JPH07230797A - 非水電解液電池 - Google Patents
非水電解液電池Info
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- JPH07230797A JPH07230797A JP6039275A JP3927594A JPH07230797A JP H07230797 A JPH07230797 A JP H07230797A JP 6039275 A JP6039275 A JP 6039275A JP 3927594 A JP3927594 A JP 3927594A JP H07230797 A JPH07230797 A JP H07230797A
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- Japan
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- electrode body
- cover body
- inner lid
- electrode
- lid
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Secondary Cells (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 落下等の外的衝撃の影響がなく、過充電や短
絡等による内圧上昇時に破裂を防止する。 【構成】 内部蓋体10の底面部が、括れ部8と電極体
1の上端部との間に位置し、その底面部と上端部との間
隔が、1.5mm以下である非水電解液電池。この電池
は、正極と負極との間にセパレータを介して渦巻状に巻
回した電極体1と、非水電解液と、外装缶の上端開口部
に絶縁ガスケット7により気密にかしめ固定された防爆
機能を有する正極端子を兼ねる封口蓋群9とを具備し、
蓋群9は電極体1と対向して配置されたAlまたはAl
合金からなる内部蓋体10と、蓋体10上に弁膜を介し
て配置され蓋体10周縁を内部に折り曲げて形成した環
状部により挟持された補強板と、蓋体10の環状部に周
縁部を当接して配置された外部蓋体15と、蓋体10、
補強板及び蓋体15にそれぞれ開口されたガス抜き孔と
から構成され、蓋体10とガスケット7の下部に環状の
括れ部8を具備する。
絡等による内圧上昇時に破裂を防止する。 【構成】 内部蓋体10の底面部が、括れ部8と電極体
1の上端部との間に位置し、その底面部と上端部との間
隔が、1.5mm以下である非水電解液電池。この電池
は、正極と負極との間にセパレータを介して渦巻状に巻
回した電極体1と、非水電解液と、外装缶の上端開口部
に絶縁ガスケット7により気密にかしめ固定された防爆
機能を有する正極端子を兼ねる封口蓋群9とを具備し、
蓋群9は電極体1と対向して配置されたAlまたはAl
合金からなる内部蓋体10と、蓋体10上に弁膜を介し
て配置され蓋体10周縁を内部に折り曲げて形成した環
状部により挟持された補強板と、蓋体10の環状部に周
縁部を当接して配置された外部蓋体15と、蓋体10、
補強板及び蓋体15にそれぞれ開口されたガス抜き孔と
から構成され、蓋体10とガスケット7の下部に環状の
括れ部8を具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防爆機能及び正極端子
を兼ねる封口蓋体の内部蓋体の形状を改良した非水電解
液電池に関するものである。
を兼ねる封口蓋体の内部蓋体の形状を改良した非水電解
液電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の発達に伴い、小型で軽
量、かつエネルギー密度が高く、さらに繰り返し充放電
が可能な非水電解液を用いた二次電池の開発が要望され
ている。この種の二次電池としては、負極活物質にリチ
ウムまたはリチウム合金を用い、正極活物質にモリブデ
ン、バナジウム、チタン及びニオブなどの酸化物、硫化
物、セレン化物等を用いたものが知られている。また、
最近では高エネルギー密度を有するマンガン酸化物のサ
イクル特性を改善・向上させたスピネル型LiMn2 O
4 、他のリチウムマンガン酸化物についての検討が活発
に行われている。
量、かつエネルギー密度が高く、さらに繰り返し充放電
が可能な非水電解液を用いた二次電池の開発が要望され
ている。この種の二次電池としては、負極活物質にリチ
ウムまたはリチウム合金を用い、正極活物質にモリブデ
ン、バナジウム、チタン及びニオブなどの酸化物、硫化
物、セレン化物等を用いたものが知られている。また、
最近では高エネルギー密度を有するマンガン酸化物のサ
イクル特性を改善・向上させたスピネル型LiMn2 O
4 、他のリチウムマンガン酸化物についての検討が活発
に行われている。
【0003】これらのリチウムマンガン酸化物を正極活
物質とし、リチウムを負極活物質とする二次電池系にお
いては、充放電サイクルを繰り返すことによって負極活
物質であるリチウムの溶解・析出反応が繰り返され、や
がてリチウム基板状に針状のリチウムデンドライト析出
物を成形するという問題が生じる。そのため、これら二
次電池系においては、正極活物質中で徐々に進行する結
晶構造の崩れと共に、負極側で起きるリチウムデンドラ
イトの生成と溶媒の分解反応によって電池寿命は規制さ
れ、200サイクル以上の寿命と長期にわたる信頼性を
有する二次電池の製造は非常に困難であった。
物質とし、リチウムを負極活物質とする二次電池系にお
いては、充放電サイクルを繰り返すことによって負極活
物質であるリチウムの溶解・析出反応が繰り返され、や
がてリチウム基板状に針状のリチウムデンドライト析出
物を成形するという問題が生じる。そのため、これら二
次電池系においては、正極活物質中で徐々に進行する結
晶構造の崩れと共に、負極側で起きるリチウムデンドラ
イトの生成と溶媒の分解反応によって電池寿命は規制さ
れ、200サイクル以上の寿命と長期にわたる信頼性を
有する二次電池の製造は非常に困難であった。
【0004】このような問題を回避するため、負極に各
種の有機化合物を焼成した炭素質物にリチウムまたはリ
チウムを主体とするアルカリ金属を担持させて構成する
二次電池の開発が試みられている。このような負極を用
いることにより、リチウムデンドライトの析出が防止さ
れサイクル特性が向上し、かつ金属リチウムを使用して
いないため安全性についても向上されてきている。
種の有機化合物を焼成した炭素質物にリチウムまたはリ
チウムを主体とするアルカリ金属を担持させて構成する
二次電池の開発が試みられている。このような負極を用
いることにより、リチウムデンドライトの析出が防止さ
れサイクル特性が向上し、かつ金属リチウムを使用して
いないため安全性についても向上されてきている。
【0005】一方、正極には、前述したマンガン酸化物
と異なる反応形態である層状化合物のインターカレーシ
ョンまたはドーピング現象を利用した電極活物質が注目
を集めている。これらの電極活物質は、充放電反応時に
おいて複雑な反応を起こさないことから、極めて優れた
充放電サイクル特性を有することが期待されている。な
かでも、炭素質物材料を負極担持体とし、正極活物質と
して3.5V程度の平均作動電圧を示すLiCoO2 ,
LiNiO2 及びLiCox Ni1-x O2 等が検討され
ている。
と異なる反応形態である層状化合物のインターカレーシ
ョンまたはドーピング現象を利用した電極活物質が注目
を集めている。これらの電極活物質は、充放電反応時に
おいて複雑な反応を起こさないことから、極めて優れた
充放電サイクル特性を有することが期待されている。な
かでも、炭素質物材料を負極担持体とし、正極活物質と
して3.5V程度の平均作動電圧を示すLiCoO2 ,
LiNiO2 及びLiCox Ni1-x O2 等が検討され
ている。
【0006】ところで、前述した二次電池は、外装缶内
に収納された正極及び負極を備える電極体が化学反応を
起こして内圧が高くなり、破裂を生じる場合がある。例
えば、前述したリチウム二次電池のような非水電解液電
池に通常以上の電流を与える、いわゆる過充電の状態に
したり、誤使用により短絡状態になって大電流が流れた
りすると、前記電極体の中の非水電解液が分解されてき
てガスが発生する場合がある。このようなガスが前記外
装缶内に次第に充満し、外装缶の内圧が上昇すると、発
火・破裂の原因になる場合がある。
に収納された正極及び負極を備える電極体が化学反応を
起こして内圧が高くなり、破裂を生じる場合がある。例
えば、前述したリチウム二次電池のような非水電解液電
池に通常以上の電流を与える、いわゆる過充電の状態に
したり、誤使用により短絡状態になって大電流が流れた
りすると、前記電極体の中の非水電解液が分解されてき
てガスが発生する場合がある。このようなガスが前記外
装缶内に次第に充満し、外装缶の内圧が上昇すると、発
火・破裂の原因になる場合がある。
【0007】このようなことから、従来では前述した電
池の破裂を防止するため、防爆機能を有する正極端子を
兼ねた封口蓋体を備えた非水電解液電池が知られてい
る。この電池について図2を用いて説明する。負極端子
を兼ねる外装缶31内には電極体32が収納されてい
る。この電極体32には正極33、セパレータ34及び
負極35を渦巻状に巻回した構成になっている。絶縁板
36は外装缶31の底面に配置され、正極33が負極端
子を兼ねる外装缶31と電気的に接触するのを防止して
いる。非水電解液は外装缶31内に収納されている。
池の破裂を防止するため、防爆機能を有する正極端子を
兼ねた封口蓋体を備えた非水電解液電池が知られてい
る。この電池について図2を用いて説明する。負極端子
を兼ねる外装缶31内には電極体32が収納されてい
る。この電極体32には正極33、セパレータ34及び
負極35を渦巻状に巻回した構成になっている。絶縁板
36は外装缶31の底面に配置され、正極33が負極端
子を兼ねる外装缶31と電気的に接触するのを防止して
いる。非水電解液は外装缶31内に収納されている。
【0008】防爆機能を有する正極端子を兼ねた封口蓋
体37は、外装缶31の上端開口部に絶縁ガスケット3
8を介してかしめ固定されている。ガス抜き孔39を設
けた電極体押え板40は、絶縁ガスケット38の下部付
近の外装缶31にかしめ固定により形成された環状の括
れ部41と、電極体32の上端部との間に配置されてい
る。ガス抜き孔39は、電極体32の巻芯空間部42と
対向する電極体押え板40部分に開口されている。封口
蓋体37は、電極体32と対向して配置された皿状の内
部蓋体43と、内部蓋体43上に可撓性薄板から形成さ
れた弁膜44を介して配置され内部蓋体43周縁を内側
に折り曲げて形成した環状部45により狭持された補強
板46と、内部蓋体43の環状部45上に配置された導
電性を有する保護板47と、内部蓋体43の環状部45
上に周縁部を当接して配置された帽子形の外部蓋体48
とから構成されている。内部蓋体43、補強板46、保
護板47及び外部蓋体48には、それぞれガス抜き孔4
9,50,51,52が開口されている。可撓性薄板
は、金属層と合成樹脂層との複合部材から構成されてい
る。正極タブ53は、一端が電極体32の正極33に接
続され、他端が封口蓋体43の底面部に接続されてい
る。
体37は、外装缶31の上端開口部に絶縁ガスケット3
8を介してかしめ固定されている。ガス抜き孔39を設
けた電極体押え板40は、絶縁ガスケット38の下部付
近の外装缶31にかしめ固定により形成された環状の括
れ部41と、電極体32の上端部との間に配置されてい
る。ガス抜き孔39は、電極体32の巻芯空間部42と
対向する電極体押え板40部分に開口されている。封口
蓋体37は、電極体32と対向して配置された皿状の内
部蓋体43と、内部蓋体43上に可撓性薄板から形成さ
れた弁膜44を介して配置され内部蓋体43周縁を内側
に折り曲げて形成した環状部45により狭持された補強
板46と、内部蓋体43の環状部45上に配置された導
電性を有する保護板47と、内部蓋体43の環状部45
上に周縁部を当接して配置された帽子形の外部蓋体48
とから構成されている。内部蓋体43、補強板46、保
護板47及び外部蓋体48には、それぞれガス抜き孔4
9,50,51,52が開口されている。可撓性薄板
は、金属層と合成樹脂層との複合部材から構成されてい
る。正極タブ53は、一端が電極体32の正極33に接
続され、他端が封口蓋体43の底面部に接続されてい
る。
【0009】上記のような構成の非水電解液電池におい
て、過充電や短絡等により外装缶内で発生したガスは、
セパレータの表面に沿って外装缶開口部の方に移動する
か、あるいはセパレータの表面に沿って外装缶底部へと
流れ、電極体の中心部の巻芯空間部を通過して外装缶開
口部の方へ移動することにより、内部蓋体に開口された
ガス抜き孔を通じてガス抜き孔の上下に配置された弁膜
に圧力を加え、所定の圧力に達すると弁膜は破断する。
そしてガスは弁膜の破断箇所、補強板及び外部蓋体にそ
れぞれ開口されたガス抜き孔を通じて外部に逃散し、そ
の結果、電池の破裂が未然に防止される。
て、過充電や短絡等により外装缶内で発生したガスは、
セパレータの表面に沿って外装缶開口部の方に移動する
か、あるいはセパレータの表面に沿って外装缶底部へと
流れ、電極体の中心部の巻芯空間部を通過して外装缶開
口部の方へ移動することにより、内部蓋体に開口された
ガス抜き孔を通じてガス抜き孔の上下に配置された弁膜
に圧力を加え、所定の圧力に達すると弁膜は破断する。
そしてガスは弁膜の破断箇所、補強板及び外部蓋体にそ
れぞれ開口されたガス抜き孔を通じて外部に逃散し、そ
の結果、電池の破裂が未然に防止される。
【0010】また、ガスの圧力が電極体の正極、負極及
びセパレータの重ね合わせ方向に加わり巻芯空間部が潰
れると、ガスが巻芯空間部及びガス抜き孔を通過して封
口蓋体群側に移動することが困難になるため、ガスの大
部分は外装缶底部に閉じ込められる。その結果、電池内
圧が局所的に上昇するため、ガスの圧力により電極体及
び電極体押え板が封口蓋体群に向かって押し上げられ
る。この際、電極体押え板は括れ部の下端に当接して上
下移動を規制するストッパとして機能する。したがっ
て、電極体が封口蓋体群と共に外部に押し出されて破裂
するのを防止することが可能になる。前記電極体押え板
は、過充電や短絡等に起因して外装缶内で発生したガス
の内圧及び内圧上昇時に発生する熱により変形せず、電
解液等と反応しない材料から形成される。このような材
料としては例えば、フェノール、ポリイミド、ポリイミ
ドアミド及びPPS等の樹脂を挙げることができ、ま
た、ステンレス、鉄及びニッケル等の金属板に少なくと
も電極体と対向する面に絶縁層を被覆したものも挙げる
ことができる。
びセパレータの重ね合わせ方向に加わり巻芯空間部が潰
れると、ガスが巻芯空間部及びガス抜き孔を通過して封
口蓋体群側に移動することが困難になるため、ガスの大
部分は外装缶底部に閉じ込められる。その結果、電池内
圧が局所的に上昇するため、ガスの圧力により電極体及
び電極体押え板が封口蓋体群に向かって押し上げられ
る。この際、電極体押え板は括れ部の下端に当接して上
下移動を規制するストッパとして機能する。したがっ
て、電極体が封口蓋体群と共に外部に押し出されて破裂
するのを防止することが可能になる。前記電極体押え板
は、過充電や短絡等に起因して外装缶内で発生したガス
の内圧及び内圧上昇時に発生する熱により変形せず、電
解液等と反応しない材料から形成される。このような材
料としては例えば、フェノール、ポリイミド、ポリイミ
ドアミド及びPPS等の樹脂を挙げることができ、ま
た、ステンレス、鉄及びニッケル等の金属板に少なくと
も電極体と対向する面に絶縁層を被覆したものも挙げる
ことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
非水電解液電池において前記のフェノール、ポリイミ
ド、ポリイミドアミド及びPPS等の樹脂を用いた電極
体押え板は、落下等の外的衝撃により電極体押え板が割
れたり、欠けたりすることがあり、その後、過充電等に
よりガスが外装缶内に発生すると電極体の上方への規制
するストッパとして機能しないという問題があった。ま
た、前記のステンレス、鉄及びニッケル等の金属板を用
いた電極体押え板は強度的には問題ないが、電極体と対
向する面に絶縁層を被覆しなければならなく、例えばポ
リイミド製シールを貼るなど、製造工程的に問題があっ
た。
非水電解液電池において前記のフェノール、ポリイミ
ド、ポリイミドアミド及びPPS等の樹脂を用いた電極
体押え板は、落下等の外的衝撃により電極体押え板が割
れたり、欠けたりすることがあり、その後、過充電等に
よりガスが外装缶内に発生すると電極体の上方への規制
するストッパとして機能しないという問題があった。ま
た、前記のステンレス、鉄及びニッケル等の金属板を用
いた電極体押え板は強度的には問題ないが、電極体と対
向する面に絶縁層を被覆しなければならなく、例えばポ
リイミド製シールを貼るなど、製造工程的に問題があっ
た。
【0012】本発明は落下等の外的衝撃の影響がなく、
過充電や短絡等による内圧上昇時に破裂を防止した非水
電解液電池を提供しようとするものである。
過充電や短絡等による内圧上昇時に破裂を防止した非水
電解液電池を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、外装缶内に収
納され、正極と負極との間にセパレータを介して渦巻状
に巻回した電極体と、前記外装缶内に収納された非水電
解液と、外装缶の上端開口部に絶縁ガスケットにより気
密にかしめ固定された防爆機能を有する正極端子を兼ね
る封口蓋群とを具備し、前記封口蓋群は電極体と対向し
て配置されたAlまたはAl合金からなる内部蓋体と、
前記内部蓋体上に弁膜を介して配置され内部蓋体周縁を
内側に折り曲げて形成した環状部により狭持された補強
板と、内部蓋体の環状部上に配置された導電性を有する
保護板と、内部蓋体の環状部に周縁部を当接して配置さ
れた外部蓋体と、前記内部蓋体、補強板、保護板及び外
部蓋体にそれぞれ開口されたガス抜き孔とから構成さ
れ、前記内部蓋体と絶縁ガスケットの下部付近に位置す
る外装缶に形成された環状の括れ部とを備えた非水電解
液電池であって、前記内部蓋体の底面部が、括れ部と電
極体の上端部との間に位置し、内部蓋体の底面部と電極
体の上端部との間隔が、1.5mm以下であることを特
徴とする非水電解液電池である。
納され、正極と負極との間にセパレータを介して渦巻状
に巻回した電極体と、前記外装缶内に収納された非水電
解液と、外装缶の上端開口部に絶縁ガスケットにより気
密にかしめ固定された防爆機能を有する正極端子を兼ね
る封口蓋群とを具備し、前記封口蓋群は電極体と対向し
て配置されたAlまたはAl合金からなる内部蓋体と、
前記内部蓋体上に弁膜を介して配置され内部蓋体周縁を
内側に折り曲げて形成した環状部により狭持された補強
板と、内部蓋体の環状部上に配置された導電性を有する
保護板と、内部蓋体の環状部に周縁部を当接して配置さ
れた外部蓋体と、前記内部蓋体、補強板、保護板及び外
部蓋体にそれぞれ開口されたガス抜き孔とから構成さ
れ、前記内部蓋体と絶縁ガスケットの下部付近に位置す
る外装缶に形成された環状の括れ部とを備えた非水電解
液電池であって、前記内部蓋体の底面部が、括れ部と電
極体の上端部との間に位置し、内部蓋体の底面部と電極
体の上端部との間隔が、1.5mm以下であることを特
徴とする非水電解液電池である。
【0014】
【作用】本発明は、絶縁ガスケットにより気密にかしめ
固定された防爆機能を有する封口蓋群の一部である器状
の内部蓋体の底面部を、絶縁ガスケットの下部に形成さ
れた環状の括れ部と、電極体の上端部との間に位置させ
ることによって、過充電または誤使用により短絡でガス
が発生しても、落下等の外的衝撃の影響がなく安全性を
確保することができる。
固定された防爆機能を有する封口蓋群の一部である器状
の内部蓋体の底面部を、絶縁ガスケットの下部に形成さ
れた環状の括れ部と、電極体の上端部との間に位置させ
ることによって、過充電または誤使用により短絡でガス
が発生しても、落下等の外的衝撃の影響がなく安全性を
確保することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1を用いて説明す
る。 実施例1,2 負極端子を兼ねる円筒形の外装缶1(外形18mm、高
さ50mm)内の底面に絶縁板6を配置し、電極体2を
収納すると共に、プロピレンカーボネートとジエチルカ
ーボネートとの混合溶媒(体積比率50:50)に四フ
ッ化ホウ酸リチウム(LiBF4 )を溶解した電解液を
収容した。電極体2は、リチウムとコバルトの複合酸化
物(LiCoO2 )に、導電剤、バインダを加えて調整
した正極合剤をAl基盤に塗布し、乾燥して作製したシ
ート状の正極3と、ポリプロピレン製多孔質フィルムか
らなるセパレータ4と、リチウムを担持した炭素物質に
バインダを添加した負極合剤をステンレス基板に塗布、
乾燥して作製したシート状の負極5とからなる積層物
を、渦巻状に巻回した構造のものを用いた。前記電極体
2の中心にはガスの通過経路になる巻芯空間部21が設
けられている。また、正極3にはAlからなる正極タブ
20が取り付けられている。
る。 実施例1,2 負極端子を兼ねる円筒形の外装缶1(外形18mm、高
さ50mm)内の底面に絶縁板6を配置し、電極体2を
収納すると共に、プロピレンカーボネートとジエチルカ
ーボネートとの混合溶媒(体積比率50:50)に四フ
ッ化ホウ酸リチウム(LiBF4 )を溶解した電解液を
収容した。電極体2は、リチウムとコバルトの複合酸化
物(LiCoO2 )に、導電剤、バインダを加えて調整
した正極合剤をAl基盤に塗布し、乾燥して作製したシ
ート状の正極3と、ポリプロピレン製多孔質フィルムか
らなるセパレータ4と、リチウムを担持した炭素物質に
バインダを添加した負極合剤をステンレス基板に塗布、
乾燥して作製したシート状の負極5とからなる積層物
を、渦巻状に巻回した構造のものを用いた。前記電極体
2の中心にはガスの通過経路になる巻芯空間部21が設
けられている。また、正極3にはAlからなる正極タブ
20が取り付けられている。
【0016】次いで、絶縁ガスケット7で周縁が覆われ
た防爆機能を有する正極端子を兼ねた封口蓋群9を用意
した。封口蓋群9は、電極体2と対向する側にAl膜と
合成樹脂膜の複合材からなる弁膜11を介して配置され
たAlからなる器状の内部蓋体10と、内部蓋体10周
縁を内側に折り曲げて形成した環状部12により狭持さ
れた補強板13と、環状部12上に配置された導電性を
有する保護板14と、環状部12に周縁部を当接して配
置された帽子形の外部蓋体15とから構成されている。
内部蓋体10、補強板13、保護板14及び外部蓋体1
5に、それぞれガス抜き孔16,17,18,19が開
口されている。続いて、正極タブ20の先端を封口蓋体
10の底面部に溶接した。その後、封口蓋群9を絶縁ガ
スケット7と共に外装缶2の上端開口部に挿入し、外装
缶2の上端開口部をかしめることにより、円筒形の非水
電解液電池を組み立てた。また、括れ部8はかしめ加工
により外装缶2の上端開口部に形成されている。ここ
で、電極体2の上端部と、内部蓋体10の底面部との間
隔を、1.0mmと、1.5mmとした実施例1,2の
非水電解液電池を組み立てた。
た防爆機能を有する正極端子を兼ねた封口蓋群9を用意
した。封口蓋群9は、電極体2と対向する側にAl膜と
合成樹脂膜の複合材からなる弁膜11を介して配置され
たAlからなる器状の内部蓋体10と、内部蓋体10周
縁を内側に折り曲げて形成した環状部12により狭持さ
れた補強板13と、環状部12上に配置された導電性を
有する保護板14と、環状部12に周縁部を当接して配
置された帽子形の外部蓋体15とから構成されている。
内部蓋体10、補強板13、保護板14及び外部蓋体1
5に、それぞれガス抜き孔16,17,18,19が開
口されている。続いて、正極タブ20の先端を封口蓋体
10の底面部に溶接した。その後、封口蓋群9を絶縁ガ
スケット7と共に外装缶2の上端開口部に挿入し、外装
缶2の上端開口部をかしめることにより、円筒形の非水
電解液電池を組み立てた。また、括れ部8はかしめ加工
により外装缶2の上端開口部に形成されている。ここ
で、電極体2の上端部と、内部蓋体10の底面部との間
隔を、1.0mmと、1.5mmとした実施例1,2の
非水電解液電池を組み立てた。
【0017】比較例1 前記電極体2の上端部と内部蓋体10の底面部との間隔
を、2.0mmにした以外、実施例1と同様の非水電解
液電池を組み立てた。
を、2.0mmにした以外、実施例1と同様の非水電解
液電池を組み立てた。
【0018】比較例2 実施例で用いた電極体の上下の高さを、電極体押え板の
スペース分短くした渦巻状の電極体と、皿状の内部蓋体
と対向する箇所にガス抜き孔を開口させた電極体押え板
とを、電極体の上部に配置した以外、実施例1と同様の
非水電解液電池を組み立てた。
スペース分短くした渦巻状の電極体と、皿状の内部蓋体
と対向する箇所にガス抜き孔を開口させた電極体押え板
とを、電極体の上部に配置した以外、実施例1と同様の
非水電解液電池を組み立てた。
【0019】実施例1,2及び比較例1,2について、
電池をそれぞれ20個作製し、3Aの電流を8時間流す
過充電試験をし、破裂を生じた電池の個数を調べた。そ
の結果を下記表1に示す。
電池をそれぞれ20個作製し、3Aの電流を8時間流す
過充電試験をし、破裂を生じた電池の個数を調べた。そ
の結果を下記表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】実施例1,2及び比較例1,2について、
電池をそれぞれ20個作製し、1.9mの高さから5回
落下させた後、3Aの電流を8時間流す過充電試験を
し、破裂を生じた電池の個数を調べた。その結果を下記
表2に示す。
電池をそれぞれ20個作製し、1.9mの高さから5回
落下させた後、3Aの電流を8時間流す過充電試験を
し、破裂を生じた電池の個数を調べた。その結果を下記
表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】実施例1,2及び比較例1,2について、
電池をそれぞれ20個作製し、250℃の高温で電池内
にガスを発生させるホットプレート試験をし、破裂を生
じた電池の個数を調べた。その結果を下記表3に示す。
電池をそれぞれ20個作製し、250℃の高温で電池内
にガスを発生させるホットプレート試験をし、破裂を生
じた電池の個数を調べた。その結果を下記表3に示す。
【0024】
【表3】
【0025】実施例1,2及び比較例1,2について、
電池をそれぞれ20個作製し、1.9mの高さから5回
落下させた後、同じく250℃のホットプレート試験を
実施し、破裂を生じた電池の個数を調べた。その結果を
下記表4に示す。
電池をそれぞれ20個作製し、1.9mの高さから5回
落下させた後、同じく250℃のホットプレート試験を
実施し、破裂を生じた電池の個数を調べた。その結果を
下記表4に示す。
【0026】
【表4】
【0027】上記の表1〜4を検討すると、比較例2で
は過充電等によるガス発生に対しては効果があるが、外
的衝撃を受けると破裂などを起こす確率が高く、危険で
ある。しかし、実施例1,2では過充電等によるガス発
生はもちろん外的衝撃に対しても影響せず、全く破裂を
起こさなかった。また、電極体のセパレータは正極、負
極よりも長めで、渦巻状に巻回しているため短絡も起こ
さなかった。比較例1においては、電極体の上端部と内
部蓋体の底面部との間隔を2.0mmとしたので、落下
等の外的衝撃により電極体のずれが起こったり、過充電
等により電極缶内でガスが発生した際に、ガスが電極体
を押し上げ、電極体が竹の子状になってしまい、ガス抜
き孔を塞いで電池が破裂したと考えられる。したがっ
て、電極体の上端部と内部蓋体の底面部との間隔を、
1.5mm以下にするのがよいということがわかった。
は過充電等によるガス発生に対しては効果があるが、外
的衝撃を受けると破裂などを起こす確率が高く、危険で
ある。しかし、実施例1,2では過充電等によるガス発
生はもちろん外的衝撃に対しても影響せず、全く破裂を
起こさなかった。また、電極体のセパレータは正極、負
極よりも長めで、渦巻状に巻回しているため短絡も起こ
さなかった。比較例1においては、電極体の上端部と内
部蓋体の底面部との間隔を2.0mmとしたので、落下
等の外的衝撃により電極体のずれが起こったり、過充電
等により電極缶内でガスが発生した際に、ガスが電極体
を押し上げ、電極体が竹の子状になってしまい、ガス抜
き孔を塞いで電池が破裂したと考えられる。したがっ
て、電極体の上端部と内部蓋体の底面部との間隔を、
1.5mm以下にするのがよいということがわかった。
【0028】以上の結果により、本発明は落下等による
外的衝撃に影響なく、過充電や短絡等による内圧上昇時
の破裂を防止し、優れた安全性を確保していることは明
らかである。
外的衝撃に影響なく、過充電や短絡等による内圧上昇時
の破裂を防止し、優れた安全性を確保していることは明
らかである。
【0029】なお、本発明では電極体の巻芯空間部21
に何も配置しなかったが、ガスの通過経路になる巻芯空
間部21の潰れを防止する目的で、ステンレス等の金属
またはプラスチックからなるパイプを配置してもよい。
に何も配置しなかったが、ガスの通過経路になる巻芯空
間部21の潰れを防止する目的で、ステンレス等の金属
またはプラスチックからなるパイプを配置してもよい。
【0030】また、本発明では保護板14と外部蓋体1
5との間に何も配置しなかったが、例えば過充電状態に
より大電流が与えられ、温度が急激に上昇したときに抵
抗が温度上昇に伴って急激に増加し、内部蓋体10と外
部蓋体15との間に流れる電流を遮断する機能を有する
PTC素子を介してもよい。
5との間に何も配置しなかったが、例えば過充電状態に
より大電流が与えられ、温度が急激に上昇したときに抵
抗が温度上昇に伴って急激に増加し、内部蓋体10と外
部蓋体15との間に流れる電流を遮断する機能を有する
PTC素子を介してもよい。
【0031】本発明では円筒形の非水電解液電池に適用
した例を説明したが、角型等各種の形状の非水電解液電
池にも同様に適用することができる。
した例を説明したが、角型等各種の形状の非水電解液電
池にも同様に適用することができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、落
下等による外的衝撃に影響なく、過充電や短絡等による
内圧上昇時の破裂を防止することが可能な安全性の高い
非水電解液電池を提供することができる。
下等による外的衝撃に影響なく、過充電や短絡等による
内圧上昇時の破裂を防止することが可能な安全性の高い
非水電解液電池を提供することができる。
【図1】本発明の非水電解液電池を示す断面図である。
【図2】従来例の非水電解液電池を示す断面図である。
1 電極体 8 括れ部 9 封口蓋群 10 内部蓋体 13 補強板 15 外部蓋体 21 巻芯空間部
Claims (1)
- 【請求項1】 外装缶内に収納され、正極と負極との間
にセパレータを介して渦巻状に巻回した電極体と、前記
外装缶内に収納された非水電解液と、外装缶の上端開口
部に絶縁ガスケットにより気密にかしめ固定された防爆
機能を有する正極端子を兼ねる封口蓋群とを具備し、前
記封口蓋群は、電極体と対向して配置されたAlまたは
Al合金からなる内部蓋体と、前記内部蓋体上に弁膜を
介して配置され内部蓋体周縁を内側に折り曲げて形成し
た環状部により狭持された補強板と、前記内部蓋体の環
状部に周縁部を当接して配置された外部蓋体と、前記内
部蓋体、補強板及び外部蓋体にそれぞれ開口されたガス
抜き孔とから構成され、前記内部蓋体と、絶縁ガスケッ
トの下部付近に位置する外装缶に形成された環状の括れ
部とを備えた非水電解液電池であって、前記内部蓋体の
底面部が、括れ部と電極体の上端部との間に位置し、内
部蓋体の底面部と電極体の上端部との間隔が、1.5m
m以下であることを特徴とする非水電解液電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039275A JPH07230797A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 非水電解液電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6039275A JPH07230797A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 非水電解液電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07230797A true JPH07230797A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12548621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6039275A Pending JPH07230797A (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 非水電解液電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07230797A (ja) |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP6039275A patent/JPH07230797A/ja active Pending
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