JPH07234354A - レンズユニットのフォーカスリミッタ機構 - Google Patents

レンズユニットのフォーカスリミッタ機構

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JPH07234354A
JPH07234354A JP6337890A JP33789094A JPH07234354A JP H07234354 A JPH07234354 A JP H07234354A JP 6337890 A JP6337890 A JP 6337890A JP 33789094 A JP33789094 A JP 33789094A JP H07234354 A JPH07234354 A JP H07234354A
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focus
lens
moving
ring
engagement pin
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JP6337890A
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Inventor
Katsumori Kikuchi
勝盛 菊池
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォーカスレンズの移動範囲にデッドゾーン
が発生するのを防止できるフォーカスリミッタ機構を提
供する。 【構成】 フォーカスレンズ5が15mの合焦位置や4
mの合焦位置に向かって移動するように距離目盛環90
3が回転された際に、レンズ鏡筒3側に取着した固定側
係合ピン1303と係合し、それ以上のフォーカスレン
ズ5の移動を規制する係合ピン1311を、アーム13
09を介して距離目盛環903の凹部915に揺動可能
に設け、固定側係合ピン1303と係合ピン1311が
係合した際に、該係合ピン1311が距離目盛環903
の周方向に沿って無限遠側の移動端側や近接側の移動端
側に変位されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォーカスレンズの光
軸方向への移動範囲を規制するフォーカスリミッタ機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】オートフォーカスカメラでは一般に、カ
メラ本体内のオートフォーカス機構によって、被写体に
合焦する合焦位置を検出し、レンズユニット内のフォー
カスレンズを前記検出された合焦位置に自動的に移動さ
せる合焦動作が行われ、この合焦動作は、前記カメラ本
体のレリーズスイッチを半押し操作することで実行され
る。
【0003】ところで、前記合焦動作を行う場合、前記
レリーズスイッチの半押し操作時のフォーカスレンズ位
置では、被写体の光像がピンボケして合焦位置が検出で
きないときには、前記被写体までの距離に対応した位置
にフォーカスレンズが近付き、被写体の光像のピンボケ
状態が解消して前記合焦位置の検出が行える状態になる
ように、フォーカスレンズをその光軸方向における無限
遠側の移動端や近接側の移動端に向けて移動させる動作
が行われる。
【0004】このため、被写体までの距離がある程度の
範囲内に納まることが予測できる場合、前記光軸方向に
おけるフォーカスレンズの移動範囲を、その予測される
被写体距離の範囲に対応する範囲にあらかじめ規制して
おけば、合焦位置の検出不能時にフォーカスレンズを移
動させる上述の動作が行われる際に、フォーカスレンズ
の移動距離が短くなって動作時間が短縮され、短いシャ
ッタチャンスを逃さずに被写体を撮影することができ
る。このような背景から、近年では、前記レンズユニッ
トに、フォーカスレンズの移動範囲を無限遠側の移動端
と近接側の移動端間の限られた部分に規制するフォーカ
スリミッタ機構が設けられている。
【0005】前記フォーカスリミッタ機構が設けられる
レンズユニットは、一般に、円筒状のレンズ鏡筒と、該
レンズ鏡筒内に配設され前記フォーカスレンズを光軸方
向に移動可能に支持する支持環と、該支持環の外側の前
記レンズ鏡筒内箇所に配設され、該レンズ鏡筒の周面に
設けられた距離操作環の手動操作や前記オートフォーカ
ス機構によりレンズ鏡筒の周方向に回転される駆動環
と、該駆動環の回転運動を前記光軸方向に沿った直線運
動に変換して前記フォーカスレンズに伝達する動力伝達
機構等を備えている。また、上述の構成のレンズユニッ
トに設けられる従来の前記フォーカスリミッタ機構は、
例えば前記レンズ鏡筒の内周面に突設された固定側係合
部材と、該レンズ鏡筒に臨む前記駆動環の外周面に配設
された回転側係合部材と、前記固定側係合部材を、前記
駆動環の回転に伴う前記回転側係合部材の移動軌跡上に
進出した係合可能位置と、該係合可能位置から前記光軸
方向に変位し前記移動軌跡上から退避した係合不能位置
との間で移動させる移動機構とを備えている。
【0006】このような構成による従来のフォーカスリ
ミッタ機構によれば、前記固定側係合部材を前記係合可
能位置に移動させた状態で前記駆動環が回転されると、
その回転中に前記固定側係合部材に前記回転側係合部材
が係合してそれ以上の駆動環の回転が規制される。この
ため、前記フォーカスレンズの移動範囲を、前記固定側
係合部材及び回転側係合部材が係合するフォーカスレン
ズの移動位置と前記無限遠側の移動端の間、或は、前記
固定側係合部材及び回転側係合部材が係合するフォーカ
スレンズの移動位置と前記近接側の移動端の間に規制さ
れる。尚、前記フォーカスレンズの移動を規制する範囲
を、前記無限遠側の移動端と前記近接側の移動端の間に
3つ以上設定する場合には、例えば前記回転側係合部材
が前記レンズ鏡筒の周方向に間隔をおいて複数配設され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフォーカスリミッタ機構では、前記固定側係合
部材及び回転側係合部材が係合することで、前記駆動環
の回転が、該固定側係合部と前記回転側係合部材が重な
る位置の手前で規制されてしまう。従って、前記固定側
係合部材を前記係合可能位置に移動させた状態、つま
り、フォーカスリミッタ機構を作動させた状態では、前
記フォーカスレンズは、前記固定側係合部と前記回転側
係合部材が重なる移動位置に達することができず、その
ため、フォーカスレンズの移動範囲にデッドゾーンが生
じてしまい、前記オートフォーカス機構で検出された合
焦位置が前記デッドゾーンの範囲内の位置となった場合
に、フォーカスレンズを合焦位置に移動させることがで
きないという不具合があった。本発明は、前記事情に鑑
みてなされたもので、本発明の目的は、前記フォーカス
レンズの移動範囲にデッドゾーンが発生するのを防止で
きるフォーカスリミッタ機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、レンズ鏡筒と、前記レンズ鏡筒内で光軸方
向に移動可能に配設されたフォーカスレンズと、前記レ
ンズ鏡筒側で支持され前記フォーカスレンズを光軸方向
に移動させる移動部材と、前記移動部材に配設された移
動側係合部と、前記移動部材に臨む前記レンズ鏡筒側箇
所に配設された固定側係合部と、前記固定側係合部を、
前記移動部材の移動に伴う前記移動側係合部の移動軌跡
上に進出した係合可能位置と、該移動軌跡上から退避し
た係合不能位置との間で移動させる移動機構とを備えた
レンズユニットのフォーカスリミッタ機構において、前
記移動側係合部と固定側係合部の少なくとも一方が前記
移動部材の移動方向に変位可能に構成されていることを
特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記固定側係合部が前記
レンズ鏡筒に取着された固定側係合部材により構成され
ているものとした。さらに、本発明は、前記移動部材
が、前記レンズ鏡筒内で前記フォーカスレンズの外側に
前記光軸の回りに回転可能に配設され、該光軸の回りに
回転されることで前記フォーカスレンズを前記光軸方向
に移動させる円筒状の駆動環で構成されているものとし
た。また、本発明は、前記駆動環の外周面箇所に支軸が
突設され、該支軸にはアームが前記駆動環の外周面に沿
って揺動可能に支持され、前記移動側係合部は前記アー
ム箇所から突設された係合ピンで構成されているものと
した。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施例によるフォーカス
リミッタを備えるレンズユニットの上半部分の断面側面
図である。図に示すレンズユニット1は、円筒状のレン
ズ鏡筒3と、該レンズ鏡筒3内に配設された2枚のレン
ズからなるフォーカスレンズ5と、前記レンズ鏡筒3内
で前記フォーカスレンズ5をその光軸L方向に移動可能
に支持する支持機構7と、該支持機構7に動力伝達機構
9を介して結合された手動焦点合わせ用の距離操作環1
1と、前記光軸L方向における前記フォーカスレンズ5
の移動範囲を規制するフォーカスリミッタ13とを備え
ている。
【0011】前記支持機構7は、前記フォーカスレンズ
5の外周部に嵌合されるレンズ枠701と、該レンズ枠
701に前記フォーカスレンズ5を位置決め固定するレ
ンズ押え環703と、前記レンズ枠701の外周に取着
された環状の移動環705と、該移動環705の外周面
に突設された軸707と、該軸707に支持されたガイ
ドローラ709と、前記移動環705の外側に配設され
た円筒状の支持環711を備えている。前記支持環71
1には前記光軸L方向に沿ってガイド溝713が貫設さ
れ、該ガイド溝713に前記ガイドローラ709が挿通
されている。また、図2にレンズユニット1の図1中A
矢視断面図で示すように、レンズ枠701の後端面で前
記レンズ鏡筒3の周方向に間隔を置いた箇所には、前記
フォーカスレンズ5の無限遠側の移動端と近接側の移動
端を規制する円柱状のストッパ部材21,23がそれぞ
れ取着されている。
【0012】前記動力伝達機構9は、前記支持環711
の外側に配設され前記光軸Lの回りに回転可能な円筒状
のカム環901と、該カム環901の後端に取着された
円筒状の距離目盛環903を備え、本実施例では、これ
らカム環901及び距離目盛環903で駆動環が構成さ
れている。前記カム環901の前端外周面には前記光軸
L方向に沿ってラック905が傾斜して形成され、ま
た、前記カム環901には前記光軸L方向と交差する方
向にカム溝907が延設され、該カム溝907に前記ガ
イドローラ709の先部寄り部分が嵌挿されている。
【0013】一方、前記距離目盛環903の前端寄り部
分909は前記カム環901の外側に延出し、該前端寄
り部分909の外周面には、図3に展開図で示すよう
に、その略々全周に亘って、前記フォーカスレンズ5が
現在の位置で合焦できる被写体までの距離を表す目盛9
11が記されており、前記フォーカスレンズ5の現在の
位置に応じた目盛911部分は、レンズ鏡筒3の側部周
面に形成された目盛窓(図示せず)を介してレンズ鏡筒
3の外側から視認される。また、図2に示すように、前
記距離目盛環903の後端寄り部分913の外周面で前
記周方向に間隔を置いた箇所には凹部915がそれぞれ
形成され、さらに、図1に示すように、前記後端寄り部
分913の内周面には内歯歯車917が形成されている
と共に、移動端規制ピン919が突設されている。
【0014】前記内歯歯車917には中継ギア(図示せ
ず)が噛合しており、この中継ギアは、不図示のカメラ
本体に前記レンズユニット1を装着した状態で該カメラ
本体のオートフォーカス機構に結合され、この状態で前
記オートフォーカス機構により前記中継ギアが回転駆動
されることで、前記距離目盛環903が前記光軸Lの回
りに回転される。前記距離目盛環903が回転される
と、前記カム環901が距離目盛環903と一体に回転
し、該カム環901の回転により、前記カム溝907及
び前記ガイド溝713に前記ガイドローラ709が案内
されて、前記移動環705、レンズ枠701、及びフォ
ーカスレンズ5が一体で前記光軸L方向に前後移動され
る。そして、前記移動端規制ピン919は、前記フォー
カスレンズ5が無限遠側や近接側の移動端に位置する状
態で、図2及び図4に示すように、前記各ストッパ部材
21,23に当接する。尚、図2では前記フォーカスレ
ンズ5が無限遠側の移動端に位置した状態を示してお
り、また、図4は前記フォーカスレンズ5が近接側の移
動端に位置した状態におけるレンズユニット1の図1中
A矢視断面図を示す。
【0015】前記距離操作環11は円筒状に形成され、
前記レンズ鏡筒3の前端寄り箇所で前記ラック905に
臨む箇所に、前記光軸Lの回りに回転可能で且つ該光軸
L方向にスライド可能に支持されている。前記距離操作
環11の外周面には滑り止め用のゴムリング1101が
巻装され、距離操作環11の内周面にはアーム1103
によりフリクションギア1105が回転可能に支持され
ている。前記フリクションギア1105は、前記アーム
1103により前記ラック905と噛合する位置と該ラ
ック905から離間する位置の間で移動可能に支持され
ていて、トーションばね1107により前記ラック90
5と噛合する位置方向に付勢されている。
【0016】そして、オートフォーカス時は、図1に示
すように前記距離操作環11を前記レンズユニット1の
前端側にスライドさせることにより、前記フリクション
ギア1105は前記ラック905と噛合が解除される。
この状態では、前記距離操作環11と前記カム環901
との係合が解除され、従って、前記フォーカスレンズ5
は、前記オートフォーカス機構によって自動的に前記光
軸L方向に前後移動される。
【0017】一方、マニュアルフォーカス時は、図1に
示したオートフォーカス状態から図5に示すように前記
距離操作環11を前記レンズユニット1のカメラボデー
側(図では右方向)にスライドさせることにより、前記
フリクションギア1105は前記ラック905と噛合さ
れる。この状態では、前記距離操作環11がアーム11
03、フリクションギア1105、トーションばね11
07、ラック905の係合機構を介して前記カム環90
1と係合し、従って、前記フォーカスレンズ5は、前記
距離操作環11の手動操作により前記光軸L方向に前後
移動される。
【0018】前記フォーカスリミッタ13は、前記距離
目盛環903の各凹部915にそれぞれ配設された2つ
の回転側係合機構1301と、該両回転側係合機構13
01に対応して前記レンズ鏡筒3の内側に配設された固
定側係合ピン1303(固定側係合部材に相当)と、前
記レンズ鏡筒3に支持され前記固定側係合ピン1303
を前記光軸L方向にスライドさせるスイッチ部1305
を備える。
【0019】前記各回転側係合機構1301は、図6に
平面図で示すように、前記凹部915内で前記距離目盛
環903の周方向の中央箇所に突設された支軸1307
と、前記凹部915に収容され前記支軸1307により
揺動可能に支持されたアーム1309と、該アーム13
09の揺動端から前記レンズ鏡筒3側に突設された円柱
状の係合ピン1311(移動側係合部に相当)と、前記
支軸1307から前記周方向の両側に間隔を置いた凹部
915箇所にそれぞれ突設され前記アーム1309の揺
動範囲を規制する2本のストッパピン1313を備え、
このうち前記係合ピン1311の先部は、図1に示すよ
うに、前記凹部915から前記レンズ鏡筒3側に突出し
ている。
【0020】前記スイッチ部1305は、前記光軸L方
向にスライド可能に前記レンズ鏡筒3で支持されたスイ
ッチ片1315と、該スイッチ片1315に取着されて
前記レンズ鏡筒3の内側を延出しその後部が前記距離目
盛環903の後端寄り部分913に臨むスライド片13
17と、前記スイッチ片1315を前スライド端及び後
スライド端でそれぞれ係止するクリック機構1319を
備え、前記固定側係合ピン1303は前記スライド片1
317から前記距離目盛環903側に突設されている。
【0021】前記スイッチ片1315には、図7及び図
8にそれぞれ平面図で示すように、スライド位置の目安
となる印1321が設けられ、また、該スイッチ片13
15が支持されたレンズ鏡筒3の外周面箇所には、前記
前スライド端に相当するFULLの文字と、前記後スラ
イド端に相当するLIMITの文字がそれぞれ記されて
いる。前記印1321を、図7に示すように、LIMI
Tの文字に印1321に合わせると、前記スイッチ片1
315が後スライド端に位置され、前記固定側係合ピン
1303が、図9に平面図で示すように、前記距離目盛
環903の回転に伴う前記係合ピン1311の移動軌跡
S上に延出する。また、前記印1321を、図8に示す
ように、FULLの文字の位置に合わせると、前記スイ
ッチ片1315が前スライド端に位置され、前記固定側
係合ピン1303が、図10に平面図で示すように、前
記係合ピン1311の移動軌跡S上から退避する。
【0022】前記スライド片1317は、前記フォーカ
スレンズ5が前記カメラ本体から15m離れた被写体に
合焦する位置(以下、15mの合焦位置と称する)にあ
る状態で、前記両回転側係合機構1301のうちの一方
に臨み、また、フォーカスレンズ5が前記カメラ本体か
ら4m離れた被写体に合焦する位置(以下、4mの合焦
位置と称する)にある状態で、前記両回転側係合機構1
301のうちの他方に臨む。
【0023】次に、作用について説明する。まず、前記
印1321をFULLの文字の位置に合わせて前記スイ
ッチ片1315を前スライド端に位置させ、前記固定側
係合ピン1303を前記係合ピン1311の移動軌跡上
から退避させると、該係合ピン1311と固定側係合ピ
ン1303とが係合しないため、前記フォーカスレンズ
5は、図2及び図4に示すように、前記移動端規制ピン
919が前記ストッパ部材21,23とそれぞれ係合す
る前記無限遠側の移動端と近接側の移動端の間で任意の
位置に移動可能な状態となる。
【0024】次に、前記フォーカスレンズ5が前記無限
遠側の移動端と前記15mの合焦位置との間に位置して
いる状態で、前記印1321をLIMITの文字の位置
に合わせて前記スイッチ片1315を後スライド端に位
置させ、前記固定側係合ピン1303を前記係合ピン1
311の移動軌跡上に延出させた場合について説明す
る。前記固定側係合ピン1303を前記係合ピン131
1の移動軌跡上に延出させた状態で、前記フォーカスレ
ンズ5が前記15mの合焦位置に向かって移動するよう
に前記距離目盛環903が回転されると、図11に示す
ように、前記固定側係合ピン1303が前記両回転側係
合機構1301のうちの一方の係合ピン1311に、前
記無限遠側の移動端側から係合する。尚、図11は前記
フォーカスレンズ5が前記無限遠側の移動端側から前記
15mの合焦位置に達した状態におけるレンズユニット
1の図1中A矢視断面図を示す。
【0025】このとき、前記固定側係合ピン1303と
前記係合ピン1311の係合で、前記アーム1309が
図6中の実線Bで示す位置から想像線Cで示す位置に揺
動され、図12に示すように、前記係合ピン1311の
位置が前記距離目盛環903の周方向に沿って前記近接
側の移動端側に変位し、前記固定側係合ピン1303
が、前記実線Bで示す位置にアーム1309があった際
の前記係合ピン1311の位置に達する。尚、図12は
前記フォーカスレンズ5が前記無限遠側の移動端側から
前記15mの合焦位置に達した状態における前記距離目
盛環903の前端寄り部分909の展開図を示し、図中
矢印Eは前記距離目盛環903の回転方向を示す。よっ
て、前記フォーカスレンズ5は、前記15mの合焦位置
に達し、前記固定側係合ピン1303と前記係合ピン1
311の係合により、該15mの合焦位置よりも前記近
接側の移動端寄りの位置への移動が規制され、また、フ
ォーカスレンズ5を前記無限遠側の移動端に移動させた
際には、前記移動端規制ピン919が前記ストッパ部材
21と係合することから、フォーカスレンズ5の移動範
囲は、前記無限遠側の移動端から前記15mの合焦位置
までの任意の位置内に規制される。
【0026】次に、前記フォーカスレンズ5が前記15
mの合焦位置と4mの合焦位置との間に位置している状
態で、前記固定側係合ピン1303を前記係合ピン13
11の移動軌跡上に延出させた場合について説明する。
前記固定側係合ピン1303を前記係合ピン1311の
移動軌跡上に延出させた状態で、前記フォーカスレンズ
5が前記15mの合焦位置に向かって移動するように前
記距離目盛環903が回転されると、図13に示すよう
に、前記固定側係合ピン1303が前記両回転側係合機
構1301のうちの一方の係合ピン1311に、前記近
接側の移動端側から係合する。尚、図13は前記フォー
カスレンズ5が前記近接側の移動端側から前記15mの
合焦位置に達した状態におけるレンズユニット1の図1
中A矢視断面図を示す。
【0027】このとき、前記固定側係合ピン1303と
前記係合ピン1311の係合で、前記アーム1309が
図6中の実線Bで示す位置から想像線Dで示す位置に揺
動され、図14に示すように、前記係合ピン1311の
位置が前記距離目盛環903の周方向に沿って前記無限
遠側の移動端側に変位し、前記固定側係合ピン1303
が、前記実線Bで示す位置にアーム1309があった際
の前記係合ピン1311の位置に達する。尚、図14は
前記フォーカスレンズ5が前記近接側の移動端側から前
記15mの合焦位置に達した状態における前記距離目盛
環903の前端寄り部分909の展開図を示し、図中矢
印Fは前記距離目盛環903の回転方向を示す。よっ
て、前記フォーカスレンズ5は、前記15mの合焦位置
に達し、前記固定側係合ピン1303と前記係合ピン1
311の係合により、該15mの合焦位置よりも前記無
限遠側の移動端寄りの位置への移動が規制される。
【0028】一方、前記固定側係合ピン1303を前記
係合ピン1311の移動軌跡上に延出させた状態で、前
記フォーカスレンズ5が前記4mの合焦位置に向かって
移動するように前記距離目盛環903が回転されると、
図15に示すように、前記固定側係合ピン1303が前
記両回転側係合機構1301のうちの他方の係合ピン1
311に、前記無限遠側の移動端側から係合する。尚、
図15は前記フォーカスレンズ5が前記無限遠側の移動
端側から前記4mの合焦位置に達した状態におけるレン
ズユニット1の図1中A矢視断面図を示す。
【0029】このとき、前記固定側係合ピン1303と
前記係合ピン1311の係合で、前記アーム1309が
図6中の実線Bで示す位置から想像線Cで示す位置に揺
動され、図16に示すように、前記係合ピン1311の
位置が前記距離目盛環903の周方向に沿って前記近接
側の移動端側に変位し、前記固定側係合ピン1303
が、前記実線Bで示す位置にアーム1309があった際
の前記係合ピン1311の位置に達する。尚、図16は
前記フォーカスレンズ5が前記無限遠側の移動端側から
前記4mの合焦位置に達した状態における前記距離目盛
環903の前端寄り部分909の展開図を示し、図中矢
印Gは前記距離目盛環903の回転方向を示す。よっ
て、前記フォーカスレンズ5は、前記4mの合焦位置に
達し、前記固定側係合ピン1303と前記係合ピン13
11の係合により、該4mの合焦位置よりも前記近接側
の移動端寄りの位置への移動が規制される。以上によ
り、前記フォーカスレンズ5の移動範囲は、前記15m
の合焦位置から前記4mの合焦位置までの任意の位置内
に規制される。
【0030】続いて、前記フォーカスレンズ5が前記近
接側の移動端と前記4mの合焦位置との間に位置してい
る状態で、前記印1321をLIMITの文字の位置に
合わせて前記スイッチ片1315を後スライド端に位置
させ、前記固定側係合ピン1303を前記係合ピン13
11の移動軌跡上に延出させた場合について説明する。
前記固定側係合ピン1303を前記係合ピン1311の
移動軌跡上に延出させた状態で、前記フォーカスレンズ
5が前記4mの合焦位置に向かって移動するように前記
距離目盛環903が回転されると、図17に示すよう
に、前記固定側係合ピン1303が前記両回転側係合機
構1301のうちの他方の係合ピン1311に、前記近
接側の移動端側から係合する。尚、図17は前記フォー
カスレンズ5が前記近接側の移動端側から前記4mの合
焦位置に達した状態におけるレンズユニット1の図1中
A矢視断面図を示す。
【0031】このとき、前記固定側係合ピン1303と
前記係合ピン1311の係合で、前記アーム1309が
図6中の実線Bで示す位置から想像線Dで示す位置に揺
動され、図18に示すように、前記係合ピン1311の
位置が前記距離目盛環903の周方向に沿って前記無限
遠側の移動端側に変位し、前記固定側係合ピン1303
が、前記実線Bで示す位置にアーム1309があった際
の前記係合ピン1311の位置に達する。尚、図18は
前記フォーカスレンズ5が前記近接側の移動端側から前
記4mの合焦位置に達した状態における前記距離目盛環
903の前端寄り部分909の展開図を示し、図中矢印
Hは前記距離目盛環903の回転方向を示す。よって、
前記フォーカスレンズ5は、前記4mの合焦位置に達
し、前記固定側係合ピン1303と前記係合ピン131
1の係合により、該4mの合焦位置よりも前記無限遠側
の移動端寄りの位置への移動が規制され、また、フォー
カスレンズ5が前記近接側の移動端に達した際には、前
記移動端規制ピン919が前記ストッパ部材23と係合
することから、フォーカスレンズ5の移動範囲は、前記
近接側の移動端から前記4mの合焦位置までの任意の位
置内に規制される。
【0032】このように、本実施例によれば、フォーカ
スリミッタ13を作動させた状態で、フォーカスレンズ
5が15mの合焦位置や4mの合焦位置に向かって移動
するように前記距離目盛環903が回転された際に、前
記レンズ鏡筒3側に取着した前記固定側係合ピン130
3と係合し、それ以上のフォーカスレンズ5の移動を規
制する前記係合ピン1311を、前記アーム1309を
介して前記距離目盛環903の凹部915に揺動可能に
設けたので、前記固定側係合ピン1303と前記係合ピ
ン1311が係合した際に、該係合ピン1311が前記
距離目盛環903の周方向に沿って前記無限遠側の移動
端側や近接側の移動端側に変位される。このため、前記
フォーカスレンズ5の移動が前記15mの合焦位置や4
mの合焦位置の手前で規制されることがなく、従って、
該フォーカスレンズ5の移動範囲にデッドゾーンが生じ
ないようにすることができる。
【0033】尚、本実施例では、前記アーム1309に
より前記係合ピン1311を前記距離目盛環903に対
して揺動可能に支持する構成としたが、例えば、該距離
目盛環903の外周面にその周方向に沿って所定長さで
ガイド溝を形成し、該ガイド溝にスライド可能に移動片
を配設し、この移動片に前記係合ピン1311を突設す
る等、係合ピン1311の位置を前記各ストッパ部材2
1,23側にそれぞれ変位させるための構成は、本実施
例で示した構成に限らず任意である。また、本実施例で
は、前記動力伝達機構9の回転側係合機構1301の係
合ピン1311を前記距離目盛環903の周方向に変位
可能に構成したが、前記固定側係合ピン1303を前記
レンズ鏡筒3の周方向に変位可能に構成したり、前記係
合ピン1311と固定側係合ピン1303の双方を、前
記距離目盛環903やレンズ鏡筒3の周方向にそれぞれ
変位可能に構成してもよい。
【0034】さらに、本実施例では、固定側係合部をレ
ンズ鏡筒3に配設し、移動側係合部を動力伝達機構9に
配設したが、固定側係合部及び移動側係合部の配設箇所
は、本実施例で示した構成に限らず任意である。そし
て、本実施例では、カメラ本体に着脱可能に装着される
レンズユニットのフォーカスリミッタを例に取って説明
したが、本発明は、カメラ本体に一体に取着されたレン
ズユニットのフォーカスリミッタにも適用可能であるこ
とは言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、レンズ
鏡筒と、前記レンズ鏡筒内で光軸方向に移動可能に配設
されたフォーカスレンズと、前記レンズ鏡筒側で支持さ
れ前記フォーカスレンズを光軸方向に移動させる移動部
材と、前記移動部材に配設された移動側係合部と、前記
移動部材に臨む前記レンズ鏡筒側箇所に配設された固定
側係合部と、前記固定側係合部を、前記移動部材の移動
に伴う前記移動側係合部の移動軌跡上に進出した係合可
能位置と、該移動軌跡上から退避した係合不能位置との
間で移動させる移動機構とを備えたレンズユニットのフ
ォーカスリミッタ機構において、前記移動側係合部と固
定側係合部の少なくとも一方が前記移動部材の移動方向
に変位可能に構成したので、フォーカスレンズの移動範
囲にデッドゾーンが発生するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるフォーカスリミッタを
備えるレンズユニットの上半部分の断面側面図である。
【図2】フォーカスレンズが無限遠側の移動端に位置し
た状態における図1のレンズユニットのA矢視断面図で
ある。
【図3】図1に示す距離目盛環の前端寄り部分の展開図
である。
【図4】フォーカスレンズが近接側の移動端に位置した
状態における図1のレンズユニットのA矢視断面図であ
る。
【図5】図1に示すレンズユニットの距離操作環のマニ
ュアルフォーカス時の断面側面図である。
【図6】図1に示すフォーカスリミッタの回転側係合機
構の平面図である。
【図7】図1に示すフォーカスリミッタを作動させた状
態におけるスイッチ片の平面図である。
【図8】図1に示すフォーカスリミッタを作動させてい
ない状態におけるスイッチ片の平面図である。
【図9】図1に示すフォーカスリミッタを作動させた状
態における固定側係合ピンと係合ピンの位置関係を示す
説明図である。
【図10】図1に示すフォーカスリミッタを作動させて
いない状態における固定側係合ピンと係合ピンの位置関
係を示す説明図である。
【図11】フォーカスレンズが無限遠側の移動端側から
15mの合焦位置に達した状態における図1のレンズユ
ニットのA矢視断面図である。
【図12】フォーカスレンズが無限遠側の移動端側から
15mの合焦位置に達した状態における距離目盛環の前
端寄り部分の展開図である。
【図13】フォーカスレンズが近接側の移動端側から1
5mの合焦位置に達した状態における図1のレンズユニ
ットのA矢視断面図である。
【図14】フォーカスレンズが近接側の移動端側から1
5mの合焦位置に達した状態における距離目盛環の前端
寄り部分の展開図である。
【図15】フォーカスレンズが無限遠側の移動端側から
4mの合焦位置に達した状態における図1のレンズユニ
ットのA矢視断面図である。
【図16】フォーカスレンズが無限遠側の移動端側から
4mの合焦位置に達した状態における距離目盛環の前端
寄り部分の展開図である。
【図17】フォーカスレンズが近接側の移動端側から4
mの合焦位置に達した状態における図1のレンズユニッ
トのA矢視断面図である。
【図18】フォーカスレンズが近接側の移動端側から4
mの合焦位置に達した状態における距離目盛環の前端寄
り部分の展開図である。
【符号の説明】
1 レンズユニット 3 レンズ鏡筒 5 フォーカスレンズ 901 カム環(駆動環) 903 距離目盛環(駆動環) 1303 固定側係合ピン(固定側係合部材) 1307 支軸 1309 アーム 1311 係合ピン(移動側係合部) L フォーカスレンズ光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 7/11 P G03B 3/00 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ鏡筒と、 前記レンズ鏡筒内で光軸方向に移動可能に配設されたフ
    ォーカスレンズと、 前記レンズ鏡筒側で支持され前記フォーカスレンズを光
    軸方向に移動させる移動部材と、 前記移動部材に配設された移動側係合部と、 前記移動部材に臨む前記レンズ鏡筒側箇所に配設された
    固定側係合部と、 前記固定側係合部を、前記移動部材の移動に伴う前記移
    動側係合部の移動軌跡上に進出した係合可能位置と、該
    移動軌跡上から退避した係合不能位置との間で移動させ
    る移動機構と、 を備えたレンズユニットのフォーカスリミッタ機構にお
    いて、 前記移動側係合部と固定側係合部の少なくとも一方が前
    記移動部材の移動方向に変位可能に構成されている、 ことを特徴とするレンズユニットのフォーカスリミッタ
    機構。
  2. 【請求項2】 前記固定側係合部は前記レンズ鏡筒に取
    着された固定側係合部材により構成されている請求項1
    記載のレンズユニットのフォーカスリミッタ機構。
  3. 【請求項3】 前記移動部材は、前記レンズ鏡筒内で前
    記フォーカスレンズの外側に前記光軸の回りに回転可能
    に配設され、該光軸の回りに回転されることで前記フォ
    ーカスレンズを前記光軸方向に移動させる円筒状の駆動
    環で構成されている請求項1又は2記載のレンズユニッ
    トのフォーカスリミッタ機構。
  4. 【請求項4】 前記駆動環の外周面箇所には支軸が突設
    され、該支軸にはアームが前記駆動環の外周面に沿って
    揺動可能に支持され、前記移動側係合部は前記アーム箇
    所から突設された係合ピンで構成されている請求項3記
    載のレンズユニットのフォーカスリミッタ機構。
JP6337890A 1993-12-27 1994-12-26 レンズユニットのフォーカスリミッタ機構 Pending JPH07234354A (ja)

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JP6337890A JPH07234354A (ja) 1993-12-27 1994-12-26 レンズユニットのフォーカスリミッタ機構

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JP34859393 1993-12-27
JP5-348593 1993-12-27
JP6337890A JPH07234354A (ja) 1993-12-27 1994-12-26 レンズユニットのフォーカスリミッタ機構

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JP (1) JPH07234354A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002214510A (ja) * 2001-01-19 2002-07-31 Asahi Optical Co Ltd レンズ鏡筒のフォーカスリミッター機構
JP2007108217A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Fujifilm Corp デジタルカメラ

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JP2002214510A (ja) * 2001-01-19 2002-07-31 Asahi Optical Co Ltd レンズ鏡筒のフォーカスリミッター機構
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