JPH07224968A - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

Info

Publication number
JPH07224968A
JPH07224968A JP1707594A JP1707594A JPH07224968A JP H07224968 A JPH07224968 A JP H07224968A JP 1707594 A JP1707594 A JP 1707594A JP 1707594 A JP1707594 A JP 1707594A JP H07224968 A JPH07224968 A JP H07224968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
axis
fluid transport
valve body
valve box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1707594A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2802220B2 (ja
Inventor
Hideie Aoki
秀家 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP1707594A priority Critical patent/JP2802220B2/ja
Publication of JPH07224968A publication Critical patent/JPH07224968A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2802220B2 publication Critical patent/JP2802220B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding Valves (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】スリットの開閉を微調整できる流量制御弁を提
供する。 【構成】流路を有する弁箱と、長手状のスリットとを有
する流体輸送筒と、筒状の弁体とを有し、弁箱の外部に
回転自在に設けた操作棒を弁体の他端に接続し、弁箱に
ねじ孔を設け、ねじ孔にねじ部材をねじ込み、ねじ部材
の軸部の先端を弁体に当接した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば内燃機関の気化
器等に用いられる流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の流量制御弁の断面図で、
中空の弁箱100は流路101を有する。弁箱100の
孔102には流体輸送筒103を挿入固定してある。流
体輸送筒103は軸心Aに沿った流体輸送路104を有
するとともに、流路101及び流体輸送路104に連通
するスリット105を円周方向に沿って設けてある。流
体輸送筒103の挿入方向の先端は閉塞してある。
【0003】弁箱100には孔102に対向して孔10
6を設けてあり、孔106には筒状の弁体107を回転
自在に挿入してある。弁体107の挿入方向の先端には
断面円形の凹部108を設けてあり、凹部108内に流
体輸送筒103の先端が配置されている。
【0004】弁体107の挿入方向の先端には切欠部1
09を設けてあり、露出側の端部には回転部材、例えば
つまみ110を一体的に設けてある。
【0005】上記流量制御弁は、つまみ110を正回転
または逆回転することで弁体107を回転させ、スリッ
ト105の開閉を調整している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の流量制御弁では
つまみ110の回転角度と弁体107の回転角度とが等
しいため、スリット105の開閉度を微調整することが
難しく、適切な流量制御を行い得なかった。
【0007】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、流体輸送筒のスリットの開閉度を微調整することの
できる流量制御弁を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
流路を有する弁箱と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿っ
た流体輸送路と、この流体輸送路及び前記流路に連通
し、かつ、前記軸心に沿った長手状のスリットとを有す
る流体輸送筒と、前記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒
の内側または外側のいずれか一方に当接して設けた弁体
とを有し、前記流体輸送筒と前記弁体とを相対回転自
在、かつ、前記軸心に沿って相対移動自在に構成し、前
記弁体に前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁
箱の外部に回転自在に設けた第一操作部を前記弁体また
は前記流体輸送筒のいずれか一方に接続し、前記弁箱の
外部に回転自在な第二操作部材を設け、前記流体輸送筒
または前記弁体のいずれか一方及び第二操作部材に当接
し、かつ、前記第二操作部材の回転により前記流体輸送
筒または前記弁体のいずれか一方を前記軸心に沿って移
動させる作動部材を設けた。
【0009】請求項2記載の発明は、流路を有する弁箱
と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、
この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心
に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、前
記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して設
けた筒状の弁体とを有し、前記弁体を回転自在、かつ、
前記軸心に沿って移動自在に構成し、前記弁体の一端に
前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部
に回転自在に設けた操作棒を前記弁体の他端に接続し、
前記弁箱に前記軸心と平行なねじ孔を設けるとともに、
このねじ孔にねじ部材をねじ込み、このねじ部材の軸部
の先端を前記弁体の他端に当接した。
【0010】請求項3記載の発明は、流路を有する弁箱
と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、
この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心
に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、前
記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して設
けた筒状の弁体とを有し、前記弁体を回転自在、かつ、
前記軸心に沿って移動自在に構成し、前記弁体の一端に
前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部
に回転自在に設けた操作棒を前記弁体の他端に接続し、
前記弁箱の外部に傾斜面を有するカム板を回転自在に設
け、前記弁箱に前記軸心と平行な孔を設け、この孔に前
記弁体の他端及び前記傾斜面に当接した作動棒を前記軸
心に沿って作動自在に配置した。
【0011】請求項4記載の発明は、流路を有する弁箱
と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、
この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心
に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、前
記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して設
けた筒状の弁体とを有し、前記弁体を回転自在、かつ、
前記軸心に沿って移動自在に構成し、前記弁体の一端に
前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部
に回転自在に設けた操作棒を前記弁体の他端に接続し、
前記弁箱の外部に傾斜面を有するカム板を前記軸心と直
交して移動自在に設け、前記弁箱に前記軸心と平行な孔
を設け、この孔に前記弁体の他端及び前記傾斜面に当接
した作動棒を前記軸心に沿って作動自在に配置し、前記
カム板の一端に前記軸心と直交するねじ孔にねじ込んだ
ねじ部材の軸部の先端を当接した。
【0012】請求項5記載の発明は、流路を有する弁箱
と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、
この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心
に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、前
記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して設
けた筒状の弁体とを有し、前記弁体を回転自在、かつ、
前記軸心に沿って移動自在に構成し、前記弁体の一端に
前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部
に回転自在に設けた操作棒を前記弁体の他端に接続し、
前記弁箱の外部から内部に亘って前記軸心と直交する回
転軸を設け、この回転軸に前記弁体の他端に当接するカ
ム板を設けた。
【0013】請求項6記載の発明は、流路を有する弁箱
と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、
この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心
に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、前
記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して設
けた筒状の弁体とを有し、前記弁体を回転自在、かつ、
前記軸心に沿って移動自在に構成し、前記弁体の一端に
前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部
に回転自在に設けた操作棒を前記弁体の他端に接続し、
前記弁箱の外部に回転自在なカム板を設け、前記弁箱に
前記軸心と平行な孔を設け、この孔に前記カム板と前記
弁体の他端に当接する作動棒を前記軸心に沿って作動自
在に配置した。
【0014】請求項7記載の発明は、流路を有する弁箱
と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、
この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心
に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、前
記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して設
けた筒状の弁体とを有し、前記弁体を回転自在、かつ、
前記軸心に沿って移動自在に構成し、前記弁体の一端に
前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部
に回転自在に設けた操作棒を前記弁体の他端に接続し、
前記弁箱の外周に前記軸心と同心のおねじを設け、前記
弁箱の外部に前記おねじに噛み合うめねじを有するホル
ダを設け、前記弁箱に軸心と平行な孔を設け、この孔に
前記ホルダと前記弁体の他端に当接する作動棒を前記軸
心に沿って作動自在に配置した。
【0015】請求項8記載の発明は、前記流体輸送筒の
円周方向に沿って前記スリットを複数設けた。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明は、第一操作部を回転する
と弁体または流体輸送筒のいずれか一方が回転し、スリ
ットが開閉される。第二操作部を回転すると、この回転
が作動部材の軸心に沿った直線運動に変換され、この直
線運動で流体輸送筒または弁体が軸心に沿って移動して
スリットが開閉される。一連の運動変換により作動量が
細分化され、第二操作部の作動率よりも弁体の作動率の
方が小さくなる。
【0017】
【実施例】
(第一実施例)図1は内燃機関の気化器に適用した流量
制御弁の正面断面図、図2は図1のB−B線における側
面断面図である。
【0018】金属、例えばアルミニウム等で形成した立
方体形状の弁箱1には、対向する二側面1A,1B間を
貫通した断面円形の弁体収納室2を形成してある。弁箱
1の他の対向する二側面1C,1Dには、断面円形の流
路3を有する円筒状のスリーブ4をそれぞれ一体的に設
けてある。
【0019】弁体収納室2の側面1A側に固定した金属
製の流体輸送筒、例えば燃料噴射筒5は、弁体収納室2
に当接した円板部6と、円板部6の外部側に設けた筒部
7と、円盤部6の内部側に設けた噴射筒8とを有する。
【0020】筒部7と噴射筒8とは円盤部6の中心の軸
心C上に位置しており、軸心Cに沿って流体輸送路9を
貫通形成してある。噴射筒8には流体輸送路9及び流路
3に連通し、かつ、軸心Cに沿った長手状のスリット1
0を一本設けてある。
【0021】また、側面1Bに固定した金属製のプレー
ト11には軸心Cに対応して円形の孔12を貫通形成し
てあるとともに、弁体収納室2に臨み軸心Cと平行なね
じ孔13を設けてある。
【0022】弁体収納室2には弁体14を設けてある。
弁体14は軸心Cを中心として回転自在であるととも
に、軸心Cに沿って往復移動自在なように外周面が断面
円形となっている。
【0023】弁体14には軸心Cに直交する空洞15を
設けてあり、軸心Cに沿って断面円形の孔16を設けて
ある。空洞15の内径は流路3の内径とほぼ同一に設定
してある。
【0024】孔16には噴射筒8が挿入されており、孔
16の内径は噴射筒8の外径よりも大きく設定してあ
る。また、円板部6と弁体14との間には圧縮ばね17
を介在してあり、圧縮ばね17が弁体14をプレート1
1側に押圧している。
【0025】弁体14には空洞15に臨み軸心Cに沿っ
た筒部18を設けてある。筒部18の孔18Aには噴射
筒8を挿入してあり、筒部18は内周面が噴射筒8の外
周面に当接した状態で回転及び往復移動自在である。
【0026】筒部18は斜めに直線状に切断してあり、
軸心Cと非直交である開閉面19を形成している。
【0027】弁体14のプレート11側には軸心Cに沿
って第一操作部、例えば操作棒20を設けてあり、操作
棒20は孔12を介して弁箱1の外部に露出している。
操作棒20の露出端にはつまみ21を設けてあり、筒部
18から連通した孔18Aを封鎖してある。つまみには
図示しないすりわりを設けてある。操作棒20の外径は
孔12の内径よりも小さく設定してある。
【0028】弁箱1の外部には第二操作部材、例えばね
じ部材22を設けてあり、ねじ部材22の軸部23をね
じ孔13へねじ込んで先端を弁体14に当接してある。
ねじ部材22は作動部材賭しての機能を兼ねている。
【0029】弁体14のプレート11側に切欠部25を
設けて弓形の規制面24を形成してある一方、弁箱1の
側面1Cから弁体収納室2に到達した規制ねじ26の先
端を切欠部25に位置させてある。
【0030】本実施例では、筒部18が図3(A)の位
置にあるとスリット10が全開であり、弁体14の空洞
15は図2の点線の位置にあり、流路3と空洞15とが
全開状態で連通している。このため、流体輸送路9から
供給された燃料はスリット10を介して空洞15に噴射
され、流路3から供給された空気に混合されて混合気を
得られる。
【0031】そして、(B)のようにつまみ21を正回
転していくと、筒部18も同方向に回転してスリット1
0の開量が徐々に減少するとともに、流路3と空洞15
との開度も徐々に減少する。
【0032】更に(C)のようにつまみ21を正回転し
ていくとスリット10が閉状態になるとともに、流路3
と空洞15とが閉状態となる。
【0033】一方、図1のように流路3と空洞15とを
全開した状態でドライバーでねじ部材22を正回転(締
め付け)すると、ねじ部材22は直線運動する。ねじ部
材22の直線運動によって弁体14が圧縮ばね17の弾
性力に抗して燃料噴射筒5側へ作動し、スリット10が
徐々に閉じられる。
【0034】ねじ部材22を逆回転(緩め)すると弁体
14が圧縮ばね17の弾性力でプレート11側へ作動
し、スリット10が徐々に閉じられる。
【0035】このように、ねじ部材22の回転運動が直
線運動に変換される際、運動量がねじ孔13のピッチに
対応して細分化され、ねじ部材22の作動率、即ち回転
量よりも弁体14の作動率、即ち作動量の方が小さくな
りスリット10の開閉量を微調整することができ、適正
な流量制御を行える。
【0036】また、ねじ部材22を回転した場合、燃料
の噴射料だけが変化して空気の量は一定であり、混合気
の混合比を変えることができる。
【0037】なお、弁体14の回転は規制ねじ26が規
制面24に当接することで一定の角度内に限定される。
【0038】(第二実施例)図4は流量制御弁の要部を
示す正面断面図である。ねじ孔13には第二操作部材、
例えばねじ部材27をねじ込んである。ねじ部材27は
作動部材としての機能を兼備しており、先端を弁体14
に当接しているとともに、他端側にリンク28を介して
ハンドル29を設けてある。その他の構成は第一実施例
と同様である。
【0039】本実施例ではハンドル29を操作してねじ
部材27を正逆回転するとその回転が弁体14の直線運
動に変換されてスリット10が開閉され、第一実施例と
同様の効果を得られる。
【0040】(第三実施例)図5は流量制御弁の要部を
示す正面断面図である。プレート11には軸心Cと平行
な孔30を設けてあり、孔30には往復移動自在な作動
部材、例えば作動棒31を挿入してある。
【0041】弁体1の外部には第二操作部材、例えば軸
32を中心として回転する円形のカム板33を設けてあ
る。軸32はフレーム35で保持され、端部につまみ3
6を設けてある。
【0042】軸32は軸心Cと平行であり、カム板33
には軸32に対して傾斜した傾斜面34を形成してあ
る。作動棒31の一端は弁体14に当接し、他端は傾斜
面34に当接している。その他は第一実施例と同様に構
成してある。
【0043】本実施例ではつまみ36の操作によりカム
板33を180度回転すると、作動棒31が傾斜面34
に沿って図中左側へ作動して弁体14を直線運動させ、
スリット10が閉じられる。
【0044】更にカム板33を180度回転すると、作
動棒31が傾斜面34に沿って図中右側へ作動して弁体
14を直線運動させ、スリット10が開く。このように
本実施例でも第一実施例と同様の効果を得られる。
【0045】(第四実施例)図6は流量制御弁の要部を
示す正面断面図である。弁体1の外部のフレーム37に
固定したナット38のねじ孔39は軸心Cと直交してい
るとともに、フレーム37には軸心Cと直交してスライ
ド自在なカム板40を設けてある。カム板40は軸心C
に対して傾斜した傾斜面43を有する。
【0046】ねじ孔39には第二作動部材、例えばねじ
部材41をねじ込んであり、その軸部42の先端をカム
板40に当接してある。フレーム37には突出部44を
設けてあり、突出部44とカム板40との間には圧縮ば
ね45を装着してカム板40をねじ部材41側に押圧し
ている。
【0047】作動棒31の一端は弁体14に当接し、他
端は傾斜面43に当接している。その他は第一実施例及
び第二実施例と同様に構成してある。
【0048】本実施例ではねじ部材41を正逆回転する
とカム板40が図中上下に往復移動する。すると、作動
棒31が傾斜面43に沿って直線運動、つまり往復運動
して弁体14が作動し、スリット10の開閉が行われ、
第一実施例と同様の効果を得られる。
【0049】(第五実施例)図7は流量制御弁の要部を
示す正面断面図である。弁箱1のには軸心Cと直交して
軸穴(図示せず)を設けてあり、軸穴には第二操作部
材、例えば回転軸46を回転自在に挿入してある。
【0050】回転軸46は弁箱1の内部から外部に亘っ
ており、内部側の端部には作動部材、例えば楕円形のカ
ム板47を取り付けてある。カム板47の外周面は弁体
14に当接しているとともに、回転軸46の外部側の端
部にはつまみ(図示せず)を設けてある。その他は第一
実施例と同様に構成してある。
【0051】本実施例では、図示しないつまみの操作に
より回転軸46を正逆回転してカム板47を正逆回転す
ると、弁体14が直線運動してスリット10が開閉さ
れ、第一実施例と同様の効果を得られる。
【0052】(第六実施例)図8は流量制御弁の要部を
示す正面断面図である。プレート11には軸心Cと平行
な孔48を設けてあり、孔48には作動部材、例えば作
動棒49を往復移動自在に挿入してある。
【0053】弁箱1の外部には軸心Cと直交する軸50
を中心として回転する楕円形のカム板51を設けてあ
り、軸50には図示しないつまみを設けてある。作動棒
49の一端は弁体14に当接し、他端はカム板51の外
周面に当接している。その他は第一実施例と同様に構成
してある。
【0054】本実施例では図示しないつまみの操作によ
り回転軸50を回転し、その回転運動をカム板51によ
り作動棒49の直線運動に変換して弁体14を作動すれ
ばスリット10が開閉されて第一実施例と同様の効果を
得られる。
【0055】(第七実施例)図9は流量制御弁の要部を
示す正面断面図である。弁箱1には軸心Cと同心のスリ
ーブ54を設け、スリーブ54の外周におねじ52を設
けてある。弁箱1の外部には第二作動部材、例えばおね
じ52に噛み合うめねじ53を有する円筒状のホルダ5
5を設けてある。
【0056】ホルダ55には軸心Cと同心の孔56を形
成してあり、孔56に操作棒20を挿入してある。孔5
6の内径は操作棒20の外径よりも大きく設定してあ
る。プレート11には軸心Cと平行な孔57を設けてあ
り、孔57には作動部材、例えば作動棒58を往復移動
自在に挿入してある。
【0057】作動棒58の一端は弁体14に当接し、他
端はホルダ55の内面に当接している。その他は第一実
施例と同様に構成してある。
【0058】本実施例ではホルダ55を正逆回転する
と、この回転運動は作動棒58の直線運動に変換されて
弁体14が往復移動してスリット10が開閉されて第一
実施例と同様の効果を得られる。
【0059】(第八実施例)図10は噴射筒8及び筒部
18の構成例を示す部分的正面図である。(A)、
(B)は開閉面19を一方向に湾曲させた例であり、
(C)、(D)は開閉面19軸心Cに沿って交互に湾曲
した例である。その他は第一実施例と同様に構成してあ
る。
【0060】このように構成すると、第一実施例と同様
の効果が得られる他、弁体14の単位回転量に対応する
スリット10の開閉量が変化し、微妙な流量制御を行う
ことができる。
【0061】(E)はスリット10の形状を弾頭形状に
湾曲した例である。その他は第一実施例と同様に構成し
てある。このように構成すると、第一実施例と同様の効
果を得られる他、弁体14の単位往復作動量に対応する
スリット10の開閉量が変化し、開閉特性を微妙に変化
させることができる。
【0062】(第九実施例)図11は筒部18の他の構
成例を示す。本実施例では筒部18の一部を切り欠いて
開閉面19を形成している。その他は第一実施例と同様
に構成してあり、第一実施例と同様の効果を得られる。 (第十実施例)図12は筒部18の他の構成例を示し、
(A)は円周方向に沿って同じ長さの複数のスリット1
0を設け、(B)は長さの異なる複数のスリット10を
設けた。このように構成した場合、第一実施例と同様の
効果の他に、第二操作部材の単位回転量に対応するスリ
ットの開閉量が変化するため、微妙な流量制御を行える
効果がある。
【0063】(第十一実施例)上記第一実施例〜第十実
施例では燃料噴射筒5が固定され、弁体14が回転及び
往復作動する構成であるが、燃料噴射筒5を回転及び往
復作動自在とし、弁体14を固定することもできる。
【0064】この燃料噴射筒5の回転及び往復作動のた
めの構成としては、第一実施例〜第十実施例に記載した
第一操作部材、第二操作部材、作動部材等をそのまま燃
料噴射筒5に適用すれば容易に実施できるため、図示及
び説明を省略する。このように構成しても第一実施例〜
第十実施例と同様の効果を得られる。
【0065】(第十二実施例)第一実施例〜第十一実施
例では噴射筒8の外側に筒部18を設けているが、筒部
18に変えて棒状体を設け、この棒状体を噴射筒8の内
側に往復移動及び回転自在に挿入してもよい。この場
合、棒状体の端部に開閉面を設けておくことは勿論であ
る。このように構成しても第一実施例〜第十一実施例と
同様の効果を得られる。
【0066】なお、上記第一実施例〜第十に実施例の流
量制御弁は、内燃機関の気化器に限らず、工作機械,動
力伝達装置等の各種産業機器にも適用できる。また、流
体の流通方向は、流体輸送路から流路に移送される場合
の他、流路側から流体輸送路側に移送される構成の流量
制御弁でもよい。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、流路を有する弁
箱と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路
と、この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記
軸心に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒
と、前記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の内側または
外側のいずれか一方に当接して設けた弁体とを有し、前
記流体輸送筒と前記弁体とを相対回転自在、かつ、前記
軸心に沿って相対移動自在に構成し、前記弁体に前記軸
心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部に回転
自在に設けた第一操作部を前記弁体または前記流体輸送
筒のいずれか一方に接続し、前記弁箱の外部に回転自在
な第二操作部材を設け、前記流体輸送筒または前記弁体
のいずれか一方及び第二操作部材に当接し、かつ、前記
第二操作部材の回転により前記流体輸送筒または前記弁
体のいずれか一方を前記軸心に沿って移動させる作動部
材を設けた。
【0068】第一操作部を回転すると弁体または流体輸
送筒のいずれか一方が回転し、スリットが開閉される。
第二操作部を回転すると、この回転が作動部材の軸心に
沿った直線運動に変換され、この直線運動で流体輸送筒
または弁体が軸心に沿って移動してスリットが開閉され
る。一連の運動変換により作動量が細分化され、第二操
作部の作動率よりも弁体の作動率の方が小さくなるか
ら、スリットの開閉度を微調整でき、適正な流量制御動
作を行える。
【0069】請求項2記載の発明は、流路を有する弁箱
と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、
この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心
に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、前
記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して設
けた筒状の弁体とを有し、前記弁体を回転自在、かつ、
前記軸心に沿って移動自在に構成し、前記弁体の一端に
前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部
に回転自在に設けた操作棒を前記弁体の他端に接続し、
前記弁箱に前記軸心と平行なねじ孔を設けるとともに、
このねじ孔にねじ部材をねじ込み、このねじ部材の軸部
の先端を前記弁体の他端に当接した。
【0070】操作棒を回転すると弁体が回転し、スリッ
トが開閉される。ねじ部材を回転するとねじ孔に沿った
直線運動に変換され、この直線運動で弁体が軸心に沿っ
て移動してスリットが開閉される。
【0071】ねじ部材の回転が直線運動に変換される
際、ねじ孔のピッチに対応して細分化され、第二操作部
の作動率よりも弁体の作動率の方が小さくなるから、ス
リットの開閉度を微調整でき、適正な流量制御動作を行
える。
【0072】請求項3記載の発明は、流路を有する弁箱
と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、
この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心
に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、前
記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して設
けた筒状の弁体とを有し、前記弁体を回転自在、かつ、
前記軸心に沿って移動自在に構成し、前記弁体の一端に
前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部
に回転自在に設けた操作棒を前記弁体の他端に接続し、
前記弁箱の外部に傾斜面を有するカム板を回転自在に設
け、前記弁箱に前記軸心と平行な孔を設け、この孔に前
記弁体の他端及び前記傾斜面に当接した作動棒を前記軸
心に沿って作動自在に配置した。
【0073】操作棒を回転すると弁体が回転し、スリッ
トが開閉される。カム板を回転すると傾斜面に沿って作
動棒が直線運動し、この直線運動で弁体が軸心に沿って
移動してスリットが開閉される。
【0074】一連の運動変換により作動量が細分化さ
れ、カム板の作動率よりも弁体の作動率の方が小さくな
るから、スリットの開閉度を微調整でき、適正な流量制
御動作を行える。
【0075】請求項4記載の発明は、流路を有する弁箱
と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、
この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心
に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、前
記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して設
けた筒状の弁体とを有し、前記弁体を回転自在、かつ、
前記軸心に沿って移動自在に構成し、前記弁体の一端に
前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部
に回転自在に設けた操作棒を前記弁体の他端に接続し、
前記弁箱の外部に傾斜面を有するカム板を前記軸心と直
交して移動自在に設け、前記弁箱に前記軸心と平行な孔
を設け、この孔に前記弁体の他端及び前記傾斜面に当接
した作動棒を前記軸心に沿って作動自在に配置し、前記
カム板の一端に前記軸心と直交するねじ孔にねじ込んだ
ねじ部材の軸部の先端を当接した。
【0076】操作棒を回転すると弁体が回転し、スリッ
トが開閉される。ねじ部材を回転するとカム板が軸心に
直交して作動し、カム板の傾斜面に沿って作動棒が直線
運動し、この直線運動で弁体が軸心に沿って移動してス
リットが開閉される。
【0077】一連の運動変換により作動量が細分化さ
れ、ねじ部材の作動率よりも弁体の作動率の方が小さく
なるから、スリットの開閉度を微調整でき、適正な流量
制御動作を行える。
【0078】請求項5記載の発明は、流路を有する弁箱
と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、
この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心
に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、前
記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して設
けた筒状の弁体とを有し、前記弁体を回転自在、かつ、
前記軸心に沿って移動自在に構成し、前記弁体の一端に
前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部
に回転自在に設けた操作棒を前記弁体の他端に接続し、
前記弁箱の外部から内部に亘って前記軸心と直交する回
転軸を設け、この回転軸に前記弁体の他端に当接するカ
ム板を設けた。
【0079】操作棒を回転すると弁体が回転し、スリッ
トが開閉される。回転軸を回転するとカム板が回転し、
弁体が軸心に沿って移動してスリットが開閉される。一
連の運動変換により作動量が細分化され、回転軸の作動
率よりも弁体の作動率の方が小さくなるから、スリット
の開閉度を微調整でき、適正な流量制御動作を行える。
【0080】請求項6記載の発明は、流路を有する弁箱
と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、
この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心
に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、前
記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して設
けた筒状の弁体とを有し、前記弁体を回転自在、かつ、
前記軸心に沿って移動自在に構成し、前記弁体の一端に
前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部
に回転自在に設けた操作棒を前記弁体の他端に接続し、
前記弁箱の外部に回転自在なカム板を設け、前記弁箱に
前記軸心と平行な孔を設け、この孔に前記カム板と前記
弁体の他端に当接する作動棒を前記軸心に沿って作動自
在に配置した。
【0081】操作棒を回転すると弁体が回転し、スリッ
トが開閉される。カム板を回転すると作動棒が直線運動
し、弁体が軸心に沿って移動してスリットが開閉され
る。
【0082】一連の運動変換により作動量が細分化さ
れ、カム板の作動率よりも弁体の作動率の方が小さくな
るから、スリットの開閉度を微調整でき、適正な流量制
御動作を行える。
【0083】請求項7記載の発明は、流路を有する弁箱
と、前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、
この流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心
に沿った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、前
記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して設
けた筒状の弁体とを有し、前記弁体を回転自在、かつ、
前記軸心に沿って移動自在に構成し、前記弁体の一端に
前記軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部
に回転自在に設けた操作棒を前記弁体の他端に接続し、
前記弁箱の外周に前記軸心と同心のおねじを設け、前記
弁箱の外部に前記おねじに噛み合うめねじを有するホル
ダを設け、前記弁箱に軸心と平行な孔を設け、この孔に
前記ホルダと前記弁体の他端に当接する作動棒を前記軸
心に沿って作動自在に配置した。
【0084】操作棒を回転すると弁体が回転し、スリッ
トが開閉される。ホルダを回転すると作動棒が直線運動
し、弁体が軸心に沿って移動してスリットが開閉され
る。ホルダの回転がおねじ,めねじのピッチに対応して
作動量が細分化され、ホルダの作動率よりも弁体の作動
率の方が小さくなるから、スリットの開閉度を微調整で
き、適正な流量制御動作を行える。
【0085】請求項8記載の発明は、流体輸送筒の円周
方向に沿って前記スリットを複数設けたから、第二操作
部材またはねじ部材またはカム板または回転軸またはホ
ルダのうち、いずれか一の部材を回転した際、単位回転
量に対応するスリットの開閉量が増減する。
【0086】このため請求項1〜請求項7記載の発明の
効果に加え、スリットの開閉特性を変化させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例に係る流量制御弁の正面断面図であ
る。
【図2】図1のB−B線における側面断面図である。
【図3】(A)、(B)、(C)は図1の流量制御弁の
作動を示す正面図である。
【図4】第二実施例に係る流量制御弁の要部を示す正面
断面図である。
【図5】第三実施例に係る流量制御弁の要部を示す正面
断面図である。
【図6】第四実施例に係る流量制御弁の要部を示す正面
断面図である。
【図7】第五実施例に係る流量制御弁の要部を示す正面
断面図である。
【図8】第六実施例に係る流量制御弁の要部を示す正面
断面図である。
【図9】第七実施例に係る流量制御弁の要部を示す正面
断面図である。
【図10】(A)〜(E)は第八実施例に係る流量制御
弁の要部を示す正面図である。
【図11】(A)〜(E)は第九実施例に係る流量制御
弁の要部を示す正面図である。
【図12】(A)、(B)は第十実施例に係る流量制御
弁の要部を示す正面図である。
【図13】従来の流量制御弁の正面断面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 3 流路 5 燃料噴射筒 9 流体輸送路 10 スリット 13 ねじ孔 14 弁体 19 開閉面 20 操作棒 22 ねじ部材 C 軸心

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路を有する弁箱と、 前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、この
    流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心に沿
    った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、 前記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の内側または外側
    のいずれか一方に当接して設けた弁体とを有し、 前記流体輸送筒と前記弁体とを相対回転自在、かつ、前
    記軸心に沿って相対移動自在に構成し、前記弁体に前記
    軸心と非直交である開閉面を設け、前記弁箱の外部に回
    転自在に設けた第一操作部を前記弁体または前記流体輸
    送筒のいずれか一方に接続し、前記弁箱の外部に回転自
    在な第二操作部材を設け、前記流体輸送筒または前記弁
    体のいずれか一方及び第二操作部材に当接し、かつ、前
    記第二操作部材の回転により前記流体輸送筒または前記
    弁体のいずれか一方を前記軸心に沿って移動させる作動
    部材を設けたことを特徴とする流量制御弁。
  2. 【請求項2】 流路を有する弁箱と、 前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、この
    流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心に沿
    った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、 前記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して
    設けた筒状の弁体とを有し、 前記弁体を回転自在、かつ、前記軸心に沿って移動自在
    に構成し、前記弁体の一端に前記軸心と非直交である開
    閉面を設け、前記弁箱の外部に回転自在に設けた操作棒
    を前記弁体の他端に接続し、前記弁箱に前記軸心と平行
    なねじ孔を設けるとともに、このねじ孔にねじ部材をね
    じ込み、このねじ部材の軸部の先端を前記弁体の他端に
    当接したことを特徴とする流量制御弁。
  3. 【請求項3】 流路を有する弁箱と、 前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、この
    流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心に沿
    った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、 前記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して
    設けた筒状の弁体とを有し、 前記弁体を回転自在、かつ、前記軸心に沿って移動自在
    に構成し、前記弁体の一端に前記軸心と非直交である開
    閉面を設け、前記弁箱の外部に回転自在に設けた操作棒
    を前記弁体の他端に接続し、前記弁箱の外部に傾斜面を
    有するカム板を回転自在に設け、前記弁箱に前記軸心と
    平行な孔を設け、この孔に前記弁体の他端及び前記傾斜
    面に当接した作動棒を前記軸心に沿って作動自在に配置
    したことを特徴とする流量制御弁。
  4. 【請求項4】 流路を有する弁箱と、 前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、この
    流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心に沿
    った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、 前記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して
    設けた筒状の弁体とを有し、 前記弁体を回転自在、かつ、前記軸心に沿って移動自在
    に構成し、前記弁体の一端に前記軸心と非直交である開
    閉面を設け、前記弁箱の外部に回転自在に設けた操作棒
    を前記弁体の他端に接続し、前記弁箱の外部に傾斜面を
    有するカム板を前記軸心と直交して移動自在に設け、前
    記弁箱に前記軸心と平行な孔を設け、この孔に前記弁体
    の他端及び前記傾斜面に当接した作動棒を前記軸心に沿
    って作動自在に配置し、前記カム板の一端に前記軸心と
    直交するねじ孔にねじ込んだねじ部材の軸部の先端を当
    接したことを特徴とする流量制御弁。
  5. 【請求項5】 流路を有する弁箱と、 前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、この
    流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心に沿
    った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、 前記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して
    設けた筒状の弁体とを有し、 前記弁体を回転自在、かつ、前記軸心に沿って移動自在
    に構成し、前記弁体の一端に前記軸心と非直交である開
    閉面を設け、前記弁箱の外部に回転自在に設けた操作棒
    を前記弁体の他端に接続し、前記弁箱の外部から内部に
    亘って前記軸心と直交する回転軸を設け、この回転軸に
    前記弁体の他端に当接するカム板を設けたことを特徴と
    する流量制御弁。
  6. 【請求項6】 流路を有する弁箱と、 前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、この
    流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心に沿
    った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、 前記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して
    設けた筒状の弁体とを有し、 前記弁体を回転自在、かつ、前記軸心に沿って移動自在
    に構成し、前記弁体の一端に前記軸心と非直交である開
    閉面を設け、前記弁箱の外部に回転自在に設けた操作棒
    を前記弁体の他端に接続し、前記弁箱の外部に回転自在
    なカム板を設け、前記弁箱に前記軸心と平行な孔を設
    け、この孔に前記カム板と前記弁体の他端に当接する作
    動棒を前記軸心に沿って作動自在に配置したことを特徴
    とする流量制御弁。
  7. 【請求項7】 流路を有する弁箱と、 前記弁箱に設けられ、軸心に沿った流体輸送路と、この
    流体輸送路及び前記流路に連通し、かつ、前記軸心に沿
    った長手状のスリットとを有する流体輸送筒と、 前記弁箱に設けられ、前記流体輸送筒の外側に当接して
    設けた筒状の弁体とを有し、 前記弁体を回転自在、かつ、前記軸心に沿って移動自在
    に構成し、前記弁体の一端に前記軸心と非直交である開
    閉面を設け、前記弁箱の外部に回転自在に設けた操作棒
    を前記弁体の他端に接続し、前記弁箱の外周に前記軸心
    と同心のおねじを設け、前記弁箱の外部に前記おねじに
    噛み合うめねじを有するホルダを設け、前記弁箱に軸心
    と平行な孔を設け、この孔に前記ホルダと前記弁体の他
    端に当接する作動棒を前記軸心に沿って作動自在に配置
    したことを特徴とする流量制御弁。
  8. 【請求項8】 前記流体輸送筒の円周方向に沿って前記
    スリットを複数設けた請求項1〜請求項7のうち、いず
    れか一の請求項に記載した流量制御弁。
JP1707594A 1994-02-14 1994-02-14 流量制御弁 Expired - Fee Related JP2802220B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1707594A JP2802220B2 (ja) 1994-02-14 1994-02-14 流量制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1707594A JP2802220B2 (ja) 1994-02-14 1994-02-14 流量制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07224968A true JPH07224968A (ja) 1995-08-22
JP2802220B2 JP2802220B2 (ja) 1998-09-24

Family

ID=11933868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1707594A Expired - Fee Related JP2802220B2 (ja) 1994-02-14 1994-02-14 流量制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2802220B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200132354A (ko) * 2019-05-17 2020-11-25 주식회사 노바메디 압력조절기

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104455501B (zh) * 2014-09-29 2017-09-26 江苏省阀门产品质量监督检验中心 一种双级流量调节阀
WO2016126839A1 (en) * 2015-02-04 2016-08-11 Walbro Llc Carburetor fuel control

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200132354A (ko) * 2019-05-17 2020-11-25 주식회사 노바메디 압력조절기

Also Published As

Publication number Publication date
JP2802220B2 (ja) 1998-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6808162B2 (en) Rotary 2-way servovalve
US3822058A (en) Carburetor
JPH07224968A (ja) 流量制御弁
JP4038118B2 (ja) 流体圧シリンダ
US6631889B2 (en) Diaphragm-type carburetor
US6027099A (en) Tip valve for pneumatic tool
JP6191036B2 (ja) ロータリー式気化器
JP7291614B2 (ja) リミットキャップ
US4902448A (en) Cam and idle speed adjustment
US6637730B2 (en) Carburettor for an internal combustion engine
JP2024013649A (ja) 燃料調整機構
JPS6121562Y2 (ja)
CN218582136U (zh) 一种阻尼力调节机构及手轮调节阻尼力的减震器
JP2024013608A (ja) 流量調整制限部材
JP2003287076A (ja) 回転ダンパー
JPH0539805A (ja) ストローク調整機構を内蔵したシリンダ装置
JP2524142Y2 (ja) アクセル装置
JPH07317710A (ja) エアシリンダ
KR960000125Y1 (ko) 가스조절 밸브의 가스개폐구
JPH112221A (ja) 回転軸の軸方向位置固定装置
JPS6463641A (en) Rotary throttle valve type carburetor
JPH01210633A (ja) エアダンパ
JP5534513B2 (ja) 2ストロークエンジン用気化器及びそのバルブ部材の気化器本体への組み付け方法
JP2002221097A (ja) ロータリ絞り弁式気化器
GB1596361A (en) Drive assemblies

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees