温度80℃
以上で樹脂化が良好に起こり、耐水性も改善されること
が解る。
【0033】
【表7】
【0034】
【実施例8】90%分離大豆蛋白3gに対しグリセリン
30%を添加、均一混合し、含水率20%に調整後、実
施例1と同様の型枠に充填し、150℃、217kg/
cm2 、10分間プレス成形した成形品を、ホルマリ
ン、BN11、EX313の10重量%水溶液に24時
間浸漬後、室温で10時間予備乾燥し、次いで、100
℃で12時間加熱した。評価結果を表8に示す。プレス
成形後の架橋処理が耐水性の向上に有効であることがわ
かる。
【0035】
【表8】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大豆蛋白と15〜60重量%の水とを含
    有してなる混合物を、80℃以上100℃未満でプレス
    成形し、次いで、100℃以上で加熱することを特徴と
    する大豆蛋白樹脂の製造方法。
  2. 【請求項2】 大豆蛋白と、大豆蛋白に対して10〜5
    0重量%のポリオール化合物とを含有してなる混合物
    を、80℃以上、30Kg/cm2 以上でプレス成形す
    ることを特徴とする大豆蛋白樹脂の製造方法。
JP5501194A 1994-02-28 1994-02-28 大豆蛋白樹脂の製造方法 Pending JPH07237233A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0863942A1 (en) * 1995-11-29 1998-09-16 Midwest Grain Products Biodegradable, grain protein-based solid articles and forming methods
KR100740685B1 (ko) * 2006-06-08 2007-07-18 주식회사농심 검은콩 단백 분말의 제조 방법

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