JPH07234622A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07234622A
JPH07234622A JP6024998A JP2499894A JPH07234622A JP H07234622 A JPH07234622 A JP H07234622A JP 6024998 A JP6024998 A JP 6024998A JP 2499894 A JP2499894 A JP 2499894A JP H07234622 A JPH07234622 A JP H07234622A
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JP
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belt
recording medium
medium
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drum
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JP6024998A
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Yoshihiro Torisawa
良広 鳥澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体に光走査器や現像器を対向配置した複
数の印刷ステーションを媒体搬送ベルトの表面に連続配
置し、この媒体搬送ベルトの終端部の近傍に定着器を配
置した画像形成装置において、簡易な構造でOHPシー
トなどにも良好に画像を印刷できるようにする。 【構成】 印刷ステーション33と媒体搬送ベルト36
と定着器43との作動速度と共に、光走査器29のレー
ザ光源の発光強度を高低に変更する駆動制御手段をCP
Uなどで設け、記録媒体69の搬送速度を低下させて定
着時間を延長する場合にレーザ光源の発光強度も低減し
て露光を最適に補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式で多色画
像を印刷する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】静電的な画像形成法の一つである電子写
真法では、帯電した感光体に光走査等で静電潜像を形成
し、この静電潜像を帯電したトナーで現像して記録媒体
に転写するようになっている。そして、この電子写真法
を利用したプリンタとしては各種があり、カラー画像を
印刷可能なものもある。このようにカラー画像を印刷可
能な画像形成装置としては、例えば、少なくとも帯電器
と光走査器と現像器とを回転自在に軸支した感光体であ
る感光ドラムの表面に順番に対向配置した印刷ステーシ
ョンを設け、各々所定の単色画像を印刷する複数の印刷
ステーションを転動自在な媒体搬送ベルト上に連続配置
したものが提案されている。
【0003】そこで、このような画像形成装置の一従来
例として、ここでは特開平 2−43578号公報のカ
ラープリンタを図3及び図4に基づいて以下に説明す
る。まず、この画像形成装置であるカラープリンタ1
は、図3に例示するように、略水平に張架したエンドレ
スの媒体搬送ベルト2と対向する位置に四個の印刷ステ
ーション3 〜34 を連設した構造となっている。
【0004】ここで、これらの印刷ステーション31
4 では、トナークリーナ4、ドラム帯電器5、光走査
器6、カラートナー71 〜74 を収納した現像器81
4等を、感光体である感光ドラム9の表面に順番に対
向配置している。さらに、この感光ドラム9を前記媒体
搬送ベルト2上に位置させ、この媒体搬送ベルト2を介
して前記感光ドラム9に転写器10を対向配置してい
る。
【0005】さらに、四個の前記現像器81 〜84 は、
イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの前記カラート
ナー71 〜74 を個々に収納しており、その下部に回転
自在に軸支した現像ローラ11が前記感光ドラム9の表
面に接触している。なお、前記媒体搬送ベルト2の張架
方向の一端となる搬送開始位置の近傍には、印刷用紙等
の記録媒体12を格納した二個の給紙トレイ13を対向
配置し、前記媒体搬送ベルト2の張架方向の一端となる
搬送終了位置の近傍には、排紙機構を兼用した定着器1
4を対向配置している。
【0006】また、前記光走査器6は、図4に例示する
ように、三個のレーザ光源である半導体レーザ発振器
(図示せず)を一体化したレーザアレイ15の出射光路
に、コリメータレンズ16を介して回転自在な光偏向素
子であるポリゴンミラー17の反射面18を位置させ、
このポリゴンミラー17の反射光路に、fθレンズ19
を介して前記感光ドラム9の表面を位置させている。
【0007】なお、このカラープリンタ1では、前記光
走査器6の前記ポリゴンミラー17の反射光路の側方に
反射ミラー20を介して受光素子21を配置している。
そして、この受光素子21を回路ユニット22の信号処
理回路23に接続し、この信号処理回路23をレーザ駆
動回路24に接続している。
【0008】このような構成において、このカラープリ
ンタ1では、給紙トレイ13から供給した記録媒体12
を媒体搬送ベルト2に静電吸着して順次搬送する。そこ
で、この記録媒体12の移動に同期して動作する各印刷
ステーション31 〜34 では、ドラム帯電器5のコロナ
放電により帯電した感光ドラム9の表面を光走査器6の
光走査で選択的に除電して静電潜像を形成し、この静電
潜像を現像器8から供給する帯電したカラートナー71
〜74 で現像して転写用の単色画像を形成する。
【0009】そこで、このように四個の印刷ステーショ
ン31 〜34 の各々で感光ドラム9の表面にカラートナ
ー71 〜74 で各々形成した単色画像を、媒体搬送ベル
ト2で搬送する記録媒体12の表面に順次転写すること
で、各印刷ステーション31〜34 毎に各色の単色画像
を重ね印刷して記録媒体12の表面にカラー画像を形成
する。そこで、この記録媒体12を媒体搬送ベルト2の
表面から定着器14の内部に移送し、この定着器14で
記録媒体12を加圧すると共に加熱してカラートナー7
1 〜74 を定着する。そして、このカラートナー71
4 が定着した記録媒体12を機器外部に排出すること
で、このカラープリンタ1はカラー画像の印刷出力を完
了する。
【0010】なお、このようなカラープリンタ1では、
記録媒体12として印刷用紙の他にOHP(Over-Head P
rojector)シートなども利用するようになっており、こ
のようなOHPシートでは印刷したカラー画像が透過性
を有する必要があるので、このような場合には記録媒体
12の搬送速度を低下させて定着時間を延長することが
望ましい。しかし、上述のような構造のカラープリンタ
1では、定着器14の駆動速度を低下させる場合には、
これに同期して媒体搬送ベルト2や印刷ステーション3
1 〜34 の駆動速度も低下させることになり、レーザア
レイ15の発光強度も低下させる必要がある。
【0011】そこで、上記公報のカラープリンタ1で
は、上述のように記録媒体12の搬送速度を低下させて
定着時間を延長する場合には、レーザアレイ15に連設
した三個の半導体レーザ発振器の駆動する個数を変更す
ることで、光走査器6の発光強度を低下させて露光過剰
を防止するようになっている。このようにすることで、
このカラープリンタ1では、OHPシートなどの記録媒
体12にもカラートナー71 〜74 を順次転写してカラ
ー画像を形成し、このカラー画像を低速の定着器14で
十分に定着することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したカラープリン
タ1では、記録媒体12の種類などに対応して可動部分
の駆動速度と光走査器6の発光強度とを共に変更するこ
とで、搬送速度を可変した記録媒体12にカラートナー
1 〜74 を良好に転写し、この転写したカラートナー
1 〜74 を記録媒体12に定着器14で良好に定着さ
せるようになっている。
【0013】しかし、このカラープリンタ1では、レー
ザアレイ15に連設した複数の半導体レーザ発振器の駆
動個数を増減することで光走査器6の発光強度を変更す
るようになっているが、このように複数の半導体レーザ
発振器を連設することは構造が複雑で小型軽量化や生産
性向上を阻害することになる。
【0014】さらに、このカラープリンタ1では、上述
のように通常はレーザアレイ15に連設した複数の半導
体レーザ発振器の全部を駆動することで光走査器6の発
光強度を確保するようになっているが、これではレーザ
アレイ15の複数の半導体レーザ発振器が並列に出力す
る複数のレーザ光を、感光ドラム9の表面で一点に収束
する必要がある。しかし、このようなことは実際には困
難であるため、レンズ16,19の設計が複雑化して生
産性が低下したり、感光ドラム9の表面でレーザスポッ
トが分散して印刷品質が低下したりする。
【0015】また、上述のように選択的に発光駆動する
レーザアレイ15の複数の半導体レーザ発振器は駆動時
間が個々に相違することになるため、これらの半導体レ
ーザ発振器の多数は十分に寿命が残存した状態で一個の
み寿命が尽きるようなことが発生する。そして、このよ
うな場合でも複数の半導体レーザ発振器を一体に連設し
たレーザアレイ15の全体を交換する必要があるので、
上述したカラープリンタ1は半導体レーザ発振器を無用
に消費してランニングコストが増大する懸念がある。
【0016】このような課題を解決する手段としては、
個別の部品として独立した複数の半導体レーザ発振器を
連続的に配置することが想定できるが、これでは複数の
レーザ光を一点に収束することが極めて困難となるので
実用的でない。
【0017】本発明は、簡易な構造でOHPシートなど
にも良好に画像を印刷できる画像形成装置を得るもので
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】レーザ光源の出射光路に
光偏向素子を配置した光走査器を設け、転動自在な感光
体の表面に少なくとも帯電器と前記光走査器と現像器と
を対向配置して印刷ステーションを形成し、記録媒体を
吸着して順次搬送する転動自在なエンドレスの媒体搬送
ベルトの表面に複数の前記印刷ステーションの前記感光
体を連続配置し、前記媒体搬送ベルトの搬送終了位置の
近傍に前記記録媒体を加熱すると共に加圧しつつ搬送す
る定着器を配置した画像形成装置において、前記印刷ス
テーションと前記媒体搬送ベルトと前記定着器との作動
速度と共に前記レーザ光源の発光強度を高低に変更する
駆動制御手段を設けた。
【0019】
【作用】記録媒体の搬送速度を低下させて定着時間を延
長する場合にレーザ光源の発光強度も低減して露光を最
適に補正することができるので、簡易な構造でOHPシ
ートなどにも良好に画像を印刷することができる。
【0020】
【実施例】本発明の画像形成装置の一実施例を図1及び
図2に基づいて以下に説明する。まず、この画像形成装
置であるカラープリンタ25では、図1に例示するよう
に、回転自在に軸支した感光体である感光ドラム26の
表面上に、ドラムクリーナ27、ドラム帯電器28、光
走査器291 〜294 、現像器30の現像ローラ31、
ドラム除電器32等を順次対向配置することで、印刷ス
テーション33を形成している。
【0021】そこで、このカラープリンタ25では、上
述のような構造の四個の印刷ステーション331 〜33
4 の前記感光ドラム26を、一対の支持ローラ34,3
5で転動自在に張架したエンドレスの媒体搬送ベルト3
6の表面上に連続配置し、この媒体搬送ベルト36を介
して前記印刷ステーション331 〜334 の感光ドラム
26と対向する位置に転写ローラ37を回転自在に軸支
している。
【0022】また、このカラープリンタ25では、前記
媒体搬送ベルト36の張架方向の一端の搬送開始位置の
近傍に回転自在な給紙ローラ38を配置し、この給紙ロ
ーラ38に係脱自在に係合する給紙カセット39を本体
ハウジング40に着脱自在に装着している。そして、こ
の給紙カセット39を配置し、この搬送開始位置の前記
媒体搬送ベルト36の表面上に回転自在な用紙保持ロー
ラ41と転写帯電器42とを順次配置している。さら
に、前記給紙カセット39等とは逆側となる前記媒体搬
送ベルト36の張架方向の一端の搬送終了位置の近傍に
は、排紙機構を兼用した定着器43を配置し、略水平に
張架した前記媒体搬送ベルト36の下面と対向する位置
には、ベルト除電器44とベルトクリーナ45とを対向
配置している。
【0023】ここで、前記光走査器29は、レーザ光源
である半導体レーザ発振器46の出射光路に光学系を介
するなどして回転自在な光偏向素子であるポリゴンミラ
ー(図示せず)の反射面を位置させ、このポリゴンミラ
ーの反射光路にfθレンズ(図示せず)を介するなどし
て前記感光ドラム26の表面を位置させている。
【0024】そして、このカラープリンタ25では、四
個の前記印刷ステーション331 〜334 の前記感光ド
ラム26に各々直結した受動軸47に、例えば、ウォー
ムギヤや長大な駆動軸(共に図示せず)を介して一個の
ドラムモータ48を連結し、これと同様な構造で、前記
現像器30の現像ローラ31に一個の現像モータ49を
連結している。また、前記媒体搬送ベルト36にはベル
ト駆動機構50でベルトモータ51を連結し、前記給紙
ローラ38と前記定着器43との各々には給紙モータ5
2と定着モータ53とを個々に直結している。
【0025】なお、この媒体搬送ベルト36は、表面に
位置する絶縁層下に導電層(共に図示せず)を形成した
構造となっており、この導電層と接触する二個の支持ロ
ーラ34,35の一方などにアースライン(図示せず)
を接続している。そして、このカラープリンタ25で
は、前記媒体搬送ベルト36の表面の移動方向の順番で
前記印刷ステーション331 〜334 の前記現像器30
に、イエローとマゼンタとシアンとブラックとの一成分
非磁性のトナー(図示せず)を個々に収納している。
【0026】そして、このカラープリンタ25は、回路
的には図2に例示するように、印刷データなどの各種デ
ータを外部から受信するI/F(Interface)54と、印
刷データなどの各種データを更新自在に一時記憶する画
像メモリ55と、制御プログラムなどの各種データを予
め記憶したプログラムメモリ56とを、各種のデータ処
理を実行するCPU(Central Processing Unit)57に
システムバス58で接続している。さらに、このCPU
57には、前記システムバス58でD/A(Digital/An
alog)変換器59とレーザドライバ60とを介して四個
の前記半導体レーザ発振器46を接続し、高圧回路61
を介して四個の前記ドラム帯電器28と四個の前記現像
器30と前記転写帯電器42と前記ベルト除電器44と
を接続し、温度コントローラ62を介して前記定着器4
3の定着ヒータ63を接続し、モータドライバ64を介
して前記ドラムモータ48と前記現像モータ49と前記
ベルトモータ51と前記給紙モータ52と前記定着モー
タ53とを接続している。
【0027】また、このカラープリンタ25は、キーボ
ードやディスプレイ(共に図示せず)からなるオペレー
ションパネル65を前記本体ハウジング40の外面に設
け、このオペレーションパネル65も前記CPU57に
接続している。さらに、このカラープリンタ25には、
前記本体ハウジング40の外面に設けた前記I/F54
に、印刷データなどを出力する別体のパーソナルコンピ
ュータ66を接続コネクタ67で接続している。
【0028】そして、このカラープリンタ25では、前
記印刷ステーション331 〜334と前記媒体搬送ベル
ト36と前記定着器43との作動速度と、前記半導体レ
ーザ発振器46の発光強度と、前記ドラム帯電器28と
前記現像器30と前記転写帯電器42と前記ベルト除電
器44との発生電圧とを、高低に変更する駆動制御手段
68を、前記プログラムメモリ56と前記CPU57と
前記レーザドライバ60と前記高圧回路61と前記モー
タドライバ64とで形成している。なお、このような駆
動制御手段68は、ここでは前記オペレーションパネル
65や前記パーソナルコンピュータ66から入力される
コマンドで動作するようになっている。
【0029】このような構成において、このカラープリ
ンタ25でカラー画像の印刷を行なう場合、各印刷ステ
ーション331 〜334 では、回転する感光ドラム26
の表面をドラム帯電器28のコロナ放電で帯電させてか
ら光走査器291 〜294 の光走査で選択的に除電して
静電潜像を形成し、この感光ドラム26の表面上の静電
潜像を現像器30から供給する各色のトナーで単色画像
に現像してからドラム除電器32で除電する。
【0030】一方、このカラープリンタ25では、上述
のような印刷ステーション331 〜334 の動作と同期
して給紙カセット39から媒体搬送ベルト36上に印刷
用紙などの記録媒体69を給送し、この記録媒体69を
用紙保持ローラ41で媒体搬送ベルト36上に押圧保持
した状態で転写帯電器42が電荷を印加する。すると、
この記録媒体69は媒体搬送ベルト36と共に帯電する
ので、この媒体搬送ベルト36に静電吸着した記録媒体
69に転写電圧も供与することができる。
【0031】そして、このカラープリンタ25では、転
動する媒体搬送ベルト36で搬送する記録媒体69を転
写ローラ37の位置で各印刷ステーション331 〜33
4 の感光ドラム26に圧接することで、この感光ドラム
26から記録媒体12にイエローとマゼンタとシアンと
ブラックとの単色画像を順次重ね印刷する。さらに、こ
のようにしてカラー画像を転写した記録媒体69を媒体
搬送ベルト36で搬送し、この媒体搬送ベルト36から
剥離させた記録媒体69を定着器43で加熱すると共に
加圧し、カラートナーを定着させた記録媒体69を機器
外部に排出することでカラー画像の印刷を完了する。
【0032】なお、このカラープリンタ25では、上述
のようにして記録媒体69が剥離した後の媒体搬送ベル
ト36を所定時間だけ継続的に転動し、その表面をベル
ト除電器44のコロナ放電で除電してから表面に付着し
ているトナーや紙粉等の塵芥をベルトクリーナ45の擦
過で除去するようになっている。同様に、記録媒体69
に単色画像を転写した後の各印刷ステーション331
334 の感光ドラム26も所定時間だけ継続的に回転駆
動し、その表面に残留したトナーをドラムクリーナ27
で擦過して除去することで、このカラープリンタ25は
次の印刷動作に待機するようになっている。
【0033】そして、このようなカラープリンタ25で
は、記録媒体69としてOHPシートなどを利用する場
合には、駆動制御手段68で媒体搬送ベルト36と印刷
ステーション331 〜334 と定着器43との作動速度
を低下させて定着時間を延長することで、記録媒体69
に転写したカラートナーを良好に定着させて印刷出力す
るカラー画像の透過性を確保するようになっている。し
かも、このカラープリンタ25では、上述のように印刷
ステーション331 〜334 などの作動速度を低下させ
る場合に、駆動制御手段68が半導体レーザ発振器46
の発光強度を低下させ、さらに、ドラム帯電器28と転
写帯電器42と現像器30とベルト除電器44との出力
電圧も低下させるので、感光ドラム26の露光や帯電な
どを最適に補正して印刷品質を良好に維持することがで
きる。
【0034】より詳細には、このカラープリンタ25で
は、駆動制御手段68はレーザドライバ60が出力する
駆動電圧の高低で半導体レーザ発振器46の発光強度を
可変するようになっている。つまり、このカラープリン
タ25では、一従来例として前述したカラープリンタ1
のように、一体化した複数個の半導体レーザ発振器の駆
動個数を切替えるようなことを要しないので、構造が簡
易で小型軽量化や生産性向上に寄与することができる。
【0035】また、このカラープリンタ25では、一個
の光走査器29には半導体レーザ発振器46は一個だけ
であり、一従来例として前述したカラープリンタ1のよ
うに、連設した複数の半導体レーザ発振器の出射光を一
点に収束するような必要もないので、光学系の構造も簡
易で印刷品質も良好である。さらに、このカラープリン
タ25では、一従来例として前述したカラープリンタ1
のように、連設した複数の半導体レーザ発振器の一部が
故障すると全部を交換するようなことも要しないので、
半導体レーザ発振器46の無用な消費によるランニング
コストの増大なども防止することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は上述のように、印刷ステーショ
ンと媒体搬送ベルトと定着器との作動速度と共にレーザ
光源の発光強度を高低に変更する駆動制御手段を設けた
ことにより、記録媒体の搬送速度を低下させて定着時間
を延長する場合にレーザ光源の発光強度も低減して露光
を最適に補正することができるので、簡易な構造でOH
Pシートなどにも良好に画像を印刷することができる等
の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例であるカラー
プリンタの内部構造を示す縦断側面図である。
【図2】カラープリンタの回路構造を示すブロック図で
ある。
【図3】画像形成装置の一従来例であるカラープリンタ
の内部構造を示す縦断側面図である。
【図4】光走査器の部品配置を示す斜視図である。
【符号の説明】
25 画像形成装置 28 帯電器 29 光走査器 30 現像器 26 感光体 33 印刷ステーション 36 媒体搬送ベルト 43 定着器 46 レーザ光源 68 駆動制御手段 69 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/01 112 A 15/04 111 15/043 15/04 H04N 1/04 106 Z G03G 15/04 120

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源の出射光路に光偏向素子を配
    置した光走査器を設け、転動自在な感光体の表面に少な
    くとも帯電器と前記光走査器と現像器とを対向配置して
    印刷ステーションを形成し、記録媒体を吸着して順次搬
    送する転動自在なエンドレスの媒体搬送ベルトの表面に
    複数の前記印刷ステーションの前記感光体を連続配置
    し、前記媒体搬送ベルトの搬送終了位置の近傍に前記記
    録媒体を加熱すると共に加圧しつつ搬送する定着器を配
    置した画像形成装置において、前記印刷ステーションと
    前記媒体搬送ベルトと前記定着器との作動速度と共に前
    記レーザ光源の発光強度を高低に変更する駆動制御手段
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
JP6024998A 1994-02-23 1994-02-23 画像形成装置 Pending JPH07234622A (ja)

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JP6024998A JPH07234622A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 画像形成装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09197751A (ja) * 1996-01-19 1997-07-31 Canon Inc 画像形成装置
JP2000162835A (ja) * 1998-11-26 2000-06-16 Canon Inc 画像形成装置
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