JPH07223725A - 飲食物搬送装置の短絡機構 - Google Patents

飲食物搬送装置の短絡機構

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Publication number
JPH07223725A
JPH07223725A JP1630194A JP1630194A JPH07223725A JP H07223725 A JPH07223725 A JP H07223725A JP 1630194 A JP1630194 A JP 1630194A JP 1630194 A JP1630194 A JP 1630194A JP H07223725 A JPH07223725 A JP H07223725A
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JP
Japan
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short
transport path
guide body
main
path
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Application number
JP1630194A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Tanaka
邦彦 田中
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KURAZUSHI KK
Original Assignee
KURAZUSHI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 皿の移し替え作業を行わずともメイン搬送路
のみによる通常搬送運転から短絡搬送路を利用した短絡
運転への切り換え、乃至、短絡運転から通常運転への切
換が支障無くしかもスムーズに行えるようにする。 【構成】 メイン搬送路3の一部を活殺制御する第1ガ
イド体5を配設して、この第1ガイド体の長さ方向一端
部を、メイン搬送路3の幅方向一側に、第1ガイド体5
の遊端側がメイン搬送路3を横切って、メイン搬送路を
短絡する下向き揺動位置と、メイン搬送路3から離反し
て短絡運転を解除する上向き揺動位置とに上下揺動可能
に枢着する一方、短絡搬送路4の出口側に、短絡搬送路
に導入された飲食物をメイン搬送路3に案内する第2ガ
イド体6を配設して、この第2ガイド体を、第1ガイド
体5による短絡運転時、短絡搬送路4の出口側と、第1
ガイド体5で殺されたメイン搬送路3の搬送部の出口側
とを共に開放可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば寿司店などにお
いて、皿に盛り合わせた寿司を循環搬送する搬送路の短
絡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、寿司店等において、店内の各テー
ブルに沿って循環するメイン搬送路を設けて、各テーブ
ルの客が、前記搬送路により送られてくる寿司を前記搬
送路から任意取り出して食べるようにした店舗を見受け
る。
【0003】しかして以上の搬送装置においては、前記
メイン搬送路の途中に、該メイン搬送路の一部を短絡さ
せる短絡搬送路を設ける一方、該短絡搬送路の入口側
に、前記メイン搬送路により搬送される寿司を前記短絡
搬送路に乗り換えさせる第1ガイド体を、また短絡搬送
路の出口側に、該短絡搬送路により搬送される寿司の前
記メイン搬送路への乗り換えを促進する第2ガイド体を
それぞれ設けて、客の少ない時には、短絡搬送路を駆動
すると共に、前記両ガイド体により、メイン搬送路の一
部を短絡させ、前記メイン搬送路の一部を休止させるよ
うにしたものが開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで以上の短絡装
置において、前記各ガイド体A・Bは、図8において概
略的に示すように、その長さ方向一端部を、メイン搬送
路Cに対して短絡用搬送路D側に、その遊端側が、前記
メイン搬送路Cを横切って前記短絡搬送路Dとは反対側
に向かってほぼ水平方向に揺動可能としていることから
次の不具合がある。
【0005】即ち、前記メイン搬送路Cのみによる通常
の搬送運転から、前記短絡搬送路Dを利用した短絡運転
に切り替える場合、図8において実線で示すように前記
短絡搬送路Dの入口及び出口を閉じている前記第1、第
2ガイド体A・Bを、図8において2点鎖線で示すよう
に前記メイン搬送路Cを横切る位置まで揺動させて、前
記短絡搬送路Dの入口と出口をいずれも開放する必要が
あるが、この場合、前記メイン搬送路Cの前記短絡運転
により殺される搬送部C1の出口を前記第2ガイド体B
が横切ることとなるので、該搬送部C1上に残る飲食物
E1〜E6が、該第2ガイド体Bに衝突することとな
り、そのため以上の装置では、前記メイン搬送路Cのみ
による通常の搬送運転から前記短絡搬送路Dを利用した
短絡運転への切り替えに伴い、この短絡運転により殺さ
れた搬送部C1上に残るこれら飲食物E1〜E6を、そ
の都度手作業で前記短絡搬送路Dの出口側まで移し替え
ねばならない。
【0006】一方、短絡運転から通常運転に切り替える
場合には、前記第1ガイド体Aの遊端が、図8において
矢印Xで示すように前記メイン搬送路Cの進行方向(図
8において矢印Y方向)とは逆方向に向かう揺動軌跡を
描きながら前記メイン搬送路Cを横断することから、前
記メイン搬送路Cにより搬送されて来る飲食物E7が、
前記第1ガイド体Aの揺動の障害となり、そのため短絡
運転から通常運転への切換に際しては、前記第1ガイド
体Aの直前まで進んで来ている飲食物E7・E8を該第
1ガイド体Aの後方位置に移し替えて、該第1ガイド体
Aの前方を一定距離空かして該第1ガイド体Aの揺動に
支障を来さないようにした上で、前記第1ガイド体Aを
揺動させる必要がある。
【0007】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、従来のように皿の移し
替え作業を行わずともメイン搬送路のみによる通常の搬
送運転から短絡搬送路を利用した短絡運転への切り換
え、乃至、短絡運転から通常運転への切換が支障無くし
かもスムーズに行える飲食物搬送路の短絡装置を提供す
るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成すべく
請求項1記載の発明は、幅方向両側に案内壁32を持
ち、飲食物を循環搬送するメイン搬送路3と、該メイン
搬送路3を短絡させる短絡搬送路4とを備え、前記短絡
搬送路4の入口側に、前記メイン搬送路3上の飲食物を
前記短絡搬送路4に乗り換えさせ、前記メイン搬送路3
の一部を活殺制御する第1ガイド体5を配設して、この
第1ガイド体5の長さ方向一端部を、前記メイン搬送路
3の幅方向一側で、前記短絡搬送路4の反対側に位置す
る案内壁32側に、該第1ガイド体5の遊端側が前記メ
イン搬送路3を横切って前記短絡搬送路4側に向かって
ほぼ水平方向に移動するように枢着する一方、前記短絡
搬送路4の出口側に、該短絡搬送路4に導入された飲食
物を前記メイン搬送路3に案内する第2ガイド体6を配
設して、この第2ガイド体6を、前記第1ガイド体5に
よる短絡運転時、前記短絡搬送路3の出口側と、前記第
1ガイド体5で殺された前記メイン搬送路3の搬送部3
aの出口側とを共に開放可能に設けていることを特徴と
するものである。
【0009】また請求項2記載の発明は、幅方向両側に
案内壁32を持ち、飲食物を循環搬送するメイン搬送路
3と、該メイン搬送路3を短絡させる短絡搬送路とを備
え、前記短絡搬送路4の入口側に、前記メイン搬送路3
上の飲食物を前記短絡搬送路4に乗り換えさせ、前記メ
イン搬送路3の一部を活殺制御する第1ガイド体5を配
設して、この第1ガイド体5の長さ方向一端部を、前記
メイン搬送路3の幅方向一側に、前記第1ガイド体5の
遊端側が前記メイン搬送路3を横切って、該メイン搬送
路3を短絡する下向き揺動位置と、前記メイン搬送路3
から離反して短絡運転を解除する上向き揺動位置とに上
下揺動可能に枢着する一方、前記短絡搬送路4の出口側
に、該短絡搬送路4に導入された飲食物を前記メイン搬
送路3に案内する第2ガイド体6を配設して、この第2
ガイド体6を、前記第1ガイド体5による短絡運転時、
前記短絡搬送路4の出口側と、前記第1ガイド体5で殺
された前記メイン搬送路3の搬送部3aの出口側とを共
に開放可能に設けていることを特徴とするものである。
【0010】また請求項3記載の発明は、幅方向両側に
案内壁32を持ち、飲食物を循環搬送するメイン搬送路
3と、該メイン搬送路3を短絡させる短絡搬送路とを備
え、前記短絡搬送路4の入口側に、前記メイン搬送路3
上の飲食物を前記短絡搬送路4に乗り換えさせ、前記メ
イン搬送路3の一部を活殺制御する第1ガイド体5を配
設して、該第1ガイド体5を、前記メイン搬送路3上
に、該メイン搬送路3の搬送面に対し上下方向移動可能
に支持し、前記メイン搬送路3を横切って該メイン搬送
路3を短絡させる下動位置と、該メイン搬送路3の上方
に退避して短絡運転を解除する上動位置とに切換可能と
する一方、前記短絡搬送路4の出口側に、該短絡搬送路
4に導入された飲食物を前記メイン搬送路3に案内する
第2ガイド体6を配設して、この第2ガイド体6を、前
記第1ガイド体5による短絡運転時、前記短絡搬送路4
の出口側と、前記第1ガイド体5で殺された前記メイン
搬送路3の搬送部3aの出口側とを共に開放可能に設け
ていることを特徴とするものである。
【0011】以上の発明において、前記第2ガイド体6
の長さ方向一端部を、前記短絡搬送路4の出口側におけ
る前記メイン搬送路3の幅方向一側で、前記短絡搬送路
4に対し反対側に位置する案内壁32側に、該第2ガイ
ド体6の遊端側が前記メイン搬送路3を横切って前記短
絡搬送路4側に向かってほぼ水平方向に揺動可能に枢着
してもよいし、前記第2ガイド体6の長さ方向一端部
を、メイン搬送路3の幅方向一側方に、該第2ガイド体
6の遊端側が前記メイン搬送路3を横切って、該メイン
搬送路3を短絡する下向き揺動位置と、前記メイン搬送
路3から離反して短絡運転を解除する上向き揺動位置と
に上下揺動可能に枢着してもよいし、あるいは、この第
2ガイド体6を、前記メイン搬送路3を横切るように配
設して、該第2ガイド体6を、前記メイン搬送路3上
に、該メイン搬送路3の搬送面に対し上下方向移動可能
に支持し、前記メイン搬送路3を横切って該メイン搬送
路3を短絡させる下動位置と、該メイン搬送路3の上方
に退避して短絡運転を解除する上動位置とに切換可能と
してもよい。
【0012】
【作用】本発明によれば、メイン搬送路3のみによる通
常の搬送運転から前記短絡搬送路4を利用した短絡運転
に切り替える場合には、まず第1ガイド体5を作動させ
て、該第1ガイド体5により、前記搬送部3aの入口を
閉鎖するのであり、これにより、前記第1ガイド体5で
もって、該第1ガイド体5よりも上流側に位置する前記
メイン搬送路3上の皿を前記短絡搬送路4上に乗り換え
させることが出来るのである。そして、係る短絡運転に
より殺される前記搬送部3aに残っている皿が、前記第
2ガイド体6よりも下流側まで移送された後に、前記第
2ガイド体6を、前記メイン搬送路3を横切って該メイ
ン搬送路3が短絡する位置に作動させるのであり、これ
により前記短絡搬送路4内の皿が前記第2ガイド体6の
ガイドにより前記メイン搬送路3にスムーズに乗り換え
ることが出来る。
【0013】一方、短絡運転から通常運転に切り替える
場合には、前記第1、第2ガイド体5・6を、前記搬送
部3aの入口及び出口が開放される位置まで作動させれ
ばよいのであり、この時、前記第1ガイド体5の直前ま
で進んで来ている皿Tを前記第1ガイド体5の後方位
置、即ち前記搬送部3aに移し替える必要がないのであ
る。
【0014】
【実施例】図1は、厨房室S1と客室S2に設置するカ
ウンターテーブル1a及び複数の脚付きテーブル1b
と、前記厨房室S1の前面乃至各テーブル1a・1bに
沿って配置した仕切ハウジング2と、該仕切ハウジング
2上に周回状に設けられて、前記厨房室S1内で皿Tに
盛り合わされた寿司を各テーブル1a・1bに搬送する
ためのメイン搬送路3と、該メイン搬送路3の途中に設
けられて、該メイン搬送路3の一部を短絡させる短絡搬
送路4とを設けた寿司店舗内を平面的に表したものであ
る。
【0015】前記仕切ハウジング2は、所定間隔開けて
相対向する側壁21・22と、これら両側壁21・22
の上端及び下端を結ぶ上壁23及び底壁24とから断面
ボックス状に形成されたものであって、前記厨房室S1
の全面に沿って配設されて該厨房室S1と客室S2とを
区画する第1ハウジング部2aと、該第1ハウジング部
2aの長手方向両端から屈曲して前記客室S2内に平行
に延びる第2、第3ハウジング部2b・2cとから成
り、前記第2、第3ハウジング部2b・2cにおける側
壁21・22の外側方には、前記したカウンターテーブ
ル1aと、脚付きテーブル1bとを配置している。
【0016】前記メイン搬送路3は、前記各ハウジング
部2a・2b・2cの上壁23に設けた凹所31と、該
凹所31の幅方向両側に設けられた案内壁32に案内さ
れながら前記凹所31内をモータ駆動により循環移動す
る無端状のフラットチエン33とを備えている。
【0017】また前記短絡搬送路4は、前記第2ハウジ
ング部2bに配置した各テーブル1bへの飲食物の搬送
を休止させるために、図1に概略的に示すように、該第
2ハウジング部2bの前記仕切ハウジング2a側端部に
設けているのであって、モータ駆動する一対の駆動ロー
ラ41とこれら両駆動ローラ41間に無端状に掛け渡し
た搬送ベルト42とから成り、前記駆動ローラ41の回
転により前記搬送ベルト42を駆動させるようにしてい
る。
【0018】しかして以上の構成において図1から図3
に示す実施例では、前記短絡搬送路4の入口側に、前記
メイン搬送路3を構成するフラットチエン33上の皿T
を前記短絡搬送路4に乗り換えさせ、前記メイン搬送路
2の一部を活殺制御する第1ガイド体5を配設して、こ
の第1ガイド体5の長さ方向一端部を、前記メイン搬送
路3の幅方向一側で、前記短絡搬送路4の反対側に位置
する案内壁32側に、該第1ガイド体5の遊端側が前記
メイン搬送路3を横切って前記短絡搬送路4側に向かっ
てほぼ水平方向に移動するように枢着する一方、前記短
絡搬送路4の出口側にも、該短絡搬送路4に移送された
皿Tを前記メイン搬送路3に案内する第2ガイド体6を
配設して、その第2ガイド体6の長さ方向一端部を、前
記メイン搬送路3の幅方向一側で、前記短絡搬送路4の
反対側に位置する案内壁32側に、該第2ガイド体5の
遊端側が前記メイン搬送路3を横切って前記短絡搬送路
4側に向かってほぼ水平方向に移動するように枢着し
て、短絡運転時、前記短絡搬送路4の出口側と、前記第
1ガイド体5で殺された前記メイン搬送路3の搬送部3
aの出口側とを共に開放可能としている。
【0019】具体的には、前記上壁23の上面に枢軸5
1・61を立設して、該枢軸51・61に前記第1ガイ
ド体5及び第2ガイド体6の長さ方向一端部をそれぞれ
枢着することで、該第1、第2ガイド体5・6の遊端側
が前記メイン搬送路3を横切って前記短絡搬送路4側に
向かってほぼ水平方向に揺動するようにしている。次に
以上の構成からなる飲食物搬送装置の短絡機構の作用を
説明する。
【0020】先ず前記メイン搬送路3のみによる通常の
搬送運転時には、前記第1ガイド体5及び第2ガイド体
6を、図3において実線で示すように、その遊端側を前
記短絡搬送路4から離間する方向に揺動させて、前記搬
送部3aに皿Tが流れるようにしておく。
【0021】係るメイン搬送路3のみによる通常の搬送
運転から前記短絡搬送路4を利用した短絡運転に切り替
える場合には、まず第1ガイド体5の遊端側を、図3に
おいて二点鎖線で示すように前記短絡搬送路6側に揺動
させて、該第1ガイド体5により、前記搬送部3aの入
口を閉鎖するのであり、これにより、前記第1ガイド体
5でもって、該第1ガイド体5よりも上流側に位置する
前記フラットチエン33上の皿T1 ・T2 を前記短絡搬
送路を構成する搬送ベルト42上に乗り換えさせること
が出来るのである。そして、係る短絡運転により殺され
る前記搬送部3aに残っている皿T3 〜T8 が、前記第
2ガイド体6よりも下流側まで移送された後に、前記第
2ガイド体6の遊端側を、図3において二点鎖線で示す
ように前記短絡搬送路4側に揺動させるのであり、これ
により前記短絡搬送路4内の皿が前記第2ガイド体6の
ガイドにより前記メイン搬送路3にスムーズに乗り換え
ることが出来る。
【0022】尚、以上の短絡運転時の初期において、前
記第2ガイド体6の遊端側を前記短絡搬送路4側に揺動
させるまでの間は、該第2ガイド体6による前記短絡搬
送路4から前記メイン搬送路3への皿のスムーズな乗り
換え案内が出来ないが、かかる状態は、前記搬送部3a
に残っている皿T3 〜T8 が、前記第2ガイド体6より
も下流側への移送が完了する短時間であり、しかも前記
短絡搬送路4上から前記メイン搬送路3への皿Tの乗り
換えは、前記短絡搬送路4を構成する搬送ベルト42及
びメイン搬送路3を構成するフラットチエン33の搬送
力だけでも行われるので、前記短絡搬送路4に皿Tが滞
留するようなことはない。
【0023】一方、短絡運転から通常運転に切り替える
場合には、前記第1、第2ガイド体5・6を図3におい
て二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に再度揺動さ
せればよいのであり、この時、前記第1ガイド体5の揺
動方向は、前記フラットチエン33の進行方向に向かう
揺動軌跡を描くので、従来のように、前記第1ガイド体
5の直前まで進んで来ている皿Tを前記第1ガイド体5
の後方位置、即ち前記搬送部3aに移し替える必要がな
い。
【0024】以上の実施例では、前記第1、第2ガイド
体5・6を手動により揺動させるようにしたが、例えば
図4に概略的に示すように、前記枢軸51・61を前記
上壁23に対して軸回転可能に取付けて、該枢軸51・
61の上端部に、前記第1、第2ガイド体5・6の長さ
方向一端部を固定する一方、前記枢軸51・61の下端
部に、例えばモータ等の駆動装置52・62を組付け
て、該駆動装置52・62の駆動制御により、前記第
1、第2ガイド体5・6の揺動操作を自動的に行えるよ
うにしてもよい。この場合、短絡運転により殺された前
記搬送部3a上に残る皿T3 〜T8 が前記第2ガイド体
6よりも下流側まで移送される時間、換言すれば該搬送
部3aの入口に位置するフラットチエン33が該搬送部
3aの出口まで移動する時間を予め設定して、通常運転
から短絡運転の切換時には、先ず前記駆動装置52を介
して前記第1ガイド体5を揺動させ、該第1ガイド体5
の揺動時点から前記設定時間経過後に前記駆動装置62
を介して前記第2ガイド体5を揺動させるようにするの
が好ましい。
【0025】また以上の実施例では、前記第1ガイド体
5の長さ方向一端部を、前記メイン搬送路3の幅方向一
側で、前記短絡搬送路4の反対側に位置する案内壁32
側に、該第1ガイド体5の遊端側が前記メイン搬送路3
を横切って前記短絡搬送路4側に向かってほぼ水平方向
に移動するように枢着したが、例えば図5に示すよう
に、前記短絡搬送路4の反対側に位置する前記上壁23
上に、水平方向に延びる枢軸部を備えた支持杆53を固
定して、該支持軸53の枢軸部に前記第1ガイド体5の
長さ方向一端部を枢支することで、前記第1ガイド体5
の遊端側が前記メイン搬送路3を横切って、該メイン搬
送路5を短絡する下向き揺動位置(図5において二点鎖
線で示す位置)と、前記メイン搬送路3から離反して短
絡運転を解除する上向き揺動位置(図5において実線で
示す位置)とに、上下揺動可能に枢着してもよいし、ま
た図6に示すように、前記短絡搬送路4側に位置する前
記上壁23上に、水平方向に延びる枢軸部を備えた支持
杆54を固定して、該支持杆54の枢軸部に前記第1ガ
イド体5の長さ方向一端部を枢支することで、前記第1
ガイド体5の遊端側が前記メイン搬送路3を横切って、
該メイン搬送路3を短絡する下向き揺動位置(図6にお
いて二点鎖線で示す位置)と、前記メイン搬送路3から
離反して短絡運転を解除する上向き揺動位置(図6にお
いて実線で示す位置)とに上下揺動可能に枢着してもよ
いし、あるいは図7に示すように前記上壁23に、垂直
に延びる支持杆55を立設して、該支持杆55に前記第
1ガイド体5を上下方向移動可能に支持することで、前
記メイン搬送路3を横切って該メイン搬送路3を短絡さ
せる下動位置(図7において2点鎖線で示す位置)と、
該メイン搬送路3の上方に退避して短絡運転を解除する
上動位置(図7において実線で示す位置)とに切換可能
としてもよい。
【0026】また以上の実施例では、前記第2ガイド体
6の長さ方向一端部を、前記メイン搬送路3の幅方向一
側で、前記短絡搬送路4の反対側に位置する案内壁32
側に、該第2ガイド体6の遊端側が前記メイン搬送路3
を横切って前記短絡搬送路4側に向かってほぼ水平方向
に移動するように枢着したが、例えば図5に示すよう
に、前記短絡搬送路4の反対側に位置する前記上壁23
上に、水平方向に延びる枢軸部を備えた支持杆63を固
定して、該支持杆63の枢軸部に前記第2ガイド体6の
長さ方向一端部を枢支することで、該第2ガイド体6の
遊端側が前記メイン搬送路3を横切って該メイン搬送路
3を短絡する下向き揺動位置(図5において二点鎖線で
示す位置)と、前記メイン搬送路3から離反して短絡運
転を解除する上向き揺動位置(図5において実線で示す
位置)とに、上下揺動可能に枢着してもよいし、また図
6に示すように、前記短絡搬送路4側に位置する前記上
壁23上に、水平方向に延びる枢軸部を備えた支持杆6
4を固定して、該支持杆64の枢軸部に前記第2ガイド
体6の長さ方向一端部を枢支することで、前記第2ガイ
ド体6の遊端側が前記メイン搬送路3を横切って、該メ
イン搬送路3を短絡する下向き揺動位置(図6において
二点鎖線で示す位置)と、前記メイン搬送路3から離反
して短絡運転を解除する上向き揺動位置(図6において
実線で示す位置)とに上下揺動可能に枢着してもよい
し、あるいは図7に示すように前記上壁23に、垂直に
延びる支持杆65を立設して、該支持杆65に前記第2
ガイド体6を上下方向移動可能に支持することで、前記
メイン搬送路3を横切って該メイン搬送路3を短絡させ
る下動位置(図7において2点鎖線で示す位置)と、該
メイン搬送路3の上方に退避して短絡運転を解除する上
動位置(図7において実線で示す位置)とに切換可能と
してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、メイン搬
送路3のみによる通常の搬送運転から前記短絡搬送路4
を利用した短絡運転に切り替える場合には、まず第1ガ
イド体5を作動させて、該第1ガイド体5により、前記
搬送部3aの入口を閉鎖して、前記第1ガイド体5でも
って、該第1ガイド体5よりも上流側に位置する前記メ
イン搬送路3上の飲食物を前記短絡搬送路4上に乗り換
えさせると共に、係る短絡運転により殺される前記搬送
部3aに残っている飲食物が、前記第2ガイド体6より
も下流側まで移送された後に、前記第2ガイド体6を、
前記メイン搬送路3を横切って該メイン搬送路3が短絡
する位置に作動させることで、従来のように、短絡運転
により殺された搬送部上に残る飲食物を、その都度手作
業で前記短絡搬送路の出口側まで移し替えずとも、メイ
ン搬送路のみによる通常搬送運転から短絡搬送路を利用
した短絡運転への切り換えが支障無くしかもスムーズに
行うことが出来るし、また一方短絡運転から通常運転に
切り替える場合にあっても、前記第1、第2ガイド体5
・6を、前記搬送部3aの入口及び出口が開放される位
置まで作動させればよく、この時、従来のように前記第
1ガイド体5の直前まで進んで来ている皿を前記第1ガ
イド体5の後方位置、即ち前記搬送部3aに移し替える
必要がなく、短絡運転から通常搬送運転への切り換えが
支障無くしかもスムーズに行うことが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】飲食物搬送装置を設けた店舗内の概略平面図。
【図2】図1におけるW−W線拡大断面図。
【図3】本発明の短絡機構備えた飲食物搬送装置の要部
の概略平面図。
【図4】本発明の別の実施例を示す要部の拡大断面図。
【図5】本発明の別の実施例を示す要部の拡大断面図。
【図6】本発明の別の実施例を示す要部の拡大断面図。
【図7】本発明の別の実施例を示す要部の拡大断面図。
【図8】従来の短絡機構を備えた飲食物搬送装置の要部
の概略平面図。
【符号の説明】
3 メイン搬送路 32 案内壁 3a 搬送部 4 短絡搬送路 5 第1ガイド体 6 第2ガイド体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向両側に案内壁(32)を持ち、飲
    食物を循環搬送するメイン搬送路(3)と、該メイン搬
    送路(3)を短絡させる短絡搬送路(4)とを備え、前
    記短絡搬送路(4)の入口側に、前記メイン搬送路
    (3)上の飲食物を前記短絡搬送路(4)に乗り換えさ
    せ、前記メイン搬送路(3)の一部を活殺制御する第1
    ガイド体(5)を配設して、この第1ガイド体(5)の
    長さ方向一端部を、前記メイン搬送路(3)の幅方向一
    側で、前記短絡搬送路(4)の反対側に位置する案内壁
    (32)側に、該第1ガイド体(5)の遊端側が前記メ
    イン搬送路(3)を横切って前記短絡搬送路(4)側に
    向かってほぼ水平方向に移動するように枢着する一方、
    前記短絡搬送路(4)の出口側に、該短絡搬送路(4)
    に導入された飲食物を前記メイン搬送路(3)に案内す
    る第2ガイド体(6)を配設して、この第2ガイド体
    (6)を、前記第1ガイド体(5)による短絡運転時、
    前記短絡搬送路(4)の出口側と、前記第1ガイド体
    (5)で殺された前記メイン搬送路(3)の搬送部(3
    a)の出口側とを共に開放可能に設けていることを特徴
    とする飲食物搬送装置の短絡機構。
  2. 【請求項2】 幅方向両側に案内壁(23)を持ち、飲
    食物を循環搬送するメイン搬送路(3)と、該メイン搬
    送路(3)を短絡させる短絡搬送路(4)とを備え、前
    記短絡搬送路(4)の入口側に、前記メイン搬送路
    (3)上の飲食物を前記短絡搬送路(4)に乗り換えさ
    せ、前記メイン搬送路(3)の一部を活殺制御する第1
    ガイド体(5)を配設して、この第1ガイド体(5)の
    長さ方向一端部を、前記メイン搬送路(3)の幅方向一
    側に、前記第1ガイド体(5)の遊端側が前記メイン搬
    送路(3)を横切って、該メイン搬送路(3)を短絡す
    る下向き揺動位置と、前記メイン搬送路(3)から離反
    して短絡運転を解除する上向き揺動位置とに上下揺動可
    能に枢着する一方、前記短絡搬送路(4)の出口側に、
    該短絡搬送路(4)に導入された飲食物を前記メイン搬
    送路(3)に案内する第2ガイド体(6)を配設して、
    この第2ガイド体(6)を、前記第1ガイド体(5)に
    よる短絡運転時、前記短絡搬送路(4)の出口側と、前
    記第1ガイド体(5)で殺された前記メイン搬送路
    (3)の搬送部(3a)の出口側とを共に開放可能に設
    けていることを特徴とする飲食物搬送装置の短絡機構。
  3. 【請求項3】 幅方向両側に案内壁(23)を持ち、飲
    食物を循環搬送するメイン搬送路(3)と、該メイン搬
    送路(3)を短絡させる短絡搬送路(4)とを備え、前
    記短絡搬送路(4)の入口側に、前記メイン搬送路
    (3)上の飲食物を前記短絡搬送路(4)に乗り換えさ
    せ、前記メイン搬送路(3)の一部を活殺制御する第1
    ガイド体(5)を、前記メイン搬送路(3)を横切るよ
    うに配設して、該第1ガイド体(5)を、前記メイン搬
    送路(3)上に、該メイン搬送路(3)の搬送面に対し
    上下方向移動可能に支持し、前記メイン搬送路(3)を
    横切って該メイン搬送路(3)を短絡させる下動位置
    と、該メイン搬送路(3)の上方に退避して短絡運転を
    解除する上動位置とに切換可能とする一方、前記短絡搬
    送路(4)の出口側に、該短絡搬送路(4)に導入され
    た飲食物を前記メイン搬送路(3)に案内する第2ガイ
    ド体(6)を配設して、この第2ガイド体(6)を、前
    記第1ガイド体(5)による短絡運転時、前記短絡搬送
    路(4)の出口側と、前記第1ガイド体(5)で殺され
    た前記メイン搬送路(3)の搬送部(3a)の出口側と
    を共に開放可能に設けていることを特徴とする飲食物搬
    送装置の短絡機構。
  4. 【請求項4】 前記第2ガイド体(6)の長さ方向一端
    部を、前記短絡搬送路(4)の出口側における前記メイ
    ン搬送路(3)の幅方向一側で、前記短絡搬送路(4)
    に対し反対側に位置する案内壁(23)側に、該第2ガ
    イド体(6)の遊端側が前記メイン搬送路(3)を横切
    って前記短絡搬送路(4)側に向かってほぼ水平方向に
    揺動可能に枢着している請求項1乃至3の何れか1項記
    載の飲食物搬送装置の短絡機構。
  5. 【請求項5】 前記第2ガイド体(6)の長さ方向一端
    部を、メイン搬送路(3)の幅方向一側方に、該第2ガ
    イド体(6)の遊端側が前記メイン搬送路(3)を横切
    って、該メイン搬送路(3)を短絡する下向き揺動位置
    と、前記メイン搬送路(3)から離反して短絡運転を解
    除する上向き揺動位置とに上下揺動可能に枢着している
    請求項1乃至3の何れか1項記載の飲食物搬送装置の短
    絡機構。
  6. 【請求項6】 前記第2ガイド体(6)を、前記メイン
    搬送路(3)を横切るように配設して、該第2ガイド体
    (6)を、前記メイン搬送路(3)上に、該メイン搬送
    路(3)の搬送面に対し上下方向移動可能に支持し、前
    記メイン搬送路(3)を横切って該メイン搬送路(3)
    を短絡させる下動位置と、該メイン搬送路(3)の上方
    に退避して短絡運転を解除する上動位置とに切換可能と
    している請求項1乃至3の何れか1項記載の飲食物搬送
    装置の短絡装置。
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