JPH07221720A - 無線伝送路に於ける故障判定方法 - Google Patents

無線伝送路に於ける故障判定方法

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JPH07221720A
JPH07221720A JP6014184A JP1418494A JPH07221720A JP H07221720 A JPH07221720 A JP H07221720A JP 6014184 A JP6014184 A JP 6014184A JP 1418494 A JP1418494 A JP 1418494A JP H07221720 A JPH07221720 A JP H07221720A
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station
terminal station
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relay
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Yoshiko Koizumi
善子 小泉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の中継局を介して端局間で無線通信を行
う無線伝送路の故障判定方法に関し、正確に故障発生個
所を判定する。 【構成】 複数の中継局2は、一定周期毎に、自局に於
けるエラーレートを含む監視情報を記録する。又端局1
は、中継局2を順次指定して監視情報要求指令を送出す
る。指定された中継局2は、監視情報要求指令に対し
て、所定周期にわたる監視情報の中の例えばエラーレー
トが最大となる最悪の監視情報を選択し、その最悪の監
視情報を送出する。端局1は、各中継局2からの最悪の
監視情報を収集して中継局2対応に比較し、最悪の監視
情報の中で障害発生を示す監視情報を送出した中継局の
中で、無線伝送方向に沿った上位の中継局を故障発生個
所と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の中継局を介して
端局間で無線通信を行う無線伝送路の故障判定方法に関
する。端局間に複数の中継局を配置して長距離無線通信
を行うシステムに於いて、中継局の送受信部等の故障
や、中継局間に於けるフェージング等により、伝送誤り
が波及する。従って、このような伝送誤りが発生する個
所を正確に判定して、無線伝送路を管理する必要があ
る。
【0002】
【従来の技術】従来例の故障判定方法として、端局間に
配置された各中継局に、中継送出するデータのエラーレ
ートが所定値以上の時にアラームを発生する手段を設
け、各中継局は、例えば、1秒毎にアラームの有無を、
時刻情報を付加して端局へ送出する。端局は、同一時刻
の全中継局からの収集情報にアラーム有りを含む場合、
そのアラーム有りを送出した最上位中継局の故障又はそ
の中継局とそれより上位の中継局との間の無線回線の故
障と判定する。この故障発生個所を判定すると、端局
は、中継局に対して詳細情報の送出を要求し、詳細情報
によって故障発生個所の切りわけを行う。
【0003】又従来例のフェージングの発生区間の判定
方法として、中継局は、フェージングの発生を検出する
と、その発生時刻を記録し、端局からのポーリングによ
ってその発生時刻を付加した障害情報を送出し、端局
は、各中継局からの3ポーリング周期にわたって収集し
た障害情報を基に、フェージング発生区間を判定する方
法が知られている(例えば、特開平3−247132号
公報参照)。
【0004】又中継局に於けるエラーレートや受信レベ
ル等の監視情報をICメモリカード等の可搬型のメモリ
に書込み、そのメモリを収集してデータ処理を行うこと
により、無線伝送路の管理を行う方法も知られている
(例えは、特開平3−280636号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例のアラー
ムの有無に時刻情報を付加して端局へ送出する方法は、
例えば、1秒毎に送出するものであり、又時刻情報は最
小単位を1秒としているから、アラームの波及について
の遅延や、各中継局に於ける時計の誤差等によって、端
局に於ける故障発生個所の判定に誤りが生じる場合が多
くなる。
【0006】例えば、アラーム有りの情報を送出する中
継局の時計が遅れて、実際より1秒遅れた時刻情報を付
加して送出し、それより下位の中継局の時計は正確で、
且つアラーム波及によるアラーム有りの情報を送出する
時に、正確な時刻を付加して送出したとすると、この中
継局が最初にアラーム検出を行ったものと端局では判定
し、故障発生個所に誤りが生じることになる。
【0007】又端局は、故障発生個所を判定した後に、
その故障発生個所の中継局に詳細情報を要求するもの
で、その詳細情報によって故障発生個所の切りわけを行
うことになる。従って、散発的な故障発生の場合には、
故障発生個所を確定する為の時間が長くなる問題があっ
た。
【0008】又フェージングの発生時刻を収集して、フ
ェージング発生個所を判定する方法は、複数周期にわた
るフェージングの発生時刻情報を収集して、中継局に於
ける時計の誤差を吸収できるが、中継局の故障について
は考慮されていないと共に、中継局が多数となると、端
局のポーリング処理を高速化する必要があり、フェージ
ング発生個所の判定処理が複雑化する問題がある。
【0009】又可搬型のメモリにエラーレート等を書込
み、そのメモリを収集して故障個所を判定する方法は、
端局に於いてオンライン処理並びにリアルタイムで判定
することができないことから、複数の中継局を配置した
長距離無線伝送路には適用できないことになる。本発明
は、多数の中継局を配置した場合でも、容易に故障発生
個所を判定可能とすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の無線伝送路に於
ける故障判定方法は、図1を参照して説明すると、複数
の中継局2は、一定周期毎に自局に於ける少なくともエ
ラーレートを含む監視情報を順次記録し、端局1からの
監視情報要求指令により、複数周期にわたって記録した
監視情報の中の最悪の監視情報を選択して端局1へ送出
し、端局1は、複数の中継局2からの最悪の監視情報を
収集して、この最悪の監視情報の発生順序が最初の中継
局又は中継区間に故障が発生したと判定するものであ
る。
【0011】又端局1は、複数の中継局2に対してそれ
ぞれ同一時刻を指定して順次監視情報要求指令を送出
し、複数の中継局2は、一定周期毎に記録した自局の監
視情報について、端局1から指定された時刻を中心に、
その前後の所定周期数の中の最悪の監視情報を選択して
端局1へ送出する。
【0012】又端局1は、複数の中継局2に対して順次
監視情報要求指令を送出し、中継局2は、前回の監視情
報要求指令から今回の監視情報要求指令を受信するまで
の間の一定周期毎に記録した自局の監視情報の中の最悪
の監視情報を選択し、この最悪の監視情報を今回の監視
情報要求指令に対する応答として端局1へ送出する。
【0013】又端局1は、所定の期間毎に測定スタート
通知を複数の中継局2に一斉に送出し、複数の中継局2
は、測定スタート通知によってそれぞれ一定周期毎の自
局の監視情報を記録し、端局1は測定スタート通知送出
後に、複数の中継局2に対して順次監視情報要求指令を
送出し、複数の中継局2は、端局からの監視情報要求指
令に対して、測定スタート通知を繰り返し受信する期間
内の記録監視情報の中の最悪の監視情報を選択して送出
する。
【0014】
【作用】端局1間に複数の中継局2が配置され、端局1
間で双方向で無線通信が行われる。各中継局2は、1秒
等の一定周期毎に、エラーレート,受信レベル,送信レ
ベル,電源電圧,温度等の監視情報を順次メモリに記録
する。端局1は、順次中継局2に監視情報要求指令を送
出する。中継局2は、この監視情報要求指令に従って、
複数周期にわたって記録した監視情報の中の最悪の監視
情報、例えば、エラーレートが最大となった監視情報を
選択して端局1へ送出する。端局1は、各中継局2から
の最悪の監視情報を収集し、その最悪の監視情報の発生
順序を基に故障発生個所を判定する。この場合、エラー
レートと共に受信レベル等を用いて判定することができ
るから、正確な故障個所の判定が可能となる。
【0015】又端局1は、同一の時刻を指定して各中継
局2に順次監視情報要求指令を送出する。中継局2は、
その指定された時刻を中心として前後の1或いは複数の
周期にわたる記録監視情報の中の最悪の監視情報を選択
する。そして、この最悪の監視情報を端局1へ送出す
る。端局1は、各中継局2から最悪の監視情報を収集し
て、故障個所を判定する。
【0016】又端局1は、複数の中継局2を順次指定し
て監視情報要求指令を送出する。中継局2は、この監視
情報要求指令が周期的に繰り返し受信されるから、少な
くとも監視情報要求指令を繰り返し受信する期間内に於
ける自局の監視情報を一定周期毎にメモリに記録する。
そして、今回の監視情報要求指令によって、前回の監視
情報要求指令を受信してから今回の監視情報要求を指令
を受信するまでの間にわたって記録した監視情報の中
で、最悪の監視情報を選択する。この最悪の監視情報を
端局1へ送出する。
【0017】又端局1は、複数の中継局2に対して順次
監視情報要求指令を送出し、中継局2は、前回の監視情
報要求指令から今回の監視情報要求指令を受信するまで
の間の一定周期毎に記録した自局の監視情報の中の最悪
の監視情報を選択する。そして、選択した最悪の監視情
報を今回の監視情報要求指令に対する応答として端局1
へ送出する。
【0018】又端局1は、測定スタート通知を複数の中
継局2に対して一斉に送出する。複数の中継局2は、こ
の測定スタート通知によってそれぞれ一定周期毎の自局
のエラーレートを含む監視情報を、少なくとも次の測定
スタート通知を受信するまでメモリに記録する。又端局
1は、測定スタート通知を送出した後、複数の中継局2
に対して順次監視情報要求指令を送出する。中継局2
は、監視情報要求指令に対して、測定スタート通知の繰
り返し受信する期間内にメモリに記録した監視情報の中
で、最悪の監視情報を選択する。この最悪の監視情報を
端局1へ送出する。端局1は、複数の中継局2からそれ
ぞれ同一期間内の最悪の監視情報を収集することになる
から、その最悪の監視情報を基に故障発生個所を判定す
る。
【0019】
【実施例】図2は本発明の第1の実施例の説明図であ
り、端局1と中継局21 〜23 とについて示し、端局1
は、「要求」として示すように、中継局21 〜23 を順
次指定して監視情報要求指令を送出する。又中継局21
〜23 は、1秒等の一定周期毎に、自局のエラーレー
ト,受信レベル,送信レベル,電源電圧,温度等の監視
情報をメモリに記録する。
【0020】図3は本発明の実施例の中継局の構成説明
図であり、21,22はアンテナ、23は受信部、24
は送信部、25は制御部、26はインタフェース部、2
7は通信制御部、28はアラーム処理部、29はプロセ
ッサ(CPU)、30はソフト時計やハード時計等の時
計機能部(CLK)、31はランダムアクセスメモリ
(RAM)等のメモリである。
【0021】端局又は上位の中継局の送信信号をアンテ
ナ21を介して受信部23により受信し、増幅,クロッ
ク再生,波形成形等の処理を行って送信部24からアン
テナ22を介して端局又は下位の中継局へ送信する。又
受信部23に於ける受信レベル情報やパリティチェック
等によるエラーレートの測定情報及び送信部24に於け
る送信レベル等を含む監視情報をインタフェース部26
を介してアラーム処理部28に転送する。又主信号に副
信号として重畳された制御情報或いは主信号に対して時
分割多重化された制御情報を受信部23で分離して、通
信制御部27に転送する。又端局へ送出する監視情報等
は、通信制御部27からインタフェース部26を介して
送信部24に転送され、送信部24に於いて、主信号に
副信号として重畳するか或いは主信号に時分割多重化し
て送出する。
【0022】プロセッサ29は、時計機能部30から例
えば最小単位の1秒毎の割込みにより、アラーム処理部
28に加えられた監視情報をメモリ31に順次書込む。
この場合、時計機能部30からの時刻情報を付加してメ
モリ31に書込むことができる。又通信制御部27は、
端局から自局宛の監視情報要求指令の識別や、この監視
情報要求指令に対する応答の送出等の制御を行うもので
ある。又端局1も、プロセッサやメモリ等を備えた制御
部を有し、各中継局からの監視情報をメモリに格納し
て、プロセッサの制御により故障発生個所の判定を行う
ものである。
【0023】図4は本発明の第1の実施例の監視情報の
説明図であり、1秒毎等の一定周期毎の時刻t0
1 ,t2 ,・・・対応に、エラーレートE0 ,E1
2 ,・・・と、送信レベルT0 ,T1 ,T2 ,・・・
と、受信レベルR0 ,R1 ,R2,・・・とをメモリ3
1に記録した場合を示す。なお、他の電源電圧や各部の
温度等を含む監視情報も時刻情報と共に記録することが
できる。
【0024】端局1は、中継局21 ,22 ,23 を順次
指定して、監視情報要求指令を送出し、中継局21 ,2
2 ,23 は、図2に「応答」として示すように、監視情
報を送出する。その場合に、端局1は、各中継局21
2 ,23 に対して同一の時刻を指定する。例えば、時
刻t3 を指定したとすると、中継局のメモリ31に記録
された監視情報が図4に示す場合、その指定時刻t3
対して±nの周期にわたる記録監視情報の中の最悪の監
視情報を選択する。この最悪の監視情報の選択処理は、
プロセッサ29によって行うことができる。
【0025】選択範囲±nについて、n=1とすると、
指定時刻t3 に対して、実線で示すt2 〜t4 の選択範
囲となり、又n=3とすると、指定時刻t3 に対して、
点線で示すt0 〜t6 の選択範囲となる。この選択範囲
±nの中の監視情報をプロセッサ29が順次比較し、最
悪の監視情報、即ち、エラーレートが最大又は送信レベ
ル或いは受信レベルが最小を示す監視情報を選択する。
選択した監視情報を、監視情報要求指令に対する応答と
して、端局1へ送出する。
【0026】又端局1は、各中継局から指定時刻t3
前後の選択範囲±n内の監視情報の中で、例えば、エラ
ーレートが最悪の監視情報を収集して、図示を省略した
メモリに中継局対応に格納する。例えば、中継局23
から端局1の方向へ主信号を無線伝送する場合、中継局
1 ,22 ,23 の選択範囲±nの中の最悪のエラーレ
ートの監視情報をSV1 ,SV2 ,SV3 とした時、監
視情報SV1 ,SV2のエラーレートが閾値を超えて故
障発生を示し、又監視情報SV3 のエラーレートが閾値
以下の正常状態を示す場合、各中継局21 〜23 の時計
機能部30に誤差や誤りの波及の影響があっても、中継
局23 は正常で、中継局22 は異常であることを示すこ
とになり、中継局22 ,23 間が故障発生個所であると
判定することができる。
【0027】中継局22 ,23 間に故障が発生したと判
定すると、端局1は、受信側となる中継局22 に対して
受信部23の受信レベル等を含む詳細情報を要求し、又
送信側となる中継局23 に対して送信部24の送信レベ
ル等を含む詳細情報を要求する。中継局22 ,23 は、
端局1からの要求に従ってメモリ31に格納された受信
レベルや送信レベルを含む監視情報を送出する。端局1
は、収集した詳細情報を基に、中継局22 の受信部の故
障か又は中継局23 の送信部の故障かを判定することが
できる。
【0028】この場合、最初に時刻を指定されてエラー
レートを含む監視情報を要求された時に、受信レベルや
送信レベル等を含む監視情報を端局1へ送出し、端局1
では、これらの詳細情報を基に故障個所を判定すること
もできる。このような方法に於いては、伝送データ量が
多くなるが、無線伝送路の伝送速度が充分に速いシステ
ムに於いては、端局1に於ける監視情報の収集処理が容
易となる。
【0029】又中継局の故障か或いはフェージングによ
るものか区別することは容易ではない。そこで、故障発
生個所を判定した時に、指定時刻t3 の前後の数秒にわ
たる全監視情報を収集して分析することができる。又無
線伝送路の管理者に、故障発生の原因追求の為のデータ
を提供することができる。
【0030】図5は本発明の第2の実施例の説明図であ
り、端局1は、前述の実施例と同様に、順次中継局
1 ,22 ,23 を指定して監視情報要求指令を送出す
る。その場合、中継局21 ,22 ,23 に繰り返し送出
する監視情報要求指令の間隔を、ta ,tb ,tc とす
ると、各中継局21 ,22 ,23 に於いては、期間
a ,tb ,tc に於ける自局の監視情報を1秒等の一
定周期毎にメモリ31(図3参照)に記録する。
【0031】そして、端局1からの監視情報要求指令を
受信すると、期間ta ,tb ,tcにわたって記録した
監視情報の中の例えば最悪のエラーレートの監視情報を
選択して、監視情報要求指令に対する応答として送出す
る。なお、メモリ31に記録する時に、その都度、前回
の監視情報と比較して、劣化している場合に監視情報の
更新を行い、劣化していない場合は監視情報の更新を行
わないようにして、メモリ31には、最悪の監視情報が
記録されるように制御することもできる。
【0032】端局1は、監視情報要求指令に対する応答
として、各中継局21 ,22 ,23から最悪の監視情報
を収集できる。そして、最悪の監視情報を基に故障発生
か否か及び故障が発生した場合の故障個所を判定する。
この実施例に於いては、故障発生でない場合も、端局1
に於いてエラーレートの監視情報を収集するものである
から、常時無線伝送路を監視していることになり、エラ
ーレートの劣化が進行中の場合の中継区間の監視等を行
うことも可能となる。又故障発生と判定した時に、詳細
情報を要求することができる。
【0033】図6は本発明の第3の実施例の説明図であ
り、端局1は、各中継局21 ,22,23 に対して測定
スタート通知を一斉に送出する。この測定スタート通知
は、例えば、所定の期間tA 毎に繰り返すものである。
各中継局21 ,22 ,23 は、測定スタート通知によっ
て一斉にエラーレートの測定を開始し、このエラーレー
トを含む監視情報をメモリ31(図3参照)に記録す
る。その期間tA 経過後の監視情報要求指令に対して、
点線及び(最悪選択)として示すように、その期間tA
に於いて記録した監視情報の中の最悪の監視情報を選択
して端局1へ送出する。
【0034】端局1では、前述の各実施例と同様に、各
中継局21 ,22 ,23 から最悪の監視情報を収集し
て、故障の発生の有無の判定並びに故障発生時の故障発
生個所の判定を行うことができる。又各中継局21 ,2
2 ,23 に於いては、それぞれ同一の期間tA に於いて
自局の監視情報を記録し、端局1に対してその期間tA
内の最悪の監視情報を送出するから、中継局数が多数の
場合でも、同一期間内の最悪監視情報を収集して、故障
発生の有無並びに故障発生時の故障発生個所を判定する
ことができる。
【0035】本発明は、前述の各実施例にのみ限定され
るものではなく、種々付加変更することが可能であり、
例えば、中継局に於いて分岐する無線伝送路等にも適用
可能である。又中継局は端局からの監視情報要求指令に
対して、無線伝送路の両端の端局へそれぞれ最悪の監視
情報を選択して送出することもできる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、中継局
2は、1秒等の一定周期毎に自局の監視情報を記録し、
端局1からの監視情報要求指令により、複数周期にわた
って記録した監視情報の中の最悪の監視情報を端局1に
送出するもので、端局1は、故障発生時等の必要に応じ
て、或いは常時、複数周期内の最悪の監視情報を収集す
ることができ、その最悪の監視情報を基に故障発生の有
無並びに故障発生個所の判定をリアルタイムで、且つ各
中継局2の時計機能の誤差を吸収した状態で行うことが
できる利点がある。
【0037】又端局1から時刻を指定して監視情報を要
求する場合、端局1は、故障発生と判定した時等の必要
に応じて、全中継局2の同一期間内の監視情報の中の最
悪の監視情報を収集して、故障発生個所を正確に判定す
ることができる。
【0038】又中継局2は、一定周期毎に監視情報を記
録し、端局1からの監視情報要求指令を受信する間隔内
の記録した監視情報の中で最悪の監視情報を選択し、そ
の監視情報を、監視情報要求指令に対する応答として送
出することにより、常時、各中継局2に於けるエラーレ
ートを監視することができ、無線伝送路の劣化の進行状
況を容易に把握して、早期に対策を講じることができる
利点がある。
【0039】又測定スタート通知によって、各中継局2
のエラーレートの測定等を開始することにより、中継局
2が多数のシステムに於いても、端局1は、同一期間内
の最悪の監視情報を収集することができるから、故障発
生個所の判定精度を向上することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例の説明図である。
【図3】本発明の実施例の中継局の構成説明図である。
【図4】本発明の第1の実施例の監視情報の説明図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施例の説明図である。
【図6】本発明の第3の実施例の説明図である。
【符号の説明】
1 端局 2 中継局

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の中継局(2)を介して端局(1)
    間で無線通信を行う無線伝送路に於ける故障判定方法に
    於いて、 前記複数の中継局(2)は、一定周期毎に自局に於ける
    少なくともエラーレートを含む監視情報を順次記録し、
    前記端局(1)からの監視情報要求指令により、複数周
    期にわたって記録した監視情報の中の最悪の監視情報を
    選択して前記端局(1)へ送出し、 前記端局(1)は、前記複数の中継局(2)からの最悪
    の監視情報を収集して、該最悪の監視情報の発生順序が
    最初の中継局又は中継区間に故障が発生したと判定する
    ことを特徴とする無線伝送路に於ける故障判定方法。
  2. 【請求項2】 前記端局(1)は、前記複数の中継局
    (2)に対してそれぞれ同一時刻を指定して順次監視情
    報要求指令を送出し、前記複数の中継局(2)は、一定
    周期毎に記録した自局の監視情報について、前記端局
    (1)から指定された時刻を中心に、その前後の所定周
    期数の中の最悪の監視情報を選択して前記端局(1)へ
    送出することを特徴とする無線伝送路に於ける故障判定
    方法。
  3. 【請求項3】 前記端局(1)は、前記複数の中継局
    (2)に対して順次監視情報要求指令を送出し、前記中
    継局(2)は、前回の監視情報要求指令から今回の監視
    情報要求指令を受信するまでの間の一定周期毎に記録し
    た自局の監視情報の中の最悪の監視情報を選択し、該最
    悪の監視情報を今回の監視情報要求指令に対する応答と
    して前記端局(1)へ送出することを特徴とする請求項
    1記載の無線伝送路に於ける故障判定方法。
  4. 【請求項4】 前記端局(1)は、所定の期間毎に測定
    スタート通知を前記複数の中継局(2)に一斉に送出
    し、前記複数の中継局(2)は、測定スタート通知によ
    ってそれぞれ一定周期毎の自局の監視情報を記録し、前
    記端局(1)は前記測定スタート通知送出後に、前記複
    数の中継局(2)に対して順次監視情報要求指令を送出
    し、前記複数の中継局(2)は、前記端局(1)からの
    監視情報要求指令に対して、前記測定スタート通知を繰
    り返し受信する期間内の記録監視情報の中の最悪の監視
    情報を選択して送出することを特徴とする請求項1記載
    の無線伝送路に於ける故障判定方法。
JP6014184A 1994-02-08 1994-02-08 無線伝送路に於ける故障判定方法 Withdrawn JPH07221720A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013118430A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線中継監視方法、無線中継監視システム及び無線中継局

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013118430A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線中継監視方法、無線中継監視システム及び無線中継局

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