JPH0722631U - 培養ボトルキャップの分離装置 - Google Patents
培養ボトルキャップの分離装置Info
- Publication number
- JPH0722631U JPH0722631U JP6421792U JP6421792U JPH0722631U JP H0722631 U JPH0722631 U JP H0722631U JP 6421792 U JP6421792 U JP 6421792U JP 6421792 U JP6421792 U JP 6421792U JP H0722631 U JPH0722631 U JP H0722631U
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- JP
- Japan
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- belt
- pulleys
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 きのこなどの人工栽培に使う培養ボトルの円
形のプラスチック製キャップ、特に二重構造をしたキャ
ップの内部のスポンジ状フィルターを交換する際、キャ
ップ本体と上蓋とに設けられた凹凸状の嵌め込み部分を
自動的に分離する装置を提供することにより、従来の人
手による作業と比べて時間当たりの処理能力が極めて高
くなるばかりでなく、作業者の疲労を著しく軽減し、作
業者がその鋭利な工具で負傷する危険性もなくなる。 【構成】 平板の上面にその軸芯が垂直に設けられた回
転可能な一対のプーリーと、該一対のプーリーに駆動さ
れ、一定方向に回転するベルトと、該ベルトより一定間
隔を持って平行に設けられ、該ベルトと同方向に回転
し、かつ走行速度が異なる他のベルトと、これを駆動す
る他の一対のプーリーとを設けたものである。
形のプラスチック製キャップ、特に二重構造をしたキャ
ップの内部のスポンジ状フィルターを交換する際、キャ
ップ本体と上蓋とに設けられた凹凸状の嵌め込み部分を
自動的に分離する装置を提供することにより、従来の人
手による作業と比べて時間当たりの処理能力が極めて高
くなるばかりでなく、作業者の疲労を著しく軽減し、作
業者がその鋭利な工具で負傷する危険性もなくなる。 【構成】 平板の上面にその軸芯が垂直に設けられた回
転可能な一対のプーリーと、該一対のプーリーに駆動さ
れ、一定方向に回転するベルトと、該ベルトより一定間
隔を持って平行に設けられ、該ベルトと同方向に回転
し、かつ走行速度が異なる他のベルトと、これを駆動す
る他の一対のプーリーとを設けたものである。
Description
【0001】
本考案は主としてきのこなどの人工栽培に使う培養ボトルの、特に二重構造を して内部にスポンジ状フィルターが挿入されたプラスチック製キャップの、キャ ップ本体と上蓋とを自動的に分離する装置に関するものである。
【0002】
従来、きのこなどの人工栽培に使う培養ボトルの円形のプラスチック製キャッ プ、特に二重構造をしたキャップ30の内部のスポンジ状フィルター31を交換 する際、キャップ本体31と上蓋32とに設けられた凹凸状の嵌め込み部分34 を、人手により先端が鋭利な工具を用いてこじ開けて分離していた。
【0003】 しかしながら人手による作業では時間当たりの処理能力が低いばかりでなく、 作業者に多大な疲労をもたらし、時には作業者がその鋭利な工具で負傷する危険 性もあった。
【0004】
本考案は、上記問題点を解決すべく、人手によらず、きのこなどの人工栽培に 使う培養ボトルの、キャップ本体と上蓋とを自動的に分離する装置の提供をその 課題とする。
【0005】
本考案は、平板2と該平板の上面2aに対し、その軸芯が垂直に設けられた回 転可能な一対のプーリー3と、該一対のプーリー3に駆動され、一定方向に回転 するベルト5と、該ベルト5より一定間隔を持って平行に設けられ、該ベルト5 と同方向に回転し、かつ走行速度が異なる他のベルト6と、これを駆動する他の 一対のプーリー4より構成されるものである。なお、上記平板2は上記ベルト5 、ベルト6の走行方向に傾斜をもって取り付けられるのが好ましく、また、一定 間隔とはベルト5、ベルト6に挟まれた寸法Wがキャップ本体30の外径寸法D より若干狭く調整されている。
【0006】
分離しようとするキャップの上蓋32を下に、キャップ本体31を上にして上 記平板2の斜面上方の投入位置10に置くと、キャップは滑って上記ベルト5、 ベルト6の上端付近に移動する。ベルト5とベルト6は互いに同方向に回転して いるが、走行速度が異なることにより送り力が発生し、向かい合ったベルト面に 接触したキャップ30を斜面上方から斜面下方に運ぼうとする。そこでキャップ 30は両ベルト間に無理やり挟まれながら運ばれる。この時キャップ30はほぼ 楕円に近い形状に変形し、長円方向のキャップ本体31と上蓋32とに設けられ た凹凸状の嵌め込み部分34が離脱する。一方、ベルト5とベルト6は同一方向 に回転しているから、キャップは両ベルトの走行速度に近い周速度を持って自転 する。従ってキャップの凹凸部34は自転と共に次々と離脱し、約180度自転 したところでキャップ本体31と上蓋32は完全に分離する。
【0007】
次に、本考案の実施例を説明する。図1および図2は本考案の好適な実施例を 示し、図1は該分離装置の上面図、図2は断面側面図である。また、図3はキャ ップの断面図である。以下、図中の実施例を説明する。 平板2の上面2aに、その軸芯が垂直に設けられた回転可能な一対のプーリー 3a,3bおよび他の一対のプーリー4a,4bを設ける。ここでプーリー4a ,4bの直径はプーリー3a,3bの直径より若干大きく設計されている。この プーリー3a,3bにはベルト5が、プーリー4a,4bにはベルト6がそれぞ れの外周に掛けて駆動され、反時計方向に回転する。ベルト5と、ベルト6は一 定間隔Wを持って平行に配置され、かつ、一定間隔Wとキャップの外径Dの間に はW<Dの関係になるよう調整される。上記平板2は左下がりの傾斜をもって架 台19に取り付けられ、斜面上方には投入ガイド8a,8bが、斜面下方にはキ ャップ本体31の排出ガイド9a,9bが、また、各ベルトの内側にはベルトの ガイド7a,7bが、更に、上記平板2の中央よりやや斜面下方には上蓋32の 落下口2bが設けられている。 一方、平板2の下方には上記ベルト5,6を駆動するためのモーター15が設 けられ、該モーター15の軸端の駆動プーリー16と上記各プーリーの下端の駆 動プーリー17a,17b,17c(図示なし),17d(図示なし)が駆動ベ ルト18を介して連結されている。図1および図2に示した分離装置1は以上の 構成からなる。 なお、図示はないが、上記ベルト5とベルト6の走行速度に差をつける方法と して、上記駆動プーリー17a,17bと駆動プーリー17c,17dの径に差 をつけても作用は同様である。
【0008】
以上説明したように、本考案の分離装置においては、平板2の上面にその軸芯 が垂直に設けられた回転可能な一対のプーリー3と、該一対のプーリー3に駆動 され、一定方向に回転するベルト5と、該ベルト5より一定間隔を持って平行に 設けられ、該ベルト5と同方向に回転し、かつ走行速度が異なる他のベルト6と 、これを駆動する他の一対のプーリー4とを設けたことから、自動的にキャップ 本体と上蓋が分離できるようになり、人手による作業と比べて時間当たりの処理 能力が極めて高くなるばかりでなく、作業者の疲労を著しく軽減し、作業者がそ の鋭利な工具で負傷する危険性もなくなる。
【図1】本考案の分離装置の実施例の上面図である。
【図2】本考案の実施例の断面側面図である。
【図3】培養ボトルキャップの断面側面図である。
2 平板 3,4 プーリー 5,6 ベルト 8 投入ガイド 9 排出ガイド 31 キャップ本体 32 上蓋
Claims (1)
- 平板2と該平板の上面2aに対し、その軸芯が垂直に設
けられた回転可能な一対のプーリー3a,3bと、該一
対のプーリー3a,3bに駆動され、一定方向に回転す
るベルト5と、該ベルト5より一定間隔を持って平行に
設けられ、該ベルト5と同方向に回転し、かつ走行速度
が異なる他のベルト6と、これを駆動する他の一対のプ
ーリー4a,4bからなる培養ボトルキャップの分離装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6421792U JPH0722631U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 培養ボトルキャップの分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6421792U JPH0722631U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 培養ボトルキャップの分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722631U true JPH0722631U (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=13251711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6421792U Pending JPH0722631U (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 培養ボトルキャップの分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722631U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101052724B1 (ko) * | 2008-09-05 | 2011-08-01 | (주)팔오테크 | 덮개 분리 장치 |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP6421792U patent/JPH0722631U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101052724B1 (ko) * | 2008-09-05 | 2011-08-01 | (주)팔오테크 | 덮개 분리 장치 |
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