JPH07222018A - マッピング方法 - Google Patents

マッピング方法

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JPH07222018A
JPH07222018A JP6305809A JP30580994A JPH07222018A JP H07222018 A JPH07222018 A JP H07222018A JP 6305809 A JP6305809 A JP 6305809A JP 30580994 A JP30580994 A JP 30580994A JP H07222018 A JPH07222018 A JP H07222018A
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JP6305809A
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Steven J Harrington
ジェイ.ハリントン スティーブン
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Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/001Texturing; Colouring; Generation of texture or colour
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/12Edge-based segmentation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10024Color image

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリントされた時に読み易さが低下するかも
しれない微細な線図又はテキストのような画像要素のエ
ッジ又は境界の細部を保護するためのカラーマッピング
を提供すること。 【構成】 現在画素のシアン成分Cc と境界インジケー
タでタグ付けされていないと決定された第1のコンパニ
オン画素のシアン成分Ac の差の絶対値が閾値Tと比較
され、これら二つの近傍画素のシアン成分の差の絶対値
がTより大きい場合、Cc とAc のシアン成分は無地に
マッピングする。現在画素のシアン成分とそのコンパニ
オン画素のシアン成分を比較して、Cc がAc より大き
い場合、現在画素のシアン成分が最大化され(Cc
1)、コンパニオン画素のシアン成分が最小化される
(Ac =0)。現在画素のシアン成分がコンパニオン画
素のシアン成分より小さい場合、現在画素のシアン成分
が最小化され(Cc =0)、コンパニオン画素のシアン
成分が最大化される(Ac =1)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像要素の周辺でのギ
ザギザのエッジ形成を最小化するユーザ呼び出し可能な
マッピングを具備した文書処理システムに係り、特に、
画像要素(エレメント)の境界を検出し且つそれらのオ
リジナルカラー又はテクスチュアを無地(solid color
)にマッピングする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大部分のプリンタがカラーを生成するた
めにハーフトーンパターンを使用するので、プリンタに
よっては、カラーテキストやカラー線画をプリントする
時に問題が生じ得る。例えば、明るい色は小さな暗く着
色された点を白背景上に散りばめることによって生成さ
れる。多くの画像に関しては、眼がスポットと背景を均
一な明るい色へ統合するが、例えば、テキストの場合、
粗いハーフトーンスクリーンの分散したスポットが、文
字上にギザギザを生じて、このギザギザがプリントした
時の文字を醜く且つ読み難くさせる。読み易くするた
め、テキストはインクの無地のべた塗りを形成すること
によって生成されるカラーのみでプリントされるべきで
ある。無地のセットはプリンタがそのカラーを生成する
方法と、プリンタが生成できるカラーの全域(gamute:
ガミュート)に依存する。いくつかのプリンタは所望さ
れる無地状のカラーを生成することが可能かもしれない
が、他のプリンタは不可能である。従って、画像要素の
細部を保護する方がそのカラー忠実度を保護するより重
要であることを示すため、詳細画像志向外観ヒントによ
ってカラーをタグ付けすることが重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明によれば、プリ
ンタによってハードコピー上でレンダリングされた時に
読み易さの低下が生じ得る指定されたカラーを有する微
細な線図及びテキストのなどの画像要素のエッジ又は境
界細部を保護するためのカラーマッピング方法が提供さ
れる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様によ
れば、画像を形成する画像オブジェクトの境界のオリジ
ナルカラーを複製した時に無地に見えるカラーへマッピ
ングするための方法が提供されている。この画像オブジ
ェクトは、複数の着色剤によって定義されるカラーを有
する前記境界を所有する一つ又はそれより多くの画像要
素を表示する一組の画素によって定義される。この方法
は、画像要素を形成する境界画素を検出し、境界画素に
隣接し且つその外部にあるコンパニオン画素を検出し、
前記境界画素と前記コンパニオン画素を定義する着色剤
ごとに色差値を計算し、且つ着色剤ごとの色差値が閾値
を超えるか否かを決定するステップを有し、前記決定ス
テップが、前記閾値を超えた前記着色剤の色差値に応答
して、前記境界画素と前記コンパニオン画素が前記画像
オブジェクトの真の境界画素であることを示し、これに
より前記真の境界画素を定義する着色剤のより大きな方
を最大化する。
【0005】
【実施例】A.文書処理システム 図1は、本発明を組み入れた電子文書処理システム5を
示す。電子文書処理システム5は、エサーネット(Ethe
rnet(登録商標))接続部12のような適切な通信チャ
ネルと接続されているカラーコンピュータ・ワークステ
ーション8及びプリントシステム9を含む。この接続部
12は、ワークステーション8のような、一つ又はそれ
より多くの遠隔ソースからの画像データがハードコピー
・レンダリング(描画)用のプリントシステム9へ入力
されるのを可能にする。ワークステーション8は、カラ
ーモニタ20上にディスプレイされるユーザインタフェ
ース19を介して、キーボード17及びポインティング
デバイス又はマウス18から受け取られたユーザ入力を
処理するためのコンピュータシステム15を有する。ユ
ーザインタフェース19はユーザ入力を集合的に表し、
これらのユーザ入力を介して、コントロール命令がカラ
ー電子画像を示すために使用される。プリントジョブ要
求をモニタするための固有のユーザインタフェース22
を有するカラープリントシステム9は、ワークステーシ
ョン8上に示される選ばれた電子画像のハードコピーの
カラー画像レンダリング(描画)をプリントするように
適合される。
【0006】図2は、本発明を実行するために必要とさ
れる図1に示した電子処理システム5の基本要素を表す
ブロック図を示す。特に、ワークステーション8のコン
ピュータシステム15は、ゼロックスコーポレーション
(Xerox Corporation )によって開発された' GlobalVi
ew(登録商標)' のような従来のグラフィカル(図形
的)ユーザ・アプリケーション25を実行する。ユーザ
アプリケーション25は、2次元の画像要素を用いて高
品質の電子画像を創成し、編集し、且つビュー(見る)
するための上位レベルのデバイス独立型グラフィックス
ソフトウェア環境を提供する。画像要素の例は、種々の
フォントのテキスト、種々の太さの線及び曲線、ストロ
ーク又は囲まれた輪郭(アウトライン)、及びサンプリ
ング(抽出された)画像であり、これらの例のすべて
が、開示されているゼロックス・カラー符号化規準(Xe
rox Color Encoding Standard )のようなカラー基準モ
デルによって表現される種々のカラーを用いて描写され
得る。画像要素は一般に画素(画素)の上位レベル記述
であり、且つこれらの画素とは違って、画像要素は本来
デバイス独立型であり、従って様々な入力と出力デバイ
スの間での伝送がたやすくなる。さらに、ユーザアプリ
ケーション25は、ある要素と共に、画像変形(転換)
を指定することによって画像要素をスケーリング(拡大
/縮小)し、回転し、変換し、且つクリッピングするこ
とができる。アプリケーション25による電子画像のデ
バイス独立型仕様は、このようにして指定された電子画
像が、カラープリントシステム9のような多様な出力デ
バイス上にレンダリングされるのを可能とする。
【0007】より詳細に述べると、PDL(ページ記述
言語)ドライバ26から発せられる入力画像を形成する
画像要素は、ゼロックス(登録商標)コーポレーション
によって使用されるインタープレス(interpress)のよ
うなページ記述言語(PDL)の上位プリミティブ(基
本形状要素)を用いて定義される。PDLの他の例は、
1990年、アディッソン−ウェズレイ(Addison-Wesl
ey)発行の"Postscript R Language Reference Manual"
の第2版に開示されているポストスクリプト(postscri
pt)(登録商標)("PS")であり、且つ1990年にヒ
ューレット・パッカード(Hewlett Packard )社発行
の"PCL 5 Printer Language Technical Reference Manu
al" の第1版に開示されているヒューレット・パッカー
ド・プリンタ制御言語(”HP−PCL”)である。概
して、PDL(ページ記述言語)は一組のコマンドを提
供し、コマンドは、プリントされる画像を形成する種々
の図形的及びテキスト的要素を記述するために使用され
る。例えば、PDLは、矩形のコーナーの座標、そのエ
ッジの太さ、その塗り潰しパターン、そのカラー、及び
他の属性を示すことによって、画像内に矩形を記述する
ことができる。PDLはまた、入力画像内に、ラスタ画
像又は一つ又はそれより多くのラスタ画像への基準を含
むために使用され得る。入力画像を記述する上位レベル
のプリミティブは、画素のようなより下位レベルのプリ
ミティブへレンダリングされるデータのPDLストリー
ムを形成する。各画素はスポット(点)と対応し、この
スポットは、プリントシステム9のような画像出力端末
を用いてマーキングされて、入力画像の複製を形成す
る。
【0008】ワークステーション8のメモリ(図示しな
い)に記憶され、且つユーザアプリケーション25によ
ってPDLを用いて記述される選択された入力画像は、
プリントドライバ26を用いてプリントシステム9へ伝
送される。プリントドライバ26は、プリント用に選択
された電子文書ファイルのPDL記述をプリントシステ
ム9へ伝送する。一旦、プリントシステム9のメモリ
(図示しない)へ受け取られ且つ記憶されると、電子文
書のPDL記述は、PDLデコンポーザ(分解用プログ
ラム)28によって処理される。このデコンポーザ28
は、電子文書のPDL記述の対応カラーバイトマップ画
像ファイルを生成し、これらのファイルはその後、マー
カー29によって用紙その他の上にレンダリングされ
る。PDLデコンポーザ28の機能的実施は、ボンク
(Bonk)他によって1993年6月12日に出願され
た"Apparatus and Method for Multi-Stage/Multi-Proc
ess Decomposing"と題された米国特許出願第07/898,761
号に詳細に説明されており、その関連部分が本明細書中
に参照することによって組み込まれている。デコンポー
ザ28はより下位レベルの画像形成プリミティブを発生
するためにPDL(ページ記述言語)ストリームを実行
し、且つこの実行にあたって、デコンポーザは、PDL
ストリームを種々の画像関連成分へさらにパーズ(分解
・解析)し、これらの成分は、マーカー29へ出力され
る前にデコンポーザ28によってさらに処理される。画
像関連成分を発生するために必要とされる動作のタイプ
は、中でも、ビットマップ又は輪郭フォントに対するフ
ォント呼び出しを結合すること、(回転、拡大、及び縮
小のような)絵画的情報上で画像処理すること、及び/
又は線画/図形をより下位レベルのプリミティブへ変換
することを含む。
【0009】図3は、PDLデコンポーザ28の主要要
素を表すブロック図を示している。要するに、分解が開
始されるのは、プリントシステム8の種々の要素が適切
に調整された後で、画像データのPDLストリームが、
ネットワーク接続部12を介してデコンポーザ28のイ
ンタープリタ(解釈プログラム)30へ伝わった時であ
る。インタープリタ30は、次いで、PDLストリーム
を種々の画像関連成分へパーズし、これらの画像関連成
分はそれからジョブデータベース31へ記憶され、且つ
識別子を用いて後から参照される。ジョブ成分の識別子
はフォント処理34及びビットマップ処理35を行うた
めにインタープリタ30から連合(合体)サービス32
へ渡される。連合化された情報は、次いで、イメージャ
(画像形成装置)36によってビット画像形成され、且
つこれらのビットはマーカー29へ伝送されて用紙にレ
ンダリングされる。更に、データベース31の連合情報
は、マーカー29へ伝送される前に、ユーザインターフ
ェース22を介してエディタ37を用いて編集される。
【0010】図4は、ワークステーション8を用いて電
子的に発生され得る画像要素の例を示す。文字43と背
景部分44は、PDLを用いて上位レベルプリミティブ
によって表現され得る画像42の断片である。画像要素
は、それらを、それらの種々の属性を記述する特性のセ
ットと対応付けた。特に、ワークステーション8は、図
5に示したテキスト特性シート(TEXT PROPERTY SHEET
)50を用いて文字とその背景に対する属性を提供す
る。例えば、図4に示した文字”H”は、ファミリー
(欧文活字書体)、書体、サイズ、ウェート(ボールド
書体)、及びストレス(イタリック体)によって指定さ
れるフォントによって記述される。文字”H”及び文
字”H”の背景44は、「テキストカラー(Text Colo
r)」及び「背景色(Background Color)」がそれぞれ
に別々に描かれるように、色別に個々に記述される。図
5に示したテキスト特性シートは、電子画像を作成する
ユーザが、各画像プリミティブの特性を個別指定するの
を可能にする。
【0011】B.デバイス独立カラー カラーモデルを用いてワークステーション8とプリント
システム9のように入力と出力デバイスの間でデバイス
独立型の方法においてカラーを表示することは周知であ
り、本発明を構成する要素にはならない。多数のカラー
基準モデル又はシステムが開発されており、且つその内
のいくつかがゼロックスカラー符号化規準に記述されて
いる。本明細書中では、モニター20上で画像要素を記
述するために使用される加法RGBカラーモデルが公知
のカラー基準モデルを用いて容易に符号化され且つCM
Y減法モデルへ変換され得ると仮定される。例えば、ゼ
ロックス・カラー符号化規準に記述されているゼロック
ス/RGB線形カラーモデルは、プリントシステム9へ
レンダリングするためにワークステーション8で展開さ
れる画像要素のカラーを表示するために使用され得る。
図5に示した文字特性シートを用いて文字のカラーを指
定することによって、カラー基準モデルを用いて画像要
素の所望されるカラーを符号化する。
【0012】図5に示した文字特性シートはまた、画像
要素の指定されたカラーを複製するのに有用であるかも
しれない任意の情報を伝達するための外観ヒント(appe
arance hint )を提供する。ゼロックス・カラー符号化
規準に詳細に記述されている外観ヒントは各画像要素の
カラーを指定する志向性(意図)や性質をユーザが指定
するのを可能にする。一つのこのような外観ヒントは
「画像志向」である。例えば、「絵画的(情景的)な」
画像を志向する外観ヒントを指定することによって画像
要素のカラーは写実的に見えるが、「機能的」画像志向
の外観ヒントは画像要素がそのカラーを他の画像要素の
カラーと区別すべきであることを示す。しかしながら、
「詳細」な画像志向外観ヒントを指定することは、画像
要素のカラーの忠実度が重要ではなく、且つ指定された
カラーが包含のための無地の領域適用範囲を必要とする
ことを示す。詳細外観ヒントは、指定された画像要素を
細部を保護するためにカラー忠実度が犠牲になり得るこ
とを示している。従って、詳細外観ヒントは、例えば、
微細な線図やテキストのような画像要素によって最適に
使用される得る。
【0013】大部分のプリンタがカラーを生成するため
にハーフトーンパターンを使用するので、プリンタによ
っては、カラーテキストやカラー線画をプリントする時
に問題が生じ得る。例えば、明るい色は小さな暗く着色
された点を白背景上に散りばめることによって生成され
る。多くの画像に関しては、眼がスポットと背景を一様
な明るい色(カラー)へ統合するが、例えば、テキスト
に関しては、低品質の(粗い)ハーフトーンスクリーン
の分散したスポットは、文字上にギザギザを生じて、こ
のギザギザがプリントした時の文字を醜く且つ読み難く
させる。読み易さのために、テキストはインクの無地被
覆を形成することによって生成されるカラーにおいての
みプリントされるべきである。無地のセットはプリンタ
がそのカラーを生成する方法と、プリンタが生成できる
カラーの全域(gamut:ガミュート)に依存する。いくつ
かのプリンタは所望される無地状のカラーを生成するこ
とが可能かもしれないが、他のプリンタは不可能であ
る。従って、画像要素の細部を保護することがそのカラ
ー忠実度を保護することより重要であることを示すた
め、上記のように、詳細画像志向外観ヒントによってカ
ラーをタグ付けすることは有利である。これによって、
詳細カラーマッピング方法は均一であり且つ非常に読み
易い画像要素を提供するが、この方法は画像要素のカラ
ー忠実度を損なうかもしれない。
【0014】本発明によれば、プリンタによってハード
コピー上でレンダリングされた時に読み易さの損失が問
題となるかもしれない指定されたカラーを有する微細な
線図及びテキストのような画像要素のエッジ又は境界細
部を保護するカラーマッピング方法が提供されている。
従って、詳細画像志向外観ヒントは、カラー忠実度が、
指定された画像要素の細部を保護するために犠牲になり
得ることを示すために指定される。この詳細画像志向外
観ヒントに加えて、カラー忠実度のこのような犠牲が画
像要素のみ(例えば、テキストカラー)の境界で発生す
べきであることを示すため、図5に示したように、"Edg
e Only(エッジオンリー)" の修飾子が指定され、これ
によって画像要素全体の包括的なカラーマッピングより
高いカラー忠実度を提供する。従って、「エッジオンリ
ー」の修飾子によって詳細画像志向外観ヒントを指定す
る時、画像要素の内部は、そのオリジナルカラーを保持
すると共に、指定された画像要素のエッジ又は境界がプ
リントされた時に無地にマッピングされる。
【0015】着色された画像要素を「エッジオンリー」
修飾子を有する詳細画像志向外観ヒントによって指定す
ることに応答して、プリントシステム9は、無地によっ
て画像要素の境界をレンダリングし、これによりくっき
りとした境界又はエッジを指定された画像要素に提供
し、従って、ハーフトーンパターンにより形成されるテ
クスチュアから生じるギザギザのエッジの発生を回避す
る。画像要素のオリジナルカラーから変化し過ぎないよ
うに、画像要素の境界は、本来指定されたカラーに近い
無地でレンダリングされる。同様の多くの他のプリンタ
のように、プリントシステム9は、シアン、マゼンタ、
及びイエロー(c、m、y)のインク又は着色剤の組み
合わせによってカラーを生成し、ここで好ましくは、シ
アン・インクは赤光を取り除き、マゼンタ・インクは緑
光を取り除き、且つイエロー・インクは青光を取り除
く。従って、(c、m、y)の着色剤を用いて上記の画
像要素の細部を保護するため、プリントシステム9は、
(c、m、y)着色剤の内の少なくとも一つの原色を用
いて画像要素のオリジナルカラーをマッピングする。こ
のエッジ細部マッピング方法は、プリントシステム9に
よってレンダリングされた時、画像要素が無地に見える
ようにする。
【0016】プリントされた時に画像要素のエッジ細部
を保護する詳細カラーマッピング方法は、概して、プリ
ントシステムの特性及びこのプリントシステムがカラー
を発生する方法によって指定される。テキストのような
画像要素は、あるカラーでプリントされた時だけ細部を
ロスする。例えば、黒のテキストは細部も充分にプリン
トするが、しかしながら、グレイのテキストの場合はな
かなか難しい。同様に、無地のシアン又は無地のマゼン
タのようなカラーはプリントされた時に高品質の線及び
文字を提供する。従って、画像要素を形成する、すべて
の画素が黒、シアン、及びマゼンタのような比較的暗い
色へセットされた時、画像要素とその背景の境界は明確
に画定され且つその画像要素は非常に読み易くなる。
【0017】しかしながら、いくつかのケースにおい
て、明るい背景上にプリントされたテキストのような画
像要素の境界は、それらを読み易くするため、純粋な原
色(例えば、シアン及びマゼンタ)のカラーに限定され
る必要はない。例えば、非シアンの背景に対して、いく
らかの量のマゼンタ又はイエロー又は黒をいくらか加え
て無地のシアンでプリントされた文字は、シアン着色剤
がくっきりと良好に画定された境界を提供するので、や
はり非常に読み易い。文字の境界の内部に散りばめられ
た(マゼンタ又はイエロー又は黒を除く)他の着色剤の
存在は、カラーをより暗くすることによってその内部の
カラーを変化させるが、しかしながら、はっきりしたコ
ントラストの変化を提供しないため、文字の読み易さを
低下させる。これによって、任意の量の他の着色剤を含
む無地のマゼンタでプリントされた境界を有する文字
は、良好な読み易さを提供する。要するに、各原色の使
用量がゼロ乃至1の間で定義される(0..c..1、
0..m..1、0..y..1)のシアン、マゼン
タ、及びイエローの原色を用いて記述された暗い色は、
100%のシアン(1、m、y)又は100%のマゼン
タ(c、1、y)の成分がそのカラー中に存在している
時に読み易い。
【0018】対照的に、明るい背景上で無地イエロー着
色剤を用いて定義される画像要素は、無地のイエロー着
色剤が明る過ぎ且つ明るい背景上にはっきりしたコント
ラストを提供しないので、満足できる読み易さを提供す
るには不充分である。従って、イエローのような明るい
着色剤は、暗い背景で見た時だけ満足できる読み易さを
提供する。さらに、暗い境界を背景にして見た明るい色
の場合、シアン着色剤又はマゼンタ着色剤の存在は、画
像要素の読み易さを低下させる。上記のように、シア
ン、マゼンタ、及びイエローの原色を用いて記述された
明るい色は、カラーのイエロー成分がある程度存在して
おり、且つカラーのシアンとマゼンタ成分が存在してな
い(0、0、y)場合、読み易い。従って、画像要素と
その背景色によって、カラーマッピングは読み易さを高
め、且つ画像要素のオリジナルの要求されたカラーをそ
のオリジナルカラーに近い読み易いカラーと置換するこ
とによって細部を保護することができる。
【0019】C.無地境界を有する画像のレンダリング
領域 本発明のエッジ細部カラーマッピングを実行するため
に、カラーマッピングはワークステーション8を用いて
最初に生成される。モニタ20上にディスプレイされる
カラー画像は、テキストのような画像要素を用いて電子
的に記述され、これらの画像要素は図2に示したユーザ
アプリケーション25のメモリ(図示しない)内に記憶
される。カラー画像を形成するテキストのような各画像
要素は、各画像要素の外観を記述する多数の特性を有し
ている。例えば、文字のいくつか特性は、図5に示した
テキスト特性シートによって提供される。特に、エッジ
カラー外観ヒント特性は、プリンタがテキストの意図
(志向)する外観(例えば、読み易さ)を変えずに、指
定されたカラーを複製することが不可能であるかもしれ
ない場合、モニタで知覚されるカラーがプリントされた
時にどのように見えるべきかを記述する任意の情報を提
供する。テキストのような画像要素に対する「エッジオ
ンリー」詳細画像志向外観ヒントを指定するにあたっ
て、そのヒントを認識した時のプリントシステムは、本
発明の詳細カラーマッピングを用いて、プリントされた
時にテキストの読み易さを保護するため、テキストのエ
ッジ又は境界の本来選択されたカラー(例えば、暗い
赤)を本来選択されたカラーに近い他のカラーへ変え
る。従って、たとえ「エッジオンリー」詳細画像志向外
観ヒントが指定されても、テキストの本来選択されたカ
ラーは、プリントシステムがそのカラーを複製し得ると
共に画像細部を保護し得る場合は変化しない。
【0020】カラー画像が、テキスト、線画、及びビッ
トマップのような画像要素を用いてユーザアプリケーシ
ョン25によって完全に特徴付けられると、画像はイン
タープレス(Interpress)のようなPDL(ページ記述
言語)の画像プリミティブを用いて符号化され、且つ図
2に示したように、(画像は)PDLドライバ26によ
ってプリントシステム9へ伝送され、且つマーカー29
上でハードコピーレンダリングされるために接続部12
を介してPDLデコンポーザ28へ伝送される。画像を
受け取ると、図3に示したように、PDLデコンポーザ
28のインタープリタ30は、接続部12を介して到着
するPDLストリームの画像プリミティブをパーズす
る。各画像プリミティブは、イメージャ36によってビ
ットへ画像形成される前に、ジョブデータベース31内
に記憶される。本発明によれば、パーズされた画像プリ
ミティブの内のいくつかは、「エッジオンリー」詳細画
像志向外観ヒントによって定義される。これらの画像要
素は、図6に示したフローチャートに従って、PDLデ
コンポーザ28によって処理される。ステップ61にお
いて、インタープリタ30は「エッジオンリー」詳細画
像志向外観ヒント命令よって定義されたカラーを有する
画像プリミティブを認識する。これらの画像プリミティ
ブは、イメージャ36によって「エッジエンハンスメン
ト(強調・向上)」を要求する画像成分としてジョブデ
ータベース31に記憶される。連合(併合)サービス3
2が、あらゆる要求される画像成分のフォント処理34
及びビットマップ処理35を終了した後で、イメージャ
36は連合化された画像情報を受け取る。
【0021】図6のステップ62において、イメージャ
36は、ジョブデータベース31において定義される画
像成分からフルカラー連続調画像をレンダリング(描
画)する。この連続調画像は、ピクセル(画素)のバイ
トマップとして画像バッファ内に記憶される。各画素
は、複数のレベルのシアン、マゼンタ、及びイエロー
(c、m、y)の着色剤を用いて記述されるその画素の
カラーを表示する値を有する。各カラー値に加えて、各
画素と共に、画像成分の画素がエッジエンハンスメント
を何時要求するかを表示するためにインタプリータ30
によって指定される境界インジケータ(標識)が提供さ
れている。この境界インジケータは、矩形のような画像
オブジェクトを取り囲む各画素に対して指定される。一
見すると、このようなプリミティブ・グラフィカル・オ
ブジェクトは、容易に画定可能な境界を有するので、上
位レベルのPDLプリミティブを用いて符号化されたオ
ブジェクトの境界を決定するため、直線(straight for
ward)に見えるかもしれない。
【0022】しかしながら、プリミティブオブジェクト
の境界は必ずしも最終可視のオブジェクトの境界ではな
い。例えば、図4に示した文字”H”は、一つの複雑な
境界経路43によって又は三つの単純矩形45、46、
及び47によって構築され得る。文字”H”が、各々が
同一カラーを有する三つの矩形45、46、及び47に
よって構築された場合、これらの矩形が連結する境界4
8及び49(ダッシュライン(一点鎖線)で示す)は偽
の境界を構築する。これらの三つの矩形45、46、及
び47の境界全体が可視の実線を用いてレンダリングさ
れた場合、エッジエンハンスメント後にプリントされた
時、隠れた人工構造物が、実線と共にダッシュライン4
8及び49に沿って明らかになる。さらに斜線の境界を
決定する時も気を付けるべきである。例えば、斜線を形
成する画素は、これらの画素を通過する理想的な境界と
比較されることができ、且つ中心がその斜線の下方又は
右側を通過するあらゆる画素は境界画素と見なされ得
る。或いは、テキスト及び線画のような異なるラスタ画
像の境界は併合される間に決定されることができ、この
ことは、Buckley (バックリー)他に与えられた米国特
許第5,225,911 号に開示されており、その関連部分が本
明細書中に参照することによって組み込まれている。
【0023】従って、画像バッファがステップ62にお
いて、完全画像の連続調カラー画素によって埋め込まれ
ている一方で、エッジオンリー詳細画像外観ヒントによ
って指定された画像要素の画素は、境界画素としてタグ
付けされる。ステップ63において、イメージャ36は
タグ付けされた画素の内のいづれが可視オブジェクトの
真の境界に属するかを決定する(即ち、上記のように人
工構造を発生しない画素)。画素が真の境界画素である
と見なされる前に、それは、ステップ62でレンダリン
グされた時、いくつかのプリミティブ画像要素の境界と
してタグ付けされ且つこれらのプリミティグ画像要素の
外側の近傍の画素とはかなり異なっていなければならな
い。この決定を行うには、連続調画像バッファに記憶さ
れた各画素のフルカラー指定とその境界インジケータが
必要とされる。実際、境界の一部分であるとタグ付され
た各画素は、各画素が真の境界画素であるか否かを決定
するためにそのコンパニオン(相方)又は近傍の画素と
比較されなければならない。引き続いて、ステップ64
において、ステップ63において真の境界画素であると
決定された画素は、マーカー29によってレンダリング
される時に、無地へマッピングされる。図6に示したス
テップ63及び64は、図7及び図8に特に詳細に示さ
れている。
【0024】図7及び図8に示したステップのシーケン
スは、シアン、マゼンタ、及びイエロー(c、m、y)
を用いて記述された画像の真の境界画素を検出し且つ着
色する時にイメージャ36によって実行される。一旦、
イメージャ36が、境界インジケータによってタグ付さ
れた画素のバイトマップをレンダリングすると、イメー
ジャ36は、ステップ71において、左から右へ及び上
から下へバイトマップ処理演算を開始する。ステップ7
1において示されているように、イメージャ36によっ
てオン動作された第1の「現在画素」は、従って、画像
バッファ内に記憶されたバイトマップの最上部左の画素
である。以下の説明において、イメージャ36によって
オン動作されている現在画素は他の画素によって囲まれ
且つバイトマップの外部エッジにおいて見つけられた
(検出された)画素に対して例外としなければならない
ことは当業者に容易に理解されると考える。
【0025】図7及び図8に関しては、ステップ72に
おいて、現在画素(C)は境界インジケータについてチ
ェックされる。境界インジケータが存在しない場合、且
つステップ73において現在画素が画像の最後の画素で
ないと分かった場合、ステップ74において現在画素は
次に来る画素へインデックス付けされ、且つステップ7
2において境界インジケータについてチェックされる。
しかしながら、現在画素Cが境界インジケータによって
タグ付された時、イメージャ36はコンパニオン画素
(A)を識別しようとする。ステップ75において、コ
ンパニオン画素(A)は、それと直接隣接する現在画素
の近傍画素の内のどれかが境界インジケータでタグ付さ
れていないか、及び隣接(adjacent)画素のカラーが現
在画素のカラーと一致していないかをチェックすること
によって識別される。現在画素の近傍画素の全てがタグ
付されるか又は現在画素と同一カラーである場合、現在
画素は、ステップ73において、それが検査されるべき
最後の画素か否かを見るためにチェックされる。それが
検査されるべき最後の画素であれば、ステップ97にお
いて、現在画像バッファに対するマッピングが終了し、
そうでなければ、上記のように、ステップ74におい
て、現在画素は次に来る画素へインデックス付けされ、
且つステップ72において、境界インジケータによって
タグ付けされるためにチェックされる。
【0026】或いは、ステップ75において、境界イン
ジケータによってタグ付けされず、且つ現在画素のカラ
ー(例えば、各(c、m、y)(シアン、マゼンタ、及
びイエロー)成分)と一致しないことがわかった現在画
素の最初の近傍画素が、ステップ77において、現在画
素のコンパニオン画素(A)であると指定される。特
に、ステップ75においては、現在画素の近傍にある
左、上、右、及び下の画素が順次に調べられる。一つの
隣接画素が境界画素によってタグ付けされないし且つ現
在画素のカラーに一致していないと決定されるや否や、
その隣接画素は、ステップ77において現在画素のコン
パニオン画素A(A=隣接画素(Adjacent Pixel))で
あると指定される。次いで、現在画素Cとコンパニオン
画素Aは、ステップ79、85、及び91において現在
画素が画像の真の境界画素であるか否かを決定するため
に使用される。
【0027】次のステップ79、85、及び91におい
て、現在(タグ付けされた)画素(C)とそのコンパニ
オン画素(A)(ステップ75又は77)のカラー成
分、シアン、マゼンタ、及びイエロー(c、m、y)が
それぞれ比較される。概して、タグ付けされた画素のカ
ラー成分(Cc 、Cm 、Cy )とそのコンパニオン画素
のカラー成分(Ac 、Am 、Ay )の差の絶対値が閾値
Tを超えた場合、現在画素(C)は真の境界の一部であ
り且つエッジエンハンスメントを受ける。そうでない場
合、タグ付けされた画素は画像構築のアーチファクト
(生成物)にすぎず、且つそのエッジはエッジエンハン
スメントを介して明確に可視にするべきではない。本発
明によれば、エッジエンハンスメントは、画像要素の境
界において画像のカラー成分の色差を測ることによって
達成される。画像の各カラー分離又はカラー成分は、減
法(c、m、y)着色剤を用いて表現される。各々が個
別に認識されるカラー分離又は着色剤は、例えばゼロ乃
至1の間で線形に広がることができる。これらの着色剤
の各々を表示する立方根や対数のような関数は、色差の
計測を視覚的により均一にするために使用され得る。本
明細書中における色差値は、タグ付けされた画素のカラ
ー分離とそのコンパニオン画素の差によって表される。
色差値の大きさが閾値より大きい場合、より小さなカラ
ー成分値を有する画素は最小化され(又はゼロにセット
され)且つより大きなカラー成分値を有する画素は最大
化される(又は1にセットされる)。
【0028】特に、ステップ79においては、評価され
るべき現在画素のシアン成分(Cc)と、境界インジケ
ータでタグ付けされていないと決定されたステップ75
と77における第1のコンパニオン画素のシアン成分
(Ac )の差の絶対値が、閾値(T)と比較される。ス
テップ79において、これら二つの近傍画素のシアン成
分の差の絶対値が閾値より大きい(abs(Cc
c )>T)場合、二つの近傍画素Cc 及びAc のシア
ン成分は無地にマッピングされる。同様に、各近傍画素
のマゼンタとイエローのカラー成分はステップ85と9
1のそれぞれにおいて実質的な色差がチェックされる。
【0029】ステップ80において、現在画素のシアン
成分とそのコンパニオン画素のシアン成分を比較して、
より大きい方が決定される(Cc >Ac )。現在画素の
シアン成分がそのコンパニオン画素のシアン成分より大
きい場合、ステップ81において現在画素のシアン成分
が最大化され(Cc =1)、且つステップ82において
コンパニオン画素のシアン成分が最小化される(Ac
0)。或いは、現在画素のシアン成分がコンパニオン画
素のシアン成分より小さい場合、ステップ83において
現在画素のシアン成分が最小化され(Cc =0)、且つ
ステップ84においてコンパニオン画素のシアン成分が
最大化される(Ac =1)。ステップ85乃至90とス
テップ91乃至96のそれぞれにおいて、同様の評価
が、現在画素(Cm 及びCy )とそのコンパニオン画素
(Am 及びAy )に対しても行われる。現在画素とその
コンパニオン画素のマゼンタ成分を評価した後で、ステ
ップ73において現在画素が評価すべき画像の最後の画
素か否かがチェックされる。現在画素が最後の画素であ
れば、ステップ97においてイメージャ36は連続調画
像のマッピングを終了する。
【0030】再び図6に戻って、一旦、イメージャ36
がその画像バッファ内に画像を形成する画像要素のエッ
ジ境界画素のマッピングを終えると、イメージャは、次
いで、ステップ65において、連続調画素をバイナリ画
素又は有限数のレベルへ量子化することによってビット
へレンダリングする。バイナリ(2値)カラーの画素を
用いて表現された画像はマーカー29へ伝送されて用紙
上にレンダリングされる。新しいカラー成分(Cc 、C
m 、Cy )と(Ac 、Am 、Ay )によって定義された
現在画素(C)とそのコンパニオン画素(A)のマッピ
ングされたカラーは、用紙にプリントされた時に無地で
あり、これによってレンダリングされた時に細部が保護
されることを必要とする(無地境界を有する)画像要素
を提供する。
【0031】上記に説明したように、処理をページ記述
言語の分解段階(例えば、インタープリタ30と連合サ
ービス32)と画像形成段階(例えば、イメージャ3
6)へ分割する上記に示したプリントアーキテクチュア
において、画像要素のカラーは通常これらの二つの段階
の間のインタフェースにおいて発見されることが明らか
に理解されよう。従って、他の実施例においては、カラ
ーマッピングは、インタープリタ30と連合サービス3
2において全体的に実行され得る。例えば、連合情報が
イメージャ36へ渡される前に二つの異なるカラーが指
定され得るように、内部エリアと境界エリアへ分割(セ
グメント化)されたフォントがプリントシステム9へロ
ードされ得る。
【0032】しかしながら、本発明が要求することは、
テキストのような画像要素のエッジの元々指定されたカ
ラーが無地にマッピングされ、これによって、画像要素
がプリントされた時にそれらの読み易さを保持すること
である。しかしながら、この詳細カラーマッピングは、
小さなテキストのような画像要素の極端なカラーシフト
を生じるかもしれないので、このエッジカラーマッピン
グは、ユーザにとって、画像要素の読み易さが、画像要
素の実際のカラーの忠実度より重要である場合のために
確保しておくべきである。さらに、エッジ細部カラーマ
ッピングの呼び出しは、ユーザのアプリケーションとプ
リントシステムの間のインタフェースに依存する。従っ
て、他の実施例においては、カラーマッピングが所望さ
れるか否か(例えば、外観ヒント)を決定する従来の方
法が存在しないかもしれない。結果的に、プリンタは全
てのカラーテキストがデフォルト値によってエッジ細部
カラーマッピングされるように構成されてもよい。
【0033】本発明のエッジ細部マッピング方法が、シ
アン、マゼンタ、及びイエロー(c、m、y)の原色の
組み合わせを用いて定義されるカラーのマッピングに限
定されないことは確実に理解されよう。赤、緑、及び青
(r、g、b)のような原色を用いて定義される他のカ
ラーは、単純にシアン、マゼンタ、及びイエローの原色
の補色を取ることによって図7に示した方法によって容
易にマッピングされ得る(例えば、c=1−r、m=1
−g、y=1−b)。或いは、本明細書中のエッジ細部
カラーマッピング方法はブラックアンドホワイト(黒
白)テクスチュアへマッピングされるカラーの細部を保
護する時にも使用され得る。
【0034】詳細カラーマッピングの開示されている方
法は、多様なハードウェアプラットフォーム上で使用さ
れ得る携帯可能なソースコードを提供するオブジェクト
志向ソフトウェア開発環境を用いてソフトウェアにおい
て容易に実行され得る。或いは、開示された画像処理シ
ステムは、標準的論理回路を用いてハードウェアにおい
て部分的に又は全体的に実行され、又は特定的にはVL
SI(超エルエスアイ)設計を用いた単一チップ上で実
行され得る。このシステムを実行するためにソフトウェ
ア又はハードウェアのどちらが使用されるかは、システ
ムの速度や効率の必要条件に依存し、さらに利用されて
いる特定の機能、及び特定のソフトウェア又はハードウ
ェアシステム並びに特定のマイクトプロセッサ又はマイ
クロコンピュータシステムに依存している。しかしなが
ら、画像処理システムは、コンピュータ技術の一般的な
知識と共に本明細書中に提供された機能的な説明から過
剰な実験をせずに、(本発明が)適用できる技術分野の
当業者によって容易に開発され得る。
【0035】
【発明の効果】本発明は、テキストのような画像要素の
エッジ又は境界細部を保護するためのカラーマッピング
方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータワークステーションから伝送され
た電子に符号化された文書をプリントするために適合さ
れたプリンタを概略的に例示する立面図である。
【図2】図1に示した電子文書処理システムの主要要素
を示すブロック図である。
【図3】PDLデコンポーザを示すブロック図である。
【図4】画像要素を有する画像の断片を例示する図であ
る。
【図5】図4に示した画像要素に対する特性シートを例
示する図である。
【図6】本発明による無地境界によって画像要素の着色
されたエリアをレンダリングする動作を表すフローチャ
ートである。
【図7】本発明によるシアン、マゼンタ、及びイエロー
の着色剤(c、m、y)を用いて定義されるカラー画像
要素の境界のマッピングを示すフローチャートである。
【図8】本発明によるシアン、マゼンタ、及びイエロー
の着色剤(c、m、y)を用いて定義されるカラー画像
要素の境界のマッピングを示すフローチャートである。
【符号の説明】
5 電子文書処理システム 8 ワークステーション 9 プリントシステム 12 接続部 15 コンピュータシステム 17 キーボード 18 マウス 19 ユーザインタフェース 20 カラーモニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を形成する画像オブジェクト境界の
    オリジナルカラーを複製した時に無地に見えるカラーへ
    マッピングするための方法であって、 画像オブジェクトが、複数の着色剤によって定義される
    カラーを有する前記境界を所有する一つ又はそれより多
    くの画像要素を表現する一組の画素によって定義され、 前記画像要素を形成する境界画素を検出するステップを
    有し、 前記境界画素に隣接し且つその外部にあるコンパニオン
    画素を検出するステップを有し、 前記境界画素と前記コンパニオン画素を定義する着色剤
    ごとに色差値を計算するステップを有し、 各着色剤ごとに前記色差値が閾値を超えるか否かを決定
    するステップを有し、且つ前記決定ステップが、前記閾
    値を超えた着色剤の前記色差値に応答して、前記境界画
    素と前記コンパニオン画素が前記画像オブジェクトの真
    の境界画素であることを示し、 前記真の境界画素を定義する前記着色剤のより大きな方
    を最大化する、 マッピング方法。
JP6305809A 1993-12-17 1994-12-09 マッピング方法 Withdrawn JPH07222018A (ja)

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US16987893A 1993-12-17 1993-12-17
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