JPH10307174A - 過放電検出回路 - Google Patents
過放電検出回路Info
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- JPH10307174A JPH10307174A JP9114675A JP11467597A JPH10307174A JP H10307174 A JPH10307174 A JP H10307174A JP 9114675 A JP9114675 A JP 9114675A JP 11467597 A JP11467597 A JP 11467597A JP H10307174 A JPH10307174 A JP H10307174A
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Abstract
くできる過放電検出回路を提供する。 【解決手段】 比較器37は、抵抗器33、34で分圧
された電圧と、定電流源回路35とツェナーダイオード
36とで生成した定電圧とを比較する。抵抗器で分圧さ
れた電圧が低下して定電圧以下になると過放電検出信号
を不感応回路へ出力する。同様に比較器11も、抵抗器
33、34で分圧された電圧と、定電流源回路35とツ
ェナーダイオード36とで生成した定電圧とを比較する
が、比較器11には比較器37と異なるオフセット電圧
が設定されているため、抵抗器で分圧された電圧が定電
圧よりも高い電圧以下になるとPF出力を出力する。
Description
し、特にリチウムイオン電池の保護回路に利用される過
放電検出回路に関する。
過放電や過充電による特性劣化が激しいので、過放電状
態及び過充電状態を検出して放電及び充電を阻止する保
護回路(IC)を必要とする。したがって、リチウムイ
オン電池は、通常、保護回路と一体化されたリチウムイ
オン電池パックとして取り扱われる。
コン等の情報機器の電源として使用した場合に、保護回
路の過放電検出機能により、突然、電池パックからの電
源供給が断してしまうと、その情報機器で処理を行って
いたデータは失われることになる。そこで、この種の情
報機器に使用されるリチウムイオン電池パックでは、過
放電を検出した後、所定時間が経過してから電源を断す
るようにしてある。
3に示すように、入力端子31、32間に接続された抵
抗器33、34と、同じく入力端子31、32間に接続
された定電流源回路35及びツェナーダイオード36
と、一方の入力端子が抵抗器33と抵抗器34との接続
点に接続され、他方の入力端子が定電流源回路35とツ
ェナーダイオード36との接続点に接続された比較器3
7とを有している。そして、この過放電検出回路には、
不感応回路38が接続されている。
は、それぞれリチウムイオン電池(単位電池)の陽極及
び陰極が接続される。この状態で、抵抗器33と34の
接続点には、リチウムイオン電池の出力電圧に比例する
電圧が現れる。一方、定電流源回路35とツェナーダイ
オード36の接続点には、これらの特性によって定まる
一定の電圧が現れる。比較器37は、出力電圧に比例す
る抵抗器33と34の接続点の電圧が、定電流源回路3
5とツェナーダイオード36の特性によって定まる一定
の電圧以下となったときに論理ローレベル(過放電検出
信号)を出力する。
そのまま外部へ出力される。情報機器は、このPF出力
に応答してデータのバックアップ処理を行う。
8に入力される。不感応回路38は、比較器37から論
理ローレベルが出力された後、所定時間が経過してから
論理ローレベルを電源制御信号として出力する。この電
源制御信号は、リチウムイオン電池パックから情報機器
への電源供給を中止するためのスイッチ制御に使用され
る。
電圧との関係を図4に示しておく。
は、電池電圧が所定の電圧に達したときに論理ローレベ
ルを出力するように構成されており、その出力をPF出
力として利用するとともに、不感応回路に入力して電源
断の制御にも利用している。このため、PF出力が出力
されてから、電源が断するまでの時間は、不感応回路に
おける不感応時間によって決まる。
バックアップを行うためには、数秒間を必要とするのに
対して、不感応回路において設定される不感応時間はそ
れよりも短いものとなっている。したがって、実際に
は、ほとんど場合に、データのバックアップを行えない
という問題点がある。
ることが考えられるが、不感応時間をデータのバックア
ップを行うのに十分な程長い時間としてしまうと、復帰
に時間がかかるなど、他の問題が生じてしまう。
することなく、情報機器におけるデータのバックアップ
を行うことができるように、電池電圧の低下を検出して
から電源断までの時間を長くできる過放電検出回路を提
供することを目的とする。
圧が第1の所定電圧以下に低下したことを検出して過放
電検出信号を出力する第1の検出手段を有する過放電検
出回路において、前記電池電圧が前記第1の所定電圧よ
りも高い第2の所定電圧以下に低下したことを検出して
過放電予告信号を出力する第2の検出手段を設けたこと
を特徴とする過放電検出回路が得られる。
電池電圧を所定の分圧比で分圧する分圧手段と、前記第
1の所定電圧を前記分圧比で分圧したのに等しい定電圧
を前記電池電圧から生成する定電圧生成手段と、前記分
圧手段により分圧された電圧と前記定電圧とを比較する
第1の比較手段とを有し、前記第2の検出手段は、前記
第1の比較手段とは異なるオフセット電圧を有し、前記
分圧手段により分圧された電圧と前記定電圧とを比較す
る第2の比較手段を有する。
電池電圧が印加される入力端子間で直列接続された2つ
の抵抗器であり、前記定電圧生成手段は、前記入力端子
間で直列接続された定電流源回路とツェナーダイオード
であり、前記第1の比較手段は、一方の入力が前記2つ
の抵抗器の接続点に接続され、かつ他方の入力が前記定
電流源回路と前記ツェナーダイオードの接続点に接続さ
れた第1の比較器であり、前記第2の比較手段は、一方
の入力が前記2つの抵抗器の接続点に接続され、かつ他
方の入力が前記定電流源回路と前記ツェナーダイオード
の接続点に接続された第2の比較器である。
の形態について説明する。
形態を示す。ここで、従来と同一のものには同一番号を
付してある。
は、入力端子31、32間に接続された抵抗器33、3
4と、同じく入力端子31、32間に接続された定電流
源回路35及びツェナーダイオード36と、一方の入力
端子が抵抗器33と抵抗器34との接続点に接続され、
他方の入力端子が定電流源回路35とツェナーダイオー
ド36との接続点に接続された比較器37とを有し、さ
らに、一方の入力端子が抵抗器33と抵抗器34との接
続点に接続され、他方の入力端子が定電流源回路35と
ツェナーダイオード36との接続点に接続された比較器
11とを有している。ここで、比較器11は、比較器3
7とは異なるオフセット電圧を有しており、比較器37
が検出する過放電検出電圧よりも高い電圧で、その出力
が論理ハイレベルから論理ローレベルへと変化するよう
に構成されている。以下、この過放電検出回路の動作に
ついて説明する。
1、32には、それぞれリチウムイオン電池(単位電
池)の陽極及び陰極が接続される。この状態で、抵抗器
33と34の接続点には、リチウムイオン電池の出力電
圧に比例する電圧が現れる。一方、定電流源回路35と
ツェナーダイオード36の接続点には、これらの特性に
よって定まる一定の電圧が現れる。
と、それにともなって抵抗器33と34の接続点の電圧
も低下する。抵抗器33と34の接続点の電圧が、定電
流源回路35とツェナーダイオード36の特性によって
定まる一定の電圧より所定の電圧だけ高い電圧以下とな
ったとき、比較器11は論理ローレベルをPF出力とし
て出力する。
低下して、抵抗器33と34の接続点の電圧が、定電流
源回路35とツェナーダイオード36の特性によって定
まる一定の電圧以下となったとき、比較器37は、従来
同様、論理ローレベルを過放電検出信号として出力す
る。
電圧との関係は、図2の様になり、PF出力が出力され
てから電池パックの電圧供給が断するまでの時間は、従
来よりも長くなり、情報機器におけるデータのバックア
ップを行うための時間を確保できる。この時間の長さ
は、比較器11のオフセット電圧(即ち、検出電圧)を
変更することにより、容易に設定できる。
35及びツェナーダイオード36とを、2つの比較器1
1、37で共用する構成としたのは、抵抗器、定電流源
回路、及びツェナーダイオードの特性のばらつき等によ
って、比較器11の検出電圧が、比較器37の検出電圧
を下回ることが無いようにするためである。
電検出回路に、過放電検出電圧よりも高い所定の電圧を
検出する検出手段を新たに設けたことにより、PF出力
が出力されてから電圧供給を停止するまでの時間を従来
よりも長くすることができる。これにより、情報機器
は、データのバックアップを完全に行うことができる。
出力、及び電池パックの出力電圧との関係を示すタイム
チャートである。
出力、及び電池パックの出力電圧との関係を示すタイム
チャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 電池電圧が第1の所定電圧以下に低下し
たことを検出して過放電検出信号を出力する第1の検出
手段を有する過放電検出回路において、前記電池電圧が
前記第1の所定電圧よりも高い第2の所定電圧以下に低
下したことを検出して過放電予告信号を出力する第2の
検出手段を設けたことを特徴とする過放電検出回路。 - 【請求項2】 前記第1の検出手段が、前記電池電圧を
所定の分圧比で分圧する分圧手段と、前記第1の所定電
圧を前記分圧比で分圧したのに等しい定電圧を前記電池
電圧から生成する定電圧生成手段と、前記分圧手段によ
り分圧された電圧と前記定電圧とを比較する第1の比較
手段とを有し、前記第2の検出手段が、前記第1の比較
手段とは異なるオフセット電圧を有し、前記分圧手段に
より分圧された電圧と前記定電圧とを比較する第2の比
較手段を有することを特徴とする請求項1の過放電検出
回路。 - 【請求項3】 前記分圧手段が、前記電池電圧が印加さ
れる入力端子間で直列接続された2つの抵抗器であり、
前記定電圧生成手段が、前記入力端子間で直列接続され
た定電流源回路とツェナーダイオードであり、前記第1
の比較手段が、一方の入力が前記2つの抵抗器の接続点
に接続され、かつ他方の入力が前記定電流源回路と前記
ツェナーダイオードの接続点に接続された第1の比較器
であり、前記第2の比較手段が、一方の入力が前記2つ
の抵抗器の接続点に接続され、かつ他方の入力が前記定
電流源回路と前記ツェナーダイオードの接続点に接続さ
れた第2の比較器であることを特徴とする請求項2の過
放電検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9114675A JPH10307174A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 過放電検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9114675A JPH10307174A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 過放電検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10307174A true JPH10307174A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14643814
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9114675A Pending JPH10307174A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 過放電検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10307174A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013205173A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Lapis Semiconductor Co Ltd | 半導体装置及び電池監視システム |
CN104977543A (zh) * | 2014-04-08 | 2015-10-14 | 福特全球技术公司 | 用于电池电压的基于模型的诊断 |
-
1997
- 1997-05-02 JP JP9114675A patent/JPH10307174A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013205173A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Lapis Semiconductor Co Ltd | 半導体装置及び電池監視システム |
CN104977543A (zh) * | 2014-04-08 | 2015-10-14 | 福特全球技术公司 | 用于电池电压的基于模型的诊断 |
CN104977543B (zh) * | 2014-04-08 | 2019-08-06 | 福特全球技术公司 | 用于电池电压的基于模型的诊断 |
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