JPH07236028A - カラー画像読取装置 - Google Patents

カラー画像読取装置

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JPH07236028A
JPH07236028A JP6027014A JP2701494A JPH07236028A JP H07236028 A JPH07236028 A JP H07236028A JP 6027014 A JP6027014 A JP 6027014A JP 2701494 A JP2701494 A JP 2701494A JP H07236028 A JPH07236028 A JP H07236028A
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JP
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light
color
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JP6027014A
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Inventor
Yuichi Ichikawa
裕一 市川
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一ラインのカラー画像情報を正確な位置精
度で同時に読み取ることをができる小型のカラー画像読
取装置を提供すること。 【構成】 カラー画像を色分解して読み取る画像読取装
置において、偏向ミラー51および多重ダイクロイック
ミラー53とが透明部材52を介して一体的に構成され
た色分解素子5を、受光素子6の窓材6c上に直接接着
し、多重ダイクロイックミラー53と受光素子6との距
離を最小とすることにより、正確な位置精度でカラー画
像読取を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像を3原色に
色分解して読み取る画像読取装置に関し、特に、光学像
の読取精度を改善したカラー画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー原稿を、3原色に色分解し、この
色分解された波長域別の光を受光素子により光電変換し
て読み取るカラー原稿読取装置は、従来、種々のものが
知られている。
【0003】例えば、図8に示すように、光源1に所望
波長域全てを含む白色光を用い、プラテンガラス3に載
置された原稿2からの反射光を結像する結像レンズ4
と、1チップ上にR(赤)、G(緑)、B(青)の3つ
の分光感度特性を有するように設定した3つのラインセ
ンサを副走査方向に配列してなる受光素子6を用いて、
副走査方向に走査しながら読み取る方法がある。この場
合、3つのラインセンサで順次読み取るので、リアルタ
イムでカラー画像の色処理を行う際には遅延メモリが必
要になり、また、そのため画像処理が複雑になり、コス
トが高くなるという問題がある。更には、副走査時にお
いて機械的な走査ブレにより色ズレが生じ、鮮鋭なカラ
ー画像を得るのが難しいという欠点があった。
【0004】また、図9に示すように、白色光源1を用
い、原稿2からの反射光を結像する結像レンズ4と受光
素子6との光路中に、所望する波長域のみを反射するダ
イクロイック膜(二色性被膜)を透明層を介して積層し
たビームスプリッタ50を用いて平行光線に色分解し、
複数のラインセンサを一体に備えた受光素子6に受光さ
せる構成のものも提案されている(たとえば、特開平3
−201861号公報参照)。この方式の場合、受光素
子6の読取面は、結像レンズ4の光軸方向に対し90°
の角をなすため、受光素子のパッケージの形状と結像レ
ンズ4の結像角の関係で、ビームスプリッタ50の面積
をある程度大きくする必要があると同時に、光学的位置
調整が困難になるという欠点があった。
【0005】さらに、図10に示すように、白色光源1
を用い、原稿2からの反射光を結像する結像レンズ4と
受光素子6との光路中に所望する波長域のみを反射する
ダイクロイック膜(二色性被膜)を透明層を介して積層
したビームスプリッタ二組50a,50bを用いて平行
光線に色分解し、複数のラインセンサを一体に備えた受
光素子6に受光させる構成のものが提案されている(た
とえば、特開平2−180465号公報、特開平1−2
37619号公報参照)この場合には、色分解された各
色光の光路長は全て同一となるという利点はあるもの
の、やはり受光素子6の読取面は、結像レンズ4の光軸
方向に対し90°の角をなすため、受光素子6の光学的
位置調整が困難になるという欠点があった。また、色分
解される各色光の光線は、複数のビームスプリッタ50
a,50bを通過するために、特に青色光成分の光量ロ
スによる画像読取システムの青色チャンネル出力のS/
N比の劣化が問題であった。更に、光線が第1ビームス
プリッタ50a、第2ビームスプリッタ50bを経て受
光素子6に到達するまでにある程度の距離を要するた
め、ビームスプリッタ50a、50bの平面精度及び組
立て精度が厳しく要求され、原稿2からの反射光を受光
素子6の受光画素部の正確な位置に導くことが極めて困
難であるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、比較的容易に製造できる
小型の色分解素子を用いることで、画像読取装置を大型
化させることなく、光学調整が容易で、同一ラインのカ
ラー画像情報を正確な位置精度で同時に読み取ることを
ができるカラー画像読取装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、線状光源と、
1チップ上に複数の一次元画素列を並列して形成した受
光素子と、前記光源により照明された原稿からの反射光
を集光させる結像レンズと、前記結像レンズを通過した
反射光を色分解し、各波長毎に異なる一次元画素列上に
結像させる色分解手段とを有してなるカラー画像読取装
置において、前記色分解手段は、前記前記結像レンズを
通過した反射光を偏向する偏向ミラーと、前記偏向ミラ
ーにより偏向された反射光を色分解して各色の光束を前
記受光素子の画素列上にそれぞれ分離して集光させる多
重ダイクロイックミラーとが、透明部材を介して一体的
に形成されたものであることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、カラー画像の読取に際して、
小型の色分解素子を用いることにより、装置を大型化す
ることなく、位置ズレのない単一ラインの画像情報が読
み込むことができる。このとき、色分解素子を、受光素
子の窓材上に直接接着し、多重ダイクロイックミラーと
受光素子との距離を最小としたことにより、多重ダイク
ロイックミラーの平面度不良による影響を極力小さく
し、正確な位置精度でカラー画像読取ができるようにな
る。また、受光素子の取り付け方向が従来の受光素子を
用いる場合と同様なので、光学調整が容易である。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0010】図1は、本発明に係わるカラー画像読取装
置の第1の実施例を示したものである。この装置は、発
光光束が可視波長域のほぼ全域を含む白色光源1と、反
射光の光束を制限する線状スリット11と、原稿2を載
置させるプラテンガラス3と、原稿2からの反射光を集
光させる結像レンズ4と、反射ミラーと色分解手段とか
らなる色分解光学素子5と、反射光を受光して原稿の持
つ情報を電気信号として出力させる複数の一次元画素列
を有する受光素子6とから構成されている。
【0011】上記色分解光学素子5は、図2に示すよう
に、反射光を全波長成分にわたって反射し光路を90度
偏向する反射面51aを有する全反射ミラー51と、入
射光を三原色の情報に分解する色分解手段としての多重
ダイクロイックミラーアッセンブリ53と、全反射ミラ
ー51と多重ダイクロイックミラーアッセンブリ53を
一定間隔を置いて平行に保つための透明部材52とを一
体的に形成して構成されている。
【0012】また、上記受光素子6は、1チップ上に複
数の一次元画素列61、62、63(図3参照)が並列
して形成された受光素子本体6aと、この受光素子本体
6aを支持するハウジング6bと、受光素子本体6aの
前面を覆う透明部材からなる窓材6cと、受光素子本体
6aと外部回路との電気的接続を行うための複数のピン
6dとを有している。
【0013】第1の実施例における多重ダイクロイック
ミラーアッセンブリ53は、全反射ミラー51からの入
射光を90度偏向するような角度で全反射ミラー51と
平行に設置され、多重ダイクロイックミラーアッセンブ
リ53の光束が入射する側の最表面531に青成分光反
射のダイクロイック被膜が形成されると共に、多重ダイ
クロイックミラーアッセンブリ53の2層の貼り合わせ
面532に緑成分光反射の被膜が形成され、それぞれの
面を透過した赤成分光が反射ミラー面533で反射され
る構成とされている。したがって、システム上、もとも
と不足がちな青成分光は、全反射ミラー51で反射され
た後、多重ダイクロイックミラーアッセンブリ53の光
束が入射する側の最表面531で直ちに反射されるの
で、光量損失が比較的少ない状態で受光素子6に導かれ
ることになり、青成分光に対応する信号出力の低下を抑
えることができS/N比の劣化が低減される。
【0014】色分解光学素子5は、全反射ミラー51と
多重ダイクロイックミラーアッセンブリ53とが透明部
材52を介して一体構造となっているため、単体のミラ
ーを別々に設置してなる構造に比べ、相互の平行度の精
度が良好になるという特徴があり、光学的位置調整が容
易になるという利点があるとともに、受光素子の取り付
け方向が装置全体の光軸すなわちレンズの光軸の方向と
同じであるため、光学調整が容易であるという利点もあ
る。
【0015】受光素子6は、図3に示したように、1チ
ップ上に168ミクロンずつ離れて並列する3つの一次
元画素列61、62、63を有する撮像センサであり、
上記の色分解光学素子5により色分解された三原色の各
色成分が各々の画素列に集光するよう配置されている。
【0016】この受光素子6の窓材6c上に色分解光学
素子5を実装する際は、受光素子6の窓材6c上あるい
は色分解光学素子5の接着面側に光学接着剤を塗布した
後、色分解光学素子5を受光素子6の上に載せる。次
に、上部より実体顕微鏡等の光学像拡大手段により色分
解光学素子5を通して観察される受光素子6内の一次元
画素列61、62、63を観察しながら色分解光学素子
5の位置合わせを行い、その後、固定する。色分解光学
素子5と受光素子6を接着した後の装置内での光学調整
は、従来と同様の方法で行う。
【0017】多重ダイクロイックミラーアッセンブリ5
3内の各反射層間の透明層部材534、535の厚さ
は、透明部材52の光学屈折率及び透明層部材534、
535の光学屈折率の比、及び、受光素子6上の3つの
一次元画素列61、62、63間のピッチにより決定さ
れる。第1の実施例では、透明部材52と透明層部材5
34、535は、いずれも可視波長域における光学屈折
率がN=1.52〜1.53のものを用いているため、
多重ダイクロイックミラーアッセンブリ53内の各反射
層間の透明層部材534、535の厚さを共に約119
ミクロンとすることで各色反射光の間隔を受光素子6の
画素列間のピッチと一致させることができた。
【0018】ここで、色分解光学素子5を経て受光素子
6に入射する各色成分光線の光路長が、緑光線を基準
に、青光線が約110ミクロン短く、赤光線が約110
ミクロン長くなってしまうことが問題となる。第1の実
施例では、この光路長の差異に適合するように、緑光の
結像焦点位置を基準に青光の結像焦点位置を約100ミ
クロン短く、赤光の結像焦点位置を約100ミクロン長
くなるように、予め結像レンズ4を設計し、色分解光学
素子5により生ずる各色成分光線の光路長の差を相殺す
ることで、色分解された三原色の各成分光を各々の一次
元画素列上にボケることなく結像させることができた。
【0019】なお、結像レンズの縦色収差による青色
光、緑色光、赤色光の焦点距離のズレ量は、各々50〜
200ミクロンの範囲であることが望ましい。これは、
焦点距離のズレ量が50ミクロンより小さいと透明層部
材534、535の厚さを約54ミクロンより薄くしな
ければならず、多重ダイクロイックミラーアッセンブリ
53の製造が困難になるという問題が生じ、200ミク
ロンより大きいと結像レンズの特性上、各色光に対する
結像される像の解像度が劣化するという問題が生じるか
らである。
【0020】上記した色分解光学素子5の製造方法の一
例を図4に示す。まず、表面にAl層をコートした厚さ
2mmの全反射ミラー550、厚さ0.118mmのス
ペーサ555、厚さ0.118mmの両面ダイクロイッ
クミラーコート透明基板554を光学接着剤にて張り合
わせて、多重ダイクロイックミラーアッセンブリ基板5
53を形成する。次に、厚さ2mmのスペーサ基板55
2、表面にAl層をコーティングした厚さ2mmの全反
射ミラー基板551をそれぞれ光学接着剤にて積層接着
する。各基板の大きさは80mm角大とした。積層した
色分解光学素子基板500をスライサーにより45°の
角度で幅約4.5mm間隔で切断し16本に分離する。
次に、スライシング面両面を光学研磨することで色分解
光学素子5が完成する。このように、第1の実施例にお
ける色分解光学素子5は、量産性に富む方法にて製造可
能である。
【0021】次に本発明の第2の実施例について、図5
〜図7を参照して説明する。なお、第1の実施例と対応
する部材には同一符号を付している。
【0022】第2の実施例においては、受光素子6の前
面に配置される色分解光学素子7の構造が第1の実施例
の色分解光学素子5とは異なっている。
【0023】色分解光学素子7は、図6に示すように、
反射光を特定の2色の情報に分解して反射し光路を90
度偏向するダイクロイック被覆形成面711と全反射面
712とを有する第1の色分解素子71と、第1の色分
解素子71からの反射光を第1の色分解素子71とは異
なる2色の情報に分解し光路を90度偏向するダイクロ
イック被覆形成面721と全反射面722とを有する第
2の色分解素子72と、第1の色分解素子71と第2の
色分解素子72を一定間隔を置いて平行に保つための透
明部材73とを一体的に形成して構成されている。
【0024】本実施例における第1の色分解素子71
は、結像レンズ4から射出された光束を90度偏向する
ような角度で設置され、光束が入射する側の最表面71
1に青成分光反射のダイクロイック被膜が形成されてい
る。第1の色分解素子71の最表面711では入射光の
うち青成分光のみが反射され、残りの黄光成分は透過す
る。色分解素子71の最表面711を透過した黄成分光
は、全反射ミラー面712で反射される。第1の色分解
素子71の最表面711で反射された青成分光及び全反
射ミラー面712で反射された黄成分光は、透明部材7
3を通過し第2の色分解素子72に入射する。第2の色
分解素子72は第1の色分解素子71と平行に配置され
ており、その最表面721には青成分光及び緑或分光を
反射するグイクロイック被膜が形成されており、色分解
素子71の最表面711で反射された青成分光及び全反
射ミラー面712で反射された黄成分光のうちの緑成分
光が反射される。第2の色分解素子72の最表面721
を透過した黄成分光のうちの残りの赤成分光は、全反射
ミラー面722で反射される。このようにして結像レン
ズ4を通過した光情報は、色分解光学手段7により青成
分光、緑成分光、赤成分光に分解され、図3に示す受光
素子6の三列の一次元画素列上61、62、63にそれ
ぞれ導かれるここで、システム上もともと不足しがちな
青成分光は、第1の色分解素子71の最表面711で反
射された後、第2の色分解素子72の最表面721で直
ちに反射されるので、光量損失が比較的少ない状態で受
光素子6に導かれることになり、青成分に対応する信号
出力の低下を抑えることができS/N比の劣化が低減さ
れる。
【0025】色分解光学手段7は、第1の色分解素子7
1と第2の色分解素子72とが透明部材73を介して一
体構造となっているため、単体のミラーを別々に設置し
てなる構造に比ぺ、相互の平行度の精度が良好になると
いう特徴があり、光学的位置調整が容易になるという利
点があるとともに、受光素子の取り付け方向が従来の方
式と同様であるため、光学調整が容易であるという利点
もある。
【0026】なお、色分解光学手段7と受光素子6とを
接着する際の位置合わせ、及び、色分解光学手段7と受
光素子6を接着した後の装置内での光学調整に関して
は、第1の実施例と同様であるので説明を省略する。
【0027】第1の色分解素子71及び第2の色分解素
子72内のグイクロイックミラーと全反射ミラー間の透
明層部材713、723の厚さは、透明部材73の光学
屈折率及び透明層部材713、723の光学屈折率との
比、及び、受光素子6上の3つの一次元画素列間のピッ
チにより決定される。本実施例では、透明部材73と透
明層部材713、723は、いずれも可視波長域におけ
る光学屈折率がN=1.52〜1.53のものを用いて
いるため、第1の色分解素子71及び第2の色分解素子
72内の各反射層間の透明層部材713、723の厚さ
を共に約119ミクロンとすることで各色反射光の間隔
を受光素子6の画索列間のピッチと一致させることがで
きた。
【0028】また、色分解光学手段7を経て受光素子6
に入射する各色成分光の光線の光路長が、各色成分光で
異なるという問題については、第1の実施例と同様に結
像レンズ4を第2の実施例に適合するように設計する。
【0029】色分解光学手段7の製造方法の一例を図7
に示す。まず、厚さ2mmの透明ガラス部材714と、
表面にダイクロイック膜711をコートし表面に全反射
ミラー712をコートした透明ガラス部材713を光学
接着剤にて張り合わせて第1の色分解素子基板710を
形成し、同様に形成した第2の色分解素子基板720と
第1の色分解素子基板710とを厚さ2mmのスペーサ
基板730を介しそれぞれ光学接着剤にて積層接着して
色分解手段基板700を形成する。各基板の大きさは8
0mm角大とした。積層した色分解光学手段基板700
をスライサーにより45°の角度で幅約4.5mm間隔
で切断し16本に分離する。次に、スライシング面両面
を光学研磨することで色分解光学手段5が完成ずる。こ
のように、本実施例における色分解光学手段7は量産性
に富む方法にて製造可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、小型の色分解光学素子を従来の装置に追加するだけ
で、1ラインの画像情報を色分解し、受光素子上の3列
の受光画素列に同時に効率よく高精度に結像させること
ができるため、カラー画像読取装置の読取性能を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカラー画像読取装置の第1の実
施例の光学系全体の説明図である。
【図2】 第1の実施例で用いられる色分解光学素子の
断面図である。
【図3】 第1の実施例で用いられる受光センサの概略
平面図である。
【図4】 第1の実施例で用いられる色分解光学素子の
製造方法を示す工程図である。
【図5】 本発明に係るカラー画像読取装置の第1の実
施例の光学系全体の説明図である。
【図6】 第1の実施例で用いられる色分解光学素子の
断面図である。
【図7】 第1の実施例で用いられる色分解光学素子の
製造方法を示す工程図である。
【図8】 従来のカラー画像読取装置の光学系を示す説
明図である。
【図9】 他の従来のカラー画像読取装置の光学系を示
す説明図である。
【図10】 更に他の従来のカラー画像読取装置の光学
系を示す説明図である。
【符号の説明】
1…光源、2…原稿、3…プラテンガラス、4…結像レ
ンズ、5,7…色分解光学素子、6…受光素子、11…
線状スリット、51…全反射ミラー、51a…反射面、
52…透明部材、53…多重ダイクロイックミラーアッ
センブリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状光源と、 1チップ上に複数の一次元画素列を並列して形成した受
    光素子と、 前記光源により照明された原稿からの反射光を集光させ
    る結像レンズと、 前記結像レンズを通過した反射光を色分解し、各波長毎
    に異なる一次元画素列上に結像させる色分解手段とを有
    してなるカラー画像読取装置において、 前記色分解手段は、前記前記結像レンズを通過した反射
    光を偏向する偏向ミラーと、前記偏向ミラーにより偏向
    された反射光を色分解して各色の光束を前記受光素子の
    画素列上にそれぞれ分離して集光させる多重ダイクロイ
    ックミラーとが、透明部材を介して一体的に形成された
    ものであることを特徴とするカラー画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記偏向ミラーの面と前記多重ダイクロ
    イックミラーの面は平行であることを特徴とする請求項
    1記載のカラー画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記多重ダイクロイックミラーは、入射
    光に対し、青色光成分を反射する第1面と、緑色光成分
    を反射する第2面とを有することを特徴とする請求項1
    記載のカラー画像読取装置。
  4. 【請求項4】 線状光源と、 1チップ上に複数の一次元画素列を並列して形成した受
    光素子と、 前記光源により照明された原稿からの反射光を集光させ
    る結像レンズと、 前記結像レンズを通過した反射光を色分解し、各波長毎
    に異なる一次元画素列上に結像させる色分解手段とを有
    してなるカラー画像読取装置において、 前記色分解手段は、特定の波長光のみを反射するダイク
    ロイック膜と全反射ミラーとが透明層を介して積層され
    た色分解素子を複数有し、前記複数の色分解素子が透明
    部材を介して一体的に形成されたものであることを特徴
    とするカラー画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記色分解手段は、白色光を青色光と黄
    色光とに分離する第1の色分解素子と、白色光を青緑色
    光と赤色光とに分離する第2の色分解素子とを有するこ
    とを特徴とする請求項8記載のカラー画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記結像レンズの縦色収差による青色
    光、緑色光、赤色光の焦点距離が、それぞれ等間隔分だ
    け離れていることを特徴とする請求項1または請求項4
    記載のカラー画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記色分解手段は、光学接着剤を介して
    前記受光素子の窓材上に直接接着されていることを特徴
    とする請求項1または請求項4記載のカラー画像読取装
    置。
  8. 【請求項8】 前記結像レンズは、その縦色収差によ
    り、緑色光の焦点距離に対する青色光の焦点距離が短
    く、赤色光の焦点距離が長いものであることを特徴とす
    る請求項1または請求項4記載のカラー画像読取装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004038348A1 (ja) * 2002-10-25 2004-05-06 Arkray, Inc. 光学ユニット、光センサ、マルチチャンネル光検出装置及び光学ユニットの製造方法

Cited By (1)

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WO2004038348A1 (ja) * 2002-10-25 2004-05-06 Arkray, Inc. 光学ユニット、光センサ、マルチチャンネル光検出装置及び光学ユニットの製造方法

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