JPH0723289B2 - 毛髪処理剤組成物 - Google Patents

毛髪処理剤組成物

Info

Publication number
JPH0723289B2
JPH0723289B2 JP2253378A JP25337890A JPH0723289B2 JP H0723289 B2 JPH0723289 B2 JP H0723289B2 JP 2253378 A JP2253378 A JP 2253378A JP 25337890 A JP25337890 A JP 25337890A JP H0723289 B2 JPH0723289 B2 JP H0723289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
acid
red
treatment composition
hair treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2253378A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04134014A (ja
Inventor
徹 吉原
孝好 梶野
英敏 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2253378A priority Critical patent/JPH0723289B2/ja
Priority to US07/722,517 priority patent/US5254333A/en
Priority to EP91111430A priority patent/EP0470381B1/en
Priority to DE69116256T priority patent/DE69116256T2/de
Priority to AT91111430T priority patent/ATE132738T1/de
Publication of JPH04134014A publication Critical patent/JPH04134014A/ja
Publication of JPH0723289B2 publication Critical patent/JPH0723289B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、毛髪処理剤組成物、特にコンディショニング
効果が長時間持続する毛髪処理剤組成物に関する。
〔従来の技術〕 毛髪は、シャンプー、ブラッシング、ヘアドライヤー、
パーマ、ヘアカラー等の物理的又は化学的原因により、
損傷し、硬くなり、又帯電する。美しく健康な毛髪を保
持するためには、損傷を防ぐと共に、毛髪を柔らかくす
ることが必要である。
従来、この目的のために、リンスやトリートメント等の
毛髪化粧料には各種の成分が添加されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、リンスやトリートメントの添加成分として従来
汎用されている第四級アンモニウム塩を用いた毛髪処理
剤は、毛髪への吸着が第四級アンモニウム塩との単なる
親和力に基づくものであるため、吸着力が不十分であ
る。即ち、水泳あるいは汗等に対しては耐性を有するも
のの、シャンプー等の洗浄作用にさらされると洗い流さ
れてしまい、その吸着力は十分とはいえない。
また、最近の市場に見られるカチオン化ポリマーを含む
シャプーを用いた場合、主としてカチオン/アニオン複
合体が毛髪表面に付着するため、コンディショニング効
果の持続が認められない。また、このシャンプーを用い
た場合、リンス処理を行うとかえってコンディショニン
グ効果を損なう結果となる。
従って、本発明の目的は、毛髪に十分なコンディショニ
ング効果を付与でき、且つその効果が長期間持続する毛
髪処理剤組成物を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討した結
果、2−ベンジルオキシエタノールで毛髪を処理する
と、毛髪が十分に膨潤することを知見した。そして、さ
らにアニオン性重合体を共存させると、該重合体が毛髪
に深く浸透して、持続的に毛髪にコンディショニング効
果を付与できることを知見した。
本発明は、上記知見に基づきなされたもので、(A)2
−ベンジルオキシエタノール及び(B)アニオン性重合
体を含有し、酸性染料を含まないことを特徴とする毛髪
処理剤組成物を提供するものである。
また、本発明は、(A)2−ベンジルオキシエタノー
ル、(B)アニオン性重合体及び(D)アルカリを含有
し、pHが8.5〜11であることを特徴とする毛髪処理剤組
成物を提供するものである。
以下、本発明の毛髪処理剤組成物について詳述する。
本発明の毛髪処理剤組成物の(A)成分である2−ベン
ジルオキシエタノールは、毛髪の膨潤を促進させるため
のものであり、組成物中に好ましくは0.5〜50重量%、
より好ましくは1〜30重量%配合される。配合量がこれ
以下であると、膨潤の促進効果が認められない。また、
これ以上配合しても効果の増大は期待できない。
また、本発明の毛髪処理剤組成物の(B)成分であるア
ニオン性重合体は、天然のものでも合成のものでも良
い。
天然のアニオン性重合体の具体例としては、キサンタン
ガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、ペクチ
ン、ファーセラン、アラビアガム、ガッチガム、カラヤ
ガム、トラガントガム及びカンテン末等が挙げられる。
また、セルロースをカルボキシメル化したカルボキシメ
チルセルロース等も挙げられる。
また、合成のアニオン性重合体としては、酸性ビニル単
量体又はその塩を重合することにより得られる重合体を
挙げることができる。上記酸性ビニル単量体とは、1分
子中に、カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基等の
酸性基と、重合可能なビニル基とを有する化合物であっ
て、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、
ビニル安息香酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸、スチレンスルホン酸、ビニルスルホン
酸、アリルスルホン酸、メタクリルスルホン酸、3−メ
タクリルプロパンスルホン酸等の不飽和−塩基酸、及び
イタコン酸、マレイン酸、フマル酸の如き不飽和二塩基
酸、並びにこれらのモノエステル等を挙げることができ
る。また、それらの塩としては、ナトリウム塩、カリウ
ム塩、アンモニウム塩等が挙げられる。
この重合にあたって、酸性ビニル単量体以外に、酸性ビ
ニル単量体と共重合可能な他のビニル単量体を任意成分
として共重合することもできるが、この他のビニル単量
体の割合は、全単量体に対して60モル%以下に抑えるこ
とが必要である。この他のビニル単量体は、ラジカル重
合開始剤により重合可能なモノビニル化合物であって、
例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル等のアク
リル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル等のメタクリル酸エステル類、スチレン、α−メ
チルスチレン等のスチレン化合物、アクリルアミド、メ
タクリルアミド、ビニルエーテル、酢酸ビニル等が挙げ
られる。
これらのアニオン性重合体は、単独もしくは組み合わせ
て用いることができ、組成物中に好ましくは0.01〜10重
量%、より好ましくは0.1〜5重量%配合される。配合
量がこれ以下であると、認知できる持続的なコンディシ
ョニング効果を付与できない。また、これ以外配合して
も、効果の増大が認められない。
また、本発明の毛髪処理剤組成物は、(C)酸又は
(D)アルカリを添加して、そのpHを特定領域に調整し
て置くのが、毛髪を十分に膨潤させ、より良い効果を得
る上で更に好ましい。即ち、(C)成分である酸を添加
する場合には組成物のpHを2〜4に調整して置くのが好
ましく、(D)成分であるアルカリを添加する場合には
組成物のpHを8.5〜11に調整して置くのが好ましい。組
成物のpHが2未満又は11超では毛髪が損傷される惧れが
ある。酸又はアルカリによる毛髪の膨潤に関しては、バ
ットらの研究報告〔G.Ramachandra Bhat et.al.,J.Soc.
Cosmet.Chem.,32.393−405(1981)〕がある。この研究
報告においては、酸として塩酸を、アルカリとして水酸
化ナトリウムを用いているが、毛髪自身がイオン交換体
であるため、本発明においては、酸としては有機酸を、
アルカリとしてはアンモニア又は有機アミンを用いるこ
とが好ましい。
上記有機酸の具体例としては、クエン酸、グリコール
酸、コハク酸、酒石酸、乳酸、酢酸、フマル酸、リンゴ
酸、レブリン酸、酪酸、吉草酸、シュウ酸、マレイン
酸、フマル酸、マンデル酸等が挙げられる。また、有機
酸ではないが、リン酸を用いるのも好ましい。
また、上記有機アミンの具体例としては、モノエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、アミノヒドロキシメチルプロパンジオール、2−ア
ミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2
−メチル−1,3−プロパンジオール等が挙げられる。ま
た、その他にアルギニン等の塩基性アミノ酸を用いるの
も好ましい。
これらの酸又はアルカリは、単独もしくは組み合わせて
用いることができ、組成物のpHが上記範囲内となる量
で、組成物中に好ましくは0.3〜50重量%、より好まし
くは5〜30重量%配合される。配合量がこれ以下である
と、毛髪のイオン交換能のために膨潤効果がなく、ま
た、これ以上配合しても効果の増大が認められない。
本発明の毛髪処理剤組成物は、上記の(A)、(B)及
び(C)又は(D)成分以外の残部は通常、水である。
また、本発明の毛髪処理剤組成物には、有機酸のナトリ
ウム塩、カリウム塩等の有機酸塩、アンモニウム塩を含
有させて、緩衝系を形成させることが好ましい。
また、本発明の毛髪処理剤組成物には、毛髪の色のトー
ンを変える目的で、公知の直接染料を含有させても良
い。これらの直接染料も、アニオン性重合体と同じよう
に、深く毛髪に浸透する。
このような直接染料としては、例えば、ニトロ系の染料
である3−アミノ−4−ヒドロキシニトロベンゼン、2
−アミノ−5−ヒドロキシニトロベンゼン、2−アミノ
−3−ヒドロキシニトロベンゼン、2−アミノ−5−N,
N−ビス−β−ヒドロキシエチルアミノニトロベンゼ
ン、2−アミノ−4−クロロ−5−N−β−ヒドロキシ
エチルアミノニトロベンゼン、2−アミノ−4−メチル
−5−N−β−ヒドロキシエチルアミノニトロベンゼ
ン、3,4−ビス(N,β−ヒドロキシエチルアミノ)ニト
ロベンゼン、2−アミノ−4−メチル−5−N−β,γ
−ジヒドロキシプロピルアミノニトロベンゼン、2−ア
ミノ−4−メチル−5−β−アミノエチルアミノニトロ
ベンゼン、2−アミノ−4−ヒドロキシニトロベンゼ
ン、及び特に有利なものとして;3,4−ジアミノニトロベ
ンゼン、2,5−ジアミノニトロベンゼン、2−アミノ−
5−β−N−ヒドロキシエチルアミノニトロベンゼン、
2−N−β−ヒドロキシエチルアミ−5−N,N−ビス−
β−ヒドロキシエチルアミノニトロベンゼン、2−N−
メチルアミノ−5−N,N−ビス(β−ヒドロキシエチ
ル)アミノニトロベンゼン、2−N−メチルアミノ−5
−N−メチル−N−β−ヒドロキシエチルアミノニトロ
ベンゼン、2−N−β−ヒドロキシエチルアミノ−5−
ヒドロキシニトロベンゼン、3−メトキシ−4−N−β
−ヒドロキシエチルアミノニトロベンゼン、(ニトロ−
4,メチルアミノ−3)フェノキシエタノール、2−N−
β−ヒドロキシメチルアミノ−5−アミノニトロベンゼ
ン、2−N−β−ヒドロキシエチルアミノニトロベンゼ
ン、3−アミノ−4−N−β−ヒドロキシエチルアミノ
ニトロベンゼン、3−β−ヒドロキシエチロキシ−4−
N−β−ヒドロキシエチルアミノニトロベンゼン、2−
アミノ−5−N−メチルアミノニトロベンゼン、2−ア
ミノ−3−メチルニトロベンゼン、2−N−β−ヒドロ
キシエチルアミノ−5−β,γ−ジヒドロキシプロピロ
キシニトロベンゼン、3−ヒドロキシ−4−N−β−ヒ
ドロキシエチルアミノニトロベンゼン、3−ヒドロキシ
−4−アミノニトロベンゼン、2,5−N,N′−β−ヒドロ
キシエチルアミノニトロベンゼン、2−N−メチルアミ
ノ−4−o−β,γ−ジヒドロキシプロピロキシニトロ
ベンゼン、2−N−β−アミノエチルアミノ−5−N,N
−ビス−(β−ヒドロキシエチル)アミノニトロベンゼ
ン、2−N−β−アミノエチルアミノ−4−メトキシニ
トロベンゼン、2−N−β−アミノエチルアミノ−5−
β−ヒドロキシエチロキシニトロベンゼン、1−アミノ
−4−メチルアミノアントラキノン、1,4−ジアミノア
ントラキノン;酸性染料である赤色2号、赤色3号、赤
色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4
号、黄色5号、緑色3号、青色1、青色2号、赤色201
号、赤色227号、赤色230号、赤色231号、赤色232号、橙
205号、橙207号、黄色202号、黄色203号、緑色201号、
緑色204号、緑色205号、青色202号、青色203号、青色20
5号、かっ色201号、赤色401号、赤色502号、赤色503
号、赤色504号、赤色506号、橙402号、黄色402号、黄色
403号、黄色406号、黄色407号、緑色401号、緑色402
号、紫色401号、黒401号;油溶性染料である赤色215
号、赤色218号、赤色225号、橙201号、橙206号、黄色20
1号、黄色204号、緑色202号、紫色201号、赤色501号、
赤色505号、橙403号、黄色404号、黄色405号、青色403
号;分散染料である赤色215号、赤色218号、赤色223
号、赤色225号、橙201号、橙206号、黄色201号、黄色20
4号、緑色202号、紫色201号、赤色501号、赤色505号、
黄色404号、黄色405号、青色403号;塩基性染料である
赤色213号、赤色214号;及びWillimas社の塩基性染料で
あるSienna Brown、Mahogany、Madder Red、Steel Blu
e、Straw Yellow等が挙げられる。
但し、(A)2−ベンジルオキシエタノール、(B)ア
ニオン性重合体及び(D)アルリを含有し、pHが8.5〜1
1である本発明の毛髪処理剤組成物以外の本発明の毛髪
処理剤組成物に上記の直接染料を配合する場合は、酸性
染料以外の染料を配合する。
また、本発明の毛髪処理剤組成物には、(B)成分のア
ニオン性重合体とコンプレックスを形成させて、毛髪に
対する触感を変える目的で、種々のカチオン性活性剤、
両性活性剤、ベタイン型活性剤を含有させることが好ま
しい。これらの活性剤は単独あるいは組み合わせて使用
できる。
上記カチオン性活性剤としては、下記一般式〔I〕で表
わされる第四級アンモニウム塩が好ましく、その具体例
としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩
化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ベヘニルト
リメチルアンモニウム、塩化セチルジメチルベンジルア
ンモニウム、塩化ステアリルベンジルメチルアンモニウ
ム、牛脂アルキルトリメチルアンモニウム、塩化2−オ
クチルドデシルトリメチルアンモニウム、塩化2−ヘキ
シルデシルトリメチルアンモニウム、分岐型の塩化ジア
ルキルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
(式中、R1,R2,R3,R4のうち1個又は2個は、炭素数8
〜22の直鎖あるいは分岐の、アルキル基又はヒドロキシ
アルキル基、残りは、炭素数1〜3のアルキル基、ヒド
ロキシアルキル基、ベンジル基又は付加モル数の総計が
10以下のポリオキシエチレン基、Xはハロゲン又は炭素
数1〜2のアルキル硫酸基を示す。) また、上記両性活性剤としては、アミドアミノ酸等が好
ましく、また、ベタイン型活性剤としては、カルボベタ
イン型界面活性剤、スルホベタイン型界面活性剤、アミ
ドベタイン型界面活性剤等が好ましい。
また、本発明の毛髪処理剤組成物には、溶解性を高める
目的で、エノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ル等の低級アルコール類、プロピレングリコール等のア
ルキレングリコール類、ジアルキレングリコール類、ト
リアルキレングリコール類、又はそれらのアルキルエー
テル等の溶剤を含有させても良い。
さらに、本発明の毛髪処理剤組成物には、本発明の目的
を損なわない程度に、通常の化粧品中に用いられるヒド
ロキシエチルセルロース等の増粘剤、シリコーン類等の
感触向上剤、香料、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、殺菌剤等を適宜配合しても良い。
本発明の毛髪処理剤組成物を毛髪に適用するに際して
は、その効果を一層上げるために、本発明の毛髪処理剤
組成物を毛髪に塗布した後、30〜45℃で10〜35分間加温
することが好ましい。
本発明の毛髪処理剤組成物は、ヘアパック、染毛料、ト
リートメント、スタイリング剤、パーマネントウェーブ
剤、ヘアカラー、ブリーチ剤、シャンプー、リンス等と
して利用される。
〔作用〕
本発明の毛髪処理剤組成物で毛髪の処理を行うと、
(A)成分により毛髪が膨潤し、(B)成分が毛髪に浸
透して、毛髪にコンディショニング効果が長期間持続的
に付与される。
〔実施例〕
以下に実施例を挙げ、本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 下記第1表に示す組成からなる毛髪処理剤組成物(本発
明品1〜6及び比較品1〜2)をそれぞれ調製した。
これらの毛髪処理剤組成物それぞれについて、毛髪に適
用した場合の効果を下記評価法により評価した。その結
果を下記第1表に示す。
〔評価法〕
(1)シャンプーをした毛髪束20g(長さ15cm)に対し
て、本発明品1〜6及び比較品1〜2をそれぞれ4g塗布
し、40℃で20分間放置した後、流水ですすぎ、乾燥し
た。これを処理直後の毛髪とする。毛髪の感触及び柔軟
性について、専門パネラー5名で下記基準により評価し
た。
毛髪の感触 ◎:非常になめらかであり、指通りが良い ○:なめらかで指通りが良い △:髪がすべらず、ややざらつく ×:きしみがあり、かなりざらつく 毛髪の柔軟性 ◎:未処理毛と比べて非常にやわらかい ○:未処理毛と比べてやわらかい △:未処理毛と比べてやややわらかい ×:未処理毛と同程度である。
(2)本発明品1〜6及び比較品1〜2でそれぞれ処理
した各トレスを、市販のシャンプーで洗浄→乾燥のプロ
セスを4回繰り返し、シャプープロセスを行わないトレ
スを対象として下記の評価を行った。
毛髪の感触 ○:対象毛との間に差が認められない △:対象毛に比べ、ややしなやかさ、くし通りが劣る ×:対象毛に比べ、かなりしなやかさ、くし通りが劣る 毛髪の柔軟性 ○:対象毛と同様に十分柔らかい △:対象毛に比べやや硬い ×:対象毛に比べかなり硬い 実施例2 下記組成からなるヘアパック(pH3.5)を調製した。
〔組成〕 (重量%) ・キサンタンガム ……0.25 ・塩化ステアリルトリメチルアンモニウム ……0.5 ・エタノール ……30.0 ・2−ベンジルオキシエタノール ……6.0 ・乳酸ナトリウム ……1.0 ・乳酸 ……8.0 ・ポリエーテル変性シリコン ……0.5・水 ……バランス 100.0 シャンプーした毛髪束20gに対し、上記ヘアパック4gを
塗布し、40℃で20分間放置した後、流水ですすぎ、乾燥
した。この毛髪束は非常になめらかで柔軟性があり、指
通りも良く、また、この効果はシャノプーを4回繰り返
しても持続した。
実施例3 下記組成からなる染毛料(pH9.2)を調製した。
〔組成〕 (重量%) ・キサンタンガム ……2.5 ・塩化ステアリルトリメチルアンモニウム ……0.5 ・エタノール ……30.0 ・2−ベンジルオキシエタノール ……6.0 ・塩化アンモニウム ……3.0 ・モノエタノールアミン ……2.0 ・アンモニア水 ……pH9.2調整量 ・2,5−ジアミノニトロベンゼン ……0.3・水 ……バランス 100.0 シャンプーした白髪束20gに対し、上記染毛料4gを塗布
し、40℃で20分間放置した後、流水ですすぎ、シャンプ
ーした。白髪束は赤く染まり、仕上りは非常になめらか
で柔軟性があり、指通りも良かった。
〔発明の効果〕
本発明の毛髪処理剤組成物によれば、毛髪に十分なコン
ディショニング効果を付与でき、且つその効果が長期間
持続する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)2−ベンジルオキシエタノール及び
    (B)アニオン性重合体を含有し、酸性染料を含まない
    ことを特徴とする毛髪処理剤組成物。
  2. 【請求項2】(C)酸を含有し、pHが2〜4であること
    を特徴とする請求項(1)記載の毛髪処理剤組成物。
  3. 【請求項3】(A)2−ベンジルオキシエタノール、
    (B)アニオン性重合体及び(D)アルカリを含有し、
    pHが8.5〜11であることを特徴とする毛髪処理剤組成
    物。
JP2253378A 1990-07-10 1990-09-21 毛髪処理剤組成物 Expired - Lifetime JPH0723289B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2253378A JPH0723289B2 (ja) 1990-09-21 1990-09-21 毛髪処理剤組成物
US07/722,517 US5254333A (en) 1990-07-10 1991-06-27 Hair treatment composition and hair dye composition
EP91111430A EP0470381B1 (en) 1990-07-10 1991-07-09 Hair treatment composition and hair dye composition
DE69116256T DE69116256T2 (de) 1990-07-10 1991-07-09 Haarbehandlungsmittel und Haarfärbemittel
AT91111430T ATE132738T1 (de) 1990-07-10 1991-07-09 Haarbehandlungsmittel und haarfärbemittel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2253378A JPH0723289B2 (ja) 1990-09-21 1990-09-21 毛髪処理剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04134014A JPH04134014A (ja) 1992-05-07
JPH0723289B2 true JPH0723289B2 (ja) 1995-03-15

Family

ID=17250530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2253378A Expired - Lifetime JPH0723289B2 (ja) 1990-07-10 1990-09-21 毛髪処理剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0723289B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0469323A (ja) * 1990-07-10 1992-03-04 Kao Corp 染毛剤組成物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0469323A (ja) * 1990-07-10 1992-03-04 Kao Corp 染毛剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04134014A (ja) 1992-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6900383B2 (ja) 毛髪強化組成物及び毛髪を強化するための方法
JP2523418B2 (ja) 2剤式ケラチン質繊維処理剤組成物
CN103391763B (zh) 用于化学改性毛干内部区域的方法
EP3108872B2 (en) Hair cosmetic
JPH0653654B2 (ja) 角質繊維染色剤組成物
TWI736624B (zh) 毛髮處理劑
WO2015086734A1 (en) Compositions and methods for simultaneous reshaping and direct coloring of hair
US8540975B2 (en) Hair styling method
JPH04282308A (ja) 角質繊維染色剤組成物
JP2017210413A (ja) 毛髪処理剤
JP2004018509A (ja) 毛髪処理用組成物
WO1998015256A1 (fr) Composition de traitement capillaire
JP2002097121A (ja) 酸化染毛剤組成物
JP5875303B2 (ja) 毛髪用化粧料
JPH0686368B2 (ja) 毛髪処理剤組成物
JPH0723289B2 (ja) 毛髪処理剤組成物
JP2699133B2 (ja) 角質繊維染色剤組成物
JP3958896B2 (ja) パーマネントウェーブ用第2剤組成物及びその施術方法
JP2002193761A (ja) 毛髪処理剤組成物及びその使用方法
JP6991971B2 (ja) スルホン酸モノマーを含むポリマーおよびピリジンジカルボン酸誘導体を含む組成物、ならびに美容トリートメント方法
EP2478891A1 (en) Method for chemically modifying the internal region of a hair shaft
CN117222393A (zh) 毛发处理方法
JPH10114628A (ja) 毛髪処理剤組成物
JPH10114629A (ja) 毛髪処理剤組成物
JPH10298037A (ja) 毛髪処理剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080315

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090315

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100315

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110315

Year of fee payment: 16