JPH07228801A - 発泡型耐火塗料用下塗材組成物 - Google Patents

発泡型耐火塗料用下塗材組成物

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JPH07228801A
JPH07228801A JP1866694A JP1866694A JPH07228801A JP H07228801 A JPH07228801 A JP H07228801A JP 1866694 A JP1866694 A JP 1866694A JP 1866694 A JP1866694 A JP 1866694A JP H07228801 A JPH07228801 A JP H07228801A
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inorganic
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Kozo Tabata
公三 田畑
Hideyuki Nakanishi
英幸 中西
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MITSUI KINZOKU TORYO KAGAKU KK
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MITSUI KINZOKU TORYO KAGAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ケイ素化合物系結合材100重量部、無機質
短繊維50〜170重量部、無機充填材300〜160
0重量部及び必要に応じ増粘剤10〜170重量部から
成る発泡型耐火塗料のための下塗材組成物である。 【効果】 本発明組成物を用いると、基材と発泡型耐火
塗料との間の密着性が改善され、急激な温度上昇による
耐火塗料の発泡過程及び高温時に発生する基材と塗料面
のズレに起因する亀裂や脱落を抑制し、安定した耐火性
能を発揮させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災その他の事故で急
激な温度上昇を生じた際の、基材保護のため、基材表面
に施される発泡型耐火塗料の下塗材に関するものであ
る。さらに詳しくいえば、本発明は、基材表面と発泡型
耐火塗料との密着性、特に急激な温度上昇による耐火塗
料の発泡過程及び高温時の密着性を高めて、基材表面に
安定な発泡断熱炭化層を形成させることにより、効果的
な耐火性能を発揮させうる下塗材組成物に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】建築物の鉄骨、コンクリート、木材など
の基材を火災による高温から保護するための材料の一つ
として、発泡型耐火塗料が知られている。このものは、
通常の塗料組成に加えて、炭素化成分、脱水炭化触媒及
び発泡剤を含み、乾燥塗膜が高温に曝されると元の膜厚
の数十倍に膨張し、断熱性に富む発泡炭化層を形成する
ことにより、基材の昇温を抑制するものである。
【0003】そして、これの施工に当たっては、基材が
鉄であれば防錆性付与下塗材、コンクリートであれば耐
アルカリ性付与下塗材のように、基材の種類によって選
択される下塗材への上塗材として、また、まれには基材
に直接塗布する塗装材として、数ミリ程度の膜厚に塗装
される。ここで使用される下塗材の種類は発泡型耐火塗
料メーカーの指定によるが、アンダーライターズ・ラボ
ラトリイズ(Underwriters Labora
tories)編、「ファイア・レジスタンス・ディレ
クトリー(FireResistance Direc
tory)」によれば、フェノール・アルキッド塗料、
エポキシ塗料、ウレタン塗料、ラテックス塗料、ジンク
・シリケート塗料などの一般的な塗料が使用されてい
る。
【0004】しかしながら、これまで知られている発泡
型耐火塗料は、基材に対する密着性、特に急激な温度上
昇による耐火塗料の発泡過程及び高温時の密着性が不十
分であり、これが原因で発生する発泡炭化層の亀裂や脱
落のため、耐火性能の発揮が不完全になるという欠点が
ある。
【0005】このような欠点を改良し、均一な発泡炭化
層を得るため、発泡剤、炭素生成材料、無機質粉末、無
機質繊維の混合物に、バインダーとして一液変性エポキ
シ樹脂を配合した発泡耐火塗料が提案されている(特開
平5−86310号公報)。
【0006】しかしながら、このものも、発泡過程及び
高温時の密着性は必ずしも十分ではなく、火災時におい
て耐火性能を確実に発揮しうるとはいえない。
【0007】また、前記の「ファイア・レジスタンス・
ディレクトリー」によれば、基材表面に取り付けたり、
塗膜表面に貼付たり、又は塗膜層内に埋め込んだ金網、
ガラス布などの耐熱性補強材で、発泡炭化層の亀裂及び
脱落を防止する施工方法も紹介されており、実際にも有
効であるが、これら耐熱性補強材の施工には、目的であ
る耐火塗料の塗装工程以上の作業時間を必要とする上、
耐火塗料使用目的の一つである仕上り美観を損なうとい
う欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、発泡型耐火
塗料の発泡過程及び高温時における密着性を向上させる
ため、前記の耐熱性補強材の効果が付与された発泡型耐
火塗料用下塗材組成物を提供することを目的としたもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、発泡過程
及び高温時において密着性が低下する原因について検討
した結果、これが基材の形状、部分的な塗装膜厚の差、
部分的な受熱量の差によって生じる発泡の不均一や、基
材と耐火塗料の熱膨張率の差及び基材表面と平行方向へ
の塗膜の膨張で生じる基材と耐火塗料との界面における
ズレに起因すること、前記の有機系一般塗料を下塗りし
た場合は高温により塗膜が軟化し、このズレを助長する
こと、したがって、この発泡断熱層の形成には不必要
な、基材表面と平行方向への耐火塗料の動きを抑制する
ことで、上記の欠点が改善できることを見出した。
【0010】すなわち、本発明は、ケイ素化合物系結合
材100重量部、無機質短繊維50〜170重量部、無
機充填材300〜1600重量部及び必要に応じ増粘剤
10〜170重量部から成る発泡型耐火塗料用下塗材組
成物を提供するものであり、これにより、高温時におい
ても強度が低下せず、表面の繊維状突起で効果的に表面
と平行方向への耐火塗料の動きを拘束することができ
る。
【0011】本発明組成物に用いるケイ素化合物系結合
材は、造膜性を有し、基材に密着し、少なくとも600
℃以下で著しい軟化を示さないもの、例えばケイ酸リチ
ウム、ケイ酸カリ、ケイ酸ナトリウムなどのアルカリシ
リケート、エチルシリケートなどのアルキルシリケー
ト、又はシリカゾルなどが使用できる。なかでも、アル
キルシリケートの代表であるエチルシリケートは耐水
性、耐溶剤性、耐上塗性、塗料用無機結合材としての使
用例が多いため入手しやすく、硬化条件の調節も容易で
あることから特に好適である。このアルキルシリケート
は硬化を促進するために、あらかじめ部分加水分解縮合
しておくのが好ましい。アルキルシリケートはこの加水
分解により酸化ケイ素縮合物を形成する。
【0012】無機質短繊維は、組成物中へ均一に分散で
き、塗膜中に固定されるだけのケイ素化合物系結合材と
の密着性があり、耐火塗料の動きを拘束できるだけの強
度を有する繊維であればよく、ロックウール、ガラス繊
維、シリカアルミナ繊維、シリコンカーバイト繊維、炭
素繊維等を用いることができるが、容易に入手でき、コ
ストが低いことから、ガラス繊維が好適である。この無
機質短繊維は、下塗材を塗布乾燥したときに表面に繊維
による突起を形成し、その上に施された耐火塗料層の動
きを拘束する効果、いわゆるアンカー効果を与えるもの
である。
【0013】この無機繊維径は、通常8〜20μm、好
ましくは10〜15μmの範囲から選ばれる。また、繊
維長は、通常0.3〜3.0mm、好ましくは0.5〜
1.5mmの範囲から選ばれる。この繊維径が8μmよ
り小さい場合は、強度が弱いため耐火塗料の動きを拘束
できず、20μmより大きい場合は、剛性が大きすぎ塗
装作業性が著しく低下する。繊維長が0.3mmより小
さい場合は、塗膜としたときに繊維状突起がほとんど形
成されない。一方、繊維長が3.0mmより大きい場合
も繊維がほぐれにくいため、組成物中に均一に分散しに
くく、繊維状突起の形成が困難になる。
【0014】無機充填材としては、一般の塗料と同様に
着色、塗膜の強度向上、増量のために添加されるもの
で、亜鉛末、ケイ石粉、カオリンクレー、マイカ、二酸
化チタン、酸化鉄、炭酸カルシウムなどが使用される。
基材が鉄である場合には、防錆力が大きく向上すること
から、亜鉛末の使用が望ましい。
【0015】必要に応じ配合される増粘剤は組成物の粘
度を向上させ、さらにチクソトロピックな粘性を付与す
ることで、組成中の無機充填材、無機質短繊維の沈降分
離を防止し、塗装時の垂れをなくして均一な下塗り塗膜
を得るために添加される。ケイ素化合物系結合材とし
て、アルカリシリケートのような無機質系のものを用い
る場合には、増粘剤を配合しなくても、十分に大きい粘
度を示すので、特にこれを加える必要はない。
【0016】この増粘剤としては、ベントナイト、多孔
質シリカ、脂肪酸アミドワックス、水添ヒマシ油、セル
ロース誘導体、ポリエチレングリコールエーテルなど
の、一般の塗料用途に市販されている増粘剤が使用され
るが、耐火塗料の下塗材としては耐熱性を低下させない
無機系の増粘剤が望ましく、なかでも容易に入手でき、
経済的に有利なことからベントナイトが好適である。
【0017】本発明においては、B型粘度計を用い、6
rpmで測定したときの粘度が50〜800ポイズ及び
チクソトロピック係数0.60〜0.95の範囲の組成
物が得られる割合で各成分を調節し、また増粘剤が配合
されることが必要である。ここでいうチクソトロピック
係数とは、次式
【数1】 に従って求められる数値である。
【0018】本発明組成物における各成分の配合割合
は、ケイ素化合物系結合材の固形分換算100重量部当
り、無機質短繊維50〜170重量部好ましくは75〜
130重量部、無機充填材300〜1600重量部好ま
しくは500〜1400重量部の範囲で選ばれる。そし
て、この組成物に必要に応じ増粘剤を10〜170重量
部好ましくは40〜130重量部の範囲で加えて、所定
の粘度及びチクソトロピック係数に調整する。
【0019】無機質短繊維が50重量部よりも少ないと
下塗材表面に形成される繊維状突起が不足し、十分なア
ンカー効果が奏されないし、また、この量が170重量
部よりも多くなると、吹き付けの際、ノズルを閉塞し、
作業性を低下させる上に、無機質短繊維を組成物中に均
一に分散させることができず、均一な塗膜を形成させる
ことが困難になる。他方、無機充填材が300重量部よ
りも少ないと、形成される塗膜の硬度、強度が不足し、
下塗材層の固着が不十分になるし、また1600重量部
よりも多くなると組成物の結合性が低下し、塗膜が脆く
なる。
【0020】本発明組成物は、基材の表面に慣用の塗装
手段を用いて直接塗布されるが、塗膜上に繊維状の突起
を形成しやすいという点で吹付け塗装が特に有利であ
る。
【0021】図1は本発明組成物の使用態様を示す塗膜
構造の断面拡大図であり、本発明組成物は、基材1の上
に塗布されて、表面に無機質繊維の突起をもつ下塗層2
を形成する。この下塗層2の繊維状突起を除いた部分の
厚さは20〜100μm程度が適当であるが、通常は、
この下塗層2の表面には繊維状突起が約0.2〜1mm
の高さで形成されている。次に発泡型耐火塗料層3がこ
の上に施されるが、この厚さは1〜20mm程度が好ま
しい。この発泡型耐火塗料層3は、下塗層2の表面の繊
維状突起により強固に固着され、従来の下塗層を介し
て、あるいは基材面に直接発泡型耐火塗料層を設けた場
合に比較して密着性を著しく改善することができる。
【0022】本発明の下塗層の上に塗布する発泡型耐火
塗料については、特に制限はなく、これまで知られてい
る発泡型耐火塗料の中から任意に選ぶことができる。こ
のような耐火塗料としては、例えばアクリル樹脂系発泡
型耐火塗料、エポキシエステル樹脂系発泡型耐火塗料、
エポキシポリアミド樹脂系発泡型耐火塗料、ポリウレタ
ン樹脂系発泡型耐火塗料、フェノール樹脂系発泡型耐火
塗料、アクリルエマルション樹脂系発泡型耐火塗料など
を挙げることができる。
【0023】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。なお、各例中の粘度はB型粘度計を用い6rpm
で測定したものである。
【0024】実施例1 部分加水分解縮合したエチルシリケート100重量部
(固形分換算)に対して、ベントナイト70重量部、カ
オリンクレー60重量部、マイカ125重量部、ガラス
繊維(繊維径約12μm、平均繊維長0.5mm)95
重量部及び亜鉛末1360重量部を加え十分に混合する
ことにより、下塗材組成物を調製した。このものの粘度
は約500ポイズ、チクソトロピック係数は約0.8で
あった。
【0025】実施例2 実施例1における亜鉛末1360重量部の代りに、ケイ
石粉200重量部を用い、他は実施例1と同様にして下
塗材組成物を調製した。このものの粘度は約650ポイ
ズ、チクソトロピック係数は約0.9であった。
【0026】実施例3 ケイ酸カリウムの塩酸水溶液固形分換算100重量部に
対し、実施例1と同じガラス繊維76重量部とケイ石粉
550重量部を加え、十分に混合することにより、下塗
材組成物を調製した。このものの粘度は約75ポイズ、
チクソトロピック係数は0.92であった。
【0027】比較例1 ガラス繊維の量を95重量部から45重量部に減じるこ
と以外は全く実施例1と同様にして、下塗材組成物を調
製した。このものの粘度は約300ポイズ、チクソトロ
ピック係数は約0.8であった。
【0028】比較例2 部分加水分解縮合したエチルシリケート100重量部
(固形分換算)に対して、ベントナイト55重量部、カ
オリンクレー60重量部、マイカ125重量部、ガラス
繊維(繊維径12μm、平均繊維長0.5mm)180
重量部及び亜鉛末1360重量部を配合し、十分に混合
することにより、下塗材組成物を調製した。このものの
粘度は約500ポイズ、チクソトロピック係数は約0.
8であった。
【0029】参考例1 JIS G−3141規格のSPCC・Dの鋼板(9×
200×400mm)に、JIS C−1602で規定
する0.75級以上の性能を有する0.65mm径のC
A熱電対を中央に埋め込み、実施例1及び比較例1で得
た下塗材組成物を吹付け塗装して厚さ約50μmの下塗
層を形成させたのち、24時間乾燥してそれぞれ4個ず
つの下塗り基材を用意した。この下塗り基材に、アクリ
ル樹脂系発泡型耐火塗料、エポキシエステル樹脂系発泡
型耐火塗料、エポキシポリアミド樹脂系発泡型耐火塗料
又はアクリルエマルション樹脂系発泡型耐火塗料を、絶
乾厚さ3mmになるように塗装し、2週間乾燥し、試験
板を作成した。また、対照用として、下塗層を設けない
で鋼板上に直接耐火塗料を塗装したものを作成した。
【0030】次に、液化石油ガスを燃料とする加熱試験
炉を用い、JIS A−1304規格に従い、炉温を調
節しながら各試験板を1時間加熱したのち、徐冷し、各
試験板について亀裂、脱落に基づく露出面積を測定し、
その結果を表1に示す。
【0031】
【表1】
【0032】また、エポキシエステル樹脂系発泡型耐火
塗料を塗装した試験板について、実施例1の下塗材
(A)、比較例1の下塗材(B)及び下塗材なしのもの
(C)について経時的に昇温温度を測定し、その結果を
グラフとして図1に示す。このグラフから、実施例1の
もの(A)は徐々に昇温するが、比較例1(B)及び対
照例(C)は30時間経過後より温度が急上昇し、亀裂
や脱落を生じ基材が露出し始めたことが分る。実施例2
及び実施例3の下塗材を用いた場合も、実施例1の場合
と同様発泡型耐火塗料の亀裂や脱落が抑制されているこ
とが確認された。
【0033】参考例2 JIS G−3141規格のSPCC・Dの鋼板(1×
75×200mm)に実施例1又は実施例2で得た下塗
材を厚さ約50μmになるように吹付け塗装したのち、
室温で2週間乾燥して試験板を作成したこれらの試験板
について、JIS Z−2371規格に従う塩水噴霧試
験を行い、250時間後の発錆状態を観察したところ、
実施例1のものは発錆が全く認められなかったのに対
し、実施例2のものは全面に赤錆の発生が認められた。
このことより、無機充填材として亜鉛を用いた場合には
鉄基材に対する防錆効果を奏することが分る。
【0034】参考例3 参考例1で用いたものと同じ鋼板に、比較例2で得た下
塗材組成物を吹き付け塗装しようとしたが、ノズルを閉
塞し、作業性が著しく悪い上に、塗膜に不均一な凹凸面
を生じ、その上に耐火塗料を塗布することができなかっ
た。
【0035】
【発明の効果】本発明組成物を用いると、基材と発泡型
耐火塗料との間の密着性が著しく改善される結果、急激
な温度上昇による耐火塗料の発泡過程及び高温時に発生
する基材と塗料面とのズレに起因する亀裂や脱落を抑制
して、安定した耐火性能を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の使用態様を示す塗膜の断面拡大図。
【図2】 試験板の加熱時における温度の経時的変化を
示すグラフ。
【符号の説明】
1 基材 2 下地層 3 耐火塗料層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 5/18 PQN 183/02 PMP

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケイ素化合物系結合材100重量部、無
    機質短繊維50〜170重量部及び無機充填材300〜
    1600重量部から成る発泡型耐火塗料用下塗材組成
    物。
  2. 【請求項2】 ケイ素化合物系結合材100重量部、無
    機質短繊維50〜170重量部、無機充填材300〜1
    600重量部及び増粘剤10〜170重量部から成る発
    泡型耐火塗料用下塗材組成物。
  3. 【請求項3】 B型粘度計6rpmで測定した粘度が5
    0〜800ポイズ及びチクソトロピック係数が0.60
    〜0.95の範囲にある請求項1又は2記載の発泡型耐
    火塗料用下塗材組成物。
  4. 【請求項4】 ケイ素化合物系結合材がアルカリシリケ
    ートである請求項1又は3記載の発泡型耐火塗料用下塗
    材組成物。
  5. 【請求項5】 ケイ素化合物系結合材がアルキルシリケ
    ート又はアリールシリケートの部分加水分解縮合物を主
    体とするものである請求項2又は3記載の発泡型耐火塗
    料用下塗材組成物。
  6. 【請求項6】 無機充填材が亜鉛末を主体とするもので
    ある請求項1又は2記載の発泡型耐火塗料用下塗材組成
    物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006036969A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Sk Kaken Co Ltd 鋼材表面の耐火被覆方法
KR100590502B1 (ko) * 2003-12-31 2006-06-15 주식회사 케이씨씨 발포성 내화도료 조성물
JP2011068853A (ja) * 2009-08-28 2011-04-07 Daiken Corp 難燃性塗料組成物及びそれを用いた板状体
JP2019006982A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 中国塗料株式会社 耐熱塗料組成物、耐熱塗膜、耐熱塗膜付き基材およびその製造方法

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