JPH07230833A - 電気コネクタのために改善されたコネクタ保持ブロック - Google Patents

電気コネクタのために改善されたコネクタ保持ブロック

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JPH07230833A
JPH07230833A JP6283854A JP28385494A JPH07230833A JP H07230833 A JPH07230833 A JP H07230833A JP 6283854 A JP6283854 A JP 6283854A JP 28385494 A JP28385494 A JP 28385494A JP H07230833 A JPH07230833 A JP H07230833A
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electrical connector
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    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/24Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
    • H01R4/2416Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
    • H01R4/242Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type the contact members being plates having a single slot
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    • H01R4/2429Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6591Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
    • H01R13/65912Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members for shielded multiconductor cable

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】多重導体ケーブルの個別に絶縁された導体の終
端を有する電気コネクタを与える。 【構成】コネクタ10は、絶縁物剥離接点部を有する複
数の電気接点を支える絶縁コネクタ・ハウジングを具備
している。導体保持ブロックは、絶縁物剥離接点部に関
してハウジング20に依って可動状態で支えられてい
る。導体保持ブロックは、絶縁物剥離接点部を受けるた
めの接点スロットを備えている。導体保持ブロックは、
導体18を受けるための接点スロットと連なる通路を更
に備えている。導体保持ブロックは導体18の受け位置
と導体18の終端位置の間を移動できる。導体保持ブロ
ックは、導体終端に作用せずに、絶縁物剥離接点部に対
して導体18を一時的に支えるために、導体支持位置を
定めるように、コネクタ・ハウジングに依って連続する
状態で支えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に電気データ・
コネクタの改善に関する。特に、本発明は、多重導体電
気ケーブルの高い信頼性の終端を可能にする、遮蔽され
た小型のデータ・コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】データ/通信技術の分野に於いて、情報
は、電気信号の形態で、常に増加する速度で送信されて
いる。情報を高速のデータ・レートで送信したいという
要望に伴い、業界は、携帯性を高め且つ容易に使用でき
るようにするために、用いられているハードウェアのサ
イズを小型にする必要性も感じている。これらの改善に
対応するために、このようなハードウェアを接続するた
めに設計された電気ケーブルと電気コネクタを搭載する
相互接続技術も、大きな変化を示している。サイズ的に
はるかに小さくて且つデータを高いレートで送信できる
電気コネクタとケーブルも今では入手できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、接続技術に於
いて今まで試みられてきた対策に問題がないわけでな
い。電気コネクタのサイズを小型にして、コネクタにデ
ータを高いレートで送信することを要求すると、コネク
タの隣接する導電性構成要素間の混信が、解決しなけれ
ばならない要因になる。そのうえ、これらの構成要素が
他の電気的な構成要素の近くに普通の状態で用いられる
時に、個々のコネクタ構成要素は、電磁気的な干渉と無
線周波数の干渉から遮蔽されなければならない。これら
の干渉は、特に高いデータ・レートに於いてコネクタの
性能レベルに悪い影響を与えると考えられる。
【0004】コネクタ技術に対する更なる要求は、コネ
クタ構成要素が“ユーザに使いやすい”構造でなければ
ならないことにある。すなわち、構成要素は、組立が容
易になるだけでなく、容易に接続できて且つ分離できる
ものでなければならない。更に、数多くの電気構成要素
が携帯式になると、これらの接続と分離が頻繁に繰り返
されることを要求する。コネクタは、機械的または電気
的な性能を低下せずに、過酷な相互接続の反復に耐えな
ければならない。そのうえ、これらのコネクタは現場で
取り付けることができるようにして製造されるので、コ
ネクタは、取付者に依る多重導体電気ケーブルの単純で
高信頼性の終端を可能するものでなければならない。
【0005】コネクタを単純に“小型”にしても、今の
業界の要求を十分に満足できないと思われる。より小さ
なコネクタは、益々増加される信号送信要求に適合し、
なおかつ、内部と外部の遮蔽機能だけでなく長期間にわ
たって高い信頼性を保つ機械的性能を与えるようにして
設計されなければならない。
【0006】
【発明の概要】本発明の目的は、多重導体ケーブルの個
別の導体を終端するための電気コネクタを与えることに
ある。
【0007】本発明の更なる目的は、電気コネクタの接
点に対する後の終端のために導体を規定の条件で支える
導体保持ブロックを与えることにある。
【0008】本発明の更に別の目的は、終端する前にコ
ネクタの絶縁物剥離接点に対して多重導体ケーブルの導
体を保持しながら支える導体保持ブロックを与えること
にある。
【0009】これら及び他の目的を効果的に達成するた
めに、本発明は、多重導体ケーブルの個別に絶縁された
導体を終端するための電気コネクタを提供する。コネク
タは複数の電気接点を其こで支える絶縁ハウジングを具
備している。接点は揃えられた絶縁物剥離接点部を備え
ている。導体保持ブロックは、絶縁物剥離接点部に関す
る移動のためにハウジングに依って可動状態で支えられ
ている。導体保持ブロックは、絶縁ハウジングに関する
保持ブロックの移動時に絶縁物剥離接点部を受けるため
に個々の接点スロットを具備している。導体保持ブロッ
クは、ケーブルの個別に絶縁された導体を受けるため
に、且つ終端前に絶縁物剥離接点部の近くの導体を保持
しながら支えるために、接点スロットと連なる導体受け
通路を更に具備している。
【0010】ここで好まれる実施例を用いて特に説明さ
れるように、導体保持ブロックとハウジングは、ハウジ
ングに関する保持ブロックの可動状態の締め付けを与え
る、共同締め付け要素を更に具備している。締め付け要
素は、導体受け位置と導体終端位置の間で保持ブロック
の連続する締め付けを可能にし、終端前に絶縁物剥離接
点部に対して導体を支える一時的な導体支持位置を其の
間に備えている
【0011】
【実施例】図1を見ると、小型の電気データ・コネクタ
10が図示されている。コネクタ10は、絶縁外部ジャ
ケット14と内部導体ケーブル・シールド16と其こに
延長する複数の個々に絶縁された電気導体18を具備す
る電気ケーブル12を終端するために用いられる。ケー
ブル12をコネクタ10に終端する準備として、ジャケ
ット14は、切り離されて、ケーブル・シールド16の
一部を露出し、終端に適した長さの導体18になってい
る。
【0012】いま図示されている実施例では、ケーブル
12は8本の導体ケーブルである。しかし、発明は其れ
より多いまたは少ない数の導体を備えたケーブルも具備
できると考えられる。また、ケーブル・シールド16は
金属製のフォイル・シールドとして図示されているが、
金属編組のような、他のタイプの導体シールドを備えた
ケーブルも本発明に従って使用できると思われる。コネ
クタ10は、2つの部品、すなわち、ハウジング・ベー
ス22とハウジング・カバー24から形成される外部コ
ネクタ・ハウジング20を具備している。ハウジング・
カバー24は、カバー24のスナップ取付式の噛み合い
をベース22上で与えるために、突出部28とベース2
2で噛み合う複数の垂下する折り曲げ可能なロック・ア
ーム26を具備している。他の類似のスナップ取付要素
もカバー24をベース22に固定するために使用できる
と考えられる。ハウジング20は、ポリエステルのよう
な適切な絶縁プラスチックから形成できる。コネクタ1
0を無線周波干渉や電磁干渉から遮蔽する外部電気遮蔽
構造を与えるために、ベース22とカバー24は共にニ
ッケル/銅のような金属メッキに依り内部と外部で無電
解メッキ処理される。プラスチック部材を金属メッキす
るプロセスは、従来技術で周知の方式で行われる。
【0013】ハウジング20は、接続末端30と反対側
のケーブル受け末端32を具備する、一般的に細長い長
方形の部材である。図1に図示されているハウジング2
0はプラグ・タイプの電気コネクタであり、そこでは、
接続末端30は其こで噛み合うためにジャック・タイプ
電気コネクタに挿入できる(図8)。プラグ・コネクタ
10が図示されているが、本発明の概念はジャック・コ
ネクタ構成にも使用できる。
【0014】コネクタ10のケーブル受け末端32は、
特に明確に図8と9に図示されているように、後部に向
けて開いている円形通路34を備えているので、ケーブ
ル12をコネクタ10に挿入できる。
【0015】ハウジング・ベース22は、そこで終端サ
ブアセンブリー40を支えている。更に図3を見ると、
終端サブアセンブリー40が図示されている。終端サブ
アセンブリー40は、ポリエステルのような適切な絶縁
プラスチックから形成される終端支持部材42を備えて
いて、それは複数の電気接点44を支えている。接点4
4の各々は、接続末端46と終端末端48を備えた、ベ
リリウム銅から形成される細長い導電性金属部材であ
る。接続末端46は、噛み合いジャック・コネクタの類
似の接点との弾性的で電気的な噛み合いを生成するため
に片持梁要素50を備えている。終端末端48はブレー
ド・タイプの絶縁物剥(変位)離接点(IDC)部(ブレ
ードで絶縁物を変位させて導体と接触する接点部)52
を備えている。それは、次に更に詳細に説明されるよう
に、ケーブル12の導体18との絶縁物剥離終端のため
に構成されている。
【0016】いま図示されている実施例に於いて、接点
44は、縦方向に並べられ且つ横方向に空間が開けられ
ている2つの列に位置している。下の列の絶縁物剥離接
点部52は、上の列の絶縁物剥離接点部52と反対側の
方向に延長している。接点44は、噛合分岐メカニズム
54を其の中心広がり部56に更に備えている。分岐メ
カニズム54は、接点44の下の列に対する接点44の
上の列の分岐する噛み合いを可能にする。このタイプの
分岐メカニズム54の動作は、本発明の譲受人に譲渡さ
れた“垂直配列電気コネクタ構成要素”という名称で1
993年2月4日に提出された米国特許出願第08/0
13,452号に示され説明されている。
【0017】終端サブアセンブリー40の支持部材42
は、前部相互接続末端58と後部終端支持末端60を備
えている。支持部材42は、接点44を個々の絶縁部で
支え、接点44の接続末端46を支える上部と下部の前
部プラットホーム62と64を与えている。
【0018】接点44は支持部材42の近くに保持され
ているので、個々の接点のペア(対)を近くの接点のペ
アから遮蔽する必要がある。図2に内部接点シールド6
6が図示されている。シールド66は、その相互接続末
端58から支持部材42の上に挿入できる亜鉛ダイカス
ト製の金属部材である。接点シールド66は、ペアの接
点44を互いに水平と垂直の両方向から遮蔽するように
作動する。接点シールド66は、優れた垂直遮蔽機能を
接点44の接続末端46の間のように与える上部と下部
のシールド・プラットホーム68と70を具備してい
る。更に、接点シールド66は、側面方向のペアの接点
44を分離する横方向の壁72を具備している。横方向
の壁72は、垂直に空間が開けられている接点44を分
岐するために延長する分岐部54を備えている接点44
の中心部56を遮蔽するので特に効果的である。接点シ
ールド66は複数の延長する接点バンプ(隆起)74を
更に具備している。更に詳細に次に説明されるように、
接点バンプ74は、コネクタ10の金属メッキされたハ
ウジング20との噛み合いのために延長している。これ
は、電気通路の連続性をハウジング20と接点シールド
66の間に確立する。接点シールド66は、電気的な接
地の連続性をケーブル・シールド16と接点シールド6
6の間に保持するために、更に詳細に次に説明されるよ
うに、ケーブル・シールド16との電気的な噛み合いを
接地するために延長する、延長接地要素76も具備して
いる。
【0019】ケーブル12は、終端サブアセンブリー4
0をハウジング20のベース22に挿入する前に終端サ
ブアセンブリー40に終端される。ケーブル12の細長
い絶縁導体18は、接点44のIDC部52との絶縁物
剥離接続に相応して位置している。導体18を絶縁物剥
離部52と正確に揃えるために、本発明は、支持部材4
2に対して移動できる状態で位置設定されるペアのポリ
カーボネート導体保持ブロック80を与えている。各々
保持ブロック80は、支持部材42の終端末端60の凹
み61と63の内部に入るサイズになっている。更に、
各々保持ブロック80は、接点44の上部と下部の列の
上で位置できるように設計されている。
【0020】更に図4と5を見ると、各々保持ブロック
80は複数の細長い接点スロット82を備えていて、そ
れは、保持ブロック80を支持部材42に取り付ける際
に、接点44の絶縁物剥離接点部52が通れるように設
計されている。各々保持ブロック80は、各々絶縁物剥
離接点部52を独自に通すために個々にスロット82を
具備している。保持ブロック80は、スロット82と個
々に連なる複数の細長い導体通路84を具備している。
各々通路84はケーブル12の1本の導体18を通す。
適正な絶縁物剥離接続のために絶縁物剥離接点部52の
近くに正確に揃えて導体18を支えるために、保持ブロ
ック80は、通路84に細長い複数の配列フィンガー8
6を具備している。フィンガー86は、導体18を通路
84の上部広がり部の近くで支えることも助ける。通路
84を形成する保持ブロック80の壁は上部でV字形に
平らにされた表面88を備えている。
【0021】フィンガー86は、V字形表面88の頂点
88aに向けて延長しているので、導体18をV字形の
表面88の頂点88aの内部に位置することができる。
【0022】特に図4に関して図示されているように、
フィンガー86とV字形表面88の構造は、通路84に
関して中心から外れた位置に導体18を定めるように作
用する。フィンガー86は導体18の絶縁物と噛み合
う。導体18の絶縁物は伸縮するので、フィンガー86
は導体18を確実に通路84に保持する。フィンガー8
6は、弾力的にも伸縮するので、接点44のIDC部5
2との電気的な終端のために、導体18を規定の状態に
更に摩擦力で締め付ける。フィンガー86と導体18の
間の相互作用が、正しい導体18の位置設定を可能に
し、なおかつ、種々のサイズの導体も通すことを可能に
する。
【0023】そのうえ、個々の導体18を個々の通路8
4に挿入することを促すために、保持ブロック80は、
2つの隣接する通路84を囲んでいて、傾斜の付けられ
た漏斗状の入り口表面85を備えている。漏斗状の入り
口表面85は、普通は卵形であり且つ通路84に向けて
内側に傾斜しているので、導体18を挿入できる、滑ら
かに内部に向けられた表面を与える。漏斗状の入り口表
面85は、導体18を通路84内部の適正な位置に導く
ように作用する。
【0024】保持ブロック80の位置を支持部材42に
関して適正に定めるために、ラチェット式のインター・
ロック機構が用いられている。保持ブロック80は、突
き出ている戻り止め要素90を其の各々長さ方向の側面
に備えている。支持部材42は、内部に向かう梯子式の
戻り止め受け要素92を具備している。戻り止め受け要
素92は、凹み61と63の内部で支持部材42の反対
側の内面42aに位置している。各々戻り止め受け要素
92は、保持ブロック80を支持部材42内部の複数の
位置に支えられることを可能にする、傾斜する引込面9
4と複数の位置決め要素96を備えている。もともと、
保持ブロック80は引込面94の下方に支えられてい
る。この位置で、導体18は、導体を絶縁物剥離接点部
52上に並べるために通路84に挿入される。保持ブロ
ック80は、導体18をIDC部52に、電気的に接続
することなく、固定するために、次の2つの位置の何れ
かに軽く取り付けられることができる。2つの中間位置
は、本発明のコネクタに依って終端されると考えられる
種々のサイズの導体の位置を適正に定めるために与えら
れている。保持ブロック80は、導体18の絶縁物剥離
接続を行うために、IDC部52をスロット82と前の
通路84を完全に通ってから最終位置に軽く置かれる。
この最終位置で、保持ブロック80は、導体18を、接
点44との絶縁物剥離電気接続状態で確実に支える。
【0025】両方の保持ブロック80は、最初の位置か
ら最終的に終端される位置に向けてプライヤー(図示さ
れていない)のような適切な工具の操作のもとで同時に
移動されると考えられる。このような動きは、全ての8
本の導体18を付随する絶縁物剥離接点部52に大量に
終端することになる。
【0026】突き出ている戻り止め要素90は、支持部
材42に関する保持ブロック80の複数の位置の保持を
与えるために、戻り止め受け要素92と効果的に共同で
作動するが、それに依って与えられる中間位置は、本発
明のコネクタに依って最も一般的に用いられる2つのサ
イズの導体を支えることを制限する。しかし、他の種々
のサイズ導体を本発明の導体に終端する必要がある場合
もあると考えられる。そこで、広範囲の導体サイズの導
体に相応して終端する前に導体を支持する必要がある。
【0027】ここで図10〜12を見ると、本発明の保
持ブロックの更なる実施例が図示されている。図10〜
12に図示される実施例の説明に関して、類似の参照数
字が類似の構成要素を示すために用いられている。保持
ブロック80’は、図示され且つ既に説明された保持ブ
ロック80と実質的に類似している。1つの保持ブロッ
ク80’は、接点44の上部と下部の列の上で滑ること
ができる状態で受けるように設計されている。各々保持
ブロック80’(その1つが図10に図示されている)
は、絶縁物剥離接点部52または接点44を組み込むた
めに設計されている複数の細長い接点スロット82’を
具備している。各々保持ブロック80’は、スロット8
2’と個々に連なる複数の細長い導体通路84’を具備
している。保持ブロック80’の各々末端83’は、突
き出ている戻り止め要素90’を其の下部末端に備えて
いる長さ方向に垂直に配置されているチャンネル85’
を具備している。図3に図示される実施例に関して前述
と同様の状態で、チャンネル85’と戻り止め要素9
0’は、保持ブロック80’を支持部材42の内部の複
数の個別の位置で支えるために、支持部材42の内部に
向かう梯子式の戻り止め受け要素92と共同で作動す
る。前述のように、これは、保持ブロック80’が最終
的に終端する前に接点44の絶縁物剥離部52の近くに
2つのサイズのケーブルを一時的に組み込めるように、
2つの中間位置が与えられることを可能にする。しか
し、数多くのサイズの導体を一時的に組み込んで支持す
るために、支持部材42の内部の位置の範囲を介して保
持ブロック80’を支えることが望ましい。図10〜1
2に図示されている実施例は、導体18(図1)が妨げ
られない状態で通路84’に挿入されると考えられる位
置と、導体が接点44のIDC部52の上で終端される
最終位置の間で、連続して保持ブロック80’と支持部
材42の間で、共同する摩擦力に依る取付を与えると考
えている。ここで全体にわたって用いられているよう
に、“連続して支えられる”または“連続して位置設定
される”という言葉は、保持ブロック80’が其れに沿
う任意の位置で支持部材42の凹み61の内部で支えら
れる事実を意味している。図3に図示されている実施例
から、各々戻り止め受け要素92の複数の位置設定要素
96は、支持部材42に関して保持ブロック80に適し
た複数の一定の個別の支持位置を与えるが、本発明は、
支持部材42に関して保持ブロック80’の“無限の調
整”を与える。このような保持ブロック80’の連続す
る位置設定を支持部材42の凹み61の内部で可能にす
るために、保持ブロック80’は、チャンネル85’の
各々の何れかの側に沿って延長するペアの反対側で内部
に向かうリブ99’を具備するように変更された。
【0028】特に図11と12を見ると、リブ99’は
一般的に楔形になり各々が直面する頂点97’を備えて
いる。チャンネル85’は梯子式の戻り止め受け要素9
2(図10)の幅より広い幅部の広がりを有している
が、リブ99’は、戻り止め受け要素92の側壁92a
とリブ99’の間で締まりばめを与えるために、そこか
ら内部に向けて延長している。特に図12に図示されて
いるように、保持ブロック80’を支持部材42に挿入
する際に、リブ99’の頂点97’は戻り止め受け要素
92の側壁92aと接触して噛み合う。この摩擦力に依
る噛み合いは、支持部材42に関して固定された位置に
保持ブロック80’を十分に保持できる。戻り止め要素
90’は、まだ戻り止め受け要素92と共同で作動し
て、支持部材42に関する保持ブロック80’の個別の
複数の位置設定を実施できるが、リブ99’と側壁92
aの間の連続する摩擦力に依る噛み合いは、支持部材4
2に関する保持ブロック80’の連続する位置設定を可
能にする。従って、支持部材42に関する保持ブロック
80’の位置は、凹み61の内部の任意の位置に固定さ
れる。
【0029】図10に関して、そこに図示されている実
施例の動作について説明される。保持ブロック80’は
支持部材42の凹み61の内部の上部に元々支えられて
いるので、各々戻り止め要素90’は支持部材42の引
き込み面94と噛み合う。保持ブロック80’を支持部
材42の凹み61に滑りながら挿入することを促すため
に、各々チャンネル85’の下端95’は外部に向けて
傾斜が付けられている。この位置で、導体18(図1)
は、妨げられない状態で通路84’に挿入されて、導体
を接点44の絶縁物剥離接点部52の上に揃える。保持
ブロック80’は、そこに挿入された導体18がIDC
部52の上部の広がり部と噛み合うまで、手動のフィン
ガー圧力のもとで強制的に下げられる。この噛み合い
は、絶縁物に穴を開けずに且つ導体をIDC部52との
電気的な接続に導かずに、導体をIDC部52に対して
摩擦力で十分に保持できる。この中間位置は、導体を通
路84’の内部に一時的に保持して締め付けるので、取
付者は、同様に導体を支持部材42の反対側の末端で終
端できる。導体18が、電気的な接続でないが、IDC
部52に対して支えられる、この中間位置は導体18の
サイズに基づいて変わる。任意の導体に適した特定の中
間位置は、前述の状態で空間が開けられて離れている位
置設定要素96に依って定められた個別の位置と一致す
る場合もあり一致しない場合もある。リブ99’と側壁
92aの間の摩擦力に依る噛み合いは、複数の位置設定
要素96と戻り止め要素90’との噛み合いにかかわら
ず、支持部材42の内部の任意の位置に於いて、保持ブ
ロック80’の連続する位置設定を可能にする。
【0030】前述と説明と類似する状態で、保持ブロッ
ク80’は、凹み61に更に挿入され且つ最終位置に軽
く下げられて、IDC部52を通路84’をスロット8
2’を介して通路84’に完全に通すので、導体18と
の絶縁物剥離接続を行うことができる。前述のように、
支持部材42の何れかの反対側の側に支えられているペ
アの保持ブロック80’は、適切な工具を操作すること
に依って、反対側に向かう接点44の上で同時に終端さ
れると考えられる。
【0031】図3と4と5に図示されている実施例に関
して既に説明されたように、保持ブロック80は、導体
を其こに支えることを支援するために、通路84に延長
する複数のフィンガー86を具備しているが、本発明
は、導体をIDC部52の上部の広がり部に対して其れ
に沿う任意の連続する位置で支えることを可能にするの
で、図10に図示されている実施例は、通路84’に延
長するフィンガーを具備する必要がなくなる。フィンガ
ーがないと、導体18を通路84’に容易に挿入できる
ので、製造するうえでも好都合な結果になる。
【0032】再び図1〜5に図示されている実施例を見
ると、終端サブアセンブリーがケーブル12の導体18
に完全に組み込まれ且つ終端されると、終端サブアセン
ブリー40とケーブル12はハウジング20のベース2
2に挿入される。終端サブアセンブリー40は、その接
続末端30の近くのベース22に挿入される。終端サブ
アセンブリー40がベース22に挿入されると、ケーブ
ル12は、ハウジング20のケーブル受け末端32に挿
入されて、その後部末端の通路84を通る。
【0033】ハウジング20のケーブル受け末端32
は、ケーブル12をハウジング20に固定することを助
ける2つの構成要素歪み開放素子100を具備してい
る。図6に更に詳細に図示されている歪み開放素子10
0は、ペアの噛み合う一般的に逆の性質を示す歪み開放
要素102と104を具備している。歪み開放要素10
2は、固定要素と呼ばれ、ケーブル受け末端32の近く
のベース22のチャンネル106(図8)に固定されて
いる。歪み開放要素104は、カバー24に類似の状態
で配置されているスロットの内部に移動できる状態で置
かれている。歪み開放要素102と104は、底壁10
2aと104aを各々有していて且つ内部に延長する側
壁または脚102b、102cと104b、104cを
備えたほぼU字形の部材である。脚102cと104c
は、折り曲げ可能であり、なおかつ、内部に向かうラチ
ェット歯102dと104dを各々備えている。脚10
2Cと104cは、外部に向かうラチェット歯102e
と104eを各々備えている。逆の性質を示す歪み開放
要素102と104は、構成要素102の脚102bが
構成要素104の脚104cと噛み合い且つ同様に構成
要素102の脚102cが構成要素104の脚104b
と噛み合うように位置している。ラチェット歯102
d、104dと102e、104eの位置設定は、構成
要素104に関する構成要素102の移動可能な1方向
ラチェット噛み合いを可能にする。脚102cと104
cの折り曲げは、このような構成要素102と104の
ラチェット式の動きを可能にする。脚102cと104
cの内面だけでなく底壁102aと104aの内面は、
ハウジング20の通路84と普通は同心状になる円形開
口部108を形成するために普通は湾曲されている。
【0034】構成要素104が構成要素102に対して
移動すると、その間に形成されている開口部108は、
その間でケーブル12のジャケット14を摩擦力で締め
付けるために、そのサイズが小さくなる。この摩擦力に
依る締め付けを支援するために、リブ110が、各々底
壁102aと104aの内面に与えられている。これら
のリブは、局部的に強化された摩擦力をケーブル・ジャ
ケット14に与える。
【0035】構成要素104は、柔軟性に富んだウェブ
114に依って構成要素104に取り付けられている、
壊れやすい着脱自在のキャップ112も具備している。
キャップ112は内部に向かう突出部116を具備して
いて、それは、その間のスナップ取付噛み合いのため
に、構成要素104の底壁104aの近くの凹み118
に挿入できる。
【0036】歪み開放素子100は次のように作動す
る。歪み開放要素102はハウジング20のベース22
の内部に固定されている。歪み開放要素104はカバー
24のスロットに挿入されている。この位置で、脚10
2b、104bと102c、104cは初期の噛み合い
状態にある。コネクタ10の内部のケーブル12に対し
て歪みを開放するために、歪み開放要素104は、ハウ
ジング10にカバー24を介して手動で押し下げられ
て、脚102b、104bと102c、104cの各々
歯のラチェット式の噛み合いを与える。構成要素104
は、ケーブルが構成要素102に対する構成要素104
の動きに依ってサイズ的に連続して小さくなる開口部1
08の内部に固定されるまで、構成要素102に向けて
押し下げられる。ケーブル12が比較的細い直径の時
に、キャップ112は、構成要素104に組み込まれ
て、加圧面として用いられることができる。このように
比較的細いケーブルの場合、キャップ112は、構成要
素104の過剰な挿入を防止する停止機構としても作用
し、なおかつ、ケーブル12を押し砕くこともできる。
太いケーブルを終端する際に、キャップ112は、構成
要素104がベース20に深く挿入される必要がないの
で、カバー24の表面を延長すると思われる。この状態
で、カバー24の平らな特長を維持するために、キャッ
プ112は、構成要素104から粉々に取り出されて捨
てられると思われる。
【0037】ケーブル12を取り付ける前に、ケーブル
・シールド16は、ジャケット14の広がり部の上に折
り返される。従って、ケーブル・シールドは歪み開放要
素102と104の間に於いても締め付けられる。コネ
クタ10は金属処理されているので、導電部の連続性が
ケーブル・シールド16とハウジング20の間に確立さ
れると思われる。そのうえ、接点シールド66は其の上
で延長バンプ74を介して金属処理されたハウジング2
0と電気的に噛み合うので、導電部の連続性は、ケーブ
ル・シールド16と接点シールド66の間で金属処理さ
れたハウジング20を介して維持される。しかし、更に
余裕のある直接的な導電部の連続性をケーブル・シール
ド16と接点シールド66の間に与えるために、接地ク
リップ120が用いられている。
【0038】図7に更に詳細に図示されている接地クリ
ップ120は、ケーブル・シールド16との噛み合いの
ために歪み開放素子100の近くに位置している。接地
クリップ120は、メッキ処理された銅のような導電性
材料から作られた細長い部材である。接地クリップ12
0は、ケーブル噛み合い広がり部122と、反対側の接
点遮蔽噛み合い広がり部124と、中心取付面126を
備えている。ケーブル噛み合い広がり部122は、ケー
ブル12の位置を其の上に定めるために横方向に弓形の
形状をしているケーブル噛み合い面128を備えてい
る。シールド噛み合い広がり部124は、接点シールド
66の延長する接地要素76と噛み合うために折り曲げ
可能な片持梁アーム130を備えている。接地クリップ
120はハウジング・ベース22の内部に位置している
ので、ケーブル噛み合い広がり部122が固定された歪
み開放要素102の上に位置する。接地クリップ120
は、ペアの内部に向けて折り曲げることができるロック
顎132を中心取付面126で用いて、ベース22の内
部に固定されている。適切な支柱(図示されていない)
は、接地クリップ120を其こで固定するために、ロッ
ク顎132の間に受けられるようにベース22の壁から
延長している。シールド噛み合い広がり部124は、接
点シールド66をベース22に挿入する際に、接点シー
ルド66の接地要素76と噛み合うためにハウジング2
0の接続末端30に向けて延長している。片持梁アーム
130は、ケーブル12をハウジング20に終端する際
に、接点シールド66の末端76a(図2)と弾性で噛
み合うように折り曲がることができる。接地クリップ1
20は、電気的な連続性をケーブル・シールド16と接
点シールド66の間で、ハウジング20を金属メッキ処
理して其のような連続性を確立することを直接必要とせ
ずに確立する。
【0039】ここで図8と9を見ると、コネクタ10を
噛み合いコネクタにラッチする機構が図示されている。
コネクタ10は、前述のようにプラグ・コネクタであ
り、且つジャック・コネクタ150として概略的に図示
されている補充ジャック・コネクタと機械的に且つ電気
的に噛み合うことができる。コネクタ10は、ジャック
・コネクタ150と繰り返して接続し分離するように設
計されている。このように繰り返される接続と分離を可
能にするために、コネクタ10は、そこから延長する折
り曲げ可能なラッチ140を具備している。図1に図示
さる位置から180°回転された位置に図示されている
コネクタ10は、ハウジング・ベース22の側壁から延
長するラッチ140を具備している。ラッチ140は、
遠方ラッチ面142と近傍手動作動面144と中心可動
面146を有する一般的に折り曲げ可能な片持梁部材で
ある。ラッチ面142と手動作動面144は、コネクタ
・ハウジング20に一般的に長さ方向で延長する。ラッ
チ面142と手動作動面144は、垂直に空間が開けら
れて離れていて、可動面146を横方向に延長すること
に依って接続される。特殊な形状のラッチ140は、低
い輪郭形状のラッチを与える。コネクタ10は、ベース
22とカバー24に依って定められる長方形のボディの
輪郭を有している。ハウジング20から延長する細長い
単純な片持梁アームは、ラッチの遠方末端がコネクタ1
0の長方形ボディの輪郭の実質的に外部に位置させる必
要がある。これでは広い輪郭となって、小型な構成要素
を用いて使用するには一般には適さない。また、このよ
うに細長いアームを適正にラッチするために、更に大き
な折り曲げが必要となる。本発明のラッチ140は、コ
ネクタ150とのラッチ噛み合い時にハウジング20の
ボディの輪郭の内部に位置するラッチ面142を与える
ことに依って、これらの欠点を解決する。
【0040】コネクタ10は、次に示すようにしてジャ
ック・コネクタ150に接続されている。コネクタ10
の接続末端30がジャック・コネクタ150に挿入さ
れ、コネクタ150に挿入する時に下向きに折り曲がる
ように設計されているラッチ140は、コネクタ150
の下向きに勾配が付けられているラッチ要素152と噛
み合う。この噛み合いは、ラッチ面142を勾配が付け
られたラッチ要素152の下に形成する。ラッチ面14
2の開口部148は、勾配が付けられたラッチ要素15
2の上に重なり、それに依ってロック位置に向かう。
【0041】図9を見ると、コネクタ150に関するコ
ネクタ10のラッチ位置が図示されている。ラッチ面1
42はコネクタ150の内部に固定されていて、ラッチ
面142の開口部148はラッチ面152を囲んでコネ
クタ10と150をラッチ噛み合い状態で固定してい
る。ラッチ150を開放し且つコネクタ10をコネクタ
150から分離するために、手動作動面144が押し下
げられる。手動作動面144はラッチ面142の平面の
上方の平面に位置しているので、手動作動面144はユ
ーザに依って容易に操作できると思われる。手動作動面
144を押し下げると、ラッチ面142は勾配が付けら
れているラッチ要素152から離れるので、コネクタ1
0をコネクタ150から分離できる。
【0042】本発明は、従って、低い輪郭のラッチをコ
ネクタ10のボディ輪郭の内部で殆ど全体にわたって与
えるので、手動作動面144だけがコネクタ10のボデ
ィ輪郭の上方を僅かに延長してコネクタ150からのコ
ネクタ10の開放と手動作動を促す。
【0043】
【発明の効果】前述のように図示された構造に対する種
々の変更が、ここで当業者に対して明らかになると思わ
れる。従って、発明の特に開示された範囲が次に示す特
許請求の範囲に於いて定められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型のデータ・コネクタと、其こで終
了する遮蔽多重導体電気ケーブルの分解斜視図である。
【図2】図1のコネクタの内部遮蔽構造を示す斜視図で
ある。
【図3】図1のコネクタのサブアセンブリーの分解斜視
図である。
【図4】図3のコネクタ・サブアセンブリーに用いられ
ている導体保持ブロックの正面図である。
【図5】図3のコネクタ・サブアセンブリーに用いられ
ている導体保持ブロックの斜視図である。
【図6】多重導体ケーブルを図1に図示されているコネ
クタに固定するために用いられる歪み開放素子の斜視図
である。
【図7】図1に図示されるコネクタに用いられている接
地クリップの斜視図である。
【図8】噛み合いコネクタに取り付けるためのラッチを
具備する図1のコネクタの斜視図である。
【図9】噛み合いコネクタを用いて接続位置にある図8
のコネクタを示す。
【図10】図1のサブアセンブリーの更なる実施例の分
解斜視図である。
【図11】図10の導体保持ブロックの一部の拡大斜視
図である。
【図12】図10の導体保持ブロックとコネクタ・ハウ
ジングの相互噛み合いの略図である。
【符号の説明】
10 コネクタ 14 ジャケット 16 シールド 18 導体 20 ハウジング 22 ベース 24 カバー 40 終端サブアセンブリー 42 支持部材 44 接点 52 絶縁物剥離接点部 80 保持ブロック 85’ チャンネル 90 戻り止め要素 92 戻り止め受け要素 100 歪み開放素子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重導体ケーブルの個別に絶縁された電
    気導体を終端するための電気コネクタに於いて、 絶縁コネクタ・ハウジングと、 前記のハウジングに支えられている複数の電気接点であ
    って、前記の導体との絶縁物剥離電気接続に作用するた
    めに絶縁物剥離接点部を備えている前記の接点と、 前記の絶縁物剥離接点部を組み込むために前記の導体受
    け通路と個々に連なる状態で前記の導体と複数の接点ス
    ロットを個々に組み込むために複数の導体受け通路を具
    備する導体保持ブロックを具備していて、 前記の保持ブロックは、導体受け位置からの移動のため
    に前記のハウジングに依って可動状態で支えられてい
    て、且つ終端位置に相応する前記の通路に対する前記の
    導体の拘束を受けない挿入を可能し、そこでは前記の絶
    縁物剥離電気接続が作用され、 前記の保持ブロックと前記のハウジングは前記の導体受
    け位置と前記の終端位置の間の中間位置で前記のハウジ
    ングに関して前記の保持ブロックを支えるための共同締
    め付け要素を具備していて、前記の中間位置は前記の絶
    縁物剥離接続に作用せずに前記の絶縁物剥離接点部に対
    して前記の導体を保持しながら支えるために一時的な導
    体支持位置を定める、前記の電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記の共同締め付け要素は複数の個別の
    位置を定め、そこでは前記の保持ブロックは前記のハウ
    ジングに関して支えられていて前記の導体受け位置と前
    記の終端位置を具備している、請求項1に記載の電気コ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 前記の共同締め付け要素は、前記の保持
    ブロックを前記のハウジングに関して、 与えられたサイズの導体を組み込むための第1中間位置
    と、 前記の与えられたサイズと異なるサイズの導体を組み込
    むための第2中間位置を備えた複数の中間位置で更に支
    えている、請求項2に記載の電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記の共同締め付け要素は、 そこから延長する戻り止め部材を具備する前記の保持ブ
    ロックと、 複数の空間が開けられている戻り止め受け要素を具備す
    る前記のハウジングであって、各々が前記の保持ブロッ
    クを前記の複数の個別の位置に固定状態で支えるために
    前記の保持ブロックの前記の戻り止め部材と噛み合うこ
    とができる前記のハウジングを具備している、請求項3
    に記載の電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記の共同締め付け要素は前記の導体受
    け位置と前記の終端位置の間で連続する位置に於いて前
    記のハウジングに関して前記の保持ブロックを摩擦力で
    支え、前記の連続する位置の1つは前記の一時的な導体
    支持位置を定める、請求項1に記載の電気コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記の共同締め付け要素は、 延長部材と、前記の延長部材の摩擦力を受けるためのチ
    ャンネルを備えた保持ブロックを具備する前記のコネク
    タ・ハウジングを備えている、請求項5に記載の電気コ
    ネクタ。
  7. 【請求項7】 前記の延長部材は反対側に側壁を備えて
    いて、なおかつ、前記のチャンネルは反対側で内部に向
    かうリブを有するチャンネル壁を具備していて、前記の
    リブは前記の延長部材の前記の側壁と摩擦力で噛み合う
    ように寸法形状が定められている、請求項6に記載の電
    気コネクタ。
  8. 【請求項8】 前記のリブと前記の側壁の間の前記の摩
    擦力に依る噛み合いが前記の導体受け位置と前記の連続
    位置の間の任意の位置で前記の保持ブロックの位置設定
    を可能にする、請求項7に記載の電気コネクタ。
  9. 【請求項9】 各々前記のチャンネルが其れに対する前
    記の延長部材の挿入を促すために外部に向けて傾斜が付
    けられている末端を備えている、請求項7に記載の電気
    コネクタ。
  10. 【請求項10】 前記の保持ブロックが前記の絶縁導体
    を前記の通路内の非可動位置に摩擦力で支えるために各
    々前記の通路に向けて延長する1つまたは複数の導体噛
    み合いフィンガーを更に備えている、請求項1に記載の
    電気コネクタ。
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