JPH07229845A - 異物検査装置 - Google Patents

異物検査装置

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JPH07229845A
JPH07229845A JP6023998A JP2399894A JPH07229845A JP H07229845 A JPH07229845 A JP H07229845A JP 6023998 A JP6023998 A JP 6023998A JP 2399894 A JP2399894 A JP 2399894A JP H07229845 A JPH07229845 A JP H07229845A
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light beam
aperture
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JP6023998A
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Kenji Yamamoto
兼士 山本
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検物上の照明領域を光ビームで照明し、そ
の照明領域からの散乱光又は回折光等を用いてその被検
物上の異物検査を行う際に、その照明領域内の光ビーム
の照度むらを低減させる。 【構成】 レーザ光源5から射出された光ビームL1
は、ビームエクスパンダ8により一方向に断面が引き伸
ばされ、ほぼ平行なスリットビームL2となって、アパ
ーチャ板21に入射する。アパーチャ板21の開口21
aを通過したスリットビームL4が、フーリエ変換レン
ズ22、高周波数成分除去用の開口絞り23、及び逆フ
ーリエ変換レンズ24を経てほぼ平行なスリットビーム
L5として斜めに、レチクル1の表面に入射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体素子又は
液晶表示素子等を製造するための露光装置で使用される
マスク又はレチクル等の表面に付着した異物を検出する
ために適用して好適な異物検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体素子等をフォトリソグラフ
ィ技術を用いて製造する際に使用される露光用のレチク
ルの表面に異物等の欠陥があると、製造された半導体素
子等の歩留まりが低下してしまう。それを避けるため、
従来より異物検査装置を用いて露光前にレチクル表面の
異物の有無を検査している。また、レチクルのパターン
形成面及びその裏面に直接異物が付着するのを防止する
ため、レチクルにはペリクルと呼ばれる厚さ1μm程度
の防塵膜が張設されている場合がある。斯かるペリクル
は、感光性の基板(ウエハ等)の露光面と共役なレチク
ルのパターン形成面からデフォーカスされた状態にある
ため、同一の大きさの異物であれば、レチクルに直接付
着した場合よりペリクルに付着した場合の方が影響が小
さい。
【0003】しかしながら、所定の限度を超えるとペリ
クルに付着した異物でも露光結果に影響を及ぼすように
なるため、ペリクルの表面及び裏面(レチクル側の面)
についても、異物検査装置により異物の有無が検査され
る。以下では、異物検査の対象としてレチクルを使用す
るが、これにはペリクルが張設されたレチクルも含まれ
るものとして説明する。
【0004】図21は従来の異物検査装置の一例を示
し、この図21において、検査対象のレチクル1がステ
ージ2上に載置され、ステージ2は駆動部3によりY方
向に移動自在に構成されている。ステージ2のY方向へ
の移動量は、リニアエンコーダ等の測長装置4により常
時計測され、測長装置4の測長値を示す位置信号S1が
図示省略された信号処理部に供給されている。
【0005】一方、レーザ光源5から射出された光ビー
ムL1は、シリンドリカルレンズ6及びコリメータレン
ズ7よりなるビームエクスパンダ8によりほぼ平行なス
リットビームL2となって、レチクル1上を斜めに照射
する。そのため、レチクル1上では、X方向に平行なス
リット状の照明領域9がスリットビームL2により照明
される。
【0006】当然、スリット状の照明領域9内に異物1
0が存在している場合には、その異物から散乱光L3が
発生し、散乱光L3は受光レンズ11を介して1次元C
CD等の1次元撮像素子12上に異物の像を結像する。
この場合、スリット状の照明領域9と1次元撮像素子1
2の撮像面とは、受光レンズ11により光学的にほぼ共
役な位置関係になっている。従って、異物10の付着位
置のY座標は測長装置4により計測され、その付着位置
のX座標は1次元撮像素子12の何番目の画素にその異
物像が結像されたかで識別される。更に、1次元撮像素
子12の各画素から得られる光電変換信号(撮像信号)
としての検出信号S2の強度により、異物の大きさをラ
ンク分けすることができるため、位置信号S1及び検出
信号S2を用いて、レチクル1上の異物の分布状態を例
えばCRTディスプレイ等の表示装置にマップとして表
示できる。
【0007】また、図21において、スリットビームL
2の照明領域9のX方向の幅をレチクル1上の検査対象
領域に制限するため、ビームエクスパンダ8の射出面に
照明領域9のX方向の幅を制限するアパーチャ板が設け
られていた。このアパーチャ板は、スリットビームL2
の両端部近傍の迷光又はフレア等を除去する役割をも果
たしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の技
術において、レチクル1の表面(被検面)を線状に照明
するためのスリットビームL2の長手方向の両端部を遮
光する場合には、所定のアパーチャ板が使用されてい
た。しかしながら、そのようにアパーチャ板を使用する
と、そのアパーチャ板の開口部のエッジによりスリット
ビームL2が回折され、レチクル1上の照明領域9のX
方向の両端部に照度分布のむら(リップル)が生ずると
いう不都合があった。このように照明領域9内にX方向
の照度むらがあると、照明領域9内の異物からの散乱光
の強度が変化するため、異物検出感度がX方向でばらつ
いてしまう。
【0009】本発明は斯かる点に鑑み、被検物上の所定
の照明領域を光ビームで照明し、その照明領域からの散
乱光又は回折光等を用いてその被検物上の異物検査を行
う際に、その照明領域内の光ビームの照度むらを低減さ
せて、異物検出感度をほぼ均一化できる異物検査装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による異物検査装
置は、例えば図1に示すように、光ビームを供給する光
源(5)と、その光ビームの断面形状を所定形状に伸縮
するビーム伸縮光学系(9)と、このビーム伸縮光学系
から射出される光ビームの断面形状を所定形状に整形す
る視野絞り(21)とを有し、視野絞り(21)を通過
した光ビームを被検物(1)上に斜めに照射し、この被
検物からの光に基づいてこの被検物に付着した異物の検
査を行う装置において、視野絞り(21)と被検物
(1)との間に、視野絞り(21)を通過した光ビーム
をフーリエ変換するフーリエ変換光学系(22)と、こ
のフーリエ変換光学系によるフーリエ変換面上に配され
た開口絞り(23)と、この開口絞りを通過した光ビー
ムをほぼ逆フーリエ変換して被検物(1)上に斜めに照
射する逆フーリエ変換光学系(24)と、を設けたもの
である。
【0011】この場合、例えば図4に示すように、フー
リエ変換光学系(22B)の一部に形成した遮光部材
(26)により視野絞り(21)を兼用するようにして
もよい。また、例えば図9に示すように、被検物(1)
上の被検面と視野絞り(27)とを逆フーリエ変換光学
系(24C)に関してアオリの関係に配置してもよい。
【0012】更に、例えば図11に示すように、視野絞
り(21A)上に光ビームの強度分布を所定分布に設定
するフィルタ部材(31)を設置することが望ましい。
【0013】
【作用】斯かる本発明によれば、被検物(1)に対して
光ビーム(L5)が斜めに入射している。光源(5)よ
り供給された光ビーム(L1)が強度分布がガウス分布
のガウシアンビームの場合、その光ビーム(L1)の断
面の強度分布は、中央部で高く周辺部に行くに従って小
さくなる分布である。そこで、被検物(1)上での光ビ
ーム(L5)の強度分布を一様にするために、ビーム伸
縮光学系(8)により光ビーム(L1)の断面形状を所
定の方向に拡大し、拡大された光ビーム(L2)から視
野絞り(21)により所望の断面形状の光ビーム(L
4)を取り出している。
【0014】この場合、フーリエ変換光学系(22)及
び逆フーリエ変換光学系(24)を介して、視野絞り
(21)と被検物(1)の被検面とがほぼ共役になって
いる。従って、視野絞り(21)により被検物(1)上
の照明領域が設定され、回折による照度むら(リップ
ル)が低減される。また、回折によるリップルが顕著な
場合には、その視野絞り(21)のフーリエ変換面上で
開口絞り(23)を用いて高い空間周波数成分を遮光す
ることにより、被検物(1)上での照度分布のリップル
が低減され、異物検出感度が均一化される。
【0015】次に、例えば図1において、視野絞り(2
1)とフーリエ変換光学系(22)とを近づけると、図
4に示すように、フーリエ変換光学系(22B)に遮光
部材(26)を形成したものと等価になる。従って、同
様にその遮光部材(26)により被検物(1)上の照明
領域が設定される。また、例えば図1において、光ビー
ム(L5)は被検物(1)上に斜めに入射しているた
め、視野絞り(21)を光軸に関して垂直に設定する方
法では、視野絞り(21)と被検物(1)の表面とは完
全には共役にならないので、被検物(1)上の照明領域
の両端部にぼけが生じて、照度分布が次第に減少するこ
とがある。それを避けるためには、例えば図9に示すよ
うに、被検物(1)上の被検面と視野絞り(27)とを
逆フーリエ変換光学系(24C)に関してアオリの関係
に配置する。
【0016】アオリの関係とは、図9に示す光学系のメ
リジオナル断面において、逆フーリエ変換光学系(24
C)の物側主平面と視野絞り(27)の配置面との交点
から光軸(AX)までの距離と、逆フーリエ変換光学系
(24C)の像側主平面と被検物(1)の表面との交点
から光軸(AX)までの距離とが等しい関係を言い、そ
の関係をシャインプルーフ条件とも言う。
【0017】そのアオリの関係を数式化するため、図9
において、光軸(AX)の被検物(1)の表面に対する
角度をθ、逆フーリエ変換光学系(24C)の像側主平
面から被検物(1)の表面までの光軸上の距離をx、逆
フーリエ変換光学系(24C)の物側主平面から視野絞
り(27)までの光軸上の距離をy、視野絞り(27)
の光軸(AX)に対する倒れ角をφとする。但し、フー
リエ変換光学系(22C)の像側主平面からの逆フーリ
エ変換光学系(24C)の物側主平面までの距離をzと
した場合、z>yが成立している。この場合、アオリの
関係が成立すると、以下の関係式が成立する。
【0018】 x・tanθ=y・tanφ (1) このようなアオリの関係が成立すると、視野絞り(2
7)の全面の像が被検物(1)の表面に結像されるため
(但し、倍率は場所により変化することがある)、被検
物(1)上の照明領域での照度分布均一性が高まる。次
に、光源(5)より供給された光ビーム(L1)がガウ
シアンビームの場合、視野絞り(21)で周辺部の光を
遮光しても、まだ中央部の光強度が高過ぎることもあ
る。このようなときには、例えば図11に示すように、
視野絞り(21A)上に光ビームの強度分布を所定分布
に設定するフィルタ部材(31)を設置する。そして、
フィルタ部材(31)の透過率分布を例えば図12
(a)の曲線(33)で示すようにガウス分布を反転さ
せたような分布とする。これにより、被検物(1)上で
の照度分布の均一性が更に高まる。
【0019】
【実施例】以下、本発明による異物検査装置の種々の実
施例につき図面を参照して説明する。 [第1実施例]図1は、本発明の第1実施例の異物検査
装置の照明光学系を示し、この図1において、レーザ光
源5から射出された光ビームL1は、シリンドリカルレ
ンズ6及びコリメータレンズ7よりなるビームエクスパ
ンダ8により一方向に断面が引き伸ばされ、ほぼ平行な
スリットビームL2となって、アパーチャ板21に入射
する。アパーチャ板21には、スリットビームL2の長
手方向の幅を制限すると共に短手方向の幅は制限しない
スリット状の開口21aが形成され、開口21aを通過
したスリットビームL4が、フーリエ変換レンズ22に
よりフーリエ変換される。
【0020】フーリエ変換レンズ22のフーリエ変換面
には開口絞り23が配置され、スリットビームL4のフ
ーリエ変換像の内の、開口絞り23の開口を通過した光
が逆フーリエ変換レンズ24を経てほぼ平行なスリット
ビームL5として斜めに、検査対象としてのレチクル1
の表面に入射する。レチクル1上のX方向に長いスリッ
ト状の照明領域25がスリットビームL5により照明さ
れている。照明領域25のX方向の中央部が、逆フーリ
エ変換レンズ24による逆フーリエ変換面上に来るよう
に配置され、照明領域25はアパーチャ板21内の開口
21aとほぼ共役となっている。また、フーリエ変換レ
ンズ22及び逆フーリエ変換レンズ24よりなる略式の
ビームエクスパンダの倍率は1倍に設定され、スリット
ビームL4の長手方向の幅と、スリットビームL5の長
手方向の幅とは等しくなっている。
【0021】その他の構成は図21の装置と同様であ
り、照明領域25内の異物からの散乱光が受光レンズ
(図21の受光レンズ11)により受光される。そし
て、レチクル1をステージ(図21のステージ2)を介
してX方向に垂直なY方向に所定速度で駆動することに
より、レチクル1の全面の異物検査が行われる。本実施
例によれば、仮にレーザ光源5から射出される光ビーム
L1の断面での光強度分布がガウス分布(ガウシアンビ
ーム)であっても、図2に示すように、その光ビームL
1をビームエクスパンダ8を介して一方向に引き伸ばし
て得られたスリットビームL2の長手方向の両端部がア
パーチャ板21により遮光され、アパーチャ板21を通
過するスリットビームL4の断面内の強度分布はほぼ均
一である。従って、アパーチャ板21とほぼ共役なレチ
クル1上の照明領域25でのスリットビームL5の照度
分布もほぼ均一となる。この際、ビームエクスパンダ8
のその一方向への倍率をより大きくすることにより、照
明領域25での照度分布の均一性が高まる。
【0022】また、アパーチャ板21の開口21aの長
手方向のエッジによりスリットビームL4が回折され、
レチクル1上の照明領域25のX方向の両端部で照度の
むら(リップル)が大きいときには、図2に示すよう
に、開口絞り23の開口径を絞り込んで高い空間周波数
成分を遮光する。これにより、逆フーリエ変換レンズ2
4から射出されるスリットビームL5の長手方向の強度
分布は更に均一となり、レチクル1上の照明領域25で
の照度分布がより均一となり、照明領域25でのX方向
の異物検出感度が均一となる。
【0023】なお、図1に示すように、アパーチャ板2
1内の開口21aは、入射するスリットビームL2の幅
の狭い方向(短手方向)ではそのスリットビームL2を
遮光しない。従って、その短手方向では回折現象による
照度分布のリップルが生ずることがなく、レチクル1上
の照明領域25でのY方向の照度分布にもリップルは生
じない。しかも、レチクル1は照明領域25に対してY
方向に走査されるため、仮に照明領域25内でY方向の
照度むらが多少あっても、Y方向への走査により実質的
にその照度むらは解消される。
【0024】[第2実施例]図3(a)は、本発明の第
2実施例の照明光学系の要部を示し、図1に対応する部
分に同一符号を付して示すその図3(a)において、ア
パーチャ板21内の開口に内接するようにフーリエ変換
レンズ22Aを配置する。そして、フーリエ変換レンズ
22Aによりフーリエ変換された後、開口絞り23を通
過した光を逆フーリエ変換レンズ24Aによりほぼ平行
な光束にして得られたスリットビームL5を、図1のレ
チクル1上に斜めに照射する。他の構成は図1と同様で
ある。
【0025】本実施例においても、アパーチャ板21の
開口のエッジでの回折光による迷光が、開口絞り23に
より低減されるため、被検面での照度分布が均一とな
る。しかも、アパーチャ板21とフーリエ変換レンズ2
2Aとが同じ位置にあるため、照明光学系が小型化され
ている。なお、図3(a)のようにアパーチャ板21の
開口内にフーリエ変換レンズ22Aを配置する代わり
に、図3(b)に示すように、口径の大きなフーリエ変
換レンズ22Bの直後にアパーチャ板21を配置し、ア
パーチャ板21及び開口絞り23を通過した光を逆フー
リエ変換レンズ24Bによりほぼ平行なスリットビーム
に変換してもよい。
【0026】また、図4に示すように、フーリエ変換レ
ンズ22Bの射出側の面に、中央部が開口となった遮光
膜26を被着し、その遮光膜26で図3(b)のアパー
チャ板21を代用してもよい。その遮光膜26は、金属
などの光透過性のない材料を中央部を開けて膜状にコー
ティングしたものである。更に、図5(b)に示すよう
に、フーリエ変換レンズ22Bの入射側にその遮光膜2
6を被着してもよい。遮光膜26には、図5(a)に示
すように、中央部にほぼ矩形の開口26aが形成されて
いる。なお、光透過部分の形状は矩形である必要はな
く、検査条件に応じ最適な形状をとってもよい。
【0027】図4及び図5に示す変形例では、フーリエ
変換レンズ22Bは、アパーチャ板とフーリエ変換レン
ズとの両方の機能を兼ね備えたアパーチャ付きレンズで
あり、これにより全体の部品点数が削減されてコストが
低減されると共に、光学系の組立調整が容易になる。更
に、遮光膜26の開口のエッジでの回折による迷光除去
を目的として、開口絞り23が配置されているため、被
検面での照度分布は均一である。
【0028】[第3実施例]図6は、本発明の第3実施
例の照明光学系の要部を示し、図1に対応する部分に同
一符号を付して示すその図6において、ビームエクスパ
ンダ8から射出されたスリットビームL2をフーリエ変
換レンズ22Cによりフーリエ変換する。また、フーリ
エ変換レンズ22Cと、そのフーリエ変換像との間に光
軸に斜めにアパーチャ板27を配置し、このアパーチャ
板27の開口を通過した後、そのフーリエ変換レンズ2
2Cのフーリエ変換面の開口絞り23を通過した光を、
逆フーリエ変換レンズ24Cを介してほぼ平行なスリッ
トビームL6としてレチクル1上に斜めに照射する。
【0029】この際に、逆フーリエ変換レンズ24Cに
関して、アパーチャ板27の配置面とレチクル1の表面
とがアオリの関係を満たす、即ちシャインプルーフの条
件を満たすようにする。これにより、アパーチャ板27
内の開口の像がそのままレチクル1の表面に投影され
る。即ち、アパーチャ板27の開口の形状を変えること
によりレチクル1の表面(被検面)上で必要な照明領域
(ビーム形状)を得ることができる。しかも、投影像に
ぼけがないため、レチクル1の照明領域での照度分布が
より均一となる。更に、開口絞り23により、アパーチ
ャ板27の開口のエッジでの回折により発生する迷光が
除去される。
【0030】なお、図6の実施例に対して、図5の手法
を適用すると、図7に示すようになる。この図7におい
て、ビームエクスパンダ8と開口絞り23との間に、光
軸に対して斜めに入射面側に矩形開口を有する遮光膜2
8が被着されたアパーチャ付きフーリエ変換レンズ22
Dが設置されている。フーリエ変換レンズ22Dを、光
軸に対して垂直に設置すると、図8(a)に示すように
遮光膜28の中央部に矩形開口28aが形成され、図8
(b)に示すように、その開口内をスリットビームL2
が通過する。
【0031】図7に戻り、アパーチャ付きフーリエ変換
レンズ22Dの後に開口絞り23、逆フーリエ変換レン
ズ24D及びレチクル1が配置され、フーリエ変換レン
ズ22D及び逆フーリエ変換レンズ24Dに関して遮光
膜28の開口部が、レチクル1の表面とアオリの関係を
満たしている。従って、アパーチャ付きフーリエ変換レ
ンズ22Dの遮光膜28の開口の像が、そのままレチク
ル1の表面に投影されるので、レチクル1上での照度分
布の均一性が高い。更に、開口絞り23によりその遮光
膜28の開口のエッジでの回折に起因する迷光が除去さ
れ、照度分布の均一性が高まっている。
【0032】次に、以上の実施例では、仮にレーザ光源
5から射出された光ビームL1がガウシアンビームであ
っても、アパーチャ板21又は遮光膜26等を介して光
ビームの周辺部を遮光することにより、レチクル1上で
の照度分布を均一にしていた。しかしながら、その光ビ
ームL1の中央部と周辺部との強度分布が、図10
(a)に示すように大きく異なるときには、周辺を多少
遮光しても、図10(b)の分布曲線30で示すように
レチクル1上に照射されるスリットビームL5のX方向
の強度分布は大きく変化してしまう。そこで、以下の実
施例では透過率分布イルタ又は濃度可変フィルタ等を用
いてレチクル1上の照明領域でのX方向の照度分布を更
に向上させる実施例につき説明する。
【0033】[第4実施例]図11は、本実施例の異物
検査装置の照明光学系を示し、この図1に対応する部分
に同一符号を付して示す図11において、レーザ光源5
から射出された光ビームL1は、ビームエクスパンダ8
により一方向に断面が引き伸ばされ、ほぼ平行なスリッ
トビームL2となって、アパーチャ板21Aに入射す
る。アパーチャ板21Aの矩形開口を通過したスリット
ビームが、透過率分布フィルタ31に入射し、透過率分
布フィルタ31を透過したスリットビームL7が、フー
リエ変換レンズ22、開口絞り23、及び逆フーリエ変
換レンズ24を経て、スリットビームL8として斜めに
レチクル1上の照明領域25を照明する。本実施例で
も、照明領域25は、アパーチャ板21の開口とほぼ共
役である。
【0034】図12(a)は図11内の透過率分布フィ
ルタ31の透過率分布を示し、この図12(a)におい
て、透明基板よりなる透過率分布フィルタ31上には、
中央の円形領域32Aを囲むように輪帯領域32B〜3
2Dが形成され、円形領域32A,輪帯領域32B〜3
2Dの透過率は、分布曲線33で示すようにほぼガウス
分布を反転したような分布となっている。即ち、透過率
分布フィルタ31の透過率分布は、中央部で低く(濃度
が濃く)、周辺部になる程高く(濃度が薄く)なってい
る。また、透過率分布フィルタ31の中心が、図12
(b)に示すようにアパーチャ板21Aの開口21aA
の中心と合っている。
【0035】図11において、本実施例によれば、レー
ザ光源5から射出される光ビームL1がガウシアンビー
ムで、且つ中央部と周辺との強度の差が大きい場合に、
透過率分布フィルタ31を通過した後のスリットビーム
L7の断面の強度分布は平滑化され、レチクル1上での
スリットビームL8の強度分布も、図13に示すように
X方向に対してほぼ均一となる。また、図11におい
て、アパーチャ板21Aの開口のエッジでの回折によ
り、照度分布むら(リップル)が生ずる場合には、開口
絞り23の開口径を小さくしてその回折による迷光を低
減又は除去する。これにより、レチクル1上での照度分
布の均一性が更に高まる。
【0036】なお、図14に示すように、図12(b)
の透過率分布フィルタ31の外周部に遮光部(遮光膜等
を被着したもの)32Eを形成して得た透過率分布フィ
ルタ31Aを使用してもよい。これにより、透過率分布
フィルタ31Aをアパーチャ板21Aの直後(直前でも
可)に設置した場合に、アパーチャ板21Aの開口21
aAのエッジでの回折光の発生が抑制され、且つスリッ
トビームの強度分布の均一化が行われる。
【0037】また、図14において、透過率分布フィル
タ31Aとアパーチャ板21Aとを一体化してもよい。
このためには、透過率分布フィルタ31Aの外周部の遮
光膜32Eの内側の形状を開口21aAと等しくして、
アパーチャ板21Aを取り外せばよい。このようにして
得られた透過率分布フィルタを、図11のアパーチャ板
21A及び透過率分布フィルタ31の代わりに設置する
ことにより、少ない部品点数で、ガウシアンビームの強
度分布の平滑化、及び回折に起因する照度分布のリップ
ルの除去が行われる。
【0038】[第5実施例]本実施例では、図15
(a)に示すような、所定の方向で中央部の透過率が低
く且つ周辺部の透過率が高くなるような透過率分布を有
し、且つそれに垂直な方向への透過率分布が一定の透過
率分布フィルタ35Aを使用する。そして、図15
(b)に示すように、例えば図11のレーザ光源5から
射出された光ビームL2の光路上に、透過率分布フィル
タ35Aと、これと同じ透過率を分布を有する透過率分
布フィルタ35Bとを互いに90°回転させて設置す
る。これら2枚の透過率分布フィルタ35A及び35B
は、濃度可変フィルタとも呼ぶことができる。即ち、こ
れら2枚の透過率分布フィルタ35A及び35Bの透過
率分布が変化する方向への位置をそれぞれ調整すること
により、図10(a)に示すようなガウシアンビームだ
けでなく、強度分布が偏よっている(ビーム形状が多少
崩れている)光ビームL1に対しても断面の強度分布を
均一化(平滑化)できる。
【0039】また、図16(a)に示すような円周方向
に次第に透過率分布が変化するような透過率分布フィル
タ36Aを使用してもよい。そして、図16(b)に示
すように、光ビームL1の光路上に、透過率分布フィル
タ36Aと、これと同じ透過率を分布を有する透過率分
布フィルタ36Bとを同じ回転軸37の回りにそれぞれ
回転自在に設置する。これら2枚の透過率分布フィルタ
36A及び36Bも、濃度可変フィルタと呼ぶことがで
きる。これら2枚の透過率分布フィルタ36A及び36
Bの相対回転角、及び全体としての回転角を調整するこ
とにより、種々の強度分布の光ビームL1に対して強度
分布を均一化(平滑化)できる。
【0040】更に、図17(a)〜(d)に示すような
透過率分布フィルタ38A〜38Dを複数枚組み合わせ
て濃度可変フィルタを構成してもよい。また、図18
(a)に示すように、ターレット板39A中にそれぞれ
透過率分布の異なる光学フィルタ41A〜41Fを配置
し、図18(b)に示すように、光ビームL1の光路上
に、ターレット板39A、及びこれと同じターレット板
39Bを回転軸40の回りにそれぞれ回転自在に取り付
けてもよい。この場合も、2枚のターレット板39A及
び39Bの回転位置の組み合せにより、36(=6×
6)通りの強度分布の光ビームL1に対して強度分布を
均一化できる。また、ターレット板39A,39B内の
光学フィルタをそれぞれ別の光学フィルタと交換できる
ようにしてもよい。
【0041】[第6実施例]図19は、本実施例の異物
検査装置の照明光学系を示し、この図11に対応する部
分に同一符号を付して示す図19において、レーザ光源
5から射出された光ビームL1は、ビームエクスパンダ
8を経てアパーチャ板21Aに入射する。アパーチャ板
21Aの矩形開口を通過したスリットビームが、濃度可
変フィルタ部42を経た後、フーリエ変換レンズ22、
開口絞り23、及び逆フーリエ変換レンズ24を経て、
スリットビームL8として斜めにレチクル1上の照明領
域25を照明する。
【0042】この場合、濃度可変フィルタ部42は、例
えば図15(b)の2個の透過率分布フィルタ35A,
35B、図16(b)の2枚の透過率分布フィルタ36
A,36B、又は図18(b)の2枚のターレット板3
9A及び39B等より構成され、内部を通過する光ビー
ムの強度分布を平坦にする機能を有する。従って、本実
施例によれば、例えば予めアパーチャ板21Aを通過す
るスリットビームの強度分布を計測しておき、濃度可変
フィルタ部42を介してその強度分布を均一化すること
により、レチクル1上での照度分布の均一性が高められ
る。
【0043】[第7実施例]図20は、本実施例の異物
検査装置の照明光学系を示し、この図19に対応する部
分に同一符号を付して示す図20において、レーザ光源
5から射出された光ビームL1は、ビームエクスパンダ
8を経てアパーチャ板21Aに入射する。アパーチャ板
21Aの矩形開口を通過したスリットビームが、ビーム
スプリッタ43に入射し、ビームスプリッタ43で反射
されたスリットビームがビームモニタ部44に入射す
る。ビームモニタ部44では、2次元CCD等からなる
撮像素子によりそのスリットビームの強度分布を計測
し、この計測結果を制御部45に供給する。一方、ビー
ムスプリッタ43を透過したスリットビームは濃度可変
フィルタ部42に入射する。
【0044】制御部45は、計測された強度分布に応じ
て駆動部46を介して濃度可変フィルタ部42の透過率
分布を調整することにより、濃度可変フィルタ部42を
通過した後のスリットビームの強度分布を均一にする
(平滑化する)。濃度可変フィルタ部42を経たスリッ
トビームは、フーリエ変換レンズ22、開口絞り23、
及び逆フーリエ変換レンズ24を経て、スリットビーム
L8として斜めにレチクル1を照明する。
【0045】本実施例によれば、自動的に光ビームの強
度分布のむらが補正されるため、例えばレーザ光源5を
交換して光ビームL1の強度分布が変化したような場合
でも、レチクル1上での照度分布を均一に保つことがで
きる。更に、レチクル1に入射する光ビームの強度分布
を一様化することにより、レチクル1の被検面の高さ変
化に伴う異物検出感度のむらも低減できる。
【0046】また、図19及び図20の装置は、異物検
査装置用だけでなく、入射光(レーザ)の強度分布を一
様にする、又は照度むらを除去するといったような用途
にも広く適用できる。なお、本発明は上述実施例に限定
されず本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取
り得ることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、視野絞りにより光ビー
ムの周辺の強度が小さい部分を遮光すると共に、その視
野絞りの開口での回折に起因する照度分布のむら(リッ
プル)を開口絞りにより低減している。従って、被検物
上の照明領域内の光ビームの照度むらを低減して、異物
検出感度をほぼ均一化できる利点がある。また、光源か
ら供給される光ビームの断面での強度分布が、ガウシア
ンビームのように大きく変化しているような場合でも、
被検物上での照度分布はほぼ均一となる。
【0048】次に、フーリエ変換光学系の一部に形成し
た遮光部材により視野絞りを兼用する場合には、光学部
品の部品点数を減らすこともでき、光学系の調整を簡単
にすることもできるという利点がある。また、被検物上
の被検面と視野絞りとを逆フーリエ変換光学系に関して
アオリの関係に配置した場合には、視野絞りの被検物上
への投影像のぼけがなくなるため、被検物上での照度分
布の均一性が高まる。
【0049】更に、視野絞り上に光ビームの強度分布を
所定分布に設定するフィルタ部材を設置した場合には、
光源からの光ビームの強度分布に大きなばらつきがあっ
ても、被検物上での照度分布を均一化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による異物検査装置の第一実施例の照明
光学系を示す斜視図である。
【図2】第1実施例における開口絞り23の動作説明図
である。
【図3】(a)は本発明の第2実施例の要部を示す断面
図、(b)はその第2実施例の変形例の要部を示す断面
図である。
【図4】その第2実施例の別の変形例を示す断面図であ
る。
【図5】(a)は図4を変形した実施例で使用されるア
パーチャ付きフーリエ変換レンズを示す正面図、(b)
はそのアパーチャ付きフーリエ変換レンズを示す側面の
断面図である。
【図6】本発明の第3実施例の要部を示す断面図であ
る。
【図7】その第3実施例の変形例を示す断面図である。
【図8】(a)は図7の実施例で使用されるアパーチャ
付きフーリエ変換レンズを示す正面図、(b)はそのア
パーチャ付きフーリエ変換レンズを示す側面の断面図で
ある。
【図9】図6の第3実施例の原理説明図である。
【図10】(a)は実施例のレーザ光源から射出される
光ビームの強度分布を示す図、(b)は特に対策を施さ
ない場合にレチクル1上で得られる照度分布を示す図で
ある。
【図11】本発明による異物検査装置の第4実施例の照
明光学系を示す斜視図である。
【図12】(a)は図11で使用されている透過率分布
フィルタ31の透過率分布の一例を示す図、(b)はそ
の透過率分布フィルタ31とアパーチャ板21Aとを組
み合わせた状態を示す正面図である。
【図13】図11の実施例において、レチクル上で得ら
れる照度分布の一例を示す図である。
【図14】図12(a)の透過率分布フィルタの変形例
を示す正面図である。
【図15】(a)は本発明の第5実施例で使用される透
過率分布フィルタを示す正面図、(b)はその透過率分
布フィルタを2枚組み合わせた濃度可変フィルタを示す
斜視図である。
【図16】(a)はその第5実施例の変形例で使用され
る透過率分布フィルタを示す正面図、(b)はその透過
率分布フィルタを2枚組み合わせた濃度可変フィルタを
示す斜視図である。
【図17】第5実施例の別の変形例で使用される種々の
透過率分布フィルタを示す正面図である。
【図18】(a)はその第5実施例の更に別の変形例で
使用されるターレット板式の濃度可変フィルタを示す正
面図、(b)はその濃度可変フィルタを2枚組み合わせ
た濃度可変フィルタを示す斜視図である。
【図19】本発明による異物検査装置の第6実施例の照
明光学系を示す構成図である。
【図20】本発明による異物検査装置の第7実施例の照
明光学系を示す構成図である。
【図21】従来の異物検査装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 レチクル 5 レーザ光源 8 ビームエクスパンダ 21,27,21A アパーチャ板 22,22A,22B,22C,22D フーリエ変換
レンズ 23 開口絞り 24,24A,24B,24C,24D 逆フーリエ変
換レンズ 26 遮光膜 31,31A 透過率分布フィルタ 35A,35B 透過率分布フィルタ 42 濃度可変フィルタ部 43 ビームスプリッタ 44 ビームモニタ部 45 制御部46 駆動部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを供給する光源と、 前記光ビームの断面形状を所定形状に伸縮するビーム伸
    縮光学系と、 該ビーム伸縮光学系から射出される光ビームの断面形状
    を所定形状に整形する視野絞りと、を有し、該視野絞り
    を通過した光ビームを被検物上に斜めに照射し、該被検
    物からの光に基づいて該被検物に付着した異物の検査を
    行う装置において、 前記視野絞りと前記被検物との間に、 前記視野絞りを通過した光ビームをフーリエ変換するフ
    ーリエ変換光学系と、 該フーリエ変換光学系によるフーリエ変換面上に配され
    た開口絞りと、 該開口絞りを通過した光ビームをほぼ逆フーリエ変換し
    て前記被検物上に斜めに照射する逆フーリエ変換光学系
    と、を設けたことを特徴とする異物検査装置。
  2. 【請求項2】 前記フーリエ変換光学系の一部に形成し
    た遮光部材により前記視野絞りを兼用することを特徴と
    する請求項1記載の異物検査装置。
  3. 【請求項3】 前記被検物上の被検面と前記視野絞りと
    を前記逆フーリエ変換光学系に関してアオリの関係に配
    置したことを特徴とする請求項1又は2記載の異物検査
    装置。
  4. 【請求項4】 前記視野絞り上に前記光ビームの強度分
    布を所定分布に設定するフィルタ部材を設置したことを
    特徴とする請求項1、2又は3記載の異物検査装置。
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