JPH07228099A - 下部の水槽と上部の室とを水循環可能に成した装置 - Google Patents

下部の水槽と上部の室とを水循環可能に成した装置

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JPH07228099A
JPH07228099A JP6054356A JP5435694A JPH07228099A JP H07228099 A JPH07228099 A JP H07228099A JP 6054356 A JP6054356 A JP 6054356A JP 5435694 A JP5435694 A JP 5435694A JP H07228099 A JPH07228099 A JP H07228099A
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JP
Japan
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chamber
water tank
water
garden
appreciation
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JP6054356A
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English (en)
Inventor
Koichi Nishio
公一 西尾
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NISHIO TOKOUSHIYO KK
Original Assignee
NISHIO TOKOUSHIYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】観葉植物(3)、人造の滝(4)、築山
(5)、照明装置(6)等を基箱(1)上に配置してあ
る。この基箱(1)の下部には水槽(7)を収容してあ
る。水槽(7)内の水(15)は、ポンプ(10)によ
り、水供給パイプ(11)を介して自動的に上記観葉植
物(3)、人造の滝(4)等に供給させる。また、その
供給した水は支持板(2)を介して自然に水槽(7)内
に流れ落ち、異物はメッシュ板(2b)(8)にて通過
を阻止される。テープレコーダ(16)、有線放送受信
器(19)の作動により、スピーカー(18)から虫や
鳥の声、滝の音、川のせせらぎ等が流される。 【効果】人間の視覚と聴覚の両方により、観賞用の手を
施した天然の庭の眺めや雰囲気等を、狭いスペースで楽
しむことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観葉植物、人造の滝、
鹿おどし、築山、照明装置などを、基箱上に支持配置せ
しめるとともに、基箱内には水槽を収容せしめ、動力手
段で、水槽から観葉植物、人造の滝、鹿おどし等に水を
自動的に供給させるように成し、また、その供給した水
が自然に水槽に戻る(流下す)ように成し、さらに、夜
間には、それらを照明装置でライトアップさせることも
可能に成した観賞用庭装置等に好適な装置であって、人
間の聴覚に対しての刺激効果も奏するように成した構成
要素を備えてなり、観賞用庭装置等の本来の特長である
視覚効果との相乗効果を得るように成した装置の提案に
関する。
【0002】
【従来の技術】庭の美観を高めるために、木を植えた
り、棚に盆栽を並べること、あるいは人造の滝、築山、
鹿おどし等を造ること、また、それらに夜間照明を当て
るなどが行なわれているが、この方法では、まず庭その
ものが必要であり、その庭にしても、ある程度の大きな
スペースを必要とし、また、大掛かりな造作作業や資材
も必要とし、設置・維持に相当な費用も掛かかるという
問題があり、これを解決するものとして、本発明出願人
は、観葉植物、人造の滝、築山、鹿おどし等、そして、
これらに対する水の供給と回収のための手段(水の循環
使用手段)、さらには照明装置を一つの支持体にコンパ
クトにまとめた装置を先に開発することにより(平成6
年2月4日特許出願済)、観賞用のための手だてを施し
た天然の庭の眺めや雰囲気を、狭いスペースでも手軽に
しかも安価な費用で味わえる道筋を付けることに成功し
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、本発明出願
人が先に開発した上記装置について、さらに人間の聴覚
に対しての刺激効果も奏するように成した装置を付加装
備した装置を提案することにより、観賞用庭装置等の本
来の特長である視覚効果との相乗効果を得ることによ
り、鑑賞する人間に与える効果を一段と高め最大ならし
めるようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では;基箱を設
け、該基箱の任意高さ位置に水分のみ流下が可能に成し
た支持板を設けて、上部を基箱に囲繞された鑑賞用物設
置あるいは食用植物等の栽培を可能に成した室を形成せ
しめ、一方上記支持板の下方には水槽を収容せしめると
ともに、該水槽内の水を動力手段により自動的に上記室
に供給可能に成してあり、室に供給した水が上記支持板
を介して自然に水槽内に流下せしめるように成したこと
を特徴とする装置であって、人間の聴覚に対して刺激効
果を与え得る構成を施して成る音声発生装置を備えたこ
とを特徴とする装置、を提案することにより、上記の課
題を解決したものである。
【0005】
【作用】観葉植物、人造の滝、築山、鹿おどし等によ
り、人間の視覚への刺激効果が得られるとともに、虫や
鳥の声、滝の音、川のせせらぎ等の音を発するように構
成した音声発生装置により、人間の聴覚に対する刺激効
果も得られ、2つの刺激効果が相乗される。
【0006】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の一実
施例(代表例として、鑑賞用の庭装置を示す)を説明す
る。
【0007】(1)は基箱であり、該基箱(1)には、
支持板(2)が水平に設けられ、その上部は観賞用庭構
成室(1A)と成されている。
【0008】支持板(2)は、本実施例では、任意の間
隔で抜穴(2a′)が設けられた強性厚板(2a)に、
極めて小さな穴を無数に有するメッシュ板(2b)が重
ねられた構成になっている。
【0009】支持板(2)は、観賞用庭のための構成材
(土や砂等)の通過を阻止して、水だけを通過させ、か
つ同じく構成材(土や砂、岩、観葉植物etc)を支持
し得るという条件を満たせば良く、本実施例に限定され
るものでない。
【0010】観賞用庭構成室(1A)は、支持板(2)
を底板として、周囲を基箱(1)の上部囲枠(1A′)
にて囲繞され、上方に向けて解放されている。
【0011】この観賞用庭構成室(1A)には、観葉植
物(3)、人造の滝(4)、築山(5)、鹿おどしや川
(図示せず)、照明装置(6)等が任意に配置されてい
る(要するに、美観を高めるように配置する)。
【0012】支持板(2)の下方は、区画柱(1b)を
もって、水槽収容室(1B)が設けられ、該水槽収容室
(1B)には水槽(7)が収容されている。
【0013】この水槽(7)の任意高さ位置には、極め
て小さな穴を有するメッシュ板(8)が横設されてお
り、また、該メッシュ板(8)よりも下方位置であっ
て、水槽(7)の壁と基箱(1)の壁の同一位置には水
取出口(9)が穿設され、該水取出口(9)には、基箱
(1)の外壁面に固着されたポンプ(10)に連通して
いる水供給用パイプ(11)の一方端部が取り付けられ
ている。
【0014】この水供給用パイプ(11)の他方端部
は、図のように、観賞用庭構成室(1A)の人造の滝
(4)に配置されており、また、図示はしていないが、
観葉植物(3)の根元部にもパイプ(11)の端部から
水が供給されるように配管してあること言うまでもな
い。
【0015】尚、水槽(7)からの水の供給は、常時供
給されていても良い対象(例えば、人造の滝、川、鹿お
どし)と、常時は必要としない対象(任意の時間的間隔
を設けて与えれば良い、例えば観葉植物)とは、別系統
にすると良い。
【0016】水槽(7)の上部位置の壁と基箱(1)の
壁の同一位置にはオーバーフロー口(12)が穿設さ
れ、該オーバーフロー口(12)には排出用パイプ(1
3)の端部が取り付けられており、水槽(7)内の水
(15)が、所定量をオーバーすると、該オーバーフロ
ー口(12)から排出用パイプ(13)を介して自動的
に外部に排出されるようになっている。
【0017】さらに、基箱(1)の頂部には照明装置
(6)が取り付けられており、夜間でも、観賞用庭構成
室(1A)を楽しめるようになっている。
【0018】基箱(1)の底部にはキャスター(14)
が取り付けられ、本発明装置を楽に移動させることが出
来るようになっている。移動させない必要がある場合等
には、キャスター(14)を取り付けないようにすれば
よいこと言うまでもない。
【0019】以上に記した構成は、本発明出願人が先に
開発した鑑賞用庭装置と略同一である。
【0020】本発明は、上記構成の装置に、次に記す装
置を付け加えたものである。
【0021】水槽収容室(1B)の隅部には、区画柱
(1b)をもって区画された音声装置設置室(1C)が
設けられており、該設置室(1C)には、本発明音声発
生装置が設置されている。
【0022】それを説明すると、該設置室(1C)に
は、虫や鳥の声、滝の音、川のせせらぎ等を収録したエ
ンドレステープを内蔵したテープレコーダ(16)が設
置されており、該テープレコーダ(16)は、電源(1
7)につながれ、また基箱(1)の壁に、外部に向けて
取り付けられたスピーカー(18)につながれており、
電源ONにすれば、テープレコーダ(16)が作動し、
スピーカー(18)から虫や鳥の声、滝の音、川のせせ
らぎ等が発せられるものである。
【0023】また、同設置室(1C)には、有線放送の
受信器(19)が設置されており、有線放送の電源を入
れれば、有線放送がスピーカー(18)から流れるよう
になっている。
【0024】尚、本実施例では、本発明装置は、支持板
(2)の下方に設けた室に設置したが、鑑賞用室(1
A)の一部に室を設けたりすること等自由である。
【0025】以下、作用を説明する。
【0026】観賞用庭構成室(1A)に、すなわち、支
持板(2)上に、観葉植物(3)、人造の滝(4)、築
山(5)、鹿おどしや川(図示せず)、照明装置(6)
等を任意に配置する。
【0027】一方、水槽(7)に所要量の水(15)を
入れる。
【0028】そこで、ポンプ(10)を作動させると、
水槽(7)内の水(15)は、水取出口(9)からパイ
プ(11a)を介して、人造の滝(4)、観葉植物
(3)、鹿おどし、川等に供給される。
【0029】尚、このポンプ(10)による水槽(7)
からの水の自動供給は、上に記したように、例えば、人
造の滝(4)等には、常時供給されるようにし、一方、
観葉植物(3)には、たとえば、タイマー装置を組み込
んでおき、一定のインターバルで一定時間ポンプが作動
するようにすることにより、一定の間隔で一定量の水が
供給されるようにするとよい。
【0030】上記のようにして、水槽(7)から観賞用
庭構成室(1A)の所要の対象物に供給された水は、重
力で再び水槽(7)内に自然に流下するが、水に土や砂
等が混じっていると、まず支持板(2)を通過する過程
で、メッシュ板(2b)にて土や砂等の流下が阻止され
る。
【0031】また、仮にメッシュ板(2b)を通って水
槽(7)の中に土や砂が入ってしまっても、水槽(7)
の中に設置したメッシュ板(8)にて水槽(7)内の下
部領域に至るのが阻止される。
【0032】すなわち、循環させる水槽(7)の水(1
5)は、異物の混入が無く、ポンプ(10)を傷めるよ
うなことがなく、また、水槽(7)の底に異物がたまっ
てしまうようなことも無い。
【0033】本発明装置の設置は、屋内でも屋外でも自
由であるが、屋外に設置した場合に、雨水が本発明装置
に入って、水槽(7)の水位が所定量をオーバーする
と、オーバーフロー口(12)からパイプ(13)を経
由して外部に排出される。
【0034】以上は、人間の視覚に訴える装置部分の作
用に係るが、本発明によれば、テープレコーダ(16)
または有線放送の受信器(19)により、スピーカー
(18)からは、虫や烏の声、滝の音、川のせせらぎ等
が流れる。
【0035】尚、テープレコーダ(16)と有線放送の
受信器(19)の作動は、例えば、タイマー装置を組み
込んでおき、一定の時間に作動を開始し、一定時間後に
作動が停止するようにする等するとよい。
【0036】本発明装置の移動は、キャスター(14)
の働きにより、容易に行える。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、植物の生命の維持や人
造構造物(滝、川、鹿おどし等)の機能維持が図られよ
うに成した上で、観葉植物、人造の滝、築山、鹿おど
し、照明装置などがコンパクトに基箱上に配置されてお
り、しかも、そこに虫や鳥の声、滝の音、川のせせらぎ
等が流される。すなわち、人間の視覚と聴覚に対する刺
激効果が同時に与えられもので、観賞用としての手を施
した天然の庭あるいは景勝地的な眺め、自然の雰囲気等
を、狭いスペースで、手軽に安価な費用で楽しむことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部を切欠いて示した本発明装置の構造説明
図。
【図2】 音声発生装置の概略説明図。
【符号の説明】 1・・・基箱 2・・・支持板 2a・・・強性厚板 2b・・・メッシュ板 3・・・観葉植物 4・・・人造の滝 5・・・築山 6・・・照明装置 7・・・水槽 8・・・メッシュ板 9・・・水取出口 10・・・ポンプ 11・・・水供給用パイプ 14・・・キャスター 16・・・テープレコーダ 18・・・スピーカー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基箱を設け、該基箱の任意高さ位置に水分
    のみ流下が可能に成した支持板を設けて、上部を基箱に
    囲繞された鑑賞用物設置あるいは食用植物等の栽培を可
    能に成した室を形成せしめ、一方上記支持板の下方には
    水槽を収容せしめるとともに、該水槽内の水を動力手段
    により自動的に上記室に供給可能に成してあり、室に供
    給した水が上記支持板を介して自然に水槽内に流下せし
    めるように成したことを特徴とする装置であって、 人間の聴覚に対して刺激効果を与え得る構成を施して成
    る音声発生装置を備えたことを特徴とする装置。
JP6054356A 1994-02-15 1994-02-15 下部の水槽と上部の室とを水循環可能に成した装置 Pending JPH07228099A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007307886A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Koshu Shinyo Koshin Gijutsu Yugenkoshi 電池駆動式水循環装飾装置
CN104770282A (zh) * 2015-04-20 2015-07-15 青岛华盛绿能农业科技有限公司 绿植类室内微盆景及其制作方法
CN106938583A (zh) * 2017-04-12 2017-07-11 刘全义 双季瀑布台

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