JPH07229731A - 長尺物における水平張出部材の検出方法 - Google Patents

長尺物における水平張出部材の検出方法

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JPH07229731A
JPH07229731A JP2292694A JP2292694A JPH07229731A JP H07229731 A JPH07229731 A JP H07229731A JP 2292694 A JP2292694 A JP 2292694A JP 2292694 A JP2292694 A JP 2292694A JP H07229731 A JPH07229731 A JP H07229731A
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JP
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JP2292694A
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Inventor
Shigeru Shibata
滋 柴田
Tetsuya Tsunetsugu
哲也 常次
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 H形鋼1を移動させながら、検出センサ11に
よりH形鋼1の端面を検出するとともに、被検出物Aの
上下位置に配置された一対の距離センサ12,13 により被
検出物A表面までの各距離および表面の通過時間を測定
し、この距離センサ12,13 により得られた被検出物A表
面までの距離および通過時間より、被検出物Aの厚さお
よび長さを検出するとともに、これら各測定値に基づき
被検出物Aがブラケット4であるかどうかを判定し、か
つ検出センサ11からの検出信号に基づき、ブラケット4
のH形鋼1端面からの取付位置を求めるようにした検出
方法である。 【効果】 容易かつ簡単な構成でありながら、ブラケッ
トの有無およびその取付位置を検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺物における水平張
出部材の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、鉄骨に利用される形鋼材(長尺
物)、例えばH形鋼に取り付けられるブレス用ブラケッ
ト、仕口などの水平張出部材の取付位置、またはその取
付の有無などが自動的に検出する試みが成されている。
【0003】このため、このような水平張出部材を検出
する装置として、CCD撮像素子などを使用した画像処
理装置が使用されている。この場合、撮像素子により検
出された画像に所定の処理を施し、この被検出物と水平
張出部材の形状データとを比較して、水平張出部材であ
ることを確認し、水平張出部材の有無およびその取付位
置が検出されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
検出方法によると、被検出物の撮像データを画像処理す
る必要が生じるとともに、この画像処理により検出され
た被検出物と予め入力された水平張出部材の画像データ
とを比較するため、非常に多くの演算処理を行う必要が
生じ、そのための演算制御部が複雑になるとともに、形
状の異なる水平張出部材がある場合には、各水平張出部
材ごとに、その形状データを予めコンピュータなどの記
憶装置に入力しなければならず、非常に手間がかかると
いう問題があった。
【0005】そこで、本発明は上記問題を解消し得る長
尺物における水平張出部材の検出方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の長尺物における水平張出部材の検出方法
は、長尺物から水平方向に突設された水平張出部材の検
出方法であって、長尺物を所定方向に移動させながら、
検出センサにより長尺物の端面を検出するとともに、水
平張出部材の上下位置に配置された一対の距離センサに
より被検出物の表面までの各距離および表面の通過時間
を測定し、この距離センサにより得られた被検出物表面
までの距離および通過時間より、被検出物の厚さおよび
長さを検出するとともに、これら各測定値に基づき被検
出物が水平張出部材であるかどうかを判定し、かつ上記
検出センサからの検出信号に基づき、上記水平検出張出
部材の長尺物端面からの取付位置を求める検出方法であ
る。
【0007】
【作用】上記の構成によると、検出センサおよび距離セ
ンサを使用して、長尺物に取り付けられている被検出物
までの距離および検出時間を測定するとともに、これら
各測定値に基づき被検出物が水平張出部材であるかどう
かを判定するため、容易にかつ簡単な構成でもって、水
平張出部材の有無およびその取付位置を検出することが
できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
き説明する。図1〜図3において、1はH形鋼(長尺物
の一例)で、ウエブ部2と、このウエブ部2の両端部に
形成された上下のフランジ部3とから構成され、さらに
このH形鋼1の上下のフランジ部3間に、かつフランジ
部3と平行な水平方向で、フランジ部3の端面より外方
に突出するように設けられたブレース用ブラケット(水
平張出部材)4が取り付けられている。
【0009】そして、本発明においては、このようなH
形鋼1のウエブ部2の上下フランジ部3間に突設された
ブレース用ブラケット(以下、単にブラケットという)
4およびその取付位置を検出する方法を提供するもので
あり、上記H形鋼1をそのウエブ部2の表面に沿う方
向、すなわちその長手方向に沿って移動させながら、H
形鋼1のウエブ部2の側方に配置されてH形鋼1の端面
を検出する超音波式検出センサ11およびH形鋼1の側
方の上下に配置された一対の超音波式距離センサ12,
13により、ブラケット4を検出するとともにその取付
位置をも検出するものである。
【0010】また、図示していないが、上記検出センサ
11および各距離センサ12,13から得られた検出信
号を入力して所定の演算を行うとともに、予め入力され
たH形鋼1のフランジ部3の表面から一方の距離セン
サ、例えば下側の距離センサ13までの距離(H0 )お
よび両方の距離センサ12,13同士の間の距離
(H)、H形鋼1の移動速度(V)、および被検出物で
あるブラケット4の判定基準寸法などの各データに基づ
き、所定の演算および比較を行う演算処理装置(例え
ば、マイクロコンピュータなどを有している)が具備さ
れている。
【0011】以下、被検出物がブラケット4であるかど
うかの判定およびその取付位置の検出方法を具体的に説
明する。まず、H形鋼1の端面を検出するための超音波
式検出センサ11および被検出物の検出を行うための上
下一対の超音波式距離センサ12,13を、例えば移動
台車(図示せず)により移動されるH型鋼1の移動経路
の側方に配置しておく。勿論、上述したように、各セン
サ11〜13の位置データは、予め演算処理装置に入力
されている。
【0012】次に、H形鋼1を移動台車により、所定の
速度(V)でもって移動させるとともに、検出センサ1
1および両距離センサ12,13から超音波を発射し、
H形鋼1の端面の検出が行われるとともにブラケット
(以下、被検出物Aという)までの距離(h1 ,h2
が検出される。また、これと同時に、検出センサ11か
らの被検出物Aの検出時間(T0 )も測定されるととも
に、被検出物A自体の検出時間(T)も一緒に検出され
る。
【0013】そして、両距離センサ12,13で測定さ
れた距離データ(h1 ,h2 )および被検出物Aを検出
していた時間データ(T)が演算処理装置に送られ、こ
こでこれら各データに基づき、被検出物Aが所定のブラ
ケット4であるかどうかが判定される。
【0014】すなわち、予め入力されている両距離セン
サ12,13間の距離(H)から両距離センサ12,1
3で得られた距離データ(h1 ,h2 )の合計を引け
ば、被検出物Aの厚み(t)が得られる。
【0015】また、両距離センサ12,13による測定
時間(T)と移動台車の速度(V)より、被検出物Aの
長さ(B)が求められる。そして、演算処理装置におい
て、上記求められた被測定物Aの長さが予め入力されて
いるブラケットの最小長さ以上であるか、また被検出物
Aの厚みがブラケットの最大板厚よりも小さい(薄い)
かどうかが判断される。
【0016】そして、上記の条件を満足していれば、被
検出物Aがブラケット4であると判断される。また、検
出センサ11からいずれかの距離センサ12,13によ
る被検出物Aを検出するまでの時間(すなわち、ブラケ
ット4の前端面まで検出する時間)(T0 )に基づき、
その被検出物Aであるブラケット4のH型鋼1端面から
の距離(S)、すなわち取付位置を演算により求めるこ
とができ、さらに被検出物Aであるブラケット4の上下
方向における取付位置は、例えば下方の距離センサ13
による測定距離(h2 )からH形鋼1下面までの距離
(H0 )を引くことにより、求めることができる。
【0017】このように、検出センサ11および距離セ
ンサ12,13を使用して、容易にH形鋼1に取り付け
られているブラケット4の有無およびその取付位置を検
出することができる。
【0018】なお、上記説明においては、被検出物Aの
長さを、上下いずれかの距離センサ12,13における
検出時間を使用して求めるようにしたが、例えば検出セ
ンサ11により、H形鋼1の端面から被検出物Aの前端
面までの距離を求めたように、端面から被検出物Aの後
端部までの距離を求めて、これら両距離を減算すること
により、被検出物Aの長さを求めることもできる。
【0019】また、図4および図5に示すように、被検
出物Aが仕口21である場合にも、上記と同様の方法に
より、被検出物Aが仕口21であるかどうかが判定され
るとともに、その取付位置も容易に検出することができ
る。
【0020】但し、この場合、仕口21の最小長さ(最
小幅ともいう)(B11)、および仕口21の最小高さ
(h11)が、予め、演算処理装置に入力されており、こ
れらの設定値により、被検出物Aが仕口21であるかど
うかが判定される。
【0021】このように、所定速度で移動しているH形
鋼1の側方に、検出センサ11および上下一対の距離セ
ンサ12,13を配置して、H形鋼1の端面から被検出
物Aまでの距離、および被検出物Aの検出時間を測定す
るだけで、従来のように、画像処理により検出していた
場合に比べて、画像処理および検出すべき物体であるブ
ラケット、仕口などの形状データの入力が不要となり、
したがって簡単な装置でかつ極めて容易に、H形鋼1に
取り付けられたブラケット、仕口などの有無およびその
取付位置を検出することができる。
【0022】図6に示すように、ブラケット4、仕口2
1の他に、ガセット31、パイプ32なども、同様に検
出することができる。勿論、この場合、被検出物がガセ
ット31、またはパイプ32であることを判定するため
の、寸法が演算処理装置に入力されている。
【0023】また、上記実施例においては、距離センサ
として超音波を使用したものについて説明したが、反射
測定形式の距離センサ、例えばレーザ光線を用いたもの
を使用してもよい。
【0024】なお、上記の検査方法は、例えば部品の自
動検査ライン、塗装ラインなどに設けられて、部品の自
動測定、部品の位置検出などに利用される。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明の検出方法による
と、検出センサおよび距離センサを使用して、長尺物に
取り付けられている被検出物までの距離および検出時間
を測定するとともに、これらの各測定値に基づき被検出
物が水平張出部材であるかどうかを判定するようにした
ので、容易にかつ簡単な構成でもって、水平張出部材の
有無およびその取付位置を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における検出方法を説明する
斜視図である。
【図2】同実施例における検出方法を説明する側面図で
ある。
【図3】図2のC−C矢視図である。
【図4】同実施例における他の部材の検出方法を説明す
る側面図である。
【図5】図4のD−D矢視図である。
【図6】同実施例における被検出物の具体例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 H形鋼 2 ウエブ部 3 フランジ部 4 ブラケット 11 検出センサ 12,13 距離センサ 21 仕口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺物から水平方向に突設された水平張出
    部材の検出方法であって、長尺物を所定方向に移動させ
    ながら、検出センサにより長尺物の端面を検出するとと
    もに、水平張出部材の上下位置に配置された一対の距離
    センサにより被検出物の表面までの各距離および表面の
    通過時間を測定し、この距離センサにより得られた被検
    出物表面までの距離および通過時間より、被検出物の厚
    さおよび長さを検出するとともに、これら各測定値に基
    づき被検出物が水平張出部材であるかどうかを判定し、
    かつ上記検出センサからの検出信号に基づき、上記水平
    検出張出部材の長尺物端面からの取付位置を求めること
    を特徴とする長尺物における水平張出部材の検出方法。
JP2292694A 1994-02-22 1994-02-22 長尺物における水平張出部材の検出方法 Pending JPH07229731A (ja)

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