JPH07229810A - 管の外圧試験装置 - Google Patents

管の外圧試験装置

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JPH07229810A
JPH07229810A JP1974194A JP1974194A JPH07229810A JP H07229810 A JPH07229810 A JP H07229810A JP 1974194 A JP1974194 A JP 1974194A JP 1974194 A JP1974194 A JP 1974194A JP H07229810 A JPH07229810 A JP H07229810A
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JP
Japan
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external pressure
pipe
pressure test
end body
peripheral surface
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Pending
Application number
JP1974194A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Arakawa
範行 荒川
Satoshi Kawahara
聡 川原
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 外圧試験対象管1の外周方を覆う管状の胴体
6と、外圧試験対象管1の一端側および他端側にそれぞ
れ外嵌めされかつ胴体6の両端にそれぞれ着脱自在に接
続される環状の端部体7,8とにより構成され、胴体6
と各端部体7,8との接続部をシールするシール材1
9,23と、端部体7,8の内周面と外圧試験対象管1
の外周面との間をシールするシール材27,31とを設
けた。 【効果】 口径は同じで長さの異なる複数種の外圧試験
対象管1に対して、各種外圧試験対象管1の長さに応じ
た複数種の長さLの胴体6を用意するだけで、両端部体
7,8を各種外圧試験対象管1に対して共通して用いる
ことができるため、製作の手間が省けコストを下げるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば多重管の内側の
管の外圧試験に用いられる外圧試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳鉄管などの水圧試験としては、
管内に規定水圧に達するまで水圧を加え、これを保持し
て漏れの有無を調べていた。しかしながら、最近では、
図5に示すように、例えば地域冷暖房用の配管に内管51
と外管52とから成る二重管53が使用されるようになり、
上記内管51内および外管52内にはそれぞれ液体フロンま
たはフロンガスなどが流されている。このような二重管
53においては、内管51には内圧のみならず外圧も作用す
るため、内管51に対して外圧試験を実施する必要性が生
じた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような内管51に対して外圧試験を行うための専用の装置
は開発されておらず、容易に外圧試験を行うことができ
なかった。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、管の
外圧試験を容易に行うことができる外圧試験装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明における管の外圧試験装置は、外圧試験対象管
の外周方を覆う管状の胴体と、外圧試験対象管の一端側
および他端側にそれぞれ外嵌めされかつ上記胴体の両端
にそれぞれ着脱自在に接続される一対の環状の端部体と
により構成され、上記胴体と各端部体との接続部をシー
ルするシール材と、端部体の内周面と外圧試験対象管の
外周面との間をシールするシール材とをそれぞれ設け、
上記端部体に、圧力流体を胴体内に出し入れする出入部
を設けたものである。
【0006】
【作用】上記構成によると、外圧試験対象管に胴体を外
嵌めするとともに、外圧試験対象管の一端側および他端
側にそれぞれ端部体を外嵌めし、その後、胴体に各端部
体を接続する。これにより、外圧試験対象管の外周方は
胴体で覆われて各シール材で密封される。そして、圧力
流体を出入部から胴体内に注入することにより、外圧試
験対象管と胴体との間は圧力流体で満たされ、外圧試験
対象管に所定の外圧が負荷される。
【0007】また、口径は同じであるが長さの異なる複
数種の外圧試験対象管にそれぞれ外圧試験を行う場合
は、各種外圧試験対象管の長さに応じた複数種の長さの
胴体を用意するだけで、端部体を各種外圧試験対象管に
対して共通して用いることができるため、製作の手間が
省けコストを下げることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1に示すように、1は外圧試験対象管
であり、この外圧試験対象管1は例えば多重管の内管に
使用されるものである。上記外圧試験対象管1はダクタ
イル鋳鉄製の円管であり、その一端には受口2が形成さ
れ、他端には挿口3が形成されている。
【0009】また、5は外圧試験装置であり、外圧試験
対象管1の外周方を覆う円管状の胴体6と、外圧試験対
象管1の一端側および他端側にそれぞれ外嵌めされかつ
上記胴体6の両端にそれぞれ着脱自在に接続される一対
の円筒状の第1および第2端部体7,8とにより構成さ
れている。
【0010】上記胴体6の一端部には胴体受口9が形成
され、他端部には胴体挿口10が形成されている。上記胴
体受口9の先端には胴体フランジ部11が形成されてい
る。上記第1端部体7の一端には端部体フランジ部12が
形成され、第1端部体7の他端には、上記胴体受口9に
嵌め込み可能な端部体挿口13が形成されている。この端
部体挿口13の内径は上記胴体6の内径とほぼ同一に形成
されている。
【0011】上記第2端部体8の一端には、上記胴体挿
口10が嵌め込み可能な端部体受口14が形成され、この端
部体受口14の先端および第2端部体8の他端にはそれぞ
れ端部体フランジ部15,16が形成されている。上記端部
体受口14の内径は上記胴体6の内径とほぼ同一に形成さ
れている。
【0012】上記胴体受口9の内周面には、第1端部体
7の端部体挿口13の外周面に圧接するリング状のシール
材19が嵌め込まれている。そして、第1端部体7の端部
体挿口13には、上記シール材19を胴体受口9側に押すた
めの円環状の押し輪20が管長方向に移動自在に外嵌めさ
れている。この押し輪20はボルト,ナット21を介して胴
体フランジ部11に着脱自在に連結されている。したがっ
て、シール材19は、上記押し輪20で胴体受口9側に押さ
れることにより、胴体受口9の内周面と第1端部体7の
端部体挿口13の外周面とに圧接して、これら内外周面の
間をシールする。
【0013】同様に、上記第2端部体8の端部体受口14
の内周面には、胴体挿口10の外周面に圧接するリング状
のシール材23が嵌め込まれている。そして、この胴体挿
口10には、上記シール材23を第2端部体8の端部体受口
14側に押すための円環状の押し輪24が管長方向に移動自
在に外嵌めされている。この押し輪24はボルト,ナット
25を介して第2端部体8の一方の端部体フランジ部15に
着脱自在に連結されている。したがって、シール材23
は、上記押し輪24で第2端部体8の端部体受口14側に押
されることにより、第2端部体8の端部体受口14の内周
面と胴体挿口10の外周面とに圧接して、これら内外周面
の間をシールする。
【0014】また、上記第1端部体7の一端部の内周面
には、外圧試験対象管1の外周面に圧接するリング状の
シール材27が嵌め込まれている。そして、この外圧試験
対象管1の一端側には、上記シール材27を第1端部体7
側に押すための円環状の押し輪28が管長方向に移動自在
に外嵌めされている。この押し輪28はボルト,ナット29
を介して第1端部体7の端部体フランジ部12に着脱自在
に連結されている。したがって、シール材27は、上記押
し輪28で第1端部体7側に押されることにより、第1端
部体7の一端部の内周面と外圧試験対象管1の外周面と
に圧接して、これら内外周面の間をシールする。
【0015】同様に、上記第2端部体8の他端部の内周
面には、外圧試験対象管1の外周面に圧接するリング状
のシール材31が嵌め込まれている。そして、この外圧試
験対象管1の他端側には、上記シール材31を第2端部体
8側に押すための円環状の押し輪32が管長方向に移動自
在に外嵌めされている。この押し輪32はボルト,ナット
33を介して第2端部体8の他方の端部体フランジ部16に
着脱自在に連結されている。したがって、シール材31
は、上記押し輪32で第2端部体8側に押されることによ
り、第2端部体8の他端部の内周面と外圧試験対象管1
の外周面とに圧接して、これら内外周面の間をシールす
る。
【0016】上記第1端部体7および第2端部体8には
それぞれ水35(圧力流体の一例)を胴体6内に出し入れ
する出入部36,37が設けられている。各出入部36,37に
は注入管38と排出管39が接続され、これら注入管38と排
出管39にはそれぞれ圧力調節用のバルブ(図示せず)が
設けられている。
【0017】以下、上記構成における作用を説明する。
先ず、第1端部体7にシール材27と押し輪28とを取付け
た状態で、この第1端部体7を外圧試験対象管1の他端
側(すなわち挿口3側)から外嵌めして一端側(すなわ
ち受口2側)へ移動させる。その後、胴体6にシール材
19と押し輪20とを取付けた状態で、この胴体6を外圧試
験対象管1の他端側から外嵌めし、上記第1端部体7の
端部体挿口13を胴体6の胴体受口9に嵌め込む。そし
て、第2端部体8にシール材23,31と押し輪24,32とを
取付けた状態で、この第2端部体8を外圧試験対象管1
の他端側から外嵌めし、上記胴体6の胴体挿口10を第2
端部体8の端部体受口14に嵌め込む。
【0018】その後、第1端部体7のボルト,ナット29
を締め込んで、押し輪28によりシール材27を第1端部体
7の内周面と外圧試験対象管1の外周面とに圧接させる
ことにより、これら内外周面の間をシールする。これと
同様にして、胴体受口9の内周面と第1端部体7の端部
体挿口13の外周面との間をシール材19でシールし、第2
端部体8の端部体受口14の内周面と胴体挿口10の外周面
との間をシール材23でシールし、第2端部体8の内周面
と外圧試験対象管1の外周面との間をシール材31でシー
ルする。
【0019】これにより、外圧試験対象管1の外周方は
胴体6で覆われ各シール材19,23,27,31で密封され
る。そして、第1端部体7の出入部36から水35を胴体6
内に注入することにより、外圧試験対象管1と胴体6と
の間は水35で満たされ、外圧試験対象管1に所定の外圧
(水圧)が負荷される。尚、水35の排出は第2端部体8
の出入部37から行われる。また、注入管38と排出管39と
に設けられた圧力調節用のバルブを開閉することによ
り、外圧試験対象管1に負荷される外圧を調節できる。
また、外圧試験終了後は、上記と逆の手順で外圧試験装
置5を外圧試験対象管1から取り外せばよい。
【0020】また、図2,図3に示すように、口径は同
じであるが長さの異なる複数種の外圧試験対象管1a,
1bにそれぞれ外圧試験を行う場合は、各種外圧試験対
象管1a,1bの長さに応じた複数種の長さLの胴体6
a,6bを用意するだけで、第1および第2端部体7,
8を各種外圧試験対象管1a,1bに対して共通して用
いることができるため、製作の手間が省けコストを下げ
ることができる。
【0021】上記実施例では、第1端部体7と第2端部
体8と胴体6とを別々の状態で外圧試験対象管1に外嵌
めしているが、前以て胴体6に第1端部体7と第2端部
体8とを接続して外圧試験装置5を組立て、その後、外
圧試験装置5ごと外圧試験対象管1に外嵌めしてもよ
い。また、外圧試験装置5を組立てた後、外圧試験対象
管1を外圧試験装置5に挿入してもよい。
【0022】上記実施例では、圧力流体の一例として水
35を使用したが油などの他の液体を用いてもよく、ま
た、気圧で試験する場合は空気や不活性ガスなどの気体
を使用してもよい。
【0023】上記実施例では、水35を第1端部体7の出
入部36から注入し第2端部体8の出入部37から排出して
いるが、第1端部体7の出入部36から排出し第2端部体
8の出入部37から注入してもよい。
【0024】上記実施例において、各押し輪20,24,2
8,32を二つ割り構造にして、これら押し輪20,24,2
8,32の着脱を容易にしてもよい。以下、本発明の他の
実施例を図4に基づいて説明する。
【0025】一方の外圧試験対象管45に第1端部体7を
外嵌めした後、一方の外圧試験対象管45の挿口3を他方
の外圧試験対象管46の受口2に差し込んで一方の外圧試
験対象管45と他方の外圧試験対象管46とを接続し、胴体
6を他方の外圧試験対象管46の他端側(挿口3側)から
外嵌めしてこの胴体6で一方の外圧試験対象管45の挿口
3と他方の外圧試験対象管46の受口2との外周方を覆
い、その後、他方の外圧試験対象管46に第2端部体8を
外嵌めする。
【0026】これによると、胴体6に第1端部体7と第
2端部体8とを接続することにより、一方の外圧試験対
象管45と他方の外圧試験対象管46との継手部47の外圧試
験も容易に行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外圧試験
対象管に胴体を外嵌めするとともに、外圧試験対象管の
一端側および他端側にそれぞれ端部体を外嵌めし、その
後、胴体に各端部体を接続することにより、外圧試験対
象管の外周方は胴体で覆われて各シール材で密封され
る。そして、圧力流体を出入部から胴体内に注入するこ
とにより、外圧試験対象管と胴体との間は圧力流体で満
たされ、外圧試験対象管に所定の外圧が負荷される。こ
のように、上記のような外圧試験装置を用いることによ
り、容易に管の外圧試験を実施できる。
【0028】また、口径は同じであるが長さの異なる複
数種の外圧試験対象管にそれぞれ外圧試験を行う場合
は、各種外圧試験対象管の長さに応じた複数種の長さの
胴体を用意するだけで、端部体を各種外圧試験対象管に
対して共通して用いることができるため、製作の手間が
省けコストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における外圧試験装置の断面
図である。
【図2】外圧試験対象管が長い場合における、外圧試験
装置の側面図である。
【図3】外圧試験対象管が短い場合における、外圧試験
装置の側面図である。
【図4】本発明の他の実施例における外圧試験装置の断
面図である。
【図5】従来の二重管の断面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 外圧試験対象管 5 外圧試験装置 6,6a,6b 胴体 7,8 端部体 19,23 シール材 27,31 シール材 35 水(圧力流体) 36,37 出入部 45,46 外圧試験対象管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外圧試験対象管の外周方を覆う管状の胴
    体と、外圧試験対象管の一端側および他端側にそれぞれ
    外嵌めされかつ上記胴体の両端にそれぞれ着脱自在に接
    続される一対の環状の端部体とにより構成され、上記胴
    体と各端部体との接続部をシールするシール材と、端部
    体の内周面と外圧試験対象管の外周面との間をシールす
    るシール材とをそれぞれ設け、上記端部体に、圧力流体
    を胴体内に出し入れする出入部を設けたことを特徴とす
    る管の外圧試験装置。
JP1974194A 1994-02-17 1994-02-17 管の外圧試験装置 Pending JPH07229810A (ja)

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JP1974194A JPH07229810A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 管の外圧試験装置

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JP1974194A JPH07229810A (ja) 1994-02-17 1994-02-17 管の外圧試験装置

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