JPH07237104A - 管内研磨工具 - Google Patents

管内研磨工具

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Publication number
JPH07237104A
JPH07237104A JP2665994A JP2665994A JPH07237104A JP H07237104 A JPH07237104 A JP H07237104A JP 2665994 A JP2665994 A JP 2665994A JP 2665994 A JP2665994 A JP 2665994A JP H07237104 A JPH07237104 A JP H07237104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polishing
wheel
pipe
polishing wheel
pipe interior
Prior art date
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Pending
Application number
JP2665994A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Kutsuna
直行 沓名
Noriyoshi Tsuji
徳義 辻
Mine Sakata
峯 坂田
Tsutomu Masaki
勉 正木
Hiromasa Kamei
博正 亀井
Shoji Kushimoto
彰司 櫛本
Tomikane Saida
富兼 斉田
Hiroshi Hanazawa
弘史 花澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Chubu Electric Power Co Inc, Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Chubu Electric Power Co Inc
Priority to JP2665994A priority Critical patent/JPH07237104A/ja
Publication of JPH07237104A publication Critical patent/JPH07237104A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 研磨状態の確認を行うことができることを目
的とする。 【構成】 研磨輪が研磨面に押付けられて研磨を行うと
ともに研磨面に向けて設けられたカメラにより研磨状態
の遠隔確認が行われ研磨輪と係合して設けられた回転検
出器により研磨輪の回転数の変化が検出され研磨輪の管
径方向への移動量に基づいて研磨量検出器が研磨量を検
出するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラ管寄せ管(ボイ
ラチューブのヘッダ)などにおける管内面の研磨に適用
される管内研磨工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に管内面の研磨作業は遠隔操
作であるために研磨状態の確認はグラインダの回転者、
或いは遠方から目視するしかなく、またボイラ管寄せ管
などにおける管内面の研磨作業では研磨状態の確認を行
うことができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ボイラ
管寄せ管などにおける管内面の研磨作業では研磨状態の
確認を行うことができないため、効率よく安定した研磨
を行うには高熟練のオペレータが必要で、オペレータに
よって研磨量にばら付きがあり品質面で問題となる。特
に、ボイラ管寄せ管などにおける管内面の研磨作業は総
て遠隔操作で行われ、荒研磨から仕上げの鏡面研磨まで
が要求されるために正確な研磨面の管理が必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る管内研磨工
具は上記課題の解決を目的にしており、回転しながら研
磨面に押付けられて研磨を行う研磨輪と、研磨面に向け
て設けられ研磨状態の遠隔確認を行うカメラと、上記研
磨輪と係合して設けられ上記研磨輪の回転数の変化を検
出する回転検出器と、上記研磨輪の管径方向への移動量
に基づいて研磨量を検出する研磨量検出器とを備えた構
成を特徴とする。
【0005】
【作用】即ち、本発明に係る管内研磨工具においては、
研磨輪が研磨面に押付けられて研磨を行うとともに研磨
面に向けて設けられたカメラにより研磨状態の遠隔確認
が行われ研磨輪と係合して設けられた回転検出器により
研磨輪の回転数の変化が検出され研磨輪の管径方向への
移動量に基づいて研磨量検出器が研磨量を検出するよう
になっており、回転検出器により研磨輪の回転数の変化
が検出されることにより研磨状態の確認をカメラと回転
検出器と研磨量検出器とにより行うことができ、この研
磨状態の確認に基づいて研磨輪を研磨面に押付ける加圧
力などを調整して高精度に研磨面を仕上げることが可能
になる。
【0006】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係る管
内研磨工具の説明図である。図において、本実施例に係
る管内研磨工具はボイラ管寄せ管などの管内面の研磨に
使用されるもので、図に示すように研磨工具本体1に揺
動機構b、案内支持機構c、案内棒d、先端芯出し機構
eなどが連結されて構成されており、ボイラ管寄せ管a
の検査孔fから挿入されて研磨位置へ案内棒dにより案
内されるようになっている。
【0007】研磨工具本体1に取付けられているスライ
ドベース2の先端には軸方向に進退するスライドレール
3及びスライドステージ4が配設されており、駆動モー
タ5から継手6を介して送りねじ7に回転が伝達され
る。また、送りねじ7の後端には角穴状のインサート部
が設けられており、手動操作の場合には図示しない長尺
のハンドル棒を差込んで手動で送りねじ7を回転させる
ことができるようになっている。スライドステージ4の
両側面には平行リンク8a,8b,8c,8dが回動自
在に取付けられており、内側の平行リンク8c,8dの
中央部から半分の長さのリンク9a,9bが角度の変更
が可能に突設され、先端を工具本体ケース10に回動自
在に取付けられている。また、ベアリングケース11に
は平行リンク8a,8b,8c,8dの先端が回動自在
に取付けられており、ベアリングケース11を研磨輪1
3とともに工具本体ケース10内に平行に収納したり案
内して突出させたりすることができるようになってい
る。
【0008】ベアリングケース11内の回転軸12には
研磨輪13が取付けられており、回転軸12からベルト
14を介して回転が伝達されるように回転検出器15が
設けられている。研磨輪13を回転させるため、工具本
体ケース10内に設置されているエアモータ16の駆動
力が継手17、ユニバーサルジョイント18などを介し
て伝達される。工具本体ケース10の後方には研磨量検
出器(ポテンショメータ)19が設けられており、ベア
リングケース11に取付けられているワイヤロープ20
を介して研磨輪13の管径方向の移動量を検出するよう
になっている。また、研磨状態の確認を行うため、超小
型のCCDカメラ(電荷結合素子カメラ)21が研磨面
に向けて設けられている。
【0009】本管内面研磨工具によりボイラ管寄せ管a
の管内面の研磨を行う場合は、研磨輪13を円筒状の工
具本体ケース10内に収納した状態でボイラ管寄せ管a
の検査孔fから研磨位置まで挿入する。次いで、エアモ
ータ16を作動させて研磨輪13を回転させながら平行
リンク8a〜8dのモータにより駆動して研磨面へ案内
する。そして、予め設定した加圧力になるまで平行リン
ク8a〜8dにより研磨輪13を管内面に押付けた後、
研磨工具本体1を支持している揺動機構bによって周方
向の設定した角度に研磨輪13を揺動させる。研磨輪1
3の加圧力は管内面の研磨により研削された分だけ低下
するため、随時設定した加圧力になるように研磨輪13
を押付け直すようにする。
【0010】このようにして管内面の研磨を行いなが
ら、円筒状の工具本体ケース10後方に配した超小型の
CCDカメラ21で研磨輪13の押付け量を目視すると
ともに、CCDカメラ21後方に配した研磨量検出器1
9によって研磨量の確認を行う。また、平行リンク8a
〜8dによる研磨輪13の加圧力の設定は、研磨輪13
にベルト14を介して連結された回転検出器15によっ
てエアモータ16の回転数を測定し、無負荷時の回転数
を基準にしてこの回転数と研磨輪13を押付けたときに
接触抵抗で減速する回転数とを比較して研磨輪13の種
類毎に実験データとして求めた回転数と回転輪13を押
付ける加圧力との関係式に基づいて研磨輪13を押付け
る平行リンク8a〜8dを最適な力で作動させることに
より安定した加圧力を設定することを可能としている。
また、平行リンク8a〜8dの駆動モータ5が故障した
ときの安全対策として送りねじ7末端に角穴状のインサ
ート部を設け、ベアリングケース11後方から長尺のハ
ンドル棒を差込んで手動で回転させることにより研磨輪
13の収納を可能にしている。
【0011】従来、ボイラ管寄せ管などにおける管内面
の研磨作業では研磨状態の確認を行うことができないた
め、効率よく安定した研磨を行うには高熟練のオペレー
タが必要で、オペレータによって研磨量にばら付きがあ
り品質面で問題となる。特に、ボイラ管寄せ管などにお
ける管内面の研磨作業は総て遠隔操作で行われ、荒研磨
から仕上げの鏡面研磨までが要求されるために正確な研
磨面の管理が必要であるが、本管内研磨工具においては
先端のベアリングケース11に設けた研磨輪13をユニ
バーサルジョイント18などを介してエアモータ16に
より駆動して回転させるとともに、モータで駆動される
平行リンク8a,8dにより径方向へ拡張して押付ける
機構で管内面の研磨を行うようになっており、研磨輪1
3を管内面に押付ける際の加圧力の調整は工具本体ケー
ス10後方に配した超小形のCCDカメラ21による目
視と、研磨輪13の接触抵抗によるエアモータ16の回
転数の変化を自動的に検出することにより行われ、また
研磨輪13の管径方向への移動量をベアリングケース1
1に取付けたワイヤロープ20を介してCCDカメラ2
1後方に設けた研磨量検出器19により検出して研磨量
の確認を行うことにより、ボイラ管寄せ管aなどにおけ
る管内面の研磨作業で特に高熟練のオペレータを必要と
せずに安定して高精度に研磨面を仕上げることが可能に
なるとともに、管内面の研磨作業における能率が向上す
る。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る管内研磨工具は前記のよう
に構成されており、研磨状態の確認をカメラと回転検出
器と研磨量検出器とにより行うことができるので、ボイ
ラ管寄せ管などにおける管内面の研磨作業に特に高熟練
のオペレータを必要とせずに正確な研磨面の管理が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る管内研磨工具の
正面図である。
【図2】図2(a)はその詳細図、同図(b)は同図
(a)におけるb矢視断面図である。
【符号の説明】
a ボイラ管寄せ管 b 揺動機構 c 案内支持機構 d 案内棒 e 先端芯出し機構 f 検査孔 1 研磨工具本体 2 スライドベース 3 スライドレール 4 スライドステージ 5 駆動モータ 6 継手 7 送りねじ 8a 平行リンク 8b 平行リンク 8c 平行リンク 8d 平行リンク 9a リンク 9b リンク 10 工具本体ケース 11 ベアリングケース 12 回転軸 13 研磨輪 14 ベルト 15 回転検出器 16 エアモータ 17 継手 18 ユニバーサルジョイント 19 研磨量検出器(ポテンショメータ) 20 ワイヤロープ 21 CCDカメラ(電荷給合素子カメラ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 峯 愛知県名古屋市港区大江町3番地 中部電 力株式会社火力センター内 (72)発明者 正木 勉 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 亀井 博正 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 櫛本 彰司 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 斉田 富兼 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 花澤 弘史 神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号 三 菱重工業株式会社神戸造船所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転しながら研磨面に押付けられて研磨
    を行う研磨輪と、研磨面に向けて設けられ研磨状態の遠
    隔確認を行うカメラと、上記研磨輪と係合して設けられ
    上記研磨輪の回転数の変化を検出する回転検出器と、上
    記研磨輪の管径方向への移動量に基づいて研磨量を検出
    する研磨量検出器とを備えたことを特徴とする管内研磨
    工具。
JP2665994A 1994-02-24 1994-02-24 管内研磨工具 Pending JPH07237104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2665994A JPH07237104A (ja) 1994-02-24 1994-02-24 管内研磨工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2665994A JPH07237104A (ja) 1994-02-24 1994-02-24 管内研磨工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07237104A true JPH07237104A (ja) 1995-09-12

Family

ID=12199557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2665994A Pending JPH07237104A (ja) 1994-02-24 1994-02-24 管内研磨工具

Country Status (1)

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JP (1) JPH07237104A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008137140A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Kawada Kogyo Kk グラインダ保持装置
CN106705744A (zh) * 2017-03-13 2017-05-24 重庆大学 一种在线自激式自稳定管式换热器清垢及强化换热装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008137140A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Kawada Kogyo Kk グラインダ保持装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030826