JPH0722743B2 - 配管内面の自動洗浄装置 - Google Patents

配管内面の自動洗浄装置

Info

Publication number
JPH0722743B2
JPH0722743B2 JP3149113A JP14911391A JPH0722743B2 JP H0722743 B2 JPH0722743 B2 JP H0722743B2 JP 3149113 A JP3149113 A JP 3149113A JP 14911391 A JP14911391 A JP 14911391A JP H0722743 B2 JPH0722743 B2 JP H0722743B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
unit
hose
pipe
side device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3149113A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05111679A (ja
Inventor
勝彦 佐藤
逸男 武藤
茂樹 竹田
守 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Powrex KK
Mitsubishi Tanabe Pharma Corp
Original Assignee
Powrex KK
Mitsubishi Tanabe Pharma Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Powrex KK, Mitsubishi Tanabe Pharma Corp filed Critical Powrex KK
Priority to JP3149113A priority Critical patent/JPH0722743B2/ja
Priority to US07/757,397 priority patent/US5188134A/en
Priority to EP91308524A priority patent/EP0519134B1/en
Priority to DE69120260T priority patent/DE69120260T2/de
Publication of JPH05111679A publication Critical patent/JPH05111679A/ja
Publication of JPH0722743B2 publication Critical patent/JPH0722743B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B9/00Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto 
    • B08B9/02Cleaning pipes or tubes or systems of pipes or tubes
    • B08B9/027Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages
    • B08B9/04Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes
    • B08B9/043Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes moved by externally powered mechanical linkage, e.g. pushed or drawn through the pipes
    • B08B9/0433Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes moved by externally powered mechanical linkage, e.g. pushed or drawn through the pipes provided exclusively with fluid jets as cleaning tools
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/4238With cleaner, lubrication added to fluid or liquid sealing at valve interface
    • Y10T137/4245Cleaning or steam sterilizing
    • Y10T137/4259With separate material addition

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管内面の自動洗浄装
置に関し、特に、医薬品、食品等の製造プラント内の配
管系を最適洗浄フィ−ド速度・洗浄繰り返し回数等の外
部設定に対応して自動的に洗浄できるようにしたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗浄装置としては、ノズ
ルに設けられた複数個の噴射孔から高圧水を配管内面の
斜め後方に噴射させ、この噴射力によってノズルに推力
を発生させて配管内面を前進洗浄するものや、高圧ホ−
ス回転用の端末機あるいは駆動装置等で高圧ホ−スを回
転させながら配管内面に送り出して配管内面を洗浄する
ものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置において
は、前進方向での洗浄時、高圧ホ−スが長くなればなる
程、また配管の曲がり部が多くなればなる程、さらに配
管垂直部の長さが長くなればなる程、高圧ホ−スと配管
内面との摺動抵抗が大きくなり一定しなくなる。そのた
め、ノズルの自走速度が配管全長にわたって一定せず、
洗浄速度のバラツキが発生したり、自走送り出しが不可
能になったりしていた。
【0004】また、後退方向での洗浄作業を行なう場合
には、高圧ホ−スを手動で引き戻すしかなかった。
【0005】一方、高圧ホ−スを回転させて洗浄作業を
行なう場合にも、上記と同様に、摺動抵抗により回転力
の増大、バラツキ等が発生すると同時に、高圧ホ−ス回
転用端末機あるいは駆動装置の回転力が高圧ホ−スを介
して伝達されるため、ノズル先端部に正確に伝わらず回
転ムラ等が生じたりしていた。
【0006】また、高圧ホ−ス回転用端末機あるいは駆
動装置等はその構造が複雑であるため、装置全体が大型
化、高価化するという問題点があった。
【0007】しかも、これら従来の洗浄装置の最大の欠
点は、被洗浄物である配管系等の内部にノズル本体部が
突出した状態で取り付けられることである。そのため、
配管系等の内部で粉粒体等を処理する場合に、ノズル本
体が粉粒体によって目ずまりしたり、機械的に回転不能
となり洗浄時に洗浄不能となったり、また、粉粒体が洗
浄ノズルによって閉塞・付着現象を起こし、装置の安定
した運転を不可能にしたりすることがあった。さらに、
場合によっては生産能力の減少や製品品質の低下を生じ
させることがあった。
【0008】以上の理由から、従来、配管系等の内部を
洗浄する方法としては、洗浄口を手で開き洗浄ノズルま
たはホ−ス等を挿入して洗浄するか、あるいは個々の部
品に分解して手洗浄する等の方法が一般的に用いられて
いた。したがって、洗浄すべき箇所が多くなったり、容
易に近づけない場所等を洗浄する場合に、多くの人手・
労力および時間を要するばかりでなく危険を伴うため、
洗浄コストを上昇させると同時に洗浄効果・洗浄品質の
バラツキを発生させる一因となっていた。さらに、人為
的なミスが誘発されやすくなり、特に、医薬品、食品等
の製造設備においては、医薬品、食品等に対する汚染と
品質変化を極小化することが困難となる。これらを防止
するために、例えば、各製造ライン単位において各機器
ごとに、また必要によっては製造毎に、洗浄サイクル
[例えば、水道水による一次洗浄(洗浄剤による洗
浄)、脱イオン水・蒸留水による洗浄仕上げ、熱風
乾燥など]、および洗浄条件[例えば、洗浄圧力、
洗浄温度、洗浄時間又は水量、熱風温度、熱風乾燥
時間など]をプログラム化しシ−ケンシャルな制御を行
なうことが考えられるが、逆に、それによって省力化、
生産性の向上に大いに寄与できるという洗浄システムの
全自動化が阻害されてきたのである。
【0009】そこで、本発明は、従来のこれらの洗浄装
置に認められる上記問題点の解決手段を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄すべき配
管系に分岐接続される開閉自在のピンチバルブユニッ
ト、ピンチバルブユニットに接続されるオ−トフィ−ダ
ユニット、洗浄用流体を後方及び回転方向に噴射して自
転する自転式のノズルユニット、ノズルユニットをその
先端に結合した洗浄ホ−スを具えた配管内面の自動洗浄
装置を提供する。そして、洗浄ホ−スがオ−トフィ−ダ
ユニットにより所定の推力及び速度で進退自在に送り制
御され、洗浄時には上記ノズルユニットが開いたピンチ
バルブユニットを通って配管系内に侵入し、洗浄ホ−ス
を介して供給された洗浄用流体を噴射しながら配管内面
を洗浄し、非洗浄時にはノズルユニットが後方に引き込
み、閉じたピンチバルブユニットにより配管系から完全
に遮蔽されるようにした。
【0011】また、洗浄ホ−スの推力を制御するための
トルクリミッタユニットをオ−トフィ−ダユニットに具
備させた。
【0012】また、洗浄ホ−スの原点位置及び前進終点
位置を検出するための検出ユニットを配置し、検出ユニ
ットで検出した信号をオ−トフィ−ダユニットを可変速
制御する制御装置に送ることにより、洗浄ホ−スの進退
を自動制御するようにした。また、正逆可変速回転制御
されて洗浄ホ−スを巻取り・巻戻しするホ−スリ−ルユ
ニットを配置し、ホ−スリ−ルユニットを洗浄用流体の
圧送手段に接続し、洗浄用流体をホ−スリ−ルユニット
を介して洗浄ホ−スに供給するようにした。また、一対
の自動洗浄装置を上流側機器と下流側機器との間の配管
系に分岐接続し、上流側機器付近の配管部に接続され下
流側機器に至る配管部及び下流側機器を洗浄する一方の
自動洗浄装置と、下流側機器付近の配管部に接続され上
流側機器に至る配管部及び上流側機器を洗浄する他方の
自動洗浄装置とを択一的に制御運転するようにした。
【0013】
【作用】洗浄ホ−スは、オ−トフィ−ダユニットにより
所定の推力および速度で進退自在に送り制御される。洗
浄ホ−スの先端にはノズルユニットが結合されており、
ノズルユニットは洗浄ホ−スの前進により、開いたピン
チバルブユニットを通って配管系内に侵入する。配管系
内に侵入したノズルユニットは、洗浄ホ−スの進退送り
に伴って配管系内を進退移動し、洗浄用流体を後方およ
び回転方向に噴射しながら配管系内を洗浄する。洗浄が
完了すると、洗浄ホ−スがオ−トフィ−ダユニットによ
り後退せしめられ、これに伴ってノズルユニットは配管
系内を後退移動し、さらにピンチバルブユニットを通っ
て後方に引き込む。そして、ピンチバルブユニットが閉
じられる。ピンチバルブユニットにより、洗浄装置系は
配管系から完全に分離される。
【0014】本発明の自動洗浄装置は配管系から完全に
分離することができるので、粉粒体によるノズルの目ず
まり、ノズルによる粉粒体の閉塞・付着現象等が発生し
ない。しかも、配管系に直接接続されるため、粉粒体A
での輸送運転操作、洗浄操作、引き続いて粉粒体Bでの
輸送運転操作、・・・等の操作を、装置及び機器類を分
解することなくクロ−ズドのままで、しかも連続で自動
的に行なうことが可能である。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
【0016】図1は、本発明に係わる自動洗浄装置の全
体構成を示す。この自動洗浄装置は、下流側機器12A、
水平管2a、Y字管継手1a、エルボ3a、垂直管2
b、Y字管継手1b、エルボ3b、水平管2b、上流側
機器12Bをそれぞれヘル−ル継手11を介して接続した配
管系Cに、ヘル−ル継手11aおよび11bを介してそれぞ
れ分岐接続された一対の洗浄ユニットA・Bからなる。
洗浄ユニットAは、ヘル−ル継手11aを介して配管系C
のY字管継手1aに接続されたピンチバルブユニット4
a、ヘル−ル継手11aを介してピンチバルブユニット4
aに接続されたオ−トフィ−ダユニット5a、後述する
ノズルユニット15を先端に結合した高圧ホ−ス6a、お
よび高圧ホ−ス6aを巻き取り・巻き戻すためのホ−ス
リ−ルユニット7aを主要な構成要素とする。洗浄ユニ
ットBは、同様に、ピンチバルブユニット4b、オ−ト
フィ−ダユニット5b、高圧ホ−ス6b、およびホ−ス
リ−ルユニット7bを主要な構成要素とする。一対のオ
−トフィ−ダユニット5a・5bは、制御・動力線8a
を介してそれぞれ制御盤8に電気的に接続される。ま
た、一対のホ−スリ−ルユニット7a・7bは、制御・
動力線10aを介してそれぞれ制御盤10に電気的に接続さ
れ、制御盤10により正逆可変速回転制御される。高圧ホ
−ス6の後端部はホ−スリ−ルユニット7に巻設され、
さらに回転継手(図示省略)を介して高圧水配管9aに
より高圧ポンプユニット9に連結され、洗浄用流体例え
ば高温高圧水等の供給を受ける。
【0017】図2に示すように、高圧ホ−ス6の先端部
にはホ−スねじ継手13が固着されており、ホ−スねじ継
手13のオスねじ部に自転式のノズルユニット15が螺着さ
れる。また、ホ−スねじ継手13の外周部には検出リング
14が固着される。ノズルユニット15のノズル部には、洗
浄用流体を斜め後方に噴射させる複数個の噴射孔15a
と、回転方向に噴射させる1個の噴射孔15bとが形成さ
れる。
【0018】図3に示すように、高圧ホ−ス6の中間部
はオ−トフィ−ダユニット5に組み込まれた上下一対の
ブッシュ16a付のフィ−ドロ−ラ16により一定量で上下
に均等に押圧される。また、高圧ホ−ス6のオ−トフィ
−ダユニット5より後方側には検出リング17が挿着さ
れ、被洗浄物である配管系の洗浄必要長さに合わせた距
離相当の位置になるようにストッパリング18により位置
決め保持される。
【0019】図2および図4に示すように、オ−トフィ
−ダユニット5に接続されるピンチバルブユニット4の
バルブ外筒19は、前方部にOリング溝19aが形成された
フランジ部19b、後方部内径側にテ−パ円筒状のパッキ
ン押さえ面19c、ボス部19d、およびボス部19dより後
方に形成されたヘル−ル継手11を有する。そして、ボス
部19dの上方側には近傍スイッチ20が螺着され、下方側
には内部の洗浄排水を排出するための排出用孔21が形成
される。この近傍スイッチ20は制御盤8に接続されてお
り、前述した検出リング14と協働して高圧ホ−ス6の
「原点位置検出ユニット」を構成する。尚、排出用孔21
は大気に開放される。バルブ外筒19の内径部に挿着され
る内リング22は左右対称形をなし、両端部にテ−パ面22
a、テ−パ面22aに連続する円筒面22bおよび中央部の
円筒部22dを有する。バルブカバ−23は、後方部にフラ
ンジ部19bと結合されるフランジ部23b、内径側にテ−
パ円筒状のパッキン押さえ面23a、およびパイプ状に突
出した前方部の端面に形成されたヘル−ル継手11を有す
る。ゴムスリ−ブ24は両端にテ−パ円筒状部24aを有
し、テ−パ円筒状部24aをパッキン押さえ面19cとテ−
パ面22a、パッキン押さえ面23aとテ−パ面22aとでそ
れぞれクランプされる。このように、ゴムスリ−ブ24を
圧着した状態に挿着したのち、Oリング溝19aに装着さ
れたOリングを介してフランジ部19bとフランジ部23b
とをボルト26で結合する。この場合、ゴムスリ−ブ24の
内径面24b、ボス部19dの内径面19f、バルブカバ−23
の内径面23dをすべて同一径にするとともに、それぞれ
の境界接合面を密着させ各々の間にスキマがなく段差も
ない状態にするのが望ましい。さらに、ピンチバルブユ
ニット4の中央部には、バルブ外筒19および内リング22
を貫通する給排気用孔27が形成される。そして、内リン
グ22とゴムスリ−ブ24との間の空間部に操作用空気室62
が形成される。以上の態様にピンチバルブユニット4は
構成される。
【0020】図3に示すように、オ−トフィ−ダユニッ
ト5のケ−シング28の前端面28aには、後端面にインロ
−部30aが形成されたフランジ30が結合される。このフ
ランジ30の内径部にはスクレ−パ29が挿着され、また、
その前端面にはヘル−ル継手11が形成される。そして、
フランジ30はインロ−部30aを前端面28aに嵌め合わさ
れた後、補助メネジ31を介してボルトセット32によりケ
−シング28に固定され、さらに、ヘル−ル継手11をヘル
−ルパッキン33を介してピンチバルブユニット4のヘル
−ル継手11とクランプ継手34で相互に結合される。一
方、ケ−シング28の後端面28bには、高圧ホ−ス6の導
入を容易にするためのテ−パ状面28cが形成され、ま
た、近傍スイッチ35を螺着させたブラケット36が固着さ
れる。この近傍スイッチ35は制御盤8に接続されてお
り、検出リング17と協働して高圧ホ−ス6の「前進終点
位置検出ユニット」を構成する。
【0021】図5に示すように、ケ−シング28の軸受部
28dにはスナップリング37を介して支持軸受38が嵌合固
定される。支持軸受38には、フィ−ドロ−ラ駆動シャフ
ト39の段部39aよりの寸法が短い軸部が嵌挿される。そ
して、この軸部には分配ギヤ40が装着され、キ−41およ
びスナップリング42で固定される。また、段部39aの外
径部には、軸受部28dの端面28eに接触してシ−ル作用
をなすリップシ−ル43が係着される。一方、フィ−ドロ
−ラ駆動シャフト39の段部39aよりの寸法が長い軸部に
は、片フランジボス44が段部39aに密着した状態で挿着
され、さらに、片フランジボス44にキ−45で固定された
摩擦板46、ブッシュ16a付のフィ−ドロ−ラ16、摩擦板
46、プレ−ト47が所定の順序で挿着され、片フランジボ
ス44のネジ部に螺合するナット49で皿バネ48を介して固
定される。この片フランジボス44、摩擦板46、プレ−ト
47、ナット49、および皿バネ48によりトルクリミッタユ
ニットが構成される。また、片フランジボス44の反フラ
ンジ側の端面に密着させた状態でカラ−50が挿着され、
その外径部にはリップシ−ル43が係着される。この状態
で、高圧ホ−ス6を上下一対のフィ−ドロ−ラ16の溝61
間に挿通し、進退自在に把持させる。次に、ベアリング
カバ−51をインロ−部51bでケ−シング28に遊嵌した状
態にしておいて、支持軸受38aをフィ−ドロ−ラ駆動シ
ャフト39に挿着し、ベアリングカバ−51の軸受部51aに
嵌合する。そして、スナップリング42aで固定する。
【0022】図6に示すように、支持軸受38aの外輪38
bは軸受部51aの嵌合面51cに嵌合され、スナップリン
グ37aと肩部51dとにより軸方向の移動を規制される
が、スナップリング37aと肩部51dとの間の距離は軸受
幅Wよりも大きく設定されており、外輪38bの両端面側
には均等なスキマSがそれぞれ形成される。
【0023】オ−トフィ−ダユニット5は、上述した態
様に構成された上下一対のフィ−ドロ−ラユニットから
なる。そして、それぞれの分配ギヤ40が適当なバックラ
ッシュを保持した状態で回転自在に噛合わされるよう
に、フィ−ドロ−ラ駆動シャフト39の軸間距離は分配ギ
ヤ40のピッチ円径と同寸法に設定される。さらに、ベア
リングカバ−51はインロ−部51bをガイド面にしなが
ら、上下フィ−ドロ−ラユニットが最も軽く回転する位
置で総合的な芯出を行なった後、補助メネジ52を介して
ボルトセット53でケ−シング28に固定される。
【0024】図7に示すように、オ−トフィ−ダユニッ
ト5の駆動モ−タ54には、モ−タ52とギヤボックス53が
一体化されたギヤ−ドモ−タが使用される。図5に示す
ように、ギヤボックス53の出力軸54aには、ピニオンギ
ヤ55がキ−56で止められ、止めネジ57により分配ギヤ40
と正しく噛合う位置に固定される。また、ギヤボックス
53の端面にはピニオンギヤ55の外径よりも少し大きめの
径寸法を有するインロ−部53aが形成されており、駆動
モ−タ54はインロ−部53aをモ−タカバ−56aに嵌め合
わされたのちボルトセット53bで固定される。モ−タカ
バ−56aは、ピニオンギヤ55と分配ギヤ40とが適当なバ
ックラッシュを保持した状態で回転自在に噛み合わされ
るように芯出された後、補助メネジ60を介してボルトセ
ット58および59でケ−シング28に位置決め固定される。
モ−タ52は、制御・動力線8aを介して制御盤8に接続
されており、制御盤8により正逆可変速回転制御され
る。図8に示すように、フィ−ドロ−ラ16は円筒形状と
し、その内径部にはブッシュ16aが装着され、また外径
中央部には高圧ホ−ス6を把持するための溝61が形成さ
れる。溝61は、上下一対で高圧ホ−ス6を上下に一定量
で均等に圧下でき、高圧ホ−ス6との間に滑りが生じな
いような形状・寸法に設定される。
【0025】図9を参照しながら説明すると、高圧ホ−
ス6をフィ−ドロ−ラ16で圧下する以前の形状は、点
a、b、c、d、e、f、g、h、aを結ぶ直径D相当
の円形状であるが、圧下後の形状は、模型的に示せば、
点a1、b1、c1、d1、e1、f1、g1、h1、
a1を結ぶ楕円形状になる。溝61の形状は、近似的には
点g2、h1、a1、b1、c2あるいはg2、f1、
e1、d1、c2を結ぶ曲率半径Rの円弧状に形成され
る。さらに、点b1〜c2間、h1〜g2間、d1〜c
2間、およびf1〜g2間はいずれも同様に、上下一対
間でロ−ルすきま2kを形成する円筒面16cと円弧R1
で滑らかに連続した形状とされる。各部の寸法関係の一
例を同図の符号を用いて示すと、高圧ホ−ス6の外径寸
法D=1とした場合、R=0.6〜0.9、R1=0.
1〜0.2、i=0.04〜0.08、J=0.5〜
0.4、K=0.08〜0.1、B=1.9〜2.1と
する。また、本実施例では、フィ−ドロ−ラ16の形成材
料としてJISゴム硬度60〜80のゴム弾性体を用
い、さらに、溝61にシリコンゴムのライニング層16bを
形成して高温・高圧水等の洗浄用流体使用時の耐久性を
高めるようにした。このライニング層16bの厚さtは、
上記と同様の基準で示せば、t=0.04〜0.08と
する。
【0026】次に、以上説明した構成の洗浄装置の作用
について説明する。
【0027】図4において、給排気用孔27を通じて操作
用空気室62を大気に開放した状態にすると、ゴムスリ−
ブ24の外径部24cは大気に開放される。一方、ゴムスリ
−ブ24の内径部24bは排水用孔21を通じて大気に開放さ
れているから、この状態のとき、ゴムスリ−ブ24は変形
することなく当初の形状を維持する。この状態を「ピン
チバルブユニットが開状態にある」と称する。
【0028】図2において、給排気用孔27を通じて操作
用空気室62に1.5〜3.0kgf/cm2程度の圧縮
空気を供給すると、ゴムスリ−ブ24の内径部24bが排水
用孔21を通じて大気に開放されているため、ゴムスリ−
ブ24は圧力差を受けて内側に湾曲して変形する。この
時、内径部24bは中心部において円筒状部分の前面積の
50〜80%程度を相互に密着させる。この状態を「ピ
ンチバルブユニットが閉状態にある」と称する。このよ
うに、給排気用孔27を通じて操作用空気室62の圧力を調
整することにより、ピンチバルブユニット4を開状態、
閉状態に容易に操作することができる。
【0029】次に、「通常の洗浄操作運転」とは、配管
系等の屈曲部が2〜3箇所以上あって、高圧ホ−ス6と
配管系内面との摺動抵抗が大きくなったり一定しなくて
も、ノズルユニット15を配管系の屈曲部にならってスム
−スに、一定速度でしかも一定推力で安定して前進させ
たり後退させたりできる状態をいう。この状態は、オ−
トフィ−ダユニット5に具備されているトルクリミッタ
ユニットのトルク調整機能により実現される。すなわ
ち、図5において、ナット49を締め込む方向に回転させ
てゆくと、皿バネ48、プレ−ト47、片フランンジボス44
を介して、フィ−ドロ−ラ16の両端面が摩擦板46により
締め付けられる。反対に、ナット49を緩める方向に回転
させると、フィ−ドロ−ラ16の両端面は緩められる。フ
ィ−ドロ−ラ16を回転させるのに必要なトルク値が、フ
ィ−ドロ−ラ16と摩擦板46との間の摩擦トルク値よりも
大きくなった場合、両者間およびブッシュ16aと片フラ
ンンジボス44との間に滑りが生じる。このように、フィ
−ドロ−ラ16に対する摩擦板46の締付力を皿バネ48を介
してナット49で調節することにより、フィ−ドロ−ラ16
のトルク調整、換言すれば高圧ホ−ス6の推力調整がな
される。
【0030】「通常の洗浄操作運転」時に、実験的にホ
−スの推力を3kgf〜7kgfのトルク値に調節し、
これを「定常設定推力」と称す。また、「通常の洗浄操
作運転」時以上のホ−ス推力が発生した場合、例えば、
検出リング17の位置決め用ストッパリング18の位置決め
位置が洗浄必要長さよりも長めに設定され、上流側機器
12Aあるいは下流側機器12Bの本体壁面にノズルユニッ
ト15が当たって進行不可能になったような場合、あるい
は、配管系の管内面に被輸送物等による閉塞箇所があり
同様にノズルユニット15が進行不可能になったような場
合等を「非定常洗浄操作運転」と称する。「非定常洗浄
操作運転」時には、前述したように、フィ−ドロ−ラ16
と摩擦板46間、およびブッシュ16aと片フランジボス44
間で滑りが発生する。この滑りが発生するホ−ス推力を
「非定常設定推力」と称す。尚、この場合でも、フィ−
ドロ−ラ16を図9に示す形状・寸法にすることにより、
高圧ホ−ス6と溝61間の推力を「非定常設定推力」より
も大きな値(この値を「最大設定推力」と称す)に設定
することができるため、高圧ホ−ス6と溝61間の滑りは
回避される。この場合の推力は、実験的にはホ−ス推力
で6〜14kgf相当のトルク値に調整される。このよ
うに、「通常の洗浄操作運転」時のホ−ス相当推力であ
る「定常設定推力」F1と、「非定常洗浄操作運転」時
のホ−ス相当推力である「非定常設定推力」F2、およ
びフィ−ドロ−ラ16と高圧ホ−ス6間のホ−ス相当推力
である「最大設定推力」F3との間には以下の関係が成
り立つように通常は調整される。すなわち、
【0031】 F1≦F2(=3〜7kgf)<F3(=6〜14kgf)(式1) とされる。このことは、「定常設定推力」F1の範囲内
で「通常の洗浄操作運転」が行なわれ、モ−タの回転力
が滑りなしに同期的に高圧ホ−ス6に正しく伝わること
を示す。そして、異常発生時すなわちトルクリミッタユ
ニットとフィ−ドロ−ラ16間に滑りが発生した場合、高
圧ホ−ス6にモ−タ52の回転力が全く伝わらないように
なる。したがって、このような場合、高圧ホ−ス6はそ
の場で停止するため、損傷を未然に防ぐことができる。
さらに、原点位置検出ユニットとの組合せ制御により、
異常音を発したり、異常処理を行なったりすることも可
能である。また、上記関係は、高圧ホ−ス6とフィ−ド
ロ−ラ16間に滑りが一般的には発生しないことを示す。
【0032】図2に示すように、ピンチバルブユニット
4が閉じ、ノズルユニット15が後方に引き込んだ状態を
「高圧ホ−スが原点位置にある」と称す。この状態で、
高圧ホ−ス6に高温・高圧水等の洗浄用流体が高圧ポン
プユニット9より高圧水配管9a、回転継手(図示省
略)、ホ−スリ−ルユニット7を介して供給されると、
高圧ホ−ス6の先端に結合されたノズルユニット15はそ
の噴射孔15aおよび15bから洗浄用流体を噴射させ、自
転しながらボス部19dの内径面19f内を洗浄する。洗浄
後の排水は、排出用孔21から装置外に排出される。
【0033】次に、図4に示すように、ピンチバルブユ
ニット4を閉状態から開状態に切換えた後(例えば電磁
弁等により)、オ−トフィ−ダユニット5のモ−タ52に
より上下フィ−ドロ−ラ16を前進回転方向に駆動させれ
ば、高圧ホ−ス6はピンチバルブユニット4を通って配
管系内に侵入し、前進方向に進みながら配管内面をノズ
ルユニット15で洗浄する。検出リング14が近傍スイッチ
20の作動範囲外まで前進すると、原点位置検出ユニット
は高圧ホ−ス6が原点を離れて前進中であるとみなす。
【0034】高圧ホ−ス6が前進を続けると、図3に示
すように、検出リング17が近傍スイッチ35の作動範囲内
まで前進する。検出リング17はストッパリンブ18によ
り、必要洗浄距離に合わせた位置に保持されている。こ
の状態を「高圧ホ−スが前進終点位置にある」と称す。
この状態は、高圧ホ−ス6が配管系の必要洗浄長さに合
わせた距離相当まで前進して洗浄が進んでいることを示
し、前進終点位置検出ユニットは前進終点とみなし、制
御盤8に信号を送りオ−トフィ−ダユニット5のモ−タ
52を停止させる。その後、上流側機器12Bあるいは下流
側機器12Aの洗浄に必要な時間だけ高圧ホ−ス6の送
りを停止させた後、今度はオ−トフィ−ダユニット5の
モ−タ52により上下フィ−ドロ−ラ16を後退回転方向に
駆動させれば、高圧ホ−ス6は後退しながら配管内面を
洗浄する。検出リング17が近傍スイッチ35の作動範囲外
まで後退すると前進終点位置検出ユニットは高圧ホ−ス
6が後退中であるとみなす。高圧ホ−ス6が後退を続
け、検出リング14が近傍スイッチ20の作動範囲内に入る
と、原点位置検出ユニットは原点とみなし、オ−トフィ
−ダユニット5のモ−タ52を停止させる。洗浄操作運転
の最終時には、図2に示すように、ノズルユニット15は
原点位置にあり、同時にピンチバルブユニット4は閉じ
られる。このため、洗浄ユニットは配管系から完全に分
離された状態になる。以上が、「通常の洗浄操作運転」
時における各洗浄ユニットA・Bの「洗浄1サイクル」
である。各洗浄ユニットA・Bは、この「洗浄1サイク
ル」を択一的に行ない、上流側機器12Bおよび下流側
機器12Aを含めた配管部を洗浄する。すなわち、図1
において、ピンチバルブユニット4bを閉じ、洗浄ユニ
ットBを配管系Cから分離した状態で洗浄ユニットAを
操作運転することにより、上流側機器12Bおよび上流
側機器12Bに至る配管部を洗浄することができる。逆
に、ピンチバルブユニット4aを閉じ、洗浄ユニットA
を配管系Cから分離した状態で洗浄ユニットBを操作運
転することにより、下流側機器12A及び下流側機器1
2Aに至る配管部を洗浄することができる。「洗浄1サ
イクル」の繰り返し回数は、被洗浄物である配管系の態
様たとえば[被輸送物の物性、配管系の長さ、屈
曲部の箇所、配管内径など]や、洗浄サイクルたとえ
ば[水道水による一次洗浄(洗浄剤による洗浄)、
脱イオン水、蒸留水による仕上げ洗浄、熱風乾燥な
ど]、および洗浄条件たとえば[洗浄圧力、洗浄温
度、洗浄速度、洗浄時間または水量、熱風乾燥時
間など]等によってプログラム化されシ−ケンシャルな
制御によって行なわれる。
【0035】以上のこれらの操作は、配管系Cに接続さ
れた一対の洗浄ユニットA・Bについて有機的に結合さ
れ制御される。
【0036】尚、本発明は上記実施例に限らず、例えば
図10に示すように、下流側機器12Aを貫通せしめた状
態に配管系Cが構成されてもその機構上何ら問題のない
場合において、下流側機器12Aよりさらに下流側の配
管部に一つの洗浄ユニットAを接続するようにすれば、
前述したものと同様に、上流側機器12B、配管系C及
び下流側機器12Aを洗浄することができる。したがっ
て、一つの洗浄ユニットを配置するだけで、一対の洗浄
ユニットを配置したと同様の洗浄操作運転が可能とな
り、また同様の効果が得られるのでコスト的に安価な洗
浄システムを構築することができる。
【0037】また、図5において、上下のフィ−ドロ−
ラ駆動シャフト39上に配置したトルクリミッタユニット
をなくし、図11に示すように、駆動モ−タ54の出力軸
54a上に一つのトルクリミッタユニットを配置するとと
もに、フィ−ドロ−ラ16をロ−ラシャフト74に固着して
一体化するようにしてもよい。同図において、出力軸54
a上に挿着された片フランジボス65はキ−64止めされ、
さらにスナップリング72で固定される。そして、片フラ
ンジボス65の外径部に摩擦板66、ブッシュ67付のピニオ
ン68、摩擦板66、プレ−ト69が所定の順序で挿着され、
片フランジボス65のねじ部に螺合するナット71により皿
バネ70を介して固定される。一体化されたフィ−ドロ−
ラ16とロ−ラシャフト74は、フィ−ドロ−ラ駆動シャフ
ト39の段部39aとカラ−50とに密着配置され、キ−45で
固定される。このような構成にすることにより、前述し
た(式1)の関係は、
【0038】F1≦F2(=1.5〜3.5kgf)<
F3(=3〜7kgf)(式2)となり、半分のトルク
伝達容量のトルクリミッタユニットを一つだけ配置すれ
ばよく、コスト的に安価にすることができる。尚、同図
における説明を省略した細部は、図5に示すものと実質
的に同一構成である。
【0039】さらに、ノズルユニット15の噴射孔15aの
形状寸法、孔数、噴射角度等の変更により、被洗浄物に
対する最適な洗浄条件が得られる。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以下に示す特有の効果を有す
る。
【0041】(1)非洗浄時に、ノズルユニットが装置
接続部の内面に突出しておらず、しかもピンチバルブユ
ニットにより装置接続部を閉塞して配管系と完全に分離
しているから、粉粒体の処理を行なっても粉粒体の動き
を妨げないし、またコンタミネ−ション等の問題も避け
られる。
【0042】(2)被洗浄物である配管系の屈曲部が2
〜3箇所以上あって、高圧ホ−スと配管系内面の摺動抵
抗が大きくなったり、また一定しなくても、ノズルユニ
ットを配管系の屈曲部にならってスム−スに一定速度
で、しかも一定推力で安定して前進させたり後退させた
りすることができる。
【0043】(3)配管系の内面に被輸送物の閉塞箇所
がある等のために、ノズルユニットが進行不可能になっ
た場合、オ−トフィ−ダユニットに具備されたトルクリ
ミッタユニットとフィ−ドロ−ラ間に滑りが発生し、高
圧ホ−スにモ−タの回転力が全く伝わらないようにな
る。したがって、高圧ホ−スがその場で停止するため、
折れ曲がって破損したりするなどの損傷を未然に防ぐこ
とができる。
【0044】(4)自転式のノズルユニットの採用によ
り、ノズルに回転力を与えるため端末機あるいは駆動装
置等を使用する必要がなくなる。そのため、装置全体の
構造が単純化、小型化され、非常に安価になる。さら
に、ノズルユニットが洗浄用流体を噴射しながら回転す
るから、360゜全方向の洗浄が行なえる。
【0045】(5)配管系に一対の洗浄装置を接続した
洗浄システムを構築することにより、装置全体が小型化
され、さらに、自動運転することにより作業者が容易に
近付けないような箇所の洗浄を行なうことができる。
【0046】(6)配管系の態様、洗浄サイクル、洗浄
条件、洗浄必要回数等をプログラムし、下流側の洗浄装
置による洗浄と、上流側の洗浄装置による洗浄とを交互
に自動制御運転することにより、洗い残しがなく、一定
したレベルの洗浄効果が得られる。
【0047】(7)接液部の材質にSUS、テフロン等
を使用すると、従来の手洗浄では危険であった沸騰水に
近い高温水も扱えるので洗浄効果が高い。
【0048】(8)高温圧縮空気によるパ−ジが可能な
ので、洗浄終了後に適正な圧力でパ−ジすることによ
り、洗浄装置の運転時に洗浄用流体が流れこむことがな
く、また、洗浄後の配管系の内部を速やかに乾燥するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる自動洗浄装置の全体構成を示す
図である。
【図2】ピンチバルブユニットの閉状態を示す断面図で
ある。
【図3】オ−トフィ−ダユニットを示す一部断面図であ
る。
【図4】ピンチバルブユニットの開状態を示す断面図で
ある。
【図5】オ−トフィ−ダユニットを示す断面図である。
【図6】図5におけるD部を示す拡大断面図である。
【図7】オ−トフィ−ダユニットの駆動モ−タを示す一
部断面図である。
【図8】フィ−ドロ−ラを示す断面図である。
【図9】フィ−ドロ−ラの溝形状を示す図である。
【図10】本発明の他の実施例に係わる自動洗浄装置の
全体構成を示す図である。
【図11】オ−トフィ−ダユニットの他の実施例を示す
断面図である。
【符号の説明】
4 ピンチバルブユニット 5 オ−トフィ−ダユニット 6 高圧ホ−ス 7 ホ−スリ−ルユニット 8 制御盤 10 制御盤 12A 下流側機器 12B 上流側機器 14 検出リング 15 ノズルユニット 17 検出リング 20 近傍スイッチ A 洗浄ユニット B 洗浄ユニット C 配管系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹田 茂樹 大阪府高石市西取石7−2−9 (72)発明者 宮本 守 兵庫県伊丹市南野字南の口405−5

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄すべき配管系に分岐接続される開閉
    自在のピンチバルブユニット、ピンチバルブユニットに
    接続されるオ−トフィ−ダユニット、洗浄用流体を後方
    及び回転方向に噴射して自転する自転式のノズルユニッ
    ト、該ノズルユニットをその先端に結合した洗浄ホ−ス
    を具えたものであって、前記洗浄ホ−スが前記オ−トフ
    ィ−ダユニットにより所定の推力及び速度で進退自在に
    送り制御され、洗浄時には前記ノズルユニットが開いた
    前記ピンチバルブユニットを通って配管系内に侵入し、
    前記洗浄ホ−スを介して供給された洗浄用流体を噴射し
    ながら配管内面を洗浄し、非洗浄時には前記ノズルユニ
    ットが後方に引き込み、閉じたピンチバルブユニットに
    より配管系から完全に遮蔽されるようにした配管内面の
    自動洗浄装置。
  2. 【請求項2】 洗浄ホ−スの推力を制御するためのトル
    クリミッタユニットがオ−トフィ−ダユニットに具備さ
    れた請求項1の配管内面の自動洗浄装置。
  3. 【請求項3】 洗浄ホ−スの原点位置及び前進終点位置
    を検出するための検出ユニットを具え、該検出ユニット
    で検出した信号をオ−トフィ−ダユニットを送り制御す
    る制御装置に送ることにより、洗浄ホ−スの進退を自動
    制御するようにした請求項1又は2の配管内面の自動洗
    浄装置。
  4. 【請求項4】 正逆可変速回転制御されて洗浄ホ−スを
    巻取り・巻戻しするホ−スリ−ルユニットを具えたもの
    であって、該ホ−スリ−ルユニットが洗浄用流体の供給
    手段に接続され、洗浄用流体が該ホ−スリ−ルユニット
    を介して洗浄ホ−スに供給されるようにした請求項1、
    2、又は3の配管内面の自動洗浄装置。
  5. 【請求項5】 一対の請求項1、2、3、又は4の自動
    洗浄装置を上流側機器と下流側機器との間の配管系に分
    岐接続したものであって、上流側機器付近の配管部に接
    続され下流側機器に至る配管部及び下流側機器を洗浄す
    る一方の前記自動洗浄装置と、下流側機器付近の配管部
    に接続され上流側機器に至る配管部及び上流側機器を洗
    浄する他方の上記自動洗浄装置とを択一的に制御運転す
    るようにした配管内面の自動洗浄装置。
JP3149113A 1991-06-21 1991-06-21 配管内面の自動洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0722743B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3149113A JPH0722743B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 配管内面の自動洗浄装置
US07/757,397 US5188134A (en) 1991-06-21 1991-09-10 Automatic inner pipeline surface washing apparatus
EP91308524A EP0519134B1 (en) 1991-06-21 1991-09-18 Automatic inner pipeline surface washing apparatus
DE69120260T DE69120260T2 (de) 1991-06-21 1991-09-18 Automatische die Innenfläche einer Pipeline reinigende Vorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3149113A JPH0722743B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 配管内面の自動洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05111679A JPH05111679A (ja) 1993-05-07
JPH0722743B2 true JPH0722743B2 (ja) 1995-03-15

Family

ID=15467999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3149113A Expired - Lifetime JPH0722743B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 配管内面の自動洗浄装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5188134A (ja)
EP (1) EP0519134B1 (ja)
JP (1) JPH0722743B2 (ja)
DE (1) DE69120260T2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2772248B2 (ja) * 1995-02-15 1998-07-02 東洋エンジニアリング株式会社 配管自動接続装置
US5678584A (en) * 1995-08-31 1997-10-21 Mcdonnell Douglas Corporation Tube cleaning apparatus
AUPR973101A0 (en) * 2001-12-21 2002-01-24 Morden, Donald R High pressure rotary pipe "line" cleaner
DE10216581B4 (de) * 2002-04-14 2006-07-20 Asis Gmbh Versorgungsleitung für Beschichtungsanlagen, insbesondere Lackieranlagen
US20030226605A1 (en) * 2002-06-11 2003-12-11 Raftis George S. Multi-port pinch valve and methods of manufacture thereof
DE102004056789A1 (de) * 2004-11-24 2006-06-01 Eisenmann Maschinenbau Gmbh & Co. Kg Elektrische Trenneinheit für eine Fluid-Förderleitung
US20080083435A1 (en) * 2006-10-06 2008-04-10 Myers Craig W Method of inhibiting corrosion in storage and transport vessels
TWI374379B (en) 2007-12-24 2012-10-11 Wintek Corp Transparent capacitive touch panel and manufacturing method thereof
CN102211101B (zh) * 2011-03-01 2013-03-13 宁波市恒通液压科技有限公司 多功能管道冲洗滤油机
US8714514B2 (en) * 2012-03-09 2014-05-06 Fike Corporation Pinch valve having integrated pressure chamber
US10982376B2 (en) 2019-01-16 2021-04-20 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Washing machine appliance and extendable nozzle therefor

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2953799A (en) * 1959-03-23 1960-09-27 Jimmie D Arnold Pipe cleaning machine and cable feeding mechanism therefor
US3075535A (en) * 1961-05-29 1963-01-29 Lasting Walter Apparatus for flushing extraneous matter from clogged drain pipes
US3526547A (en) * 1968-08-21 1970-09-01 Albert F Shock Method and apparatus for cleaning out drain traps
FR1594222A (ja) * 1968-12-09 1970-06-01
US3872521A (en) * 1973-06-04 1975-03-25 Harry Friedman Drain trap and cleaner
JPS51104676U (ja) * 1975-02-20 1976-08-21
DE3009013A1 (de) * 1980-03-08 1981-09-17 Westendorf, Hubert, 5000 Köln Vorrichtung zum reinigen von schaechten
US4479538A (en) * 1981-06-22 1984-10-30 Bilco Tools, Inc. Casing scraper and method for making the same
DE3221245A1 (de) * 1982-06-04 1983-12-08 S + I Schlammpress-Technik und Industriereinigung GmbH & CoKG, 4047 Dormagen Vorschubeinrichtung fuer eine rohrreinigungsschlange
US4546789A (en) * 1983-03-31 1985-10-15 Taylor Robert R Valved access fitting
US4643218A (en) * 1986-04-24 1987-02-17 Reed Jr Robert L Cleaner and actuator device for remote access valve controls
US4981150A (en) * 1988-04-15 1991-01-01 Franman, Inc. Foundation drain cleaning apparatus and method
US4919160A (en) * 1988-09-12 1990-04-24 Pierce Joseph B System for cleaning whirlpool baths

Also Published As

Publication number Publication date
EP0519134B1 (en) 1996-06-12
JPH05111679A (ja) 1993-05-07
US5188134A (en) 1993-02-23
DE69120260D1 (de) 1996-07-18
DE69120260T2 (de) 1997-01-23
EP0519134A1 (en) 1992-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0722743B2 (ja) 配管内面の自動洗浄装置
JP4651395B2 (ja) 管路内面の洗浄装置およびその案内治具および洗浄装置を用いた洗浄方法
KR100826899B1 (ko) 파이프 외면 세척장치
US4206313A (en) Pipe cleaning nozzle
US20070075156A1 (en) Spraying system with automated nozzle cleaning device
US20180236475A1 (en) Apparatus and method for rotating cylindrical members and coating internal surface of tubulars
CN117380598B (zh) 一种原料清洗装置及清洗方法
US4272108A (en) Swivel for high-pressure conduit-cleaning assembly
JPH0335988B2 (ja)
JPH08504262A (ja) 熱交換面用清掃装置およびそのための改良されたノズル
US3086234A (en) Power driven snake canister
JP3076809B2 (ja) 洗浄ノズル
KR100771947B1 (ko) 파이프 내 다단 분사장치
US6684892B2 (en) Method and apparatus for online and offline cleaning of industrial systems
CN213591294U (zh) 一种管材内壁清洁装置
JP3223974B2 (ja) 排水管洗浄方法及び装置
KR20220123777A (ko) 고압수로 이송하며 정회전, 및 역회전 브러쉬를 이용한 상수도관 세척 장치 및 이를 이용한 상수도관 세척 방법
JP4165353B2 (ja) 空気輸送装置の洗浄方法
CN115143341B (zh) 一种地下管道的检测修复方法
US20040149324A1 (en) Apparatus for online and offline cleaning of industrial systems
KR100453520B1 (ko) 관 세정장치
CN218945858U (zh) 一种滚筒设备的在线清洗装置
CN219010471U (zh) 一种热轧钢卷除锈生产装置
CN114713575B (zh) 一种预防蒸汽导压管堵塞的装置
KR102466163B1 (ko) 튜브형 상수도 관로 세척장치

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19950829