JPH07222484A - モータ駆動回路 - Google Patents

モータ駆動回路

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Publication number
JPH07222484A
JPH07222484A JP6009349A JP934994A JPH07222484A JP H07222484 A JPH07222484 A JP H07222484A JP 6009349 A JP6009349 A JP 6009349A JP 934994 A JP934994 A JP 934994A JP H07222484 A JPH07222484 A JP H07222484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
driving circuit
signal
noise
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6009349A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Aoki
雄一 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP6009349A priority Critical patent/JPH07222484A/ja
Publication of JPH07222484A publication Critical patent/JPH07222484A/ja
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  • Dc Machiner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コンデンサの容量を小さくしてもノイズ音を除
去できるようにしたモータ駆動回路を提供する。 【構成】ロータの回転位置を検出するためのモータに設
けられたホール素子1、2、3から発生する位置信号を
入力し該位置信号に基づいてモータの駆動信号を形成し
てモータを駆動する回路において、モータのコイルL
1、L2、L3に接続されるパワーアンプ8、8、10
よりも前段のインピーダンスの高い信号経路13、1
4、15にノイズ除去用フィルタ12を設けたモータ駆
動回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータ駆動回路に関する
ものであり、特にホール素子等の位置検出手段を用いて
モータ駆動信号を形成するモータ駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のモータ駆動回路を示してい
る。同図において、L1、L2、L3は3相のブラシレ
スモータのコイルであり、0゜、120゜、240゜の
位相位置にそれぞれ配されている。1、2、3はこれら
のコイルL1、L2、L3から30゜ずつずれた位置に
配されたホール素子であり、ロータの位置を示す信号
(以下「ホール信号」という)を出力する。各ホール信
号は差動信号となっており、端子T1〜T6を通してホー
ルアンプ4、5、6へ入力される。
【0003】ホールアンプ4、5、6で増幅された信号
は次の回路ブロック7でマトリックスと振幅制限の作用
を受ける。ここで、マトリックスはホール信号がコイル
L1、L2、L3に対し30゜ずれているので、それを
コイルL1、L2、L3の駆動に適するように位相を合
わせる(即ち30゜のずれをなくす)動作である。回路
ブロック7の出力はパワーアンプ8、9、10を通して
コイルL1、L2、L3に与えられる。
【0004】ところで、モータの駆動時に駆動電流が零
になる零クロス点(図2のP1〜P4)でコイルL1、
L2、L3による共振現象が発生し、ノイズ音が生じる
ので、これを抑制するためにコンデンサ11、12、1
3を図示の如く各相間に接続して駆動電流波形をなまら
せるようにしている。
【0005】尚、零クロス点でノイズ音が生じるという
のは、信号の傾斜の大きいところ(即ち零クロス点)で
出力の変化量が最も大きくなるからであり、従って、こ
の部分にノイズ(高調波)があると、それが大きくなっ
て最終的にノイズ音となるのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記コンデンサ11、
12、13はコイルL1、L2、L3と共にローパスフ
ィルタを構成するが、コイルL1、L2、L3はインピ
ーダンスが低いので、コンデンサ11、12、13の容
量は大きくしなければならない。もし、コンデンサ1
1、12、13の容量を小さくすると、前記ローパスフ
ィルタのカットオフ周波数fhが図4で示す位置よりも
周波数fの高い位置へ移動し、ノイズ領域をカバーして
しまうからである。
【0007】図4の如くfhをノイズ領域よりも低く設
定するためには、コンデンサ11、12、13の容量を
非常に大きくしなければならなかった。しかしながら、
そのようにコンデンサの容量を大きくすると、コスト的
に不利になるだけでなく、その充放電電流も大きくな
り、モータ駆動回路の動作に影響を与えるという問題が
発生していた。
【0008】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、コンデンサの容量を小さくしてもノイズ音を
除去できるようにしたモータ駆動回路を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、ロータの回転位置を検出するためのモー
タに設けられた回転位置検出手段から発生する位置信号
を入力し該位置信号に基づいてモータの駆動信号を形成
してモータを駆動する回路において、モータのコイルに
接続されるパワーアンプよりも前段のインピーダンスの
高い信号経路にノイズ除去用フィルタを設けた構成とし
ている。
【0010】
【作用】このような構成によると、フィルタはインピー
ダンスの高い信号経路に挿入されるので、その分、その
フィルタを構成するコンデンサの容量は小さくて済む。
従って、コンデンサを集積回路装置内に形成でき、コス
ト的にも安価となる。また、モータ駆動回路の動作に影
響を与えない。
【0011】
【実施例】本発明を実施した図1において、図3の従来
例と同一部分については同一の符号を付し説明を省略す
る。本実施例ではノイズ除去用のフィルタ回路12を設
けるとともに、このフィルタ回路をパワーアンプ8、
9、10よりも前段側、即ちインピーダンスの高い信号
経路に挿入している。図示の場合、ホールアンプ4、
5、6と回路ブロック7との間に挿入しているが、比較
的インピーダンスの高い部分であればどこでもよく、例
えばホールアンプ4、5、6よりも前に設けてもよい。
【0012】フィルタ回路12は各相間に接続された抵
抗とコンデンサとから成っており、線路13には抵抗R
1とコンデンサC1の直列回路が接続され、線路14に
は抵抗R2とコンデンサC2の直列回路が、また線路1
5には抵抗R3とコンデンサC3の直列回路が接続され
ている。そして、これら3つの直列回路の他端を互いに
結合している。
【0013】各線路13、14、15のインピーダンス
は比較的高いので、前記各直列回路のインピーダンスも
高くてよい。従って、コンデンサC1、C2、C3の容
量は小さくて済む。11は半導体集積回路装置であり、
前記各直列回路はその半導体集積回路装置11の中に形
成されているが、コンデンサC1、C2、C3の容量が
小さいので、集積回路装置11内に形成することが容易
となっている。勿論、コンデンサC1、C2、C3を集
積回路装置11内に設けずに外付けとしてもよいことは
いうまでもない。
【0014】さて、図1において、コイルL1、L2、
L3に流れる電流に振動が発生した場合、それはノイズ
としてホール素子1、2、3にピックアップされ、高周
波のノイズが正帰還ループ(半導体装置11の回路)へ
入ってくるが、このノイズはフィルタ回路12で除去さ
れてしまう。従って、ノイズ音は抑えられモータの回転
も円滑になる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、容
量の小さいコンデンサでノイズをキャンセルでき、低コ
ストのモータ駆動回路を実現できる。また、モータ駆動
回路の出力端とモータのコイルとの間に接続する回路素
子がなくなるので、回路基板上のパターンレイアウトの
自由度が向上するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したモータ駆動回路を示す回路
図。
【図2】モータ駆動信号を示す図。
【図3】従来のモータ駆動回路を示す回路図。
【図4】その説明図。
【符号の説明】
1、2、3 ホール素子 4、5、6 ホールアンプ 8、9、10 パワーアンプ 11 半導体集積回路装置 12 ノイズ除去用フィルタ回路 13、14、15 線路 L1、L2、L3 モータのコイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータの回転位置を検出するためのモータ
    に設けられた回転位置検出手段から発生する位置信号を
    入力し該位置信号に基づいてモータの駆動信号を形成し
    てモータを駆動する回路において、モータのコイルに接
    続されるパワーアンプよりも前段のインピーダンスの高
    い信号経路にノイズ除去用フィルタを設けたことを特徴
    とするモータ駆動回路。
  2. 【請求項2】集積回路装置内に前記ノイズ除去用フィル
    タを設けたことを特徴とする請求項1に記載のモータ駆
    動回路。
  3. 【請求項3】コイル結線によるモータと、請求項1又は
    請求項2に記載のモータ駆動回路を備えたモータ制御装
    置。
JP6009349A 1994-01-31 1994-01-31 モータ駆動回路 Pending JPH07222484A (ja)

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JP6009349A JPH07222484A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 モータ駆動回路

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JPH07222484A true JPH07222484A (ja) 1995-08-18

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