JPH07236088A - オートアイリス制御装置 - Google Patents

オートアイリス制御装置

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Publication number
JPH07236088A
JPH07236088A JP6046485A JP4648594A JPH07236088A JP H07236088 A JPH07236088 A JP H07236088A JP 6046485 A JP6046485 A JP 6046485A JP 4648594 A JP4648594 A JP 4648594A JP H07236088 A JPH07236088 A JP H07236088A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
auto iris
ripple
diaphragm
Prior art date
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Pending
Application number
JP6046485A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Onuma
尚 大沼
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6046485A priority Critical patent/JPH07236088A/ja
Publication of JPH07236088A publication Critical patent/JPH07236088A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オートアイリスの利得を下げずにリップル信
号を小さくする。 【構成】 撮像部11において得られた映像信号S1は、
並列接続されたピーク値検出回路12及び平均値検出回
路13により直流信号に変換され、増幅回路14で増幅
された後にサンプルホールド回路15を介して絞り駆動
部16に入力され、絞り駆動部16はこの信号に従って
レンズの絞りを駆動するように構成されている。ここ
で、増幅回路14からの信号をフィルタ回路17によっ
てリップル信号を分離し、このリップル信号が閾値より
も大きくなった際にサンプルホールド回路15をサンプ
ルホールド状態に切換えることにより、リップル信号の
最大値を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビカメラのレンズ絞
りを自動的に制御するオートアイリス制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビカメラでは所定の光量を
得るために、映像信号の値の大小を判別してレンズ絞り
を自動的に制御するオートアイリス回路が採用されてい
る。
【0003】従来、図4に示すようにテレビカメラの撮
像部1において得られた映像信号S1ピーク値及び平均値
を、ピーク値検出部2及び平均値検出部3においてそれ
ぞれ直流信号に変換し、これらの直流信号を混合した後
に、増幅回路4により増幅して絞り駆動部5に入力して
いる。絞り駆動部5では、この入力信号と絞り検出部6
において検出した絞り位置信号S2とを比較し、その偏差
信号に従ってレンズの絞りを駆動してオートアイリス制
御を行うように構成されている。なお、オートアイリス
の応答性はピーク値検出部2及び平均値検出部3の積分
時定数と絞り駆動部の利得によって決定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オートアイリス制御では応答性においてカメラマンの要
望を満足させているとは云い難い。応答性を良好にする
ためには、ピーク値検出部2及び平均値検出部3に含ま
れる積分回路の積分時定数を小さく設定し、絞り駆動部
5の利得を大きくする必要があるが、積分回路の時定数
を小さく設定すると、オートアイリス信号に垂直同期信
号と同じ周波数のリップル信号量が増加する。このリッ
プル信号は主に映像信号の垂直ブランキングにより発生
し、特に撮像画面の上下に明るい部分と暗い部分がある
場面などを撮影した場合に、リップル信号の量が増加す
る。
【0005】このリップル信号が増幅回路4により増幅
されると、絞り駆動部5のアクチュエータで振動音が発
生し、この振動音がマイクに拾われると収録時に悪影響
を与えるばかりでなく、テレビカメラを操作するカメラ
マンに不快感を与えることになる。また、絞り駆動部5
のアクチュエータの微振動はアクチュエータのブラシ等
の摩耗を早め、耐久性の劣化が早まるという欠点にもつ
ながっている。
【0006】このリップル信号は検出回路の積分時定数
を大きくすることにより小さくすることは可能である
が、積分時定数を大きくするとオートアイリス信号に応
答時間の遅れが発生し、実際の作動ではオーバシュート
の増大やアイリスハンチング現象が生ずるため、オート
アイリス制御装置としては実用に耐えられない。
【0007】これらのオーバシュートやアイリスハンチ
ング現象を防止するためには、絞り駆動部の利得を小さ
く設定しなければならず、結果としてオートアイリスの
応答性が犠牲となる。
【0008】本発明の目的は、オートアイリスの利得を
下げずに、リップル信号を小さくしたオートアイリス制
御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るオートアイリス制御装置は、テレビカメ
ラの撮影部から出力される映像信号のピーク値及び平均
値を検出してオートアイリス用直流信号に変換し、該オ
ートアイリス用直流信号を増幅して絞り駆動部に入力す
ることによりレンズの絞りを制御するオートアイリス制
御装置において、前記オートアイリス用直流信号のリッ
プル信号を分離するフィルタと、前記リップル信号の大
小を比較する比較器と、前記オートアイリス用直流信号
をサンプルホールド回路を介して前記絞り駆動部に伝達
し、前記比較器の出力により前記リップル信号が閾値よ
りも大きくなった際に、前記サンプルホールド回路をサ
ンプルホールド状態にすることを特徴とする。
【0010】
【作用】上述の構成を有する本発明に係るオートアイリ
ス制御装置は、フィルタによりオートアイリス用直流信
号のリップル信号を分離し、このリップル信号が閾値よ
り大きくなった際に、比較器はサンプルホールド回路を
サンプルホールド状態に切換える信号を出力することに
より、オートアイリス制御を行う。
【0011】
【実施例】本発明を図1〜図3に図示の実施例に基づい
て詳細に説明する。図1は実施例のブロック回路構成図
であり、テレビカメラの撮像部11から出力される映像
信号S1は、ダイオードと積分コンデンサにより構成され
るピーク値検出回路12と、抵抗と積分コンデンサによ
り構成される平均値検出回路13に並列的に接続されて
いる。これらのピーク値検出回路12、平均値検出回路
13の出力は増幅回路14を介して、電子スイッチ15
aとコンデンサ15bにより構成されるサンプルホール
ド回路15に接続され、更にサンプルホールド回路15
の出力は絞り駆動部16に接続されている。
【0012】また、増幅回路14の出力はフィルタ回路
17を介して第1比較回路18、第2比較回路19の双
方に並列的に接続され、これらの第1比較回路18、第
2比較回路19の出力はサンプルホールド回路15の電
子スイッチ15aの切換えを行うようにされている。一
方、絞り駆動部16には、絞り制御位置を電圧値にして
検出する絞り検出部20の絞り位置信号S2が接続されて
いる。
【0013】テレビカメラの撮像部11は輝度信号から
成る映像信号S1をピーク値検出回路12及び平均値検出
回路13に出力し、ピーク値検出回路12はこの映像信
号S1のピーク値を直流信号に変換し、平均値検出回路1
3は映像信号S1の平均値を直流信号に変換する。なお、
これらのピーク値及び平均値は、画のない部分により発
生する映像信号S1に含まれる垂直ブランキング信号や、
撮像画面の状態により垂直同期信号と同じ周波数のリッ
プル信号を含むものであり、これらの垂直ブランキング
信号及びリップル信号の大小は映像信号S1の波形やレベ
ルにより変化し、更には積分時定数によっても異なる。
つまり、積分時定数を小さくすれば、カットオフ周波数
が高くなるためリップル信号は大きくなり、逆に積分時
定数を大きくすればカットオフ周波数が低くなるため、
リップル信号は小さくなる。また、水平ブランキング信
号のリップル信号に対する影響は周波数が非常に高いた
め殆ど発生することはない。
【0014】次に、検出されたピーク値及び平均値は一
定の割合で混合され、増幅回路14において増幅され
る。このように、ピーク値及び平均値を一定の割合で混
合する理由は、平均値のみでオートアイリス信号を作る
と、太陽等の強い光が画面に入った際にスミア等の悪影
響が発生し、またピーク値のみでオートアイリス信号を
作ると、空等が画面に入った場合に空以外の部分が暗く
なって、実際に写したい画が撮影されなくなる状態の発
生を許容以下に抑えるためである。
【0015】増幅回路14で増幅された信号は、サンプ
ルホールド回路15とフィルタ回路17にそれぞれ入力
され、フィルタ回路17は垂直同期周波数の近傍又はそ
れ以上のリップル信号のみを通過させて第1比較回路1
8、第2比較回路19に出力し、直流に近い成分を阻止
する。
【0016】図2はフィルタ回路17に出力されるリッ
プル信号波形を示しており、Aはリップル信号が大きい
場合、Bはリップル信号が小さい場合の波形をそれぞれ
示している。第1比較回路18、第2比較回路19はリ
ップル信号の絶対値が所定の値V1を越えた際に、第1比
較回路18又は第2比較回路19はサンプルホールド回
路15を作動させる制御信号を出力する。即ち、リップ
ル信号が+V1と−V1の幅を越えた場合に、サンプルホー
ルド回路15の電子スイッチ15aは開放され、+V1と
−V1の幅の内側に含まれる場合にスイッチ15aを閉じ
る。これにより、サンプルホールド回路15の出力信号
は図3に示すように常に+V0−V1と+V0−V1との間に含
まれるようになる。なお、+V0は直流成分を示してい
る。
【0017】例えば、図2のリップル成分Aは図3の
A’に示すように第1比較回路18、第2比較回路19
により設定された幅の内側に削減され、リップル成分B
は削減されずにそのまま通過する。このようにして、リ
ップル成分が削減されたオートアイリス信号は絞り駆動
部16に入力される。最後に、絞り駆動部16はこのオ
ートアイリス信号を絞り検出部20からの絞り位置信号
S2と比較し、その偏差信号を増幅して絞り機構を駆動す
るアクチュエータを作動させ、オートアイリス動作を行
う。
【0018】他の実施例としては、A/Dコンバータを
付加した演算回路を増幅回路14の後段に接続し、増幅
回路14からの信号をこの演算回路に入力して垂直同期
信号の周期と同じ時間間隔で、オートアイリス信号の最
大値及び最小値を検出するか、或いはオートアイリス信
号を複数回取り込んで平均値を演算し、その結果をD/
Aコンバータ等に出力することにより、リップルの少な
いオートアイリス信号を得ることができるため、先の実
施例と同様の効果を得ることが可能になる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るオート
アイリス制御装置は、オートアイリスのリップル信号を
削減する回路を付加することにより、時間遅れやリップ
ルの少ないオートアイリス信号が得られ、絞り駆動部の
利得を増加させてもオーバシュートやアイリスハンチン
グの発生を防止することができるため、応答性に優れた
オートアイリス機能を実現できるだけでなく、絞り駆動
用アクチュエータの振動音も抑えることができる。ま
た、レンズの絞り駆動用アクチュエータとしてモータを
使用している場合には、リップルによる微振動に起因す
るブラシの摩耗を防止することができるため、耐久性を
向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のブロック回路構成図である。
【図2】リップル信号の波形のグラフ図である。
【図3】サンプルホールド回路を通過したオートアイリ
ス信号の波形のグラフ図である。
【図4】従来例のブロック回路構成図である。
【符号の説明】
11 撮像部 12 ピーク値検出回路 13 平均値検出回路 14 増幅回路 15 サンプルホールド回路 16 絞り駆動部 17 フィルタ回路 18 第1比較回路 19 第2比較回路 20 絞り検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビカメラの撮影部から出力される映
    像信号のピーク値及び平均値を検出してオートアイリス
    用直流信号に変換し、該オートアイリス用直流信号を増
    幅して絞り駆動部に入力することによりレンズの絞りを
    制御するオートアイリス制御装置において、前記オート
    アイリス用直流信号のリップル信号を分離するフィルタ
    と、前記リップル信号の大小を比較する比較器と、前記
    オートアイリス用直流信号をサンプルホールド回路を介
    して前記絞り駆動部に伝達し、前記比較器の出力により
    前記リップル信号が閾値よりも大きくなった際に、前記
    サンプルホールド回路をサンプルホールド状態にするこ
    とを特徴とするオートアイリス制御装置。
  2. 【請求項2】 前記オートアイリス用直流信号は前記ピ
    ーク値と平均値とを一定の割合で混合した請求項1に記
    載のオートアイリス制御装置。
JP6046485A 1994-02-21 1994-02-21 オートアイリス制御装置 Pending JPH07236088A (ja)

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JP6046485A JPH07236088A (ja) 1994-02-21 1994-02-21 オートアイリス制御装置

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JP6046485A JPH07236088A (ja) 1994-02-21 1994-02-21 オートアイリス制御装置

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JPH07236088A true JPH07236088A (ja) 1995-09-05

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ID=12748516

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JP6046485A Pending JPH07236088A (ja) 1994-02-21 1994-02-21 オートアイリス制御装置

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JP (1) JPH07236088A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008058402A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Canon Inc 制御装置および撮像装置
JP2008058401A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Canon Inc 制御装置および撮像装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008058402A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Canon Inc 制御装置および撮像装置
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