JPH07234408A - 透過型液晶表示装置 - Google Patents

透過型液晶表示装置

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JPH07234408A
JPH07234408A JP4995194A JP4995194A JPH07234408A JP H07234408 A JPH07234408 A JP H07234408A JP 4995194 A JP4995194 A JP 4995194A JP 4995194 A JP4995194 A JP 4995194A JP H07234408 A JPH07234408 A JP H07234408A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下視野角の拡大。画素内においてディスク
リネーションが発生することのないようにして、コント
ラストの低下、ディスクリネーションを遮蔽することに
よる開口率の低下を防止する。 【構成】 ガラス基板11a上には、カラーフィルタ1
2、共通電極13、一方向配向膜14aが形成され、ガ
ラス基板11b上には、画素電極15、分割配向膜14
bが形成され、両基板間には、TN液晶層16が挟持さ
れている。一方向配向膜14aは、一定の方向(例えば
右上方向)にラビングされており、分割配向膜14bで
は、隣接する画素毎にラビング方向が右下方向から左上
方向に切り換えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透過型液晶表示装置に
関し、特に、薄膜トランジスタにて液晶に印加される電
圧が制御されるアクティブマトリクス型の液晶表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7(b)は、この種従来の透過型液晶
表示装置の液晶パネル部の断面図である。同図に示され
るように、ガラス基板71a上には、カラーフィルタ7
2、共通電極73、配向膜74aが形成されており(こ
れらによりカラーフィルタ基板が構成されている)、ま
た、ガラス基板71b上には画素電極75、配向膜74
bが形成されており(これらによりTFT基板が構成さ
れている)、これらカラーフィルタ基板とTFT基板間
との間にTN液晶層76が挟持されている。そして、そ
れぞれのガラス基板71a、71bの裏面には偏光板7
7a、77bが取り付けられている。なお、実際には、
カラーフィルタ基板にはブラックマトリックス等が、ま
たTFT基板には薄膜トランジスタ等が形成されている
が、簡単のためにここでは省略している。
【0003】カラーフィルタ基板上の配向膜74aとT
FT基板上の配向膜74bは、図7(a)において示さ
れる矢印方向にラビングされている。すなわち、配向膜
74aは、点線で示されるように右上方向に、配向膜7
4bは、実線で示されるように右下方向に、それぞれ一
方向にラビングされており、二つのラビング方向はほぼ
直交している。これにより、TN液晶層76は90°捩
じられることになる。
【0004】各電極に電圧が印加されていない状態にお
いては、この透過型液晶表示装置では、下方から入射し
た照明光は、偏光板77bにより偏光方向が配向膜74
bのラビング方向の直線偏光となされ、TN液晶層76
を通過することにより90°旋光された後偏光板77a
に入射する。偏光板77aの偏光方向が配向膜74aの
ラビング方向と一致しているとき(ノーマリホワイトモ
ード)、光は透過し白表示がなされ、また偏光板77a
の偏光方向が配向膜74aのラビング方向と直交してい
るとき(ノーマリブラックモード)、光は遮断され黒表
示がなされる。電極73、75間に電圧が印加されたと
きには、その電圧にしたがって液晶層内の液晶分子が立
ち上がり、これに応じて液晶層76内を通過する光が直
線偏光から楕円偏光へと変化し、偏光板77aからは電
極間の電圧に応じた階調の表示光が放出される。
【0005】液晶パネルの正面から観察するとき、上記
の本来の液晶表示装置の表示内容を視認することができ
る。しかし、液晶パネルの法線からずれた方向から見る
ときには、液晶の複屈折効果により正面とは異なった表
示が観察される。各配向膜が図7aに示す方向にラビン
グされているとき、例えば法線から上30°の視角で
は、表示が全体に白方向に移動して中間調黒が白っぽい
表示になってしまい(いわゆる白抜け)、下30°の視
野では、表示が全体に黒方向に移動するとともに階調逆
転が起こる。
【0006】このような液晶表示装置の視野角の狭さを
改善しようとする提案がいくつかなされている。図8
(a)は、特開昭64−88520号公報にて提案され
た液晶表示装置の一画素部分の平面図であり、図8
(b)はそのX−X′線の断面図である。この従来例で
は、図8(a)に示すように、1つの画素をイ、ロの2
つの領域に分け、それぞれの領域において配向膜の配向
方向を異ならしめている。図8において、図7の部分に
対応する部分には下1桁が共通する参照番号が付せられ
ているので重複する説明は省略するが、この従来例で
は、配向膜84a、84bが画素毎に2つの領域に分割
されており、そして配向膜84a、84bは、領域イ、
ロでそれぞれ180°異なる方向へラビングされてい
る。このように構成されたことにより、上・下視野の白
抜け、白黒反転が平均化され視野角は広がる。
【0007】ところが、上記公報に記載された従来例で
は、画素内に領域イ、ロの境界があり、ここにディスク
リネーションが発生するためコントラストが低下する。
これに対処するものとして、“電子情報通信学会 信学
技報EID92−82 pp.35−40(1992−12)”には、
領域の分割ラインをバスラインおよび補助容量Cs電極
上に設け、これを遮光することにより、ディスクリネー
ションによる表示品質の低下を防止することが提案され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した各従来例に
は、それぞれ以下のようなような問題点があった。ま
ず、図7に示した第1の従来例では、視角が液晶パネル
の法線からずれると急速に階調特性がくずれてしまい、
またコントラスト比の低下も生じ、広視野角の画像が得
られないという問題点があった。また、図8に示した第
2の従来例では、同一画素を二つの領域に分割しそれぞ
れの領域において液晶の配向を異ならせているため、画
素内にディスクリネーションが発生し、コントラスト比
が低下するという欠点があった。
【0009】さらに、信学技報に記載された第3の従来
例では、画素内に発生するディスクリネーションを補助
容量電極部分で発生するようにしているので、第2の従
来例で問題となったコントラスト比の低下は避けられる
ものの、補助容量電極が必須であるため、開口率の低
下、設計の自由度低下の問題が起こる。最近の液晶表示
装置では、1ライン隣のゲートラインに画素電極をオー
バーラップさせて容量を増加させるゲートストレージ方
式が採用されるようになってきているが、上記第3の従
来例は、このゲートストレージ方式と両立し難いという
欠点もある。本発明はこのような問題点を解決すべくな
されたものであって、その目的とするところは、コント
ラスト比や開口率を低下させることなく、視野角を広げ
ることができるようにすることであり、このことにより
視野角が広くかつ表示品質の高い透過型液晶表示装置を
提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、マトリクス状に薄膜トランジスタ
が形成されその上に第1の配向膜が形成されているTF
T基板と、共通電極が形成されその上に第2の配向膜が
形成されている共通電極基板と、それぞれの基板の外側
に配置された偏光板と、両基板間に注入された、平常時
にほぼ90°捩じられている液晶と、を備える透過型液
晶表示装置において、同一画素内においては液晶の配向
方向は一定でありかつ互いに隣接する画素の内少なくと
も一部の画素については液晶の配向方向が異なっている
ことを特徴とする透過型液晶表示装置が提供される。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1(b)は、本発明の第1の実施例の液
晶パネル部の断面図である。同図に示されるように、カ
ラーフィルタ基板とTFT基板との間にTN液晶層16
が挟持されている。カラーフィルタ基板は、ガラス基板
11a上に、カラーフィルタ12、共通電極13、一方
向配向膜14aを形成したものであり、また、TFT基
板は、ガラス基板11b上に、画素電極75、画素毎に
分割された分割配向膜14bを形成したものである。そ
して、それぞれのガラス基板11a、11bの裏面には
偏光板17a、17bが取り付けられている。なお、実
際には、カラーフィルタ基板にはブラックマトリックス
等が、またTFT基板には薄膜トランジスタ等が形成さ
れているが、簡単のためにこれらは省略されている。
【0012】図1(a)は、本実施例における一方向配
向膜14aと、分割配向膜14bとのラビング方向を示
す概念図である。本実施例は、ストライプ型の画素配列
構造を前提としている。ここで、ストライプ型とは、
R、G、Bの各色のフィルタが縦方向に直線状に形成さ
れたものであり、そして一画素は横方向に直線的に並ん
だR、G、Bの3色を含むものである。この3色を含む
画素は、図1(a)に示されるように、縦方向および横
方向に直線状に並んで配列される。一方向配向膜14a
のラビング方向は、点線矢印で示すように、全画素に共
通に右上方向である。一方、分割配向膜14bのラビン
グ方向は、実線矢印で示すように、左右方向および上下
方向に隣接する画素毎に右下方向と左上方向に切り換え
られている。したがって、対角線方向には各画素は同一
ラビング方向となる。ここで、配向膜14a側でのチル
ト角より配向膜14b側での液晶のチルト角の方が大き
くなるようにラビングがなされている。
【0013】このように配向膜がラビングされた場合の
画素A、Bにおける液晶分子捩じれ状態を図2に示す。
画素A、Bにおいて配向膜14bのラビング方向が18
0°異なっているため、それぞれの画素におけるチルト
方向、捩じれ方が異なってくる。ここで、一方向配向膜
14aでの液晶分子のプリチルト角の方が、分割配向膜
14bのそれより小さく設定されており、一般に液晶の
配向は高プリチルト角側の配向方向で規定されるので、
液晶は分割配向膜14bのラビング状態にしたがって配
向される。その結果、一方向配向膜14aにおける液晶
のプリチルト角は、画素Aと画素Bとで逆方向となった
状態で安定する。
【0014】図3(a)、(b)は、本実施例における
ブラックマトリックスとディスクリネーション部との関
係を示す平面図と配向膜14a、14bのラビング方向
を示す断面図である。同図に示すように、TFT基板3
1上には、上下方向に走るドレインライン32と左右に
走るゲートライン33とが形成されており、これらドレ
インラインとゲートラインに囲まれた領域内には画素電
極34が形成されている。またドレインライン32とゲ
ートライン33との交差部分にはアモルファスシリコン
を用いた薄膜トランジスタ(TFT)35が形成されて
いる。一方、カラーフィルタ基板36上には、画素電極
34に対応した位置にR、G、Bのカラーフィルタが形
成されており、またドレインライン32、ゲートライン
33およびTFT35部分を覆うブラックマトリックス
[図3(a)において斜線にてその形成領域を示す]が
形成されている。
【0015】破線にて示すディスクリネーション部37
は、横方向には各ゲートライン上において、また縦方向
には3画素電極おきにドレインライン上において発生す
るが、いずれもブラックマトリックスで覆われた範囲内
である。ブラックマトリックスは、外光入射によるTF
Tのリーク電流抑制、バックライト光漏れ防止、色彩劣
化防止などを目的として、本来的に設けられるものであ
り、本発明では、このもともと存在していたブラックマ
トリックスでディスクリネーション部を覆うことができ
るので、開口率の低下は起こらない。
【0016】図4は、このように形成された液晶パネル
の、横軸に電圧V、縦軸に透過率Tをとって示したV−
T特性曲線図である。同図において、aは、画素Aで得
られる上30°視角のV−T特性曲線であり、bは、画
素Bで得られる上30°視角のV−T特性曲線である。
したがって、総合した上30°視角でのV−T特性曲線
は、cで示すように、aとbとを平均化したものとな
り、正面での特性dに近いものとなる。そして、従来例
の上視角(特性aに相当する)で現れた白抜けや下視角
(特性b相当する)での階調逆転は、両方で補償しあう
ことにより解消される。また、この液晶パネルにおい
て、画素Aで得られる下30°視角の特性はbになり、
画素Bでの下30°視角の特性はaとなるので、その視
角における総合特性はやはりcとなる。そして、図7に
示した従来例では、コントラスト比10の視角は、上2
0°、下50°程度であったが、本実施例により、上下
とも50°以上とすることができた。
【0017】図5(a)は、本発明の第2の実施例のT
FT基板における配向膜のラビング方向を示す説明図で
ある。この第2の実施例では、画素はモザイク型に配列
されている。各画素はR、G、Bを横方向並べた構成を
持つものであり、その画素が横方向には直線的に並び上
下方向には半画素ずつずれて千鳥状に配置されている。
本実施例では、横方向に隣接する画素同士ではラビング
方向が異なっており、上下方向に千鳥状に連なる画素同
士では同一ラビング方向となっている。
【0018】図5(b)は、本発明の第2の実施例の変
更例を示す説明図であって、この変更例では、横方向に
隣接する画素同士ではラビング方向が異なっており、右
上、左下方向に隣接する画素同士では同一ラビング方向
となっている。この変更例をさらに変更して、左上、右
下方向に隣接する画素同士で同一ラビング方向となるよ
うにしてもよい。この第2の実施例およびその変更例に
おいても、白抜け、階調逆転を補いあった、高画質、広
視野角の画像を得ることができる。
【0019】図6(b)は、本発明の第3の実施例のT
FT基板における配向膜のラビング方向を示す説明図で
ある。この第3の実施例は、デルタ型画素配置構造をも
つものであり、各画素は、図6(a)に示すように、
R、G、Bがデルタ型に配置された構造をもっている。
その画素は横方向には千鳥状に配置され上下方向には直
線的に配列されている。本実施例では、斜め方向に隣接
する画素同士ではラビング方向が異なっており、上下方
向に隣接画素同士では同一ラビング方向となっている。
図6(c)は、この第3の実施例の変更例を説明するた
めの平面図であり、この変更例では左右方向に千鳥状に
連なる画素同士ではラビング方向が一致しており、上下
方向に隣接する画素同士ではラビング方向が異なってい
る。この第3の実施例およびその変更例においても、白
抜け、階調逆転を補いあった、高画質、広視野角の画像
を得ることができる。
【0020】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、本願
発明の要旨を逸脱しない範囲内において各種の変更が可
能である。例えば、実施例では、TFT基板側の配向膜
を分割配向膜として画素毎にラビング方向を変えていた
が、逆にTFT基板側の配向膜を一方向配向膜とし、カ
ラーフィルタ基板側の配向膜を分割配向膜としてもよ
い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による透過
型液晶表示装置は、配向膜を一画素内では分割すること
なく、隣接する画素間で分割してそれぞれを異なる方向
からラビングしたものであるので、本発明によれば、従
来例で現れていた上視角や下視角での白抜けや階調逆転
を補償して視野角を広げることができるとともに、ディ
スクリネーション線をブラックマトリックスによって遮
蔽することができ、画素内で発生するディスクリネーシ
ョンによるコントラスト比の低下やディスクリネーショ
ン線を遮蔽することによる開口率の低下を防止すること
ができる。例えば、従来例では、下視角10°以上で生
じていた階調逆転を皆無とすることができるとともに、
従来例でのコントラスト比10の視角、上20°、下5
0°を本発明により上下とも50°以上とすることがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を説明するための配向
膜のラビング状態図と液晶パネルの断面図。
【図2】 本発明の第1の実施例における液晶配向図。
【図3】 本発明の第1の実施例の液晶パネルの平面図
と断面図。
【図4】 本発明の第1の実施例の効果を説明するため
の電圧V−透過率T特性図。
【図5】 本発明の第2の実施例を説明するための配向
膜のラビング状態図。
【図6】 本発明の第3の実施例を説明するための配向
膜のラビング状態図。
【図7】 第1の従来例のラビング状態図と液晶パネル
の断面図。
【図8】 第2の従来例の平面図と断面図。
【符号の説明】
11a、11b、71a、71b、81a、81b ガ
ラス基板 12、72 カラーフィルタ 13、73、83 共通電極 14a 一方向配向膜 14b 分割配向膜 74a、74b、84a、84b 配向膜 15、75、85 画素電極 16、76、86 TN液晶層 17a、17b、77a、77b、87a、87b 偏
光板 31 TFT基板 32 ドレインライン 33 ゲートライン 34 画素電極 35 薄膜トランジスタ(TFT) 36 カラーフィルタ基板 37 ディスクリネーション部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】さらに、信学技報に記載された第3の従来
例では、画素内に発生するディスクリネーションを補助
容量電極部分で発生するようにしているので、第2の従
来例で問題となったコントラスト比の低下は避けられる
ものの、補助容量電極による開口率の低下、設計の自由
度低下の問題が起こる。最近の液晶表示装置では、1ラ
イン隣のゲートラインに画素電極をオーバーラップさせ
て補助容量を設けるゲートストレージ方式が採用される
ようになってきているが、上記第3の従来例は、このゲ
ートストレージ方式と両立し難いという欠点もある。本
発明はこのような問題点を解決すべくなされたものであ
って、その目的とするところは、コントラスト比や開口
率を低下させることなく、視野角を広げることができる
ようにすることであり、このことにより視野角が広くか
つ表示品質の高い透過型液晶表示装置を提供しようとす
るものである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に薄膜トランジスタが形成
    されその上に第1の配向膜が形成されているTFT基板
    と、共通電極が形成されその上に第2の配向膜が形成さ
    れている共通電極基板と、それぞれの基板の外側に配置
    された偏光板と、両基板間に注入された、平常時にほぼ
    90°捩じられている液晶と、を備える透過型液晶表示
    装置において、同一画素内においては液晶の配向方向は
    一定でありかつ互いに隣接する画素の内少なくとも一部
    の画素については液晶の配向方向が異なっていることを
    特徴とする透過型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記液晶の配向方向が異なっている画素
    同士では、第1または第2の配向膜のラビング方向が逆
    になっていることを特徴とする請求項1記載の透過型液
    晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記液晶のプリチルト角は、ラビングが
    一方向になされた配向膜側より、異なる方向からラビン
    グが行われた配向膜側の方が大きいことを特徴とする請
    求項2記載の透過型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記液晶の配向方向が異なっている画素
    同士では、液晶のプリチルト角が互いに補角の関係にあ
    ることを特徴とする請求項1記載の透過型液晶表示装
    置。
  5. 【請求項5】 画素配列がストライプ型となっており、
    上下および左右に隣接する画素同士で液晶の配向方向が
    異なっていることを特徴とする請求項1記載の透過型液
    晶表示装置。
  6. 【請求項6】 画素配列がモザイク型となっており、左
    右に隣接する画素同士では液晶の配向方向が異なってお
    り、かつ、千鳥状に上下方向に連なる画素同士では液晶
    が同一方向に配向されていることを特徴とする請求項1
    記載の透過型液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 画素配列がモザイク型となっており、左
    右に隣接する画素同士では液晶の配向方向が異なってお
    り、かつ、右上および左下に隣接する画素同士では液晶
    が同一方向に配向されていることを特徴とする請求項1
    記載の透過型液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 画素配列がモザイク型となっており、左
    右に隣接する画素同士では液晶の配向方向が異なってお
    り、かつ、左上および右下に隣接する画素同士では液晶
    が同一方向に配向されていることを特徴とする請求項1
    記載の透過型液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 画素配列がデルタ型となっており、千鳥
    状に左右に連なる画素同士では液晶の配向方向が異なっ
    ており、かつ、上下に隣接する画素同士では液晶が同一
    方向に配向されていることを特徴とする請求項1記載の
    透過型液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 画素配列がデルタ型となっており、千
    鳥状に左右に連なる画素同士では液晶が同一方向に配向
    されており、かつ、上下に隣接する画素同士では液晶の
    配向方向が異なっていることを特徴とする請求項1記載
    の透過型液晶表示装置。
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