JPH07222005A - カラー画像再現方法およびシステム - Google Patents

カラー画像再現方法およびシステム

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JPH07222005A
JPH07222005A JP6007735A JP773594A JPH07222005A JP H07222005 A JPH07222005 A JP H07222005A JP 6007735 A JP6007735 A JP 6007735A JP 773594 A JP773594 A JP 773594A JP H07222005 A JPH07222005 A JP H07222005A
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秀一 大塚
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章 依田
Yoshitoku Usami
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドットゲインを考慮した高精度な予測画像を作
成することのできるカラー画像再現方法およびシステム
を提供する。 【構成】画像編集装置12からのYMCK網%データ
を、三刺激値X、Y、Z別に設定されたドットゲイン補
正係数を用いて補正し、この補正されたYMCK網%デ
ータを共通色空間変換部20の共通色空間変換テーブル
によりXYZ表色系のカラー画像データに変換し、前記
カラー画像データを色再現域・アピアランス変換部22
の色再現域・アピアランス変換テーブルにより画像出力
装置14Aに対応した色再現域、アピアランスに変換
し、次いで、前記カラー画像データを固有色空間変換部
24の固有色空間変換テーブルにより画像出力装置14
Aの固有色空間のカラー画像データに変換して出力し、
カラー画像の評価確認を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各色材に対応して画像
の色表現座標値毎に設定したドットゲイン補正係数を用
いて面積変調データを補正し、この補正された面積変調
データを画像再現装置に対応したカラー画像データに変
換することで、カラー印刷物の色を高精度に予測するこ
とを可能としたカラー画像再現方法およびシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、写真や絵画等の原稿からカラー画
像を読み取り、あるいは、任意の画像入力装置から供給
されるカラー画像データに対して所望の処理を施し、ハ
ードコピーとしてプリンタから出力し、CRTに表示
し、あるいは、刷版を介して印刷物を作成するカラー印
刷システムが広汎に使用されている。この場合、出力媒
体の相違や処理工程等を特に意識することなく、所望の
色調からなるカラー画像の得られることが渇望されてい
る。
【0003】特に、印刷物は、例えば、画像入力装置か
ら供給されたカラー画像データに基づき、Y、M、C、
Kの各分色フイルム原版を作成し、前記各分色フイルム
原版を用いてPS版(Presensitized Plate )を焼き付
け、現像した後、前記PS版を印刷機にかけて印刷を行
うという多数の工程を経て作成される。しかも、最終的
に得られる印刷物の色は、印刷に使用する紙、インキ、
水、印刷機の種類、網点画像を形成する場合におけるス
クリーン線数、網形状等の印刷条件に依存する。このよ
うに複雑な工程および条件を要する印刷分野において
は、例えば、所望の画像処理を施したカラー画像データ
を一旦CRTやカラープリンタ等に表示し、その再生画
像上において最終的な印刷物の画像品質を高精度に確認
できるシステムが望まれている。
【0004】そこで、前記の課題を解決すべく提案され
た従来技術として、米国特許第4,500,919号が
ある。この従来技術では、カラー原稿から共通の色デー
タ形式である三刺激アピアランス信号を求める手段と、
前記三刺激アピアランス信号に対して審美的修正を施す
手段と、修正されたカラー画像を表示する手段と、測色
的に一致した再現信号を得るためにハードコピーの色材
を選択する手段とを備え、前記色材を選択する手段に基
づき多数の色材量の組み合わせをプリントし、それを測
色計で測定し、その測定結果に基づいて前記再現信号を
修正することにより、プリントされたカラー画像と表示
されたカラー画像とをマッチングさせるようにしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術は、印刷物を作成するような複雑な条件を必要
とする場合には不適当である。すなわち、印刷物を作成
する場合、色材以外にも、印刷物の支持体の種類、何色
刷とするのか(色数)、K(墨)版量、スクリーン線数
等の出力条件を設定する必要があるだけでなく、印刷機
の条件(刷り順、印圧、色材量、印刷速度等)も必要で
ある。従って、これらの多数の条件に夫々対応して測定
および修正を行い、高精度な画像を再現させるのは現実
的ではない。
【0006】一方、印刷物を作成する際、網点画像のよ
うに、支持体上に面積変調によって連続階調画像を形成
する場合、ドットゲインを十分に考慮する必要がある。
すなわち、支持体上に形成される面積変調画像は、前記
支持体の材質によって反射光の状態が異なり、また、画
像を形成するインキの特性によっても前記反射光の状態
が変化する。また、前記の状態変化は、面積変調画像を
構成するスクリーン線数や網形状等にも依存することが
知られている。さらに、本出願人は、ドットゲインが印
刷物を測定する際に用いられる照明の波長によっても異
なることを見出した。
【0007】すなわち、同じ色材の印刷物でも測定する
色表現座標値毎に異なるドットゲインを示す。また、ド
ットゲインは、他の色材の印刷されている面積率にも依
存する。例えば、マゼンタインキの上に刷られたシアン
インキのドットゲインは、白地に刷られたシアンインキ
のドットゲインよりも小さな値を示すのが普通である。
【0008】本発明は、前記の問題点を解決し、ドット
ゲインの影響を考慮し、画像再現装置において印刷物に
対応したカラー画像を容易且つ高精度に再現することの
できるカラー画像再現方法およびシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明に係るカラー画像再現方法は、所望の画像
処理が施されたカラー画像データから各色材毎の面積変
調データを生成し、前記各面積変調データに基づきカラ
ー印刷物を得る際、前記カラー印刷物の前記各色材に対
応して画像の色表現座標値毎に設定したドットゲイン補
正係数に基づき、前記各面積変調データを補正し、前記
補正された各面積変調データから前記色表現座標値のカ
ラー画像データを生成し、前記色表現座標値のカラー画
像データに基づき、前記カラー印刷物に対応したカラー
画像を再現出力することを特徴とする。
【0010】また、本発明に係るカラー画像再現システ
ムは、所望の画像処理が施されたカラー画像データから
各色材毎の面積変調データを生成し、前記各面積変調デ
ータに基づきカラー印刷物を得るとともに、前記カラー
印刷物に対応したカラー画像を再現出力するカラー画像
再現システムにおいて、前記カラー印刷物の前記各色材
に対応して画像の色表現座標値毎に設定したドットゲイ
ン補正係数を含む印刷条件をパラメータとして設定した
印刷条件プロファイルと、前記ドットゲイン補正係数に
基づいて前記各面積変調データを補正する補正式を設定
した補正式プロファイルと、前記補正式を用いて補正さ
れた前記各面積変調データを前記色表現座標値に対応し
たカラー画像データに変換する変換式を設定した変換式
プロファイルと、を備え、前記色表現座標値に対応した
カラー画像データから画像再現装置に適応するカラー画
像データを得ることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係るカラー画像再現方法およびシステ
ムでは、印刷条件に従って設定される画像の色表現座標
値毎のドットゲイン補正係数を用いて面積変調データを
補正し、この補正された面積変調データから前記色表現
座標値に対応するカラー画像データを変換して求め、前
記カラー画像データに基づき再生画像を得ることによ
り、極めて高精度な画像の予測が可能となる。
【0012】
【実施例】図1は、本実施例のカラー画像再現システム
の全体構成ブロック図である。
【0013】このカラー画像再現システムは、カラー原
稿や外部装置からカラー画像データを読み込む画像入力
装置10と、読み込まれたカラー画像データに対して審
美的処理を含む画像処理を施す画像編集装置12と、処
理された前記カラー画像データを色予測のためにカラー
プリンタやCRT等に表示出力する画像出力装置14A
(画像再現装置)と、処理された前記カラー画像データ
をカラー印刷物として出力する画像出力装置14Bと、
印刷条件等を考慮し、前記カラー画像データを前記画像
出力装置14Aに対応したカラー画像データに変換処理
する画像処理装置16と、画像出力装置14A、14B
の特性、色再現処理方式、色材や支持体、蛍光体等の色
再現媒体の特性等を後述するデバイスプロファイル群と
して発生するデバイスプロファイル発生装置18とから
基本的に構成される。
【0014】画像入力装置10は、例えば、分光感度の
異なる3種以上のセンサを用いてカラー原稿の画像濃度
を画素毎に読み取る装置であり、カラー原稿をドラム上
に装着し、前記ドラムの回転に同期させてその画像濃度
を読み取るドラム型スキャナ、光電変換素子を1列また
は複数列配列したラインセンサあるいは2次元状に配列
した2次元センサによりカラー原稿の画像濃度を読み取
るフラットベッド型スキャナ等を用いることができる。
【0015】画像編集装置12は、画像入力装置10か
らのカラー画像データに対して審美的処理を含む画像処
理を施し、画像出力装置14Bに供給されるYMCK網
%データを作成する。
【0016】画像出力装置14Bは、前記画像編集装置
12から供給されるカラー画像データであるYMCK網
%データに基づき、印刷物を作成するためのPS版に供
するY、M、C、Kの各分色フイルム原版を作成し、次
いで、前記分色フイルム原版からPS版を作成し、これ
から印刷物を得る装置であり、印刷機を含めた装置であ
る。画像出力装置14Aは、例えば、前記画像出力装置
14Bにおいて作成される印刷物と同一の色表現、画像
品質からなるカラー画像を表示出力するカラープリン
タ、CRT等の装置である。
【0017】画像処理装置16は、画像編集装置12か
ら供給されるカラー画像データであるYMCK網%デー
タを共通色空間のカラー画像データに変換する共通色空
間変換部20と、共通色空間での前記画像入力装置10
の色再現域を画像出力装置14Aにおける色再現域に圧
縮し、あるいは、変換等を行うとともに、観察条件の違
いに対応したアピアランスの調整を行う色再現域・アピ
アランス変換部22と、前記共通色空間のカラー画像デ
ータを画像出力装置14Aの固有色空間のカラー画像デ
ータに変換する固有色空間変換部24と、共通色空間変
換部20、色再現域・アピアランス変換部22、画像加
工部23および固有色空間変換部24において作成され
る各変換テーブルの全てあるいは一部を合成した画像変
換テーブルを生成するための画像変換テーブル生成部2
6(以下、LUT生成部26という)とを備える。この
場合、前記共通色空間変換部20で作成される共通色空
間変換テーブル、前記色再現域・アピアランス変換部2
2で作成される色再現域・アピアランス変換テーブル、
前記固有色空間変換部24で作成される固有色空間変換
テーブルおよび前記画像変換テーブルは、夫々データフ
ァイル28、30、32および34に記憶される。
【0018】なお、共通色空間とは、CIEで定めたX
YZ表色系、L* * * 表色系、あるいは、これらと
数学的な変換が一意的に行われるYCC表色系、YIQ
表色系、CRT等のモニタの蛍光体を定めたRGB表色
系等、入出力装置や出力媒体に依存しないデータからな
る色空間をいう。従って、この色空間では、入出力装置
等を意識することなく所望の画像処理を行うことが可能
である。一方、固有色空間とは、画像入力装置10や画
像出力装置14Aおよび14Bで取り扱われる特定のデ
ータからなる色空間である。
【0019】一方、デバイスプロファイル発生装置18
は、必要に応じて各物理特性を測定する測定器を有し、
前記画像処理装置16におけるデータ処理に用いられる
色空間データ変換式や関係式、その他のパラメータをデ
バイスプロファイル群として設定する装置であり、前記
デバイスプロファイル群をデータファイル36に記憶す
る。
【0020】ここで、前記デバイスプロファイル群は、
画像出力装置14Aおよび14Bにおける色再現処理方
式、使用環境条件、カラー原稿や記録媒体の材料等の物
理要因とその特性、および、これらを結合する関係式等
を共通のデータ形式で記述したプロファイルの集合であ
る。このデバイスプロファイル群は、基本的には、図2
に示すように、画像編集装置12から供給されるYMC
K網%データを、画像出力装置14Bにおける種々の印
刷条件を考慮した上でXYZ表色系、BGR表色系、L
* * * 表色系等の共通色空間のデータに変換する共
通色空間変換テーブルを作成するための印刷/共通色空
間変換プロファイル群と、前記共通色空間のデータに対
して画像出力装置14Aにおける色再現域やアピアラン
スを考慮した上で所望の色再現域・アピアランス変換を
行う色再現域・アピアランス変換テーブルを作成するた
めの色再現域・アピアランス変換プロファイル群と、前
記共通色空間のデータを画像出力装置14Aの固有色空
間のデータに変換するための出力デバイスプロファイル
群とに分類することができる。そして、各プロファイル
群は、さらに、基本プロファイル、サブプロファイルお
よび条件プロファイルに夫々分類される。
【0021】図3は、印刷機を含む画像出力装置14B
の色再現処理方式に関連して規定される印刷/共通色空
間変換プロファイル群を構成する基本プロファイル(変
換式プロファイル)およびサブプロファイル(補正式プ
ロファイル)の構造の一例を示したものである。
【0022】先ず、画像出力装置14Bの色再現処理方
式に対応して、(1) ノイゲバウワ式を用いた網点変調方
式、(2) ルックアップテーブルを用いた変換方式、(3)
その他、の中から一つを選択可能な基本プロファイルが
共通色空間と画像出力装置14Bの固有色空間との間の
色空間データ変換式として設定される。
【0023】この場合、前記ノイゲバウワ式は、CIE
の共通色空間におけるXYZ表色系とYMCK表色系と
の関係を規定する色予測基本関数であり、以下に示す
[数1]のように定義される。
【0024】
【数1】
【0025】なお、[数1]において、X、Y、Zは、
XYZ表色系における三刺激値、X c 、Xm 、Xy 、X
k 等は、Y、M、C、Kの各単色インキに対するXYZ
刺激値(単色刺激値)、XW 等は、印刷物の支持体の三
刺激値、Xcm、Xcmy 、Xcm yk等は、例えば、Xcmの場
合、CのインキとMのインキとが重なった部分のXYZ
刺激値(高次色刺激値)、cX 、mX 、yX 、kX
は、等色関数x(λ)等に相当する色光で観測した時の
C、M、Y、Kのインキの網%値、cXm、cXmy、c
Xmyk等は、等色関数x(λ)等に相当する色光で観測し
た時のCのインキの網%値等であり、例えば、cXmy
MとYのインキの存在に対して補正(高次色ドットゲイ
ン補正)を行った網%値を表す。なお、XYZ表色系
は、BGR表色系あるいはL* * * 表色系と一対一
に対応しているので、前記ノイゲバウワ式をBGR表色
系あるいはL* * * 表色系とYMCK表色系との関
係式として規定することもできる。
【0026】前記基本プロファイルに対応して、所定の
関係式あるいは出力条件による設定値等を選択可能なサ
ブプロファイルが設定される。例えば、基本プロファイ
ルとして(1) 網点変調方式(ノイゲバウワ式)が選択さ
れた場合、その各変数が(1)ドットゲイン変換式
(cX 、mX 、cXm、cXmy 等)、(2) 単色刺激値(X
c 、Xm 、Xy 、Xk 等)、(3) 高次色刺激値(Xcm
cmy 、Xcmyk等)、に分類され、夫々に対してサブプ
ロファイルが設定される。この場合、(1) ドットゲイン
変換式に対しては、(1) 単一変換式、(2) XYZ独立変
換式、(3) その他、の中から所望のサブプロファイルを
選択することができる。また、(2) 単色刺激値に対して
は、(1) 単色刺激値テーブル、(2) 理論式、(3) その
他、の中から所望のサブプロファイルを選択することが
できる。さらに、(3) 高次色刺激値に対しては、(1) 高
次色刺激値テーブル、(2) 理論式、(3) その他、の中か
ら所望のサブプロファイルを選択することができる。な
お、(1) 単一変換式とは、[数1]において、cX 、c
Y 、cZ 等をX、Y、Zによらない同一値cn 等で代表
して処理する方式、(2) XYZ独立変換式とは、前記c
X 、cY 、cZ 等をX、Y、Z毎に独立に設定して処理
する方式である。
【0027】前記各サブプロファイルに対応して、さら
に、他の関係式等を選択可能なサブプロファイルが設定
される。例えば、(1) 単一変換式のサブプロファイルに
対しては、(1) 周囲長変換式、(2) 二次式変換式、(3)
その他、の中から所望のサブプロファイルを選択するこ
とができる。また、(2) XYZ独立変換式のサブプロフ
ァイルに対しては、(1) 一次色ドットゲイン変換式、
(2) 高次色ドットゲイン変換式、(3) その他、の中から
所望のサブプロファイルを選択することができる。
【0028】なお、(1) 単一変換式のサブプロファイル
における(1) 周囲長変換式とは、形成された網点の周囲
長にドットゲインが比例し、前記ドットゲインがインキ
の付着している領域の外側の一定量の領域に擬似的に吸
収域が発生すると考えた場合の網%値cX 、cY 、cZ
等(=cn 等)の算定方式であり、ドットゲイン補正係
数としてのゲイン係数をαp 、αm 、スクリーン線数を
Lとして、
【0029】
【数2】
【0030】と設定したものである。ゲイン係数α
p は、印刷する紙に依存するパラメータであり、ゲイン
係数αm は、印刷機、インキに依存するパラメータであ
る。
【0031】また、(2) 二次式変換式とは、ドットゲイ
ンが網%の50%付近で最大値を採り、0および100
%で0となる特徴を二次式で近似し、印刷物上での網%
値c n 等を、PS版の焼き付け、現像、印刷、光学的散
乱効果等を含めて、
【0032】
【数3】
【0033】
【数4】
【0034】と設定したものである。ドットゲイン補正
係数としてのゲイン係数g1 は印刷機に依存するパラメ
ータ、ゲイン係数g2 はインキに依存するパラメータ、
ゲイン係数g3 は印刷物の支持体である紙に依存するパ
ラメータ、ゲイン係数g4 はスクリーン線数に依存する
パラメータ、ゲイン係数g5 は、網形状に依存するパラ
メータである。
【0035】一方、(2) XYZ独立変換式のサブプロフ
ァイルにおける(1) 一次色ドットゲイン変換式とは、上
述した単一変換式における周囲長変換式に対しては、
[数2]のゲイン係数αp をX、Y、Zの各刺激値毎に
夫々αpX、αpY、αpZと独立に設定し、例えば、網%値
X を、
【0036】
【数5】
【0037】とし、また、二次式変換式に対しては、
[数3]に基づき、網%値cX を、
【0038】
【数6】
【0039】としたものである。この場合、本出願人
は、印刷物のドットゲインが測定する際の照明光の波長
によって異なり、従って、三刺激値X、Y、Z毎に異な
ることを見出した。
【0040】また、(2) 高次色ドットゲイン変換式と
は、[数1]の二次色項以上の網%値に対して、例え
ば、網%値cXyを、
【0041】
【数7】
【0042】としたものである。なお、acXy およびb
cXy は、高次色ドットゲイン補正係数である。この場
合、例えば、Yのインキが存在する場合のCのインキの
ドットゲインと、インキのない紙の上のCのインキのド
ットゲインとは異なることが実験で確認されている。イ
ンキが存在する場合、光の散乱特性が変わること、ある
いは、インキの副吸収による影響のためと考えられる。
通常、他のインキの網%が増加するにつれ、ドットゲイ
ンは低下する。そこで、この低下分を二次式で近似し
た。
【0043】図4は、印刷/共通色空間変換プロファイ
ル群を構成する印刷出力条件プロファイルの構造の一例
を示したものである。この条件プロファイルは、印刷物
を作成する場合のものであり、印刷物における支持体で
ある紙に関するパラメータ(αP 、αPX、αPY、αPZ
3 、acXy 、bcXy 等)を規定する支持体プロファイ
ル、スクリーン線数や網形状に関するパラメータ(L、
4 等)を規定するスクリーン線数・網形状プロファイ
ル、印刷に使用されるインキの特性に関するパラメータ
(g2 、αm 、単色刺激値テーブル、高次色刺激値テー
ブル、理論式パラメータ等)を規定するインキプロファ
イル、後述するK版量に関するパラメータ(p、κ等)
を規定するK版量プロファイル、図3に示す基本プロフ
ァイルからルックアップテーブル式を選択した際に引用
されるルックアップテーブル、上記の各プロファイルで
設定されていないパラメータに対して平均的なパラメー
タを規定する標準プロファイル、その他(印刷機等に関
するものを含む)からなる。
【0044】同様に、色再現域・アピアランス変換プロ
ファイル群は、図5に示すように、非線形変換と3×3
マトリックス変換を組み合わせた(1) LMN変換方式と
(2)その他、の中から処理方式を選択可能な基本プロフ
ァイルと、前記(1) LMN変換方式に対して、さらに、
(1) LMN変換マトリックス、(2) 非線形変換テーブ
ル、(3) その他、の中から選択可能なサブプロファイル
とで構成される。この場合、(2) 非線形変換テーブルに
対して、(1) 入力レンジ、(2) 出力レンジ、(3)White P
oint 、(4) Black Point 、の各変数が印刷/共通空間
変換プロファイル群、色再現域・アピアランス変換プロ
ファイル群および出力デバイスプロファイル群の条件プ
ロファイルのパラメータを用いて設定される(「 Posts
cript のリファレンスマニュアル」第2版(アスキー出
版局)参照)。
【0045】また、色再現域・アピアランス変換デバイ
スプロファイル群を構成する観察条件プロファイルは、
例えば、画像出力装置14Aがカラープリンタである場
合、図6に示すように構成される。この場合、観察条件
プロファイルとして、観察光源に関するパラメータ、そ
の他、が設定される。
【0046】本実施例のカラー画像再現システムは、基
本的には以上のように構成されるものであり、次に、こ
のシステムにおけるデータ処理について図7に示すフロ
ーチャートに基づき説明する。
【0047】先ず、オペレータは、画像出力装置14
B、カラー画像を記録した原稿の種類、出力媒体、記録
に用いるインキの種類、出力形態等のシステムを決定す
る(ステップS1)。
【0048】画像出力装置14B等が決定されると、次
に、デバイスプロファイル発生装置18を用いて、図3
〜図6に示すデバイスプロファイルの設定を行う(ステ
ップS2)。なお、このデバイスプロファイルは、カラ
ー画像再現システムの構成の決定の前に、所定のデバイ
スに対応して予め設定してもよい。
【0049】カラー画像再現システムの構成およびデバ
イスプロファイルが決定されると、共通色空間変換部2
0において、画像編集装置12からのYMCK網%デー
タを共通色空間のデータに変換する共通色空間変換テー
ブルを作成する(ステップS3)。この場合、以下に示
す基本プロファイルおよびサブプロファイルの選択は、
当該プロファイルに係るパラメータが条件プロファイル
に準備されているかどうか、要求される処理速度に対応
できるプロファイルであるか等に依存する。従って、プ
ロファイルの全てがオペレータにより任意に選択される
わけではなく、準備されているプロファイルにより自ず
と制限される。そのため、所望のプロファイルが設定さ
れていない場合には、例えば、デフォルト値が選択され
ることになる。
【0050】そこで、画像処理装置16の共通色空間変
換部20において、図3および図4に示す印刷/共通色
空間変換プロファイル群より所望の色再現処理方式等を
順次選択し、選択された前記色再現処理方式等に基づ
き、印刷物を得る画像出力装置14Bに対応した共通色
空間変換テーブルを作成する(ステップS3)。
【0051】この場合、画像出力装置14Bから所望の
印刷物を得るため、当該画像出力装置14Bの色再現処
理方式を特定するとともに、所望の精度や処理速度に応
じた基本式を選択する。
【0052】例えば、画像出力装置14Bの出力方式が
網点変調方式である場合、基本式である色予測基本関数
として、図3の基本プロファイルから、CIEの共通色
空間におけるXYZ表色系とYMCK表色系との関係を
規定するノイゲバウワ式を選択することとする。[数
1]に示すノイゲバウワ式は、各変数が(1) ドットゲイ
ン変換式(cX 、mX 、cXm、cXmy 等)、(2) 単色刺
激値(Xc 、Xm 、Xy、Xk 等)、(3) 高次色刺激値
(Xcm、Xcmy 、Xcmyk等)、に分類されており、夫々
に対して所望のサブプロファイルを選択する。
【0053】ドットゲイン変換式に対して、サブプロフ
ァイルから単一変換式および周囲長変換式を選択した場
合、cX 、mX 、cXm、cXmy 等は、[数2]の補正式
によって置き換えられ、そのパラメータαp 、αm 、L
が図4に示す印刷出力条件プロファイルの支持体プロフ
ァイルおよびインキプロファイルによって与えられる。
なお、αp は印刷する紙に依存する変数であり、代表的
な値として、例えば、アート紙に対して13、コート紙
に対して16、上質紙に対して20を設定することがで
きる。また、αm は印刷機、インキに依存するパラメー
タであり、平均的なオフセット印刷に対しては1、ドッ
トゲインの少ないインキあるいは印刷条件を選ぶ場合に
は1以下の値を設定することができる。
【0054】また、単一変換式に対して、サブプロファ
イルから二次式変換式を選択した場合、cX 、mX 、c
Xm、cXmy 等は、[数3]および[数4]の補正式によ
って置き換えられ、そのパラメータであるゲイン係数g
1 〜g5 が、図4に示す印刷出力条件プロファイルの支
持体プロファイル、スクリーン線数・網形状プロファイ
ルおよびインキプロファイル等によって与えられる。
【0055】前記の単一変換式は、X、Y、Zの刺激値
に対して共通の網%値を適用して近似を行うようにした
ものであるが、X、Y、Zの刺激値に対して異なる網%
値を対応させた場合、得られる三刺激値X、Y、Zの精
度をさらに向上させることができる。
【0056】すなわち、ドットゲイン変換式に対して、
サブプロファイルからXYZ独立変換式を選択する。こ
の場合、cX 、mX 等は、[数5]または[数6]の補
正式によって置き換えられ、cXm、cXmy 等は、[数
7]の補正式によって置き換えられる。そして、パラメ
ータαpX、αpY、αpZ、αm 、L、acXy 、bcXy 、ゲ
イン係数g1 〜g5 等が図4に示す印刷出力条件プロフ
ァイルの支持体プロファイル、スクリーン線数・形状プ
ロファイルおよびインキプロファイルによって与えられ
る。この場合、X、Y、Zの各刺激値に対して異なるド
ットゲインの補正量が考慮されるため、出力のYMCK
網%データに極めてよく対応した三刺激値X、Y、Zを
得ることができる。
【0057】一方、単色刺激値および高次色刺激値に対
して単色刺激値テーブルおよび高次色刺激値テーブルを
選択した場合、インキプロファイルから所定のインキセ
ットおよび支持体に対するテーブルが夫々選ばれる。な
お、上記の処理において、印刷出力条件プロファイルの
中に使用するインキセットのデータが登録されていない
場合には、標準プロファイルからデフォルト値を選択す
ることができる。
【0058】以上のようにして、[数1]に示すノイゲ
バウワ式の各パラメータが決定され、この変換式を用い
て、画像編集装置12より供給されるYMCK網%デー
タから共通色空間での三刺激値X、Y、Zを求めること
ができる。
【0059】同様に、画像処理装置16の色再現域・ア
ピアランス変換部22において、図5および図6に示す
色再現域・アピアランス変換プロファイル群より所望の
色再現処理方式等を順次選択し、選択された前記色再現
処理方式等に基づき、共通色空間における画像出力装置
14Bの色再現域と、前記共通色空間における画像出力
装置14Aの色再現域を一致させ、また、視覚順応適性
に対応したアピアランスを一致させるための色再現域・
アピアランス変換テーブルを作成する(ステップS
4)。なお、前記色再現域・アピアランス変換テーブル
の作成に際して、画像出力装置14Aがカラープリンタ
である場合、図6の観察条件プロファイルから観察光源
に対応したパラメータが与えられる。
【0060】ここで、前記のようにして選択された処理
方式等により、次のようにして色再現域・アピアランス
変換テーブルが作成される。例えば、印刷物の観察条
件、カラー画像データの種類に適したLMN変換式を基
本プロファイルから選択し、サブプロファイルから非線
形変換テーブルを選択し、L* * * 表色系からLM
N表色系への変換が行われる。そして、前記非線形変換
テーブルに対して、色再現域(入力レンジ、出力レンジ
等)、観察条件/色温度の違いを補正し、LMN→L*
* * の変換を行う。最後にL* * * →Labの
逆変換を行う。そして、L* * * →Labの変換を
行う変換テーブルが色再現域・アピアランス変換テーブ
ルとしてデータファイル30に格納される。
【0061】次に、画像処理装置16の固有色空間変換
部24において、共通色空間のカラー画像データを画像
出力装置14Aの固有色空間のカラー画像データに変換
する固有色空間変換テーブルを作成し、データファイル
32に格納する(ステップS5)。この場合、XYZ表
色系からカラープリンタやCRTの表色系への変換に
は、ルックアップテーブルを用いた公知の方法がある。
例えば、その方法が「Printing CIELab imaging on CMY
K printing」(SPIE Vol.1670 P316(1992))で述べら
れている。なお、カラープリンタやCRT等の複数の出
力装置を対象とする場合には、複数のルックアップテー
ブルを切り替えて対応することが可能である。
【0062】以上のようにして作成された共通色空間変
換テーブル、色再現域・アピアランス変換テーブルおよ
び固有色空間変換テーブルは、LUT生成部26におい
て合成され、あるいは、個々の画像変換テーブルとして
データファイル34に格納される(ステップS6)。
【0063】次に、オペレータは、前記の準備作業が完
了した後、カラー原稿のカラー画像データを画像入力装
置10より読み込む(ステップS7)。画像入力装置1
0は、前記カラー画像データを、例えば、RGBデータ
として画像編集装置12に供給する。画像編集装置12
では、前記RGBデータに対して所望の画像処理を施し
た後、それをYMCK網%データとして画像処理装置1
6および画像出力装置14Bに供給する(ステップS
8)。
【0064】そこで、画像処理装置16は、画像編集装
置12から供給された前記YMCK網%データに対し
て、画像出力装置14Aおよび14Bに対応して設定さ
れた変換テーブルにより変換処理を施す。LUT生成部
26は、前記YMCK網%データを共通色空間変換テー
ブル、色再現域・アピアランス変換テーブルおよび固有
色空間変換テーブルに基づいて変換処理し、その処理画
像データを画像出力装置14Aに供給する(ステップS
9)。すなわち、画像処理装置16では、YMCK網%
データが、印刷条件を考慮した[数1]のノイゲバウワ
式を規定した共通色空間変換テーブルにより共通色空間
のX、Y、Zの三刺激値に変換された後、画像出力装置
14Aおよび14B間の色再現域、アピアランスが色再
現域・アピアランス変換テーブルにより調整され、次い
で、固有色空間変換テーブルにより画像出力装置14A
に対応したカラー画像データに変換される。そして、前
記カラー画像データは、画像出力装置14Aにおいて、
ハードコピーとして出力され、あるいは、CRTに表示
される(ステップS10)。
【0065】そこで、オペレータは、表示出力されたカ
ラー画像を確認し(ステップS11)、色等に問題がな
ければ、画像出力装置14Bを付勢して、印刷物を作成
する(ステップS12)。一方、問題がある場合には、
画像編集装置12において再度画像処理を行い、得られ
たYMCK網%データをモニタする作業を繰り返す(ス
テップS11)。
【0066】以上のように、本実施例では、画像出力装
置14Bに供給されるYMCK網%データから、印刷物
におけるドットゲインを考慮して補正されたYMCK網
%データを求め、この補正されたYMCK網%データを
三刺激値X、Y、Zに変換した後、画像出力装置14A
で表示あるいは出力されるカラー画像データを求めてい
る。この場合、前記ドットゲインを考慮する際、ドット
ゲインが測定に使用する照明光の波長によって異なるこ
とに着目し、[数5]、[数6]または[数7]に基づ
き、三刺激値X、Y、Z別に独立にYMCK網%データ
を補正しているため、印刷物の状態に極めて近い三刺激
値X、Y、Zが得られる。この結果、画像出力装置14
Aから得られる予測画像と画像出力装置14Bから得ら
れる印刷画像とのマッチングが極めて良く、オペレータ
は、最終生成物である印刷物を得る前にハードコピー、
CRT等でそのカラー画像を高精度に評価確認すること
ができる。
【0067】なお、基本プロファイル、サブプロファイ
ルおよび条件プロファイルに対して、変換式や補正式、
さらには、パラメータを任意に追加、変更することがで
きるため、当該カラー画像再現システムが適用される範
囲を容易に拡張することができるとともに、カラー画像
の再現性の精度向上も可能となる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明では、印刷条件に
従って設定される画像の色表現座標値毎のドットゲイン
補正係数を用いて面積変調データを補正し、この補正さ
れた面積変調データから前記色表現座標値に対応するカ
ラー画像データを変換して求め、前記カラー画像データ
に基づき画像を再生しているため、ドットゲインの影響
を十分に考慮した高精度な予測画像を得ることができ
る。これにより、所望の印刷画像を容易に作成すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるカラー画像再現システ
ムの全体構成ブロック図である。
【図2】本発明に係るカラー画像再現システムにおける
デバイスプロファイル群の構成説明図である。
【図3】図2に示す出力デバイスプロファイル群におけ
る基本プロファイルおよびサブプロファイルの階層構造
の説明図である。
【図4】図2に示す印刷/共通色空間変換プロファイル
群における条件プロファイルの説明図である。
【図5】図2に示す色再現域・アピアランス変換プロフ
ァイル群における基本プロファイルおよびサブプロファ
イルの階層構造の説明図である。
【図6】図2に示す色再現域・アピアランス変換プロフ
ァイル群における条件プロファイルの説明図である。
【図7】本発明に係るカラー画像再現システムでの処理
過程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…画像入力装置 12…画像
編集装置 14A、14B…画像出力装置 16…画像
処理装置 18…デバイスプロファイル発生装置 20…共通
色空間変換部 22…色再現域・アピアランス変換部 24…固有
色空間変換部 26…LUT生成部 28、30、32、34、36…データファイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の画像処理が施されたカラー画像デー
    タから各色材毎の面積変調データを生成し、前記各面積
    変調データに基づきカラー印刷物を得る際、 前記カラー印刷物の前記各色材に対応して画像の色表現
    座標値毎に設定したドットゲイン補正係数に基づき、前
    記各面積変調データを補正し、前記補正された各面積変
    調データから前記色表現座標値のカラー画像データを生
    成し、前記色表現座標値のカラー画像データに基づき、
    前記カラー印刷物に対応したカラー画像を再現出力する
    ことを特徴とするカラー画像再現方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、 色表現座標値は、CIEのXYZ表色系における三刺激
    値X、Y、Zであることを特徴とするカラー画像再現方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法において、 色表現座標値は、BGR表色系における三刺激値B、
    G、Rであることを特徴とするカラー画像再現方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の方法において、 ドットゲイン補正係数は、当該色材以外の色材の面積変
    調データに依存する補正項を含むことを特徴とするカラ
    ー画像再現方法。
  5. 【請求項5】所望の画像処理が施されたカラー画像デー
    タから各色材毎の面積変調データを生成し、前記各面積
    変調データに基づきカラー印刷物を得るとともに、前記
    カラー印刷物に対応したカラー画像を再現出力するカラ
    ー画像再現システムにおいて、 前記カラー印刷物の前記各色材に対応して画像の色表現
    座標値毎に設定したドットゲイン補正係数を含む印刷条
    件をパラメータとして設定した印刷条件プロファイル
    と、 前記ドットゲイン補正係数に基づいて前記各面積変調デ
    ータを補正する補正式を設定した補正式プロファイル
    と、 前記補正式を用いて補正された前記各面積変調データを
    前記色表現座標値に対応したカラー画像データに変換す
    る変換式を設定した変換式プロファイルと、 を備え、前記色表現座標値に対応したカラー画像データ
    から画像再現装置に適応するカラー画像データを得るこ
    とを特徴とするカラー画像再現システム。
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KR100978154B1 (ko) * 2006-01-31 2010-08-25 미츠비시주코 인사츠시코키카이 가부시키가이샤 인쇄기의 인쇄 전 색조 확인 방법 및 장치, 및 제판 방법

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