JPH07236143A - 高速デジタル信号復号化方法 - Google Patents

高速デジタル信号復号化方法

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JPH07236143A
JPH07236143A JP6320778A JP32077894A JPH07236143A JP H07236143 A JPH07236143 A JP H07236143A JP 6320778 A JP6320778 A JP 6320778A JP 32077894 A JP32077894 A JP 32077894A JP H07236143 A JPH07236143 A JP H07236143A
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idct
data
operations
calculation
multiplication
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JP6320778A
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Vasudev Bhaskaran
ヴァスデヴ・バスカラン
Ruby B Lee
ルビー・ビー・リー
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HP Inc
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Hewlett Packard Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 8×8逆離散的余弦変換(IDCT)の高速
実施を利用して、JPEG、MPEG、及びP×64イ
メージ及びビデオ圧縮に基づいたデータを圧縮解除する
際に、IDCT操作時に実施される計算回数を減少させ
る。 【構成】 圧縮されたハフマン復号化された圧縮デ−タ
をデータ・ブロックに納め、且つデータの疎状態に基づ
いたデータ・ブロックの分類、IDCTに適した値への
変換、分類に基づくIDCTの実施をする構成にして、
データ・ブロック内におけるデータの疎状態に基づいて
IDCTで実施される計算回数を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号処理に関
するものである。とりわけ、本発明は、デジタル信号圧
縮を解除する高速デジタル信号復号化に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、Joint Pho
tographics Experts Group
(「JPEG」)、the Moving Pictu
resExperts Group(「MPEG」)、
P×64規格によって発表されているようなイメージ及
びビデオ圧縮規格の出現により、これらの諸規格による
データ符号化機能を実施するための高速アルゴリズムの
開発をめざして、かなりの研究が行われてきた。
【0003】これらJPEG、MPEG1、MPEG
2、及び、P×64規格では、ほぼ同じ圧縮解除の構成
が用いられている。これらの規格のための主要な圧縮解
除パイプラインが図6に示されている。圧縮解除時、圧
縮ビット・ストリーム10がハフマン・デコーダ12に
供給される。ハフマン復号化信号に逆量子化14が施さ
れ、さらに、この信号に2次元の逆離散余弦変換(ID
CT)操作16を施すことによって、圧縮解除プロセス
が完了する。
【0004】JPEG、MPEG、及びP×64規格の
ようなイメージ及びビデオ圧縮規格は、データ圧縮解除
時における主要処理機能として2次元8×8IDCTに
依存している。IDCTは、本質的に、計算集約タスク
である、すなわち、8×8IDCTの直接計算には、4
096の乗算・累算操作が必要になる。
【0005】先行技術の場合、8×8IDCTは、8ポ
イント行IDCTとして実施され、これに、8ポイント
列IDCTが後続する。このアプローチは、一般に、行
・列アプローチと呼ばれている。単一の8ポイントID
CTが、下記の式によって指定される。
【0006】
【数1】
【0007】行列形式の場合、この式は、s=ASと書
くことができるが、ここで、AはIDCT基底と呼ば
れ、次の通りである。
【0008】
【数2】
【0009】行・列アプローチを利用して、sを計算す
ると、8ポイントIDCT計算には、64回の乗算操作
と、64回の加算操作が必要になる。これは、8×8I
DCT計算の場合、1024回の乗算操作及び1024
回の加算操作ということになる。こうした操作には、や
はり、かなりの時間、計算能力、及び、メモリが必要に
なる。
【0010】いくつかの疎行列の積としてのA[i,
j]を因数分解することが可能である。これは、IDC
T計算のための多くの既知の高速アルゴリズムよりも劣
る基本アプローチである。この因数分解に対するさまざ
まなアプローチが、1977年9月のIEEE Tra
ns.Communications,Vol.COM
−25,pp.1004〜1009における、W.H.
Chen、C.H.Smith、S.C.Fralic
kによる「A Fast Computational
Algorithm for the Discre
te Cosine Transform」、及び、1
984年12月のIEEE Trans.on Aco
ust.,Speech and Signal Pr
osessing,Vol.ASSP−32,No.
6,pp1243〜45における、B.G.Leeによ
る「A new algorithm to comp
utethe discrete cosine tr
ansform」に記載されている。これら既知の両案
によれば、操作回数が、8×8IDCTの場合で、19
2〜256回の乗算操作及び416〜464回の加算操
作にまで減少する。
【0011】圧縮解除に関連し、IDCTに先行して、
本質的に、ハフマン・デコーダ出力行列の項目h[i,
j]を取り出して、h[i,j]とq[i,j]を掛け
合わせ、IDCT入力行列を生成する、逆量子化ステッ
プが実施される。逆量子化ステップを実施しなければな
らないので、IDCT行列Aは、2つの行列の積とし
て、次のように書くことが可能である。
【0012】
【数3】
【0013】ここで、Dは、対角行列であり、Fは、も
う1つの8×8行列である。Dが、対角行列のため、ま
ず、q[i,j]にDの項目でスケーリングを施し、そ
れから、IDCT入力行列を生成することが可能であ
る。
【0014】従って、各種復号化規格におけるIDCT
操作のための高速アルゴリズムの開発は、Chenまた
はLeeによるDCTアルゴリズムの場合のように、A
[i,j]ではなく、F[i,j]に対する疎因数分解
の開発を必要とする。このアプローチは、スケーリング
式IDCTと呼ばれ、最近では、IEEE Tran
s.on Acoust.,Speech and S
ignal Prosessingに提出された、E.
Feig、S.Winogradによる論文「Fast
Algorithms for the Discr
ete Cosine Transform」の前刷り
に解説されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このスケーリング式I
DCTは、アルゴリズムのスケーリング機能を活用し
て、IDCT操作回数を、54回の乗算操作、462回
の加算操作、及び、1回の操作毎に6桁の右シフトまで
減少させる。あいにく、Feig及びWinograd
の実施例には、そのいくつかの計算ステージ内におい
て、2次元データにアクセスする必要がある、すなわ
ち、真の行・列アプローチではない。従って、8×8I
DCT入力における64の項目が、全て、CPUのレジ
スタ(局部記憶装置)において得られなければならな
い。行・列アプローチの場合、任意の時点に、CPUの
局部記憶装置において、8×8IDCT入力における8
つの項目が得られさえすればよい。従って、CPUの有
限局部記憶装置が効率よく利用されるので、行・列アプ
ローチが望ましい。
【0016】登場してきたマルチメディア・テクノロジ
の可能性を完全に実現しようとする場合には、デジタル
情報のリアル・タイムによる符号化及び復号化を改良
し、同時に、ハードウェア設計、プロセッサの速度要件
及び複雑さ、及び、メモリ要件を簡略化するため、各種
符号化規格の実施に関して、引き続き発展させてゆくこ
とが望ましい。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、8×8
逆離散余弦変換(「IDCT」)の高速実施を利用し
て、JPEG、MPEG、及び、P×64イメージ及び
ビデオ圧縮規格に基づいて符号化されたデータを圧縮解
除する、デジタル信号復号化方法及び装置が得られる。
また、本発明によれば、RISCアーキテクチャに対し
て、リアル・タイムのデータ圧縮解除操作時におけるこ
うしたプロセッサの性能を向上させる構成的強化が施さ
れる。
【0018】本発明によって実現するデジタル信号復号
化の実施時には、8×8IDCTの計算時に実施しなけ
ればならない数値演算回数が、JPEG、MPEG1、
MPEG2、及び、P×64圧縮解除規格の場合、80
回の乗算操作及び462回の加算操作まで減少する。本
発明によって可能になる数値演算回数の減少は、ほとん
どの圧縮データ集合については、完全な8×8IDCT
計算を実施する必要がないという発見に基づくものであ
る。従って、本発明によれば、こうしたデータ集合に関
する乗算操作及び加算操作の回数を減少させる案が提供
される。
【0019】本発明のデコーダは、ハフマン復号化プロ
セスに組み込まれた前処理を利用して、IDCT計算の
実施前にデータ・ブロックを分類する。すなわち、本発
明は、ハフマン復号化ステップの間に、逆DCTを計算
すべきデータ行列の疎状態に関する情報を発生する特定
のハフマン・デコーダを実現する。特定のデータ・ブロ
ック・クラスに適した簡潔化IDCTの利用に加えて、
データ・ブロックの分類を利用することによって、デー
タ・ブロックを圧縮解除して、より速く、ハードウェア
集約度の低い、データ圧縮解除を可能にするのに必要
な、乗算及び加算の総回数が減少する。乗算操作は、本
発明の圧縮解除案の場合、ほんのわずかな回数のシフト
及び加算操作を利用して実施されるが、無限精度の演算
を利用して得られたものに近い出力が得られる。
【0020】本発明によれば、乗算に適した係数の合成
も可能になるので、本書に教示の新規の圧縮解除技法
は、典型的なRISCプロセッサ・アーキテクチャ(1
989年1月のIEEE Computerにおける、
R.B.Leeによる「Precision Arch
itecture」参照のこと)によって容易に実現さ
れる。データのダイナミック・レンジは、16ビット演
算を利用した、IDCTの計算を可能にする。従って、
本発明は、RISCプロセッサ・アーキテクチャに対し
て、IDCT操作の効率の良いマッピングを容易にする
単純な強化策を適用することによって、実施される。こ
の強化策によって、データの並列処理が可能になり、I
DCT計算の実施可能速度が大幅に上昇する。例えば、
本発明に従ってRISCプロセッサで実行されるMPE
G圧縮解除をソフトウェアで実施することによって、典
型的なMPEG1による圧縮ストリームに対してリアル
・タイムの性能が得られるようになる。
【0021】
【実施例】従来技術で説明した図6に示されているの
は、また、図6に関連して解説するのは、JPEG、M
PEG、及び、P×64データ符号化規格における基本
的な圧縮解除プロセスである。8×8データ・ブロック
に対応するデータには、ハフマン・デコーダ12によっ
てハフマン復号化が施される。ハフマン復号化によっ
て、可変長ストリングが固定長記号集合に変換される。
最悪の場合、8×8データ・ブロックには、64の非ゼ
ロ値が存在する。次に、逆量子化器14によって、これ
らの記号がIDCT計算16に適した値の集合に変換さ
れる。MPEGまたはP×64データ符号化規格に従っ
て符号化されたデータに関する圧縮解除である場合に
は、IDCT出力に対してさらに処理を加えることが可
能である。
【0022】本発明は、行・列アプローチを利用して、
IDCTを実施すべき行列の疎状態に関する情報を発生
する特定のハフマン・デコーダを実現する。行・列アプ
ローチには、高速プロセッサによる局部記憶が、任意の
時間に、8つの順次データ・ポイント(すなわち、行ま
たは列)だけについてしか必要とされないという点で、
Feigの案(上述の)よりも有効である。このアプロ
ーチは、通常、データのために利用可能なレジスタが3
0までしかない、整数装置の少数の汎用レジスタを備え
た、典型的なRISCプロセッサ内において特に有効で
ある。これは、ループ制御、アドレス指定、及び、分岐
のためのレジスタを勘定にいれなければ、20のデータ
値だけしか有効に記憶し、処理することができないとい
うことを表している。従って、8×8のアレイ全体をレ
ジスタに記憶して、処理することはできない。
【0023】本発明の重要な態様の1つは、1990年
にAcademic Pressから刊行された、K.
R.Rao及びP.Yipによる「Discrete
Cosine Transform−Algorith
ms,Advantagesand Applicat
ions」の49〜51ページに解説されている離散フ
ーリエ変換(「DFT」)による8ポイントDCTの計
算である。DFTからDCTを計算するプロセスが、本
発明に従って、DFTがDCTの代わりに用いられる、
デジタル信号復号化ステップの実施例を示すプロセス流
れ図である、図1に示されている。IDFTからIDC
Tを計算するプロセスは、逆の順序で、すなわち、図1
の右から左に、図示のブロックを横切る必要があるとい
う点に留意されたい。
【0024】圧縮の場合、本発明において実施されるD
FT案では、8ポイント入力シーケンスから16ポイン
ト・シーケンスを合成する必要がある。
【0025】8ポイントDCTシーケンスX[k](k
=0,1,...,7)が与えられると、16ポイント
・シーケンスx[k]は、次のように合成される。
【0026】
【数4】
【0027】次に、16ポイントDFTが実施され、図
1に示すように、第1の8つの値√2、2/cos(k
・π/16)(k=1,2,...,7)によってスケ
ーリングが施される。これが、DCT出力である。スケ
ーリング操作は、DFT出力(図1に示す8ポイントの
ベクトル)と対角行列との乗算とみなすことが可能であ
り、ここで、対角項目は、図1に示すように、値√2、
2/cos(k・π/16)(k=1,2,...,
7)である。この対角行列は、量子化プロセスに組み込
むことが可能である。圧縮解除に関して、対角行列は、
逆量子化器のスケーリング行列に組み込むことが可能で
ある。
【0028】スケーリングによって、次の2つの効果が
誘発される。 (1)IDCTに入力されるデータのダイナミック・レ
ンジが縮小される。 (2)わずかな回数の乗算及び加算操作しか必要としな
い、DFT行列の疎因数分解が生じる。
【0029】復号化手順においては、効率の良い16ポ
イントDFTを利用する必要がある。1978年1月の
Mathematics of Computatio
n,Vol.32,No.141,pp175〜199
における、S.Winogradによる「On Com
puting the Discrete Fouri
er Transform」には、本発明の実施に利用
可能な、典型的なIDFT法についての説明がある。W
inogradは、各種DFTサイズに関する方程式の
表を提示している。これらの方程式は、下記の修正を加
えることによって、DFT計算時に、本発明によって実
現される。 (1)DFTにおける最初の8つの項だけしか計算しな
い。 (2)実数値の出力が期待されるので、虚数値を利用す
る全ての計算を廃棄する。
【0030】図2は、本発明による8ポイント・スケー
リング式IDCTのプロセス流れ図である。8ポイント
IDCTには、5回の乗算操作と、29回の加算操作が
必要になる点に留意されたい。従って、本発明において
実施されるIDCT計算の場合、IDFTからIDCT
へのプリスケーリングを逆量子化器の行列内に組み込
み、これに続いて、効率の良い16ポイントIDFT法
を利用して、所望の8ポイントIDCTを計算すること
が必要になる。
【0031】ハフマン・デコーダの出力における多数の
データは、ゼロ値である、すなわち、Hで表示される8
×8行列は、逆量子化器の入力において疎になりやす
い。JPEG、MPEG、及びP×64で圧縮されたビ
ット・ストリームから構成される大データ集合に基づい
て、疎行列は、下記のクラスの1つに含まれる傾向があ
るということが分かっている。 タイプ0:H[0,0]だけが非ゼロ。 タイプ1:H[i,j]の一方だけが非ゼロで、H
[0,0]はゼロ。 タイプ2:Hの上部の2×2の部分行列だけが、非ゼロ
の値を有している、すなわち、H[i,j](i=0,
1、j=0,1)の一部または全てが非ゼロである。8
×8行列における残りのH[i,j]の項目は、ゼロ値
である。 タイプ3:Hの上部の4×4の部分行列だけが、非ゼロ
の値を有している、すなわち、H[i,j](i=0,
1,..,3、j=0,1,..,3)の一部または全
てが非ゼロである。8×8行列における残りのH[i,
j]の項目は、ゼロ値である。 タイプ4:Hが上述のクラスのいずれのメンバでもな
い、すなわち、Hにおける占有パターンがランダムであ
る。
【0032】実験によれば、8×8データ・ブロックの
20〜60%は、タイプ0,...,タイプ3の1つに
含まれることが分かっている。本発明の重要な特徴は、
これらのクラスのブロックには、疎データが含まれてい
るので、こうした場合のIDCTを計算するための効率
の良いフロー・グラフを利用するできるという点であ
る。
【0033】ハフマン符号化データには、位置並びに値
情報が含まれているので、データ・ブロックを上述のク
ラスの1つのメンバとして分類するためのシステムは、
実際に実施可能である。本発明の望ましい実施例の場
合、該分類案を利用して、次のように、内容によってデ
ータ・ブロックを分類することが可能である。各記号
は、ハフマン・デコーダによって復号化されるので、そ
の位置情報を利用して、64ビット・マスクにビットを
セットすることが可能である。ハフマン・デコーダの入
力にブロック終結コードが到着して、8×8ブロックに
関する全データの復号化が済むと、64ビット・マスク
は、前述のブロック・クラスに固有の、記憶されている
64ビット・テンプレートと比較される。このプロセス
は、ハフマン・デコーダにおける計算を限界近くまで増
加させるが、IDCTの複雑さの減少が、ハフマン・デ
コーダの複雑さの増大を補って余りある。
【0034】8×8アレイの逆量子化及びIDCTに関
する基本計算手順は、次の通りである。 1.H[]が逆量子化及びIDCTを実施すべき8×8
アレイであると仮定する。H[]がハフマン・デコーダ
の出力である点に留意されたい。 2.逆量子化は、下記のように実施される。
【0035】
【数5】
【0036】ここで、(×)は、ポイントに関する乗
算、すなわち、Y[i,j]=S[i,j]*H[i,
j]を表しており、S[]は、デスケーリング行列と呼
ばれるものであり、 S[i,j]=b[j]*b[i]*q[i,j],i
=0,..,7,j=0,..,7, b[i]=a[i],i=0,..,7, a[i]=cos(i*pi/16)/(2*c
[i]) c[0]=1/√2、c[1]=c[2]=...c
[7]=1 q[0,0]...,q[7,7]が、圧縮時に指定さ
れた量子化行列の項目である点に留意されたい。S[]
は、圧縮解除プロセスの開始時に計算することが可能で
あり、従って、各8×8ブロックの圧縮解除時に計算す
る必要がない。 3.IDCT項、すなわち、Y[0,0]をプリシフト
して、通常、圧縮プロセス時に実施される、空間領域に
おける+128のシフトを補償する。このプリシフト
は、次の通りである.
【0037】
【数6】
【0038】4.Y[]のIDCTをX[]として計算
する。IDCT計算は、まず、Y[]の8つの行のそれ
ぞれについてIDCTを計算することによって実施され
る。IDCTの行計算は、図2に示すフロー・グラフに
従う。結果得られる8×8行列をT[]として表示す
る。T[]の各行毎に8ポイントIDCTを実施するこ
とによって、所望の8×8のIDCTが得られる。各列
毎の8ポイントIDCTが、図2に示すフロー・グラフ
に従うことにも留意されたい。
【0039】ここで概要を説明した基本計算ステップ
は、下記を必要とする. a)Y[]を計算するための64回の乗算操作。 b)プリシフトされるY[0,0]を計算するための1
回の加算操作。 c)Y[]のIDCTであるX[]を計算するための8
0回の乗算操作と464回の加算操作。
【0040】ここで解説したこの手順の操作回数は、タ
イプ0、タイプ1、及び、タイプ3クラスに属するブロ
ックの場合、大幅に減少させることが可能である。
【0041】タイプ0ブロック:タイプ0ブロックの場
合、8×8IDCTに関する計算手順は、下記の通りで
ある. 1.式(6)の項目(0,0)だけを計算する。これに
は、1回の乗算操作が必要である。 2.式(7)に従ってプリシフトを実施する。これに
は、1回の加算操作が必要である。 3.X[i,j]=Y[0,0](i=0,..,7,
j=0,..,7)をセットする。実施する場合、これ
には、63回のコピー操作が必要である。
【0042】これが、8×8IDCTである。
【0043】従って、タイプ0ブロックの場合、乗算操
作回数は、144回の乗算操作から1回の乗算操作に減
少し、加算操作回数は、465回の加算操作から1回の
加算操作に減少する。
【0044】タイプ1ブロック:タイプ1ブロックの場
合、計算は、タイプ0ブロックと同じである。
【0045】タイプ2ブロック:タイプ2ブロックの場
合、H[i,j](i=0,1,j=0,1)の一部ま
たは全てが非ゼロである。従って、式(6)から、計算
の必要があるのは、Y[i,j](i=0,1,j=
0,1)だけであり、残りのY[i,j]はゼロであ
る。タイプ2ブロックの8×8IDCTに関する計算手
順は、次の通りである。 1.式(6)に従って、Y[i,j](i=0,1,j
=0,1)の計算を行う。これには、4回の乗算操作が
必要である。 2.式(7)に従って、プリシフト操作を実施する。こ
れには、1回の加算操作が必要である。 3.汎用IDCTに関して前述の手順を利用して、
Y[]から8×8IDCTであるX[]を計算する。Y
[i,j]は、i=0,1,j=0,1の一部または全
てに関して、非ゼロになるので、簡潔化されたフロー・
グラフを利用して、8ポイントIDCTの計算を行う。
このフロー・グラフが図3に示されている。行・列アプ
ローチ及びこの簡潔化されたフロー・グラフを利用し
て、Y[]の最初の2行に対して8ポイントIDCTが
実施される。次に、簡潔化フロー・グラフを利用して、
8つの列に対する8ポイントIDCTが実施される。行
・列アプローチ及びこの簡潔化フロー・グラフによっ
て、30回の乗算操作と、120回の加算操作が行われ
ることになる。
【0046】従って、タイプ2ブロックの場合、乗算操
作回数は、144回の乗算操作から34回の乗算操作に
減少し、加算操作回数は、465回の加算操作から12
1回の加算操作に減少する。
【0047】タイプ3ブロック:タイプ3ブロックの場
合、H[i,j](i=0,..,3,j=0,..,
3)の一部または全てが、非ゼロである。従って、式
(6)から、計算の必要があるのは、Y[i,j](i
=0,..,3,j=0,..,3)だけであり、残り
のY[i,j]はゼロである。タイプ3ブロックの8×
8IDCTに関する計算手順は、次の通りである: 1.式(6)に従って、Y[i,j](i=0,..,
3,j=0,..,3)の計算を行う。これには、16
回の乗算操作が必要である。 2.式(7)に従って、プリシフト操作を実施する。こ
れには、1回の加算操作が必要である。 3.汎用IDCTに関して前述の手順を利用して、
Y[]から8×8IDCTであるX[]を計算する。Y
[i,j]は、i=0,..,3,j=0,..,3の
一部または全てに関して、非ゼロになるので、簡潔化さ
れたフロー・グラフを利用して、8ポイントIDCTの
計算を行う。このフロー・グラフが図4に示されてい
る。行・列アプローチ及びこの簡潔化されたフロー・グ
ラフを利用して、Y[]の最初の4行に対して8ポイン
トIDCTが実施される。次に、簡潔化フロー・グラフ
を利用して、8つの列に対する8ポイントIDCTが実
施される。行・列アプローチ及びこの簡潔化フロー・グ
ラフによって、60回の乗算操作と、252回の加算操
作が行われることになる。
【0048】従って、タイプ3ブロックの場合、乗算操
作回数は、144回の乗算操作から61回の乗算操作に
減少し、加算操作回数は、465回の加算操作から25
3回の加算操作に減少する。
【0049】タイプ4ブロック:タイプ4ブロックの場
合、操作は、汎用IDCTの事例において示された概要
の通りである。必要とされる乗算操作及び加算操作の回
数が節約されることはない。
【0050】一般に、タイプ0、タイプ1、タイプ2、
及び、タイプ3ブロックは多数存在するため、各事例毎
に解説の操作回数に基づくと、乗算及び加算操作は、ブ
ロック分類が実施されない先行技術による復号化と比較
して、少なくとも半分に減少させることが可能である。
【0051】以上の分類プロセスにおいて、正方形ブロ
ックが用いられているとしても、本発明の場合、計算を
大幅に減少させるために、矩形ブロックまたは三角形の
ブロックでさえ利用することが可能である。MPEGの
場合、三角形ブロック、すなわち、H[0,0]、H
[0,1]、及び、H[1,0]だけが非ゼロであるブ
ロックは、予測されるフレームに関して、極めてありき
たりのことである。
【0052】JPEG、MPEG、及び、P×64圧縮
規格は、圧縮に先立って、データを128だけレベル・
シフトする必要がある、すなわち、圧縮器に対する入力
は、下記のシーケンスになる.
【0053】
【数7】
【0054】圧縮解除の側では、この効果を取り消さな
ければならない、すなわち、IDCTの出力は、128
だけレベル・シフトする必要がある。この操作が空間領
域で行われる場合、各8×8データ・ブロック毎に、6
4の加算操作が必要になる。このプロセスは、8×8I
DCT入力アレイの項目(0,0)だけをレベル・シフ
トすることによって、空間領域操作ではなく、周波数領
域操作に修正することが可能である。このステップによ
って、加算操作回数は、8×8データ・ブロックにおい
て、64回の加算操作から1回の加算操作に減少する。
【0055】行・列アプローチは、簡略命令セット・コ
ンピュータ(「RISC」)アーキテクチャにおけるレ
ジスタの効率の良い利用に役立つものである。IDCT
操作自体、加算操作に対してスキューがある。ほとんど
のRISCアーキテクチャは、整数論理演算装置(「A
LU」)に専用の乗算装置を備えていない。備えていれ
ば、整数加算または減算を実施する場合の1サイクルに
比較して、整数乗算を実施するには、通常、複数サイク
ルを要することになる。従って、乗算操作回数を減らす
ことによって、本発明の圧縮解除案は、こうしたRIS
Cアーキテクチャに対してさらに効率が良くなる。
【0056】本発明のIDCTの実施においてプリスケ
ーリング行列を用いることによって、IDCT入力にお
けるダイナミック・レンジが縮小されることになる。従
って、16ビット演算を利用して、IDCTを計算する
ことが可能である。これによって、オーバフローが生じ
てはならない。本発明の特徴は、IDCTにおいて必要
とされる場合に、16ビット(ハーフ・ワード)加算及
び減算を利用することにより、RISCアーキテクチャ
で活用される。ハーフ・ワード命令を利用することによ
って、32ビット(ワード)演算が利用される場合に、
単一の行または列の処理に要するのと同じ時間で、2つ
の行または列が処理されることになる。
【0057】図5は、本発明に従って構成可能な並列処
理経路を示す、簡略命令セット・コンピュータ(「RI
SC」)のための論理演算装置(「ALU」)のブロッ
ク・レベルの概略図である。この図において、RISC
プロセッサ用のALU70には、プリシフト入力71及
び補数入力72が含まれており、計算済み出力73を送
り出す。ALU70内において、基本処理経路は、対応
する一連の計算済み出力78、79、80、81を送り
出す、複数のより狭い処理経路74、75、76、77
に区分化されている。より狭い各処理経路74、75、
76、77には、それぞれ、一連のデータ入力82/8
3、84/85、86/87、88/89が含まれてい
る。さらに、図示のように、4つの処理装置のうちの少
なくとも3つ75、76、77は、ALUが、完全な精
度の演算に合わせて構成されている場合には、先行処理
装置からの繰り越し値90、94、98を受信し、AL
Uが、例えば、本発明の圧縮解除案の実施に関連して、
より低い精度の演算との並列処理に合わせて構成されて
いる場合には、入力値91、94、99を受信するよう
になっている入力102、103、104を具備してい
る。精密処理モードまたは並列処理モードの選択は、選
択ラッチ92、96、100に加えられる選択信号9
3、97、101によって制御される。
【0058】IDCT(例えば、図2に示すような)の
場合、8ポイントICDTに対して、やはり、5回の乗
算操作を実施する必要がある。本発明では、乗算操作を
効率よく実施する、単純なシーケンスのシフト・加算命
令を与える。シフトに関するパラメータ及びシフト・加
算操作の回数は、計算中にオーバ・フローが生じないよ
うに選択することが望ましい。さらに、シフト・加算操
作は、1、2、または、3桁の右シフトに制限して、R
ISCプロセッサ・アーキテクチャに関する上述の構成
的強化を可能にし、本発明によって、すなわち、実施さ
れる計算回数を最小限に抑えるため、疎状態に関してデ
ータ・ブロックを分類することによって、また、RIS
Cプロセッサにおいて、これらの操作を並列に実施する
ことによって、データ・ブロック圧縮解除時におけるI
DCT計算速度性能を大幅に向上させる。
【0059】図2に示す流れ図を参照すると、b1,b
2=1.41421356が、1+(1/4[1+1/
2+1/8(1+1/4)])と書かれると、4つの右
シフト及び加算命令に関して、b1による乗算が実施可
能になる。b2=−2.61312587が、−3+1
/4[1+1/2+1/8(1/4+1/8)]と書か
れると、5つの右シフト及び加算命令に関して、b2に
よる乗算が実施可能になる。b4=1.0823922
が、1+1/8[1/2(1+1/4(1+1/
4))]と書かれると、3つの右シフト及び加算命令に
関して、b4による乗算が実施可能になる。b5=0.
76536686が、1−1/8(1+1/2+1/4
+1/8)と書かれると、4つの右シフト及び加算命令
に関して、b5による乗算が実施可能になる。
【0060】本発明によるRISCアーキテクチャに
は、IDCT乗算を効率よく実施できるようにする右シ
フト及び加算命令が含まれる。
【0061】右シフト及び加算の代わりに、左シフト及
び加算を利用することもできるし、あるいは、右シフト
と左シフトの組み合わせを利用して、乗算操作の効率の
良い合成を行うことも可能である。左シフト及び加算の
場合、本発明では、一連の左シフト及び加算による乗算
操作の実施に先立って、整数位取り因数Kによって係数
b1〜b5のスケーリングを行う点に留意されたい。右
シフト及び加算の場合には、データにスケーリングを施
すことによって、計算結果の正確度が高くなるが、左シ
フトの場合には、係数にスケーリングを施すことによっ
て、IDCTにおいて所望の正確度が得られる。いずれ
の場合にも、データの全てが同じスケーリングを受ける
限りにおいて、データまたは係数のスケーリングは、同
じになる。
【0062】前述のように、復号化プロセスにおいて、
ICDTは、s=A Sである。データにプリスケーリ
ングを施す場合(例えば、右シフト及び加算操作を実施
する場合)、Sと、全てKに等しい値を有する対角行列
Dとの事前乗算が行われる。sの代わりに、si=A
D Sが計算される。係数にプリスケーリングを施す場
合(例えば、左シフト及び加算操作を実施する場合)、
データに対して、異なるスケーリング行列S’が用いら
れる。行列Aと、全てK’に等しい値を有する対角行列
D’との乗算が行われる。従って、sの代わりに、sj
=D’AS’が計算される。sの値を得るため、IDC
Tの出力にポストスケーリングが施される。行D1、
S’によって、ADS=D’AS’になる。従って、s
i=sjであり、係数にスケーリングを施すと、データ
にスケーリングを施す場合と同じ結果が得られる。
【0063】本書では、望ましい実施例に関連して、本
発明の説明を行ってきたが、当該技術の熟練者にはすぐ
分かるように、本発明の精神及び範囲を逸脱することな
く、本書に記載のものの代わりに、他の応用例を用いる
ことも可能である。従って、付属の請求項以外に、本発
明を制限するものがないようにすることが望ましい。
【0064】上記構成にしたことにより下記に示すよう
に具現化できる。 1. 圧縮データ・ビット・ストリームにおける可変長
ストリングのハフマン復号化によって、データ・ブロッ
クに納められる固定長記号集合の形の出力を発生するス
テップと、前記データ・ブロックに納められるデータの
疎状態に基づいて前記データ・ブロックを分類するステ
ップと、逆量子化によって、前記データ・ブロック内の
前記記号を、逆離散余弦変換に適した値の集合に変換す
るステップと、データ・ブロックの分類に基づいて、逆
離散余弦変換操作を実施するステップから構成され、前
記データ・ブロック内におけるデータの疎状態に対応し
て、前記IDCT操作時に実施される計算回数が、減少
する圧縮データ・ビット・ストリームの圧縮解除を行う
ための方法である。
【0065】2. 前記分類ステップに、さらに、各デ
ータ・ブロックがHで表示の行列として定義され、前記
データ・ブロックが、それぞれ、前記データ・ブロック
内におけるデータの占有状態に基づいて、タイプ0(H
[0,0]だけが非ゼロ)、タイプ1(H[i,j]の
一方だけが非ゼロで、H[0,0]はゼロ)、タイプ2
(Hの上部の2×2の部分行列だけが、非ゼロの値を有
しており、H[0,0]、H[0,1]、H[1,
0]、及び、H[1,1]の一部または全てが非ゼ
ロ)、タイプ3(Hの上部の4×4の部分行列だけが、
非ゼロの値を有しており、H[i,j](i=0,
1,...,3、j=0,1,...,3)の一部また
は全てが非ゼロ)、タイプ4(Hが上述のクラスのいず
れのメンバでもなく、Hにおける占有パターンがランダ
ムである)といったクラスの1つに納められる分類案に
従って、前記データ・ブロックを分類するステップが含
まれる上記1に記載の方法である。
【0066】3. さらに、演算論理装置において複数
の行及び列のうちの少なくとも1つに同時に並列処理を
施し、少なくとも1つの前記IDCT操作を実施するス
テップが含まれる上記1に記載の方法である。
【0067】4. 前記圧縮データ・ビット・ストリー
ムが、MPEG、JPEG、及び、P×64イメージ及
びビデオ圧縮規格に基づいて圧縮される上記1に記載の
方法である。
【0068】5. 前記IDCT操作の前記実施ステッ
プに、さらに、乗算の場合に限って、シフト加算操作を
利用して、前記IDCTの計算を行うステップが含まれ
る上記1に記載の方法である。
【0069】6. プリスケーリング行列を用いて、前
記IDCTを実施する間に、操作を施される前記値の集
合のダイナミック・レンジを狭めるステップが含まれる
上記1に記載の方法である。
【0070】7. さらに、前記IDCT操作によって
生じる出力をレベル・シフトするステップが含まれる上
記1に記載の方法である。
【0071】8. 前記データ・ブロック分類ステップ
では、前記データ・ブロックの任意に選択された部分集
合に基づいて、各データ・ブロックが分類される上記1
に記載の方法である。
【0072】9. 圧縮データ・ビット・ストリームに
おける可変長ストリングを復号化して、データ・ブロッ
クに納められる固定長記号集合の形の出力を発生するた
めのハフマン・デコーダと、前記データ・ブロックに納
められるデータの疎状態に基づいて、前記各データ・ブ
ロックを分類するための手段と、逆量子化によって、各
データ・ブロック内の前記記号を、逆離散余弦変換の計
算に適した値の集合に変換するための逆量子化器と、デ
ータ・ブロックの分類に基づいて、逆離散余弦変換
(「IDCT」)操作を実施するためのプロセッサから
構成され、前記各データ・ブロック内におけるデータの
疎状態に対応して、前記IDCT操作時に実施される計
算回数が、減少する圧縮データ・ビット・ストリームの
圧縮解除を行うための装置。
【0073】10. さらに、各データ・ブロックがH
で表示の行列に基づくものであり、前記データ・ブロッ
クが、それぞれ、前記データ・ブロック内におけるデー
タの占有状態に基づいて、タイプ0(H[0,0]だけ
が非ゼロ)、タイプ1(H[i,j]の一方だけが非ゼ
ロで、H[0,0]はゼロ)、タイプ2(Hの上部の2
×2の部分行列だけが、非ゼロの値を有しており、H
[0,0]、H[0,1]、H[1,0]、及び、H
[1,1]の一部または全てが非ゼロ)、タイプ3(H
の上部の4×4の部分行列だけが、非ゼロの値を有して
おり、H[i,j]、i=0,1,...,3、j=
0,1,...,3の一部または全てが非ゼロ)、タイ
プ4(Hが上述のクラスのいずれのメンバでもなく、H
における占有パターンがランダムである)といったクラ
スの1つに納められる分類案に従って、データ・ブロッ
ク・タイプを選択するための手段が設けられている上記
9に記載の装置。
【0074】11. さらに、少なくとも1つの前記I
DCT操作を実施する際に、複数の行及び列のうちの少
なくとも1つに同時に並列処理を施す並列プロセッサと
しての働きをするのに適した、演算論理装置が設けられ
ている上記9に記載の装置である。
【0075】12. 前記圧縮データ・ビット・ストリ
ームが、MPEG、JPEG、及び、P×64イメージ
及びビデオ圧縮規格に基づいて圧縮される上記9に記載
の装置である。
【0076】13. さらに、乗算の場合に限って、シ
フト加算操作を利用して、前記IDCTの計算を行うの
に適した演算プロセッサが含まれる上記9に記載の装置
である。
【0077】14. 前記IDCTを実施する間に、操
作を施される前記値の集合のダイナミック・レンジを狭
めるためのプリスケーリング行列が含まれる上記9に記
載の装置である。
【0078】15. さらに、前記IDCT操作によっ
て生じる出力をレベル・シフトするためのレベル・シフ
タが含まれる上記9に記載の装置である。
【0079】16. 前記データ・ブロック分類手段
が、前記データ・ブロックの任意に選択された部分集合
に基づいて、各データ・ブロックを分類するという上記
9に記載の装置である。
【0080】
【発明の効果】上記説明したように本発明に係る高速デ
ジタル信号復号化方法は、データ・ブロック内における
データの疎状態に対応して、完全な8×8IDCT計算
を実施しないでIDCT操作時に実施される計算回数を
減少させる、具体的には80回の乗算操作及び462回
の加算操作まで減少させることができる。また、このよ
うな簡潔化したIDCTを利用することに加えてデ−タ
・ブロックの分類を利用することによって乗算及び加算
の総回数を減らすことができる。更に、乗算に適した係
数の合成が可能となり、RISCプロセッサ・アーキテ
クチヤ に対してIDCT操作の効率の良いマッピングを
容易にする強化策を適用することによってデータの並列
処理が可能になり、IDCT計算の実施可能速度が大幅
に上昇する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って、離散フーリエ変換の代わりに
離散余弦変換が行われる、デジタル信号復号化ステップ
の実施例を示すプロセス流れ図である。
【図2】本発明による8ポイントIDCTに関するプロ
セス流れ図である。
【図3】本発明によるタイプ2ブロックに関するIDC
T計算を示す流れ図である。
【図4】本発明によるタイプ3ブロックに関するIDC
T計算を示す流れ図である。
【図5】本発明による構成可能な並列処理経路を示す、
簡略命令セット・コンピュータ(「RISC」)のため
の論理演算装置(「ALU」)に関するブロック・レベ
ルの概略図である。
【図6】JPEG、MPEG、及び、P×64DCTに
基づく圧縮案に関する汎用圧縮解除パイプラインのブロ
ック・レベルの概略図である。
【符号の説明】
14 量子化器 70 論理演算装置 74、75、76、77 処理経路 92、96、100 選択ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03M 7/40 8842−5J H04N 1/41 B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮データ・ビット・ストリームにおけ
    る可変長ストリングのハフマン復号化によって、所定デ
    ータ・ブロックに納められる固定長記号の集合の形で出
    力するステップと、 前記データ・ブロックに納められるデータの疎状態に基
    づいて前記データ・ブロックを分類するステップと、 逆量子化によって、前記データ・ブロックに納められた
    前記固定長記号を、逆離散余弦変換に適した値の集合に
    変換するステップと、 前記データ・ブロックの分類に基づいて、逆離散余弦変
    換操作を実行するステップとから構成され、 前記データ・ブロック内におけるデータの疎状態に対応
    して、前記IDCT操作時に実施される計算回数を減少
    させることを特徴とする高速デジタル信号復号化方法。
JP6320778A 1993-12-30 1994-12-22 高速デジタル信号復号化方法 Pending JPH07236143A (ja)

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US08/175,445 US5467131A (en) 1993-12-30 1993-12-30 Method and apparatus for fast digital signal decoding
US175-445 1993-12-30

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