JPH07236661A - 電動三輪車 - Google Patents

電動三輪車

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JPH07236661A
JPH07236661A JP6053266A JP5326694A JPH07236661A JP H07236661 A JPH07236661 A JP H07236661A JP 6053266 A JP6053266 A JP 6053266A JP 5326694 A JP5326694 A JP 5326694A JP H07236661 A JPH07236661 A JP H07236661A
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Mitsuru Kaneko
満 金子
Kunihiro Hayashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体前方部分に配線されるケーブルやハーネ
スの保護を図る。 【構成】 車体1の前方部にフレームヘッドパイプ部2
2及びフロントフォークシャフト18を介して立設され
た中空のステアリングシャフト5と、ステアリングシャ
フト5の上端部に装備されたスイッチボックス7及びハ
ンドルバー9と、スイッチボックス7に付設され,ステ
アリングシャフト5の上端部分が嵌合される穴部14d
を有するスイッチボックスステー14とを備え、ステア
リングシャフト5の上端部に、コントロールハーネス2
0の緩挿が可能な切欠部5aを設けると共に、スイッチ
ボックスステー14の穴部14dに、ステアリングシャ
フト5の切欠部5aに対応させて,コントロールハーネ
ス20の緩挿が可能な切欠部14cを連設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載バッテリを駆動源
として走行する電動三輪車に係り、特に、車体前方部分
に配線されるケーブルやハーネスの保護を図る場合等に
好適な電動三輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平3−286763号
公報等に記載された電動三輪車は、1個の前輪(操舵
輪)及び2個の後輪(駆動輪)と、車体の前方部分に立
設されたステアリングシャフトと、ステアリングシャフ
トの上端部に装備され走行用スイッチ,アクセルレバー
等が付設されたスイッチボックス及びブレーキレバー等
が付設された操作ハンドルと、車体の後方部分に装備さ
れた運転者用シートと、運転者用シートの下方部分の収
納ボックス内部に装備されたバッテリ及び後輪駆動モー
タ等とを備える構成となっている。
【0003】また、前述した電動三輪車では、スイッチ
ボックスの走行用スイッチ・アクセルレバー及び操作ハ
ンドルのブレーキレバー等と車体各部(バッテリ,後輪
駆動モータ,ブレーキ機構等)との間にケーブル,ハー
ネスを配線した構造となっており、運転者が走行用スイ
ッチ,アクセルレバー,ブレーキレバー等を操作する
と、ケーブル・ハーネスを介して電動三輪車の走行(前
進/後退)及び停止が行われるようになっている。電動
三輪車を右旋回または左旋回させる場合は、操作ハンド
ルを車両進行方向に対して右方向または左方向へ操作す
ると、前輪(操舵輪)がステアリングシャフト等を介し
て右方向または左方向へ動作するため、旋回走行させる
ことができるようになっている。
【0004】図10は従来例による電動三輪車のスイッ
チボックス及び操作ハンドルまわりのケーブル,ハーネ
スの配線状態を示すものであり、操作ハンドル80に付
設のブレーキレバー81に接続されたケーブル83,ス
イッチボックス84に付設の走行用スイッチ/アクセル
レバー等に接続されたハーネス84’は、ステアリング
シャフト85の途中部分にクランプ86,87で結束さ
れると共に(図11参照),フロントカバー88の内部
を通り、前輪89のブレーキ機構や車体後方のバッテリ
及びモータ(図示略)等へ配線されている。
【0005】また、図12は他の従来例による電動三輪
車のスイッチボックス及び操作ハンドルまわりのケーブ
ル,ハーネスの配線状態を示すものであり、操作ハンド
ル90に付設のブレーキレバー(図示略)に接続された
ケーブル91,スイッチボックス92に付設の走行用ス
イッチ/アクセルレバー等にカプラ93a,93’aを
介して接続されたハーネス93,93’(図13参照)
は、中空のステアリングシャフト94の内部を通り、ス
テアリングシャフト94の下方部分に固定されたブラケ
ット95の開口部分から一旦外部に導出された後、フロ
ントカバー96の内部を通り、前輪97のブレーキ機構
や車体後方のバッテリ及びモータ(図示略)等へ配線さ
れている。図13中符号98はスイッチボックスステ
ー、符号98aはステアリングシャフト94の上端部が
嵌合されたスイッチボックスステー穴部を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の電動三輪車においては、下記の問題があった。
即ち、図10及び図11に示した如くケーブル83やハ
ーネス84’をステアリングシャフト85にクランプ8
6,87で結束して配線する構造のものにあっては、ケ
ーブル83やハーネス84’が部分的に強く締め付けさ
れるため(図11参照)、電動三輪車を旋回させるべく
操作ハンドル80を操作した際にケーブル83やハーネ
ス85の結束部分に応力が集中しやすく、ケーブル83
やハーネス84’の耐久性に影響を及ぼす恐れがあっ
た。
【0007】他方、図12及び図13に示した如くケー
ブル91やハーネス93をステアリングシャフト94の
内部を貫通させて配線する構造のものにあっては、ケー
ブル91やハーネス93が、ステアリングシャフト94
の上端縁が装着されたスイッチボックスステー穴部98
aで急激に屈曲させられたり,ステアリングシャフト9
4の下方部分で外部に露出状態となるため、上記と同様
に、ケーブル91やハーネス93の耐久性に影響を及ぼ
す恐れがあった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上記従来例の有する不都合を
改善し、特に、車体前方部分に配線されるケーブルやハ
ーネスの保護を図ること等を達成した電動三輪車を提供
することを、その目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、車
体の前方部に支持部材を介して立設された中空のハンド
ルポストと、該ハンドルポストの上端部に装備された操
作ハンドル部と、該操作ハンドル部に付設され,前記ハ
ンドルポストの上端部分が嵌合される穴部を有する支持
板とを備え、前記操作ハンドル部へ接続されたケーブル
類を前記ハンドルポストの内部を貫通させて車体各部へ
配線して成る電動三輪車において、前記ハンドルポスト
の上端部に、前記ケーブル類の緩挿が可能な第1の切欠
部を設けると共に、前記支持板の前記穴部に、前記ハン
ドルポストの前記第1の切欠部に対応させて,前記ケー
ブル類の緩挿が可能な第2の切欠部を連設する、という
構成を採っている。これによって前述した目的を達成し
ようとするものである。
【0010】請求項2の本発明は、車体の前方部に支持
部材を介して立設された中空のハンドルポストと、該ハ
ンドルポストの上端部に装備された操作ハンドル部と、
該操作ハンドル部に付設され,前記ハンドルポストの上
端部分が嵌合される穴部を有する支持板とを備え、前記
操作ハンドル部へ接続されたケーブル類を前記ハンドル
ポストの内部を貫通させて車体各部へ配線して成る電動
三輪車において、前記ハンドルポストの上端部に、前記
ケーブル類の緩挿が可能な第1の切欠部を設けると共
に、前記支持板の前記穴部に、前記ハンドルポストの前
記第1の切欠部に対応させて,前記ケーブル類の緩挿が
可能な第2の切欠部を連設し、前記支持部材に、前記ケ
ーブル類の緩挿が可能な穴部を前記ハンドルポストに近
づけて設けると共に、前記ハンドルポストの下端部から
繰出した前記ケーブル類を、前記支持部材の前記穴部を
介して車体各部へ配線する、という構成を採っている。
これによって前述した目的を達成しようとするものであ
る。
【0011】請求項3の本発明は、前記請求項1又は2
記載の電動三輪車において、前記ハンドルポストの下端
部と前記支持部材との間に、前記ハンドルポストを支持
する支持軸を設けると共に、前記ハンドルポストの下端
部と前記支持軸の上端部とを、車体後方側に向けて開口
した横断面U字状のブラケットを介して連結する、とい
う構成を採っている。
【0012】請求項4の本発明は、前記ハンドルポスト
を車体後方へ曲折設定可能な角度調節機構を、前記ブラ
ケット及び前記支持軸に装備する、という構成を採って
いる。
【0013】
【作用】請求項1の本発明によれば、ハンドルポストの
上端部にケーブル類の緩挿が可能な第1の切欠部を設け
ると共に,支持板の穴部にハンドルポストの第1の切欠
部に対応させてケーブル類の緩挿が可能な第2の切欠部
を連設し,支持部材にケーブル類の緩挿が可能な穴部を
ハンドルポストに近づけて設けると共に,ハンドルポス
トの下端部から繰出したケーブル類を支持部材の穴部を
介して車体各部へ配線した構造としているため、ケーブ
ル類を,当該ケーブル類の曲がり具合がなだらかな円弧
を描くような状態でハンドルポストの上端部から引出し
てハンドル操作部の所定箇所に接続することができると
共に、操作ハンドル部の操作に伴いケーブル類に無理が
力が加わることを防止してケーブル類の損傷等を未然に
防止することができ、これにより、ケーブル類の保護を
図ることができる。
【0014】請求項2の本発明によれば、ハンドルポス
トの上端部にケーブル類の緩挿が可能な第1の切欠部を
設けると共に,支持板の穴部にハンドルポストの第1の
切欠部に対応させてケーブル類の緩挿が可能な第2の切
欠部を連設し,支持部材にケーブル類の緩挿が可能な穴
部をハンドルポストに近づけて設けると共に,ハンドル
ポストの下端部から繰出したケーブル類を支持部材の穴
部を介して車体各部へ配線した構造としているため、ケ
ーブル類を,当該ケーブル類の曲がり具合がなだらかな
円弧を描くような状態でハンドルポストの上端部から引
出してハンドル操作部の所定箇所に接続することができ
ると共に、操作ハンドル部の操作に伴いケーブル類に無
理が力が加わることを防止してケーブル類の損傷等を未
然に防止することができ、これにより、ケーブル類の保
護を図ることができる。
【0015】請求項3の本発明によれば、ハンドルポス
トの下端部と支持部材との間にハンドルポストを支持す
る支持軸を設けると共に,ハンドルポストの下端部と支
持軸の上端部とを車体後方側に向けて開口した横断面U
字状のブラケットを介して連結した構造としているた
め、ブラケットにより,ハンドルポストの下端部から繰
出されたケーブル類を円滑にガイドすることができると
共に保護することができる。
【0016】請求項4の本発明によれば、ハンドルポス
トを車体後方へ曲折設定可能な角度調節機構をブラケッ
ト及び支持軸に装備した構造としているため、ハンドル
ポストの角度を電動三輪車の利用者の体形等に合わせて
自由に調節することができ,電動三輪車の使い勝手を向
上させることができると共に、ブラケットにハンドルポ
ストの角度調節機能と保護/ガイド機能とを兼用させる
ことができ部品点数の低減を図ることができ、更には、
ブラケットの車体前方側の壁面部分によりハンドルポス
トの車体前方側への倒れを防止することもできる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を適用してなる実施例を図面に
基づいて説明する。
【0018】先ず、本実施例における電動三輪車の全体
構成を図3に基づき説明すると、電動三輪車は、車体1
と、車体1の前部に装備された1個の操舵輪2と、車体
1の後部に装備されリヤカバー3に覆われた2個の駆動
輪4と、車体1の前部に立設された中空のステアリング
シャフト5と、ステアリングシャフト5の上部に装備さ
れアクセルレバー6が装着されたスイッチボックス7
と、スイッチボックス7に付設されブレーキレバー8が
装着されたハンドルバー9と、ステアリングシャフト5
の下部を覆うヘッドカバー10及びステアリングブーツ
11と、車体1の中央部に装備されバッテリ等を収納し
たバッテリカバー12と、バッテリカバー12の上部に
固定された運転者シート13等とを備える構成となって
いる。
【0019】次に、電動三輪車の前方部分の構成を図1
及び図2,図4乃至図9に基づき説明すると、ハンドル
バー9は、図1に示す如く、スイッチボックス7の内部
に配設されたスイッチボックスステー14及び取付部材
14a,14bを介してステアリングシャフト5の上端
部に併設されている。ステアリングシャフト5の上端部
には、車体後方側へ向けて矩形状の切欠部5aが形成さ
れており、また、スイッチボックスステー14の中央部
分には、ステアリングシャフト5の上端部分が嵌合した
穴部14dと,ステアリングシャフト5の切欠部5aに
対応して穴部14dに連設された切欠部14cとが形成
されている。
【0020】ステアリングシャフト5の上端部の開口部
5b,切欠部5a及びスイッチボックスステー14の切
欠部14cからは、先端にカプラ20a,20bが装着
されたコントロールハーネス20が分岐された状態で繰
出されるようになっている。コントロールハーネス20
のカプラ20a,20bは、スイッチボックス7内部の
電気系統へ接続されるようになっている。
【0021】ステアリングシャフト5の上端部に切欠部
5aを形成すると共に,当該切欠部5aに対応させてス
イッチボックスステー14に切欠部14cを形成するこ
とにより、コントロールハーネス20を、当該コントロ
ールハーネス20の曲がり具合がなだらかな円弧を描く
ような状態で,ステアリングシャフト5の上端部から繰
出してスイッチボックス7の内部に配線することができ
ると共に、コントロールハーネス20にカプラ20a,
20bを装着した状態で,スイッチボックスステー14
に対して上面側及び下面側の何れにも配線することがで
きるようになっている。
【0022】ステアリングシャフト5の内部には、図2
に示す如く、ブレーキレバー8へ接続されたブレーキケ
ーブル19及びスイッチボックス7内部の電気系統に接
続されたコントロールハーネス20が配線されており、
ステアリングシャフト5の下端部には、車体後方側へ向
けて切欠部5cが形成されている。ステアリングシャフ
ト5の下端部に切欠部5cを形成することにより、ブレ
ーキケーブル19及びコントロールハーネス20を切欠
部5cを介して円滑に繰出すことができるようになって
いる。
【0023】ステアリングシャフト5の下端部は、車体
後方側へ向けて開口すると共にボルト取付穴15a,1
5bを有する横断面U字状のブラケット15を介して、
ボルト16,17,ナット16a,17a(図9参照)
により中空のフロントフォークシャフト18に対し連結
されており、ステアリングシャフト5は、ブラケット1
5のボルト16取付部分を中心として車両前後方向へ曲
折設定可能となっている。
【0024】また、フロントフォークシャフト18に
は、ブラケット15のボルト取付穴15a,15bと対
応する位置にボルト貫通穴18a,18bが各々形成さ
れている(図9参照)。この場合、請求項3における
「ブラケットを介して連結して成る」という記載は、ボ
ルト16,17,ナット16a,17aを介して連結す
ることに対応している。連結部材としては、ボルト/ナ
ットの代わりに軸を使用してもよい。
【0025】即ち、電動三輪車を使用する場合には、図
7に示す如く、ステアリングシャフト5とフロントフォ
ークシャフト18とを連結するブラケット15のボルト
16,17,ナット16a,17aの締付け状態を適宜
調整することにより、電動三輪車を使用する場合には、
ステアリングシャフト5の位置を、前方向最大使用位置
P1/標準使用位置P0/後方向最大使用位置P2の範囲
内で自由に設定できるようになっている。
【0026】また、電動三輪車を使用しない場合には、
ブラケット15からボルト17,ナット17aを取り外
せば、ステアリングシャフト5を折りたたみ位置P3ま
で倒すことができるようになっている。この場合、ブラ
ケット15からボルト17,ナット17aを取り外した
時でも、ブラケット15の車両前方側の壁面部分とフロ
ントフォークシャフト18とが干渉するため、ステアリ
ングシャフト5が前方向使用位置P1よりも更に車両前
方側へ倒れることを防止するようになっている。
【0027】ステアリングシャフト5の下端部から繰出
されたブレーキケーブル19は、図4に示す如く、ヘッ
ドカバー10及びフロアカバー21の内部を介して操舵
輪のブレーキ機構(図示略)へ接続される一方、コント
ロールハーネス20は、ヘッドカバー10及びフロアカ
バー21の内部を介して車体後方へ配線されている。ブ
ラケット15は、ステアリングシャフト5の下端部から
繰出されたブレーキケーブル19及びコントロールハー
ネス20を囲むことにより、ブレーキケーブル19及び
コントロールハーネス20をガイドすると共に保護する
ようになっている。
【0028】また、フロントフォークシャフト18は、
図6に示す如く、フレームヘッドパイプ部22の内部に
緩挿されると共に、操舵輪2を支持するフロントフォー
ク23に対して一体に固定されている。これにより、ハ
ンドルバー7を車両進行方向に対して右方向または左方
向に操作すると、ステアリングシャフト5,フロントフ
ォークシャフト18及びフロントフォーク23を介して
操舵輪2が右方向または左方向に操舵されるようになっ
ている。
【0029】フレームヘッドパイプ部22は、図5に示
す如く、ヘッドカバー10で覆われると共にフレームヘ
ッド部24に対して一体化されており、フレームヘッド
部24は、フロアカバー21で覆われたフロアフレーム
25に一体化されている。また、フレームヘッド部24
の上方部分には、ブレーキケーブル19の緩挿が可能な
形状を有する長穴部24aが形成されている。
【0030】フレームヘッド部24の長穴部24aの形
状は、ハンドルバー9によるステアリングシャフト5の
操舵に応じてブレーキケーブル19を無理なく動作させ
ることが可能な形状に形成されている。これにより、ブ
レーキケーブル9に無理な力が加わることを防止し、ブ
レーキケーブルの損傷等を未然に防止するようになって
いる。また、長穴部24aは、ステアリングシャフト5
に近づけて設けられており、ステアリングシャフト5の
下端部から操舵輪2までのブレーキケーブル19の配設
長さを短くすることができるようになっている。
【0031】更に、フレームヘッド部24の後方部分に
は、車体後方へ向けて溝部24bが形成されており、ス
テアリングシャフト5の下端部の切欠部5cから繰出さ
れブラケット15によりガイドされたコントロールハー
ネス20は、フレームヘッド部24の溝部24bを介し
てフロアカバー21の内部を通された後、車体後方へ配
線されるようになっている。フレームヘッド部24に溝
部24bを形成することにより、コントロールハーネス
20をガイドすると共に保護するようになっている。
【0032】また、フレームヘッド部24の後方部分に
は、操舵ストッパ26が例えば溶接により固定されてお
り、ハンドルバー9によるステアリングシャフト5及び
フロントフォークシャフト18の操舵に応じて回動する
フロントフォーク23の回動位置を規制するようになっ
ている。
【0033】即ち、図8に示す如く、ハンドルバー9を
車両進行方向に対して右方向へ回すとフロントフォーク
23も右方向へ回動し(位置Pa)、操舵ストッパ26
の規制面26aでそれ以上の回動が規制され、ハンドル
バー9を車両進行方向に対して左方向へ回すとフロント
フォーク23も左方向へ回動し(位置Pb)、操舵スト
ッパ26の規制面26aでそれ以上の回動が規制される
ようになっている。
【0034】フレームヘッド部24の後方部分に形成さ
れた溝部24bの横断面形状は、図8に示す如く、操舵
ストッパ26に沿った形状に設定されており、フレーム
ヘッド部24における溝部24bが形成された後方部分
は、操舵ストッパ26の取付台座としての機能も兼用す
ると共に、応力が集中しやすいフレームヘッド部26の
後方部分の補強リブとしての機能も兼用するようになっ
ている。
【0035】次に、上記の如く構成した本実施例の作用
を説明する。
【0036】電動三輪車のステアリングシャフト5の上
端部に切欠部5aを形成し,切欠部5aに対応させてス
イッチボックスステー14に切欠部14cを形成した構
造としているため、コントロールハーネス20を、当該
コントロールハーネス20の曲がり具合がなだらかな円
弧を描くような状態で,ステアリングシャフト5の上端
部から繰出してスイッチボックス7の内部に配線するこ
とができる。これにより、従来のようにコントロールハ
ーネスがステアリングシャフト上端部で急激に曲げられ
るために損傷し易いといった不具合を未然に防止するこ
とができる。
【0037】また、前述した構造により、コントロール
ハーネス20にカプラ20a,20bを装着した状態
で,スイッチボックスステー14に対し上面側及び下面
側の何れにも配線することができるため、スイッチボッ
クス7の内部におけるコントロールハーネス20の配線
の自由度を増すことができる。
【0038】また、ステアリングシャフト5の下端部に
切欠部5cを形成した構造としているため、ステアリン
グシャフト5の内部を貫通させたブレーキケーブル19
及びコントロールハーネス20を切欠部5cを介して円
滑に繰出すことができる。
【0039】また、ステアリングシャフト5とフロント
フォークシャフト18と連結するブラケット15の車体
後方側を開口させ,ステアリングシャフト5の下端部か
ら繰出されたブレーキケーブル19及びコントロールハ
ーネス20を囲む構造としているため、ブレーキケーブ
ル19及びコントロールハーネス20を円滑にガイドす
ることができると共に保護することができる。
【0040】更に、ブラケット15のボルト16,1
7,ナット16a,17aの締付け状態を適宜調整する
ことにより,ステアリングシャフト5の位置を前方向最
大使用位置P1/準使用位置P0/後方向最大使用位置P
2の範囲内で自由に設定可能とすると共に,ブラケット
15からボルト17,ナット17aを取り外すことによ
り,ステアリングシャフト5を折りたたみ位置P3まで
倒すことを可能とした構造としているため、ステアリン
グシャフト5の角度を電動三輪車の利用者の体形等に合
わせて自由に調節することができ,電動三輪車の使い勝
手を向上させることができると共に、ブラケット15に
ステアリングシャフト5の角度調節機能と保護/ガイド
機能とを兼用させることができ部品点数の低減を図るこ
とができる。また、ブラケット15の車体前方側の壁面
部分により、ステアリングシャフト5の車体前方側への
倒れを防止することもできる。
【0041】更に、フレームヘッド部24の上方部分に
長穴部24aを形成すると共に,長穴部24aの形状を
ハンドルバー9によるステアリングシャフト5の操舵に
応じてブレーキケーブル19を無理なく動作させること
が可能な形状とした構造としているため、ハンドルバー
9の操作に伴いブレーキケーブル19に無理が力が加わ
ることを防止し、ブレーキケーブルの損傷を未然に防止
することができる。
【0042】更に、フレームヘッド部24の後方部分に
車体後方へ向けて溝部24bを形成し,ステアリングシ
ャフト5の下端部の切欠部5cから繰出されたコントロ
ールハーネス20を溝部24bを介してフロアカバー2
1の内部を通して車体後方へ配線する構造としているた
め、コントロールハーネス20を円滑にガイドすること
ができると共に保護することができる。
【0043】更にまた、フレームヘッド部24の溝部2
4bが形成された後方部分に,操舵ストッパ26の取付
台座としての機能を兼用させると共に,応力が集中しや
すいフレームヘッド部26の後方部分の補強リブとして
の機能も兼用させる構造としているため、部品点数の低
減を図ることができる。
【0044】以上説明したように、本実施例によれば、
車体前方部分におけるステアリングシャフト5,スイッ
チボックスステー14,ブラケット15,フレームヘッ
ド部24を上述した構造としているため、ハンドルバー
9のブレーキレバー8及びスイッチボックス7の内部と
車体各部との間に配線されるブレーキケーブル19及び
コントロールハーネス20の保護を図ることができ、更
には電動三輪車の使い勝手の向上や車体前方部分におけ
る部品点数の低減等を図ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
電動三輪車によれば、ハンドルポストの上端部にケーブ
ル類の緩挿が可能な第1の切欠部を設けると共に,支持
板の穴部にハンドルポストの第1の切欠部に対応させて
ケーブル類の緩挿が可能な第2の切欠部を連設した構造
としているため、ケーブル類を,当該ケーブル類の曲が
り具合がなだらかな円弧を描くような状態でハンドルポ
ストの上端部から引出してハンドル操作部の所定箇所に
接続することができる。従って、従来のようにケーブル
類がハンドルポストの上端部で急激に曲げられるために
損傷し易いといった不具合を未然に防止することがで
き、これにより、ケーブル類の保護を図ることができ
る、という効果を奏する。
【0046】請求項2の発明の電動三輪車によれば、ハ
ンドルポストの上端部にケーブル類の緩挿が可能な第1
の切欠部を設けると共に,支持板の穴部にハンドルポス
トの第1の切欠部に対応させてケーブル類の緩挿が可能
な第2の切欠部を連設し,支持部材にケーブル類の緩挿
が可能な穴部をハンドルポストに近づけて設けると共
に,ハンドルポストの下端部から繰出したケーブル類を
支持部材の穴部を介して車体各部へ配線した構造として
いるため、ケーブル類を,当該ケーブル類の曲がり具合
がなだらかな円弧を描くような状態でハンドルポストの
上端部から引出してハンドル操作部の所定箇所に接続す
ることができると共に、操作ハンドル部の操作に伴いケ
ーブル類に無理が力が加わることを防止してケーブル類
の損傷等を未然に防止することができ、これにより、ケ
ーブル類の保護を図ることができる、という効果を奏す
る。
【0047】請求項3の発明の電動三輪車によれば、ハ
ンドルポストの下端部と支持部材との間にハンドルポス
トを支持する支持軸を設けると共に,ハンドルポストの
下端部と支持軸の上端部とを車体後方側に向けて開口し
た横断面U字状のブラケットを介して連結した構造とし
ているため、ブラケットにより,ハンドルポストの下端
部から繰出されたケーブル類を円滑にガイドすることが
できると共に保護することができる、という効果を奏す
る。
【0048】請求項4の発明の電動三輪車によれば、ハ
ンドルポストを車体後方へ曲折設定可能な角度調節機構
をブラケット及び支持軸に装備した構造としているた
め、ハンドルポストの角度を電動三輪車の利用者の体形
等に合わせて自由に調節することができ,電動三輪車の
使い勝手を向上させることができると共に、ブラケット
にハンドルポストの角度調節機能と保護/ガイド機能と
を兼用させることができ部品点数の低減を図ることがで
き、更には、ブラケットの車体前方側の壁面部分により
ハンドルポストの車体前方側への倒れを防止することも
できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した本実施例における電動三輪車
のステアリングシャフト上端部及びスイッチボックスス
テー等の構成を示す説明図である。
【図2】本実施例におけるステアリングシャフト下端
部,フロントフォークシャフト,ブラケット及びフレー
ムヘッド部等の構成を示す説明図である。
【図3】本実施例における電動三輪車の全体構成を示す
外観図である。
【図4】本実施例における電動三輪車の前方部分のヘッ
ドカバーを装着した状態を示す説明図である。
【図5】本実施例における電動三輪車の前方部分のヘッ
ドカバーを取外した状態を示す説明図である。
【図6】本実施例における電動三輪車の前方部分のヘッ
ドカバー及びフロアカバーを取外した状態を示す説明図
である。
【図7】本実施例におけるステアリングシャフトの前方
向使用位置,標準使用位置,後方向使用位置及び折たた
み位置を示す説明図である。
【図8】本実施例におけるフロントフォークと操舵スト
ッパ,フレームヘッド部,ヘッドカバーとの位置関係を
示す説明図である。
【図9】本実施例におけるフロントフォークシャフトに
対するブラケットの取付状態を示す説明図である。
【図10】従来例における電動三輪車のケーブル及びハ
ーネスの配線状態を示す説明図である。
【図11】図10に示すステアリングシャフトに対する
ケーブルの結束状態を示す説明図である。
【図12】他の従来例における電動三輪車のケーブル及
びハーネスの配線状態を示す説明図である。
【図13】図12に示すステアリングシャフト上端部に
おけるハーネスの繰出状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 車体 5 ハンドルポストとしてのステアリングシャフト 5a 第1の切欠部としての切欠部 7 操作ハンドル部としてのスイッチボックス 9 操作ハンドル部としてのハンドルバー 14 支持板としてのスイッチボックスステー 14c 第2の切欠部としての切欠部 15 ブラケット 15b 角度調節機構としてのボルト取付穴 17 角度調節機構としてのボルト 17a 角度調節機構としてのナット 18 支持軸としてのフロントフォークシャフト 18a 角度調節機構としてのボルト貫通穴 19 ケーブル類としてのブレーキケーブル 20 ケーブル類としてのコントロールハーネス 24 支持部材としてのフレームヘッド部 24a 穴部としての長穴部 24b 溝部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の前方部に支持部材を介して立設さ
    れた中空のハンドルポストと、該ハンドルポストの上端
    部に装備された操作ハンドル部と、該操作ハンドル部に
    付設され,前記ハンドルポストの上端部分が嵌合される
    穴部を有する支持板とを備え、前記操作ハンドル部へ接
    続されたケーブル類を前記ハンドルポストの内部を貫通
    させて車体各部へ配線して成る電動三輪車において、 前記ハンドルポストの上端部に、前記ケーブル類の緩挿
    が可能な第1の切欠部を設けると共に、前記支持板の前
    記穴部に、前記ハンドルポストの前記第1の切欠部に対
    応させて,前記ケーブル類の緩挿が可能な第2の切欠部
    を連設して成ることを特徴とした電動三輪車。
  2. 【請求項2】 車体の前方部に支持部材を介して立設さ
    れた中空のハンドルポストと、該ハンドルポストの上端
    部に装備された操作ハンドル部と、該操作ハンドル部に
    付設され,前記ハンドルポストの上端部分が嵌合される
    穴部を有する支持板とを備え、前記操作ハンドル部へ接
    続されたケーブル類を前記ハンドルポストの内部を貫通
    させて車体各部へ配線して成る電動三輪車において、 前記ハンドルポストの上端部に、前記ケーブル類の緩挿
    が可能な第1の切欠部を設けると共に、前記支持板の前
    記穴部に、前記ハンドルポストの前記第1の切欠部に対
    応させて,前記ケーブル類の緩挿が可能な第2の切欠部
    を連設し、 前記支持部材に、前記ケーブル類の緩挿が可能な穴部を
    前記ハンドルポストに近づけて設けると共に、前記ハン
    ドルポストの下端部から繰出した前記ケーブル類を、前
    記支持部材の前記穴部を介して車体各部へ配線して成る
    ことを特徴とした電動三輪車。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2記載の電動三輪車に
    おいて、前記ハンドルポストの下端部と前記支持部材と
    の間に、前記ハンドルポストを支持する支持軸を設ける
    と共に、前記ハンドルポストの下端部と前記支持軸の上
    端部とを、車体後方側に向けて開口した横断面U字状の
    ブラケットを介して連結して成ることを特徴とした電動
    三輪車。
  4. 【請求項4】 前記ハンドルポストを車体後方へ曲折設
    定可能な角度調節機構を、前記ブラケット及び前記支持
    軸に装備して成ることを特徴とした請求項3記載の電動
    三輪車。
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EP1698546A3 (en) * 2005-03-01 2008-10-29 Shimano Inc. Wiring connection structure for bicycle
WO2015002167A1 (ja) * 2013-07-01 2015-01-08 ヤマハ発動機株式会社 傾斜可能な車体フレームと2つの前輪を備えた車両

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