JPH0722188U - クリップ - Google Patents

クリップ

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JPH0722188U
JPH0722188U JP5789193U JP5789193U JPH0722188U JP H0722188 U JPH0722188 U JP H0722188U JP 5789193 U JP5789193 U JP 5789193U JP 5789193 U JP5789193 U JP 5789193U JP H0722188 U JPH0722188 U JP H0722188U
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JP
Japan
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clip
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clip member
engaging
wire harness
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JP5789193U
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JP2596051Y2 (ja
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昌章 平野
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2本のワイヤハーネスをクリップを介して並
列配設した際に、クリップの結束部分で何れか一方のワ
イヤハーネスを屈曲状に配設しても把持部より離脱する
ことがない。 【構成】 連結軸13の左右に上下に開放する略半円形
状の主受け部14,15を形成した略S字形状の主クリ
ップ部材12を設けるとともに、この主クリップ部材1
2の両側にヒンジ部20a,20bを介して主クリップ
部材12と左右対称形状に略S字形状で略半円形状の左
右の係合部22,24および26,28を有する係合ク
リップ部材21,25を接続形成して、この左右の係合
クリップ部材21,25をヒンジ部20a,20bを介
して回動することにより、前記主クリップ部材12の左
右の主受け部14,15のそれぞれに対向状の略メガネ
状に組合せ係合してワイヤハーネス等を把持可能に形成
したクリップ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ホース、ワイヤハーネス等を配設するためのクリップに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のクリップ1は例えば合成樹脂材からなるもので、図4に示すよ うに略C型形状の把持部2,3がその開口部2a,3aを対応する方向にして接 続軸4により一体状に接続され、このクリップ1の把持部2,3を介して例えば ワイヤハーネスW1 ,W2 は並設されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このクリップ1によりワイヤハーネスW1 ,W2 を配設して同 クリップ1部分において例えば何れか一方のワイヤハーネスW1 の配設方向を折 曲して変更しようとした場合、ワイヤハーネスW1 の反力により把持部2あるい は把持部3より離脱して配設が困難となる問題点があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点を解決すべくなされたもので、2本のワイヤハー ネスをクリップを介して並列配設した際に、クリップの結束部分でいずれか一方 のワイヤハーネスを屈曲状に配設しても把持部より離脱することのないクリップ を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記技術課題を解決するため、並列状に配設するワイヤハーネス等 を結束するクリップであって、連結軸の左右に上下に開放する略半円形状の主受 け部を形成した略S字形状の主クリップ部材を設けるとともに、この主クリップ 部材の両側にヒンジ部を介して主クリップ部材と左右対称形状に略S字形状で略 半円形状の左右の係合部を有する係合クリップ部材を接続形成して、この左右の 係合クリップ部材をヒンジ部を介して回動することにより、前記主クリップ部材 の左右の主受け部のそれぞれに対向状の略メガネ状に組合せ係合してワイヤハー ネスW等を把持可能に形成したクリップである。
【0006】
【作用】
上記構成としたことにより、クリップにより結束したワイヤハーネスを容易に 屈曲配設することができる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明すると、図1はクリップ11 を展開した斜視図、図2はクリップ11の展開した平面図、図3はクリップ11 の使用状態を示す斜視図を示すもので、このクリップ11は合成樹脂材により成 形されるもので、このクリップ11は、中央の主クリップ部材12と、この主ク リップ部材12の両側にヒンジ部20a,20bを介して形成される左右の係合 クリップ部材21,25とより構成されている。
【0008】 この中央の主クリップ部材12は、中央の連結軸13と、左右の主受け部14 ,15とより構成され、この連結軸13は図2に示すように所定の長さLおよび 幅Hを有する断面略方形状に形成され、この連結軸13の図示左側には連結軸1 3の一方の側面13a側より所定の幅h1 で、かつワイヤハーネスW1 ,W2 等 を把持可能とする所定の径を有する略半円形状の左主受け部14が下方開放状に 形成され、また、他方の側面13b側より所定の幅h1 で、かつ所定の径を有す る略半円形状の右主受け部15が上方開放状に形成されている。また、この連結 軸13の側面13a側の下面側には所定の幅h2 で略長方形状の係合凹部16が 凹設され、また、反対側の側面13b側の上面側には同様に所定の幅h2 で略長 方形状の係合凹部17が凹設され、この両係合凹部16,17の端部には図示齟 齬状に上下面に向けて切欠きされて掛止部18,19が形成されている。このよ うに形成された主クリップ部材12は図示のように略S字形状に形成され、この 左右の主受け部14,15には薄肉状のヒンジ部20a,20bを介して係合ク リップ部材21,25がそれぞれ接続形成されている。
【0009】 この左右の係合クリップ部材21,25は主クリップ部材12に対しそれぞれ ヒンジ部20a,20bを中心として対称形状に形成されるもので、この左側の 係合クリップ部材21は図2に示すように、この係合クリップ部材21は連結軸 13の側面13a側の係合凹部16と同じ幅h2 に対応する部分に形成され、ヒ ンジ部20aを介して主クリップ部材12とによりワイヤハーネスW1 ,W2 を 把持するもので、この左係合クリップ部材21は左主受け部14と対応する径を 有する略半円形状の左係合部22が図示のようにヒンジ部20aを介して下方開 放状に設けられ、また、この左係合部22の端部には連結軸13の係合凹部16 に嵌込み状に納められる断面略方形状の接続軸23が形成され、この接続軸23 の端部には主クリップ部材12の右主受け部15とによりワイヤハーネスW等を 把持可能に対応する径を有する略半円形状の右係合部24が図示のように上方開 放状に設けられている。このように形成された左係合クリップ部材21はヒンジ 部20aを介して主クリップ部材12に対称形状の略S字形状に接続形成される とともに、ヒンジ部20aを中心として反時計方向へ回動すると、接続軸23は 係合凹部16に納められて左係合部22は左主受け部14と、また、右係合部2 4は右主受け部15とそれぞれ対向状に突合されて図示略メガネ状に組合せ係合 可能に設けられている。
【0010】 また、右側の係合クリップ部材25も同様に図2に示すように、同係合クリッ プ部材25を受ける係合凹部17と同じ幅h2 に対応する部分に形成され、ヒン ジ部20bを介して主クリップ部材12の右主受け部15とによりワイヤハーネ スW等を把持可能とする対応する径を有する略半円形状の右係合部26が図示の ようにヒンジ部20aを介して上方開放状に設けられ、また、この右係合部26 の端部には主クリップ部材12の係合凹部17に嵌込み状に納められる断面略方 形状の接続軸27が形成され、この接続軸27の端部には主クリップ部材12の 左主受け部14とによりワイヤハーネスW1 を把持可能とする対応する径を有す る略半円形状の左係合部28が図示のように下方開放状に設けられている。この ように形成された右係合クリップ部材25はヒンジ部20bを介して主クリップ 部材12に対称形状の略S字形状に接続形成され、この右係合クリップ部材25 は左係合クリップ部材21と同様にヒンジ部20bを中心として反時計方向へ回 動すると、接続軸23は係合凹部17に納められて右係合部26は右主受け部1 5と、また、左係合部28は左主受け部14とそれぞれ対向状に突合されて図示 略メガネ状に組合せ係合可能に設けられている。
【0011】 このように本例クリップ11は上記のように構成したものであるから、ワイヤ ハーネスW1 ,W2 を配設する場合、先ず、ワイヤハーネスW1 ,W2 の所定の 箇所に図3に示すように主クリップ部材12の左主受け部14はワイヤハーネス W1 の外周の上部に、また、右主受け部15はワイヤハーネスW2 の外周の下部 にそれぞれ添設状にする。
【0012】 この状態で、先ず、例えば左係合クリップ部材21をヒンジ部20aを中心と して反時計方向へ回動して左係合部22をワイヤハーネスW1 の外周下面に当接 係合するとともに、右係合部24はその合成樹脂の弾性を利用してワイヤハーネ スW2 の外周の上部側へ係合する。この状態で接続軸23は連結軸13の係合凹 部16に納められている。
【0013】 また、右係合クリップ部材25は左側と同様にヒンジ部20bを中心として反 時計方向へ回動して右係合部26をワイヤハーネスW2 の外周上面に当接係合し 、左係合部28はワイヤハーネスW1 の外周下面に係合する。この状態で接続軸 27は連結軸13の係合凹部17に納められている。
【0014】 このようにして主クリップ部材12の左右の主受け部14,15に添設された ワイヤハーネスW1 ,W2 はこの主クリップ部材12とその左右の係合クリップ 部材21,25により図示のように略メガネ状に係合されて左右のワイヤハーネ スW1 ,W2 は結束されている。
【0015】 したがって、このようにクリップ11によりワイヤハーネスW1 ,W2 を並列 状に結束された状態で、例えばワイヤハーネスW1 を左係合クリップ部材21側 で上方へ折曲した場合、この左クリップ部材21の右係合部24は反対側のワイ ヤハーネスW2 に上方より掛合されているので、このワイヤハーネスW1 を上方 へ折曲してもこのワイヤハーネスW1 の反力により左係合クリップ部材21は外 れることがない。また、この状態で右クリップ部材25の左係合部28はワイヤ ハーネスW1 の下方に係合されているものの、右係合部26はヒンジ部20bを 介してワイヤハーネスW2 の上側に掛合され、接続軸27は連結軸13の係合凹 部17に納められているので外れることはない。
【0016】 また、ワイヤハーネスW1 を下方へ折曲した場合においても同様の掛合作用に より外れを生ずることはない。また、右クリップ部材25においてワイヤハーネ スW1 を上下に折曲しても同様の掛合作用によりワイヤハーネスW1 の外れを防 止することができる。なお、ワイヤハーネスW2 側においても同様に左右の係合 クリップ部材21,25の掛合作用により外れを生ずることはない。
【0017】 このように連結軸13の左右に下方に開放する略半円形状の左主受け部14と 上方に開放する略半円形状の右主受け部15とにより略S字形状の主クリップ部 材12を設けるとともに、この主クリップ部材12の両側にヒンジ部20a,2 0bを介して左右対称形状に略S字形状で前記左右の主受け部14,15と対向 する略半円形状の左右の係合部22,24および26,28を有する係合クリッ プ部材21,25を接続形成して、この左右の係合クリップ部材21,25をヒ ンジ部20a,20bを介して反時計方向に回動することにより、主クリップ部 材12の左右の主受け部14,15のそれぞれに対向状の略メガネ形状に組合せ 係合してワイヤハーネスW等を把持可能に構成したことにより、並設される一方 のワイヤハーネスW1 あるいはW2 を上下方向へ屈曲状に配設しても、主クリッ プ部材12の左右側方において左右の係合クリップ部材21,25がワイヤハー ネスW1 ,W2 に齟齬状に掛合されていることから、折曲対象の反対側のワイヤ ハーネスWにより左右の係合クリップ部材21,25の係合外れが防止されて、 ワイヤハーネスW1 ,W2 の屈曲配設を容易に行うことができる。また、連結軸 13に凹設した係合凹部16,17も係合クリップ部材21,25の接続軸23 ,27とにより係合外れ防止の一助を負うものである。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成したことにより、並設される一方のワイヤハーネ スを上下方向へ屈曲状に配設しても、主クリップ部材の左右側方において左右の 係合クリップ部材が並設したワイヤハーネスに齟齬状に掛合されていることから 、折曲対象の反対側のワイヤハーネスにより左右の係合クリップ部材の係合外れ が防止されて、ワイヤハーネスの屈曲配設を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリップの展開斜視図である。
【図2】クリップの展開平面図である。
【図3】クリップの使用状態の斜視図である。
【図4】従来のクリップの斜視図である。
【符号の説明】
11 クリップ 12 主クリップ部材 13 連結軸 14,15 主受け部 20a,20b ヒンジ部 21,25 係合クリップ部材 22,24,26,28 係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並列状に配設するワイヤハーネス等を結
    束するクリップであって、連結軸13の左右に上下に開
    放する略半円形状の主受け部14,15を形成した略S
    字形状の主クリップ部材12を設けるとともに、この主
    クリップ部材12の両側にヒンジ部20a,20bを介
    して主クリップ部材12と左右対称形状に略S字形状で
    略半円形状の左右の係合部22,24および26,28
    を有する係合クリップ部材21,25を接続形成して、
    この左右の係合クリップ部材21,25をヒンジ部20
    a,20bを介して回動することにより、前記主クリッ
    プ部材12の左右の主受け部14,15のそれぞれに対
    向状の略メガネ状に組合せ係合してワイヤハーネス等を
    把持可能に形成したクリップ。
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