JPH07225646A - 位置入力用スタイラス - Google Patents
位置入力用スタイラスInfo
- Publication number
- JPH07225646A JPH07225646A JP3910594A JP3910594A JPH07225646A JP H07225646 A JPH07225646 A JP H07225646A JP 3910594 A JP3910594 A JP 3910594A JP 3910594 A JP3910594 A JP 3910594A JP H07225646 A JPH07225646 A JP H07225646A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- face plate
- tower
- umbrella
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一端が導線を介して接地された棒状導体12
は、絶縁性外皮14により被覆される。棒状導体の他端
からは、細い芯部30が延びる。導電性弾性材料から成
る接触チップ20は、芯部が挿入されて、棒状導体に電
気的に接続されると共に、支持される塔部36を有す
る。塔部は、その先端にフェースプレートに接触させる
ための傘状部38を有する。 【効果】接触チップをフェースプレートに押し当てる
と、傘状部がフェースプレートの形状に倣って変形し、
フェースプレートに完全に接触する。
は、絶縁性外皮14により被覆される。棒状導体の他端
からは、細い芯部30が延びる。導電性弾性材料から成
る接触チップ20は、芯部が挿入されて、棒状導体に電
気的に接続されると共に、支持される塔部36を有す
る。塔部は、その先端にフェースプレートに接触させる
ための傘状部38を有する。 【効果】接触チップをフェースプレートに押し当てる
と、傘状部がフェースプレートの形状に倣って変形し、
フェースプレートに完全に接触する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、導電性フェースプレー
トを有する容量検出式タッチパネル装置において、フェ
ースプレートへの接触に使用する位置入力用スタイラス
に関する。
トを有する容量検出式タッチパネル装置において、フェ
ースプレートへの接触に使用する位置入力用スタイラス
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】タッチ
パネル装置は、操作者が画面上に表示される情報と対話
できるデータ入力装置であり、画面上の特定の場所に触
れることにより、表示画面の異なる場所に表示された、
複数のコンピュータ・コマンド選択項目の1つを選択で
きる。タッチパネル・システムは、接触した位置を示す
アドレス信号を発生する位置測定装置を備えている。ア
ドレス信号はコンピュータに送られ、コンピュータはア
ドレス信号に基づきコマンド選択項目のうちどれが選択
されたかを判断する。操作者が表示画面に触れるために
使用する物はスタイラスと呼ばれ、例えば、操作者の
指、ペン、又は鉛筆がそれに相当する。
パネル装置は、操作者が画面上に表示される情報と対話
できるデータ入力装置であり、画面上の特定の場所に触
れることにより、表示画面の異なる場所に表示された、
複数のコンピュータ・コマンド選択項目の1つを選択で
きる。タッチパネル・システムは、接触した位置を示す
アドレス信号を発生する位置測定装置を備えている。ア
ドレス信号はコンピュータに送られ、コンピュータはア
ドレス信号に基づきコマンド選択項目のうちどれが選択
されたかを判断する。操作者が表示画面に触れるために
使用する物はスタイラスと呼ばれ、例えば、操作者の
指、ペン、又は鉛筆がそれに相当する。
【0003】容量検出式タッチパネル装置は、外側主面
上に光学的に透明で、予め選択した抵抗率の導電膜及び
その上に絶縁膜を形成したフェースプレートを備えてい
る。このフェースプレートは、操作者が画面上に表示さ
れた情報と並んだ位置の絶縁膜に触れられるように、表
示装置の画面の前に配置される。操作者は、通常、指で
フェースプレートに触れる。指を接触した位置では、絶
縁膜を介して導電膜及び指の間に静電容量が形成され、
接地電位に電流が流れる。指の位置で分割する両側の導
電膜に流れる電流を測定することで、フェースプレート
上の指の位置を検出できる。
上に光学的に透明で、予め選択した抵抗率の導電膜及び
その上に絶縁膜を形成したフェースプレートを備えてい
る。このフェースプレートは、操作者が画面上に表示さ
れた情報と並んだ位置の絶縁膜に触れられるように、表
示装置の画面の前に配置される。操作者は、通常、指で
フェースプレートに触れる。指を接触した位置では、絶
縁膜を介して導電膜及び指の間に静電容量が形成され、
接地電位に電流が流れる。指の位置で分割する両側の導
電膜に流れる電流を測定することで、フェースプレート
上の指の位置を検出できる。
【0004】容量検出式タッチパネル装置はその構成が
簡単であるために広く使用され、種々の電子測定器にも
使用されている。しかし、例えば、半導体素子特性測定
器では、その測定対象等の条件に応じてクリーンルーム
で使用する場合があり、その場合、手袋の着用が要求さ
れるため、指で直接にフェースプレートに触れることが
できない。したがって、クリーンルーム等では、先端に
導電体を有し、導線により接地電位に接続されたスタイ
ラスを使用する。しかし、このスタイラスと曲面を有す
るフェースプレートとの接触は点接触となるので、フェ
ースプレート上の導電膜及びスタイラス間に十分な静電
容量を形成できない。よって、十分な電流が流れず、正
確な位置検出ができない。
簡単であるために広く使用され、種々の電子測定器にも
使用されている。しかし、例えば、半導体素子特性測定
器では、その測定対象等の条件に応じてクリーンルーム
で使用する場合があり、その場合、手袋の着用が要求さ
れるため、指で直接にフェースプレートに触れることが
できない。したがって、クリーンルーム等では、先端に
導電体を有し、導線により接地電位に接続されたスタイ
ラスを使用する。しかし、このスタイラスと曲面を有す
るフェースプレートとの接触は点接触となるので、フェ
ースプレート上の導電膜及びスタイラス間に十分な静電
容量を形成できない。よって、十分な電流が流れず、正
確な位置検出ができない。
【0005】したがって、本発明の目的は、容量検出式
タッチパネル装置において、フェースプレートの導電膜
及びスタイラスの間に十分な静電容量を形成し、正確な
位置検出を可能にする位置入力用スタイラスに関する。
タッチパネル装置において、フェースプレートの導電膜
及びスタイラスの間に十分な静電容量を形成し、正確な
位置検出を可能にする位置入力用スタイラスに関する。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の位置検
出スタイラスにおいて、一端が導線を介して接地された
棒状導体は、絶縁性外皮により被覆される。棒状導体の
他端からは、細い芯部が延びる。導電性弾性材料から成
る接触チップは、芯部が挿入されて、棒状導体に電気的
に接続されると共に、支持される塔部を有する。塔部
は、その先端にフェースプレートに接触させるための傘
状部を有する。接触チップをフェースプレートに押し当
てると、傘状部がフェースプレートの形状に倣って変形
し、フェースプレートに完全に接触する。
出スタイラスにおいて、一端が導線を介して接地された
棒状導体は、絶縁性外皮により被覆される。棒状導体の
他端からは、細い芯部が延びる。導電性弾性材料から成
る接触チップは、芯部が挿入されて、棒状導体に電気的
に接続されると共に、支持される塔部を有する。塔部
は、その先端にフェースプレートに接触させるための傘
状部を有する。接触チップをフェースプレートに押し当
てると、傘状部がフェースプレートの形状に倣って変形
し、フェースプレートに完全に接触する。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の位置入力用スタイラスの断
面図である。スタイラス本体10は、ステンレス鋼の如
き金属から成る例えば円柱状の棒状導体12及びこの棒
状導体の全体を被覆するプラスチック樹脂から成る絶縁
性外皮14を含む。棒状導体12は、その一端に軸方向
に雌ねじ部16が形成され、軸に沿って延びる溝である
レセプタクル18が形成されている。
面図である。スタイラス本体10は、ステンレス鋼の如
き金属から成る例えば円柱状の棒状導体12及びこの棒
状導体の全体を被覆するプラスチック樹脂から成る絶縁
性外皮14を含む。棒状導体12は、その一端に軸方向
に雌ねじ部16が形成され、軸に沿って延びる溝である
レセプタクル18が形成されている。
【0008】接触チップ20は、軸部22、台部24及
び接触部26を含む。軸部22はステンレス鋼の如き導
電性材料から成り、一端側にねじ部28、他端側に先端
が細くなるように延びる芯30及び中間にねじ部28及
び芯部30を結合する結合部32を有する。ねじ部28
は、棒状導体12の雌ねじ部に螺入される。結合部32
及び芯部30の結合部近傍の部分は、プラスチック材料
から成る略円柱状の台部24により覆われる。台部24
のねじ部28側は平面に形成され、ねじ部28を螺入し
たときに、その平面はその底面積に応じて棒状導体12
の端面のみ又は、棒状導体12及び絶縁性外皮14の端
面に接触する。
び接触部26を含む。軸部22はステンレス鋼の如き導
電性材料から成り、一端側にねじ部28、他端側に先端
が細くなるように延びる芯30及び中間にねじ部28及
び芯部30を結合する結合部32を有する。ねじ部28
は、棒状導体12の雌ねじ部に螺入される。結合部32
及び芯部30の結合部近傍の部分は、プラスチック材料
から成る略円柱状の台部24により覆われる。台部24
のねじ部28側は平面に形成され、ねじ部28を螺入し
たときに、その平面はその底面積に応じて棒状導体12
の端面のみ又は、棒状導体12及び絶縁性外皮14の端
面に接触する。
【0009】接触部26は、ポリウレタン、シリコン等
の弾性材料にカーボンを混合して導電性を持たせた導電
性弾性材料から成る。接触部26は、台部24を収容す
る空洞が形成された基部34及び基部の中心から軸方向
に延びる塔部36を有する。基部34及び塔部36に
は、軸部22の芯部30を収容するための溝が形成され
る。軸部22の芯部は、接触部26に内部で接触し、接
触部26及び棒状導体12とを電気的に接続すると共
に、押圧により過度に曲がらないように塔部34を支持
する。塔部36の先端に先が平坦になった傘状部38を
有する。傘状部38の平坦部は、その全領域がフェース
プレートに接触した場合に導電膜との間で十分な静電容
量が得られるようにその面積が選択されている。
の弾性材料にカーボンを混合して導電性を持たせた導電
性弾性材料から成る。接触部26は、台部24を収容す
る空洞が形成された基部34及び基部の中心から軸方向
に延びる塔部36を有する。基部34及び塔部36に
は、軸部22の芯部30を収容するための溝が形成され
る。軸部22の芯部は、接触部26に内部で接触し、接
触部26及び棒状導体12とを電気的に接続すると共
に、押圧により過度に曲がらないように塔部34を支持
する。塔部36の先端に先が平坦になった傘状部38を
有する。傘状部38の平坦部は、その全領域がフェース
プレートに接触した場合に導電膜との間で十分な静電容
量が得られるようにその面積が選択されている。
【0010】接触チップ26を容量検出式タッチパネル
装置のフェースプレートに押し当てると、塔36の先端
がフェースプレートの形状に倣って変形し、傘状部39
の平坦部がフェースプレートに完全に接触するので、所
望の静電容量が生じる。
装置のフェースプレートに押し当てると、塔36の先端
がフェースプレートの形状に倣って変形し、傘状部39
の平坦部がフェースプレートに完全に接触するので、所
望の静電容量が生じる。
【0011】棒状導体12に形成したレセプラクル18
には、一端が接地された電気コード40の他端に接続さ
れたジャック42が挿入される。電気コードの一端は接
地する代わりに、操作者の手首等の人体の一部に電気的
に接続してもよい。
には、一端が接地された電気コード40の他端に接続さ
れたジャック42が挿入される。電気コードの一端は接
地する代わりに、操作者の手首等の人体の一部に電気的
に接続してもよい。
【0012】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明の要旨を逸脱することなく必要に応じて
種々の変更及び変形が可能であることは当業者には明か
である。例えば、接触部36を形成する導電性弾性材料
が十分な弾性を持っていれば、フェースプレートに押し
当てたときに、傘状部38が十分な面積でフェースプレ
ートに接触することできるので、傘状部38の先端は平
坦でなく球面であってもよい。また、棒状導体12及び
軸部22は、一体に形成してもよい。
したが、本発明の要旨を逸脱することなく必要に応じて
種々の変更及び変形が可能であることは当業者には明か
である。例えば、接触部36を形成する導電性弾性材料
が十分な弾性を持っていれば、フェースプレートに押し
当てたときに、傘状部38が十分な面積でフェースプレ
ートに接触することできるので、傘状部38の先端は平
坦でなく球面であってもよい。また、棒状導体12及び
軸部22は、一体に形成してもよい。
【発明の効果】本発明によれば、導電性弾性部材から成
る接触チップをフェースプレートに押し当てたときに、
接触チップの先端がフェースプレートに密着し、所望の
静電容量を形成できる。
る接触チップをフェースプレートに押し当てたときに、
接触チップの先端がフェースプレートに密着し、所望の
静電容量を形成できる。
【図1】本発明の位置入力用スタイラスを示す断面図。
12 棒状導体 20 接触チップ
Claims (1)
- 【請求項1】 一端が基準電位に接続された棒状導体
と、 導電性弾性材料から成り、上記棒状導体の他端に取り付
けられると共に電気的に接続され、上記棒状導体の軸方
向に延び、先端に傘状部を有する塔部を含む接触チップ
とを具えることを特徴とする位置入力用スタイラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3910594A JPH07225646A (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | 位置入力用スタイラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3910594A JPH07225646A (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | 位置入力用スタイラス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07225646A true JPH07225646A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=12543798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3910594A Pending JPH07225646A (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | 位置入力用スタイラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07225646A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009199571A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | J Touch Corp | 静電容量方式ペン |
WO2012124280A1 (ja) * | 2011-03-16 | 2012-09-20 | パナソニック株式会社 | 静電容量方式タッチパネル用タッチペン |
EP2515207A1 (en) | 2011-04-19 | 2012-10-24 | Wacom Co., Ltd. | Cordless type position pointer |
WO2014032282A1 (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | Chuang Hsin-Hung | 触控吊饰 |
JP2014063317A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Sharp Corp | スタイラスペンおよびタッチパネルシステム |
-
1994
- 1994-02-14 JP JP3910594A patent/JPH07225646A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009199571A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | J Touch Corp | 静電容量方式ペン |
WO2012124280A1 (ja) * | 2011-03-16 | 2012-09-20 | パナソニック株式会社 | 静電容量方式タッチパネル用タッチペン |
EP2515207A1 (en) | 2011-04-19 | 2012-10-24 | Wacom Co., Ltd. | Cordless type position pointer |
US8576203B2 (en) | 2011-04-19 | 2013-11-05 | Wacom Co., Ltd. | Cordless type position pointer |
WO2014032282A1 (zh) * | 2012-08-31 | 2014-03-06 | Chuang Hsin-Hung | 触控吊饰 |
JP2014063317A (ja) * | 2012-09-20 | 2014-04-10 | Sharp Corp | スタイラスペンおよびタッチパネルシステム |
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