JPH0722742B2 - サクション孔の洗浄装置 - Google Patents
サクション孔の洗浄装置Info
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- JPH0722742B2 JPH0722742B2 JP1227935A JP22793589A JPH0722742B2 JP H0722742 B2 JPH0722742 B2 JP H0722742B2 JP 1227935 A JP1227935 A JP 1227935A JP 22793589 A JP22793589 A JP 22793589A JP H0722742 B2 JPH0722742 B2 JP H0722742B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B9/00—Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto
- B08B9/02—Cleaning pipes or tubes or systems of pipes or tubes
- B08B9/027—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages
- B08B9/04—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes
- B08B9/049—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes having self-contained propelling means for moving the cleaning devices along the pipes, i.e. self-propelled
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、製紙プラントにおけるサクションローラの周
壁部に形成のサクション孔に付着堆積したパルプかす等
の汚物を洗浄除去するサクション孔の洗浄装置に関し、
更に詳しくは、サクションローラの周壁部に形成のサク
ション孔を洗浄する洗浄流体の噴出用のノズルと、その
ノズルの前記サクション孔に対する位置を保持する保持
部とを、前記サクションローラの内部を自走自在な処理
機に設けてあるサクション孔の洗浄装置に関する。
壁部に形成のサクション孔に付着堆積したパルプかす等
の汚物を洗浄除去するサクション孔の洗浄装置に関し、
更に詳しくは、サクションローラの周壁部に形成のサク
ション孔を洗浄する洗浄流体の噴出用のノズルと、その
ノズルの前記サクション孔に対する位置を保持する保持
部とを、前記サクションローラの内部を自走自在な処理
機に設けてあるサクション孔の洗浄装置に関する。
従来、この種のサクション孔の洗浄装置としては、駆動
回転軸に複数のノズルを周方向に分散させて取り付けて
なるノズル機構を筒体の内部に挿入すると共に、前記ノ
ズル機構を保持部により筒体の周壁部に形成のサクショ
ン孔に対して一定位置に保持して、前記ノズルから前記
サクション孔に対し、その軸心方向に洗浄流体を噴出す
ることによって、前記サクション孔及びその内壁面を洗
浄するものがあった。
回転軸に複数のノズルを周方向に分散させて取り付けて
なるノズル機構を筒体の内部に挿入すると共に、前記ノ
ズル機構を保持部により筒体の周壁部に形成のサクショ
ン孔に対して一定位置に保持して、前記ノズルから前記
サクション孔に対し、その軸心方向に洗浄流体を噴出す
ることによって、前記サクション孔及びその内壁面を洗
浄するものがあった。
しかし、上述した従来のサクション孔の洗浄装置では、
前記ノズルからの洗浄流体が前記サクション孔に対して
その軸心方向に噴出されるものであったから、前記サク
ション孔に詰まった汚物のうちの中央部の汚物は、前記
軸心方向への噴出流の圧力により除去されるものの、前
記サクション孔の内壁面に付着した汚物の除去は十分な
ものではなく、全体として不完全な洗浄となるという欠
点があった。
前記ノズルからの洗浄流体が前記サクション孔に対して
その軸心方向に噴出されるものであったから、前記サク
ション孔に詰まった汚物のうちの中央部の汚物は、前記
軸心方向への噴出流の圧力により除去されるものの、前
記サクション孔の内壁面に付着した汚物の除去は十分な
ものではなく、全体として不完全な洗浄となるという欠
点があった。
このように、十分な洗浄がなされなかった前記サクショ
ン孔にあっては、その内壁面に残った汚物に新たな汚物
が付着し易く、その結果、完全に洗浄がなされた前記サ
クション孔と比較して、極めて短い期間で次回の洗浄が
必要となるという欠点もあった。
ン孔にあっては、その内壁面に残った汚物に新たな汚物
が付着し易く、その結果、完全に洗浄がなされた前記サ
クション孔と比較して、極めて短い期間で次回の洗浄が
必要となるという欠点もあった。
本発明の目的は上述した従来欠点を解消する点にある。
本発明に係るサクション孔の洗浄装置は、 サクションローラの周壁部に形成のサクション孔を洗浄
する洗浄流体の噴出用のノズルを、前記サクションロー
ラの中心軸と直交する直交平面内で、前記サクション孔
の軸心方向に洗浄流体を噴出する第１ノズルと、前記直
交平面と同一の平面内で前記軸心方向と異なる角度で洗
浄流体を噴出する第２ノズルとで構成し、且つ、前記第
１ノズルからの噴出流の軌道と前記第２ノズルからの噴
出流の軌道との交差位置を、前記サクションローラの外
側に設定してあることを第１の特徴構成として備えてい
る。
する洗浄流体の噴出用のノズルを、前記サクションロー
ラの中心軸と直交する直交平面内で、前記サクション孔
の軸心方向に洗浄流体を噴出する第１ノズルと、前記直
交平面と同一の平面内で前記軸心方向と異なる角度で洗
浄流体を噴出する第２ノズルとで構成し、且つ、前記第
１ノズルからの噴出流の軌道と前記第２ノズルからの噴
出流の軌道との交差位置を、前記サクションローラの外
側に設定してあることを第１の特徴構成として備えてい
る。
また、本発明に係るサクション孔の洗浄装置は、 前記ノズルを、前記サクションローラの中心軸と直交す
る直交平面内で、前記サクション孔の軸心方向に洗浄流
体を噴出する第１ノズルと、前記直交平面と異なる前記
直交の平面内で前記軸心方向と異なる角度で洗浄流体を
噴出する第２ノズルとで構成してあることを第２の特徴
構成として備えている。
る直交平面内で、前記サクション孔の軸心方向に洗浄流
体を噴出する第１ノズルと、前記直交平面と異なる前記
直交の平面内で前記軸心方向と異なる角度で洗浄流体を
噴出する第２ノズルとで構成してあることを第２の特徴
構成として備えている。
前記サクション孔の洗浄を行うに際し、上述した第１の
特徴構成を備えた洗浄装置、第２の特徴構成を備えた洗
浄装置の何れを用いた場合も、前記第１ノズルからの洗
浄流体は、前記サクション孔に対してその軸心方向に噴
出されるので、前記サクション孔に詰まった汚物のうち
の中央部の汚物は、前記軸心方向への噴出流の圧力、即
ち、前記サクション孔に対する貫通力によって除去され
るようになる。
特徴構成を備えた洗浄装置、第２の特徴構成を備えた洗
浄装置の何れを用いた場合も、前記第１ノズルからの洗
浄流体は、前記サクション孔に対してその軸心方向に噴
出されるので、前記サクション孔に詰まった汚物のうち
の中央部の汚物は、前記軸心方向への噴出流の圧力、即
ち、前記サクション孔に対する貫通力によって除去され
るようになる。
一方、前記第２ノズルからの洗浄流体は、前記サクショ
ン孔に対して前記軸心方向と異なる角度で、即ち、前記
サクション孔の内壁面に向かって噴出されるので、その
噴出流の圧力が前記内壁面と付着汚物との界面に働き、
前記内壁面に付着した汚物は前記内壁面から分離除去さ
れるようになる。
ン孔に対して前記軸心方向と異なる角度で、即ち、前記
サクション孔の内壁面に向かって噴出されるので、その
噴出流の圧力が前記内壁面と付着汚物との界面に働き、
前記内壁面に付着した汚物は前記内壁面から分離除去さ
れるようになる。
また、前記第１ノズルからの洗浄流体及び前記第２ノズ
ルからの洗浄流体の何れも、前記サクションローラの中
心軸と直交する直交平面に沿って噴出されるため、その
噴出流体の前記サクション孔に対する衝撃エネルギー
が、前記処理機の走行移動の影響を受けて大きく減じる
ということがなく、しかも、前記第１ノズルからの洗浄
流体と前記第２ノズルからの洗浄流体とが、前記サクシ
ョンローラの内側で衝突することがない（更に詳しく
は、第１の特徴構成を備えた洗浄装置による場合は、前
記両洗浄流体の交差位置が前記サクションローラの外側
に設定されているので、前記両洗浄流体のサクションロ
ーラ内側での衝突が発生しない。また、第２の特徴構成
を備えた洗浄装置による場合は、前記両ノズルが異なる
直交平面内に設けられているので、前記両洗浄流体の衝
突は全く発生しない）ので、前記サクション孔に対する
衝撃エネルギーは、前記両洗浄流体の衝突に起因しては
減少することがなく、もって、前記付着汚物の分離除去
が有効に行われるようになる。
ルからの洗浄流体の何れも、前記サクションローラの中
心軸と直交する直交平面に沿って噴出されるため、その
噴出流体の前記サクション孔に対する衝撃エネルギー
が、前記処理機の走行移動の影響を受けて大きく減じる
ということがなく、しかも、前記第１ノズルからの洗浄
流体と前記第２ノズルからの洗浄流体とが、前記サクシ
ョンローラの内側で衝突することがない（更に詳しく
は、第１の特徴構成を備えた洗浄装置による場合は、前
記両洗浄流体の交差位置が前記サクションローラの外側
に設定されているので、前記両洗浄流体のサクションロ
ーラ内側での衝突が発生しない。また、第２の特徴構成
を備えた洗浄装置による場合は、前記両ノズルが異なる
直交平面内に設けられているので、前記両洗浄流体の衝
突は全く発生しない）ので、前記サクション孔に対する
衝撃エネルギーは、前記両洗浄流体の衝突に起因しては
減少することがなく、もって、前記付着汚物の分離除去
が有効に行われるようになる。
従って、本発明に係る洗浄装置を用いて、前記サクショ
ン孔の洗浄を行う場合は、前記サクション孔の内壁面に
付着汚物が残留しない完全な洗浄を行うことができるよ
うになり、不完全な洗浄しか行えなかった従来装置によ
る場合に比して、前記サクション孔の開口状態を長く維
持できて、長期間にわたり再洗浄を不要とすることがで
きるようになった。
ン孔の洗浄を行う場合は、前記サクション孔の内壁面に
付着汚物が残留しない完全な洗浄を行うことができるよ
うになり、不完全な洗浄しか行えなかった従来装置によ
る場合に比して、前記サクション孔の開口状態を長く維
持できて、長期間にわたり再洗浄を不要とすることがで
きるようになった。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図〜第４図には、本発明に係る洗浄装置の第１実施
例が示されている。前記洗浄装置は、サクションローラ
（10）の内部に挿入して作業を行うものであり、第２図
及び第３図に示すように、サクションローラ（10）の内
部をその内壁面に沿って自走自在な処理機（１）と、そ
の処理機（１）の先端部に設けたノズル（２）と、前記
処理機（１）の外周面に設けた三つの保持部（４）とか
ら構成されている。前記処理機（１）の後端部には、エ
アー供給パイプ（８）及び洗浄液供給パイプ（９）が接
続されている。
例が示されている。前記洗浄装置は、サクションローラ
（10）の内部に挿入して作業を行うものであり、第２図
及び第３図に示すように、サクションローラ（10）の内
部をその内壁面に沿って自走自在な処理機（１）と、そ
の処理機（１）の先端部に設けたノズル（２）と、前記
処理機（１）の外周面に設けた三つの保持部（４）とか
ら構成されている。前記処理機（１）の後端部には、エ
アー供給パイプ（８）及び洗浄液供給パイプ（９）が接
続されている。
前記ノズル（２）は、第１図に示すように、駆動回転軸
（３）（第２図参照）に対し、その駆動回転軸（３）の
周方向に分散させて取り付けられている。更に詳しく
は、前記ノズル（２）は、前記駆動回転軸（３）に対
し、前記サクションローラ（10）の中心軸と直交する直
交平面内で径方向姿勢となるように取り付けられた三本
の第１ノズル（2a）と、前記直交平面と同一の平面内で
径方向に対して所定の角度を有するように取り付けられ
た三本の第２ノズル（2b）との組合せからなる。
（３）（第２図参照）に対し、その駆動回転軸（３）の
周方向に分散させて取り付けられている。更に詳しく
は、前記ノズル（２）は、前記駆動回転軸（３）に対
し、前記サクションローラ（10）の中心軸と直交する直
交平面内で径方向姿勢となるように取り付けられた三本
の第１ノズル（2a）と、前記直交平面と同一の平面内で
径方向に対して所定の角度を有するように取り付けられ
た三本の第２ノズル（2b）との組合せからなる。
更に、前記ノズル（２）は、前記駆動回転軸（３）に対
し、前記第１ノズル（2a）からの噴出流の軌道（ａ）と
前記第２ノズル（2b）からの噴出流の軌道（ｂ）との交
差位置が図１に示すように前記サクションローラ（10）
の外側に位置するように取り付けられている。
し、前記第１ノズル（2a）からの噴出流の軌道（ａ）と
前記第２ノズル（2b）からの噴出流の軌道（ｂ）との交
差位置が図１に示すように前記サクションローラ（10）
の外側に位置するように取り付けられている。
前記保持部（４）は、図２に示すように、夫々左右一対
の走行用ベルト（5a）を配したベルト式走行部（５）を
前後一対のアーム（６）を介して前記処理機（１）に連
結して平行四連機構となすことにより構成されている。
そして、前記保持部（４）を、エアーシリンダ（図示せ
ず）及び駆動アーム（７）を介して外方へ突出移動さ
せ、前記サクションローラ（10）の内壁面へ圧接すると
共に、前記走行用ベルト（5a）をエアーモータ及び伝動
機構を介して駆動させ、もって、前記処理機（１）を前
記サクションローラ（10）の内壁面に沿って自動走行さ
せながら、前記ノズル（２）を前記処理機（１）の前後
軸心周りで回転させて、洗浄液及び空気を混合した洗浄
流体を、前記サクションローラ（10）の周壁部にその径
方向に形成してある複数の円筒状のサクション孔（11）
に対して噴出させるようになっている。
の走行用ベルト（5a）を配したベルト式走行部（５）を
前後一対のアーム（６）を介して前記処理機（１）に連
結して平行四連機構となすことにより構成されている。
そして、前記保持部（４）を、エアーシリンダ（図示せ
ず）及び駆動アーム（７）を介して外方へ突出移動さ
せ、前記サクションローラ（10）の内壁面へ圧接すると
共に、前記走行用ベルト（5a）をエアーモータ及び伝動
機構を介して駆動させ、もって、前記処理機（１）を前
記サクションローラ（10）の内壁面に沿って自動走行さ
せながら、前記ノズル（２）を前記処理機（１）の前後
軸心周りで回転させて、洗浄液及び空気を混合した洗浄
流体を、前記サクションローラ（10）の周壁部にその径
方向に形成してある複数の円筒状のサクション孔（11）
に対して噴出させるようになっている。
上述した洗浄装置による前記サクション孔（11）の内の
一つのサクション孔に対する洗浄機構を更に詳述すれ
ば、第１図に示すように、前記ノズル（２）の回転に伴
い、先ず、前記第１ノズル（2a）からの洗浄流体が前記
サクション孔（11）に対してその軸心方向に噴出される
ため、前記サクション孔（11）に詰まった汚物のうちの
中央部の汚物が、その軸心方向への噴出流の圧力、即
ち、前記サクション孔に対する貫通力によって除去され
る。その後、前記第２ノズル（2b）からの洗浄流体が前
記サクション孔（11）に対して前記軸心方向と異なる角
度、即ち、前記サクション孔（11）の内壁面（12）に向
かって噴出されるため、その噴出流の圧力が、前記内壁
面と付着汚物との界面に働いて、前記内壁面に付着した
汚物が前記内壁面から分離除去されるようになる。
一つのサクション孔に対する洗浄機構を更に詳述すれ
ば、第１図に示すように、前記ノズル（２）の回転に伴
い、先ず、前記第１ノズル（2a）からの洗浄流体が前記
サクション孔（11）に対してその軸心方向に噴出される
ため、前記サクション孔（11）に詰まった汚物のうちの
中央部の汚物が、その軸心方向への噴出流の圧力、即
ち、前記サクション孔に対する貫通力によって除去され
る。その後、前記第２ノズル（2b）からの洗浄流体が前
記サクション孔（11）に対して前記軸心方向と異なる角
度、即ち、前記サクション孔（11）の内壁面（12）に向
かって噴出されるため、その噴出流の圧力が、前記内壁
面と付着汚物との界面に働いて、前記内壁面に付着した
汚物が前記内壁面から分離除去されるようになる。
しかも、前記第１ノズル（2a）からの洗浄流体及び前記
第２ノズル（2b）からの洗浄流体の何れも、前記サクシ
ョンローラ（10）の中心軸と直交する直交平面に沿って
噴出されるため、その噴出流体の前記サクション孔（1
1）に対する衝撃エネルギーが、前記処理機（１）の走
行移動の影響を受けて大きく減じるということがない。
更に、前記第１ノズル（2a）からの洗浄流体と前記第２
ノズル（2b）からの洗浄流体との交差位置が、前記サク
ションローラ（10）の外側に設定されているので、前記
両洗浄流体のサクションローラ（10）内側での衝突が発
生しないので、前記サクション孔（11）に対する衝撃エ
ネルギーが、前記両洗浄流体の衝突に起因して減少する
ことがない。
第２ノズル（2b）からの洗浄流体の何れも、前記サクシ
ョンローラ（10）の中心軸と直交する直交平面に沿って
噴出されるため、その噴出流体の前記サクション孔（1
1）に対する衝撃エネルギーが、前記処理機（１）の走
行移動の影響を受けて大きく減じるということがない。
更に、前記第１ノズル（2a）からの洗浄流体と前記第２
ノズル（2b）からの洗浄流体との交差位置が、前記サク
ションローラ（10）の外側に設定されているので、前記
両洗浄流体のサクションローラ（10）内側での衝突が発
生しないので、前記サクション孔（11）に対する衝撃エ
ネルギーが、前記両洗浄流体の衝突に起因して減少する
ことがない。
以下、上述したサクションローラの洗浄装置を用いるに
好適な洗浄対象について述べる。
好適な洗浄対象について述べる。
製紙プラントにおけるサクションローラ（10′）は、第
４図に示すように、周壁部に複数のサクション孔（1
1′）を形成してあり、上下両面をフェルト布（13）で
挟まれたパルプ（14）を押圧ローラ（15）とで挟持搬送
しつつ、前記パルプ（14）に含まれる水分を前記サクシ
ョン孔（11′）を通して吸引するものである。
４図に示すように、周壁部に複数のサクション孔（1
1′）を形成してあり、上下両面をフェルト布（13）で
挟まれたパルプ（14）を押圧ローラ（15）とで挟持搬送
しつつ、前記パルプ（14）に含まれる水分を前記サクシ
ョン孔（11′）を通して吸引するものである。
即ち、前記サクションローラ（10′）の内壁部であっ
て、前記フェルト布（13）との接触部に対向する箇所
に、その長手方向に沿って設けた樋（16）を介して水分
を吸引するものであり、前記サクションローラの洗浄装
置は、このサクション孔（11′）に対し、前記フェルト
布（13）を通して流入してパルプかすを、洗浄除去する
ために用いられる。
て、前記フェルト布（13）との接触部に対向する箇所
に、その長手方向に沿って設けた樋（16）を介して水分
を吸引するものであり、前記サクションローラの洗浄装
置は、このサクション孔（11′）に対し、前記フェルト
布（13）を通して流入してパルプかすを、洗浄除去する
ために用いられる。
以下、本発明の別実施例について説明する。
1.前記第１ノズル（2a）からの噴出流の軌道（ａ）と前
記第１ノズル（2a）からの噴出流の軌道（ａ）とが交差
する虞を回避するため（前記両軌道（ａ），（ｂ）が交
差すると、互いの噴出流体が衝突を起こし十分な洗浄を
なし得なくなる）、上述の第１実施例では、前記両軌道
（ａ），（ｂ）の交差位置がサクションローラ（10）の
外側に位置するように工夫したが、第５図（イ），
（ロ）に示すように、第１ノズル（2a）と第２ノズル
（2b）とをノズル（２）の回転軸心方向にずらせた第２
実施例、即ち、前記ノズル（２）を、前記サクションロ
ーラ（10）の中心軸と直交する直交平面内で、前記サク
ション孔（11）の軸心方向に洗浄流体を噴出する第１ノ
ズル（2a）と、前記直交平面と異なる前記直交の平面内
で前記軸心方向と異なる角度で洗浄流体を噴出する第２
ノズル（2b）とで構成してある第２実施例を採用するこ
とにより、前記交差の虞を回避してもよい。
記第１ノズル（2a）からの噴出流の軌道（ａ）とが交差
する虞を回避するため（前記両軌道（ａ），（ｂ）が交
差すると、互いの噴出流体が衝突を起こし十分な洗浄を
なし得なくなる）、上述の第１実施例では、前記両軌道
（ａ），（ｂ）の交差位置がサクションローラ（10）の
外側に位置するように工夫したが、第５図（イ），
（ロ）に示すように、第１ノズル（2a）と第２ノズル
（2b）とをノズル（２）の回転軸心方向にずらせた第２
実施例、即ち、前記ノズル（２）を、前記サクションロ
ーラ（10）の中心軸と直交する直交平面内で、前記サク
ション孔（11）の軸心方向に洗浄流体を噴出する第１ノ
ズル（2a）と、前記直交平面と異なる前記直交の平面内
で前記軸心方向と異なる角度で洗浄流体を噴出する第２
ノズル（2b）とで構成してある第２実施例を採用するこ
とにより、前記交差の虞を回避してもよい。
2.上述の第２実施例において、即ち、第１ノズル（2a）
と第２ノズル（2b）とをノズル（２）の回転軸心方向に
ずらせて構成する場合には、第５図の二点鎖線で示すよ
うに、第１ノズル（2a）と第２ノズル（2b）の回転軸芯
方向の間隔を狭めることで、第１ノズル（2a）からの噴
出流の軌道（ａ）と第２ノズル（2b）からの噴出流の軌
道（ｂ）との交差を回避しながらも、同時に、同じサク
ション孔（11）に向けて噴出させることができ、洗浄時
間効率が上昇する。
と第２ノズル（2b）とをノズル（２）の回転軸心方向に
ずらせて構成する場合には、第５図の二点鎖線で示すよ
うに、第１ノズル（2a）と第２ノズル（2b）の回転軸芯
方向の間隔を狭めることで、第１ノズル（2a）からの噴
出流の軌道（ａ）と第２ノズル（2b）からの噴出流の軌
道（ｂ）との交差を回避しながらも、同時に、同じサク
ション孔（11）に向けて噴出させることができ、洗浄時
間効率が上昇する。
3.先の実施例では、第２ノズルは第１ノズルと別体で構
成してあるが、例えば第１ノズルの先端部を分岐させて
第２ノズルを構成するというように、第１ノズルと第２
ノズルとを同体で構成してもよい。
成してあるが、例えば第１ノズルの先端部を分岐させて
第２ノズルを構成するというように、第１ノズルと第２
ノズルとを同体で構成してもよい。
4.先の実施例では、第２ノズルとして、サクション孔に
対してその軸心方向と一方向にのみ異なる角度で洗浄流
体を噴出するものを説明したが、第２ノズルとしては、
複数の方向に異なる角度で洗浄流体を噴出する複数のノ
ズルで構成してもよい。
対してその軸心方向と一方向にのみ異なる角度で洗浄流
体を噴出するものを説明したが、第２ノズルとしては、
複数の方向に異なる角度で洗浄流体を噴出する複数のノ
ズルで構成してもよい。
5.また、第６図に示すように、軸心周りに二重構造をな
すノズル（２′）であって、外周のノズル（2b′）に前
記軸心方向に螺旋状の流路（Ｒ）を形成することによ
り、中央部のノズル（2a′）を前記軸心方向に洗浄流体
を噴出する第１ノズルとして、外周のノズルを前記軸心
方向に対して周方向に拡散して洗浄流体を噴出する第２
ノズルとして構成してもよい。ここで、第２ノズルとし
ては螺旋状の流路（Ｒ）に限定するものではなく、任意
の形状をとりうる。
すノズル（２′）であって、外周のノズル（2b′）に前
記軸心方向に螺旋状の流路（Ｒ）を形成することによ
り、中央部のノズル（2a′）を前記軸心方向に洗浄流体
を噴出する第１ノズルとして、外周のノズルを前記軸心
方向に対して周方向に拡散して洗浄流体を噴出する第２
ノズルとして構成してもよい。ここで、第２ノズルとし
ては螺旋状の流路（Ｒ）に限定するものではなく、任意
の形状をとりうる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
第１図〜第４図は、本発明に係る洗浄装置の第１実施例
を示し、第１図はノズルの正面図、第２図は洗浄装置の
側面図、第３図は同正面図、第４図はサクションローラ
の斜視図である。第５図〜第６図は、本発明に係る洗浄
装置の別実施例を示し、第５図（イ）は本発明に係る洗
浄装置の第２実施例の要部を示す正面図、第５図（ロ）
はその側面図、第６図は更に別の実施例のノズルの説明
図である。 （２）……ノズル、（2a）……第１ノズル、（2b）……
第２ノズル、（10）……サクションローラ、（11）……
サクション孔
を示し、第１図はノズルの正面図、第２図は洗浄装置の
側面図、第３図は同正面図、第４図はサクションローラ
の斜視図である。第５図〜第６図は、本発明に係る洗浄
装置の別実施例を示し、第５図（イ）は本発明に係る洗
浄装置の第２実施例の要部を示す正面図、第５図（ロ）
はその側面図、第６図は更に別の実施例のノズルの説明
図である。 （２）……ノズル、（2a）……第１ノズル、（2b）……
第２ノズル、（10）……サクションローラ、（11）……
サクション孔
Claims (2)
- 【請求項１】サクションローラ（10）の周壁部に形成の
サクション孔（11）を洗浄する洗浄流体の噴出用のノズ
ル（２）と、そのノズル（２）の前記サクション孔（1
1）に対する位置を保持する保持部（４）とを、前記サ
クションローラ（10）の内部を自走自在な処理機（１）
に設けてあるサクション孔の洗浄装置であって、 前記ノズル（２）を、前記サクションローラ（10）の中
心軸と直交する直交平面内で、前記サクション孔（11）
の軸心方向に洗浄流体を噴出する第１ノズル（2a）と、
前記直交平面と同一の平面内で前記軸心方向と異なる角
度で洗浄流体を噴出する第２ノズル（2b）とで構成し、
且つ、前記第１ノズル（2a）からの噴出流の軌道（ａ）
と前記第２ノズル（2b）からの噴出流の軌道（ｂ）との
交差位置を、前記サクションローラ（10）の外側に設定
してあるサクション孔の洗浄装置。 - 【請求項２】サクションローラ（10）の周壁部に形成の
サクション孔（11）を洗浄する洗浄流体の噴出用のノズ
ル（２）と、そのノズル（２）の前記サクション孔（1
1）に対する位置を保持する保持部（４）とを、前記サ
クションローラ（10）の内部を自走自在な処理機（１）
に設けてあるサクション孔の洗浄装置であって、 前記ノズル（２）を、前記サクションローラ（10）の中
心軸と直交する直交平面内で、前記サクション孔（11）
の軸心方向に洗浄流体を噴出する第１ノズル（2a）と、
前記直交平面と異なる前記直交の平面内で前記軸心方向
と異なる角度で洗浄流体を噴出する第２ノズル（2b）と
で構成してあるサクション孔の洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1227935A JPH0722742B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | サクション孔の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1227935A JPH0722742B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | サクション孔の洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0389986A JPH0389986A (ja) | 1991-04-15 |
| JPH0722742B2 true JPH0722742B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=16868588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1227935A Expired - Lifetime JPH0722742B2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | サクション孔の洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722742B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6206016B1 (en) * | 1998-07-27 | 2001-03-27 | Mac & Mac Hydrodemolition Inc. | Spray cleaner for interior surface of pipeline |
| US6550486B2 (en) | 1998-07-30 | 2003-04-22 | Mac & Mac Hydrodemolition, Inc. | Apparatus for scarifying the interior surface of a pipeline |
| US6418947B1 (en) | 1998-07-30 | 2002-07-16 | Mac & Mac Hydrodemolition, Inc. | Scarifier for interior surface of pipeline |
| US7128074B2 (en) | 1998-07-30 | 2006-10-31 | Mac & Mac Hydrodemolition, Inc. | Scarifier for the interior surface of a pipeline |
| JP2002202089A (ja) * | 2001-01-09 | 2002-07-19 | Shimadzu Corp | ターボ形ドライ真空ポンプ |
| CN110293104B (zh) * | 2019-07-23 | 2023-02-28 | 泸州职业技术学院 | 一种带单向阀的旋转喷射清管器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5155009U (ja) * | 1974-10-16 | 1976-04-27 | ||
| JPS60165583U (ja) * | 1984-04-12 | 1985-11-02 | 株式会社 新東京ボ−リング | 集・排水パイプ清掃用のノズル |
-
1989
- 1989-09-01 JP JP1227935A patent/JPH0722742B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0389986A (ja) | 1991-04-15 |
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