JPH07222136A - Catv用双方向増幅器とそれを用いた双方向catvシステム - Google Patents

Catv用双方向増幅器とそれを用いた双方向catvシステム

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JPH07222136A
JPH07222136A JP3196894A JP3196894A JPH07222136A JP H07222136 A JPH07222136 A JP H07222136A JP 3196894 A JP3196894 A JP 3196894A JP 3196894 A JP3196894 A JP 3196894A JP H07222136 A JPH07222136 A JP H07222136A
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JP
Japan
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signal
amplifier
catv
bidirectional
switching circuit
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Application number
JP3196894A
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English (en)
Inventor
Masaji Takashima
正司 高島
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Miharu Communications Co Ltd
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Miharu Communications Co Ltd
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上り回線の試験・調整に使用可能な信号を1
波又は2波以上出力でき、また上り回線への信号のON
/OFFが手軽に行える増幅器を提供することと、この
ような増幅器を使用して試験用の信号発生器を持ち運び
しなくても上り回線の試験が行えるCATVシステムを
提供すること。 【構成】 CATVシステムの上り帯域の周波数の信号
を発生する信号発生器1と、同信号発生器1と上り回線
をON/OFFする切替回路2とを設ける。異なる周波
数の上り信号を発生する2以上の信号発生器1と、これ
ら信号発生器1と上り回線をON/OFFする切替回路
2とを設ける。切替回路2が手動で切替可能である。切
替回路2に、センタから送信される制御信号を受信し、
その制御信号に基づいて同切替回路2の切り替えを自動
的に行う切替制御装置4を設ける。このようなCATV
用双方向増幅器を多段接続したCATVシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATVシステムの上
り回線に信号を出力できるようにしたCATV用双方向
増幅器と、それを用いて上り回線の試験や調整が容易に
行えるようにした双方向CATVシステムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】CATV用双方向増幅器には、パイロッ
ト信号によりその利得が可変されるパイロットAGC付
きの双方向増幅器や、周辺の温度変化に応じて利得が可
変されるサーマルAGC付きの双方向増幅器、パイロッ
ト信号を出力できるパイロット信号発生器付き双方向増
幅器、ステイタスモニター付き双方向増幅器等、各種の
ものがある。そのうち上り回線に信号を出力できる増幅
器としては、パイロット信号発生器付き双方向増幅器、
ステイタスモニター付き双方向増幅器があった。
【0003】前記パイロット信号発生器付き双方向増幅
器は、パイロット信号を発生させるための発生器を内蔵
した増幅器であり、通常は双方向CATVシステムにお
ける幹線の一番端末側に1台だけ取り付けられ、同増幅
器からパイロット信号が幹線に向かって伝送されるよう
になっている。そしてこの信号により同幹線に接続され
ている他のパイロットAGC付きの双方向増幅器の上り
回線側の利得制御が行なわれる。(下り回線側の利得制
御にはセンターから送出されるパイロット信号が使用さ
れる)。
【0004】前記ステイタスモニター付き双方向増幅器
は、センターからのポーリングによる制御信号を受信
し、同制御信号に含まれている命令に応じて増幅器内の
各機能や状態を監視し、監視により得られた情報をデー
タ信号として出力できるようにしたステイタスモニター
を内蔵した増幅器であり、同モニターのデータ信号がセ
ンター側の接続端子にデータ送信に要する時間だけ出力
されるようになっている。この双方向増幅器は幹線、分
岐線等の各所に取り付けでき、センターで特定のステイ
タスモニターを指定すると、指定された増幅器のステイ
タスモニターからデータ信号が短時間出力されるように
なっている。
【0005】ところで双方向CATVシステムにおいて
はその下り回線の試験・調整の他に、上り回線の試験・
調整も行わなければならない。通常、回線の試験・調整
には何か基準となる信号を回線に伝送させ、その信号の
変化を検出するという手法が取られるが、この基準とな
る信号の信号源としてこれまでは下記に説明する信号
発生器による方法が最も一般的である。しかしながら、
前述のようなセンター側の接続端子に信号を出力するこ
とができるパイロット信号発生器付き双方向増幅器や、
ステイタスモニター付き双方向増幅器を備えた双方向C
ATVシステムでは信号発生器を使用せずとも、夫々下
記、に説明するような方法で上り回線の試験・調整
を行うことが可能であった。
【0006】.作業員が信号発生器(SG)と呼ばれ
る各種測定に必要な既知の周波数、出力レベルの正弦波
信号を発生させる機器を携帯し、同機器をCATVシス
テムの上り回線に接続させて、同機器から発生される信
号(調整用信号)を上り回線に送り出す。なお、回線試
験に2波以上の信号が必要な時はそれに合わせて機器を
複数用意し、それらを合波器等を介して上り回線に接続
し、所要本数の信号を上り回線に送り出す。
【0007】.パイロット信号発生器付き双方向増幅
器を備えた双方向CATVシステムでは、幹線にその端
末側からセンター側に向かって上り回線にパイロット信
号が送出されているため、同信号をそのまま試験用の信
号として利用することができる。但しパイロット信号は
上り帯域に一波しかないため(もう一波は下り帯域にあ
る)、上り回線の試験・調整に2波以上の信号が必要な
時は、信号発生器を用意して同発生器から伝送路の上り
回線に信号を送出する必要がある。
【0008】また分岐線にはパイロット信号発生器付き
双方向増幅器がないため、通常通り前記の信号発生器
を用いて上り回線に試験用の信号を送出する。ちなみ
に、分岐線側にもパイロット信号発生器付き双方向増幅
器を取り付ければ、同増幅器から分岐線にパイロット信
号を送出することも可能ではあるが、その場合、幹線に
出力されたパイロット信号と分岐線に出力されたパイロ
ット信号とが途中で合流してしまい、それより上流側で
はパイロット信号のレベルが変化するとか他の信号を劣
化させるとかの問題が生じる。
【0009】.ステイタスモニター付き双方向増幅器
を備えた双方向CATVシステムでは、ステイタスモニ
ターからセンターに向けて出力されるデータ信号を回線
試験用の信号として利用することもできる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のパイロ
ット信号発生器付き双方向増幅器や、ステイタスモニタ
ー付き双方向増幅器による上り回線への信号出力、及び
これらの信号を利用したシステムの上り回線の試験・調
整には夫々下記のような問題があった。
【0011】.パイロット信号発生器付き双方向増幅
器は信号を1波しか出力できないため、回線の周波数特
性を直接調べるといったとこができず、正確な試験・調
整が行えない。試験・調整に2波以上の信号が必要とな
る場合には信号発生器を併用しなければならない。従っ
て作業員が信号発生器を一々持ち運ばなければならない
とう不便さは解消されない。 .パイロット信号発生器付き双方向増幅器は幹線にの
み、しかもその端末側に1台しか取り付けできないの
で、同双方向増幅器のパイロット信号による試験・調整
は幹線が完成してからでないと行うことができない。従
って幹線をセンター側から布設していく段階での回線試
験は行えない。 .また分岐線側の上り回線については、これまで通り
信号発生器を使用しなければならない。
【0012】.ステイタスモニター付き双方向増幅器
もパイロット信号発生器付き双方向増幅器と同様に信号
を1波しか出力できないので、試験に2波以上の信号が
必要となる場合には信号発生器を併用しなければならな
い。 .また同双方向増幅器では、データ信号がポーリング
により短時間しか出力されないため、連続して回線の状
態を調べるような試験・調整には適さない。
【0013】本発明の目的を下記に示す。 .上り回線の試験・調整に使用可能な信号を出力でき
る増幅器を提供すること。 .上り回線の試験・調整に使用可能な信号を2波以上
出力できる増幅器を提供すること。 .上り回線への信号のON/OFFが手軽に行える増
幅器を提供すること。 .そしてこのような増幅器を使用して試験用の信号発
生器を持ち運びしなくても上り回線の試験が行える双方
向のCATVシステムを提供すること。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
CATV用双方向増幅器は図1に示すように、CATV
システムの上り回線に必要に応じて上り帯域の周波数の
信号を送り出す信号発生器1を設けたことを特徴とする
ものである。
【0015】本発明のうち請求項2のCATV用双方向
増幅器は、CATVシステムの上り帯域の周波数の信号
を発生する信号発生器1と、同信号発生器1と上り回線
をON/OFFする切替回路2とが設けられてなること
を特徴とするものである。
【0016】本発明のうち請求項3のCATV用双方向
増幅器は、異なる周波数の上り信号を発生する2以上の
信号発生器1と、これら信号発生器1と上り回線をON
/OFFする切替回路2とが設けられてなることを特徴
とするものである。
【0017】本発明のうち請求項4のCATV用双方向
増幅器は、切替回路2が手動で切替可能であることを特
徴とするものである。
【0018】本発明のうち請求項5のCATV用双方向
増幅器は、切替回路2に、センタから送信される制御信
号を受信し、その制御信号に基づいて同切替回路2の切
り替えを自動的に行う切替制御装置4が設けられてなる
ことを特徴とするものである。
【0019】本発明のうち請求項6の双方向CATVシ
ステムは図2に示すように、請求項1又は請求項2又は
請求項3又は請求項4又は請求項5のCATV用双方向
増幅器を多段接続してなることを特徴とするものであ
る。
【0020】
【作用】本発明のうち請求項1のCATV用双方向増幅
器では、CATVシステムの上り回線に必要に応じて上
り帯域の周波数の信号を送り出す信号発生器1が内蔵さ
れているため、同双方向増幅器を双方向CATVシステ
ムの伝送路に取り付けて、同増幅器から伝送路の上り回
線に信号を流せば、信号発生器を携帯しなくても上り回
線に信号を流すことができる。そして上り回線に信号を
流している状態で同回線のより上流側にスペアナ等の測
定を接続すれば、信号を送出している増幅器と測定器を
接続している箇所の区間の上り回線の試験・調整を行う
ことができる。
【0021】本発明のうち請求項2のCATV用双方向
増幅器では、信号発生器1より出力される上り帯域周波
数の信号が、切替回路2の切替によりシステムの上り回
線にON/OFF可能になっている。このため請求項1
と同様に信号発生器を携帯しなくても上り回線に信号を
流すことができる。そして上り回線に信号を流している
状態で同回線のより上流側にスペアナ等の測定を接続す
れば、信号を送出している増幅器と測定器を接続してい
る箇所の区間の上り回線の試験・調整を行うことができ
る。
【0022】本発明のうち請求項3のCATV用双方向
増幅器では、複数の信号発生器1より出力される上り帯
域周波数の信号が、切替回路2の切替によりシステムの
上り回線にON/OFF可能になっていると共に、それ
ら信号の周波数が夫々異なっているため、同双方向増幅
器を双方向CATVシステムの伝送路に取り付けて、増
幅器から伝送路の上り回線に2波以上の信号を流せば、
上り回線の周波数特性等を正確に検出することができる
ようになる。従って請求項2の双方向増幅器よりも正確
で、且つ細かな上り回線の試験・調整を行うことができ
る。
【0023】本発明のうち請求項4のCATV用双方向
増幅器では、切替回路2が手動で切替可能であるため、
作業員が自分で切替回路2を操作して上り回線に信号を
流すことができる。
【0024】本発明のうち請求項5のCATV用双方向
増幅器では、前記切替回路2の切替をセンターからの遠
隔操作で自動的に行えるので、センターで、これから試
験・調整を行おうとする箇所より下流側にある増幅器か
ら信号送出させれば、一々作業員が下流側の増幅器まで
出向いて切替回路2を操作する必要がなく、作業手順が
簡潔になる。
【0025】本発明のうち請求項6の双方向CATVシ
ステムは、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求
項4又は請求項5のCATV用双方向増幅器を多段接続
してなるものである。このため同双方向CATVシステ
ムでは、所望箇所の増幅器の切替回路2を手動、或は遠
隔で操作して同増幅器からだけ信号を出力させれば、試
験・調整に必要ない箇所の増幅器から出力された不要な
信号が試験用の信号と合流して試験用に送出した信号の
レベルが乱されるといった障害や、他のTV信号が劣化
して放送に支障をきたすといった問題を解消することが
できる。
【0026】
【実施例1】図1は本発明のCATV用双方向増幅器の
一実施例を示したものであり、同図における10はセン
ター側の接続端子、11は端末側の接続端子、12は接
続端子2に入力される下り回線の信号を増幅する下り側
アンプ、13は接続端子11に入力される上り回線の信
号を増幅する上り側アンプであり、両アンプ12、13
ともパイロット信号によるAGCが機能するようになっ
ている。
【0027】前記接続端子10に入力される下り方向の
TV信号はハイパスフィルタとローパスフィルタとから
なる第一フィルタ14を通って下り側アンプ12に入力
され、同アンプ12により所定レベルに増幅され、同じ
くハイパスフィルタとローパスフィルタとからなる第二
フィルタ15を抜けて接続端子11に送り出されるよう
になっている。また前記接続端子11に入力される上り
方向のTV信号は第二フィルタ15を通って上り側アン
プ13に入力され、同アンプ13により所定レベルに増
幅され、第一フィルタ14を抜けて接続端子10に送り
出されるようになっている。
【0028】この双方向増幅器の前記接続端子10と第
一フィルタ14との間には分岐器16が取り付けられ、
また上り側アンプ13と第一フィルタ14との間には合
波器17が取り付けられている。そしてこの分岐器16
と合波器17の間には切替制御装置4と、同切替制御装
置4による自動切替及び手動(マニュアル操作)による
切替が可能な切替回路2とが取り付けられている。
【0029】前記切替制御装置4は既存のステイタスモ
ニターを応用したもので、同装置4は、分岐器16側か
ら入力される信号を受信する機能、受信した信号の中か
らセンターの制御信号を読み出す機能、読み出した制御
信号に応じて増幅器各部の動作状態や、パイロット信号
のレベル、AGCの状態等を監視する機能、監視により
得られたデータをデータ信号として切替回路2側(合波
器17側)に出力する機能等を既存のステイタスモニタ
ーと同様に有している他、新しい機能としてセンターか
ら送出される制御信号に切替回路2の切り替えを行うよ
うにとの指令が入っていると、同切替指令に応じて切替
回路2を自動切替することができるようになっている。
【0030】この切替制御装置4により自動切替される
切替回路2には合波器を介して2つの信号発生器1(1
1 、12 )が取り付けられている。一方の信号発生器1
1 は上り帯域のうち上側の周波数の信号を出力し、他方
の信号発生器12 は上り帯域のうち下側の周波数の信号
を出力するようになっている。例としては双方向CAT
Vシステムの上り帯域が10〜50MHzであるとき、
一方の信号発生器11は周波数10MHzの信号を出力
し、他方の信号発生器12 は周波数50MHzの信号を
出力する。
【0031】そして、両信号発生器11 、12 の出力信
号が前記切替回路2により合波器17に出力されるよう
になったり、或は切替制御装置4のデータ信号が合波器
17に出力されるようになったりと切り替わる。
【0032】なお、前記した双方向増幅器では信号発生
器1を2つ内蔵させているが、同増幅器に内蔵されてい
る切替制御装置(ステイタスモニター)4からのデータ
信号を一つの回線試験用の信号として使用するならば、
信号発生器1は1個でも良い。また、幹線の上り回線に
上り方向のパイロット信号が伝送されている場合、同パ
イロット信号を一つの回線試験用の信号として使用する
ならば、同様に信号発生器1は1個でも良い。
【0033】この他、双方向増幅器に3個以上の信号発
生器1を内蔵させ、各信号発生器から上り帯域の周波数
の異なる信号を出力させるようにしても良い。この場合
は、回線の周波数特性等をより正確に、詳しく調べるこ
とができる。
【0034】さらにこの他、前記した双方向増幅器の下
り側アンプ12及び上り側アンプ13をサーマルAGC
式のアンプに置き換えても良く、またそれ以外のアンプ
に置き換えても良い。
【0035】さらにこの他、前記切替制御装置4側の出
力と、信号発生器1側の出力とを合波器により合波して
前記合波器17に出力できるように回路を構成し、前記
切替回路2は信号発生器1自体を直接ON/OFFでき
るような回路構成にしても良い。
【0036】
【実施例2】図2は本発明の双方向CATVシステムの
一実施例を示したものであり、同図に示す20は双方向
CATVシステムのセンター、21は実施例1で説明し
た双方向増幅器(パイロットAGC方式のもの、サーマ
ルAGC方式のもの等)、22は同軸ケーブルにより構
成される伝送路、23はタップオフである。
【0037】前記センター20からは伝送路22に放送
用のTV信号が送信可能であると共に、双方向増幅器2
1に内蔵されている切替制御装置(ステイタスモニタ
ー)4を制御するための制御信号が送信可能となってい
る。
【0038】この制御信号には、増幅器21、即ち切替
制御装置4を指定するためのアドレス情報に続いて、同
切替制御装置4を通常のステイタスモニターとして機能
させるためのステイタスモニター用情報や、切替制御装
置4により切替回路2の切替を行わせて信号発生器1か
ら上り回線に信号を出力させるようにするための切替指
令情報等が入力されるようになっている。
【0039】そしてセンターから双方向増幅器21を指
定するアドレス情報と、その信号発生器1から上り回線
に信号を出力させるようにするための切替指令情報を含
ませた制御信号を送出すると、指定された双方向増幅器
21からその上り回線に信号が送出され、同回線の試験
・調整が可能になる。
【0040】前記回線の試験・調整が完了したら、セン
ターから先に指定した双方向増幅器21のアドレス情報
と、その信号発生器1から上り回線への信号を出力をス
トップさせるための切替指令情報を含ませた制御信号を
送出する。これにより上り回線の試験・調整を終了させ
ることができる。
【0041】
【発明の効果】本発明のうち請求項1のCATV用双方
向増幅器によれば下記のような効果がある。 .上り回線の試験・調整に使用可能な信号を同上り回
線に出力できるため、同増幅器取り付けたCATVシス
テムでは信号発生器等の信号源を携帯しなくても試験・
調整が簡単に行える。 .また増幅器を布設しながらの回線試験・調整が行え
る。
【0042】本発明のうち請求項2のCATV用双方向
増幅器によれば下記のような効果がある。 .上り回線への信号の送出が切替回路2によりON/
OFF可能であるため、同双方向増幅器を多数用いて構
成するシステムでも切替回路2を操作することにより所
望の増幅器からだけ信号を出力させることができるの
で、上り回線に送出される信号の本数を1本にすること
ができる。このため信号の多重送信によるレベル変動
や、TV信号の劣化等といった問題を解消することがで
きる。
【0043】本発明のうち請求項3のCATV用双方向
増幅器では、上り回線に信号が2波以上あり、しかもそ
れらの周波数が異なっているため、上り回線の周波数特
性を正確に調べることができる。
【0044】本発明のうち請求項4のCATV用双方向
増幅器では、切替回路2が手動で切替可能であるため、
作業員が自分で切替回路2を操作して上り回線に信号を
流すことができる。
【0045】本発明のうち請求項5のCATV用双方向
増幅器では、前記切替回路2の切替をセンターからの遠
隔操作で自動的に行えるので、センターで、これから試
験・調整を行おうとする箇所より下流側にある増幅器か
ら信号送出させれば、一々作業員が検査地点より下流側
の増幅器まで出向いて切替回路2を操作しなくても同増
幅器から信号を出力させることができる。従って、作業
手順が簡潔になる。
【0046】本発明のうち請求項6の双方向CATVシ
ステムでは、所望箇所の増幅器の切替回路2を手動、或
は遠隔で操作して同増幅器からだけ信号を出力させれ
ば、試験・調整に必要ない箇所の増幅器から出力された
不要な信号が試験用の信号と合流して試験用に送出した
信号のレベルが乱されるといった障害や、他のTV信号
が劣化して放送に支障をきたすといった問題を解消する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCATV用双方向増幅器の一実施例を
示したブロック図。
【図2】図1のCATV用双方向増幅器により構成した
双方向CATVシステムの一実施例を示した概略図。
【符号の説明】
1 信号発生器 2 切替回路 4 切替制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CATVシステムの上り回線に必要に応
    じて上り帯域の周波数の信号を送り出す信号発生器
    (1)を設けたことを特徴とするCATV用双方向増幅
    器。
  2. 【請求項2】 CATVシステムの上り帯域の周波数の
    信号を発生する信号発生器(1)と、同信号発生器
    (1)と上り回線をON/OFFする切替回路(2)と
    が設けられてなることを特徴とするCATV用双方向増
    幅器。
  3. 【請求項3】 異なる周波数の上り信号を発生する2以
    上の信号発生器(1)と、これら信号発生器(1)と上
    り回線をON/OFFする切替回路(2)とが設けられ
    てなることを特徴とするCATV用双方向増幅器。
  4. 【請求項4】 前記切替回路(2)が手動で切替可能で
    あることを特徴とする請求項2又は請求項3のCATV
    用双方向増幅器。
  5. 【請求項5】 前記切替回路(2)に、センタから送信
    される制御信号を受信し、その制御信号に基づいて同切
    替回路(2)の切り替えを自動的に行う切替制御装置
    (4)が設けられてなることを特徴とする請求項2又は
    請求項3又は請求項4のCATV用双方向増幅器。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項2又は請求項3又は
    請求項4又は請求項5のCATV用双方向増幅器を多段
    接続してなることを特徴とする双方向CATVシステ
    ム。
JP3196894A 1994-02-03 1994-02-03 Catv用双方向増幅器とそれを用いた双方向catvシステム Pending JPH07222136A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003199067A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Miharu Communications Co Ltd Catv用増幅器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003199067A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Miharu Communications Co Ltd Catv用増幅器

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