JP3038269U - 光同軸ハイブリットcatvシステム - Google Patents

光同軸ハイブリットcatvシステム

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JP3038269U
JP3038269U JP1996012785U JP1278596U JP3038269U JP 3038269 U JP3038269 U JP 3038269U JP 1996012785 U JP1996012785 U JP 1996012785U JP 1278596 U JP1278596 U JP 1278596U JP 3038269 U JP3038269 U JP 3038269U
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JP
Japan
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optical
signal
coaxial
optical fiber
cable
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Application number
JP1996012785U
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English (en)
Inventor
正隆 伊澤
清敏 久松
Original Assignee
株式会社 テレコム・シィー・アンド・シィー
宮崎電線工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低廉化し、かつ伝送品質の良い光同軸ハイブ
リットCATVシステムの構築を行う。 【解決手段】 光ファイバケーブル12、13から受信
された光信号を変換する光電変換部14と、変換後の電
気信号を複数の同軸ケーブルに分配する分岐結合回路1
7と、この分岐結合回路により分配された信号を増幅し
て各同軸ケーブル21に向けて出力する延長増幅部19
とを備えることにより伝送路の無駄を省きネットワーク
の低廉化が可能になり、さらに分岐結合器の上流側に、
光ファィバケーブルとの接続を、予め設けた予備回線へ
の接続に切り替える、切り替えスイッチ18を設けたこ
とにより伝送品質の向上が図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、光ファイバと同軸ケーブルを同一のシステム内に使用した光同軸ハ イブリットCATVシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョンの難視聴地域、高層ビルによる電波障害地域に対する対策、その 他テレビジョン放送等に類似した付加的なサービス向上のために、テレビジョン 共同受信施設が広く利用されている。 このテレビジョン共同受信施設は近年特にマルチメディアへの対応が進んでお り、それに伴って双方向化、広帯域化、高信頼性化が要求されている。
【0003】 また、光ファィバの伝送損失が1Kmあたり0.3デシベル前後と少ないこと から伝送距離が長距離に及んでも途中で増幅する必要がなく、さらに伝送信号が 光であるため、雷や、その他、電磁ノイズの影響を受けにくい等の理由から、受 信点から加入者密集地点まで離れている共同受信施設に、ネットワークの一部と して光ファイバを採用した光同軸ハイブリットCATVシステムの構築が増加し ている。
【0004】 その基本構成は光ファイバを介して伝送されてくる光信号を電気信号に変換し てネットワークに供給する光端局を頂点として次々に分岐し、あたかも木の幹か ら空に向かって枝分かれしていくがごとき樹枝状網であり、ネットワークに採用 されている増幅器は幹線分配型増幅器が主である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、ネットワークの基本構成が光端局を頂点とした樹枝状網であると、 ある分岐点から次の分岐点まではこの間を結ぶ幹線ケーブルと分岐点から同方向 に延びる分岐ケーブルとが重複することになるため特に都市部においてはその重 複ケーブルを一本の束にするラッシング区間が多く、材料費、作業工数の双方が 増大して建設費高騰の一因となっている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上の目的を達成するため次の構成を採用する。 〈構成1〉 光ファイバケーブルを介して受信される信号を複数の同軸ケーブルにより構成 されたネットワークに分配する光端局を備え、この光端局は、上記光ファイバケ ーブルから受信された光信号を電気信号に変換する光電変換部と、変換後の電気 信号を複数の同軸ケーブルに分配する分岐結合回路と、この分岐結合回路により 分配された信号を増幅して各同軸ケーブルに向けて出力する延長増幅部とを備え たことを特徴とする光同軸ハイブリットCATVシステム。
【0007】 〈構成2〉 構成1において、分岐結合器の上流側に、光ファイバケーブルとの接続を、予 め設けた予備回線への接続に切り替える切り替えスイッチを設けたことを特徴と する光同軸ハイブリットCATVシステム。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を具体例を用いて説明する。 〈具体例〉 図1は、本考案による光同軸ハイブリットCATVシステムに用いる一体化し た光端局の具体例を示すブロック図である。 この具体的な構成を説明する前に、まず光同軸ハイブリットシステムのシステ ム全体の概略説明を行なう。
【0009】 図2に、本考案による光同軸ハイブリットCATVシステムの共同受信施設全 体の概略ブロック図を示す。 図において、テレビジョン放送信号は、例えば小高い丘の上に設置されたアン テナ1によって受信され、ヘッドエンド2によって周波数変換及び、選択増幅さ れ、さらに光電変換器3で電気信号から光信号に変換(E/O変換)され、一般 的には数Km以上にわたる光ファィバケーブル7を介して、加入者密集地区に導 かれ、本考案による、光電変換器(O/E変換器14、E/O変換器15)と、 分岐結合回路17と延長増幅部19を一体化した光端局4に伝送される。 光ファイバケーブル7は、一般に光の単一モードのみを伝送するシングルモー ドファイバ心線を複数本まとめたケーブルが使われている。
【0010】 テレビジョン放送信号はこの一体化した光端局4の中のO/E変換器14で電 気信号に変換され、分岐結合回路17で複数の方向に分配され、内蔵した複数の 延長増幅部19で規定のレベルまで増幅される。しかる後それぞれの方向に向け た複数の同軸ケーブル8、9、10、11に出力される。 この各一本の同軸ケーブルが一つのネットワークの幹線となる。このネットワ ークは同軸ケーブルと延長増幅部5、各加入者に信号を分岐するタップオフ6、 とから成る。
【0011】 ここで、図1に戻って、本考案の詳細を説明する。 図1に示すように、この一体化した光端局4は光下り回線12、光上り回線1 3、O/E変換器14、E/O変換器15、デュプレックスフィルタ16、分岐 結合回路17、切り替えスイッチ18、延長増幅部19、増幅入出力デュプレッ クスフィルタ20、出力同軸ケーブル21、パイロット信号検出器22、外部入 出力端子23、自動切り替えスイッチ24、からなる。
【0012】 光下り回線12はヘッドエンド2と、光電変換器3、を経た光信号の伝送路で あり、一般には前記シングルモード光ファィバケーブルが用いられる。光上り回 線13はネットワークからヘッドエンドへの情報、例えば機器のステータス信号 、をE/O変換器15で変換した光信号の伝送路で、下り回線同様シングルモー ド光ファィバケーブルである。 O/E変換器14、E/O変換器15は、それぞれ光から電気へ、電気から光 への変換器である。
【0013】 光電変換器3はレーザダイオードを使って電気信号を光に変換する(E/O変 換)と、フォトダイオードを使って光信号を電気信号に変換する(O/E変換) の双方を示し、延長増幅部とは入力信号を加入者回線に送出される信号レベルま で増幅して出力する機器である。分岐結合回路17はO/E変換した信号を前記 複数の延長増幅部に分岐し、かつ、その逆の動作も可能な回路である。 デュプレックス・フィルタとは下り信号と上り信号を同時に分離するフィルタ であり下り信号を通過させるハイパスフィルタと上り信号を通過させるローパス フィルタからなり、増幅器等には従来から採用されている。 切り替えスイッチ18は光回線の事故時等に予め設けた予備回線に切り替える スイッチであり、切り替えスイッチ24はその機能を自動に切り替えるスイッチ である。
【0014】 延長増幅部19は分岐結合回路を経た信号を増幅して各ネットワークにつなが る同軸ケーブルに出力する。 出力同軸ケーブル21は延長増幅部19に接続されたネットワークの幹線であ る。パイロット信号検出器22は光下り回線(ときには光上り回線をも含む)1 2での異状、例えば光ケーブル断線のごとき異常事態発生を検出する検出器であ る。 外部入出力端子23は予め設けた予備回線への接続端子である。 ヘッドエンドから加入者までの間にある光ファィバケーブルが切断事故等に遭 遇すると、その光ノードに収容されている全加入者に重大な影響を与え、復旧に 多大な時間を要する。そこで、予め重大事故を想定して別ルートに準備した予備 系回線への接続端子を設けている。 自動切り替えスイッチ24は切り替えスイッチ18の動作を自動に切り替える スイッチである。
【0015】 一体化した光端局4は前記全ての機器を同一の筐体に収めた伝送機器であり図 4に示すように一つの筐体の中に前記、O/E変換器14、E/O変換器15、 分岐結合回路17、デュプレックスフィルタ16、延長増幅部19、電源37等 を例えばアルミ板で構成した筐体に縦スロットタイプに実装して、実装密度の向 上を図っている。
【0016】 この一体化した光端局4は図2に示す本考案による光同軸ハイブリットCAT Vシステムの中で次のように動作する。 アンテナ1とヘッドエンド2とを経て光電変換器3で光に変換されたテレビジ ョン放送信号はO/E変換器14で再び電気信号に変換する。 この信号はデュプレックスフィルタ16を通って、異状のない限り通常回線側 に接している切り替えスイッチ18を通って分岐結合回路17で複数の回線(実 施例では4回線)に分岐されその各々の信号が延長増幅部19に入力する。その 各々の信号はその中で増幅、かつ、規定レベルに設定され出力同軸ケーブル21 に出力される。 この複数の同軸ケーブルのそれぞれが幹線となり、例えば図2に示すように延 長増幅部5とタップオフ6等を接続したネットワークを構成する。 さらにパイロット信号検出器22は絶えず光下り回線(ときには光上り回線を も含む)の状態を監視して、異状を発見した時は直ちに切り替えスイッチを外部 入力端子側に切り替え、予め外部入出力端子23に接続してある予備回線に接続 する。この操作を切り替えスイッチ24を使って自動で行うこともできる。
【0017】 〈具体例の効果〉 上記のように本考案の光同軸ハイブリットCATVシステムでは一体化した光 端局から複数の分配方向に同軸ケーブルが伸長し、その各々が一つのネットワー クを形成し、その後の同軸ケーブルの分配を少なくすることができるため、特に 都市型システムにおいて、建設費の高騰を押えることができる。
【0018】 O/E変換器14とE/O変換器15に直結する複数の延長増幅部19を同一 の筐体に収めて一体化した光端局4を構成したため、複数の分配方向に伸びるネ ットワーク相互間のレベル調整がしやすくなる。 さらに環境変化、例えば温度変化等の差がネットワーク相互間で発生しにくく なり、かつ変化量の吸収に関しても全ネットワークを一括処理できることになり コストパフォーマンスが向上する。 また一体化した光端局4は図3に示すように、アルミ板で構成した筐体に縦ス ロットタイプに内装機器を実装し、実装密度の向上を図ることができるため電柱 に装柱可能になりネットワークの簡素化につながる。
【0019】 予め設けた予備回線に切り替え可能な機能を設けたことにより、仮に何らかの 要因によって光ケーブルが切断されたとしても、別ルートに敷設した光ケーブル 、更には、無線施設等を使って伝送が可能となり信頼性の高いシステムの構成が 可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による光同軸ハイブリットCATVシス
テムに用いる一体化した光端局の具体例を示すブロック
図である。
【図2】本考案による光同軸ハイブリットCATVシス
テムの共同受信施設全体の概略ブロック図である。
【図3】本考案による一体化した光端局の構造図で、
(a)は正面図、(b)は底面図である。
【符号の説明】
4 光端局 12 光下り回線 13 光上り回線 16 デュプレックスフィルタ 19 延長増幅部 21 出力同軸ケーブル

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバケーブルを介して受信される
    信号を複数の同軸ケーブルにより構成されたネットワー
    クに分配する光端局を備え、 この光端局は、 前記光ファイバケーブルから受信された光信号を電気信
    号に変換する光電変換部と、 変換後の電気信号を複数の同軸ケーブルに分配する分岐
    結合回路と、 この分岐結合回路により分配された信号を増幅して各同
    軸ケーブルに向けて出力する延長増幅部とを備えたこと
    を特徴とする光同軸ハイブリットCATVシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 分岐結合器の上流側に、光ファイバケーブルとの接続
    を、予め設けた予備回線への接続に切り替える切り替え
    スイッチを設けたことを特徴とする光同軸ハイブリット
    CATVシステム。
JP1996012785U 1996-11-29 1996-11-29 光同軸ハイブリットcatvシステム Expired - Lifetime JP3038269U (ja)

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