JPH07222377A - バッテリー電圧検出回路 - Google Patents

バッテリー電圧検出回路

Info

Publication number
JPH07222377A
JPH07222377A JP6010445A JP1044594A JPH07222377A JP H07222377 A JPH07222377 A JP H07222377A JP 6010445 A JP6010445 A JP 6010445A JP 1044594 A JP1044594 A JP 1044594A JP H07222377 A JPH07222377 A JP H07222377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
voltage
ram
output
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6010445A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Ota
光昭 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP6010445A priority Critical patent/JPH07222377A/ja
Publication of JPH07222377A publication Critical patent/JPH07222377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】バッテリーの過放電を防止し、バッテリーの出
力電圧の低下を検出してメモリデータ破壊の原因の解析
を容易にする。 【構成】ニッカドバッテリー1の検出電圧が下限電圧よ
り低くなると、過放電圧検出回路7から出力されたハイ
レベル信号によりバッテリー1からRAM10への電力
供給ライン10aを遮断するPNP形トランジスタ8
と、バッテリー1の検出電圧が規定電圧より低くなる
と、残量電圧検出回路13から出力されたハイレベル信
号をローレベル信号として保持するラッチ回路17と、
このローレベル信号によりデータ0が設定されるコンフ
ィグRAM20とを設け、RAMデータ破壊の発生時
に、コンフィグRAM20にデータ0が設定されている
と、バッテリー1の出力電圧不足を表示器24に表示す
るもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、停電時にもRAM(r
andom access memory)に記憶されたデータを保持するた
めに設けられたバッテリーの電圧を検出するバッテリー
電圧検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばPOS(point of sales)端
末装置やパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置に
おいて、業務中に作成したデータ等を記憶したRAM(r
andomaccess memory)等の揮発性メモリへ、電源オフ時
及び停電時に電力を供給する(電源バックアップする )
バッテリーを設けたものが知られている。
【0003】これは、電源オフ時及び停電時にも、RA
Mに記憶されたデータを保持し続け、電源再投入時又は
電力復帰時に以前の業務を継続して行うことができるよ
うにするためである。
【0004】使用されるバッテリーの一つの例として、
充電可能なニッカドバッテリーがある。このニッカドバ
ッテリーを使用する場合は、充電回路を設けておき、電
源オン時にはこの充電回路により充電され、電源オフ時
又は停電時に、RAM等に電力供給するものである。こ
のニッカドバッテリーなど、二次電池の種類の中には、
残りの充電電荷量が所定の最低電荷量を越えて放電して
しまうと、一般的に過放電状態と呼ばれる状態となり、
その充放電特性が劣化してしまう種類がある。
【0005】従って、ニッカドバッテリー等の種類の二
次電池を使用する場合には、過放電防止回路が必要にな
る。すなわち、過放電防止回路は、ニッカドバッテリー
の特性として過放電とならない最低電圧より高い電圧を
基準電圧として、ニッカドバッテリーの出力電圧がその
基準電圧を下回ると、ニッカドバッテリーからRAM等
への電力供給ラインを遮断するものである。
【0006】なお、バッテリーは、電源オフ時及び停電
時の電力供給を、RAMだけではなく、通常、時計回路
等の停電時にも継続して動作する必要のある回路・素子
にも行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】充電可能なバッテリー
を使用した場合、バッテリーの容量に応じてRAM等に
電力を供給する時間( 電源バックアップ時間 )が限定さ
れている。従って、長時間電源オフ状態又は停電状態が
継続した場合に、バッテリーの容量が減少して、バッテ
リーの出力電圧が低下する。
【0008】RAMは、一般にデータを記憶保持できる
電圧( 最低保証電圧 )があり、電源オフ時又は停電時
に、バッテリーの出力電圧がその最低保証電圧を下回る
と、RAMのデータ保持能力が低下する。従って、メモ
リチェックにおいてデータの誤りが検出されることにな
る。すなわち、メモリデータ破壊と一般的に呼ばれる現
象が発生する。
【0009】このRAMのメモリデータ破壊は、上述し
たバッテリーの出力電圧の低下により発生する場合もあ
るが、物理的な破損等のその他の原因も考えられる。
【0010】しかし従来、POS端末装置やパーソナル
コンピュータ等には、電源投入時(電源オン時 )に行う
メモリチェックでメモリデータ破壊が検出されたとき
に、その原因がバッテリーの出力電圧の低下が原因か否
かを判断するソフトウエア処理がなく、メモリデータ破
壊の原因を解析するのが難しいという問題があった。
【0011】そこでこの発明は、メモリデータ破壊の発
生時に、その原因がバッテリーの出力電圧の低下による
ものか否かを判断するソフトウエア処理を設けることが
でき、従って、メモリデータ破壊の原因の解析を容易に
することができるバッテリー電圧検出回路を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、停電時に動
作する必要のあるランダム・アクセス・メモリ等の回路
・素子へ電力を供給するバッテリーの出力電圧を検出す
るバッテリー電圧検出手段と、このバッテリー電圧検出
電防止手段によりバッテリーの出力電圧が所定電圧と比
較してより低いと判定したときにバッテリーの出力電圧
の不足を示す信号を出力する検出信号出力手段と、この
検出信号出力手段から出力された信号を保持する保持手
段と、この保持手段の信号保持状態を示す信号を出力す
る保持状態出力手段とを設けたものである。
【0013】
【作用】このような構成の本発明において、バッテリー
電圧検出手段により検出されたバッテリーの出力電圧
が、所定電圧より低くなると、まず、検出信号出力手段
によりバッテリー電圧の不足を示す信号が出力され、こ
の信号は保持手段により保持される。そして保持状態出
力手段は、保持手段の信号保持状態を示す信号を出力す
る。
【0014】
【実施例】以下、この発明の第1実施例を図1乃至図3
を参照して説明する。
【0015】図1は、この発明を適用した第1実施例の
バッテリー電圧検出回路を示す一部ブロック図を含む回
路図である。
【0016】ニッカドバッテリー1の正極端子は、充電
回路の電源+12Vに、順方向に介挿されたダイオード
2及び充電量を調整する第1の抵抗3を介して接続さ
れ、その負極端子はグラウンドに接続されている。従っ
て、電源+12Vからの充電電流は、前記ダイオード2
及び前記第1の抵抗3を介して、前記ニッカドバッテリ
ー1に供給される。
【0017】このニッカドバッテリー1の正極端子と前
記第1の抵抗3との接続点は、後述する2つの回路へと
接続されている。
【0018】第1の回路は、前記ニッカドバッテリー1
の過放電を防止する過放電防止回路である。
【0019】すなわち、前記ニッカドバッテリー1の正
極端子と前記第1の抵抗3との接続点は、定電圧回路4
の入力端子に接続され、前記ニッカドバッテリー1の放
電電流は定電圧回路4により、所定の電圧に安定化され
る。
【0020】また、前記ニッカドバッテリー1の正極端
子と前記第1の抵抗3との接続点とグラウンドとの間に
は、第2の抵抗5と第3の抵抗6とからなる直列分圧回
路が接続され、その分圧出力点は、過放電圧検出回路7
の入力端子へ接続されている。
【0021】この過放電圧検出回路7は、その入力端子
に入力された前記分圧出力点の電圧と前記ニッカドバッ
テリー1の出力電圧が過放電状態とならない最低電圧よ
り僅かに高く設定された電圧Vmに対応する下限電圧と
を比較し、前記分圧出力点の電圧が前記下限電圧より低
くなるとハイレベル信号を出力し、前記分圧出力点の電
圧が前記下限電圧以上のときにはローレベル信号を出力
するものである。その過放電圧検出回路7の出力端子
は、PNP形トランジスタ8のベース端子に、第4の抵
抗9を介して接続されている。
【0022】前記PNP形トランジスタ8のエミッタ端
子は、前記定電圧回路4の出力端子に接続され、そのコ
レクタ端子は、RAM10への電力供給ライン10aに
接続されている。
【0023】一方、前記ニッカドバッテリー1の正極端
子と前記第1の抵抗3との接続点が接続された第2の回
路は、前記ニッカドバッテリー1の残量電圧判定回路で
ある。
【0024】すなわち、前記ニッカドバッテリー1の正
極端子と前記第1の抵抗3との接続点とグラウンドとの
間には、第5の抵抗11と第6の抵抗12とからなる直
列分圧回路が接続され、その分圧出力点は、検出信号出
力手段としての残量電圧検出回路13の入力端子へ接続
されている。
【0025】この残量電圧検出回路13は、その入力端
子に入力された前記分圧出力点の電圧と前記下限電圧に
対応する電圧Vmより僅かに高く設定された電圧Vrに
対応する規定電圧と比較し、前記分圧出力点の電圧が前
記規定電圧より低くなるとハイレベル信号を出力し、前
記分圧出力点の電圧が前記規定電圧以上のときにはロー
レベル信号を出力するものである。その残量電圧検出回
路13の出力端子は、NPN形トランジスタ14のベー
ス端子に、第7の抵抗15を介して接続されている。
【0026】前記NPN形トランジスタ14のエミッタ
端子は、グラウンドに接続され、そのコレクタ端子は、
第8の抵抗16を介して前記ニッカドバッテリー1と前
記第1の抵抗3との接続点が接続されている。
【0027】さらに、前記NPN形トランジスタ14の
コレクタ端子は、保持手段としてのラッチ回路17のC
K入力端子に接続されている。このラッチ回路17のD
入力端子はグラウンドに接続され、そのPR端子はリチ
ウムバッテリー18の正極端子に接続され、そのCLR
端子は、電源投入時又はリセット時に行われるイニシャ
ライズ処理でオフ−オン操作されるスイッチ19を介し
て、前記リチウムバッテリー18の正極端子に接続さ
れ、そのQ出力端子は、コンフィグRAM20の特定の
入力ポートに接続されている。なお、前記リチウムバッ
テリー18の負極端子は、グラウンドに接続されてい
る。
【0028】前記第2の抵抗5と前記第3の抵抗6とか
らなる直列分圧回路及び前記第5の抵抗11と前記第6
の抵抗12とからなる直列分圧回路は、それぞれバッテ
リー電圧検出手段を構成している。
【0029】前記コンフィグRAM20は、前記リチウ
ムバッテリー18から停電時にも電力が供給され、その
データが保持される。このコンフィグRAM20の特定
のアドレスには、前記特定の入力ポートに入力された信
号がハイレベルならばデータ1が設定され、ローレベル
信号ならば0が設定される。
【0030】21は、制御部本体を構成するCPU(cen
tral processing unit )である。このCPU21は、シ
ステムバス22を介して、このCPU21が行う処理の
プログラムデータが記憶されたROM(read only memor
y)23、前記RAM10、前記コンフィグRAM20、
表示器24等の各種周辺装置が接続された各I/O(inp
ut/output)コントローラ25とそれぞれ接続されてい
る。
【0031】図2に、電源投入時又はリセット時に、前
記CPU21が行うRAMチェック処理の流れを示す。
【0032】まず、RAM10のデータをチェックする
RAMチェックを行う。このRAMチェックを終了する
とその結果から、RAMデータ破壊( RAM破壊 )が発
生している( 有 )か否かを判断する。RAMデータ破壊
が発生していなければ、このRAMチェック処理を終了
するようになっている。
【0033】また、RAMデータ破壊が発生していれ
ば、上述したコンフィグRAM20の特定のアドレスか
らデータを読取り、その読取ったデータが0か否かを判
断する。
【0034】読取ったデータが0ならば、RAMデータ
破壊の原因はバッテリー不足によることを示すメッセー
ジを表示器24に表示させて( 保持状態出力手段 )、こ
のRAMチェック処理を終了するようになっている。
【0035】また、読取ったデータが0でなく1なら
ば、RAMデータ破壊の原因はバッテリー不足ではな
く、バッテリー不足以外の原因によることを示すメッセ
ージを表示器24に表示させて、このRAMチェック処
理を終了するようになっている。
【0036】このような構成の第1実施例においては、
ニッカドバッテリー1は、図3に示すように、電源オフ
時又は停電時に、時間と共にその出力電圧( バッテリー
電圧)が除々に降下する。すなわち、図中の時点Aは、
電源スイッチ( 図示せず )がオフされた時点を示す。
【0037】電源オフ又は停電発生直後には、過放電圧
検出回路7及び残量電圧検出回路13ともローレベル信
号が出力され、PNP形トランジスタ8はオン状態を継
続し、NPN形トランジスタ14はオフ状態を継続して
いる。従って、ラッチ回路17のCK入力端子にはハイ
レベル信号の入力が継続されており、Q出力端子からは
イニシャライズ( リセット動作 )によるハイレベル信号
を出力している。
【0038】この時点で、電源再投入され又は電力復帰
し、RAMチェックを行ってたとえRAMデータ破壊を
検出しても、Q出力端子からのハイレベル信号により、
コンフィグRAM20の特定アドレスには、1のデータ
が設定されているので、RAMデータ破壊の原因は、バ
ッテリー1の出力電圧不足以外の原因によると判別でき
る。
【0039】電源オフ状態又は停電状態が長時間継続す
ると、バッテリー電圧は降下し続け、残量電圧検出回路
13で設定された規定電圧に対応する電圧Vrより低く
なると( 時点B )、残量電圧検出回路13からハイレベ
ル信号が出力され、NPN形トランジスタ14はオフ状
態からオン状態に変わる。その結果、ラッチ回路17の
CK入力端子に入力される信号もハイレベル信号からロ
ーレベル信号に変わり、そのQ出力端子は、D入力端子
がグラウンドに接続されているため、ローレベル信号を
出力し、そのローレベル信号をスイッチ19がオフ動作
されるまで保持する。
【0040】なお、スイッチ19がオフ動作されると、
CLR端子がローレベルとなり、CLRは反転入力端子
となっているので、このラッチ回路17を初期状態にク
リアし、Q出力端子はハイレベル信号を出力するように
なっている。
【0041】ここで、電源再投入され又は電力復帰し、
RAMチェックを行ってRAMデータ破壊が発生したと
きには、Q出力端子からのローレベル信号により、コン
フィグRAM20の特定アドレスには、0のデータが設
定されていることになり、RAMデータ破壊の原因は、
ニッカドバッテリー1の出力電圧不足によるとのメッセ
ージが表示器24に表示される。
【0042】さらに、電源オフ状態又は停電状態が継続
し、バッテリー電圧が過放電圧検出回路7で設定された
下限電圧に対応する電圧Vmより低くなると( 時点C
)、過放電圧検出回路7からハイレベル信号が出力さ
れ、PNP形トランジスタ8はオフ状態となる。その結
果、定電圧回路4からRAM10への電力供給ライン1
0aが遮断され、バッテリー1のこれ以上の放電が停止
される。
【0043】このように第1実施例によれば、ニッカド
バッテリー1の検出電圧が下限電圧より低くなるとハイ
レベル信号を出力する過放電圧検出回路7と、この過放
電圧検出回路7からのハイレベル信号の出力によりニッ
カドバッテリー1からRAM10への電力供給ライン1
0aを遮断するPNP形トランジスタ8と、ニッカドバ
ッテリー1の検出電圧が規定電圧より低くなるとハイレ
ベル信号を出力する残量電圧検出回路13と、この残量
電圧検出回路13からのハイレベル信号の出力をローレ
ベル信号として保持するラッチ回路17と、このラッチ
回路で保持されたローレベル信号により特定アドレスに
データ0が設定されるコンフィグRAM20とを設け、
電源投入時又はリセット時のRAMチェックでRAMデ
ータ破壊の発生が検出されたときに、コンフィグRAM
20の特定アドレスにデータ0が設定されていると、R
AMデータ破壊がバッテリー1の出力電圧の不足による
ことを表示器24に表示させることにより、ニッカドバ
ッテリー1の検出電圧が下限電圧より低くなった時点
で、PNP形トランジスタ8によりニッカドバッテリー
1からRAM10への電力供給ラインが遮断されるの
で、ニッカドバッテリー1のそれ以上の放電が停止さ
れ、過放電を防止することができる。また、ニッカドバ
ッテリー1の出力電圧の低下を残量電圧検出回路13及
びラッチ回路17によりコンフィグRAM20にデータ
0として設定できるので、RAMデータ破壊の発生時
に、その原因がニッカドバッテリー1の出力電圧の低下
によるものか否かを判断するソフトウエア処理を設ける
ことができ、このソフトウエア処理でニッカドバッテリ
ー1の出力電圧の不足によることを表示器24に表示さ
せるので、RAMデータ破壊の原因の解析を容易にする
ことができる。
【0044】さらに、この実施例によれば、過放電圧検
出回路7で設定された下限電圧より残量電圧検出回路1
3で設定された規定電圧を僅かに高い電圧に設定したこ
とにより、過放電圧検出回路7がPNP形トランジスタ
8を制御して、ニッカドバッテリー1からRAM10へ
の電力供給ライン10aを遮断する前に、残量電圧検出
回路13がラッチ回路17を介してニッカドバッテリー
1の出力電圧の不足を示す信号を出力させることができ
る。
【0045】従って、ニッカドバッテリー1が過放電状
態に至らないまでも、出力電圧が低下した旨を検知する
ことができる。
【0046】この発明の第2実施例を図4を参照して説
明する。
【0047】図4は、この第2実施例のバッテリー電圧
検出回路を示す一部ブロック図を含む回路図である。な
お、このバッテリーで電圧検出回路は、上述した第1実
施例のバッテリー電圧検出回路と基本的には同じ構成な
ので、同一部材には同一符号を付して、その説明は省略
する。
【0048】この第2実施例のバッテリー電圧検出回路
が、上述した第1実施例のバッテリー電圧検出回路と異
なる点は、ラッチ回路17のPR端子及びCLR端子の
接続状態である。すなわち、第1実施例の前記ラッチ回
路17は、リチウムバッテリー18から電力が供給され
ていたが、この第2実施例では、ニッカドバッテリー1
から電力が供給されるようになっており、そのPR端子
は、前記ニッカドバッテリー1の正極端子と第1の抵抗
3との接続点に接続され、そのCLR端子は、スイッチ
19を介して、前記ニッカドバッテリー1の正極端子と
第1の抵抗3との接続点に接続されている。従って、前
記リチウムバッテリー18は、コンフィグRAM20に
電力を供給するようになっている。
【0049】このような構成の第2実施例においては、
ニッカドバッテリー1の出力電圧によりラッチ回路17
が確実に動作することが保証されるように、残量電圧検
出回路13で設定される規定電圧を十分に高く設定する
必要がある。
【0050】従って、残量電圧検出回路13で設定され
る規定電圧を、ラッチ回路17が確実に動作することが
できるように設定すれば、前述の第1実施例と同様な効
果を得ることができる。
【0051】この発明の第3実施例を図5を参照して説
明する。
【0052】図5は、この第3実施例のバッテリー電圧
検出回路を示す一部ブロック図を含む回路図である。な
お、このバッテリーで電圧検出回路は、上述した第1実
施例のバッテリー電圧検出回路と基本的には、同じ構成
なので、同一部材には同一符号を付して、その説明は省
略する。
【0053】この第3実施例のバッテリー電圧検出回路
が、上述した第1実施例のバッテリー電圧検出回路と異
なる点は、第5の抵抗11、第6の抵抗12、残量電圧
検出回路13を外して、NPN形トランジスタ14のベ
ース端子を、第7の抵抗15を介して、過放電圧検出回
路7の出力端子に接続している点にある。
【0054】すなわち、下限電圧に対応する電圧Vmと
規定電圧に対応する電圧Vrとが等しい場合には、この
第3実施例のように、過放電圧検出回路7の出力端子
を、第4の抵抗を介してPNP形トランジスタ8に接続
すると共に、第7の抵抗を介してNPN形トランジスタ
14に接続することができる。
【0055】このような構成の第3実施例においても、
前述の第1実施例と同様な効果を得ることができる。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
バッテリーの過放電を防止することができると共に、メ
モリデータ破壊の発生時にその原因がバッテリーの出力
電圧の低下によるものか否かを判断するソフトウエア処
理を設けることができ、従って、メモリデータ破壊の原
因の解析を容易にすることができるバッテリー電圧検出
回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のバッテリー電圧検出回
路を示す一部ブロック図を含む回路図である。
【図2】同実施例のバッテリー電圧検出回路で行われる
のRAMチェック処理の流れを示す図。
【図3】同実施例のニッカドバッテリーの放電過程を示
すグラフ。
【図4】この発明の第2実施例のバッテリー電圧検出回
路を示す一部ブロック図を含む回路図である。
【図5】この発明の第3実施例のバッテリー電圧検出回
路を示す一部ブロック図を含む回路図である。
【符号の説明】
1…ニッカドバッテリー、7…過放電圧検出回路、8…
PNP形トランジスタ、10…RAM、13…残量電圧
検出回路、15…NPN形トランジスタ、17…ラッチ
回路、20…コンフィグRAM、21…CPU、24…
表示器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停電時に動作する必要のあるランダム・
    アクセス・メモリ等の回路・素子へ電力を供給するバッ
    テリーの出力電圧を検出するバッテリー電圧検出手段
    と、このバッテリー電圧検出電防止手段により前記バッ
    テリーの出力電圧が所定電圧と比較してより低いと判定
    したときに前記バッテリーの出力電圧の不足を示す信号
    を出力する検出信号出力手段と、この検出信号出力手段
    から出力された信号を保持する保持手段と、この保持手
    段の信号保持状態を示す信号を出力する保持状態出力手
    段とを設けたことを特徴とするバッテリー電圧検出回
    路。
JP6010445A 1994-02-01 1994-02-01 バッテリー電圧検出回路 Pending JPH07222377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6010445A JPH07222377A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 バッテリー電圧検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6010445A JPH07222377A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 バッテリー電圧検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07222377A true JPH07222377A (ja) 1995-08-18

Family

ID=11750355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6010445A Pending JPH07222377A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 バッテリー電圧検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07222377A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0187369B1 (en) Power supply system for an electronic apparatus having memory
US6377028B1 (en) System for charging monitoring batteries for a microprocessor based method
US6501249B1 (en) Battery management system
JPH10136574A (ja) バッテリ制御装置
US7436151B2 (en) Systems and methods for detecting charge switching element failure in a battery system
JP2001157367A (ja) 組み電池セルの接続不良検出方法及び電源装置
CN113612295B (zh) 一种应急储能电池电能管理方法、装置及介质
US5831415A (en) Electrical disconnection and automatic re-engagement of battery monitoring circuits
JP2002025628A (ja) 組電池の異常検出装置
US20020021110A1 (en) Power supply unit, battery, electrical apparatus, and memory effect detection method
JP2000134811A (ja) 携帯端末装置
JPH07222377A (ja) バッテリー電圧検出回路
US20230022867A1 (en) Smart battery device, and electronic device thereof
GB2175759A (en) Rechargeable battery systems
JPH1012283A (ja) バツテリパツク及びバツテリパツクの制御方法
JP3433469B2 (ja) 無停電電源装置
KR100270378B1 (ko) 휴대통신단말기의 배터리 불량 감지 장치 및 방법
JPH05299123A (ja) 残存容量表示機能付き充電式二次電池パックの短絡保護回路
JPH0654451A (ja) バッテリーの充放電管理装置
JP2765502B2 (ja) バックアップ給電回路
JP3167393B2 (ja) パック電池
JP2003243040A (ja) 放電装置、放電方法及び電池パックの製造方法
JP2004301848A (ja) バッテリー評価装置
JPH10307174A (ja) 過放電検出回路
JP3807308B2 (ja) データバックアップシステム及びその方法