JPH07222293A - 補聴器 - Google Patents

補聴器

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JPH07222293A
JPH07222293A JP3306394A JP3306394A JPH07222293A JP H07222293 A JPH07222293 A JP H07222293A JP 3306394 A JP3306394 A JP 3306394A JP 3306394 A JP3306394 A JP 3306394A JP H07222293 A JPH07222293 A JP H07222293A
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microphone
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Yoshiyuki Narisawa
良幸 成沢
Toshiyuki Araki
敏之 荒木
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
    • H04R25/60Mounting or interconnection of hearing aid parts, e.g. inside tips, housings or to ossicles
    • H04R25/602Mounting or interconnection of hearing aid parts, e.g. inside tips, housings or to ossicles of batteries

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は防水型の補聴器に関し、一段と防水
性を向上させ得る補聴器を実現する。 【構成】 イヤホン62が第1のケース半体40内部の
先端に配設され、マイクロホン60が第2のケース半体
41内部の先端に配設されるようにケース31の先端中
程からほぼ平面によつて当該ケース31を2分割したこ
とにより、第1のケース半体40と第2のケース半体4
1との接合部70をほぼ平面にすることができる。これ
により接合部70に介挿される防水部材44に偏りなく
応力を加えることができ、かくして第1のケース半体4
0と第2のケース半体41との接合部70を確実に密封
することができる。かくするにつき一段と防水性を向上
させ得る補聴器を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は補聴器に関し、特に防水
型の補聴器に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の補聴器においては、各部
材間の密着性を高めることにより防水機能を実現するよ
うになされている。防水型の補聴器として、図5に示す
ような耳掛け式補聴器1がある(特公平3-39440 号公
報、実公平3-6075号公報)。すなわち補聴器1は、全体
として弓形に形成されたケース2の先端部にフツク3が
螺合されており、当該フツク3を補聴器装用者の耳介上
端部に沿つて引つかけることにより、補聴器1全体を装
用者の耳介背面位置に保持するようになされている。こ
の状態でフツク3の先端にチユーブ及び耳栓(図示せ
ず)を取り付けることにより、イヤホンより得られた補
聴音をフツク3内の音道、チユーブ及び耳栓を通して装
用者の耳穴内に送出する。
【0003】ケース2はケース本体4とケース蓋体5に
より構成され、ケース本体4にはマイクロホン、補聴音
処理回路及びイヤホン等が内蔵されている。ケース蓋体
5は、ケース本体4の先端位置に設けられた回動軸(図
示せず)を回動中心としてケース本体4に回動自在に取
り付けられている。従つて補聴器1においては、ケース
蓋体5を矢印aの方向に回動させることによりケース蓋
体5を開状態にしてケース本体4に内蔵された各部品の
調整や修理を行う。
【0004】ケース本体4の根元部には、回動軸6を回
動中心として電池カバー7が回動自在に取り付けられて
いる。従つて補聴器1においては、電池カバー7を矢印
bの方向に回動させることにより電池カバー7を開状態
にして電池を交換する。またケース蓋体5の表面には、
音量調整用のボリユームつまみ8及び電源や各種機能を
切り換えるスイツチつまみ9が配設され、これらの部品
はケース蓋体5の厚みを貫通してケース本体4に内蔵さ
れた各スイツチ部品に連結されている。さらにケース蓋
体5の表面には、装用者に応じて補聴音帯域や最大音圧
レベルを調節する調整部を保護する調整カバー10が回
動軸11を回動中心として開閉自在に取り付けられてい
る。
【0005】ここで補聴器1においては、ケース本体4
とケース蓋体5との接合面、並びにケース本体4と電池
カバー7との接合面にそれぞれ各接合面に適合した形状
のシールパツキングを設けることにより各接合面からの
水分の浸入を防ぐようになされている。またボリユーム
つまみ8とケース蓋体5の間及びスイツチつまみ9とケ
ース蓋体5との間にはそれぞれOリングが設けられ、こ
れによりボリユームつまみ8とケース蓋体5との隙間及
びスイツチつまみ9とケース蓋体5との隙間からの水分
の浸入を防ぐようになされている。
【0006】ケース2の先端部にはマイクロホンへの風
雑音の進入を防ぐためのウインドカバー12が設けら
れ、ウインドカバー12はケース2に嵌め込まれた状態
でフツク3をケース本体4にねじ込むことによりフツク
3及びケース2間に挟持される。すなわち補聴器1にお
いては、ウインドカバー12のフツク3近傍に形成され
た切欠部(図示せず)を介してマイクロホンの外部音取
込み口に外部音を導入する。
【0007】ここでマイクロホンの外部音取込み口に
は、音は通すが水は通さないフイルタ等でなる適宜の防
水部材が配設され、当該防水部材によりマイクロホンへ
の水分の浸入を防止するようになされている。このよう
にして補聴器1においては、各部材間に防水シールを施
すことによりケース2内部への水分の浸入を未然に回避
するようになされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
補聴器1においては、図6に示すように、マイクロホン
20及びイヤホン21がケース本体4の先端内部に収納
されており、このためケース蓋体5はケース2の背面に
対してほぼ垂直な2つの面とケース2の背面にほぼ平行
な湾曲面とによつてケース2から分割され、ケース2の
背面のうちマイクロホン20の後端から電池カバー7の
近傍までを形成するようになされている。すなわちケー
ス本体4とケース蓋体5との接合部22は、ケース2の
背面にほぼ垂直な面22A、22Bとケース2の背面に
ほぼ平行な湾曲面22Cとによつて形成される。
【0009】これにより図7に示すように、ケース本体
4とケース蓋体5との接合部22に介挿されるシールパ
ツキング23は、ケース本体4の背面に形成される開口
部24の周端面の形状に対応させて、湾曲部23A、2
3Bと当該湾曲部23A、23Bの両端側に形成される
第1及び第2の屈曲部23C、23Dとによつて構成さ
れる。
【0010】かくして補聴器1は、このシールパツキン
グ23をケース本体4の開口部24の周端面に形成され
た溝25に嵌め込んだ後、ケース蓋体5をケース本体4
内部に設けられた固定金具26にねじ止め固定すること
により、全体として図5に示すように組み立てられる。
これにより補聴器1は、シールパツキング23によつて
ケース本体4とケース蓋体5との接合部22を密封する
ことより、当該接合部22からケース2内部に水分が浸
入しないようになされている。
【0011】ところがかかる構成の補聴器1において
は、ケース蓋体5を閉じたとき、接合部22に介挿され
るシールパツキング23にかかる応力が偏る問題があ
る。すなわち補聴器1では、ケース蓋体5側からほぼ垂
直にケース本体4に応力を加えるようにケース蓋体5と
ケース本体4とを結合固定しているため、シールパツキ
ング23の湾曲部23A、23Bには充分に応力を加え
ることができるが、シールパツキング23の屈曲部23
C、23Dには充分に応力が加わらないきらいがあつ
た。これにより補聴器1は、ケース本体4とケース蓋体
5との接合部22のうちケース2の背面にほぼ垂直な面
22A、22Bを確実に密封することができず、防水型
の補聴器として未だ不充分さがあつた。
【0012】また補聴器1は、シールパツキング23の
両端部が屈曲した構造になつているため、組み立て作業
が難しくなると共に、シールパツキング23自体の成形
が難しくなる欠点があつた。
【0013】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、一段と防水性を向上させ得る補聴器を提案しようと
するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、ケース31先端にイヤホン62及
びマイクロホン60が配設されると共に、ケース31が
全体として2分割されて第1及び第2のケース半体4
0、41とによつて構成され、当該第1のケース半体4
0と第2のケース半体41との接合部70に防水部材4
4を介挿してなる防水型の補聴器30において、第1の
ケース半体40内部の先端にイヤホン62を配設し、第
2のケース半体41内部の先端にマイクロホン60を配
設するようにした。
【0015】また本発明においては、第1のケース半体
40をケース本体40とし、第2のケース半体41がケ
ース蓋体41とするようにした。
【0016】また本発明においては、第1のケース半体
40と第2のケース半体41との接合部70は、ほぼ平
面によつて形成されるようにした。
【0017】
【作用】第1のケース半体40にイヤホン62を配設
し、第2のケース半体41にマイクロホン60を配設し
たことにより、第1のケース半体40と第2のケース半
体41との接合部70をほぼ平面に形成することができ
るようにケース31を分割することができ、これにより
接合部70に介挿される防水部材44に偏りなく応力を
加えることができる。従つて第1のケース半体40と第
2のケース半体41との接合部70を確実に密封するこ
とができる。
【0018】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0019】(1)補聴器の全体構成 図1及び図2において、30は全体として防水型の耳掛
け式の補聴器を示し、合成樹脂材から構成された箱状の
ケース31は耳介の背後部の外形と適合するように弓形
状に成形され、その先端部にウインドカバー32及びフ
ツク33が一体に取り付けられている。
【0020】ケース31においては、特に図2からも明
らかなように、当該ケース31の内周部及び根元部を形
成するケース本体40と、当該ケース本体40の先端部
において回転自在に軸支され、ケース31の外周部を形
成するケース蓋体41と、ケース本体40の根元部に形
成され、円柱状空間の電池室40Aを閉塞する電池カバ
ー42とでなり、ケース蓋体41をケース本体40内部
に突出した電極43の一端部にねじ止め固定すると共に
電池カバー42をケース本体40にねじ込むようにして
装着することにより図1のように組み立てられている。
【0021】この場合ケース本体40及びケース蓋体4
1間には、弾性材(例えばゴム材)からなるシールパツ
キング44が介挿されており、これによりケース本体4
0及びケース蓋体41間の隙間からケース31内部に水
が浸入するのを防止し得るようになされている。同様に
してケース本体40及び電池カバー42間には、弾性材
(例えばゴム材)からなるOリング45が介挿されてお
り、これによりケース本体40及び電池カバー42間の
隙間からケース31内部に水が浸入するのを防止し得る
ようになされている。
【0022】電池カバー42は、特に図2からも明らか
なように、内側面に突出形成された一対の円弧状の電池
保持壁42A、42Bを有し、当該電池保持壁42A、
42Bで囲まれる空間(以下、この空間を電池保持空間
と呼ぶ)内部において電池を保持し得るようになされて
いる。これによりこの補聴器30では、電池カバー42
の電池保持空間内に電池を嵌め込んだ後、当該電池カバ
ー42をケース本体40に装着することによつて電池を
電池室40A内に装填することができ、かくしてケース
31内部に収納された信号処理部50に対して電源を供
給することができるようになされている。
【0023】信号処理部50は、図2からも分かるよう
に、補聴処理回路が形成されてなるフレキシブル基板5
1に利得調整器52、モード切替えスイツチ53及び調
整用トリマ54を一体に取り付けることにより形成さ
れ、マイクロホン60又は誘導コイル(図示せず)から
供給される音声信号を利得調整器52、モード切替えス
イツチ53及び調整用トリマ54の操作により設定され
た入出力特性で補聴処理した後イヤホン62に送出する
ようになされている。
【0024】この場合利得調整器52及びモード切替え
スイツチ53においては、ケース蓋体41の厚みを通し
て当該ケース蓋体41の湾曲面でなるケース31の外周
面に配設されたボリユームつまみ63及びスイツチつま
み64と防水性高く連結されている。これにより当該補
聴器30においては、ボリユームつまみ63を回転操作
することによつてイヤホン62から出力される補聴音の
音圧レベルを調整することができると共に、スイツチつ
まみ64を操作することによつて電源を切り、又はモー
ドを切り替えることができるようになされている。
【0025】また調整トリマ54は、ケース31の外周
面に形成されたトリマ用開口(図示せず)を介してケー
ス31外部に露出されている。このためケース31の外
周面には当該調整用トリマ54を覆い隠すように調整器
カバー65が開閉自在に取り付けられており、これによ
り調整器トリマ54が不用意に操作されるのを防止し得
るようになされている。さらに誘導コイルは、筒状に折
り曲げられたフレキシブル基板51内部に配置されてお
り、これによりケース31内部の空間を有効に利用する
ことができるようになされている。
【0026】マイクロホン60は、ケース蓋体41内部
の先端部に取り付けられている。このケース蓋体41の
先端部には、防水部材(図示せず)が取り付けられてお
り、これによりケース蓋体41の先端部を介してケース
31内部に水分が浸入するのを防止し得るようになされ
ている。またイヤホン62は、ケース本体40内部の先
端に配置されており、これにより信号処理部50の補聴
処理回路の出力に基づく補聴音をフツク33を介して補
聴器30の外部に出力し得るようになされている。
【0027】(2)ケースの構成 この実施例の場合、図3に示すように、ケース31の先
端側に位置するマイクロホン60は、従来と異なりケー
ス蓋体41に収納されている。これに対してケース31
の先端側に位置するイヤホン62は、従来と同様にケー
ス本体40に収納されている。このようにマイクロホン
60をケース蓋体41に収納することにより、ケース蓋
体41は、ケース31の先端面の中程(すなわちマイク
ロホン60とイヤホン62の間)からケース31の背面
後端を結ぶほぼ平面によつて箱状のケース31から分割
され、ケース31の背面全域を形成する。
【0028】これにより補聴器30では、ケース蓋体4
1を開状態にしたときケース31内に配設されるマイク
ロホン60、イヤホン62等の各部品が露出し、部品交
換などの保守作業が容易にできるようになされている。
また補聴器30では、このようにケース31を分割した
ことにより、ケース本体40とケース蓋体41との接合
部70がほぼ平面によつて形成され、当該接合部70に
介挿されているシールパツキング44に偏りなく応力を
加えることができるようになされている。
【0029】これによりケース本体40とケース蓋体4
1との接合部70に介挿されるシールパツキング44
は、図4に示すように、ケース本体40の背面に形成さ
れる開口部71の周端面の形状に対応させ、ケース本体
40とケース蓋体41との接合方向に屈曲部のない(す
なわち平坦な)ほぼ長方形の形状のもので足りることと
なる。因みに補聴器30では、接合部70は正確にはや
や湾曲しているが、ほぼ平面によつて形成されており、
しかもシールパツキング44がゴム材等の弾性材によつ
て形成されているため、1つの平面で形成されるほぼ長
方形の形状のシールパツキング44の使用が可能とな
る。
【0030】かくして補聴器30は、このシールパツキ
ング44をケース本体40の開口部71の周端面に形成
された溝72に嵌め込んだ後、ケース蓋体41とケース
本体40とをねじ止め固定することにより、全体として
図1に示すように組み立てられ、ケース本体40とケー
ス蓋体41との接合部70を全域に亘つて隙間なく密封
することができるようになされている。
【0031】(3)実施例の動作 以上の構成において、ケース本体40にイヤホン62を
収納し、ケース蓋体41にマイクロホン60を収納する
ようにしたことより、ケース31の先端面の中程からケ
ース31の背面後端を結ぶほぼ平面によつてケース31
を分割することができる。これにより補聴器30では、
ケース本体40とケース蓋体41との接合部70をほぼ
平面によつて形成することができる。
【0032】従つてこのケース本体40とケース蓋体4
1との接合部70にシールパツキング44を介挿して組
み立てられた補聴器30では、シールパツキング44に
偏りなく応力を加えることができ、かくして当該接合部
70を全域に亘つて確実に密封することができる。
【0033】また補聴器30では、ケース本体40とケ
ース蓋体41との接合部70をほぼ平面にしたことによ
り、当該接合部70に介挿されるシールパツキング44
を接合方向に対して屈曲部のない簡易な構造にすること
ができる。
【0034】さらに補聴器30では、ケース蓋体41が
ケース31の背面全域を形成するようにしたことによ
り、ケース蓋体41を開状態にしたときケース31内に
配設されたマイクロホン60、イヤホン62等の各部品
が露出し、従来の構成に比べて部品交換等の保守作業を
一段と容易にすることができる。
【0035】(4)実施例の効果 以上の構成によれば、ケース本体40にイヤホン62を
収納し、ケース蓋体41にマイクロホン60を収納した
ことにより、ケース本体40とケース蓋体41との接合
部70をほぼ平面にすることができ、これにより当該接
合部70に介挿されるシールパツキング44に偏りなく
応力を加えることができる。従つてこの補聴器30で
は、接合部を全域に亘つて確実に密封することができ、
かくして一段と防水性を向上させることができる。
【0036】さらにケース本体40とケース蓋体41と
の接合部70をほぼ平面にしたことにより、当該接合部
70に介挿されるシールパツキング44を簡易な構造に
することができる。従つて補聴器30では、組み立て作
業を容易にすることができると共に、シールパツキング
44自体の成形を容易にすることができる。
【0037】(5)他の実施例 なお上述の実施例においては、マイクロホン60をケー
ス蓋体41に配設し、イヤホン62をケース本体40に
配設した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、マイクロホンをケース本体に配設し、イヤホンをケ
ース蓋体に配設した場合にも上述の場合と同様の効果を
得ることができる。
【0038】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、第1のケ
ース半体(ケース本体)にイヤホンを配設し、第2のケ
ース半体(ケース蓋体)にマイクロホンを配設したこと
により、第1のケース半体と第2のケース半体との接合
部をほぼ平面に形成することができ、これにより当該接
合部に介挿される防水部材(シールパツキング)に偏り
なく応力を加えることができる。従つて第1のケース半
体と第2のケース半体との接合部を確実に密封すること
ができ、かくして一段と防水性を向上させ得る補聴器を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による耳掛け式補聴器の全体
構成を示す斜視図である。
【図2】耳掛け式補聴器の内部構成を示す分解斜視図で
ある。
【図3】その耳掛け式補聴器のケース本体とケース蓋体
との接合部を示す断面図である。
【図4】その接合部に介挿されるシールパツキングを示
す分解斜視図である。
【図5】従来の耳掛け式補聴器の全体構成を示す斜視図
である。
【図6】その耳掛け式補聴器のケース本体とケース蓋体
との接合部を示す断面図である。
【図7】その接合部に介挿されるシールパツキングを示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
1、30……耳掛け式補聴器、2、31……ケース、
4、40……ケース本体、5、41……ケース蓋体、2
2、70……接合部、23、44……シールパツキン
グ、26……固定金具。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、ケース31先端にイヤホン62及
びマイクロホン60が配設されると共に、ケース31が
全体として2分割されて第1及び第2のケース半体4
0、41とによつて構成され、第1のケース半体40と
第2のケース半体41との接合部70に防水部材44を
介挿してなる防水型の補聴器30において、イヤホン6
2が第1のケース半体40内部の先端に配設され、マイ
クロホン60が第2のケース半体41内部の先端に配設
されるようにケース31の先端中程からほぼ平面によつ
て当該ケース31を2分割した。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】
【作用】イヤホン62が第1のケース半体40内部の先
端に配設され、マイクロホン60が第2のケース半体4
1内部の先端に配設されるようにケース31の先端中程
からほぼ平面によつて当該ケース31を2分割したこと
により、第1のケース半体40と第2のケース半体41
との接合部70をほぼ平面にすることができる。これに
より接合部70に介挿される防水部材44に偏りなく応
力を加えることができ、かくして第1のケース半体40
と第2のケース半体41との接合部70を確実に密封す
ることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、イヤホン
が第1のケース半体(ケース本体)内部の先端に配設さ
れ、マイクロホンが第2のケース半体(ケース蓋体)内
部の先端に配設されるようにケースの先端中程からほぼ
平面によつて当該ケースを2分割したことにより、第1
のケース半体と第2のケース半体との接合部をほぼ平面
にすることができる。これにより接合部に介挿される防
水部材に偏りなく応力を加えることができ、かくして第
1のケース半体と第2のケース半体との接合部を確実に
密封することができる。かくするにつき一段と防水性を
向上させ得る補聴器を実現することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース先端にイヤホン及びマイクロホンが
    配設されると共に、上記ケースが全体として2分割され
    て第1及び第2のケース半体とによつて構成され、上記
    第1のケース半体と上記第2のケース半体との接合部に
    防水部材を介挿してなる防水型の補聴器において、 上記第1のケース半体内部の先端に上記イヤホンが配設
    され、 上記第2のケース半体内部の先端に上記マイクロホンが
    配設されてなることを特徴とする補聴器。
  2. 【請求項2】上記第1のケース半体をケース本体とし、 上記第2のケース半体をケース蓋体とすることを特徴と
    する請求項1に記載の補聴器。
  3. 【請求項3】上記第1のケース半体と上記第2のケース
    半体との接合部は、ほぼ平面によつて形成されることを
    特徴とする補聴器。
JP6033063A 1994-01-31 1994-02-04 耳掛け式補聴器 Expired - Lifetime JP2900120B2 (ja)

Priority Applications (4)

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