JPH07221768A - セル多重方法、セル多重装置及び交換スイッチ - Google Patents
セル多重方法、セル多重装置及び交換スイッチInfo
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- JPH07221768A JPH07221768A JP1417194A JP1417194A JPH07221768A JP H07221768 A JPH07221768 A JP H07221768A JP 1417194 A JP1417194 A JP 1417194A JP 1417194 A JP1417194 A JP 1417194A JP H07221768 A JPH07221768 A JP H07221768A
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- cells
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セル多重処理を経ても同一入力系からのセル
間隔を平均間隔に近付けることができ、その変動も小さ
く押さえる。 【構成】 平均的なセル間隔情報を外部から取込んで又
は計測して記録しておき、また、セル間隔を求められる
ように最新のセル送出時刻も記録しておく(7)。セル
送出タイミングにおいて、1個の入力バッファだけにセ
ルが滞留されているときにはその入力バッファからセル
を送出させる(6)。セル送出タイミングにおいて、2
個以上の入力バッファにセルが到着しているときは、今
回のタイミングで送出させたと仮定した場合のセル間隔
が、平均的なセル間隔を基準に見た場合に妥当であるか
否かを数値化し、この評価用値に基づいて、最も妥当性
が高い入力バッファからセルを送出させる(6)。
間隔を平均間隔に近付けることができ、その変動も小さ
く押さえる。 【構成】 平均的なセル間隔情報を外部から取込んで又
は計測して記録しておき、また、セル間隔を求められる
ように最新のセル送出時刻も記録しておく(7)。セル
送出タイミングにおいて、1個の入力バッファだけにセ
ルが滞留されているときにはその入力バッファからセル
を送出させる(6)。セル送出タイミングにおいて、2
個以上の入力バッファにセルが到着しているときは、今
回のタイミングで送出させたと仮定した場合のセル間隔
が、平均的なセル間隔を基準に見た場合に妥当であるか
否かを数値化し、この評価用値に基づいて、最も妥当性
が高い入力バッファからセルを送出させる(6)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセル多重方法、セル多重
装置及び交換スイッチに関し、例えば、ATM(Asynch
ronous Transfer Mode:非同期転送モード)網に対する
ものに適用し得る。
装置及び交換スイッチに関し、例えば、ATM(Asynch
ronous Transfer Mode:非同期転送モード)網に対する
ものに適用し得る。
【0002】
【従来の技術】ATM網では、情報を固定長のパケット
(以下、セルと呼ぶ)に分割して転送する。そのため、
音声やデータ等の様々な種類の、しかも、数kb/s〜
数十Mb/sの種々の速度を有するメディアを一括的に
柔軟に多重してATM網で転送できる。また、ATM網
によれば、情報のバースト性を利用した統計多重効果も
期待でき、ATM網の効率的利用が可能である。
(以下、セルと呼ぶ)に分割して転送する。そのため、
音声やデータ等の様々な種類の、しかも、数kb/s〜
数十Mb/sの種々の速度を有するメディアを一括的に
柔軟に多重してATM網で転送できる。また、ATM網
によれば、情報のバースト性を利用した統計多重効果も
期待でき、ATM網の効率的利用が可能である。
【0003】このようなATM網においては、適当な位
置に、複数の入力リンクからのセルを多重して1本の出
力リンクに送出するセル多重装置が設けられている。セ
ル多重装置としては、下記文献に記載のように、多重処
理のために必要なバッファとして各入力リンクに対応さ
せて設けたものと、出力リンクに対応させて設けたもの
とがあり、本発明は前者を前提とする。
置に、複数の入力リンクからのセルを多重して1本の出
力リンクに送出するセル多重装置が設けられている。セ
ル多重装置としては、下記文献に記載のように、多重処
理のために必要なバッファとして各入力リンクに対応さ
せて設けたものと、出力リンクに対応させて設けたもの
とがあり、本発明は前者を前提とする。
【0004】文献:『宗宮利夫、渡辺直聡、マリオ・ル
オーニ、加藤正文著、「ATM集線装置におけるバース
トトラヒック特性の一検討」、電子情報通信学会技術報
告SSE92−88、1992年11月』
オーニ、加藤正文著、「ATM集線装置におけるバース
トトラヒック特性の一検討」、電子情報通信学会技術報
告SSE92−88、1992年11月』
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、予め定められて
いる順番で各入力バッファをポーリングし、セルが存在
する入力バッファがあればセルを取出して出力リンクに
送出することを繰返すことで、複数の入力リンクからの
セルを多重していた。
いる順番で各入力バッファをポーリングし、セルが存在
する入力バッファがあればセルを取出して出力リンクに
送出することを繰返すことで、複数の入力リンクからの
セルを多重していた。
【0006】しかしながら、この方法によれば、入力リ
ンクからのセルの到着間隔と、その入力リンクからのセ
ルの出力リンクへの送出間隔との不一致性が大きいとい
う問題を有する。すなわち、平均到着間隔と平均送出間
隔とが異なるだけでなく、その相違量も頻繁に変動する
ことがある。例えば、同時到着のセルに対するポーリン
グによる選択方法によっては、一方(又は両方)の入力
リンクからのセルの出力リンクにおける間隔は入力時と
異なったものとなり、その変動幅も大きくなる。
ンクからのセルの到着間隔と、その入力リンクからのセ
ルの出力リンクへの送出間隔との不一致性が大きいとい
う問題を有する。すなわち、平均到着間隔と平均送出間
隔とが異なるだけでなく、その相違量も頻繁に変動する
ことがある。例えば、同時到着のセルに対するポーリン
グによる選択方法によっては、一方(又は両方)の入力
リンクからのセルの出力リンクにおける間隔は入力時と
異なったものとなり、その変動幅も大きくなる。
【0007】このようにセル多重処理を通じてセル間隔
の変動が起こると、そのセルが音声信号のような固定間
隔の情報に係るものであれば再生品質の低下を招き、又
は、受信側において間隔を所定のものとする構成が必要
となり、また、セル間隔の変動が大きければ網において
廃棄される恐れも高くなり、その結果、セル間隔の変動
がほとんど存在しないセル多重処理が望まれている。
の変動が起こると、そのセルが音声信号のような固定間
隔の情報に係るものであれば再生品質の低下を招き、又
は、受信側において間隔を所定のものとする構成が必要
となり、また、セル間隔の変動が大きければ網において
廃棄される恐れも高くなり、その結果、セル間隔の変動
がほとんど存在しないセル多重処理が望まれている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、M本の入力リンクからのセルを
それぞれ、各入力リンクに対応する入力バッファに滞留
した後、いずれかの入力バッファから読出して多重セル
を1本の出力リンクへ送出するにつき、どの入力バッフ
ァから送出させるかを、以下のように決定することとし
た。
め、本発明においては、M本の入力リンクからのセルを
それぞれ、各入力リンクに対応する入力バッファに滞留
した後、いずれかの入力バッファから読出して多重セル
を1本の出力リンクへ送出するにつき、どの入力バッフ
ァから送出させるかを、以下のように決定することとし
た。
【0009】すなわち、各入力バッファについて、1又
は2以上の最新のセル送出時刻と平均的なセル間隔情報
とを記録しておく。そして、セル送出タイミングにおい
て、2個以上の入力バッファにセルが到着しており、セ
ルを送出させる入力バッファとしていずれかの入力バッ
ファを決定する必要が生じた際には、候補となっている
各入力バッファについて記録されている最新のセル送出
時刻に基づいて、今回のセル送出タイミングでセルを送
出したと仮定した場合のセル間隔が平均的なセル間隔か
らどの程度異なっているかを表す評価用値を、候補とな
っている各入力バッファについて求め、この評価用値に
基づいて、セルを送出させる入力バッファを決定する。
は2以上の最新のセル送出時刻と平均的なセル間隔情報
とを記録しておく。そして、セル送出タイミングにおい
て、2個以上の入力バッファにセルが到着しており、セ
ルを送出させる入力バッファとしていずれかの入力バッ
ファを決定する必要が生じた際には、候補となっている
各入力バッファについて記録されている最新のセル送出
時刻に基づいて、今回のセル送出タイミングでセルを送
出したと仮定した場合のセル間隔が平均的なセル間隔か
らどの程度異なっているかを表す評価用値を、候補とな
っている各入力バッファについて求め、この評価用値に
基づいて、セルを送出させる入力バッファを決定する。
【0010】
【作用】本発明においては、セル多重処理を経た送出セ
ル列において、同一の入力バッファ(入力リンク)から
のセルの間隔をできるだけ一定にすることを意図してい
る。そのために、平均的なセル間隔情報を外部から取込
んで、又は計測して記録している。また、セル間隔を問
題としているので、1又は2以上の最新のセル送出時刻
も記録している。セル送出タイミングにおいて、セルを
滞留している入力バッファがなければ送出は当然に行な
われず、1個の入力バッファだけにセルが滞留されてい
るときにはその入力バッファからセルを送出させれば良
い。従って、セル送出タイミングにおいて、2個以上の
入力バッファにセルが到着しているときの決定方法が問
題となる。
ル列において、同一の入力バッファ(入力リンク)から
のセルの間隔をできるだけ一定にすることを意図してい
る。そのために、平均的なセル間隔情報を外部から取込
んで、又は計測して記録している。また、セル間隔を問
題としているので、1又は2以上の最新のセル送出時刻
も記録している。セル送出タイミングにおいて、セルを
滞留している入力バッファがなければ送出は当然に行な
われず、1個の入力バッファだけにセルが滞留されてい
るときにはその入力バッファからセルを送出させれば良
い。従って、セル送出タイミングにおいて、2個以上の
入力バッファにセルが到着しているときの決定方法が問
題となる。
【0011】本発明においては、今回のセル送出タイミ
ングで送出させたと仮定した場合の、最新のセル送出時
刻から求められるセル間隔が、平均的なセル間隔を基準
に見た場合に妥当であるか否かを数値化し、この評価用
値に基づいて、最も妥当性が高い入力バッファ中のセル
を送出させるものに決定する。
ングで送出させたと仮定した場合の、最新のセル送出時
刻から求められるセル間隔が、平均的なセル間隔を基準
に見た場合に妥当であるか否かを数値化し、この評価用
値に基づいて、最も妥当性が高い入力バッファ中のセル
を送出させるものに決定する。
【0012】これにより、全ての入力系について、出力
リンクに送出されたセルの間隔を平均のセル間隔に近付
けることができ、そのセル間隔変動を小さくすることが
できる。
リンクに送出されたセルの間隔を平均のセル間隔に近付
けることができ、そのセル間隔変動を小さくすることが
できる。
【0013】
(A)第1実施例 以下、本発明の第1実施例を図面を参照しながら詳述す
る。ここで、図1がこの第1実施例の基本構成を示すも
のである。
る。ここで、図1がこの第1実施例の基本構成を示すも
のである。
【0014】図1において、各入力リンク1−1、…、
1−Mから到着したセルはそれぞれ、入力リンク対応の
入力バッファメモリ(以下、単に入力バッファと呼ぶ)
2−1、…、2−Mにおいて一旦滞留された後、所定の
タイミングで入力バッファ2−m(mは1〜M)から読
み出されて多重部3に与えられ、この多重部3を経由す
ることで多重されて出力リンク4に送出される。
1−Mから到着したセルはそれぞれ、入力リンク対応の
入力バッファメモリ(以下、単に入力バッファと呼ぶ)
2−1、…、2−Mにおいて一旦滞留された後、所定の
タイミングで入力バッファ2−m(mは1〜M)から読
み出されて多重部3に与えられ、この多重部3を経由す
ることで多重されて出力リンク4に送出される。
【0015】各入力バッファ2−1、…、2−MはFI
FO(先入れ先出し)構成のものであり、セルが到着す
ると(入力されると)自動的に書込みを行ない、一方、
読出しは、全ての入力バッファ2−1〜2−Mに共通な
読出し制御部9の制御下で、各セル送出タイミングにお
いていずれか1個の入力バッファ2−mから行なわれ
る。
FO(先入れ先出し)構成のものであり、セルが到着す
ると(入力されると)自動的に書込みを行ない、一方、
読出しは、全ての入力バッファ2−1〜2−Mに共通な
読出し制御部9の制御下で、各セル送出タイミングにお
いていずれか1個の入力バッファ2−mから行なわれ
る。
【0016】読出し制御部9は、セル量計測部8、セル
間隔記録部7、送出セル決定部6及びバッファアクセス
制御部5から構成されている。
間隔記録部7、送出セル決定部6及びバッファアクセス
制御部5から構成されている。
【0017】この第1実施例の場合、セル間隔記録部7
は、例えば図2に示す記録フォーマット構成を有する。
すなわち、セル間隔記録部7は、各入力バッファ2−m
について(バッファ識別情報が付与されているエリア毎
に)、到着セル数xm と、平均セル到着間隔Tm と、最
新セル送出時刻tm とを記録する構成となっている。こ
こで、到着セル数xm と平均セル到着間隔Tm とはセル
量計測部8によって操作される情報であり、最新セル送
出時刻tm は送出セル決定部6によって操作される情報
である。
は、例えば図2に示す記録フォーマット構成を有する。
すなわち、セル間隔記録部7は、各入力バッファ2−m
について(バッファ識別情報が付与されているエリア毎
に)、到着セル数xm と、平均セル到着間隔Tm と、最
新セル送出時刻tm とを記録する構成となっている。こ
こで、到着セル数xm と平均セル到着間隔Tm とはセル
量計測部8によって操作される情報であり、最新セル送
出時刻tm は送出セル決定部6によって操作される情報
である。
【0018】セル量計測部8は、各入力バッファ2−m
について、セル到着測定期間T毎にその期間T内の到着
セル数xm を計測する。すなわち、セル到着を検出した
入力バッファ2−mについて、セル間隔記録部7に記録
されている到着セル数xm を1インクリメントさせる。
また、セル量計測部8は、入力バッファ2−mについ
て、計測中のセル到着測定期間Tが終了したときには、
例えば、その期間Tをそのときの到着セル数xm で除算
することで平均セル到着間隔Tm を求め直してセル間隔
記録部7に記録されている該当する値を更新させ、また
同時に、到着セル数xm を0クリアさせ、次のセル到着
測定期間Tにおける計測に移行する。
について、セル到着測定期間T毎にその期間T内の到着
セル数xm を計測する。すなわち、セル到着を検出した
入力バッファ2−mについて、セル間隔記録部7に記録
されている到着セル数xm を1インクリメントさせる。
また、セル量計測部8は、入力バッファ2−mについ
て、計測中のセル到着測定期間Tが終了したときには、
例えば、その期間Tをそのときの到着セル数xm で除算
することで平均セル到着間隔Tm を求め直してセル間隔
記録部7に記録されている該当する値を更新させ、また
同時に、到着セル数xm を0クリアさせ、次のセル到着
測定期間Tにおける計測に移行する。
【0019】バッファアクセス制御部5は、各入力バッ
ファ2−mにセルが滞留されているか否かを確認するも
のであり、セルが滞留されている入力バッファ2−mが
1個以上あれば、そのバッファ識別情報を送出セル決定
部6に与えるものである。また、バッファアクセス制御
部5は、送出セル決定部6が読出しを指示した入力バッ
ファ2−I(Iは1〜M)から最古到着のセルを読み出
させるものである。
ファ2−mにセルが滞留されているか否かを確認するも
のであり、セルが滞留されている入力バッファ2−mが
1個以上あれば、そのバッファ識別情報を送出セル決定
部6に与えるものである。また、バッファアクセス制御
部5は、送出セル決定部6が読出しを指示した入力バッ
ファ2−I(Iは1〜M)から最古到着のセルを読み出
させるものである。
【0020】送出セル決定部6は、バッファアクセス制
御部5から与えられた各入力バッファ2−mのセルの滞
留情報や、セル間隔記録部7に格納されている情報に基
づいて、今回のセル送出タイミングにおいて出力リンク
4に送出するセル(そのセルを格納している入力バッフ
ァ2−I)を決定する。また、セル間隔記録部7におけ
る、決定した入力バッファ2−Iについての最新セル送
出時刻tI を更新させる。
御部5から与えられた各入力バッファ2−mのセルの滞
留情報や、セル間隔記録部7に格納されている情報に基
づいて、今回のセル送出タイミングにおいて出力リンク
4に送出するセル(そのセルを格納している入力バッフ
ァ2−I)を決定する。また、セル間隔記録部7におけ
る、決定した入力バッファ2−Iについての最新セル送
出時刻tI を更新させる。
【0021】図3は、送出セル決定部6が実行するセル
を送出する入力バッファを決定する手順を示すフローチ
ャートである。なお、送出セル決定部6は、ソフトウェ
ア的に構成されていても良く、ハードウェア的に構成さ
れていても良く、ハードウェア的に構成されている場合
であっても手順をフローチャートで表すと、図3に示す
ようになる。非常に高速なATMセルを取扱う各部構成
は、実際上、ハードウェア的に構成されることの方が多
い。
を送出する入力バッファを決定する手順を示すフローチ
ャートである。なお、送出セル決定部6は、ソフトウェ
ア的に構成されていても良く、ハードウェア的に構成さ
れていても良く、ハードウェア的に構成されている場合
であっても手順をフローチャートで表すと、図3に示す
ようになる。非常に高速なATMセルを取扱う各部構成
は、実際上、ハードウェア的に構成されることの方が多
い。
【0022】セル送出タイミングになるのを待受け(ス
テップ21)、セル送出タイミングになると、その時点
において、セルが到着して滞留されている入力バッファ
2−mが存在するか否かを確認する(ステップ22)。
存在しない場合には、次のセル送出タイミングになるの
を待受ける。
テップ21)、セル送出タイミングになると、その時点
において、セルが到着して滞留されている入力バッファ
2−mが存在するか否かを確認する(ステップ22)。
存在しない場合には、次のセル送出タイミングになるの
を待受ける。
【0023】セルが滞留されている入力バッファが存在
すると、そのような入力バッファの数を確認する(ステ
ップ23)。1個であれば、その入力バッファ2−Iか
らセルを送出させることに決定してバッファアクセス制
御部5を駆動させ、また、セル間隔記録部7の最新セル
送出時刻tI も更新させる(ステップ26)。一方、2
個以上であれば、セルが滞留されている各入力バッファ
2−iについて、(1)式に示す送出優先レベル判定値Ci
を計算し(ステップ24)、この送出優先レベル判定
値Ciが最も大きい入力バッファを検索し(ステップ2
5)、検索された入力バッファ2−Iからセルを送出さ
せることに決定してバッファアクセス制御部5を駆動さ
せ、また、セル間隔記録部7の最新セル送出時刻tI も
更新させる(ステップ26)。
すると、そのような入力バッファの数を確認する(ステ
ップ23)。1個であれば、その入力バッファ2−Iか
らセルを送出させることに決定してバッファアクセス制
御部5を駆動させ、また、セル間隔記録部7の最新セル
送出時刻tI も更新させる(ステップ26)。一方、2
個以上であれば、セルが滞留されている各入力バッファ
2−iについて、(1)式に示す送出優先レベル判定値Ci
を計算し(ステップ24)、この送出優先レベル判定
値Ciが最も大きい入力バッファを検索し(ステップ2
5)、検索された入力バッファ2−Iからセルを送出さ
せることに決定してバッファアクセス制御部5を駆動さ
せ、また、セル間隔記録部7の最新セル送出時刻tI も
更新させる(ステップ26)。
【0024】 Ci =(tn −ti )/Ti …(1) ここで、tn は今回のセル送出タイミングの時刻であ
り、ti はセルが滞留されている入力バッファ2−iに
ついてセル間隔記録部7に記録されている最新セル送出
時刻であり、Ti は入力バッファ2−iについてセル間
隔記録部7に記録されている平均セル到着間隔である。
り、ti はセルが滞留されている入力バッファ2−iに
ついてセル間隔記録部7に記録されている最新セル送出
時刻であり、Ti は入力バッファ2−iについてセル間
隔記録部7に記録されている平均セル到着間隔である。
【0025】従って、送出優先レベル判定値Ci の大小
は、今回のセル送出タイミングで当該入力バッファ2−
iをセル送出させるバッファに決定した場合、直前にセ
ルを送出したタイミングからの期間(セル間隔)が平均
セル到着間隔に比して長いか否かを表している。また、
送出優先レベル判定値Ci が大きいほど、送出を後回し
にすると変動が大きくなることを表している。すなわ
ち、送出優先レベル判定値Ci が最も大きい入力バッフ
ァ2−iは、平均セル到着間隔Ti から見て、セル送出
の入力バッファとしての決定が最もなされていないもの
であり、そこで、今回のセル送出タイミングにおける入
力バッファとして、送出優先レベル判定値Ci が最も大
きい入力バッファ2−Iを決定することとした。
は、今回のセル送出タイミングで当該入力バッファ2−
iをセル送出させるバッファに決定した場合、直前にセ
ルを送出したタイミングからの期間(セル間隔)が平均
セル到着間隔に比して長いか否かを表している。また、
送出優先レベル判定値Ci が大きいほど、送出を後回し
にすると変動が大きくなることを表している。すなわ
ち、送出優先レベル判定値Ci が最も大きい入力バッフ
ァ2−iは、平均セル到着間隔Ti から見て、セル送出
の入力バッファとしての決定が最もなされていないもの
であり、そこで、今回のセル送出タイミングにおける入
力バッファとして、送出優先レベル判定値Ci が最も大
きい入力バッファ2−Iを決定することとした。
【0026】次に、第1実施例における送出セルの決定
の一例を図4を用いて説明する。
の一例を図4を用いて説明する。
【0027】現在、セル転送に供している入力リンクが
リンク1−1、1−2、1−3であり、各リンク対応の
入力バッファ2−1、2−2、2−3のそれぞれに、図
4に示すように、セルA1 〜A4 、B1 〜B5 、C1 〜
C2 が到達したとする。
リンク1−1、1−2、1−3であり、各リンク対応の
入力バッファ2−1、2−2、2−3のそれぞれに、図
4に示すように、セルA1 〜A4 、B1 〜B5 、C1 〜
C2 が到達したとする。
【0028】ここで、セル量計測部8による計測に係る
セル到着測定期間Tを16とし、図4に示したセル到着
測定期間Tの直前のセル到着測定期間Tにおいても、入
力バッファ2−1、2−2、2−3のそれぞれに対して
図4に示したと同様な流れでセルが到着したとする。す
なわち、図4に示す期間に入る時点においては、セル間
隔記録部7には、入力バッファ2−1についての平均セ
ル到着間隔T1 として4(=16/4)が記録され、入
力バッファ2−2についての平均セル到着間隔T2 とし
て3.2(=16/5)が記録され、入力バッファ2−
3についての平均セル到着間隔T3 として8(=16/
2)が記録されている。
セル到着測定期間Tを16とし、図4に示したセル到着
測定期間Tの直前のセル到着測定期間Tにおいても、入
力バッファ2−1、2−2、2−3のそれぞれに対して
図4に示したと同様な流れでセルが到着したとする。す
なわち、図4に示す期間に入る時点においては、セル間
隔記録部7には、入力バッファ2−1についての平均セ
ル到着間隔T1 として4(=16/4)が記録され、入
力バッファ2−2についての平均セル到着間隔T2 とし
て3.2(=16/5)が記録され、入力バッファ2−
3についての平均セル到着間隔T3 として8(=16/
2)が記録されている。
【0029】今回のセル到着測定期間T内の最初のセル
送出タイミング(送出時刻N+1)においては、入力バ
ッファ2−2にのみセルB1 が滞留されているので、こ
の入力バッファ2−2からのセルB1 が多重部3を介し
て出力リンク4に送出される。このときには、セル間隔
記録部7の入力バッファ2−2に係る最新セル送出時刻
t2 はN+1に更新される。
送出タイミング(送出時刻N+1)においては、入力バ
ッファ2−2にのみセルB1 が滞留されているので、こ
の入力バッファ2−2からのセルB1 が多重部3を介し
て出力リンク4に送出される。このときには、セル間隔
記録部7の入力バッファ2−2に係る最新セル送出時刻
t2 はN+1に更新される。
【0030】次のセル送出タイミング(送出時刻N+
2)においては、入力バッファ2−1にのみセルA1 が
滞留されているので、この入力バッファ2−1からのセ
ルA1が多重部3を介して出力リンク4に送出される。
このときには、セル間隔記録部7の入力バッファ2−1
に係る最新セル送出時刻t1 はN+2に更新される。
2)においては、入力バッファ2−1にのみセルA1 が
滞留されているので、この入力バッファ2−1からのセ
ルA1が多重部3を介して出力リンク4に送出される。
このときには、セル間隔記録部7の入力バッファ2−1
に係る最新セル送出時刻t1 はN+2に更新される。
【0031】送出時刻N+3のセル送出タイミングにお
いては、いずれの入力バッファ2−1〜2−Mにもセル
が滞留されていないので、出力リンク4へのセルの送出
動作は実行されない。
いては、いずれの入力バッファ2−1〜2−Mにもセル
が滞留されていないので、出力リンク4へのセルの送出
動作は実行されない。
【0032】以上のような動作が繰返されて送出時刻N
+9のセル送出タイミングになったとする。このタイミ
ングにおいては、2個の入力バッファ2−1及び2−2
にセルA3 及びB3 が滞留されているので、入力バッフ
ァ2−1及び2−2のそれぞれについて送出優先レベル
判定値C1 及びC2 が以下のように計算される。
+9のセル送出タイミングになったとする。このタイミ
ングにおいては、2個の入力バッファ2−1及び2−2
にセルA3 及びB3 が滞留されているので、入力バッフ
ァ2−1及び2−2のそれぞれについて送出優先レベル
判定値C1 及びC2 が以下のように計算される。
【0033】 C1 ={(N+9)−(N+7)}/4=0.5 C2 ={(N+9)−(N+5)}/3.2=1.25 …(2) この場合、入力バッファ2−2に関する送出優先レベル
判定値C2 の方が大きいので、セルを送出させる入力バ
ッファとしてバッファ2−2が決定され、セルB3 が出
力リンク4に出力される。このときには、セル間隔記録
部7の入力バッファ2−2に係る最新セル送出時刻t2
はN+9に更新され、入力バッファ2−1に係る最新セ
ル送出時刻t1 はそれ以前からのN+7を維持する。
判定値C2 の方が大きいので、セルを送出させる入力バ
ッファとしてバッファ2−2が決定され、セルB3 が出
力リンク4に出力される。このときには、セル間隔記録
部7の入力バッファ2−2に係る最新セル送出時刻t2
はN+9に更新され、入力バッファ2−1に係る最新セ
ル送出時刻t1 はそれ以前からのN+7を維持する。
【0034】次の送出時刻N+10のセル送出タイミン
グにおいては、このときに到着したセルはなくても前の
タイミングから継続して入力バッファ2−1にセルA3
が滞留されているので、この入力バッファ2−1からの
セルA3 が多重部3を介して出力リンク4に送出され
る。
グにおいては、このときに到着したセルはなくても前の
タイミングから継続して入力バッファ2−1にセルA3
が滞留されているので、この入力バッファ2−1からの
セルA3 が多重部3を介して出力リンク4に送出され
る。
【0035】以上のように、上記第1実施例によれば、
複数の入力バッファにセルが滞留されているときには、
今回のセル送出タイミングで選択したと仮定した場合の
送出間隔を、平均セル到着間隔を基準として評価し、平
均セル到着間隔に比較して送出間隔が最も長いものをセ
ルを送出する入力バッファ(入力リンク)と決定するよ
うにしたので、どの入力リンクからのセル列も、出力リ
ンクへの送出間隔が平均セル到着間隔に近付けることが
できると共に、平均セル到着時間からの変動も小さくす
ることができる。
複数の入力バッファにセルが滞留されているときには、
今回のセル送出タイミングで選択したと仮定した場合の
送出間隔を、平均セル到着間隔を基準として評価し、平
均セル到着間隔に比較して送出間隔が最も長いものをセ
ルを送出する入力バッファ(入力リンク)と決定するよ
うにしたので、どの入力リンクからのセル列も、出力リ
ンクへの送出間隔が平均セル到着間隔に近付けることが
できると共に、平均セル到着時間からの変動も小さくす
ることができる。
【0036】また、当該セル多重装置への到着率(平均
セル到着間隔)を入力リンク毎に考慮して多重している
ので、上記のようなセル間隔を平均セル間隔に偏差を小
さい状態で近付けることができるとい効果を到着率が高
いセルの廃棄率を抑えて達成できる。
セル到着間隔)を入力リンク毎に考慮して多重している
ので、上記のようなセル間隔を平均セル間隔に偏差を小
さい状態で近付けることができるとい効果を到着率が高
いセルの廃棄率を抑えて達成できる。
【0037】以上のような効果を得ることができるの
で、転送されている信号がセル間隔変動に弱い信号(例
えば音声信号)であっても十分な伝送品質を得ることが
でき、また、受信側においてセル間隔を平滑化する構成
を不要にできる。
で、転送されている信号がセル間隔変動に弱い信号(例
えば音声信号)であっても十分な伝送品質を得ることが
でき、また、受信側においてセル間隔を平滑化する構成
を不要にできる。
【0038】(B)第2実施例 次に、本発明の第2実施例を図面を参照しながら詳述す
る。この第2実施例においても、機能的構成は図1に示
す通りである。しかし、セル間隔記録部7に格納されて
いる情報の種類やその記録フォーマットが第1実施例と
は異なっており、また、送出セル決定部6における出力
リンク4に送出させるセルの具体的決定方法が第1実施
例とは異なっている。以下、第1実施例との相違点を中
心に第2実施例を説明する。
る。この第2実施例においても、機能的構成は図1に示
す通りである。しかし、セル間隔記録部7に格納されて
いる情報の種類やその記録フォーマットが第1実施例と
は異なっており、また、送出セル決定部6における出力
リンク4に送出させるセルの具体的決定方法が第1実施
例とは異なっている。以下、第1実施例との相違点を中
心に第2実施例を説明する。
【0039】第1実施例においては、各入力リンク1−
1、…、1−Mからのセルを同等なものに取り扱うもの
を示した。しかしながら、入力される複数のセル列間
で、許容遅延時間等の要求されている許容品質が異なる
セル多重装置もある。例えば、音声信号に係るセルは、
データ信号に係るセルより、セル間隔の変動に対する一
定要求が厳しい。第1実施例でもかかる要求に答えられ
るが、より一段と答えられるように、この第2実施例で
は、各入力リンクからのセルの許容品質を考慮してセル
を多重させることとしている。
1、…、1−Mからのセルを同等なものに取り扱うもの
を示した。しかしながら、入力される複数のセル列間
で、許容遅延時間等の要求されている許容品質が異なる
セル多重装置もある。例えば、音声信号に係るセルは、
データ信号に係るセルより、セル間隔の変動に対する一
定要求が厳しい。第1実施例でもかかる要求に答えられ
るが、より一段と答えられるように、この第2実施例で
は、各入力リンクからのセルの許容品質を考慮してセル
を多重させることとしている。
【0040】図5は、この第2実施例におけるセル間隔
記録部7の構成を示すものである。第2実施例のセル間
隔記録部7は、各入力バッファ2−mについて、到着セ
ル数xm 、平均セル到着間隔Tm 、最新セル送出時刻t
m を記録するだけでなく、後述する各送出優先順位
(1、2、…)に対応する送出優先レベル判定値Cm の
範囲Rm1、Rm2、…を記録する構成となっている。ここ
で、送出優先順位とは、複数の入力バッファにセルが滞
留されている場合、この順位の高いもの(1が最も高
い)をセル送出に係る入力バッファ2−Iと決定させる
ための情報である。
記録部7の構成を示すものである。第2実施例のセル間
隔記録部7は、各入力バッファ2−mについて、到着セ
ル数xm 、平均セル到着間隔Tm 、最新セル送出時刻t
m を記録するだけでなく、後述する各送出優先順位
(1、2、…)に対応する送出優先レベル判定値Cm の
範囲Rm1、Rm2、…を記録する構成となっている。ここ
で、送出優先順位とは、複数の入力バッファにセルが滞
留されている場合、この順位の高いもの(1が最も高
い)をセル送出に係る入力バッファ2−Iと決定させる
ための情報である。
【0041】図6は、送出優先順位(1、2、…)と送
出優先レベル判定値Cm の範囲Rm1、Rm2、…との具体
的な関係例を、入力バッファ2−1及び2−2について
示したものである。
出優先レベル判定値Cm の範囲Rm1、Rm2、…との具体
的な関係例を、入力バッファ2−1及び2−2について
示したものである。
【0042】入力バッファ2−1については、送出優先
レベル判定値C1 が1.8以上のとき送出優先順位が1
(最も高い)であり、送出優先レベル判定値C1 が1.
2以上1.8未満のとき送出優先順位が2であり、送出
優先レベル判定値C1 が0.6以上1.2未満のとき送
出優先順位が3であり、送出優先レベル判定値C1 が0
以上0.6未満のとき送出優先順位が4(最も低い)で
ある。一方、入力バッファ2−2については、送出優先
レベル判定値C2 が1.2以上のとき送出優先順位が1
であり、送出優先レベル判定値C2 が0.8以上1.2
未満のとき送出優先順位が2であり、送出優先レベル判
定値C2 が0.4以上0.8未満のとき送出優先順位が
3であり、送出優先レベル判定値C2 が0以上0.4未
満のとき送出優先順位が4)である。
レベル判定値C1 が1.8以上のとき送出優先順位が1
(最も高い)であり、送出優先レベル判定値C1 が1.
2以上1.8未満のとき送出優先順位が2であり、送出
優先レベル判定値C1 が0.6以上1.2未満のとき送
出優先順位が3であり、送出優先レベル判定値C1 が0
以上0.6未満のとき送出優先順位が4(最も低い)で
ある。一方、入力バッファ2−2については、送出優先
レベル判定値C2 が1.2以上のとき送出優先順位が1
であり、送出優先レベル判定値C2 が0.8以上1.2
未満のとき送出優先順位が2であり、送出優先レベル判
定値C2 が0.4以上0.8未満のとき送出優先順位が
3であり、送出優先レベル判定値C2 が0以上0.4未
満のとき送出優先順位が4)である。
【0043】従って、図6に示す例では、入力バッファ
2−2に係るセル列の方が許容品質の要求が厳しいもの
であることを表している。例えば、図6(b)に示すよ
うに、入力バッファ2−1の送出優先レベル判定値C1
が1.1、入力バッファ2−2の送出優先レベル判定値
C2 が0.9の場合、送出優先順位は入力バッファ2−
1は3、入力バッファ2−2は2である。すなわち、入
力バッファ2−1の方が平均セル到着間隔に対して送出
間隔が広がっているが、入力バッファ2−2に対する優
先順位が高くなる。
2−2に係るセル列の方が許容品質の要求が厳しいもの
であることを表している。例えば、図6(b)に示すよ
うに、入力バッファ2−1の送出優先レベル判定値C1
が1.1、入力バッファ2−2の送出優先レベル判定値
C2 が0.9の場合、送出優先順位は入力バッファ2−
1は3、入力バッファ2−2は2である。すなわち、入
力バッファ2−1の方が平均セル到着間隔に対して送出
間隔が広がっているが、入力バッファ2−2に対する優
先順位が高くなる。
【0044】図7は、この第2実施例の送出セル決定部
6が実行する、セルを送出する入力バッファ2−Iを決
定する手順を示すフローチャートであり、上述した図3
との同一、対応ステップには同一符号を付して示してい
る。
6が実行する、セルを送出する入力バッファ2−Iを決
定する手順を示すフローチャートであり、上述した図3
との同一、対応ステップには同一符号を付して示してい
る。
【0045】この第2実施例では、あるセル送出タイミ
ングにおいて2以上の入力バッファにセルが滞留してい
る際のセル送出の入力バッファを決定する際の処理が第
1実施例とは異なっており、セル送出タイミングにおい
て、セルを滞留している入力バッファがないときや、セ
ルを滞留している入力バッファが1個のときの処理は第
1実施例と同一である(ステップ21〜23、26)。
ングにおいて2以上の入力バッファにセルが滞留してい
る際のセル送出の入力バッファを決定する際の処理が第
1実施例とは異なっており、セル送出タイミングにおい
て、セルを滞留している入力バッファがないときや、セ
ルを滞留している入力バッファが1個のときの処理は第
1実施例と同一である(ステップ21〜23、26)。
【0046】セル送出タイミングにおいて、2以上の入
力バッファにセルが滞留されていると、まず、セルが滞
留されている各入力バッファ2−iについて、上述した
(1)式に示す送出優先レベル判定値Ci を計算する(ス
テップ24)。次に、セルが滞留されている各入力バッ
ファ2−iについて、求められた送出優先レベル判定値
Ci に基づいてセル間隔記録部7を参照し、送出優先順
位を得る(ステップ40)。そして、送出優先順位が最
も高い入力バッファを検索し(ステップ41)、検索さ
れた入力バッファ2−Iからセルを送出させることに決
定してバッファアクセス制御部5を駆動させる(ステッ
プ26)。
力バッファにセルが滞留されていると、まず、セルが滞
留されている各入力バッファ2−iについて、上述した
(1)式に示す送出優先レベル判定値Ci を計算する(ス
テップ24)。次に、セルが滞留されている各入力バッ
ファ2−iについて、求められた送出優先レベル判定値
Ci に基づいてセル間隔記録部7を参照し、送出優先順
位を得る(ステップ40)。そして、送出優先順位が最
も高い入力バッファを検索し(ステップ41)、検索さ
れた入力バッファ2−Iからセルを送出させることに決
定してバッファアクセス制御部5を駆動させる(ステッ
プ26)。
【0047】なお、最も高い送出優先順位を有する入力
バッファが複数ある場合には、以下のようにして1個の
入力バッファに絞り込めば良い。例えば、品質に対する
要求が厳しいものを優先させるようにしても良い。ま
た、例えば、送出優先レベル判定値Ci の大小によって
決定させるようにしても良い。この場合、その属する送
出優先順位の幅の大きさで送出優先レベル判定値Ci を
正規化した後、決定を行うようにしても良い。
バッファが複数ある場合には、以下のようにして1個の
入力バッファに絞り込めば良い。例えば、品質に対する
要求が厳しいものを優先させるようにしても良い。ま
た、例えば、送出優先レベル判定値Ci の大小によって
決定させるようにしても良い。この場合、その属する送
出優先順位の幅の大きさで送出優先レベル判定値Ci を
正規化した後、決定を行うようにしても良い。
【0048】以上のように、上記第2実施例によれば、
複数の入力バッファにセルが滞留されているときには、
今回選択したと仮定した場合の送出間隔を、平均セル到
着間隔を基準として評価し、この際、そのセルに要求さ
れている品質をも考慮して評価し、平均セル到着間隔に
比較して送出間隔が相対的に長くなっているものの内品
質要求が厳しいセルを滞留している入力バッファをセル
送出バッファに決定するようにしたので、どの入力リン
クからのセル列も、出力リンクへの送出間隔が平均セル
到着間隔に近付けることができると共に、平均セル到着
時間からの変動も小さくすることができ、しかも、許容
されている伝送品質を満足させることができる。
複数の入力バッファにセルが滞留されているときには、
今回選択したと仮定した場合の送出間隔を、平均セル到
着間隔を基準として評価し、この際、そのセルに要求さ
れている品質をも考慮して評価し、平均セル到着間隔に
比較して送出間隔が相対的に長くなっているものの内品
質要求が厳しいセルを滞留している入力バッファをセル
送出バッファに決定するようにしたので、どの入力リン
クからのセル列も、出力リンクへの送出間隔が平均セル
到着間隔に近付けることができると共に、平均セル到着
時間からの変動も小さくすることができ、しかも、許容
されている伝送品質を満足させることができる。
【0049】(C)他の実施例 (C-1) 上記実施例においては、平均セル到着間隔をセル
多重装置において単位時間当りの到着セル数を計数する
ことで求めるものを示したが、例えば、当該セル多重装
置が網側に位置しており、端末装置が固定ビットレート
の情報を送出するものであって網側にそのビットレート
を申告するシステムの場合(例えばATM網のシステ
ム)、セル多重装置は申告されたビットレートを平均セ
ル到着間隔の代りに用いても良く、また、ビットレート
から平均セル到着間隔をテーブル等によって一義的に求
めるようにしても良い。
多重装置において単位時間当りの到着セル数を計数する
ことで求めるものを示したが、例えば、当該セル多重装
置が網側に位置しており、端末装置が固定ビットレート
の情報を送出するものであって網側にそのビットレート
を申告するシステムの場合(例えばATM網のシステ
ム)、セル多重装置は申告されたビットレートを平均セ
ル到着間隔の代りに用いても良く、また、ビットレート
から平均セル到着間隔をテーブル等によって一義的に求
めるようにしても良い。
【0050】さらに、送出セル間隔を一定化させるため
に必要な平均セル間隔情報も、上記実施例のように、セ
ル多重装置に到着したセル間隔から求めるほか、当該セ
ル多重装置から送出されたセル間隔から求めることもで
きる。
に必要な平均セル間隔情報も、上記実施例のように、セ
ル多重装置に到着したセル間隔から求めるほか、当該セ
ル多重装置から送出されたセル間隔から求めることもで
きる。
【0051】また、平均を求める期間も任意に設定で
き、今回の通信以前の前回の通信時の情報をも利用する
ようにしても良い。
き、今回の通信以前の前回の通信時の情報をも利用する
ようにしても良い。
【0052】(C-2) 上記実施例においては、同一入力バ
ッファについて、前回のセル送出時点から、今回のセル
送出タイミングまでの期間がかなり短くても、条件を満
たすならばセルを送出させるものを示したが、前回のセ
ル送出時点と、その次のセル送出時点間の期間として、
最低限の所定期間を確保するようにしても良い。
ッファについて、前回のセル送出時点から、今回のセル
送出タイミングまでの期間がかなり短くても、条件を満
たすならばセルを送出させるものを示したが、前回のセ
ル送出時点と、その次のセル送出時点間の期間として、
最低限の所定期間を確保するようにしても良い。
【0053】例えば、セル間隔記録部7に、各入力バッ
ファ2−mについて、最低限のセル間隔Tmin を記録し
ておき、この最低限のセル間隔Tmin を満たすことを送
出セルの決定条件とするようにしても良い。図8は、こ
のような場合の説明図であり、例えば、1個の入力リン
ク1−mからだけセル流が与えられる状況において、前
回のセル送出時点tn から、時間6だけ経過した時点t
n+6 で入力バッファ2−mにセルが到着しても、その入
力バッファ2−mについての最低限のセル間隔Tmin が
8であれば、時点がtn+8 になるまでそのセルは送出さ
れない。
ファ2−mについて、最低限のセル間隔Tmin を記録し
ておき、この最低限のセル間隔Tmin を満たすことを送
出セルの決定条件とするようにしても良い。図8は、こ
のような場合の説明図であり、例えば、1個の入力リン
ク1−mからだけセル流が与えられる状況において、前
回のセル送出時点tn から、時間6だけ経過した時点t
n+6 で入力バッファ2−mにセルが到着しても、その入
力バッファ2−mについての最低限のセル間隔Tmin が
8であれば、時点がtn+8 になるまでそのセルは送出さ
れない。
【0054】なお、最低限のセル間隔Tmin は、平均セ
ル到着間隔の所定割合というように決定しても良い。ま
た、2以上の入力バッファにセルが滞留されているとき
の決定時において、最低限のセル間隔という条件を満た
すものがない場合には、そのセル送出タイミングでのセ
ル送出を禁止させるようにすることもできる。
ル到着間隔の所定割合というように決定しても良い。ま
た、2以上の入力バッファにセルが滞留されているとき
の決定時において、最低限のセル間隔という条件を満た
すものがない場合には、そのセル送出タイミングでのセ
ル送出を禁止させるようにすることもできる。
【0055】(C-3) 本発明は、多重対象がATMセルに
限定されるものではなく、固定長パケットに広く適用で
きる。また、多重も、上記実施例のように単純に統計多
重するものだけに限定されず、出力リンク上でのセル速
度が入力リンクでのセル速度より高速になるように多重
するようにしても良い。すなわち、入力バッファでの書
込み、読出し速度を切り替えるものであっても良い。こ
の場合であっても、出力リンク上での同一入力リンクか
らのセル間隔をできるだけ一定にするように、上述した
多重を行なえば良い。
限定されるものではなく、固定長パケットに広く適用で
きる。また、多重も、上記実施例のように単純に統計多
重するものだけに限定されず、出力リンク上でのセル速
度が入力リンクでのセル速度より高速になるように多重
するようにしても良い。すなわち、入力バッファでの書
込み、読出し速度を切り替えるものであっても良い。こ
の場合であっても、出力リンク上での同一入力リンクか
らのセル間隔をできるだけ一定にするように、上述した
多重を行なえば良い。
【0056】(C-4) 上記実施例においては、送出優先レ
ベルを判定させるための値Ci として、上記(1) 式に従
うものを示したが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。例えば、(1) 式の分母及び分子を入れ替えたもの
や、上述のように分母に申告ビットレートを用いたもの
や、直前ではなくその1つ前の送出時点と今回のセル送
出タイミングとの差と、平均セル到着時間の2倍の時間
との比を値としたもの等を挙げることができる。
ベルを判定させるための値Ci として、上記(1) 式に従
うものを示したが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。例えば、(1) 式の分母及び分子を入れ替えたもの
や、上述のように分母に申告ビットレートを用いたもの
や、直前ではなくその1つ前の送出時点と今回のセル送
出タイミングとの差と、平均セル到着時間の2倍の時間
との比を値としたもの等を挙げることができる。
【0057】(C-5) 上記実施例の説明においては、実施
例のセル多重方法及びセル多重装置の用途に言及しなか
ったが、任意の用途に適用することができる。
例のセル多重方法及びセル多重装置の用途に言及しなか
ったが、任意の用途に適用することができる。
【0058】例えば、図9(a)に示すような交点バッ
ファ型の交換スイッチ(例えばATMスイッチ)や、図
9(b)に示すような入力バッファ型の交換スイッチ
(例えばATMスイッチ)のセル多重構成に適用するこ
とができる。請求項9は、交点バッファ型及び入力バッ
ファ型の交換スイッチの双方を含むように表現したもの
であり、1出方路に対しては、入力バッファ型の交換ス
イッチであっても各入方路毎にバッファを有している。
このような交換スイッチによれば、交換処理を経たとし
ても、セル間隔がほとんど変動することはない。
ファ型の交換スイッチ(例えばATMスイッチ)や、図
9(b)に示すような入力バッファ型の交換スイッチ
(例えばATMスイッチ)のセル多重構成に適用するこ
とができる。請求項9は、交点バッファ型及び入力バッ
ファ型の交換スイッチの双方を含むように表現したもの
であり、1出方路に対しては、入力バッファ型の交換ス
イッチであっても各入方路毎にバッファを有している。
このような交換スイッチによれば、交換処理を経たとし
ても、セル間隔がほとんど変動することはない。
【0059】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、セル送
出タイミングになったときに複数の入力バッファにセル
が到着していると、今回のセル送出タイミングでセルを
送出させたと仮定した場合のセル間隔が、平均セル間隔
との関係で最も妥当な入力バッファを見出だし、その入
力バッファからセルを送出させることに決定するように
したので、セル多重処理を経ても同一の入力系からのセ
ルの間隔を平均間隔に常に近付けることができ、その変
動も小さく押さえることができる。
出タイミングになったときに複数の入力バッファにセル
が到着していると、今回のセル送出タイミングでセルを
送出させたと仮定した場合のセル間隔が、平均セル間隔
との関係で最も妥当な入力バッファを見出だし、その入
力バッファからセルを送出させることに決定するように
したので、セル多重処理を経ても同一の入力系からのセ
ルの間隔を平均間隔に常に近付けることができ、その変
動も小さく押さえることができる。
【図1】第1実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例のセル間隔記録部7の記録構成を示
す説明図である。
す説明図である。
【図3】第1実施例の送出セルの決定手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】第1実施例の具体的な送出セルの決定の様子を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図5】第2実施例のセル間隔記録部7の記録構成を示
す説明図である。
す説明図である。
【図6】第2実施例の送出優先順位と送出優先レベル判
定値との関係説明図である。
定値との関係説明図である。
【図7】第2実施例の送出セルの決定手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図8】最低限のセル間隔の説明図である。
【図9】実施例のセル多重装置を適用した交換スイッチ
のブロック図である。
のブロック図である。
1−1〜1−M…入力リンク、2−1〜2−M…入力バ
ッファ、3…多重部、4…出力リンク、5…バッファア
クセス制御部、6…送出セル決定部、7…セル間隔記録
部、8…セル量計測部(平均セル間隔情報取込み部)、
9…読出し制御部(読出し制御手段)。
ッファ、3…多重部、4…出力リンク、5…バッファア
クセス制御部、6…送出セル決定部、7…セル間隔記録
部、8…セル量計測部(平均セル間隔情報取込み部)、
9…読出し制御部(読出し制御手段)。
フロントページの続き (72)発明者 中平 佳裕 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 M本の入力リンクからのセルをそれぞ
れ、上記各入力リンクに対応する入力バッファに滞留し
た後、いずれかの上記入力バッファから読出して1本の
出力リンクへ送出するセル多重方法において、 上記各入力バッファについて、1又は2以上の最新のセ
ル送出時刻と平均的なセル間隔情報とを記録しておき、 セル送出タイミングにおいて、2個以上の上記入力バッ
ファにセルが到着しており、セルを送出させる入力バッ
ファとしていずれかの入力バッファを決定する必要が生
じた際に、 候補となっている上記各入力バッファについて記録され
ている最新のセル送出時刻に基づいて、今回のセル送出
タイミングでセルを送出したと仮定した場合のセル間隔
が平均的なセル間隔からどの程度異なっているかを表す
評価用値を、候補となっている上記各入力バッファにつ
いて求め、この評価用値に基づいて、セルを送出させる
上記入力バッファを決定することを特徴とするセル多重
方法。 - 【請求項2】 上記評価用値が、今回のセル送出タイミ
ングの時刻及び直前のセル送出時刻間の差と、平均的な
セル間隔との比であることを特徴とした請求項1に記載
のセル多重方法。 - 【請求項3】 上記各入力バッファ毎の情報であって、
評価用値の範囲と送出優先順位とを対応付けた情報を予
め記録しておき、 セル送出タイミングにおいて、2個以上の上記入力バッ
ファにセルが到着しており、セルを送出させる入力バッ
ファとしていずれかの入力バッファを決定する必要が生
じた際に、 候補となっている上記各入力バッファについて上記評価
用値を求めた後、その値が属する範囲に基づいて上記各
入力バッファについての優先順位を決定し、この優先順
位に基づいて、セルを送出させる上記入力バッファを決
定することを特徴とする請求項1又は2に記載のセル多
重方法。 - 【請求項4】 今回のセル送出タイミングと直前のセル
送出時刻との間隔が所定の最低限間隔以上であることを
セルを送出する上記入力バッファの一決定条件としたこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のセル多
重方法。 - 【請求項5】 M本の入力リンクからのセルをそれぞ
れ、上記各入力リンクに対応する入力バッファに滞留し
た後、いずれかの上記入力バッファから読出して多重部
を介して1本の出力リンクへ送出するセル多重装置にお
いて、 上記各入力バッファに共通な読出し制御手段を、 (a) 上記各入力バッファにセルが到着しているか否かを
観測すると共に、決定された上記入力バッファからセル
を送出させるバッファアクセス制御部と、 (b) 上記各入力バッファについての1又は2以上の最新
のセル送出時刻と平均的なセル間隔情報とを記録してお
くセル間隔記録部と、 (c) このセル間隔記録部に記録しておく上記各入力バッ
ファについての平均的なセル間隔情報を取込む平均セル
間隔情報取込み部と、 (d) セル送出タイミングにおいて、1個の上記入力バッ
ファにセルが到着しているときには、その入力バッファ
からセルを送出させることに決定し、2個以上の上記入
力バッファにセルが到着しているときには、候補となっ
ている上記各入力バッファについて記録されている最新
のセル送出時刻に基づいて、今回のセル送出タイミング
でセルを送出したと仮定した場合のセル間隔が平均的な
セル間隔からどの程度異なっているかを表す評価用値
を、候補となっている上記各入力バッファについて求
め、この評価用値に基づいて、セルを送出させる上記入
力バッファを決定する送出セル決定部とで構成したこと
を特徴とするセル多重装置。 - 【請求項6】 上記送出セル決定部が求める評価用値
が、今回のセル送出タイミングの時刻及び直前のセル送
出時刻間の差と、平均的なセル間隔との比であることを
特徴とした請求項5に記載のセル多重装置。 - 【請求項7】 上記各入力バッファ毎の情報であって評
価用値の範囲と送出優先順位とを対応付けた情報を、上
記セル間隔記録部に予め記録しておき、 上記送出セル決定部が、セル送出タイミングにおいて、
2個以上の上記入力バッファにセルが到着しており、セ
ルを送出させる入力バッファとしていずれかの入力バッ
ファを決定する必要が生じた際に、候補となっている上
記各入力バッファについて上記評価用値を求めた後、そ
の値が属する範囲に基づいて上記各入力バッファについ
ての優先順位を決定し、この優先順位に基づいてセルを
送出させる上記入力バッファを決定することを特徴とす
る請求項5又は6に記載のセル多重装置。 - 【請求項8】 上記送出セル決定部は、今回のセル送出
タイミングと直前のセル送出時刻との間隔が所定の最低
限間隔以上であることを一条件として、セルを送出させ
る入力バッファを決定することを特徴とする請求項5〜
7のいずれかに記載のセル多重装置。 - 【請求項9】 複数の入方路と複数の出方路間でセルの
交換を行なう交換スイッチにおいて、 上記各1出方路に対し、上記各入方路毎にバッファを持
ち、上記1出方路と複数のバッファの組毎に、請求項5
〜8のいずれかに記載のセル多重構成を有し、セル多重
を行なうことを特徴とする交換スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1417194A JPH07221768A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | セル多重方法、セル多重装置及び交換スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1417194A JPH07221768A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | セル多重方法、セル多重装置及び交換スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07221768A true JPH07221768A (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=11853704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1417194A Pending JPH07221768A (ja) | 1994-02-08 | 1994-02-08 | セル多重方法、セル多重装置及び交換スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07221768A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6108305A (en) * | 1996-03-26 | 2000-08-22 | Compaq Computer Corporation | Method and apparatus for relative error scheduling in a communications network using discrete rates and proportional rate scaling |
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JP2008529363A (ja) * | 2005-01-24 | 2008-07-31 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 通信システムにおける多重データストリームのためのパーサー |
-
1994
- 1994-02-08 JP JP1417194A patent/JPH07221768A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6337851B1 (en) | 1996-03-26 | 2002-01-08 | Compaq Computer Corporation | Method and apparatus for relative error scheduling in a communications network using discrete rates and proportional rate scaling |
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JP4787272B2 (ja) * | 2005-01-24 | 2011-10-05 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 通信システムにおける多重データストリームのためのパーサー |
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