JPH112221A - 回転軸の軸方向位置固定装置 - Google Patents
回転軸の軸方向位置固定装置Info
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- JPH112221A JPH112221A JP9169451A JP16945197A JPH112221A JP H112221 A JPH112221 A JP H112221A JP 9169451 A JP9169451 A JP 9169451A JP 16945197 A JP16945197 A JP 16945197A JP H112221 A JPH112221 A JP H112221A
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- Japan
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- groove
- rotary shaft
- valve
- insertion groove
- shaft
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸方向位置を一定位置に保持する必要のある
回転軸について、固定手段を加工が簡単で組付け後の再
調整などが不要であり且つ強度を大きく低下させないも
のとする。 【解決手段】 回転軸24を囲んだハウジング部材に回
転軸24を囲んで差込溝11を設けるとともに、回転軸
24に環状の嵌込溝13を設け、嵌込溝13にスナップ
リング14を密嵌装着してその両側面14aを差込溝1
1の互いに向かい合った内側面11aに接触させた。ス
ナップリング14を嵌込むだけで回転軸24の回転角度
位置に関係なく軸方向の動きが阻止される。
回転軸について、固定手段を加工が簡単で組付け後の再
調整などが不要であり且つ強度を大きく低下させないも
のとする。 【解決手段】 回転軸24を囲んだハウジング部材に回
転軸24を囲んで差込溝11を設けるとともに、回転軸
24に環状の嵌込溝13を設け、嵌込溝13にスナップ
リング14を密嵌装着してその両側面14aを差込溝1
1の互いに向かい合った内側面11aに接触させた。ス
ナップリング14を嵌込むだけで回転軸24の回転角度
位置に関係なく軸方向の動きが阻止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転軸、殊に軸方向
の位置を一定位置に保持しておく必要のある回転軸に適
した軸方向位置固定装置に関するものである。
の位置を一定位置に保持しておく必要のある回転軸に適
した軸方向位置固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転軸を例えば所定角度範囲内で往復回
転させることによって部材の回転位置を制御する技術は
さまざまな分野で行なわれている。
転させることによって部材の回転位置を制御する技術は
さまざまな分野で行なわれている。
【0003】即ち、自動車多気筒エンジンにおいては、
無負荷乃至低負荷時における排出ガス対策、燃費対策の
ために燃料室内にスワールを発生させることが広く知ら
れている。そして、スワール発生手段として吸気マニホ
ルドの各枝管を主通路と副通路とに分け、主通路に遮断
弁を設けて無負荷乃至低負荷時に閉弁することにより副
通路のみを流れる空気によってスワールを発生させるこ
とも広く知られた技術である(特開昭54−99826
号公報参照)。
無負荷乃至低負荷時における排出ガス対策、燃費対策の
ために燃料室内にスワールを発生させることが広く知ら
れている。そして、スワール発生手段として吸気マニホ
ルドの各枝管を主通路と副通路とに分け、主通路に遮断
弁を設けて無負荷乃至低負荷時に閉弁することにより副
通路のみを流れる空気によってスワールを発生させるこ
とも広く知られた技術である(特開昭54−99826
号公報参照)。
【0004】多気筒エンジンの各燃料室に接続されてい
る枝管の主通路は一斉に開閉動作させる必要があるの
で、弁軸を全主通路を横断させて配置した一本のものと
するか、または弁軸を複数の主通路を横断させて配置し
た複数本に分割して互いに連結したものとし、これらの
弁軸に各主通路毎に弁板を取付けた構成の遮断弁が用い
られる。
る枝管の主通路は一斉に開閉動作させる必要があるの
で、弁軸を全主通路を横断させて配置した一本のものと
するか、または弁軸を複数の主通路を横断させて配置し
た複数本に分割して互いに連結したものとし、これらの
弁軸に各主通路毎に弁板を取付けた構成の遮断弁が用い
られる。
【0005】この遮断弁は図4,5に示すように、吸気
マニホルドの枝管の一部であって主通路の一部を構成す
る弁胴体51の吸気路52の中心を通って弁軸54が横
断しており、この弁軸54は隣り合う図示しない弁胴体
51を互いに一体に連結した腕または桁状の軸受体53
を貫通して回転可能に支持されているとともに、吸気路
52を開閉する円板状の弁板55を弁胴体51毎に設け
た構成とされるのが普通である。また、弁板55は弁軸
54に形成した切溝の平坦な取付け面56に重ねて止ね
じ57により弁軸54に固定される。
マニホルドの枝管の一部であって主通路の一部を構成す
る弁胴体51の吸気路52の中心を通って弁軸54が横
断しており、この弁軸54は隣り合う図示しない弁胴体
51を互いに一体に連結した腕または桁状の軸受体53
を貫通して回転可能に支持されているとともに、吸気路
52を開閉する円板状の弁板55を弁胴体51毎に設け
た構成とされるのが普通である。また、弁板55は弁軸
54に形成した切溝の平坦な取付け面56に重ねて止ね
じ57により弁軸54に固定される。
【0006】このような遮断弁における弁軸54を弁胴
体51,弁受体53に貫通して弁板55を取付けるとき
の位置決めとずれ止め、吸気マニホルドへの組付け時お
よび開閉動作時の軸方向移動防止を計り、弁板55の取
付けを容易にするとともに弁板55の弁胴体51への喰
付きをなくすことが必要である。
体51,弁受体53に貫通して弁板55を取付けるとき
の位置決めとずれ止め、吸気マニホルドへの組付け時お
よび開閉動作時の軸方向移動防止を計り、弁板55の取
付けを容易にするとともに弁板55の弁胴体51への喰
付きをなくすことが必要である。
【0007】そのための軸方向位置固定手段として、遮
断弁の弁軸54に対しては軸受体53に嵌込まれている
部分に切込溝58を設け、軸受体53にねじ込んだねじ
60の先端の短軸状突起61を切込溝58に差込むこと
により所定位置に固定するようにしたものが実用に供さ
れている。
断弁の弁軸54に対しては軸受体53に嵌込まれている
部分に切込溝58を設け、軸受体53にねじ込んだねじ
60の先端の短軸状突起61を切込溝58に差込むこと
により所定位置に固定するようにしたものが実用に供さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の切込
溝58は弁軸54を工作機械にセットして弁板取付け用
の切溝とほぼ同時に切削により作られ、加工の容易性か
らその奥面である溝底面59は取付け面56と同様に弁
軸54の中心軸線に位置し且つ互いに平行な平面であ
る。
溝58は弁軸54を工作機械にセットして弁板取付け用
の切溝とほぼ同時に切削により作られ、加工の容易性か
らその奥面である溝底面59は取付け面56と同様に弁
軸54の中心軸線に位置し且つ互いに平行な平面であ
る。
【0009】このため、弁軸54の回転角度範囲を設計
当初よりも拡大した場合や回転開始角度位置(位相)が
変化した場合、溝底面59が突起61に衛って回転の妨
げとならないように、ねじ60を回して突起61の切込
溝58への差込み深さを再調整したり、或いは溝底面5
9を再切削して突起61に対する角度を変更しなければ
ならず、きわめて面倒であった。
当初よりも拡大した場合や回転開始角度位置(位相)が
変化した場合、溝底面59が突起61に衛って回転の妨
げとならないように、ねじ60を回して突起61の切込
溝58への差込み深さを再調整したり、或いは溝底面5
9を再切削して突起61に対する角度を変更しなければ
ならず、きわめて面倒であった。
【0010】また、吸気マニホルドおよびその他のエン
ジン付属機器のレイアウト上の制約によりねじ60を取
付け面56と直角の方向に設置できない場合は、溝底面
59がねじ60と直角になるように切溝と切込溝58を
弁軸54の位相を変えて加工するか、または切込溝58
形成用の刃物の動作方向を変える必要があり、いずれも
きわめて厄介である。加えて、ねじ60を取付けるねじ
孔を軸受体53に加工しなければならず、従って全体の
加工工数、加工種類が多く簡単且つ安価に製造すること
ができない、という難点があった。
ジン付属機器のレイアウト上の制約によりねじ60を取
付け面56と直角の方向に設置できない場合は、溝底面
59がねじ60と直角になるように切溝と切込溝58を
弁軸54の位相を変えて加工するか、または切込溝58
形成用の刃物の動作方向を変える必要があり、いずれも
きわめて厄介である。加えて、ねじ60を取付けるねじ
孔を軸受体53に加工しなければならず、従って全体の
加工工数、加工種類が多く簡単且つ安価に製造すること
ができない、という難点があった。
【0011】更に、切込溝58は弁軸54の断面半部を
切欠くので強度をかなり低下させる原因となっており、
万一過荷重が働くと切損する心配がある。
切欠くので強度をかなり低下させる原因となっており、
万一過荷重が働くと切損する心配がある。
【0012】本発明は軸方向の位置を一定位置に保持す
る必要のある回転軸に対する軸方向位置固定手段がもっ
ている前記の課題を解決し、殊に前記遮断弁の弁軸のよ
うに所定角度範囲内で往復回転する回転軸について組付
け後の再調整や変更が不要であるとともに加工が簡単で
あり、しかも強度を大きく低下させることのないものと
することを目的として発明されたものである。
る必要のある回転軸に対する軸方向位置固定手段がもっ
ている前記の課題を解決し、殊に前記遮断弁の弁軸のよ
うに所定角度範囲内で往復回転する回転軸について組付
け後の再調整や変更が不要であるとともに加工が簡単で
あり、しかも強度を大きく低下させることのないものと
することを目的として発明されたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は回転軸を囲んだ
ハウジング部材にその外側面へ一方開放し且つ回転軸を
囲んで差込溝を設けるとともに、回転軸の差込溝に囲ま
れた個所に環状の嵌込溝を設け、スナップリングを差込
溝の向かい合った内側面に両側面を接触させて嵌込溝に
密嵌装着したことにより前記課題を解決させたものであ
る。
ハウジング部材にその外側面へ一方開放し且つ回転軸を
囲んで差込溝を設けるとともに、回転軸の差込溝に囲ま
れた個所に環状の嵌込溝を設け、スナップリングを差込
溝の向かい合った内側面に両側面を接触させて嵌込溝に
密嵌装着したことにより前記課題を解決させたものであ
る。
【0014】そして、この固定装置は嵌込溝を差込溝に
一致させてスナップリングを差込溝に開放面から装入
し、そのまま嵌込溝に密嵌して回転軸に装着することに
より組立てられ、回転軸の回転角度範囲に関係なくスナ
ップリングは差込溝の内側面に沿って回転軸と一体に回
転し、軸方向の移動を防止する。
一致させてスナップリングを差込溝に開放面から装入
し、そのまま嵌込溝に密嵌して回転軸に装着することに
より組立てられ、回転軸の回転角度範囲に関係なくスナ
ップリングは差込溝の内側面に沿って回転軸と一体に回
転し、軸方向の移動を防止する。
【0015】即ち、所定角度範囲内で回転する回転軸の
回転範囲が拡大変化した場合でも、再調整などを施すこ
となくそのまま対応することができ、また差込溝と嵌込
溝を設ければよいので加工が簡単であり、しかも環状の
嵌込溝は回転軸の強度を大きく低下させることなく形成
することができる。
回転範囲が拡大変化した場合でも、再調整などを施すこ
となくそのまま対応することができ、また差込溝と嵌込
溝を設ければよいので加工が簡単であり、しかも環状の
嵌込溝は回転軸の強度を大きく低下させることなく形成
することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を前記従来例と同じ遮断弁
に実施した形態について図1,図2,図3を参照して説
明すると、多気筒エンジンの吸気マニホルドの枝管の一
部であって主通路の一部を構成する弁胴体1の吸気路2
の中心を通って弁軸4、即ち本発明における回転軸24
が横断している。この回転軸24は隣り合う図示しない
弁胴体1を互いに一体に連結した腕または桁状の軸受体
3、即ち本発明におけるハウジング23を貫通して回転
可能に支持されているとともに、吸気路2を開閉する円
板状の弁板5が回転軸24に形成した切溝の平坦な取付
け面6に重ねて止ねじ7により固定されている。
に実施した形態について図1,図2,図3を参照して説
明すると、多気筒エンジンの吸気マニホルドの枝管の一
部であって主通路の一部を構成する弁胴体1の吸気路2
の中心を通って弁軸4、即ち本発明における回転軸24
が横断している。この回転軸24は隣り合う図示しない
弁胴体1を互いに一体に連結した腕または桁状の軸受体
3、即ち本発明におけるハウジング23を貫通して回転
可能に支持されているとともに、吸気路2を開閉する円
板状の弁板5が回転軸24に形成した切溝の平坦な取付
け面6に重ねて止ねじ7により固定されている。
【0017】回転軸24である弁軸4は図示しないアク
チュエータによって所定角度範囲内で往復回転し、弁板
5を全閉位置と全開位置との間で開閉動作させる。これ
によって、エンジンの無負荷乃至低負荷域で吸気路2を
閉止して燃焼室にスワールを発生させ、高負荷域で吸気
路2を開放して燃焼室に大量の空気を供給する。
チュエータによって所定角度範囲内で往復回転し、弁板
5を全閉位置と全開位置との間で開閉動作させる。これ
によって、エンジンの無負荷乃至低負荷域で吸気路2を
閉止して燃焼室にスワールを発生させ、高負荷域で吸気
路2を開放して燃焼室に大量の空気を供給する。
【0018】ハウジング部材23である軸受体3の弁胴
体1に接近した個所の外側面、図示の形態では吸気路2
の一方の開放端側の外側面へ一方開放してほぼ半円状の
差込溝11が設けられており、この差込溝11は弁軸4
を囲んでいるとともに、開放部分に広幅で浅い拡大溝部
12を有している。
体1に接近した個所の外側面、図示の形態では吸気路2
の一方の開放端側の外側面へ一方開放してほぼ半円状の
差込溝11が設けられており、この差込溝11は弁軸4
を囲んでいるとともに、開放部分に広幅で浅い拡大溝部
12を有している。
【0019】弁軸4は拡大溝部12を通過しておらず、
狭幅の差込溝11の部分を通過しており、この通過部
分、即ち差込溝11に囲まれた個所に環状の嵌込溝13
が設けられている。この嵌込溝13は図示の形態では差
込溝11とほぼ同一幅とされている。
狭幅の差込溝11の部分を通過しており、この通過部
分、即ち差込溝11に囲まれた個所に環状の嵌込溝13
が設けられている。この嵌込溝13は図示の形態では差
込溝11とほぼ同一幅とされている。
【0020】そして、切欠き環状の弾性金属板からなる
スナップリング14が嵌込溝13に密に嵌込まれて弁軸
4に装着固定され、その両側面14aは差込溝11の向
かい合った内側面11aに接触している。このため、弁
軸4は回転角度位置に関係なくスナップリング14と差
込溝11とにより軸方向の動きが阻止され、常に一定位
置で回転することとなる。
スナップリング14が嵌込溝13に密に嵌込まれて弁軸
4に装着固定され、その両側面14aは差込溝11の向
かい合った内側面11aに接触している。このため、弁
軸4は回転角度位置に関係なくスナップリング14と差
込溝11とにより軸方向の動きが阻止され、常に一定位
置で回転することとなる。
【0021】弁軸4を弁胴体1,軸受体3に貫通させて
取付け面6を吸気路2に正しく位置させたとき差込溝1
1と嵌込溝13とが一致するように作られており、スナ
ップリング14は拡大溝部12に開放面から装入して先
端が差込溝11に差込まれたとき、適宜の工具を用いて
押込むことにより嵌込溝13に密嵌装着される。
取付け面6を吸気路2に正しく位置させたとき差込溝1
1と嵌込溝13とが一致するように作られており、スナ
ップリング14は拡大溝部12に開放面から装入して先
端が差込溝11に差込まれたとき、適宜の工具を用いて
押込むことにより嵌込溝13に密嵌装着される。
【0022】スナップリング14は弁軸4と一体に回転
し差込溝11の内部で360度回転可能である。従っ
て、回転角度範囲を設計当初よりも拡大した場合や回転
開始角度位置(位相)が変化した場合に再調整が一切不
要である。また、特定の角度範囲内で回転するものに限
らず、360度回転するものについても適用できること
は言うまでもない。
し差込溝11の内部で360度回転可能である。従っ
て、回転角度範囲を設計当初よりも拡大した場合や回転
開始角度位置(位相)が変化した場合に再調整が一切不
要である。また、特定の角度範囲内で回転するものに限
らず、360度回転するものについても適用できること
は言うまでもない。
【0023】更に、差込溝11は弁胴体1,軸受体3の
成形時に型を用いて形成することができるので、レイア
ウト上の制約に対応して任意の外側面へ一方開放させて
設けることが容易であるばかりか、全体の加工工数,加
工種類が少なく簡単に製造することができる。更にま
た、嵌込溝13は環状であって弁軸4の円形断面を維持
しているので強度低下が小さく、且つ表面処理や熱処理
による曲がりが少ない、という利点がある。
成形時に型を用いて形成することができるので、レイア
ウト上の制約に対応して任意の外側面へ一方開放させて
設けることが容易であるばかりか、全体の加工工数,加
工種類が少なく簡単に製造することができる。更にま
た、嵌込溝13は環状であって弁軸4の円形断面を維持
しているので強度低下が小さく、且つ表面処理や熱処理
による曲がりが少ない、という利点がある。
【0024】尚、ハウジング部材23は回転軸24を囲
んで軸受箱などの部材と別体に設置することができ、従
って本発明の固定装置は軸方向の位置を一定位置に保持
する必要のあるさまざまな分野における回転軸に適用す
ることができる。
んで軸受箱などの部材と別体に設置することができ、従
って本発明の固定装置は軸方向の位置を一定位置に保持
する必要のあるさまざまな分野における回転軸に適用す
ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によるときわめて
簡単な構成で回転軸を再調整の必要なく且つ折損の心配
なく軸方向一定位置に確実に保持することができるもの
である。
簡単な構成で回転軸を再調整の必要なく且つ折損の心配
なく軸方向一定位置に確実に保持することができるもの
である。
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図。
【図2】図1の拡大縦断面部分図。
【図3】図2のX−X線に沿う拡大断面図。
【図4】従来例を示す一部切截した正面図。
【図5】図4のY−Y線に沿う拡大断面図。
11 差込溝,13 嵌込溝,14 スナップリング,
23 ハウジング部材,24 回転軸。
23 ハウジング部材,24 回転軸。
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸を囲んだハウジング部材にその外
側面へ一方開放し且つ前記回転軸を囲んで差込溝が設け
られているとともに、前記回転軸の前記差込溝に囲まれ
た個所に環状の嵌込溝が設けられており、スナップリン
グが前記差込溝の向かい合った内側面に両側面を接触さ
せて前記嵌入溝に密嵌装着されていることを特徴とする
回転軸の軸方向位置固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9169451A JPH112221A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 回転軸の軸方向位置固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9169451A JPH112221A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 回転軸の軸方向位置固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH112221A true JPH112221A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15886853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9169451A Withdrawn JPH112221A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 回転軸の軸方向位置固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH112221A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19938186A1 (de) * | 1999-08-17 | 2001-03-29 | Hermann Peters Gmbh & Co | Lagereinheit, Bremsbacke und Trommelbremse |
JP2010518307A (ja) * | 2007-02-05 | 2010-05-27 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 内燃機関用吸気マニホルドシステム |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP9169451A patent/JPH112221A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19938186A1 (de) * | 1999-08-17 | 2001-03-29 | Hermann Peters Gmbh & Co | Lagereinheit, Bremsbacke und Trommelbremse |
DE19938186B4 (de) * | 1999-08-17 | 2007-01-11 | Hermann Peters Gmbh & Co. | Lagereinheit, Bremsbacke und Trommelbremse |
JP2010518307A (ja) * | 2007-02-05 | 2010-05-27 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 内燃機関用吸気マニホルドシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |