JPH07224316A - Ａｏｄ炉コーン部内張りれんが構造及びその施工方法 - Google Patents
Ａｏｄ炉コーン部内張りれんが構造及びその施工方法Info
- Publication number
- JPH07224316A JPH07224316A JP3647694A JP3647694A JPH07224316A JP H07224316 A JPH07224316 A JP H07224316A JP 3647694 A JP3647694 A JP 3647694A JP 3647694 A JP3647694 A JP 3647694A JP H07224316 A JPH07224316 A JP H07224316A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cone
- brick
- shaped
- aod furnace
- ring
- Prior art date
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- Pending
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- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 築炉作業の合理化及び作業環境の改善をはか
るにある。 【構成】 あらかじめコーン部内張れんが２を円錐形で
下部にフランジ３を付けた円錐状鉄皮ケース１に最下段
れんが４の切込み４ａを入れた部分をフランジ３で受
け、環状の一体物に築造した環状一体物Ａをフランジ付
円錐状鉄皮ケース１の上部より吊り下げ、ＡＯＤ炉本体
部Ｂのすでに構築した側壁れんが７上に設置し、環状一
体物Ａ設置後に設置したコーン部鉄皮５と環状一体物Ａ
の鉄皮ケース１との間にキャスタブル６を施工して固定
するようにした。 【効果】 あらかじめコーン部内張れんがを環状一体物
として築造することが可能となり、作業環境が改善さ
れ、施工時間も大巾に短縮された。即ち従来２日間必要
であった施工時間が４時間に短縮できた。なお実使用に
おいて耐用回数は従来と同等の耐用が得られた。
るにある。 【構成】 あらかじめコーン部内張れんが２を円錐形で
下部にフランジ３を付けた円錐状鉄皮ケース１に最下段
れんが４の切込み４ａを入れた部分をフランジ３で受
け、環状の一体物に築造した環状一体物Ａをフランジ付
円錐状鉄皮ケース１の上部より吊り下げ、ＡＯＤ炉本体
部Ｂのすでに構築した側壁れんが７上に設置し、環状一
体物Ａ設置後に設置したコーン部鉄皮５と環状一体物Ａ
の鉄皮ケース１との間にキャスタブル６を施工して固定
するようにした。 【効果】 あらかじめコーン部内張れんがを環状一体物
として築造することが可能となり、作業環境が改善さ
れ、施工時間も大巾に短縮された。即ち従来２日間必要
であった施工時間が４時間に短縮できた。なお実使用に
おいて耐用回数は従来と同等の耐用が得られた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＡＯＤ炉コーン部内張り
れんが構造及びその施工方法に関するものである。
れんが構造及びその施工方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＡＯＤ炉コーン部内張りれんがの
施工方法はコーン部鉄皮内に直接、又は裏張りを構築し
た後、内張りれんがを１個づつ空目地、又はモルタルを
使用して施工されているものである。
施工方法はコーン部鉄皮内に直接、又は裏張りを構築し
た後、内張りれんがを１個づつ空目地、又はモルタルを
使用して施工されているものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところがＡＯＤ炉コー
ン部の中に入って施工するため、施工場所が高所であ
り、しかも狭く不安全であり、且つ高熱，粉塵，騒音等
の悪環境下で作業するため、築炉者には大きな負担を課
する作業である。またＡＯＤ炉コーン部の内張りれんが
の築炉作業には通常１〜２日間の工期が必要とされてい
る。そこで築炉作業の合理化及び作業環境の改善が強く
望まれている。
ン部の中に入って施工するため、施工場所が高所であ
り、しかも狭く不安全であり、且つ高熱，粉塵，騒音等
の悪環境下で作業するため、築炉者には大きな負担を課
する作業である。またＡＯＤ炉コーン部の内張りれんが
の築炉作業には通常１〜２日間の工期が必要とされてい
る。そこで築炉作業の合理化及び作業環境の改善が強く
望まれている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の１つは、ＡＯＤ
炉コーン部内張りれんが構造において、あらかじめ、コ
ーン部内張りれんがの外周に円錐状鉄皮ケースを配し、
環状一体物に組みたてたコーン部内張りれんがの環状一
体物をＡＯＤ炉本体部に構築した側壁れんがの上に設置
し、環状一体物設置後に設置したコーン部鉄皮と環状一
体物の円錐状鉄皮ケースとの間にキャスタブルを施して
なることを特徴とするＡＯＤ炉コーン部内張りれんが構
造の発明であり、もう１つの発明は、あらかじめ、コー
ン部内張りれんがを円錐形で下部にフランジを付けたフ
ランジ付円錐状ケースに、最下段れんがの最下端部の切
込みを入れた部分をフランジで受け環状一体物となるよ
う築造して環状一体物と成し、該環状一体物を上部より
吊り具を介して吊り下げ、ＡＯＤ炉本体部に構築ずみの
側壁れんがの上に設置し、環状一体物設置後に設置した
コーン部鉄皮と環状一体物の円錐状鉄皮ケースとの間に
キャスタブルを施工することを特徴とするＡＯＤ炉コー
ン部内張りれんがの施工方法の発明である。以下図面に
ついて説明する。
炉コーン部内張りれんが構造において、あらかじめ、コ
ーン部内張りれんがの外周に円錐状鉄皮ケースを配し、
環状一体物に組みたてたコーン部内張りれんがの環状一
体物をＡＯＤ炉本体部に構築した側壁れんがの上に設置
し、環状一体物設置後に設置したコーン部鉄皮と環状一
体物の円錐状鉄皮ケースとの間にキャスタブルを施して
なることを特徴とするＡＯＤ炉コーン部内張りれんが構
造の発明であり、もう１つの発明は、あらかじめ、コー
ン部内張りれんがを円錐形で下部にフランジを付けたフ
ランジ付円錐状ケースに、最下段れんがの最下端部の切
込みを入れた部分をフランジで受け環状一体物となるよ
う築造して環状一体物と成し、該環状一体物を上部より
吊り具を介して吊り下げ、ＡＯＤ炉本体部に構築ずみの
側壁れんがの上に設置し、環状一体物設置後に設置した
コーン部鉄皮と環状一体物の円錐状鉄皮ケースとの間に
キャスタブルを施工することを特徴とするＡＯＤ炉コー
ン部内張りれんがの施工方法の発明である。以下図面に
ついて説明する。
【０００５】本発明によれば、ＡＯＤ炉コーン部内張り
れんが構造において、あらかじめコーン部内張りれんが
２を円錐形で下部にフランジ３を付けた円錐状鉄皮ケー
ス１に最下段れんが４の最下端部に切込み４ａを入れた
部分をフランジ３で受け環状の一体物となるよう築造し
た、環状一体物Ａをフランジ付円錐状鉄皮ケース１の上
部より吊り具を介して吊り下げ、ＡＯＤ炉本体部Ｂのす
でに構築した側壁れんが７の上に設置し、環状一体物Ａ
設置後に設置したコーン部鉄皮５と環状一体物Ａの鉄皮
ケース１との間にキャスタブル６を施工して固定するよ
うにしたＡＯＤ炉コーン部内張りれんが構造とその施工
方法を提供するにある。
れんが構造において、あらかじめコーン部内張りれんが
２を円錐形で下部にフランジ３を付けた円錐状鉄皮ケー
ス１に最下段れんが４の最下端部に切込み４ａを入れた
部分をフランジ３で受け環状の一体物となるよう築造し
た、環状一体物Ａをフランジ付円錐状鉄皮ケース１の上
部より吊り具を介して吊り下げ、ＡＯＤ炉本体部Ｂのす
でに構築した側壁れんが７の上に設置し、環状一体物Ａ
設置後に設置したコーン部鉄皮５と環状一体物Ａの鉄皮
ケース１との間にキャスタブル６を施工して固定するよ
うにしたＡＯＤ炉コーン部内張りれんが構造とその施工
方法を提供するにある。
【０００６】次にこの本発明によるＡＯＤ炉コーン部内
張りれんが構造とその施工方法について以下実施例につ
いて図１〜図３を参照しながら詳しく説明する。
張りれんが構造とその施工方法について以下実施例につ
いて図１〜図３を参照しながら詳しく説明する。
【０００７】
【実施例】図１〜図３は本発明の実施例を示すものであ
る。先づ図１には最下端に６mm厚のフランジ３付のフラ
ンジ付円錐状鉄皮ケース１（１．６mm厚み）に使用厚み
２３０mmのコーン部内張りれんが２をモルタルを用いて
築造した下端外径３８５０mm，傾斜角度α３０度，高さ
１７８７mmの環状一体物Ａが示されている。また図２は
ＡＯＤ炉本体部Ｂに本発明品による環状一体物Ａを施工
した状態を表わしたものであり、コーン部鉄皮５との隙
間を５０m/m設け、マグネシア質キャスタブル６で施工
し固定した。
る。先づ図１には最下端に６mm厚のフランジ３付のフラ
ンジ付円錐状鉄皮ケース１（１．６mm厚み）に使用厚み
２３０mmのコーン部内張りれんが２をモルタルを用いて
築造した下端外径３８５０mm，傾斜角度α３０度，高さ
１７８７mmの環状一体物Ａが示されている。また図２は
ＡＯＤ炉本体部Ｂに本発明品による環状一体物Ａを施工
した状態を表わしたものであり、コーン部鉄皮５との隙
間を５０m/m設け、マグネシア質キャスタブル６で施工
し固定した。
【０００８】
【発明の効果】本発明のＡＯＤ炉コーン部内張りれんが
構造とその施工方法によるとあらかじめコーン部内張り
れんがを環状一体物として築造することが可能となり、
作業環境が改善され、施工時間も大巾に短縮された。即
ち従来２日間必要であった施工時間が４時間に短縮でき
た。なお実使用において耐用回数は従来と同等の耐用が
得られた。
構造とその施工方法によるとあらかじめコーン部内張り
れんがを環状一体物として築造することが可能となり、
作業環境が改善され、施工時間も大巾に短縮された。即
ち従来２日間必要であった施工時間が４時間に短縮でき
た。なお実使用において耐用回数は従来と同等の耐用が
得られた。
【図１】本発明のＡＯＤ炉コーン部内張れんが環状一体
物縦断面図である。
物縦断面図である。
【図２】本発明のＡＯＤ炉コーン部内張れんが環状一体
物施工状態の説明縦断面図である。
物施工状態の説明縦断面図である。
【図３】図１のＭ部拡大縦断面図である。
１ フランジ付円錐状鉄皮ケース ２ コーン部内張れんが ３ フランジ ４ 最下段れんが 4a 切込み ５ コーン部鉄皮 ６ キャスタブル ７ ＡＯＤ炉本体部側壁れんが Ａ 環状一体物 Ｂ ＡＯＤ炉本体部
Claims (2)
- 【請求項１】 ＡＯＤ炉コーン部の内張りれんが構造に
おいて、あらかじめコーン部内張りれんがの外周に円錐
状鉄皮ケースを配し環状一体物に組みたてたコーン部内
張りれんがの環状一体物をＡＯＤ炉本体部に構築した側
壁れんがの上に設置し、環状一体物設置後に設置したコ
ーン部鉄皮と環状一体物の円錐状鉄皮ケースとの間にキ
ャスタブルを施してなる事を特徴とするＡＯＤ炉コーン
部内張りれんが構造。 - 【請求項２】 あらかじめＡＯＤ炉コーン部内張りれん
がを円錐形で下部にフランジを付けたフランジ付円錐状
鉄皮ケースに最下段れんがの最下端部の切込みを入れた
部分をフランジで受け環状の一体物となるよう築造して
環状一体物と成し、該環状一体物を上部より吊り具を介
して吊り下げ、ＡＯＤ炉本体部に構築ずみの側壁れんが
の上に設置し、環状一体物設置後に設置したコーン部鉄
皮と環状一体物の円錐状鉄皮ケースとの間にキャスタブ
ルを施工することを特徴とするＡＯＤ炉コーン部内張り
れんがの施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3647694A JPH07224316A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | Ａｏｄ炉コーン部内張りれんが構造及びその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3647694A JPH07224316A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | Ａｏｄ炉コーン部内張りれんが構造及びその施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07224316A true JPH07224316A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=12470875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3647694A Pending JPH07224316A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | Ａｏｄ炉コーン部内張りれんが構造及びその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07224316A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104596290A (zh) * | 2013-10-30 | 2015-05-06 | 林州市林丰铝电有限责任公司 | 一种延长中频炉炉龄的方法 |
| CN105091595A (zh) * | 2015-09-06 | 2015-11-25 | 河南省天利工业炉有限公司 | 一种工业炉的炉衬安装工艺 |
| JP2016017671A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 縦型窯炉の築炉方法およびガイドパネル |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP3647694A patent/JPH07224316A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104596290A (zh) * | 2013-10-30 | 2015-05-06 | 林州市林丰铝电有限责任公司 | 一种延长中频炉炉龄的方法 |
| JP2016017671A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 | 縦型窯炉の築炉方法およびガイドパネル |
| CN105091595A (zh) * | 2015-09-06 | 2015-11-25 | 河南省天利工业炉有限公司 | 一种工业炉的炉衬安装工艺 |
| CN105091595B (zh) * | 2015-09-06 | 2017-05-10 | 河南省天利工业炉有限公司 | 一种工业炉的炉衬安装工艺 |
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