JPH07213177A - 下部の水槽と上部の室とを水循環可能に成した装置 - Google Patents

下部の水槽と上部の室とを水循環可能に成した装置

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JPH07213177A
JPH07213177A JP4463794A JP4463794A JPH07213177A JP H07213177 A JPH07213177 A JP H07213177A JP 4463794 A JP4463794 A JP 4463794A JP 4463794 A JP4463794 A JP 4463794A JP H07213177 A JPH07213177 A JP H07213177A
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JP
Japan
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water
water tank
base box
ornamental
support plate
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JP4463794A
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English (en)
Inventor
Koichi Nishio
公一 西尾
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NISHIO TOKOUSHIYO KK
Original Assignee
NISHIO TOKOUSHIYO KK
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Publication date
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】観葉植物(3)、人造の滝(4)、築山
(5)、照明装置(6)等を基箱(1)上に配置してあ
る。この基箱(1)の下部には水槽(7)を収容してあ
る。水槽(7)内の水(15)は、ポンプ(10)によ
り、水供給パイプ(11)を介して自動的に上記観葉植
物(3)、人造の滝(4)等に供給させる。また、その
供給した水は支持板(2)を介して自然に水槽(7)内
に流れ落ち、異物はメッシュ板(2b)(8)にて通過
を阻止される。 【効果】観賞用の手を施した天然の庭の眺めや雰囲気
を、狭いスペースで楽しむことができ、自動的手段によ
り観葉植物の生命を確実に維持させ、また人造の滝等の
機能を確実に発揮させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観葉植物、人造の滝、
鹿おどし、築山、照明装置などを、基箱上に支持配置せ
しめるとともに、基箱内には水槽を収容せしめ、動力手
段で、水槽から観葉植物、人造の滝、鹿おどし等に水を
自動的に供給させるように成し、また、その供給した水
が自然に水槽に戻る(流下する)ように成し、さらに、
夜間には、それらを照明装置でライトアップさせること
も可能に成した観賞用庭装置等に好適な装置の新規な提
案に関する。
【0002】
【従来の技術】庭の美観を高めるために、木を植えた
り、棚に盆栽を並べること、あるいは人造の滝、築山、
鹿おどし等を造ること、また、それらに夜間照明を当て
るなどのことは、従来からも行なわれてきてはいる。
【0003】ところが、従来の方法では、まず庭そのも
のが必要であり、その庭にしても、ある程度の大きなス
ペースを必要とし、また、大掛かりな作業や資材も必要
とし、設置・維持に相当な費用も掛かかる、という問題
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、観葉植物、
人造の滝、築山、鹿おどし等、そして、これらに対する
水の供給と回収のための手段(水の循環使用手段)、さ
らには照明装置を、一つの支持体にコンパクトにまとめ
た装置を開発・提案することにより、観賞用のための手
だてを施した天然の庭の眺めや雰囲気を、狭いスペース
でも手軽にしかも安価な費用で味わえるようにすること
を第1の課題とする。
【0005】本発明はまた、稲、野菜等をコンパクトな
スペースで栽培可能に成した装置の開発を第2の課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では;基箱を設
け、該基箱の任意高さ位置に水分のみ流下が可能に成し
た支持板を設けて、上部を基箱に囲繞された鑑賞用物設
置あるいは食用植物等の栽培を可能に成した室を形成せ
しめ、一方上記支持板の下方には水槽を収容せしめると
ともに、該水槽内の水を動力手段により自動的に上記室
に供給可能に成してあり、室に供給した水が上記支持板
を介して自然に水槽内に流下せしめるように成したこと
を特徴とする装置、を提案することにより、上記の課題
を解決したものである。
【0007】そして、本発明では、支持板は、極めて小
さな水流下用穴が無数に設けられた盤材を有し、また、
水槽内の任意の高さ位置に、極めて小さな水流下用穴が
無数に設けられた盤材を設けることにより、水槽に回収
される水に異物が混入しないようにしたものである。
【0008】また、上記本発明装置は、キャスターで支
持させ、可動自在とすることにより、運搬と設置場所の
選択を容易にさせたものである。
【0009】
【作用】 観葉植物、人造の滝、築山、鹿おどし、照明装置な
どがコンパクトに基箱上に配置され、しかも、それら観
葉植物、人造の滝、鹿おどし、あるいは稲、野菜等に
は、基箱下部に設けた水槽から自動的に水が供給され
る。かくして、観葉植物の生命が確実に維持され、ある
いは、稲、野菜等の成長が確実に促され、また、人造の
滝、鹿おどしなどの機能が確実に発揮される。
【0010】 上記の如く供給された水は、自然に水
槽に回収され、その際、極めて小さな水流下用穴が無数
に設けられた盤材により異物の混入が阻止される。
【0011】 本発明装置の運搬や設置場所の選択の
ための移動は、キャスターの働きにより非常に楽に行え
る。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の一実
施例(代表例として、鑑賞用の庭装置を示す)を説明す
る。
【0013】(1)は基箱であり、該基箱(1)には、
支持板(2)が水平に設けられ、これにより、上部の観
賞用庭構成室(1A)と、下部の水槽収容室(1B)と
に区画されている。
【0014】支持板(2)は、本実施例では、任意の間
隔で抜穴(2a′)が設けられた強性厚板(2a)に、
極めて小さな穴を無数に有するメッシュ板(2b)が重
ねられた構成になっている。
【0015】支持板(2)は、観賞用庭のための構成材
(土や砂等)の通過を阻止して、水だけを通過させ、か
つ同じく構成材(土や砂、岩、観葉植物etc)を支持
し得るという条件を満たせば良く、本実施例に限定され
るものでない。
【0016】観賞用庭構成部(1A)は、支持板(2)
を底板として、周囲を基箱(1)の上部囲枠(1A′)
にて囲繞され、上方に向けて解放されている。
【0017】この観賞用庭構成部(1A)には、観葉植
物(3)、人造の滝(4)、築山(5)、鹿おどしや川
(図示せず)、照明装置(6)等が任意に配置されてい
る(要するに、美観を高めるように配置する)。
【0018】支持板(2)の下方の水槽収容室(1B)
には、水槽(7)が、基箱(1)の内壁に密接して収容
されている。
【0019】この水槽(7)の任意高さ位置には、極め
て小さな穴を有するメッシュ板(8)が横設されてお
り、また、該メッシュ板(8)よりも下方位置であっ
て、水槽(7)の壁と基箱(1)の壁の同一位置には水
取出口(9)が穿設され、該水取出口(9)には、基箱
(1)の外壁面に固着されたポンプ(10)に連通して
いる水供給用パイプ(11)の一方端部が取り付けられ
ている。
【0020】この水供給用パイプ(11)の他方端部
は、図のように、観賞用庭構成室(1A)の人造の滝
(4)に配置されており、また、図示はしていないが、
観葉植物(3)の根元部にもパイプ(11)の端部から
水が供給されるように配管してあること言うまでもな
い。
【0021】尚、水槽(7)からの水の供給は、常時供
給されていても良い対象(例えば、人造の滝、川、鹿お
どし)と、常時は必要としない対象(任意の時間的間隔
を設けて与えれば良い、例えば観葉植物)とは、別系統
にすると良い。
【0022】水槽(7)の上部位置の壁と基箱(1)の
壁の同一位置にはオーバーフロー口(12)が穿設さ
れ、該オーバーフロー口(12)には排出用パイプ(1
3)の端部が取り付けられており、水槽(7)内の水
(15)が、所定量をオーバーすると、該オーバーフロ
ー口(12)から排出用パイプ(13)を介して自動的
に外部に排出されるようになっている。
【0023】さらに、基箱(1)の頂部には照明装置
(6)が取り付けられており、夜間でも、観賞用庭構成
室(1A)を楽しめるようになっている。
【0024】基箱(1)の底部にはキャスター(14)
が取り付けられ、本発明装置を楽に移動させることが出
来るようになっている。移動させない必要がある場合等
には、キャスター(14)を取り付けないようにすれば
よいこと言うまでもない。
【0025】また、観賞用庭構成室(1A)に川を造る
に当たっては、その表面に砂と鉄粉を塗着させておく
と、使用の継続により、コケが生え、趣を一層増すので
好ましい。
【0026】尚、図示しないが、稲、野菜等の栽培に使
用する場合は、水の浄化装置等を組み込むとよい。
【0027】以下、作用を説明する。
【0028】観賞用庭構成室(1A)に、すなわち、支
持板(2)上に、観葉植物(3)、人造の滝(4)、築
山(5)、鹿おどしや川(図示せず)、照明装置(6)
等を任意に配置する。
【0029】一方、水槽(7)に所要量の水(15)を
入れる。
【0030】そこで、ポンプ(10)を作動させると、
水槽(7)内の水(15)は、水取出口(9)からパイ
プ(11a)を介して、人造の滝(4)、観葉植物
(3)、鹿おどし、川等に供給される。
【0031】尚、このポンプ(10)による水槽(7)
からの水の自動供給は、上に記したように、例えば、人
造の滝(4)等には、常時供給されるようにし、一方、
観葉植物(3)には、たとえば、タイマー装置を組み込
んでおき、一定のインターバルで一定時間ポンプが作動
するようにすることにより、一定の間隔で一定量の水が
供給されるようにするとよい。
【0032】上記のようにして、水槽(7)から観賞用
庭構成室(1A)の所要の対象物に供給された水は、重
力で再び水槽(7)内に自然に流下するが、水に土や砂
等が混じっていると、まず支持板(2)を通過する過程
で、メッシュ板(2b)にて土や砂等の流下が阻止され
る。
【0033】また、仮にメッシュ板(2b)を通って水
槽(7)の中に土や砂が入ってしまっても、水槽(7)
の中に設置したメッシュ板(8)にて水槽(7)内の下
部領域に至るのが阻止される。
【0034】すなわち、循環させる水槽(7)の水(1
5)は、異物の混入が無く、ポンプ(10)を傷めるよ
うなことがなく、また、水槽(7)の底に異物がたまっ
てしまうようなことも無い。
【0035】本発明装置の設置は、屋内でも屋外でも自
由であるが、屋外に設置した場合に、雨水が本発明装置
に入って、水槽(7)の水位が所定量をオーバーする
と、オーバーフロー口(12)からパイプ(13)を経
由して外部に排出される。
【0036】本発明装置の移動は、キャスター(14)
の働きにより、容易に行える。
【0037】
【発明の効果】
a) 本発明によれば、観葉植物、人造の滝、築山、鹿
おどし、照明装置などがコンパクトに基箱上に配置され
ているから、観賞用としての手を施した天然の庭の眺め
や雰囲気を、狭いスペースで、手軽に安価な費用で楽し
むことができる。
【0038】b) しかも、観葉植物、人造の滝、鹿お
どし、あるいは支持板(2)の上部室を栽培室とする場
合は、稲、野菜等には、基箱の下部に収容した水槽から
動力手段により自動的に水が供給されるように成してあ
るから、観葉植物の生命が確実に維持され、あるいは、
稲、野菜等の成長が確実に促され、また、人造の滝、鹿
おどしなどの機能も確実に発揮される。
【0039】c) そして、その供給された水は、再び
自然に水槽に回収される、すなわち、水槽の水は循環使
用されるように成してあるから、本発明装置の維持・管
理が、手間が掛からず非常に簡単・確実に行える。
【0040】d) さらに、水槽に回収される水は、極
めて小さな穴が無数に設けられたメッシュ板により、土
や砂、あるいはゴミ等の異物の混入が阻止されるように
成してあるから、動力手段(ポンプ)の故障を招くこと
が無く、また、水槽のメンテナンスも極めて楽に行え
る。
【0041】e) さらにまた、本発明装置の運搬や設
置場所の選択のための移動は、キャスターの働きにより
非常に楽に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部を切欠いて示した本発明装置の構造説明
図。
【図2】 支持板の構造説明図。
【符号の説明】
1・・・基箱 2・・・支持板 2a・・・強性厚板 2b・・・メッシュ板 3・・・観葉植物 4・・・人造の滝 5・・・築山 6・・・照明装置 7・・・水槽 8・・・メッシュ板 9・・・水取出口 10・・・ポンプ 11・・・水供給用パイプ 14・・・キャスター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基箱を設け、該基箱の任意高さ位置に水分
    のみ流下が可能に成した支持板を設けて、上部を基箱に
    囲繞された鑑賞用物設置あるいは食用植物等の栽培を可
    能に成した室を形成せしめ、一方上記支持板の下方には
    水槽を収容せしめるとともに、該水槽内の水を動力手段
    により自動的に上記室に供給可能に成してあり、室に供
    給した水が上記支持板を介して自然に水槽内に流下せし
    めるように成したことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】支持板には、極めて小さな水流下用穴が無
    数に設けられた盤材が含まれることを特徴とする[請求
    項1」に記載の観賞用庭装置。
  3. 【請求項3】水槽内の任意の高さ位置に、極めて小さな
    水流下用穴が無数に設けられた盤材が設けられてなるこ
    とを特徴とする「請求項1」に記載の観賞用庭装置。
  4. 【請求項4】基箱はキャスターにて支持され、可動自在
    と成してあることを特徴とする「請求項1」に記載の観
    賞用庭装置
JP4463794A 1994-02-04 1994-02-04 下部の水槽と上部の室とを水循環可能に成した装置 Pending JPH07213177A (ja)

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JP4463794A JPH07213177A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 下部の水槽と上部の室とを水循環可能に成した装置

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JP4463794A JPH07213177A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 下部の水槽と上部の室とを水循環可能に成した装置

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JP4463794A Pending JPH07213177A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 下部の水槽と上部の室とを水循環可能に成した装置

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JP (1) JPH07213177A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108891187A (zh) * 2018-08-23 2018-11-27 温州正城建设有限公司 一种园林假山
CN110509712A (zh) * 2019-08-21 2019-11-29 广州煌龙艺术科技发展有限公司 一种可控画中真实小瀑布艺术品展示台

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