JPH07222135A - Catvネットワーク - Google Patents

Catvネットワーク

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JPH07222135A
JPH07222135A JP6012315A JP1231594A JPH07222135A JP H07222135 A JPH07222135 A JP H07222135A JP 6012315 A JP6012315 A JP 6012315A JP 1231594 A JP1231594 A JP 1231594A JP H07222135 A JPH07222135 A JP H07222135A
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JP
Japan
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network
subscriber terminal
optical
transmitted
optical fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP6012315A
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English (en)
Inventor
Kenichi Murakami
賢一 村上
Koichi Sato
晃一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中継伝送機器を少なくし、かつ端末機器を安
価にするCATVネットワークを提供する。 【構成】 ヘッドエンド1と加入者端末2との間に中継
点3を設け、ヘッドエンド1と中継点3とを光ファイバ
ケーブル4によるスター状ネットワーク5で結び、中継
点3と加入者端末2とを同軸ケーブル6による樹枝状ネ
ットワーク7で結んだ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センタと加入者とで双
方向に伝送可能なCATVネットワークに係り、特に、
中継伝送機器を少なくし、かつ端末機器を安価にするC
ATVネットワークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】CATVシステムは、有線テレビジョン
放送とデータ通信サービスとを提供するものであり、ケ
ーブルによる双方向伝送可能なネットワークを有する。
従来、CATVシステムに最も多く使用されるネットワ
ークは、同軸ケーブルで樹枝状に構成したネットワーク
である。このネットワークは、図4に示されるように、
ネットワークの基線となる幹線と、その幹線から次々に
分岐され樹枝状に分配された分配線とからなり、幹線の
基端部であるヘッドエンド(H.E)1にはセンタ装置
が接続される。幹線及び分配線には、幹線増幅器(T
A)、幹線分配増幅器(TDA)、幹線分岐増幅器(T
BA)、分岐増幅器(BA)、タップオフ(TO)等の
伝送機器が適宜に設けられ、タップオフ(TO)に加入
者端末2が接続される。このネットワークは、幹線及び
分配線等が同軸ケーブルであるため、上記のように増幅
を行う伝送機器が多段に接続されている。このため伝送
機器の個数が多い。伝送機器が多いため、全体として故
障の頻度が高くなる。また、伝送機器毎に電源が必要と
なる。そして、ひとつの伝送機器が故障すると、それよ
り下流の全ての伝送が停止してしまう。このように、伝
送機器が多段に接続されているため、同軸ケーブルで樹
枝状に構成したネットワークは信頼性に関する問題点が
ある。
【0003】一方、CATVシステムのネットワーク
に、光ファイバケーブルでスター状に構成したネットワ
ークを使用することが提唱されている。図5に示される
ネットワークは、ヘッドエンド1を中心とするスター状
ネットワークの端部に映像分配装置(ハブ)51を接続
し、このハブを中心とするスター状ネットワークの端部
に加入者端末52を個別接続したダブルスター状ネット
ワークである。光ファイバケーブルが長距離での無中継
伝送に適しているという利点を生かし、中継増幅器のな
い構成となっている。この方式であれば、伝送機器が少
なく、故障頻度が低くなる。また、光ファイバを使用し
ているため伝送帯域が著しく広いこと、ハブが故障して
も他のハブには影響がないことなど、性能面、安全面に
優れている。ハブの機能として、加入者の秘話性確保の
機能を持たせることもできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記同軸ケ
ーブルによるCATVシステムが大規模になってくる
と、樹枝状に分配された分配線が多くなり、これに接続
される加入者端末も多くなるので、従来のように、端末
情報の収集のためにセンタ装置からポーリング等により
直接、加入者端末に対して通信を行うと、収集に要する
時間が極めて長くなる。この時間が長くなると、このシ
ステムで提供されるサービスのための所要時間も長くな
る。従って、迅速なサービスができなくなる。即ち、大
規模でかつ迅速なサービスを要するシステムの構築には
限界がある。
【0005】一方、光ファイバを使用する上記CATV
システムでは、上記した利点の他にハブにマイコン等を
搭載してインテリジェンスを持たせることにより、デー
タ収集を迅速化することもできるので、大規模化にも対
応できる。ところが、このシステムにはコスト上の問題
がある。即ち、光ファイバを使用しているので、加入者
端末に送受のための光学機器が含まれることになる。一
般に光学機器は高価であるから加入者端末が高価とな
る。加入者端末は多数設置されるから、高価であること
はCATVシステムのコストに大きく影響し、有線テレ
ビジョン放送やデータ通信サービスの採算がとれなくな
る。このため実用化に至っていないのが現状であるそこ
で、本発明の目的は、上記課題を解決し、中継伝送機器
を少なくし、かつ端末機器を安価にするCATVネット
ワークを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ヘッドエンドと加入者端末との間に中継点
を設け、上記ヘッドエンドと中継点とを光ファイバケー
ブルによるスター状ネットワークで結び、中継点と加入
者端末とを同軸ケーブルによる樹枝状ネットワークで結
んだものである。
【0007】上記中継点に設けられる中継器は、ヘッド
エンドからの下りの光信号を電気信号に変換するO/E
と、加入者端末からの上りの電気信号を光信号に変換す
るE/Oと、電気信号を規定のレベルに調整する増幅器
と、上り下りの電気信号を合成・分波する分波器と、電
気信号を複数に分配する分配器とから構成してもよい。
【0008】
【作用】上記構成により、ヘッドエンドから中継点まで
は、光ファイバケーブルによる伝送が行われる。このス
ター状ネットワークでは、長距離かつ無中継での伝送が
行われる。中継点から加入者端末に対しては同軸ケーブ
ルによる伝送が行われる。この樹枝状ネットワークは従
来と同様の構成でよいから、加入者端末が安価になる。
ネットワーク全体では、中継伝送機器が少なくなるの
で、故障による問題点が解消される。また、端末機器が
安価になるので、CATVシステムのコストが高くなら
ない。
【0009】中継点に設けられる中継器においては、ヘ
ッドエンドからの下りの光信号がO/Eによって電気信
号に変換され、その電気信号が増幅器によって規定のレ
ベルに調整され、分波器で上り電気信号と合成され、分
配器を介して複数の各加入者端末に伝送される。
【0010】加入者端末からの上りの電気信号は、分配
器で集められ、分波器で下りの電気信号と分波され、E
/Oによって光信号に変換され、ヘッドエンドに伝送さ
れる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
【0012】図1に示されるCATVネットワークは、
ヘッドエンド(H.E)1と多数の加入者端末2との間
に中継点3が設けられ、ヘッドエンド1と中継点3とが
光ファイバケーブル4によるスター状ネットワーク5で
結ばれ、中継点3と加入者端末2とが同軸ケーブル6に
よる樹枝状ネットワーク7で結ばれている。中継点3に
は光同軸中継装置8が設置されている。なお、ヘッドエ
ンド1は、センタ装置(図示せず)に接続されている。
【0013】この実施例では、ヘッドエンド1に4本の
光ファイバケーブル4が接続され、各々の光ファイバケ
ーブル4の先端に光同軸中継装置8が接続されている。
各光同軸中継装置8には4本の同軸ケーブル6が接続さ
れ、各同軸ケーブル6には複数のタップオフ9が設けら
れている。加入者端末2はタップオフ9に接続される。
樹枝状ネットワーク7は図4の従来例と同様のものであ
り、加入者端末2にも同じものを使用する。
【0014】光同軸中継装置8は、光ファイバケーブル
4を介してヘッドエンド1と光による伝送を行い、同軸
ケーブル6を介して加入者端末2と電気による伝送を行
い、両者間を中継するものである。
【0015】図2に示されるように、光同軸中継装置8
は、光ファイバケーブル4に接続するための1対の光フ
ァイバ端子21と、同軸ケーブル6に接続するための4
つの同軸ケーブル端子22とを有している。装置内に
は、光信号を電気信号に変換するO/E23、電気信号
を光信号に変換するE/O24、電気信号を規定のレベ
ルに調整する増幅器25、電気信号を合成・分波する分
波器26、電気信号を複数に分配する分配器27、各部
に電源を供給するAC/DC変換器28が設けられてい
る。O/E23とE/O24とは光送受信器を構成し、
H.AMP及びL.AMPの2つの増幅器25は増幅部
を構成している。分波器26は分波する側がH側とL側
とに別れている。
【0016】伝送路は、光ファイバケーブル4から分波
器26までは上り下りに別れており、分波器26と分配
器27との間は共通で、分配器27から同軸ケーブル6
へは4つに別れている。下りの伝送路では、光ファイバ
端子21とO/E23とが光結合され、O/E23の出
力が増幅器25を介し分波器26のH側に入力されてい
る。上りの伝送路では、分波器のL側の出力が増幅器2
5を介しE/O24に入力され、E/O24と光ファイ
バ端子21とが光結合されている。
【0017】AC/DC変換器28は、外部電源供給端
子29から供給されるAC電力をDCに変換し、光送受
信器及び増幅部に供給するようになっている。
【0018】次に実施例の作用を述べる。
【0019】センタ装置が送信する下りの信号は、ヘッ
ドエンド1より各光ファイバケーブル4を介して各光同
軸中継装置8に伝送される。
【0020】光同軸中継装置8においては、ヘッドエン
ド1からの下りの光信号がO/E23によって電気信号
に変換され、その電気信号が増幅器25によって規定の
レベルに調整され、分波器26のH側に入力される。分
波器26で上り電気信号と合成され、分配器27を介し
て4つの同軸ケーブル6に分配される。同軸ケーブル6
のタップオフ9に接続された加入者端末2はこの下りの
電気信号を受信することができる。
【0021】加入者端末2が送信する上りの電気信号
は、逆にタップオフ9、同軸ケーブル6を介して分配器
27で集められ、分波器26に伝送される。分波器26
で下りの電気信号と分波されL側へ出力された電気信号
は、E/O24によって光信号に変換され、光ファイバ
ケーブル4を介してヘッドエンド1に伝送される。
【0022】以上のネットワークにあっては、ヘッドエ
ンド1から中継点3までを光ファイバケーブル4でスタ
ー状に結んだので、従来のように中継増幅器が必要なく
なる。また、中継点3から加入者端末2までは、従来の
同軸ケーブルによるネットワークと同じであるから、加
入者端末2は高価にならない。
【0023】そして、ダブルスター状のネットワークで
あるため、例えば光同軸中継装置8が故障しても、他に
波及することがない。
【0024】本発明によって加入者端末2の情報を迅速
に収集することができる。1台の加入者端末の情報量
i、加入者端末数n、光同軸中継装置数N、加入者端末
の伝送速度ST 、光同軸中継装置の伝送速度SC を用い
て、センタ装置が端末情報を収集するのに要する時間T
1 を表すと、
【0025】
【数1】
【0026】となる。
【0027】一方、従来の同軸ケーブルによるCATV
システムでは、センタ装置が端末情報を収集するのに要
する時間T2 、及び時間T2 と時間T1 との比は、
【0028】
【数2】
【0029】となる。従って、通信手順等が同等とすれ
ば、光同軸中継装置数Nに比例して時間が短くなること
になる。
【0030】光同軸中継装置8は、図3のように構成し
てもよい。即ち、図2の構成のO/E23及びE/O2
4と増幅器25との間に高速データ信号f1、f2を送
受信するカプラ31、32を設けて、このカプラ31、
32を幹線用RFモデム33に接続し、増幅器25と分
波器26との間に低速データ信号f3、f4を送受信す
るカプラ34、35を設けて、このカプラ34、35を
分岐用RFモデム36に接続し、両RFモデム33、3
6をMPU(マイクロプロセッサ)37に接続したもの
である。高速データ信号f1、f2の伝送速度SC は、
低速データ信号f3、f4の伝送速度ST に比べて、著
しく大きく設定されている。各信号の帯域は、f1、f
3が低域であり、f2、f4が高域である。
【0031】MPU37は、分岐用RFモデム36を使
用して加入者端末2から情報を収集し、適宜な処理を行
った後、幹線用RFモデム33を使用してセンタ装置へ
伝送する。
【0032】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0033】(1)中継伝送機器が少なくなるので、故
障の要因が減少して故障の頻度が低くなる。また、故障
による伝送停止の範囲が拡がらない。このように故障に
関する問題点が解消され、信頼性及び安全性が向上す
る。
【0034】(2)端末機器が安価になるので、CAT
Vシステムのコストが高くならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すCATVネットワーク
の構造図である。
【図2】本発明の光同軸中継装置の内部回路図である。
【図3】本発明の他の実施例による光同軸中継装置の内
部回路図である。
【図4】従来の同軸ケーブルによるCATVネットワー
クの構造図である。
【図5】光ファイバケーブルによるCATVネットワー
クの構造図である。
【符号の説明】
1 ヘッドエンド 2 加入者端末 3 中継点 4 光ファイバケーブル 5 スター状ネットワーク 6 同軸ケーブル 7 樹枝状ネットワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線テレビジョン放送とデータ通信サー
    ビスとを提供するために、ヘッドエンドと多数の加入者
    端末とをケーブルネットワークで結んだ双方向のCAT
    Vネットワークにおいて、上記ヘッドエンドと加入者端
    末との間に中継点を設け、上記ヘッドエンドと中継点と
    を光ファイバケーブルによるスター状ネットワークで結
    び、中継点と加入者端末とを同軸ケーブルによる樹枝状
    ネットワークで結んだことを特徴とするCATVネット
    ワーク。
  2. 【請求項2】 上記中継点に中継器が設けられ、この中
    継器は、ヘッドエンドからの下りの光信号を電気信号に
    変換するO/Eと、加入者端末からの上りの電気信号を
    光信号に変換するE/Oと、電気信号を規定のレベルに
    調整する増幅器と、上り下りの電気信号を合成・分波す
    る分波器と、電気信号を複数に分配する分配器とからな
    ることを特徴とする請求項1記載のCATVネットワー
    ク。
JP6012315A 1994-02-04 1994-02-04 Catvネットワーク Pending JPH07222135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6012315A JPH07222135A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 Catvネットワーク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6012315A JPH07222135A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 Catvネットワーク

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JPH07222135A true JPH07222135A (ja) 1995-08-18

Family

ID=11801888

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6012315A Pending JPH07222135A (ja) 1994-02-04 1994-02-04 Catvネットワーク

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JP (1) JPH07222135A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011139539A (ja) * 2011-03-30 2011-07-14 Synclayer Inc 複合化双方向中継増幅器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011139539A (ja) * 2011-03-30 2011-07-14 Synclayer Inc 複合化双方向中継増幅器

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