JPH0895A - 室内植物観賞装置 - Google Patents

室内植物観賞装置

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JPH0895A
JPH0895A JP15825894A JP15825894A JPH0895A JP H0895 A JPH0895 A JP H0895A JP 15825894 A JP15825894 A JP 15825894A JP 15825894 A JP15825894 A JP 15825894A JP H0895 A JPH0895 A JP H0895A
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JP
Japan
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water
case body
sprinkler
pump
indoor plant
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JP15825894A
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English (en)
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Hiroshi Muraoka
博 村岡
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ATERA RES KK
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ケース内の観賞用植物の生育環境を最適に維
持する。 【構成】 ケース本体の上部に設置され、ケース本体の
横幅に相当するパイプからなる散水装置と、前記ケース
本体内の池などに溜っている水を汲み上げて循環させる
ためのポンプPと、ポンプPより吐出された水をケース
本体内の小川や滝、または散水装置側に切換えて循環さ
せるための切換弁Vとを備えたものであり、ケース本体
内に造成した景観のうち、山や丘などの高い部分をケー
ス本体内の背面側に配置し、ケース本体の上部の背面側
に散水装置を設置し、散水装置より散水された水が前方
に向かって流れ落ちるようにしたものである。また、散
水装置のパイプと切換弁とを伸縮可能な導水管により連
結し、散水装置をケース本体の上部で背面側より前面側
に向かって往復動可能に装着したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内植物観賞装置に関
し、さらに詳しくは、透明なケース本体内に室内インテ
リアとしての庭園や自然界の景観に似せて造成し、ケー
ス内植物の生育環境を最適に維持する室内植物観賞装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の室内インテリアとしては、例え
ば、ガラスあるいはアクリル樹脂などの透明な板材によ
り形成された水槽内に、金魚、熱帯魚などの観賞魚を飼
育するとともに、水槽の底に敷きつめた底砂に水草を植
え、擬岩を配置したり、あるいは種々のアクセサリーな
どを配置したりして自然に近い雰囲気をつくりだしてい
るものが一般的である。
【0003】このような水槽には、温度制御装置、水の
循環ポンプ、水の浄化装置などが設置されており、金
魚、熱帯魚などの観賞魚から排泄される汚物は、水槽内
を定期的に清掃することによって水をきれいな状態に保
つようにしている。
【0004】一方、近年では、水槽に水をはって金魚、
熱帯魚などの観賞魚を飼育しただけでは飽き易いので、
観賞用植物や庭園、滝や小川・池なども添えて自然の風
景に似せた景観を、ガラスあるいはアクリル樹脂などの
透明材料により形成されたケース内に造成することによ
り、室内インテリアの趣向範囲を拡大した室内植物観賞
装置などが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の室内植物観賞装置にあっては、ケースの上部が
開いているもの、あるいは蓋などにより密閉されている
ものなどがあるが、いずれのケースでも植物に水分を与
えなければ、発育が抑制されて枯れてしまい長持ちしな
いため、ときどき人為的に散水しなければならず、管理
が面倒であり、長期間の外出ができないなどの課題があ
った。
【0006】また、ケースの底部に設けた水槽内に一定
量の水を溜めておき、その水の自然蒸発によりケース内
の湿度を保持するようにしたものもあるが、ケース内の
水の蒸発量は無視できないものであり、蒸発した水を補
給する機能がないので、水槽内の水量が減少する度に補
充しなければならず、管理が面倒であった。
【0007】本発明は、従来技術の有する課題を解決す
るためになされたものであり、室内インテリアとしての
庭園、あるいは自然の風景に似せた景観を透明材料によ
り形成されたケース内に造成し、ケース内の観賞用植物
の生育環境を最適に維持する室内植物観賞装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、透明なケース本体の内部に、室内インテ
リアとして自由に設計された庭園、ゴルフコース、ある
いは自然の風景に似せた景観などを創造的に造成し、橋
やベンチなどの種々のアクセサリーの他に、池、小川や
滝などを配置した室内植物観賞装置において、前記ケー
ス本体の上部に設置され、ケース本体の横幅に相当する
パイプからなる散水装置と、前記ケース本体内の池など
に溜っている水を汲み上げて循環させるためのポンプ
と、前記ポンプより吐出された水をケース本体内の小川
や滝、または散水装置側に切換えて循環させるための切
換弁とを備えたものであり、前記ケース本体内に造成し
た景観のうち、山や丘などの高い部分をケース本体内の
背面側に配置し、前記ケース本体の上部の背面側に散水
装置を設置し、前記散水装置より散水された水が前方に
向かって流れ落ちるようにしたものである。また、前記
散水装置のパイプと切換弁とを伸縮可能な導水管により
連結し、前記散水装置をケース本体の上部で背面側より
前面側に向かって往復動可能に装着したものである。
【0009】
【作用】このような構成に基づいて、本発明によれば、
ケース本体内に造成した景観は、種々のアクセサリー、
池、小川や滝などの造形物、本物の草木、花、石、苔、
あるいはこれらのプラスチック製品などを適宜組合せて
配置した自由設計が基本であり、できるだけ自然の雰囲
気がだせるように工夫することができる。
【0010】また、ケース本体内の温度センサーまたは
湿度センサーにより検出された信号が予め設定されてい
る切換信号に達すると、切換弁が自動的に切換り散水装
置側の導水管が開かれ、ポンプより導入された水が散水
装置よりケース本体の下方全域に雨または霧雨状に散水
される。
【0011】さらに、ケース本体内に散水されて温度や
湿度などの生育環境が最適状態になるとセンサーによる
切換信号で切換弁が作動し、ポンプにより汲み上げられ
た水は、景観内の小川や滝側に供給されて池に戻される
ように循環する。
【0012】したがって、室内植物観賞装置内の全域に
適正な水分を均一に与えることができるので、植物の発
育が抑制されることなく長持ちするとともに、長期間外
出する場合であっても、ケース本体の内部に設けられた
センサーにより自動的に散水が行われるので、ケース本
体内の観賞用植物の生育環境が最適に維持され、管理も
容易である。
【0013】
【実施例】以下図面に基づいて、本発明による室内植物
観賞装置の実施例を詳細に説明するものとする。
【0014】図1は、本発明による室内植物観賞装置の
第1の実施例を示す断面図、図2は図1の背面側を示す
斜視図であり、図において、室内植物観賞装置1のケー
ス本体2は、ガラス板あるいはアクリル樹脂板などの透
明材料により上部が開口した箱体により形成されてお
り、ケース本体2の上部には蓋体3が取付けられるよう
になっている。
【0015】ケース本体2の内部には、室内インテリア
として自由に設計された庭園、ゴルフコース、あるいは
自然の風景に似せた景観4などが創造的に造成されてお
り、橋やベンチなどの種々のアクセサリーの他に、池
5、小川や滝6などを配置することにより、飽きのない
趣味が拡がり楽しめるようになっている。
【0016】ケース本体2の上部の背面側には、ケース
本体2の横幅に相当するパイプ7からなる散水装置8が
設置されており、ケース本体2の背面には、景観4内の
池5などに溜っている水を汲み上げて循環させるための
ポンプ9と、ポンプ9より吐出された水を景観4内の小
川や滝6、または散水装置8側に切換えて循環させるた
めの切換弁10とが設けられている。
【0017】ポンプ9には、景観4内の池5などに溜っ
ている水を汲み上げる給水管11が取付けられており、
この給水管11の先端部には、汲み上げる水の不純物を
取除くためのフィルタ12が設けられている。そして、
ポンプ9より吐出された水が吐出管13を介して切換弁
10を通り、景観4内の小川や滝6、または散水装置8
側に導水管14、15を介して選択的に供給されるよう
になっている。
【0018】切換弁10の切換動作は、手動または自動
により切換え可能になっており、自動切換動作の場合に
は、図示しないタイマーにより、所定の時間または日数
が経過する毎に切換弁10を散水装置8側に切換えた
り、あるいはケース本体2内に設置した温度センサーま
たは湿度センサーなどにより検出した信号と、予め設定
されている切換信号との比較により、切換弁10を自動
的に切換えることができるようになっている。
【0019】ケース本体2の上部に設置された散水装置
8のパイプ7には、下面側にのみ面した多数の小穴7a
が放射状に穿設されており、このパイプ7の一端部また
は中央部に、ポンプ9より切換弁10を介して導水管1
5が連結されている。そして、導水管15より散水装置
8のパイプ7に導入された水が、パイプ7の小穴7aよ
りケース本体2の下方全域に向かって雨または霧雨状に
散水されるようになっている。
【0020】ケース本体2内に散水されて、温度や湿度
などの生育環境が最適状態になるとセンサーによる切換
信号で切換弁10が作動し、ポンプ9により汲み上げら
れた水は、景観4内の小川や滝6側に供給され、池5に
戻されるように循環するが、ケース本体2内に造成した
池5の溜め水だけでは循環水の量が不足する場合には、
池5の下方に補給水タンクや水槽(図示せず)などを設
け、この水槽に給水管11に設けた補水口より水を補給
し、長期間水の補給を必要としないようになっている。
【0021】ここで、上記ケース本体2内に造成した景
観4は、種々のアクセッサリー、池5、小川や滝6など
の造形物には制限がなく、本物の草木、花、石、苔、あ
るいはこれらのプラスチック製品などが適宜組合せて配
置した自由設計が基本であるが、ケース本体2の背面側
に山や丘などの高い部分を配置することにより、散水さ
れた水が前方に向かって流れ落ちるよう設計され、ケー
ス本体2の背面に設置されたポンプ9や切換弁10など
の装置を隠すなどして、できるだけ自然の雰囲気がだせ
るように工夫されている。
【0022】以上の構成により、室内植物観賞装置1を
室内やオフィスのロビーなどにインテリアとして設置し
た場合、通常状態ではポンプ9が作動して池5の水を汲
み上げ、切換弁10より導水管14を介して小川や滝6
に給水され、池5に戻されるように循環している。
【0023】また、日数が経ちケース本体2内の温度セ
ンサーまたは湿度センサーにより検出された信号が、予
め設定されている切換信号に達すると、切換弁10が自
動的に切換り、導水管14側を閉じて散水装置8側の導
水管15が開かれ、ポンプ9より水が導入されると、散
水装置8のパイプ7の小穴7aよりケース本体2の下方
に向かって雨または霧雨状の水が全域に渡って散水され
る。そして、ケース本体2内に散水された水は、一部は
地面や植物に吸収されるとともに、残りが小川に流れて
池5に戻されてポンプ9により循環されている。
【0024】さらに、散水装置8により散水されてケー
ス本体2内の温度や湿度などの生育環境が最適状態にな
ると、センサーによる切換信号で切換弁10が作動し、
ポンプ9により汲み上げられた水は再び景観4内の小川
や滝6側に供給され、池5に戻されるように循環してい
る。
【0025】したがって、室内植物観賞装置1内の全域
に適正な水分を均一に与えることができる。このため
に、植物の発育が抑制されることなく長持ちし、しか
も、長期間外出する場合であっても、ケース本体2の内
部に設けられたセンサーにより自動的に散水が行われる
ので、ケース本体2内の観賞用植物の生育環境が最適に
維持され、管理も容易である。
【0026】図3は、本発明による室内植物観賞装置の
第2の実施例を示す上面側斜視図であり、図において第
1の実施例と共通する同一部品には同じ符号を付して説
明を省略する。
【0027】この実施例では、散水装置8がケース本体
2の前後方向に往復移動できるように構成されている。
すなわち、散水装置8のパイプ7と切換弁10とを連結
している導水管15の一部に、伸縮可能なフレキシブル
パイプ15aが設けられており、切換弁10が作動して
ポンプ9より散水装置8側に給水されると、散水装置8
のパイプ7をケース本体2の後方側から前方側に所定の
速度で往復移動させ、パイプ7の小穴よりケース本体2
の下方に向かって雨または霧雨状の水が全域に渡って散
水されるようになっている。
【0028】上記散水装置8を前後方向に往復動させる
移動装置20は、例えば、図4に示すように、ケース本
体2の上部に、前後方向に沿って固着した左右一対のブ
ラケット21、21と、このブラケット21、21の前
方側に設置した左右一対のプーリ22、22および後方
側に設置したプーリ23、23と、それぞれのプーリ2
2、23の間に掛け廻しされた左右のベルト24、24
と、片側のブラケット21に設置され後方側のプーリ2
3、23を所定のタイミングで正・逆回転させるステッ
プモータ25などにより構成されている。そして、上記
散水装置8のパイプ7の両端部に突設された軸26、2
6が、それぞれ前後のプーリ22、23に掛け廻しされ
たベルト24、24の上面側の後方位置に固定されてい
る。
【0029】ステップモータ25が所定のタイミングで
正・逆回転すると、ベルト24、24の上面側が一定の
範囲で前後方向に往復動するとともに、このベルト2
4、24の上面に固定されている散水装置8のパイプ7
を前後方向に往復移動させるようになっている。ここ
で、ステップモータ25は、切換弁10が散水装置8側
に切換わると同時に連動して正・逆回転され、散水装置
8のパイプ7をケース本体2の後方側から前方側に所定
の速度で往復動させるようになっており、切換弁10が
切換わって散水装置8側への給水が停止すると、散水装
置8のパイプ7がケース本体2の後方端部に戻るように
制御されている。
【0030】なお、上記散水装置8を往復動させる移動
装置20は、実施例に制限するものではなく、本発明の
主旨を逸脱しない範囲であれば、ベルトの代わりに、図
示しないチェーン、ロープなどを使用したり、あるいは
プーリやベルトを使用せず、ラックとピニオンの組合せ
により散水装置8をケース本体2の前後方向に往復動で
きるように構成することができる。
【0031】図5は本発明による室内植物観賞装置の第
3の実施例を示す要部の断面図であり、この実施例で
は、ケース本体2の底部に水を溜めておく水槽28を設
け、この水槽28内に高周波発生装置からの信号により
作動する高周波振動子29が設置されている。そして、
高周波発生装置は、ケース本体2内の温度センサーまた
は湿度センサーなどの検出信号によりオン・オフし、ケ
ース本体2内の温度や湿度が設定値を越えると、高周波
発生装置からの信号により高周波振動子29を作動させ
て霧を発生させ、この霧をケース本体2内に充満させる
ことにより、霧が植物などに付着して水滴となり観賞用
植物の生育環境を最適に維持するようにしたものであ
る。尚、ケ−ス本体2と水槽28とは別体のものを一体
に結合したものであってもよいし、あるいは合成樹脂な
どで一体に形成されているものであっても良い。
【0032】図6は本発明による室内植物観賞装置の第
4の実施例を示す要部の断面図であり、この実施例で
は、ケース本体2内の底部に水を溜めておく水槽30を
設けるとともに、この水槽30の下部に補助タンク31
を設置し、上記水槽30と補助タンク31とを連通管3
2により連通し、補助タンク31内の水を循環ポンプ3
3により水槽30内に吐出させるように構成されてい
る。尚、第3の実施例と同様、ケ−ス本体2と水槽28
とは別体のものを一体に結合したものであってもよい
し、あるいは合成樹脂などで一体に形成されているもの
であっても良い。また、補助タンク31はポンプの保守
点検を考慮して、水槽30に対して、着脱自在に取りつ
けるのが好ましい。
【0033】上記ケース本体2の底部に設けた水槽30
には、砂や砂利などが敷き詰められており、この水槽3
0に突出した連通管32の周囲が、繊維質などのフィル
タ34が詰められている開口を有する枠体35により囲
まれている。また、補助タンク31内の水を水槽30内
に吐出させる循環ポンプ33の給水口には、不純物を除
去するためのフィルタ36が設置されている。このため
に、水槽30に溜った水は、砂や砂利を通って枠体35
内のフィルタ34で濾過されて補助タンク31内に蓄え
られており、補助タンク31内の水はフィルタ36を通
って循環ポンプ33より吐出管37を介して水槽30内
に吐出されるので、ゴミや不純物の除去が容易である。
【0034】したがって、ケース本体2の下部に補助タ
ンク31がない場合には、ケース本体2に池を設けただ
けでは十分な水の量が確保されず、蒸発が激しいので頻
繁に水を補給しなければならなかったが、本発明の実施
例に示すように、ケース本体2の下部に補助タンク31
を設置して、補助タンク31内の水を循環させるように
したので、十分な水の補給が可能であり、ケース本体2
内の適正な水分を確保することができるとともに、植物
の発育が抑制されることなく長持ちし、しかも、長期間
外出する場合であっても、ケース本体2内の観賞用植物
の生育環境が最適に維持され、管理も容易である。
【0035】なお、ケース本体2の背面側に設置したポ
ンプ9、切換弁10、給水管11などは、景観4の後部
に隠れる場合もあるが、正面側からの美観を損ねること
のないように、図示しない被覆体により覆うようにした
り、あるいは、ケース本体2の上部に装着される蓋体3
側および下部の水槽側などを不透明な目隠しにより覆う
ことにより商品のグレードを高めるようにしている。ま
た、本発明によるケース本体2の形状は、箱形に制限す
るものではなく、円筒状、半円筒状、楕円状や球状にし
たものなど、室内インテリアとして設置する場所によっ
て、適宜自由に設計することができる。さらに、散水装
置8は、パイプ7の下面のみに多数の小穴7aを穿設し
たものを使用しているが、これに限定するものではな
く、スプリンクラーやノズル状に形成したものなどを適
宜使用することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、ケース本体内に造成した景観は、種々のア
クセサリー、池、小川や滝などの造形物には制限がな
く、本物の草木、花、石、苔、あるいはこれらのプラス
チック製品などを適宜組合せて配置した自由設計が基本
であり、できるだけ自然の雰囲気がだせるように工夫さ
れているので飽きることがない。
【0037】また、日数が経ちケース本体内の温度セン
サーまたは湿度センサー、タイマ−により検出された信
号が予め設定されている切換信号に達すると、切換弁が
自動的に切換り散水装置側の導水管が開かれ、ポンプよ
り導入された水が散水装置のパイプの小穴よりケース本
体の下方全域に雨または霧雨状に散水される。そして、
ケース本体内に散水された水は、一部は地面や植物に吸
収されるとともに、残りが小川に流れて池に戻されてポ
ンプにより循環される。
【0038】さらに、ケース本体内に散水されて温度や
湿度などの生育環境が最適状態になるとセンサーによる
切換信号で切換弁が作動し、ポンプにより汲み上げられ
た水は、景観内の小川や滝側に供給されて池に戻される
ように循環するが、ケース本体内に造成した池の溜め水
だけでは循環水の量が不足する場合には、池の下方に補
給水タンクや水槽などを設け、この水槽に給水管に設け
た補水口より水を補給できるようにしたので、長期間に
渡って水の補給を必要としない。
【0039】したがって、室内植物観賞装置内の全域に
適正な水分を均一に与えることができる。このために、
植物の発育が抑制されることなく長持ちし、しかも、長
期間外出する場合であっても、ケース本体の内部に設け
られたセンサーにより自動的に散水が行われるので、ケ
ース本体内の観賞用植物の生育環境が最適に維持され、
管理も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による室内植物観賞装置の第1の実施例
を示す上面図である。
【図2】図1の背面側を示す斜視図である。
【図3】本発明による室内植物観賞装置の第2の実施例
を示す上面側斜視図である。
【図4】図3の散水装置を往復動させる移動装置の実施
例を示す説明図である。
【図5】本発明による室内植物観賞装置の第3の実施例
を示す要部の断面図である。
【図6】本発明による室内植物観賞装置の第4の実施例
を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
1 室内植物観賞装置 2 ケース本体 4 景観 5 池 6 小川や滝 7 パイプ 8 散水装置 9 ポンプ 10 切換弁 30 水槽 31 補助タンク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明なケース本体の内部に、室内インテ
    リアとして自由に設計された庭園、ゴルフコース、ある
    いは自然の風景に似せた景観などを創造的に造成し、橋
    やベンチなどの種々のアクセサリーの他に、池、小川や
    滝などを配置した室内植物観賞装置において、 前記ケース本体の上部に設置され、ケース本体の横幅に
    相当するパイプからなる散水装置と、 前記ケース本体内の池などに溜っている水を汲み上げて
    循環させるためのポンプと、 前記ポンプより吐出された水をケース本体内の小川や
    滝、または散水装置側に切換えて循環させるための切換
    弁とを備えたことを特徴とする室内植物観賞装置。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体内に造成した景観のう
    ち、山や丘などの高い部分をケース本体内の背面側に配
    置し、 前記ケース本体の上部の背面側に散水装置を設置し、 前記散水装置より散水された水が前方に向かって流れ落
    ちるようにしたことを特徴とする請求項1記載の室内植
    物観賞装置。
  3. 【請求項3】 前記散水装置のパイプと切換弁とを伸縮
    可能な導水管により連結し、 前記散水装置をケース本体の上部で背面側より前面側に
    向かって往復動可能に装着したことを特徴とする請求項
    1および請求項2記載の室内植物観賞装置。
  4. 【請求項4】 前記散水装置より散水される水は、 前記ケース本体内に造成した池より切換弁を介して供給
    するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項
    3記載の室内植物観賞装置。
  5. 【請求項5】 前記ポンプより吐出された水をケース本
    体内の小川や滝、または散水装置側に切換えて循環させ
    るための切換弁を、手動もしくはケース本体内の雰囲
    気、あるいは所定時間により自動的に切換え可能にした
    ことを特徴とする請求項1記載の室内植物観賞装置。
  6. 【請求項6】 前記ケース本体内の底部に、水を溜めて
    おく水槽を設けるとともに、この水槽の下部に補助タン
    クを設置し、 前記水槽と補助タンクとを連通管により連通し、 前記補助タンク内の水を循環ポンプにより水槽内に吐出
    させるように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    室内植物観賞装置。
JP15825894A 1994-06-17 1994-06-17 室内植物観賞装置 Pending JPH0895A (ja)

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