JPH0723274U - 外観検査装置 - Google Patents

外観検査装置

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Publication number
JPH0723274U
JPH0723274U JP5324293U JP5324293U JPH0723274U JP H0723274 U JPH0723274 U JP H0723274U JP 5324293 U JP5324293 U JP 5324293U JP 5324293 U JP5324293 U JP 5324293U JP H0723274 U JPH0723274 U JP H0723274U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
work
mask
center
inspection
Prior art date
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Pending
Application number
JP5324293U
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English (en)
Inventor
利通 清水
一幸 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検査対象部位の特定を迅速且つ的確に行える
外観検査装置を提供すること。 【構成】 ワークPを撮像するCCDカメラ2と、画像
内のワーク像の中心を検出するワーク検出手段と、画像
からワーク像のみを抽出するためのマスクに係わるデー
タを記憶したマスクデータメモリ3bと、上記のマスク
をその中心がワーク像中心に合致するように画像に重ね
合わせるマスク合わせ手段と、マスキング後の画像から
ワーク像部分の輝度データを取り込み記憶する輝度デー
タメモリ3aと、上記の輝度データに基づいて外観良否
の判定を行う処理判定部3dとから外観検査装置を構成
している。CCDカメラ2で撮像された画像に予め作成
されたマスクを重ね合わせることにより、画像の背景像
を隠蔽して検査対象となるワーク像のみを抽出している
ので、従来装置に比べ検査対象部位の特定を迅速且つ的
確に行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子部品等のワークの外観を画像処理によって検査する外観検査装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の外観検査装置は主にCCDカメラ及び画像判定装置とから構成 され、検査対象となるワークをCCDカメラで撮像し、撮像視野全体の輝度デー タから画像内のワーク位置及び形状を認識してワーク像等の検査対象部位の特定 を行うと共に、該検査対象部位の輝度データを標準データと比較して外観良否の 判定を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
検査対象となるワークには外観不良のものが混在し、しかも外観良のものも完 全な同一形ではなく微妙な形状差を持つことから、撮像視野全体の輝度データか ら検査対象部位の特定を行う従来の方法では1回の処理で検査対象部位を正確に 掴むことが難しく、1つのワークに対し数回の特定処理が必要となってその分検 査時間が嵩む難点がある。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、検査対 象部位の特定を迅速且つ的確に行える外観検査装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の考案では、電子部品等のワークを撮像す る画像入力手段と、画像内のワーク像中心を検出するワーク検出手段と、画像か ら検査対象部位のみを抽出するためのマスクに係わるデータを記憶したマスクデ ータ記憶手段と、上記のマスクをその中心がワーク像中心に合致するように画像 に重ね合わせるマスク合わせ手段と、マスキング後の画像から検査対象部位の輝 度データを取り込み記憶する輝度データ記憶手段と、上記の輝度データに基づい て外観良否の判定を行う画像判定手段とから、外観検査装置を構成している。
【0006】
【作用】
請求項1の考案によれば、電子部品等のワークが画像入力手段で撮像されると 、画像内のワーク像中心がワーク検出手段によって検出され、マスクデータメモ リから読み出されたマスクがその中心が上記のワーク像中心に合致するように画 像に重ね合わせられ画像の検査不要部分が隠蔽される。そして、マスキング後の 画像から検査対象部位の輝度データが輝度データ記憶手段に取り込み記憶され、 該輝度データに基づいて画像判定手段によって外観良否の判定が行われる。
【0007】
【実施例】
図1乃至図6は本考案の一実施例を示すもので、図1は外観検査装置の概略構 成図、図2はCCDカメラの全体画像、図3乃至図5は検査手順の説明図、図6 は外観検査のフローチャートである。
【0008】 まず、図1を参照して外観検査装置の全体構成について説明する。同図におい て、Pは検査対象となるワーク、1は検査テーブル、2はCCDカメラ、3は画 像判定装置、4は画像及び判定結果等を表示するモニターである。
【0009】 本実施例ではワークPとしてリングバリスタを用いており、該ワークPは検査 テーブル1によってCCDカメラ2の撮像視野中央に搬入される。
【0010】 CCDカメラ2はワークPを照明する照明器2aを備え、ワークPが真下に搬 入された際に該ワーク上面(検査面)を撮像する。ちなみにこのCCDカメラ2 では図2に示すような画像Iが得られる。図2中に斜線で示した部分はワーク像 Ip、他の部分は背景像Ihである。
【0011】 画像判定装置3は、上記CCDカメラ2を通じて得られた輝度データを記憶す る輝度データメモリ3aと、後述するマスクM(図4参照)に係わるデータを記 憶するマスクデータメモリ3bと、良否判定の基準となる標準データを記憶する 標準データメモリ3cと、画像処理及び良否判定を行うマイクロコンピュータ構 成の処理判定部3dとから構成されている。
【0012】 マスクMは図2に示した画像Iの検査不要部分を隠蔽するためのもので、図4 に示すように良品ワークの検査面形状に合致したリング状の非マスク部分Maを 有している。このマスクMは外観良のワークPを撮像して得た画像に基づいて作 成される。
【0013】 ここで、図2乃至6を参照して上記装置における外観検査手順について説明す る。
【0014】 まず、CCDカメラ2を作動してワークPの上面(検査面)を撮像する(図6 のステップS1)。ここで得られる画像Iは図2に示す通りである。
【0015】 次に、予め設定された4つのウィンドウW1〜W4の輝度データを拾い出し、 各ウィンドウW1〜W4内の輝度境界から画像Iにおけるワーク像Ipの中心S pを検出する(図3参照、図6のステップS2)。CCDカメラ2の撮像視野に 対するワークPの搬入位置が一定しているので、上記のウィンドウW1〜W4は 該搬入位置に基づいて任意に設定できる。
【0016】 次に、マスクMに係わるデータをマスクデータメモリ3bから読み込み、該マ スクMをその中心Smが上記のワーク像Ip中心Spに合致するように画像Iに 重ね合わせる(図4,図5参照、図6のステップS3,S4)。これにより画像 Iの背景像Ihが隠蔽されワーク像Ipのみが抽出される。
【0017】 次に、マスキング後の画像Iからワーク像Ip部分の輝度データを輝度データ メモリ3aに取り込み記憶する(図6のステップS6)。
【0018】 この後は従来と同様に上記の輝度データを標準データと比較してワーク像Ip の外観良否の判定を行なう(図6のステップS7,S8)。
【0019】 このように上述の外観検査装置によれば、予め作成したマスクMにより画像I の背景像Ihを隠蔽して検査対象となるワーク像Ipのみを抽出しているので、 個々のワークPに対し検査対象部位の特定を迅速且つ的確に行うことが可能であ り、検査時間の短縮と検査精度の向上を期待できる利点がある。
【0020】 また、検査対象となるワーク像Ipの輝度データのみを輝度データメモリ3a に記憶させこれに基づいて外観良否の判定を行っているので、撮像視野全体の輝 度データを取り込み記憶する従来のものに比べてメモリ使用量が少なくて済み、 また判定処理も高速化できる利点がある。
【0021】 尚、上記実施例ではワークとしてリングバリスタを例示したが、他種の電子部 品或いは電子部品以外のワークに合わせてマスクを用意しておけば上記同様の作 用,効果を得ることができる。
【0022】 また、ワーク像に合致した非マスク部分を備えたものをマスクとして例示した が、非マスク部分はワーク像の一部或いは複数部に対応するものであってもよく 、要するに画像中の検査必要部分の像を抽出できるものであればよい。
【0023】
【考案の効果】
以上詳述したように、請求項1の考案によれば、予め作成したマスクにより画 像の不要部分を隠蔽して検査対象部位のみを抽出しているので、個々のワークに 対し検査対象部位の特定を迅速且つ的確に行うことが可能であり、検査時間の短 縮と検査精度の向上を期待できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す外観検査装置の概略構
成図
【図2】CCDカメラの画像
【図3】検査手順の説明図
【図4】検査手順の説明図
【図5】検査手順の説明図
【図6】外観検査のフローチャート
【符号の説明】
P…ワーク、2…CCDカメラ、3…画像判定装置、3
a…輝度データメモリ、3b…マスクデータメモリ、3
d…処理判定部、I…画像、Ip…ワーク像、Sp…ワ
ーク像の中心、M…マスク、Sm…マスクの中心。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品等のワークを撮像する画像入力
    手段と、 画像内のワーク像中心を検出するワーク検出手段と、 画像から検査対象部位のみを抽出するためのマスクに係
    わるデータを記憶したマスクデータ記憶手段と、 上記のマスクをその中心がワーク像中心に合致するよう
    に画像に重ね合わせるマスク合わせ手段と、 マスキング後の画像から検査対象部位の輝度データを取
    り込み記憶する輝度データ記憶手段と、 上記の輝度データに基づいて外観良否の判定を行う画像
    判定手段とから成る、ことを特徴とする外観検査装置。
JP5324293U 1993-09-30 1993-09-30 外観検査装置 Pending JPH0723274U (ja)

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JP5324293U JPH0723274U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 外観検査装置

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JP5324293U JPH0723274U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 外観検査装置

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JPH0723274U true JPH0723274U (ja) 1995-04-25

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ID=12937332

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JP5324293U Pending JPH0723274U (ja) 1993-09-30 1993-09-30 外観検査装置

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991221