JPH07233877A - 気体流れ又は液体流れを制御するための弁及び該弁を使用する方法 - Google Patents

気体流れ又は液体流れを制御するための弁及び該弁を使用する方法

Info

Publication number
JPH07233877A
JPH07233877A JP1593595A JP1593595A JPH07233877A JP H07233877 A JPH07233877 A JP H07233877A JP 1593595 A JP1593595 A JP 1593595A JP 1593595 A JP1593595 A JP 1593595A JP H07233877 A JPH07233877 A JP H07233877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
liquid
sealing
magnetic
valve seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1593595A
Other languages
English (en)
Inventor
Anders Lekholm
レクホルム アンデルス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens Elema AB
Original Assignee
Siemens Elema AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens Elema AB filed Critical Siemens Elema AB
Publication of JPH07233877A publication Critical patent/JPH07233877A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/14244Pressure infusion, e.g. using pumps adapted to be carried by the patient, e.g. portable on the body
    • A61M5/14276Pressure infusion, e.g. using pumps adapted to be carried by the patient, e.g. portable on the body specially adapted for implantation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/14212Pumping with an aspiration and an expulsion action
    • A61M5/14216Reciprocating piston type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K13/00Other constructional types of cut-off apparatus; Arrangements for cutting-off
    • F16K13/08Arrangements for cutting-off not used
    • F16K13/10Arrangements for cutting-off not used by means of liquid or granular medium
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/168Means for controlling media flow to the body or for metering media to the body, e.g. drip meters, counters ; Monitoring media flow to the body
    • A61M5/16877Adjusting flow; Devices for setting a flow rate
    • A61M5/16881Regulating valves
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/4238With cleaner, lubrication added to fluid or liquid sealing at valve interface
    • Y10T137/4358Liquid supplied at valve interface

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 気体流れ又は液体流れを制御するための弁に
おいて、その構造が簡単であって、比較的長時間に亘り
極めて高度なシール能力が保持されうるような弁にす
る。 【構成】 そのためシール装置(12,14,15,1
7,20,27)として、弁(13,17,24)を貫
流する液体乃至気体内においては不溶性であるような特
性を有している液体が、少くとも部分的に使用されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は気体流れ又は液体流れを
制御するための弁であって、弁座を備えた入口及び出口
と、弁座に対して移動可能な弁部分と、弁座と弁部分と
の間のシール装置とを備えており、弁部分が1つの位置
でシール装置を弁座に押圧し、それによって流れを中断
する形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の弁にあっては、弁座と弁部分の両
者がシール表面の領域において不完全性を有しているか
又は漏洩につながる恐れのある損傷を有しているとい
う、よく識られた問題を抱えている。一定の時間後には
弾性的なシール装置又はパッキング部が固化したり又は
変形させられたりするため、当初は良好に機能している
弁が時間の経過と共に使用不能になってしまう。気体又
は液体を調量する際に高度な精度が要求されるような装
置に対し、特に弁が極めて小量を貫流させることを目的
としている場合には、この弁が長時間の使用後において
も充分にシールされているということが最も重要なこと
である。
【0003】最も高度なシール性能を有していなければ
ならない弁は、インシュリンを調量するためのインプラ
ント可能な薬品ポンプであり、その場合薬は、約1μl
の容積の極めて僅かな量で吐出されうるようになってい
なければならない。冒頭で述べた形式の通常の弁に設け
られているこの種の装置は、米国特許第4 88346
7号明細書によって公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の弁を改良して、その構造が簡単であっ
て、比較的長時間に亘り極めて高度なシール能力が保持
されうるような弁にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明ではシール装置と
して、弁を貫流する液体乃至気体内においては不溶性で
あるような特性を有している液体が、少くとも部分的に
使用されていることによって、上記課題を解決すること
ができた。この種のシール装置を備えた弁が閉鎖される
と、液体の変形が発生し、極めて良好なシール作用が達
成される。シール装置のこの変形力は、弾性材料から形
成されたシール装置の場合の力にほぼ等しい大きさであ
る。弁が開放されると、シール装置は再びその元の形状
に戻るので、従来のシール装置には屡々発生している老
化現象に晒されるようなことはない。それは、従来のシ
ール装置にあっては、既に述べたように、時間の経過に
つれて永久変形が発生し、これが弁のシール機能を危険
に陥れているからである。
【0006】本発明の別の有利な構成にあっては、弁部
分内に設けられた中空室によって部分的に取り囲まれて
いる液滴をシール液体が形成している。このようなシー
ル装置は、例へばその出口が極めて小さな直径を有する
薬品調量装置の場合に、気体室又は液体室をシールしな
ければならないような弁に特に適合している。
【0007】本発明の有利な構成にあっては、弁座又は
弁部分にリング状の中空室が設けられており、該中空室
がシール液体を部分的に取り囲んでいる。この種の液体
シール装置は、気体又は液体のための、上述の出口に比
較してより大きな直径を有している出口を備えた弁に適
合している。
【0008】本発明によればシール液体は、それによっ
て発生する内圧が、弁をシールしなければならない夫々
の気体乃至液体の圧力よりも更に大きいような表面張力
と形状とを有している必要がある。この液滴状の液体シ
ール装置の場合には、液体の表面張力Tに基いて超過圧
力Pが発生する。その際次の様な関係が成り立つ: P=2・T/r 但しrは液滴の半径この数式の実際
的な値及び気体室又は液体室の出口の10分の数mmの
直径によって表面張力は、液滴を多くの使用側に対し充
分な圧力にまで一緒に結び付けておくことができる。
【0009】表面張力はとりわけ2つの液体間の境界面
内に発生するので、シール液体は吐出されるべき液体の
ことを考慮してこれを選択しなければならない。インシ
ュリンポンプの場合にはシール液体は有利には高分子液
体である。
【0010】別の使用側の場合には、シール液体が有利
には水銀から成っている。
【0011】弁部分が有利には弁座に配置された少くと
も1つの磁石によって影響される磁化可能な材料を有し
ている冒頭で述べた形式の弁の場合には、本発明によっ
てシール液体が磁性液体から成るように提案されてい
る。磁性液体を弁座及び又は弁部分上に載置することに
よって、たとえ弁座及び又は弁部分に小さな損傷があっ
ても、前述の利点を備えた完全なシール装置を得ること
ができる。
【0012】本発明の別の有利な構成によれば、磁性液
体を有していない弁の部分には通常のシール装置が設け
られるように提案されている。このような構成の場合に
も非常に良好なシール作用を長時間の寿命に亘って維持
することができる。
【0013】本発明によれば磁性液体が、磁性材料から
成る極端に小さな粒子の懸濁液から成っている。液体の
磁性材料は、材料が懸濁している液体内で通常その化学
的な特性を隠すことができるように細粉化されかつ処理
されている。
【0014】これ以外の利点及び詳細がその他の請求項
に述べられている。
【0015】
【実施例】次に図面に図示された複数の実施例に基いて
本発明を詳しく説明する。
【0016】図1には、約1μlの薬品の吐出容積用の
移植可能な薬品ポンプ201の拡大図が図示されてい
る。
【0017】ポンプピストン形式であるこの薬品ポンプ
201は主として、磁気的な戻しばねを備えた入口装置
203と、ポンプ室207を備えたポンプ装置205
と、組み込まれた逆止弁を備えている出口装置209と
から組み立てられている。
【0018】入口装置203は、入口導管211と円筒
形の入口室213とをケーシング214内に有する液体
通路を備えている。入口導管211には薬品タンク21
5が接続可能であり、該薬品タンク215には有利に
は、周囲に対し例へば300mbarの負圧が負荷され
ている。タンク215は特にインシュリンの充填された
容器であって宜い。入口導管211はフランジ217を
介して入口室213に開口している。
【0019】入口導管211の終端部材上には非磁性の
円筒形支持部体219が座着し、該支持部材219には
軸線220に対し対角線状に2つの永久磁石221,2
23が配置されている。この磁石221,223は夫々
円筒形又は直方体状の形状を成していて、図示されてい
るような極性S−N及びN−Sを有している。
【0020】入口室213内には軸方向にスライド可能
な可動子234が位置している。この可動子234は、
長いピストン237の右側端部においてより小さな直径
に移行している可動子支持体235を有している。
【0021】図示の実施例にあっては、可動子支持体2
35上にリング状の可動子部分239が固定されてい
る。その際可動子部分239は、ピストン237に移行
している可動子支持体235のコアを介して嵌め込まれ
ている。可動子部分239は磁化可能な材料、例へば軟
鉄から製造されている。可動子支持体235は部分的
に、可動子部分239は完全に、夫々円筒形の缶又はカ
プセル241によって取り囲まれ又は縁付けされてい
る。
【0022】入口室213の外方に位置している永久磁
石221,223は、可動子234をピストン237と
共に入口導管211の方向に引張っている力を、可動子
234に連続的に及ぼしており、その場合フランジ21
7内の入口開口は閉鎖されていない。この戻し運動を制
限するため、例へば中心部の固定された薄いリング状の
プレートの形状を成したストッパ243がフランジ21
7の端面229に設けられている。例へば同じ様に軸方
に位置する薄いリングの形状を成したストッパ244が
入口室213の別の端面231に取り付けられている。
可動子234が左側の端面229に位置している場合、
ピストン237はその下降位置又は非作業位置にある。
【0023】両方の永久磁石221,223は支持部体
219及び帰環部分225と共に有利には長手方向軸線
220の方向に規定されてスライド可能であり、それに
よって戻し力を、可動子234上でひいてはピストン2
37上で所望の値に調節することができる。
【0024】ピストン237はシリンダ245内を縦方
向にスライド可能である。その場合シリンダ245とピ
ストン237との間には特にリングギャップであるギャ
ップ247が設けられており、ピストン237がその非
作業位置に戻る際、後で詳しく説明するように、該ギャ
ップ247を貫通して流動状の薬品が左側から右側に向
って搬送される。
【0025】強磁性の可動子部分239を備えた可動子
234は同時に、シリンダ245に配置された電磁駆動
装置251のための可動子としても役立っている。この
駆動装置251は2つの電磁コイル253,255を有
している。電流を用いて該コイル253,255を励磁
すると、可動子234に充分に大きな力を及ぼす磁場が
形成される。これによって可動子234がピストン23
7と共に、可動子234が右側の端面231又はストッ
パ244に突き当るようになるまで出口装置209の方
向にスライドさせられる。
【0026】ポンプ室207の直後の下流側に、弁座1
0と、弁座10に対してスライド可能な弁部分11と、
その間のシール装置12とを有する弁13が位置してい
る。弁13は出口室259を形成している付加フランジ
257内に取り付けられている。
【0027】弁部分11は磁化可能な材料から成る部材
263によって製造されていて、可動子として役立って
いる。部材263は、シリンダ245内で長手方向軸線
220を中心に所定の極性S−N乃至N−Sによって装
着されている2つの永久磁石271及び273と協働し
て、磁気的なばね装置を形成している。この磁気的なば
ね装置271,273は弁部分11を、この弁部分11
がシール装置12を弁座10に向って押圧している非作
業位置に保持している。本発明に基くシール装置12を
備えたこの弁13は、図2乃至図6に関連して後で詳し
く説明することにする。
【0028】弁部分11を備えた出口室259には付加
フランジ257を介して出口導管281が接続されてお
り、該出口導管281は出口開口285を備えたカテー
テル283に移行している。インプラントする際には出
口開口285が患者の予め決められた位置に位置決めさ
れる。
【0029】ピストンポンプ201の運転中ピストン2
37はコイル253,255の電磁的な磁場作用によっ
て図示の非作業位置から右側に向って運動させられ、そ
れによってポンプ室207内の薬品には強力な超過圧力
が発生する。この超過圧力によって運動可能な弁部分1
1上に作用する力が磁気的なばね263,271,27
3の戻し力を超えるようになると、弁部分11が直ちに
そのシール装置12によって弁座10から外されて、弁
部分11と弁座10との間に弁ギャップが形成される。
液状の薬品例へばインシュリンは出口導管281を介し
てカテーテル283内に押し出される。その場合カテー
テル283は出口室259に直接接続されている。その
際ポンプ室207内に含まれている液状の薬品が弁ギャ
ップ、出口室259及びカテーテル283を貫通して矢
印の方向に貫流する。
【0030】コイル253,255の遮断後ピストン2
37が図1に図示された降下位置に再び戻されると、ポ
ンプ室207内には負圧が発生する。その絶対値が薬品
タンク215内の値よりも小さい場合には圧力勾配が発
生する。その場合液状の薬品が、薬品タンク215内の
負圧に対するポンプ室207内の強力な負圧によってポ
ンプ室207内に吸い込まれるようになる。その際薬品
がピストン237とシリンダ245との間のギャップ2
47を貫流する。その場合弁部分11と弁座10とが逆
止弁として作用する。コイル253,255の前述の遮
断後可動子234はピストン237と共に、可動子部分
239上に作用する永久磁石221,223によってそ
の下降位置又は非作業位置に戻される。患者に再びイン
シュリンを供給しようとする場合には、前述の圧送方法
が繰り返えされる。
【0031】図1に図示された薬品ポンプ201の出口
装置209の別の拡大図である図2には、弁13が明瞭
に図示されている。図2において弁13は、図1におけ
る弁13とは異なって、図1に関連して説明した開放位
置で図示されている。この開放位置において弁部分11
は、そのシール装置12が弁座10に液密に当接してい
なくて、弁座10に対しギャップ開口の間隔を有してい
るような位置に位置しており、そのため流動する薬品が
弁ギャップを貫通して出口室259に流れうるようにな
っている。その後薬品は、図1に関連して説明したカテ
ーテル283内に出口導管281を介して搬送される。
【0032】弁13の弁座10には、図2にダッシュ1
4で図示されている磁性液体から成る層が設けられてい
る。磁性液体は弁座10に付着している。それは、既に
説明した様に、2つの永久磁石271及び273が弁座
10に配置されるからである。弁部分11は磁化可能な
材料から成る部材263を有しているので、弁部分11
のシール装置12をダッシュ15で図示された磁性液体
によって積層することも可能である。層14又は15の
1つだけが前述の一方の部分10乃至11上に載置され
ているような場合には、磁性液体によって積層されてい
ない弁13の部分に通常形式のシール装置が設けられ
る。磁性液体14,15は、有機化学的な粘性液体内に
おける磁性材料から成る極端に小さな粒子の懸濁によっ
て成っている。磁性液体14,15は、弁を貫流する液
体内で不溶性であるような特性を有している。更に磁性
液体は、該液体に接続される液体に対して不活性であ
る。弁座10を積層することによって及び又は磁性液体
との弁部分11のシール装置12によって、弁13が閉
鎖する際、たとえ弁座10及び又はシール装置12が非
平面部を有していても、又は一般にダイヤフラムである
シール装置12が老化現象を有していても、極めて良好
なシール作用が達成可能である。弁部分11が弁座10
に押圧されると、磁性液体の1つ乃至2つの層14,1
5が変形する。この様な形式で非常に良好なシール作用
が達成される。
【0033】図3には弁17を備えた出口装置16の拡
大図が図示されており、この場合出口装置16は図1の
薬品ポンプの1部分である。しかしこの出口装置16は
気体又は液体を調量する装置の1部分であっても宜く、
その場合ポンプは必ずしも磁気ばね装置によって駆動さ
れる必要はない。この弁17も、弁座18と弁座18に
対してスライド可能な弁部分19及びシール装置20と
を有している。シール装置20は液滴を形成している液
体から成り、該液滴は弁部分19内に設けられた中空室
21によって部分的に取り囲まれている。中空室21は
液滴の大きさよりも幾分小さくかつ折込み部29を有し
ているので、液滴は自動的に正当な位置を占めることが
できるようになっている。前述の磁性液体と同じ様にこ
のシール液体は、弁を貫流する気体乃至液体に対し不溶
性でであるという特性を有している。液滴状のシール液
体20は、この場合に生成される圧力が弁をシールすべ
き当該気体乃至液体の圧力よりも大きいというような表
面張力を有している。図3には開放状態にある弁が示さ
れており、その場合ポンプピストン22は媒体に作用を
及ぼして媒体を液滴状のシール液体20に押圧し、それ
によってシール液体20が弁部分19と一緒に弁座18
から離れ、その結果媒体のためのギャップ開口が形成さ
れるようになる。その後ピストンが反対方向にスライド
すると、ピストンの前方に負圧が形成され、同時に弁部
分19とりわけ液滴状のシール液体20が弁座18に押
圧され、その結果、図4に図示されているように、液体
20がそれに基いて変形するようになる。これによって
極めて良好なシール作用が達成される。弁17が再度開
放されると、シール液体20はその元の液滴形状に復元
する。シール液体20は有利にはポリマである。シール
液体は水銀から成っていても差支えない。
【0034】図5及び図6には弁24を備えた別の出口
装置23の拡大図が図示されている。出口装置23は気
体又は液体を調量する装置の1部分であって宜い。弁2
4は弁座25と弁座25に対してスライド可能な弁部分
26及びシール装置27とを有している。弁部分26は
シール装置27を部分的に取囲んでいるリング状の中空
室28を有している。輪郭が有利には楕円形であるこの
シール装置27も、例へば水銀又はポリマから成ってい
る。図5では弁24が開放された位置で、また図6では
弁24が閉ぢた位置で夫々図示されている。閉ぢた状態
では楕円形の液体が変形し、それによって弁座25が極
めて良好にシールされている。シール液体27を備えた
リング状の中空室28は、本発明によれば弁座25内に
配置されていても宜い。このような実施例の場合には弁
部分26は従来形のシール装置を備えていて宜い。図5
及び図6に基くこのような液体シール装置は、気体室又
は液体室のため出口を比較的大きな直径でシールしなけ
ればならないような弁に対して適合している。
【0035】ポンプ内の流れを制御する弁にあっては、
弁の開閉の際最小のエネルギ使用によってその作業を行
うということが重要である。このことは、調量の際高度
の精度が必要である場合及び又は小さな搬送容積で圧送
する必要のある場合に特に大きな意義を有している。こ
こに説明した発明によってシール装置を可能な限り小さ
な力で変形させることができるので、完全なシール機能
が達成されるようになり、それによって作業圧力範囲に
おける漏洩を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基く弁を備えた薬品ポンプの拡大縦断
面図である。
【図2】本発明の弁を備えた図1の薬品ポンプの出口装
置の拡大図である。
【図3】出口装置の別の実施例の拡大図である。
【図4】出口装置の別の実施例の拡大図である。
【図5】出口装置の別の実施例の拡大図である。
【図6】出口装置の別の実施例の拡大図である。
【符号の説明】
10,18,25 弁座 11,19,26 弁部分 12,27 シール装置 13,17,24 弁 14,15 層、磁性流体 16,23,209 出口装置 20 シール装置、液滴状のシール液体 21,28 中空室 22 ポンプピストン 29 折込み部 201 薬品ポンプ 203 入口装置 205 ポンプ装置 207 ポンプ室 211 入口導管 213 入口室 214 ケーシング 215 薬品タンク 217 フランジ 219 支持部体 220 軸線、長手方向軸線 221,223 永久磁石 225 帰還部分 229,231 端面 234 可動子 235 可動子支持体 237 ピストン 239 可動子部分 241 円筒形容器、カプセル 243,244 ストッパ 245 シリンダ 247 ギャップ 251 駆動装置 253,255 電磁コイル 257 付加フランジ 259 出口室 263 部材、磁気ばね装置 271,273 永久磁石、磁気ばね装置 281 出口導管 283 カテーテル 285 出口開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04B 39/10 A F16J 15/43

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体流れ又は液体流れを制御するための
    弁であって、弁座を備えた入口及び出口と、弁座に対し
    て移動可能な弁部分と、弁座と弁部分との間のシール装
    置とを備えており、弁部分が1つの位置でシール装置を
    弁座に押圧し、それによって流れを中断する形式のもの
    において、 シール装置(12,14,15,17,20,27)と
    して、弁(13,17,24)を貫流する液体乃至気体
    内においては不溶性であるような特性を有している液体
    が、少くとも部分的に使用されていることを特徴とす
    る、気体流れ又は流体流れを制御するための弁。
  2. 【請求項2】 シール液体によって形成される内圧が弁
    (13,17,24)をシールしようとする当該気体乃
    至液体の圧力よりも大きい表面張力及び形状をシール液
    体(14,15,17,20,27)が有していること
    を特徴とする、請求項1記載の弁。
  3. 【請求項3】 弁部分(26)内に設けられた中空室
    (21)によって部分的に取り囲まれている液滴をシー
    ル液体(20)が形成していることを特徴とする、請求
    項1又は2記載の弁。
  4. 【請求項4】 弁座(25)又は弁部分(26)にリン
    グ状の中空室(28)が設けられており、該中空室(2
    8)がシール液体(27)を部分的に取り囲んでいるこ
    とを特徴とする、請求項1又は2記載の弁。
  5. 【請求項5】 シール液体(20,27)が水銀から成
    っていることを特徴とする、請求項1から4までのいづ
    れか1項記載の弁。
  6. 【請求項6】 シール液体(20,27)が高分子液体
    であることを特徴とする、請求項1から4までのいづれ
    か1項記載の弁。
  7. 【請求項7】 弁部分が弁座に配置された少くとも1つ
    の磁石の影響を受ける磁化可能な材料を有している弁に
    おいて、 シール液体(14,15)が磁性液体から成っているこ
    とを特徴とする、請求項1記載の弁。
  8. 【請求項8】 弁座(10)及び又は弁部分(11)が
    磁性液体(14,15)を有していることを特徴とす
    る、請求項7記載の弁。
  9. 【請求項9】 磁性液体(14,15)を有していない
    弁の部分(10,11)には通常のシール装置が設けら
    れていることを特徴とする、請求項7又は8記載の弁。
  10. 【請求項10】 磁性液体(14,15)が、磁性材料
    から成る極端に小さな粒子の懸濁液から成っていること
    を特徴とする、請求項7乃至9のいづれか1項記載の
    弁。
  11. 【請求項11】 磁性液体(14,15)が有機化学的
    な粘性液体であることを特徴とする、請求項10記載の
    弁。
  12. 【請求項12】 シール液体(14,15)が、弁を貫
    流する気体乃至液体に対して不活性であることを特徴と
    する、請求項1から11までのいづれか1項記載の弁。
  13. 【請求項13】 インプラント可能な薬品ポンプ(20
    1)、殊に薬品の流れを制御するためのインシュリンポ
    ンプに使用することを特徴とする、請求項1から12ま
    でのいづれか1項記載の弁を使用する方法。
JP1593595A 1994-02-04 1995-02-02 気体流れ又は液体流れを制御するための弁及び該弁を使用する方法 Pending JPH07233877A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9400366-2 1994-02-04
SE9400366A SE9400366D0 (sv) 1994-02-04 1994-02-04 Ventil för att styra ett gas- eller vätskeflöde

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07233877A true JPH07233877A (ja) 1995-09-05

Family

ID=20392809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1593595A Pending JPH07233877A (ja) 1994-02-04 1995-02-02 気体流れ又は液体流れを制御するための弁及び該弁を使用する方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5623957A (ja)
EP (1) EP0666438A1 (ja)
JP (1) JPH07233877A (ja)
SE (1) SE9400366D0 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309714B1 (ko) * 1999-04-07 2001-09-26 김재기 다이아후램식 가스미터의 밸브 및 밸브시트
KR100804580B1 (ko) * 2001-11-16 2008-02-20 주식회사 만도 자기유변유체용 솔레노이드

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6000417A (en) * 1997-01-02 1999-12-14 Jacobs; Richard R. Bi-directional magnetically-operated check valve for high-purity applications
US6770067B2 (en) * 2001-09-07 2004-08-03 Medtronic Minimed, Inc. Infusion device and driving mechanism for same
IL151748A0 (en) * 2002-09-12 2003-04-10 Aran Res & Dev Ltd Fluid metering method and system
US20100089471A1 (en) * 2002-09-12 2010-04-15 A.R.I. Flow Control Accessories Ltd. Valve
DE102004062026A1 (de) * 2004-09-29 2006-03-30 Robert Bosch Gmbh Überdruckventil für einen Verpackungsbehälter
US8925579B2 (en) * 2006-03-02 2015-01-06 Pacific Bag, Inc. Pressure relief valve
TW201100681A (en) * 2009-06-30 2011-01-01 Well Shin Technology Co Ltd Magnetic valve
US10434292B2 (en) * 2011-06-24 2019-10-08 Access Closure Method and devices for flow occlusion during device exchanges
ITCO20110072A1 (it) * 2011-12-22 2013-06-23 Nuovo Pignone Spa Valvole con elemento di chiusura valvolare collegato alla contro-sede attuata e relativi metodi
DE102012221540A1 (de) * 2012-11-26 2014-05-28 Robert Bosch Gmbh Ventileinrichtung
CA2947605A1 (en) 2014-05-13 2015-11-19 Bioatla, Llc Conditionally active biological proteins
CN104179975B (zh) * 2014-07-22 2017-02-01 西安电子科技大学 一种基于改变闭合力的可控型机械密封

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1533793A (en) * 1919-12-13 1925-04-14 Failla Gioacchino Stopcock
IT971505B (it) * 1972-12-04 1974-05-10 Goglio L Valvola di degasamento per conte nitori flessibili a chiusura erme tica e contenitore corredato della valvola
DE3125496C2 (de) * 1981-06-29 1983-12-29 Wipf AG Verpackungen, 8404 Volketswil Überdruckventil zur Entlüftung von Verpackungen
US4444398A (en) * 1983-02-22 1984-04-24 Ferrofluidics Corporation Self-activating ferrofluid seal apparatus and method
DE3862797D1 (de) * 1987-04-22 1991-06-20 Siemens Ag Kolbenpumpe fuer ein medikamentendosiergeraet.
US4890637A (en) * 1988-12-12 1990-01-02 Flavorcoffee Co. Inc. One way valve
IT1248238B (it) * 1991-06-18 1995-01-05 Ica Spa Valvola di sfiato.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309714B1 (ko) * 1999-04-07 2001-09-26 김재기 다이아후램식 가스미터의 밸브 및 밸브시트
KR100804580B1 (ko) * 2001-11-16 2008-02-20 주식회사 만도 자기유변유체용 솔레노이드

Also Published As

Publication number Publication date
SE9400366D0 (sv) 1994-02-04
EP0666438A1 (de) 1995-08-09
US5623957A (en) 1997-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4568250A (en) Low power electromagnetic pump
JPH07233877A (ja) 気体流れ又は液体流れを制御するための弁及び該弁を使用する方法
US6227818B1 (en) Low power electromagnetic pump
US4883467A (en) Reciprocating pump for an implantable medication dosage device
US4714234A (en) Low power electromagnetic valve
US4636150A (en) Low power electromagnetic pump
EP1575640B1 (en) Infusion device having piston operated driving mechanism and positive pressure reservoir
US4569641A (en) Low power electromagnetic pump
US4684368A (en) Inverted pump
EP0328696B1 (en) Valve unit
US20070269322A1 (en) Low power electromagnetic pump
US20010048883A1 (en) Low power electromagnetic pump
US4388051A (en) Piston pump with intake valve
JPS61228176A (ja) 油圧制御用閉ル−プ式比例電磁弁
CN109210246A (zh) 组合式入口和出口止回阀座
US6796777B2 (en) Low power electromagnetic pump
EP0104787B1 (en) Low power electromagnetic valve
EP0791369A1 (en) Pump
JPH0587056A (ja) 気体圧縮機
US20230127855A1 (en) Implantable electromagnetic pumps
JPH0610831A (ja) ソレノイドポンプ
JPH06101631A (ja) 超磁歪式液体ポンプ
JPS60132081A (ja) 弁付きポンプ装置
CN117588389A (zh) 一种超洁净电磁压电微泵
JPH04165104A (ja) アキュムレータ