JPH07229010A - 汎用植毛装置 - Google Patents
汎用植毛装置Info
- Publication number
- JPH07229010A JPH07229010A JP5654394A JP5654394A JPH07229010A JP H07229010 A JPH07229010 A JP H07229010A JP 5654394 A JP5654394 A JP 5654394A JP 5654394 A JP5654394 A JP 5654394A JP H07229010 A JPH07229010 A JP H07229010A
- Authority
- JP
- Japan
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- hair
- adhesive
- hairs
- flocking
- storage container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41G—ARTIFICIAL FLOWERS; WIGS; MASKS; FEATHERS
- A41G5/00—Hair pieces, inserts, rolls, pads, or the like; Toupées
- A41G5/004—Hair pieces
- A41G5/0086—Applicators or tools for applying hair extensions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 頭皮に毛髪を接着することによって植毛する
植毛装置は、従来においては、植毛用の毛髪および接着
用の接着剤が植毛器の内部に収納されていたので、これ
らを大量に使用する業務用等の場合には、それらの補給
を頻繁に行わなければならないという不具合を解消す
る。 【構成】 植毛用の毛髪および接着剤を貯溜する貯溜容
器1と、この貯溜容器から植毛器3に毛髪および接着剤
を供給移送する供給移送管4からなる供給移送手段、な
らびに、接着植毛作業を行う植毛器による植毛手段をも
って構成する。
植毛装置は、従来においては、植毛用の毛髪および接着
用の接着剤が植毛器の内部に収納されていたので、これ
らを大量に使用する業務用等の場合には、それらの補給
を頻繁に行わなければならないという不具合を解消す
る。 【構成】 植毛用の毛髪および接着剤を貯溜する貯溜容
器1と、この貯溜容器から植毛器3に毛髪および接着剤
を供給移送する供給移送管4からなる供給移送手段、な
らびに、接着植毛作業を行う植毛器による植毛手段をも
って構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用その他多用途に
わたって広く一般に用いられる接着植毛による汎用植毛
装置に関するものである。
わたって広く一般に用いられる接着植毛による汎用植毛
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人体の頭部にある毛髪が抜け落ちたとき
には、毛髪を補って容姿を整えるために、頭部に植毛す
ることが広く行われている。その植毛の方法として各種
のものが行われているが、頭皮を傷つけることがない等
のために、毛髪を直接頭皮に接着する植毛方法が採用さ
れるに至っている。
には、毛髪を補って容姿を整えるために、頭部に植毛す
ることが広く行われている。その植毛の方法として各種
のものが行われているが、頭皮を傷つけることがない等
のために、毛髪を直接頭皮に接着する植毛方法が採用さ
れるに至っている。
【0003】その接着による植毛方法を実施するための
好適な植毛装置として、本出願人は特願平4−1299
33をもって特許出願をしているものである。この植毛
装置は、植毛器自体に植毛用の毛髪および毛髪を頭皮に
接着するための接着剤を内蔵したものであるので、個人
用として植毛する場合はコンパクトであって好都合であ
る。しかしながら、この植毛器に内蔵される毛髪および
接着剤はあまり多量ではないので、業務用として使用す
る場合等には、それらの消耗資材を頻繁に補給しなけれ
ばならないという不具合があった。また、業務用に使用
する場合は、植毛しようとする毛髪の太さや色が多様で
あるので、毛髪および接着剤の補給が極めて容易な植毛
器の開発が強く望まれている。
好適な植毛装置として、本出願人は特願平4−1299
33をもって特許出願をしているものである。この植毛
装置は、植毛器自体に植毛用の毛髪および毛髪を頭皮に
接着するための接着剤を内蔵したものであるので、個人
用として植毛する場合はコンパクトであって好都合であ
る。しかしながら、この植毛器に内蔵される毛髪および
接着剤はあまり多量ではないので、業務用として使用す
る場合等には、それらの消耗資材を頻繁に補給しなけれ
ばならないという不具合があった。また、業務用に使用
する場合は、植毛しようとする毛髪の太さや色が多様で
あるので、毛髪および接着剤の補給が極めて容易な植毛
器の開発が強く望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
要望に応えるべくしてなされたものであって、業務用そ
の他の植毛装置として、植毛用の毛髪および接着剤を多
量に供給することが出来るような植毛装置を提供するこ
とを目的とする。また、このようにするならば、個人用
として使用する場合にも、頻繁に毛髪および接着剤を補
給する必要がなくなる。
要望に応えるべくしてなされたものであって、業務用そ
の他の植毛装置として、植毛用の毛髪および接着剤を多
量に供給することが出来るような植毛装置を提供するこ
とを目的とする。また、このようにするならば、個人用
として使用する場合にも、頻繁に毛髪および接着剤を補
給する必要がなくなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は次のような構成としている。すなわ
ち、本発明が採用する主たる構成は、植毛用の毛髪、お
よび、頭皮に毛髪を接着植毛する接着剤を貯溜容器内に
貯溜し、かつ、該接着剤を送出する圧送ポンプを該貯溜
容器内に設けた貯溜手段と、前記毛髪および接着剤を接
着植毛を行う植毛器に供給移送する毛髪の導管ならびに
接着剤の導管を備えた供給移送手段と、手に持つことが
でき、先端に開口部が設けられ、基部に前記貯溜容器よ
り供給移送される植毛用の毛髪および接着剤の供給移送
口を設けたケース内に、供給移送された毛髪の先端部を
チャックにより把持し、前記ケース内に設けられた、ほ
ぼ長円形の周回路を該チャックが移動して、複数本の毛
髪をV字状またはU字状に引き出す毛髪引出機構と、該
毛髪引出機構によりV字状またはU字状に引き出された
複数本の毛髪を供給移送された毛髪から切り離す毛髪切
断機構と、該毛髪切断機構により切り離されたV字状ま
たはU字状の複数本の毛髪の頂点部をケースの先端開口
部から前方へ押し出すべく前記周回路の内側を、移送供
給された瞬間接着剤を貯溜する接着剤容器が前後進し、
該接着剤容器の偏平ノズルから所定量の瞬間接着剤を排
出させて前記毛髪の頂点部に付着させる植毛手段とを具
備してなる点を要旨とする汎用植毛装置である。
めに、この発明は次のような構成としている。すなわ
ち、本発明が採用する主たる構成は、植毛用の毛髪、お
よび、頭皮に毛髪を接着植毛する接着剤を貯溜容器内に
貯溜し、かつ、該接着剤を送出する圧送ポンプを該貯溜
容器内に設けた貯溜手段と、前記毛髪および接着剤を接
着植毛を行う植毛器に供給移送する毛髪の導管ならびに
接着剤の導管を備えた供給移送手段と、手に持つことが
でき、先端に開口部が設けられ、基部に前記貯溜容器よ
り供給移送される植毛用の毛髪および接着剤の供給移送
口を設けたケース内に、供給移送された毛髪の先端部を
チャックにより把持し、前記ケース内に設けられた、ほ
ぼ長円形の周回路を該チャックが移動して、複数本の毛
髪をV字状またはU字状に引き出す毛髪引出機構と、該
毛髪引出機構によりV字状またはU字状に引き出された
複数本の毛髪を供給移送された毛髪から切り離す毛髪切
断機構と、該毛髪切断機構により切り離されたV字状ま
たはU字状の複数本の毛髪の頂点部をケースの先端開口
部から前方へ押し出すべく前記周回路の内側を、移送供
給された瞬間接着剤を貯溜する接着剤容器が前後進し、
該接着剤容器の偏平ノズルから所定量の瞬間接着剤を排
出させて前記毛髪の頂点部に付着させる植毛手段とを具
備してなる点を要旨とする汎用植毛装置である。
【0006】
【作用】以上のように構成したので、本発明に係る汎用
植毛装置によるときは、植毛用の毛髪および毛髪を頭髪
に接着するための接着剤を植毛器に大量に供給すること
ができる。したがって、従来のように植毛器に内蔵され
ている植毛用の毛髪および接着剤によって植毛作業を行
うときのように、毛髪および接着剤を頻繁に補給する必
要がなく、長時間にわたって植毛作業を安定して継続す
ることができる。また、植毛用の毛髪として、各種の太
さのものや、需要者が所望する各種の色の毛髪をリール
に巻いて貯溜容器内に収納しておき、これらを選択的に
送り出すことが可能であるようにしておけば、作業効率
を一層向上させることができる。
植毛装置によるときは、植毛用の毛髪および毛髪を頭髪
に接着するための接着剤を植毛器に大量に供給すること
ができる。したがって、従来のように植毛器に内蔵され
ている植毛用の毛髪および接着剤によって植毛作業を行
うときのように、毛髪および接着剤を頻繁に補給する必
要がなく、長時間にわたって植毛作業を安定して継続す
ることができる。また、植毛用の毛髪として、各種の太
さのものや、需要者が所望する各種の色の毛髪をリール
に巻いて貯溜容器内に収納しておき、これらを選択的に
送り出すことが可能であるようにしておけば、作業効率
を一層向上させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にしたがって説
明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施例は、
本発明の具体的な一例であるに過ぎず、なんら本発明の
技術的範囲を限定する性格のものではない。
明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施例は、
本発明の具体的な一例であるに過ぎず、なんら本発明の
技術的範囲を限定する性格のものではない。
【0008】ここに、図1は本発明に係る植毛装置の1
実施例を示す斜視図、図2は図1の植毛装置を使用して
植毛作業を行うときの斜視図、図3は本植毛装置に使用
する植毛器の側面図、図4は図3の植毛器の縦断側面
図、図5は他の実施例である壁掛け型の植毛装置の斜視
図であり、図6は他の実施例であるスタンド型の植毛装
置の斜視図である。また、1は貯溜容器、2は毛髪の導
管、3は植毛器、4は供給移送管、5−1、5−2、5
−3および5−4は節脚、6は供給移送口、7は接着剤
の導管、8は周回路、9はリール、10はケース、11
はロック、12はグリップ、13はVノズル、14はカ
ウンタ、15はメインスイッチ、16は開閉蓋、50は
毛髪接着機構、51は接着剤容器、52は偏平ノズル、
60は植毛用の毛髪である。
実施例を示す斜視図、図2は図1の植毛装置を使用して
植毛作業を行うときの斜視図、図3は本植毛装置に使用
する植毛器の側面図、図4は図3の植毛器の縦断側面
図、図5は他の実施例である壁掛け型の植毛装置の斜視
図であり、図6は他の実施例であるスタンド型の植毛装
置の斜視図である。また、1は貯溜容器、2は毛髪の導
管、3は植毛器、4は供給移送管、5−1、5−2、5
−3および5−4は節脚、6は供給移送口、7は接着剤
の導管、8は周回路、9はリール、10はケース、11
はロック、12はグリップ、13はVノズル、14はカ
ウンタ、15はメインスイッチ、16は開閉蓋、50は
毛髪接着機構、51は接着剤容器、52は偏平ノズル、
60は植毛用の毛髪である。
【0009】本発明に係る植毛装置の貯溜容器1は、植
毛作業を行う作業者の近傍であって操作が容易な位置に
設けられ、その内部に植毛用の複数本の毛髪60および
毛髪60を頭皮に瞬間接着するための接着剤を貯溜し、
その接着剤を圧送する図示しない圧送ポンプが装備され
ている。図1における貯溜容器1は、植毛作業を行う美
容室などの作業室の天井に、全周にわたって回転自在な
るように取り付けられている。植毛用の複数本の毛髪6
0は、図1に示すようにリール9に巻いたものを、カセ
ット式に貯溜容器1内に装填する方式としているから、
取扱いが至便である。図1の植毛装置では、太さや色が
異なる2種類の毛髪を貯溜容器1内に収納し、所望の毛
髪を選択的に植毛器3に供給する送出機が貯溜容器1内
に設けられている。16はリールを貯溜容器1内に装填
するための開閉蓋である。
毛作業を行う作業者の近傍であって操作が容易な位置に
設けられ、その内部に植毛用の複数本の毛髪60および
毛髪60を頭皮に瞬間接着するための接着剤を貯溜し、
その接着剤を圧送する図示しない圧送ポンプが装備され
ている。図1における貯溜容器1は、植毛作業を行う美
容室などの作業室の天井に、全周にわたって回転自在な
るように取り付けられている。植毛用の複数本の毛髪6
0は、図1に示すようにリール9に巻いたものを、カセ
ット式に貯溜容器1内に装填する方式としているから、
取扱いが至便である。図1の植毛装置では、太さや色が
異なる2種類の毛髪を貯溜容器1内に収納し、所望の毛
髪を選択的に植毛器3に供給する送出機が貯溜容器1内
に設けられている。16はリールを貯溜容器1内に装填
するための開閉蓋である。
【0010】この貯溜容器1から、接着植毛をおこなう
植毛器3まで、植毛用の複数本の毛髪60および接着剤
を供給移送する供給移送管4が接合されている。図1に
示す植毛装置においては、供給移送管4は植毛器3を上
下左右に自在に揺動することが可能なように、相互に屈
折し得るようにした節脚5−1、5−2、5−3、およ
び、5−4に沿って導設されている。図2は節脚5−
1、5−2、5−3および5−4をA矢の方向に開脚し
て、植毛器3を植毛作業を行う位置に下げた状況を示
す。
植毛器3まで、植毛用の複数本の毛髪60および接着剤
を供給移送する供給移送管4が接合されている。図1に
示す植毛装置においては、供給移送管4は植毛器3を上
下左右に自在に揺動することが可能なように、相互に屈
折し得るようにした節脚5−1、5−2、5−3、およ
び、5−4に沿って導設されている。図2は節脚5−
1、5−2、5−3および5−4をA矢の方向に開脚し
て、植毛器3を植毛作業を行う位置に下げた状況を示
す。
【0011】植毛器3は図3に示すように、樹脂製のケ
ース10を具備している。このケース10は、片手に持
つことができる大きさで、ロック11を操作することに
より開放され、両側面には滑り止めのグリップ12が設
けられている。また、ケース10の先端部には、サブス
イッチを兼ねる偏平なVノズル13が取り付けられてお
り、一方の側面には液晶からなるカウンタ14ならびに
メインスイッチ15が設けられている。
ース10を具備している。このケース10は、片手に持
つことができる大きさで、ロック11を操作することに
より開放され、両側面には滑り止めのグリップ12が設
けられている。また、ケース10の先端部には、サブス
イッチを兼ねる偏平なVノズル13が取り付けられてお
り、一方の側面には液晶からなるカウンタ14ならびに
メインスイッチ15が設けられている。
【0012】この植毛器3の供給移送口6から前記供給
移送管4内にある毛髪の導管2が植毛器3の内部に導か
れている。複数本の植毛用の毛髪60は毛髪の導管2内
を移送され、植毛器3の内部に設けられているリミット
スイッチの検知によって、チャック33の位置(B点)
に毛髪60が到達すると送出を停止する。また、貯溜容
器1から接着剤の導管7を経て植毛器3内に送られた接
着剤は、植毛器3の内部に設けられている接着剤容器5
1内に送り込まれる。
移送管4内にある毛髪の導管2が植毛器3の内部に導か
れている。複数本の植毛用の毛髪60は毛髪の導管2内
を移送され、植毛器3の内部に設けられているリミット
スイッチの検知によって、チャック33の位置(B点)
に毛髪60が到達すると送出を停止する。また、貯溜容
器1から接着剤の導管7を経て植毛器3内に送られた接
着剤は、植毛器3の内部に設けられている接着剤容器5
1内に送り込まれる。
【0013】植毛作業を開始するときは、植毛器3を頭
皮に押し付けて、偏平ノズル13のサブスイッチを接に
する。ここで、植毛器3内に設けられているチャック3
3が、貯溜容器1から移送されてきている毛髪60を把
持する。次いで、植毛器3内に設けられているほぼ長円
形の周回路8に沿って設けられたレールを、チャック3
3が複数本の毛髪60を把持したままで走行する。周回
路8をほぼ一周してC点に到達すると、リミットスイッ
チが検出してその位置で停止する。したがって、チャッ
ク33が移動した距離に相当する毛髪60が貯溜容器1
から毛髪の導管2を経て引き出される。
皮に押し付けて、偏平ノズル13のサブスイッチを接に
する。ここで、植毛器3内に設けられているチャック3
3が、貯溜容器1から移送されてきている毛髪60を把
持する。次いで、植毛器3内に設けられているほぼ長円
形の周回路8に沿って設けられたレールを、チャック3
3が複数本の毛髪60を把持したままで走行する。周回
路8をほぼ一周してC点に到達すると、リミットスイッ
チが検出してその位置で停止する。したがって、チャッ
ク33が移動した距離に相当する毛髪60が貯溜容器1
から毛髪の導管2を経て引き出される。
【0014】次いで、接着剤容器51を前進させると、
周回路8に沿ってほぼV字状になっている複数本の毛髪
60の頂点部が、接着剤容器51の押し出しヘッドを兼
ねる偏平ノズル52によってV字状に折り曲げられ、そ
の先端部がVノズル13から頭皮の表面に押し出され
る。これと同時に、瞬間接着剤が偏平ノズル52から排
出され、頭皮の表面にV字状に折り曲げられて押しつけ
られている毛髪60に塗布される。これで、V字状に折
り曲げられた複数本の毛髪60の先端部が頭皮に接着さ
れる。
周回路8に沿ってほぼV字状になっている複数本の毛髪
60の頂点部が、接着剤容器51の押し出しヘッドを兼
ねる偏平ノズル52によってV字状に折り曲げられ、そ
の先端部がVノズル13から頭皮の表面に押し出され
る。これと同時に、瞬間接着剤が偏平ノズル52から排
出され、頭皮の表面にV字状に折り曲げられて押しつけ
られている毛髪60に塗布される。これで、V字状に折
り曲げられた複数本の毛髪60の先端部が頭皮に接着さ
れる。
【0015】この毛髪接着機構50は、周回路8の内側
に配設された接着剤容器51を有し、該接着剤容器51
の先端は、複数本の毛髪60の並列幅より広幅の偏平ノ
ズル52とされ、毛髪60の押出しヘッドを兼ねてい
る。この接着剤容器51は、接着剤を偏平ノズル52か
ら排出する機能を有するとともに、前後方向にスライド
される。すなわち、接着剤容器51が前方へ押し出され
ると、接着剤容器51の先端にある押し出しヘッドを兼
ねる偏平ノズル52から所定量の瞬間接着剤が排出され
て、毛髪60が頭皮に接着される。偏平ノズル52は、
その前進限において、Vノズル13の先端から僅かに突
出するようにされている。
に配設された接着剤容器51を有し、該接着剤容器51
の先端は、複数本の毛髪60の並列幅より広幅の偏平ノ
ズル52とされ、毛髪60の押出しヘッドを兼ねてい
る。この接着剤容器51は、接着剤を偏平ノズル52か
ら排出する機能を有するとともに、前後方向にスライド
される。すなわち、接着剤容器51が前方へ押し出され
ると、接着剤容器51の先端にある押し出しヘッドを兼
ねる偏平ノズル52から所定量の瞬間接着剤が排出され
て、毛髪60が頭皮に接着される。偏平ノズル52は、
その前進限において、Vノズル13の先端から僅かに突
出するようにされている。
【0016】ここで、チャック33が毛髪60の把持を
解除し、周回路8を逆方向に走行してB点に復帰させ
る。また、周回路8の外側にあって、B点の近傍に設け
た毛髪切断機構40を作動させて、複数本の毛髪60を
剪断または焼き切ることによって切断する。以上の操作
を繰り返すことにより、植毛作業が継続施行される。
解除し、周回路8を逆方向に走行してB点に復帰させ
る。また、周回路8の外側にあって、B点の近傍に設け
た毛髪切断機構40を作動させて、複数本の毛髪60を
剪断または焼き切ることによって切断する。以上の操作
を繰り返すことにより、植毛作業が継続施行される。
【0017】本発明に係る他の実施例を図5および図6
に示す。図5に示す植毛装置は壁掛け型の植毛装置であ
って、貯溜容器、毛髪および接着剤の供給移送管ならび
に植毛器は、すべて壁掛け型の筐体に収納されており、
植毛作業をするときに、植毛器を取り出すものである。
図6に示す植毛装置はスタンド型の植毛装置であって、
テーブル式のスタンドの中に貯溜容器が収納されてお
り、その上部から供給移送管か筒柱内を導かれて、先端
に植毛器が取り付けられている。
に示す。図5に示す植毛装置は壁掛け型の植毛装置であ
って、貯溜容器、毛髪および接着剤の供給移送管ならび
に植毛器は、すべて壁掛け型の筐体に収納されており、
植毛作業をするときに、植毛器を取り出すものである。
図6に示す植毛装置はスタンド型の植毛装置であって、
テーブル式のスタンドの中に貯溜容器が収納されてお
り、その上部から供給移送管か筒柱内を導かれて、先端
に植毛器が取り付けられている。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
ときは、接着方法による植毛をする際に必要な植毛用の
毛髪および接着剤が、貯溜容器内に大量に貯溜されてお
り、これが植毛器に送られて植毛用として使用される。
したがって、従来の植毛装置のように毛髪および接着剤
が植毛器内に収納されているのと異なり、必要に応じて
随時使用することができる。このように、毛髪および接
着剤を頻繁に補給する必要がないので、業務用の植毛器
のように、これら毛髪および接着剤を大量に使用する場
合に好適である。すなわち、植毛の作業効率が著しく向
上するという優れた効果を発揮するものである。
ときは、接着方法による植毛をする際に必要な植毛用の
毛髪および接着剤が、貯溜容器内に大量に貯溜されてお
り、これが植毛器に送られて植毛用として使用される。
したがって、従来の植毛装置のように毛髪および接着剤
が植毛器内に収納されているのと異なり、必要に応じて
随時使用することができる。このように、毛髪および接
着剤を頻繁に補給する必要がないので、業務用の植毛器
のように、これら毛髪および接着剤を大量に使用する場
合に好適である。すなわち、植毛の作業効率が著しく向
上するという優れた効果を発揮するものである。
【図1】 本発明に係る植毛装置の1実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】 図1の植毛装置を使用して植毛作業を行うと
きの斜視図である。
きの斜視図である。
【図3】 本植毛装置に使用する植毛器の側面図であ
る。
る。
【図4】 図3の植毛器の縦断側面図である。
【図5】 他の実施例である壁掛け型の植毛装置の斜視
図である。
図である。
【図6】 他の実施例であるスタンド型の植毛装置の斜
視図である。
視図である。
1 貯溜容器 2 毛髪の導管 3 植毛器 4 供給移送管 5−1 節脚 5−2 節脚 5−3 節脚 5−4 節脚 6 供給移送口 7 接着剤の導管 8 周回路 9 リール 10 ケース 11 ロック 12 グリップ 13 Vノズル 14 カウンタ 15 メインスイッチ 16 開閉蓋 50 毛髪接着機構 51 接着剤容器 52 偏平ノズル 60 植毛用の毛髪
Claims (1)
- 【請求項1】 植毛用の毛髪、および、頭皮に毛髪を接
着植毛する接着剤を貯溜容器内に貯溜し、かつ、該接着
剤を送出する圧送ポンプを該貯溜容器内に設けた貯溜手
段と、前記毛髪および接着剤を接着植毛を行う植毛器に
供給移送する毛髪の導管ならびに接着剤の導管を備えた
供給移送手段と、手に持つことができ、先端に開口部が
設けられ、基部に前記貯溜容器より供給移送される植毛
用の毛髪および接着剤の供給移送口を設けたケース内
に、供給移送された毛髪の先端部をチャックにより把持
し、前記ケース内に設けられた、ほぼ長円形の周回路を
該チャックが移動して、複数本の毛髪をV字状またはU
字状に引き出す毛髪引出機構と、該毛髪引出機構により
V字状またはU字状に引き出された複数本の毛髪を供給
移送された毛髪から切り離す毛髪切断機構と、該毛髪切
断機構により切り離されたV字状またはU字状の複数本
の毛髪の頂点部をケースの先端開口部から前方へ押し出
すべく前記周回路の内側を、移送供給された瞬間接着剤
を貯溜する接着剤容器が前後進し、該接着剤容器の偏平
ノズルから所定量の瞬間接着剤を排出させて前記毛髪の
頂点部に付着させる植毛手段とを具備してなることを特
徴とする汎用植毛装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5654394A JPH07229010A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 汎用植毛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5654394A JPH07229010A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 汎用植毛装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07229010A true JPH07229010A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=13030011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5654394A Pending JPH07229010A (ja) | 1994-02-16 | 1994-02-16 | 汎用植毛装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07229010A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101520082B1 (ko) * | 2013-12-09 | 2015-05-14 | 주식회사 티아이케이지코리아 | 인조 속눈썹용 접착부재 도포장치 및 이를 이용한 접착부재 도포방법 |
JP5750734B1 (ja) * | 2014-09-13 | 2015-07-22 | 祐子 横山 | まつげエクステンション用電子カウンタ装置 |
JP6161845B1 (ja) * | 2016-11-14 | 2017-07-12 | 英次 湊 | まつ毛増毛用器具、まつ毛の増毛方法、まゆ毛増毛用器具、及びまゆ毛の増毛方法 |
-
1994
- 1994-02-16 JP JP5654394A patent/JPH07229010A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101520082B1 (ko) * | 2013-12-09 | 2015-05-14 | 주식회사 티아이케이지코리아 | 인조 속눈썹용 접착부재 도포장치 및 이를 이용한 접착부재 도포방법 |
JP5750734B1 (ja) * | 2014-09-13 | 2015-07-22 | 祐子 横山 | まつげエクステンション用電子カウンタ装置 |
JP6161845B1 (ja) * | 2016-11-14 | 2017-07-12 | 英次 湊 | まつ毛増毛用器具、まつ毛の増毛方法、まゆ毛増毛用器具、及びまゆ毛の増毛方法 |
KR20180054451A (ko) * | 2016-11-14 | 2018-05-24 | 에이지 미나토 | 속눈썹 증모용 기구, 속눈썹의 증모 방법, 눈썹 증모용 기구, 및 눈썹의 증모 방법 |
JP2018084018A (ja) * | 2016-11-14 | 2018-05-31 | 英次 湊 | まつ毛増毛用器具、まつ毛の増毛方法、まゆ毛増毛用器具、及びまゆ毛の増毛方法 |
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