JPH07221501A - アンテナ装置及び衛星通信受信システム - Google Patents

アンテナ装置及び衛星通信受信システム

Info

Publication number
JPH07221501A
JPH07221501A JP6009292A JP929294A JPH07221501A JP H07221501 A JPH07221501 A JP H07221501A JP 6009292 A JP6009292 A JP 6009292A JP 929294 A JP929294 A JP 929294A JP H07221501 A JPH07221501 A JP H07221501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio wave
frequency conversion
low noise
noise frequency
fixing adapter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6009292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuharu Kubo
一治 久保
Takayoshi Tsurumaki
隆義 弦巻
Masahiro Tamura
昌宏 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6009292A priority Critical patent/JPH07221501A/ja
Priority to US08/289,587 priority patent/US5600336A/en
Publication of JPH07221501A publication Critical patent/JPH07221501A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/247Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set with frequency mixer, e.g. for direct satellite reception or Doppler radar
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q5/00Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
    • H01Q5/40Imbricated or interleaved structures; Combined or electromagnetically coupled arrangements, e.g. comprising two or more non-connected fed radiating elements
    • H01Q5/45Imbricated or interleaved structures; Combined or electromagnetically coupled arrangements, e.g. comprising two or more non-connected fed radiating elements using two or more feeds in association with a common reflecting, diffracting or refracting device

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Waveguide Connection Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信衛星からの電波を受信し変換増幅して受
信機側に出力するアンテナ装置、及び受信機を含む衛星
通信受信システムに関し、故障が生じても受信不可の状
態を極力少なくできるようにする。 【構成】 アンテナ装置のコンバータ部2にストレート
導波管10及びツィスト導波管20を設けたので、スト
レート導波管10及びツィスト導波管20からLNB5
0及び60に入る偏波の向きは同一となり、2つのLN
B50及び60の向きも構成も同一のものとすることが
できる。また、その2つのLNB50及び60を固定用
アダプタ40に固定し、その固定用アダプタ40をスラ
イド可能に保持ユニット30に取り付けるようにした。
このため、片方のLNB50または60が故障しても、
故障していない方のLNB50または60を予備として
使用することができ、簡単に移動させて代用させること
ができる。したがって、LNB50または60の交換作
業が容易となり、速やかに受信を再開させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信衛星からの電波を受
信し変換増幅して受信機側に出力するアンテナ装置、及
びそのアンテナ装置と受信機の全体を含む衛星通信受信
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星通信は新しい伝送メディアと
して、国際通信や国内通信において積極的に適用されつ
つある。この衛星通信は、軌道上の衛星と、これにアク
セスする送信地球局及び受信地球局により構成される。
【0003】受信地球局には、衛星からの微弱な電波を
受信すべくアンテナ装置が設けられる。このアンテナ装
置には、水平垂直偏波分波器(Orth Mode Transenduce
r, 以下「OMT」という)及び低雑音周波数変換増幅
器(Low Noise Block Converter,以下「LNB」とい
う)から成るコンバータ部が設けられる。
【0004】図9は従来のアンテナ装置におけるコンバ
ータ部の構成を示す図である。図において、コンバータ
部100mは、ここでは図示されていないアンテナで受
信した電波を電気信号に変換する装置であり、OMT1
とLNB2mとから構成される。OMT1は、先端側に
設けられた電波入射部101、その電波入射部101に
連続する導波部102、並びにその導波部102から分
岐して設けられた垂直分波器103及び水平分波器10
4から構成される。
【0005】垂直分波器103及び水平分波器104に
は、フランジ105mを介してLNB2mが接続されて
いる。このフランジ105mは、図10にその断面を示
すように、各導波口106m及び107mが互いに90
°だけ回転した関係で配置されている。なお、垂直分波
器103及び水平分波器104のここでは図示されてい
ない各導波口も、互いにフランジ105mの導波口10
6m及び107mと同様の位置関係にある。
【0006】LNB2mは、垂直偏波側LNB50mと
水平偏波側LNB60mとから成る。この両者50m、
60mは同一構成のものであるが、取付け時の方向が、
上記導波口106m及び107mに合わせて互いに90
°だけ回転した関係にある。
【0007】垂直偏波側LNB50mは垂直分波器10
3にフランジ105mを介して、水平偏波側LNB60
mは水平分波器104にフランジ105mを介してそれ
ぞれ接続されている。そして、このコンバータ部100
m全体は、導波部102の電波入射部101側から延出
して設けられた支持アーム111で支持されており、そ
の支持アーム111はアンテナの一端部110mに固定
される。
【0008】上記構成のコンバータ部100mにおい
て、アンテナで受信した電波はOMT1の電波入射部1
01から入射し、導波部102を通過した後垂直分波器
103及び水平分波器104において分波され、さらに
各LNB50m及び60mに入射する。各LNB50m
及び60mは、入射してきた電波(垂直偏波、水平偏
波)を増幅変換する。例えば、放送衛星から送られてき
た12GHz帯の電波を増幅し、1GHz帯の周波数に
変換する。
【0009】次に、上記コンバータ部100mを用いた
衛星通信受信システムについて説明する。図11は従来
の衛星通信受信システムの全体構成を示す図である。こ
の衛星通信受信システムは、衛星からのCS放送用電波
をテレビモニタで受像するCS放送用受信システムであ
る。この衛星通信受信システムにおいて、アンテナ11
0は、衛星からの微弱な12GHz電波を効率よく集め
てコンバータ部100mに供給する。その電波は、上述
したように、コンバータ部100mのOMT1を経由し
て、垂直偏波Vが垂直偏波側LNB50mにて、水平偏
波Hが水平偏波側LNB60mにてそれぞれ増幅され1
GHzの周波数を持つ信号に変換される。この周波数変
換された信号は、それぞれの信号に対応するCS受信機
(CSチューナ)71及び81にて受信され、映像信号
及び音声信号となってテレビモニタ72及び82に出力
される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のLN
B2mにおいて、垂直偏波側LNB50mと水平偏波側
LNB60mとのいずれか一方のLNB50mまたは6
0mが故障した場合は、その故障した方のLNB50m
または60mを外し、その代わりに故障していない方の
LNB50mまたは60mを向きを90°変えて取りつ
けることにより、応急的な処置が行われている。
【0011】例えば、送信側から垂直偏波を受信するよ
うに指定されている場合に、垂直偏波側LNB50mが
故障したときは、フランジ105mとの間の4本のビス
108mを緩めてその垂直偏波側LNB50mをフラン
ジ105mから外す。同時に、故障していない水平偏波
側LNB60mを同様に4本のビス109mを緩めてフ
ランジ105mから外しておく。そして、その水平偏波
側LNB60mの向きを90°変えて、再度4本のビス
108mを用いてフランジ105mの垂直偏波側に取り
つける。さらに、フランジ105mの水平偏波側には穴
が開いてしまうので、4本のビス109mを用いて蓋用
のプレートを取りつけなければならない。
【0012】このように、垂直偏波側LNB50mと水
平偏波側LNB60mとのいずれか一方が故障した場
合、その障害を取り除くまでに多くの手間を要し、時間
が掛かっていた。このため、例えば受信の最中に上記故
障が発生すると、長時間に渡って受信が停止してしま
い、重要な情報を洩らすというような不具合が生じてい
た。
【0013】また、図11に示した衛星通信受信システ
ムにおいて、各LNB50m及び60mへの電源供給は
CS受信機71及び81から行われる。あるいは、電源
73及び83を設けてその電源73及び83から行われ
る。このような電源供給システムの場合、LNB50m
に電源を供給するCS受信機71または電源73の系統
と、LNB60mに電源を供給するCS受信機81また
は電源83の系統とは、互いに独立している。このた
め、一方の系統のCS受信機71または電源73、ある
いはCS受信機81または電源83が故障して電源供給
が停止すると、LNB50mまたは60mは動作でき
ず、上記のLNB50m、60mそのものの故障の場合
と同じく、受信が停止してしまうという不具合が生じて
いた。
【0014】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、LNBに故障が生じても速やかに受信を再開
することができるアンテナ装置を提供することを目的と
する。
【0015】また、本発明の第2の目的は、LNBに電
源を供給する電源系統に故障が生じても、受信を直ちに
再開することができる衛星通信受信システムを提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明のアンテナ装置は、図1に示すように、各々の電
波入射口から入射してきた電波を電気信号に変換し増幅
する2つの低雑音周波数変換増幅器(LNB)50及び
60と、その2つのLNB50及び60をその電波入射
口側でかつ同列方向に固定すると共にその各電波入射口
に対応する各位置に電波入射用開口部を有する固定用ア
ダプタ40と、固定用アダプタ40を同列方向にスライ
ド可能に保持すると共に固定用アダプタ40を保持した
ときにその固定用アダプタ40の2つの電波入射用開口
部に対応する各位置に電波入射用開口部が設けられた保
持ユニット30と、その保持ユニット30の固定用アダ
プタ40を保持している面とは反対側の面31と通信衛
星からの電波を受信する水平垂直偏波分波器(OMT)
との間に介在して設けられ、OMTからの電波をLNB
50にストレートに導くストレート導波部10とOMT
からの電波をLNB60に90度回転させて導くツィス
ト導波部20とから成る導波用ユニット10uとから構
成される。
【0017】また、上記目的を達成すべく、本発明の衛
星通信受信システムは、通信衛星からの電波を分波して
得られた垂直偏波を受けて電気信号に変換し増幅する垂
直偏波側LNBと、その垂直偏波側LNBに電源電圧を
供給する垂直偏波側電源供給部と、通信衛星からの電波
を分波して得られた水平偏波を受けて電気信号に変換し
増幅する水平偏波側LNBと、その水平偏波側LNBに
電源電圧を供給する水平偏波側電源供給部と、垂直偏波
側LNBと垂直偏波側電源供給部との間にかつ水平偏波
側LNBと水平偏波側電源供給部との間に設けられた電
源電圧供給装置とから構成される。この電源電圧供給装
置は、垂直偏波側電源供給部から垂直偏波側LNBへの
電圧供給が停止したときは水平偏波側電源供給部と垂直
偏波側LNBとの間に設けられたダイオードにより水平
偏波側電源供給部からの電源電圧が垂直偏波側LNBに
も供給されるように動作し、水平偏波側電源供給部から
水平偏波側LNBへの電圧供給が停止したときは垂直偏
波側電源供給部と水平偏波側LNBとの間に設けられた
ダイオードにより垂直偏波側電源供給部からの電源電圧
が水平偏波側LNBにも供給されるように動作する。
【0018】
【作用】図1に示した本発明のアンテナ装置において、
2つのLNB50及び60は、各々の電波入射口から入
射してきた電波を電気信号に変換し増幅するものであ
る。固定用アダプタ40は、その2つのLNB50及び
60を電波入射口側でかつ同列方向に固定すると共にそ
の各電波入射口に対応する各位置に電波入射用開口部を
有する。保持ユニット30は、固定用アダプタ40を同
列方向にスライド可能に保持すると共に固定用アダプタ
40を保持したときにその固定用アダプタ40の2つの
電波入射用開口部に対応する各位置に電波入射用開口部
が設けられている。そして、導波用ユニット10uがそ
の保持ユニット30の固定用アダプタ40を保持してい
る面とは反対側の面31と通信衛星からの電波を受信す
る水平垂直偏波分波器(OMT)との間に介在して設け
られる。
【0019】この導波用ユニット10uは、OMTから
の電波をLNB50にストレートに導くストレート導波
部10とOMTからの電波をLNB60に90度回転さ
せて導くツィスト導波部20とから成る。したがって、
この導波用ユニット10uを通過して2つのLNB50
及び60に入射してくる電波は、同一方向の偏波とな
る。また、LNB50及び60は、その構成としては同
一のものである。
【0020】ここで、例えば送信側からストレート導波
部10側に入射する偏波の方を受信するように指定され
ている場合に、そのストレート導波部10側に設けられ
たLNB50が故障したとする。このときは、保持ユニ
ット30に保持されている固定用アダプタ40をスライ
ドさせ、LNB60をストレート導波部10側に移動さ
せることにより、速やかに受信を再開させることができ
る。
【0021】また、本発明の衛星通信受信システムにお
いては、電源電圧供給装置が、垂直偏波側LNBと垂直
偏波側電源供給部との間にかつ水平偏波側LNBと水平
偏波側電源供給部との間に設けられる。
【0022】この電源電圧供給装置において、垂直偏波
側電源供給部が故障して垂直偏波側LNBへの電圧供給
が停止したときは水平偏波側電源供給部と垂直偏波側L
NBとの間に設けられたダイオードが導通することによ
り水平偏波側電源供給部からの電源電圧が垂直偏波側L
NBにも供給される。また、水平偏波側電源供給部が故
障して水平偏波側LNBへの電圧供給が停止したときは
垂直偏波側電源供給部と水平偏波側LNBとの間に設け
られたダイオードが導通することにより垂直偏波側電源
供給部からの電源電圧が水平偏波側LNBにも供給され
る。
【0023】すなわち、LNBは垂直偏波側、水平偏波
側のそれぞれ自分自身の系列からの電圧供給が停止して
も、他方の系列から電圧を受け取ることができるので、
そのような場合でも正常に動作し、受信に障害をきたさ
ない。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明が適用されるアンテナ装置の全体
構成を示す図である。図において、アンテナ装置200
は、アンテナ110とコンバータ部100とから構成さ
れる。アンテナ110は、衛星からの微弱な電波を集め
てコンバータ部100に入射させるものであり、緯度調
整金具44を介してマスト固定金具45に固定されてい
る。
【0025】コンバータ部100は、アンテナ110の
中央寄りでアンテナ110から少し上方に離れた位置に
設けられ、支持アーム111によってアンテナ110に
支持されている。その支持アーム111は、さらにアー
ム112及び113でアンテナ110に支持されてい
る。
【0026】コンバータ部100は、アンテナ110で
受信した電波を電気信号に変換する装置であり、OMT
1とLNB2とから構成される。OMT1側の構成は、
図9に示したものと同一構成であるので、ここでは説明
を省略する。コンバータ部100のLNB2側の構成に
ついて図1、図3及び図4を用いて説明する。
【0027】図1は本発明に係るアンテナ装置の構成を
示す図であり、アンテナ装置のコンバータ部100のう
ちLNB2側の構成を示している。図において、コンバ
ータ部100のLNB2側は、導波用ユニット10u、
保持ユニット30、固定用アダプタ40及び2つのLN
B50及び60から構成される。上記のOMT1は、導
波用ユニット10uの2つのフランジ13及び23の各
上面側に接続されて設けられている。
【0028】2つのLNB50及び60は、ここでは図
示されていない各々の電波入射口から入射してきた電波
を電気信号に変換し増幅するものであり、同一構成のも
のである。その2つのLNB50及び60は固定用アダ
プタ40の長手方向に沿って列状に配置されている。こ
の固定用アダプタ40の構成を図3を用いて説明する。
【0029】図3は固定用アダプタの構成を示す図であ
り、(A)はその下面を、(B)はその側面をそれぞれ
示す。固定用アダプタ40は、図3に示すように、矩形
状のプレートであり、その下面側にはOリング溝410
及び420が設けられている。このOリング溝410及
び420は、LNB50及び60を固定したときにその
LNB50及び60との間にOリングを介在させるため
のものである。そのOリング溝410及び420の各中
央に導波口(電波通過用開口部)411及び421が設
けられている。この導波口411及び421の向きは互
いに同一方向である。このように、導波口411及び4
21の向きを同一方向としたのは、導波用ユニット10
uにストレート導波管10及びツィスト導波管20を用
いたことによるが、その詳細は後述する。
【0030】Oリング溝410の周囲には、LNB50
をネジで固定するためのネジ穴412が等間隔に4個設
けられている。また、Oリング溝420の周囲にも、L
NB60をネジで固定するためのネジ穴422が等間隔
に4個設けられている。これらの合計8個のネジ穴41
2及び422には、固定用アダプタ40の上面側でザグ
リ穴412a及び422aが形成され、保持ユニット3
0との間でネジが接触しないようになっている。さら
に、固定用アダプタ40の周縁に沿ってネジ穴413が
6個設けられている。これらのネジ穴413は、固定用
アダプタ40を保持ユニット30にネジで固定するため
のものである。
【0031】上記のOリング溝410と420、ネジ穴
412と422、及び導波口411と421は、互いに
左右対称の位置関係に配置されている。また、6個のネ
ジ穴413も左右対称になるように配置されている。
【0032】保持ユニット30は、固定用アダプタ40
を長手方向にスライド可能に保持するためのものであ
り、厚肉のプレートで形成され、そのプレートの長手方
向に沿って両側端が折り返された折り返し部分31及び
32を有している。そして、固定用アダプタ40はその
折り返し部分31及び32にレール式にスライド可能に
嵌合している。この保持ユニット30には、ここでは図
示されていないが、上記の固定用アダプタ40と同様
に、LNB50及び60に対応して2つの導波口が設け
られている。また、固定用アダプタ40をネジ止めする
ためのネジ穴33が、固定用アダプタ40側のネジ穴4
13に対応して設けられている。
【0033】この保持ユニット30には、導波用ユニッ
ト10uを構成する2つの導波管が接続されている。す
なわち、フランジ12を介してストレート導波管10
が、またフランジ22を介してツィスト導波管20がそ
れぞれ接続されている。ストレート導波管10は、OM
T1側からの偏波をフランジ13を介して受け取り、そ
の偏波をそのままストレートにLNB50に導く。ま
た、ツィスト導波管20は、OMT1側からの偏波をフ
ランジ23を介して受け取り、その偏波を90°だけ回
転させてLNB60に導く。ここで、ストレート導波管
10側に垂直偏波が、ツィスト導波管20側に水平偏波
がそれぞれ導入されたとすると、垂直偏波はそのままL
NB50に導かれ、水平偏波は90°回転して垂直偏波
と同じ向きを持つ偏波となってLNB60に導かれる。
結局、導波用ユニット10uを通過して2つのLNB5
0及び60に入射してくる電波は、同一方向の偏波、こ
こでは垂直偏波となる。したがって、その垂直偏波に合
わせてLNB50及び60は、同じ向きで取り付けられ
る。次に、これらの導波用ユニット10u、保持ユニッ
ト30、固定用アダプタ40並びにLNB50及び60
の接続関係について図4を用いて説明する。
【0034】図4は図1のX矢視図である。図に示すよ
うに、LNB50と固定用アダプタ40との間は、上記
のネジ穴412及びLNB50側のネジ穴に嵌合された
ネジで固定される。また、固定用アダプタ40と保持ユ
ニット30との間は、上記のネジ穴413及び33に嵌
合されたネジ33aで固定される。ストレート導波管1
0と保持ユニット30との間にはフランジ12が設けら
れ、ストレート導波管10とOMT1との間にはフラン
ジ13が設けられる。これらの接続箇所のうち、特に電
波が通過する導波口411、421等の周囲には防水用
シール、例えばOリングが設けられている。なお、ここ
ではLNB50側の接続関係について説明したが、LN
B60側の接続関係もLNB50側と同様である。
【0035】上記構成のコンバータ部100(LNB
2)において、2つのLNB50及び60の内、片方の
例えばLNB50が故障したとする。上述したように、
LNB50及び60は同一構成のものであり、しかも同
じ向きで取り付けられている。そこで、保持ユニット3
0のネジ止めを外して、固定用アダプタ40をその保持
ユニット30においてスライドさせ、ストレート導波管
10側にLNB60を対応させ、その位置で固定用アダ
プタ40を保持ユニット30に再度ネジ止めする。この
ように固定用アダプタ40をスライドさせて、故障した
LNB50に代えてLNB60を持ってくることによ
り、速やかに受信を再開させることができる。
【0036】なお、この場合は、故障した方のLNB5
0は保持ユニット30から突き出すようになるので、L
NB50の内部を保護すべく、LNB50の電波入射口
に相当する位置に防水シールが取り付けられる。
【0037】LNB60が故障したときは、上記の場合
とは逆にツィスト導波管20側にLNB50を持ってく
ることにより、同様に速やかに受信を再開することがで
きる。
【0038】このように、本実施例では、ストレート導
波管10及びツィスト導波管20を設けたので、2つの
LNB50及び60の向きも構成も同一のものとするこ
とができる。また、その2つのLNB50及び60を固
定用アダプタ40に固定し、その固定用アダプタ40を
スライド可能に保持ユニット30に取り付けるようにし
た。このため、片方のLNB50または60が故障して
も、故障していない方のLNB50または60を予備と
して使用することができ、簡単に移動させて代用させる
ことができる。したがって、LNB50または60の交
換作業が容易となり、修理専門の人に依頼しなくても、
素人であっても容易に故障に対応することができ、速や
かに受信を再開させることができる。
【0039】図5は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。本実施例におけるアンテナ装置のコンバータ部10
0aのうち、OMT1側は、図9に示したものと同一構
成であり、ここでは説明を省略する。コンバータ部10
0aのLNB2a側の構成について以下に説明する。
【0040】この実施例では、垂直偏波側のLNB50
a及び50bが固定用アダプタ40aの長手方向に列状
に、また水平偏波側のLNB60a及び60bが固定用
アダプタ40bの長手方向に列状にそれぞれ固定され
る。なお、LNB60aは、図5の視野には入らないの
で図示されていない。保持ユニット300は、垂直偏波
側の保持ユニット30aと水平偏波側の保持ユニット3
0bとから成り、OMT1側とはフランジ12aを介し
て接続されている。固定用アダプタ40aは、保持ユニ
ット30aにスライド可能に保持され、固定用アダプタ
40bは、保持ユニット30bにスライド可能に保持さ
れる。固定用アダプタ40a及び40bのうち、保持ユ
ニット300側にない外部に露出する方には、フタ40
1a及び401bが取り付けられ、防水性を持たせてL
NBの内部に雨水等が入らないようになっている。ま
た、フランジ12aと保持ユニット300との間や、保
持ユニット300とLNB50a、60a等との間など
の接続箇所のうち、特に電波が通過する導波口の周囲に
は、ここでは図示されていないが、防水用シール、例え
ばOリングが設けられている。さらに、LNB50aの
出力用ケーブル80aとLNB50bの出力用ケーブル
80bとは合成器70aによって合成され、LNB60
aの出力用ケーブル81aとLNB60bの出力用ケー
ブル81bとは合成器70bによって合成される。
【0041】この構成のコンバータ部100aにおい
て、垂直偏波側のLNB50aが故障した場合を想定す
る。LNB50aとLNB50bとは同一構成のもので
あり、しかも同じ向きで取り付けられている。そこで、
保持ユニット300のうち垂直偏波側の保持ユニット3
0aのネジ止めを外すと共に、LNB50bのフタ40
1aを外して、固定用アダプタ40aをその保持ユニッ
ト30aにおいてスライドさせ、OMT1の垂直分波器
103側にLNB50bを対応させ、その位置で固定用
アダプタ40aを保持ユニット30aに再度ネジ止めす
る。このように固定用アダプタ40aをスライドさせ
て、故障したLNB50aに代えてLNB50bを持っ
てくることにより、速やかに受信を再開させることがで
きる。
【0042】なお、この場合は、故障した方のLNB5
0aは保持ユニット30aから突き出すようになるの
で、LNB50aの内部を保護すべく、LNB50aの
電波入射口に相当する位置にフタ401aが取り付けら
れる。
【0043】LNB60aが故障したときは、上記の場
合と同様に、水平分波器104側にLNB60bを持っ
てくることにより速やかに受信を再開することができ
る。このように、本実施例では、向きも構成も同じLN
B50a及び50b、並びにLNB60a及び60b
を、固定用アダプタ40a及び40bに固定し、その固
定用アダプタ40をスライド可能に保持ユニット300
に取り付けるようにした。このため、片方のLNB50
aまたは60aが故障しても、故障していない方のLN
B50bまたは60bを予備として使用することがで
き、簡単に移動させて代用させることができる。したが
って、第1の実施例の場合と同様に、LNBの交換作業
が容易となり、修理専門の人に依頼しなくても、素人で
あっても容易に故障に対応することができ、速やかに受
信を再開させることができる。
【0044】図6は本発明の第3の実施例を示す図であ
る。本実施例におけるアンテナ装置のコンバータ部10
0bのうち、OMT1側は、図9に示したものと同一構
成であり、ここでは説明を省略する。コンバータ部10
0bのLNB2b側の構成について以下に説明する。こ
の実施例では、LNB50d、50e、50f及び50
gが固定用アダプタ40dに固定される。なお、LNB
50gは、図6の視野には入らないので図示されていな
い。
【0045】固定用アダプタ40dは、図7に示すよう
に、正方形状のプレートであり、その下面側にはOリン
グ溝410d、410e、410f及び410gが設け
られている。このOリング溝410d、410e、41
0f及び410gは、LNB50d、50e、50f及
び50gを固定したときにそのLNB50d、50e、
50f及び50gとの間にOリングを介在させるための
ものである。そのOリング溝410d、410e、41
0f及び410gの各中央に導波口(電波通過用開口
部)421d、421e、421f及び421gが設け
られている。この導波口421d、421e、421f
及び421の向きは互いに隣り合うもの同士が90°ず
つ回転した関係になっている。また、図7に示すよう
に、固定用アダプタ40dには、Oリング溝410d周
囲のネジ穴412d、Oリング溝410e周囲のネジ穴
412e、Oリング溝410f周囲のネジ穴412f、
Oリング溝410g周囲のネジ穴412g、及び固定用
アダプタ40dの周縁に沿ったネジ穴413dがそれぞ
れ設けられるが、これらのネジ穴412d等は、第1の
実施例におけるネジ穴412、422、423と構成、
配置、機能等がほぼ同じなので、ここでは説明を省略す
る。
【0046】さらに、図7に示すように、固定用アダプ
タ40dの中心位置にネジ穴414dが設けられる。こ
のネジ穴414dを中心にして、上記のOリング溝41
0d等、導波口421d等、ネジ穴412d等、及びネ
ジ穴413等は、回転対称になるように配置されてい
る。また、LNB50d、50e、50f及び50gの
向きもこのネジ穴414dを中心にして回転対称になる
ように配置されている。このネジ穴414dの機能につ
いては後述する。
【0047】保持ユニット30dは、図6に示すよう
に、OMT1側のフランジ12dと、上記固定用アダプ
タ40dとの間に設けられる。この保持ユニット30d
にも、固定用アダプタ40dの8個のネジ穴413dに
対応して8個のネジ穴413eが、また中央のネジ穴4
14dに対応してネジ穴414eが設けられる。これら
のネジ穴413e、414e等には、ネジ413f、4
14fが挿入され保持ユニット30dに固定用アダプタ
40dが固定される。
【0048】さらに、第2の実施例の場合と同様に、L
NB50d、50eの出力用ケーブル82dと82e、
及びLNB50f、50gの出力用ケーブル82fと8
2gはここでは図示されていない合成器によって合成さ
れている。
【0049】この構成のコンバータ部100bにおい
て、垂直偏波側のLNB50dが故障した場合を想定す
る。この場合は、先ず8個のネジ413fを外し、また
中央のネジ414fを緩め、そのネジ414fを中心軸
として、固定用アダプタ40dを右回りか左回りかいず
れかの方向に90°だけ回転させ、再度ネジ止めを行
う。上述したように、LNB50d、50e、50f及
び50gは、その向きがこのネジ414fを中心にして
回転対称になるように配置されているので、垂直分波器
103側には、故障していないLNB50eまたはLN
B50gが配置されることになる。
【0050】このように、LNBが故障しても、隣接す
るLNBを予備として使用することができ、簡単に回転
させてその隣接するLNBで代用させることができる。
したがって、第1及び第2の実施例の場合と同様に、L
NBの交換作業が容易となり、修理専門の人に依頼しな
くても、素人であっても容易に故障に対応することがで
き、速やかに受信を再開させることができる。
【0051】この場合は、故障した方のLNBが外部に
露出することもないので、そのLNBにフタを取り付け
る作業も不要となる。図8は本発明の衛星通信受信シス
テムのブロック図である。ここでは、アンテナ及びコン
バータ部として、上記第1の実施例において示したアン
テナ110及びコンバータ部100を適用することとす
る。この衛星通信受信システムは、衛星からのCS放送
用電波をテレビモニタで受像するCS放送用受信システ
ムである。この衛星通信受信システムにおいて、アンテ
ナ110は、衛星からの微弱な12GHz電波を効率よ
く集めてコンバータ部100に供給する。その電波は、
コンバータ部100のOMT1を経由してLNB2に入
り、垂直偏波Vが垂直偏波側のLNB50にて、水平偏
波Hが水平偏波側のLNB60にてそれぞれ増幅され1
GHzの周波数を持つ信号に変換される。この周波数変
換された信号は、それぞれの信号に対応するCS受信機
(CSチューナ)71及び81にて受信され、映像信号
及び音声信号となってテレビモニタ72及び82に出力
される。
【0052】また、電源73及び83が設けられ、電源
73はLNB50及びCS受信機71に、電源83はL
NB60及びCS受信機81に、それぞれDC15Vの
電源供給を行う。このように、衛星通信受信システム
は、垂直偏波側の系列と水平偏波側の系列の2系統から
構成されている。
【0053】LNB50と電源73との間に、かつLN
B60と電源83との間に、電源切換ボックス200が
設けられる。この電源切換ボックス200は、垂直偏波
側のLNB50とCS受信機71との間を2個直列のコ
ンデンサ211及び212で接続し、水平偏波側のLN
B60とCS受信機81との間を2個直列のコンデンサ
221及び222で接続している。また、垂直偏波側の
電源73とLNB50との間にコンデンサ211と21
2とに並列にダイオード213が設けられ、水平偏波側
の電源83とLNB60との間にコンデンサ221と2
22とに並列にダイオード223が設けられる。さら
に、垂直偏波側の電源73と水平偏波側のLNB60と
の間を直結するようにダイオード214が設けられ、水
平偏波側の電源83と垂直偏波側のLNB50との間を
直結するようにダイオード224が設けられる。
【0054】このような構成の電源切換ボックス200
において、コンデンサ211、212、221及び22
2は、直流成分をカットして交流成分のみを通過させる
機能を果たしている。このため、電源73からLNB5
0への電源供給は、ダイオード213を経由して、電源
83からLNB60への電源供給は、ダイオード223
を経由して行われることになる。また、LNB50から
CS受信機71への信号伝送は、コンデンサ211及び
212を経由して、LNB60からCS受信機81への
信号伝送は、コンデンサ221及び222を経由して行
われることになる。
【0055】この電源切換ボックス200において、電
源73が故障してLNB50への電圧供給が停止したと
きは、水平偏波側の電源83と垂直偏波側のLNB50
との間に設けられたダイオード224が導通することに
より電源83からの電源電圧がLNB50にも供給され
る。また、電源83が故障してLNB60への電圧供給
が停止したときは、垂直偏波側の電源73と水平偏波側
のLNB60との間に設けられたダイオード214が導
通することにより電源73からの電源電圧がLNB60
にも供給される。
【0056】すなわち、LNB50及び60は垂直偏波
側、水平偏波側のそれぞれ自分自身の系列からの電圧供
給が停止しても、他方の系列から電圧を受け取ることが
できる。この場合、LNB50または60からの信号は
それぞれ自分の系列を通ってCS受信機71または81
に伝送される。したがって、直ちに受信可能となって正
常に動作し、受信に障害をきたすことなく、モニタ画面
に出力することができる。
【0057】上記の説明では、LNB50及び60への
電源供給のために電源73及び83を設けるようにした
が、CS受信機71及び81から電源を供給するように
構成してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、アンテ
ナ装置にストレート導波部及びツィスト導波部から成る
導波用ユニットを設けたので、2つのLNBの向きも構
成も同一のものとすることができる。また、その2つの
LNBを固定用アダプタに固定し、その固定用アダプタ
をスライド可能に保持ユニットに取り付けるようにし
た。
【0059】このため、片方のLNBが故障しても、故
障していない方のLNBを予備として使用することがで
き、簡単に移動させて代用させることができる。したが
って、LNBの交換作業が容易となり、修理専門の人に
依頼しなくても、素人であっても容易に故障に対応する
ことができ、速やかに受信を再開させることができる。
【0060】また、衛星通信受信システムにおいて、垂
直偏波側の系列及び水平偏波側の系列の双方にわたって
電源電圧供給装置を設けるようにした。このため、LN
Bは垂直偏波側、水平偏波側のそれぞれ自分自身の系列
からの電圧供給が停止しても、他方の系列から電圧を受
け取ることができる。この場合、LNBからの信号はそ
れぞれ自分の系列を通ってCS受信機に伝送される。し
たがって、直ちに受信可能となって正常に動作し、受信
に障害をきたすことなく、モニタ画面に出力することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンテナ装置の構成を示す図であ
る。
【図2】本発明が適用されるアンテナ装置の全体構成を
示す図である。
【図3】固定用アダプタの構成を示す図であり、(A)
はその下面を、(B)はその側面をそれぞれ示す。
【図4】図1のX矢視図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図7】固定用アダプタの下面図である。
【図8】本発明の衛星通信受信システムのブロック図で
ある。
【図9】従来のアンテナ装置におけるコンバータ部の構
成を示す図である。
【図10】従来のコンバータ部におけるフランジの下面
図である。
【図11】従来の衛星通信受信システムの全体構成を示
す図である。
【符号の説明】
1 OMT 2,2a,2b 垂直偏波側及び水平偏波側のLNB 30,30d,300(30a,30b) 保持ユニッ
ト 40,40a,40b,40d 固定用アダプタ 50,50a,50b,50d,50e,50f,50
g,60,60a,60b,60d,60e,60f,
60g 垂直偏波側または水平偏波側のLNB 100 アンテナ装置のコンバータ部 200 電源切換ボックス 213,214,223,224 ダイオード

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信衛星からの電波を受信し変換増幅し
    て受信機側に出力するアンテナ装置において、 各々の電波入射口から入射してきた電波を電気信号に変
    換し増幅する2つの低雑音周波数変換増幅器と、 前記2つの低雑音周波数変換増幅器をその電波入射口側
    でかつ同列方向に固定すると共に、前記2つの低雑音周
    波数変換増幅器の各電波入射口に対応する各位置に電波
    入射用開口部を有する固定用アダプタと、 前記固定用アダプタを前記同列方向にスライド可能に保
    持すると共に、前記固定用アダプタを保持したときに前
    記固定用アダプタの2つの電波入射用開口部に対応する
    各位置に電波入射用開口部が設けられた保持ユニット
    と、 前記保持ユニットの前記固定用アダプタ保持面とは反対
    側の面と前記通信衛星からの電波を受信する水平垂直偏
    波分波器との間に介在して設けられ、前記水平垂直偏波
    分波器からの電波を前記低雑音周波数変換増幅器にスト
    レートに導くストレート導波部と90度回転させて導く
    ツィスト導波部とから成る導波用ユニットと、 を有することを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記保持ユニットは厚肉のプレートで形
    成され前記プレートの長手方向に沿って両側端が折り返
    された折り返し部分を有し、前記固定用アダプタはその
    折り返し部分にレール式にスライド可能に嵌合している
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記保持ユニットと前記固定用アダプタ
    とは互いにネジで固定され、前記固定用アダプタをスラ
    イドさせるときは前記ネジを外してスライドさせること
    を特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記保持ユニットと前記固定用アダプタ
    とを固定するためのネジ穴は、前記固定用アダプタをス
    ライドさせたときに前記ネジ穴を共有できる位置に設け
    られていることを特徴とする請求項3記載のアンテナ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記固定用アダプタと前記2つの低雑音
    周波数変換増幅器とは、前記保持ユニットと前記固定用
    アダプタとのネジによる固定位置とは別の位置で互いに
    ネジで固定されていることを特徴とする請求項4記載の
    アンテナ装置。
  6. 【請求項6】 前記固定用アダプタに設けられた前記2
    つの低雑音周波数変換増幅器を固定するためのネジ穴に
    は、前記保持ユニットとの接触面側にザグリ穴が設けら
    れていることを特徴とする請求項5記載のアンテナ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記固定用アダプタと前記2つの低雑音
    周波数変換増幅器との間には、前記低雑音周波数変換増
    幅器側で前記電波入射口の回りに防水用シールが施され
    ていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 前記保持ユニットと前記固定用アダプタ
    との間には、前記固定用アダプタ側で前記電波入射用開
    口部の回りに防水用シールが施されていることを特徴と
    する請求項1記載のアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 通信衛星からの電波を受信し変換増幅し
    て受信機側に出力するアンテナ装置において、 電波入射口から入射してきた垂直偏波を電気信号に変換
    し増幅する2つの垂直偏波側低雑音周波数変換増幅器
    と、 電波入射口から入射してきた水平偏波を電気信号に変換
    し増幅する2つの水平偏波側低雑音周波数変換増幅器
    と、 前記2つの垂直偏波側低雑音周波数変換増幅器をその各
    電波入射口側でかつ同列方向に固定すると共に、前記2
    つの垂直偏波側低雑音周波数変換増幅器の電波入射口に
    対応する各位置に電波入射用開口部分を有する垂直偏波
    側固定用アダプタと、 前記2つの水平偏波側低雑音周波数変換増幅器をその各
    電波入射口側でかつ同列方向に固定すると共に、前記2
    つの水平偏波側低雑音周波数変換増幅器の電波入射口に
    対応する各位置に電波入射用開口部分を有する水平偏波
    側固定用アダプタと、 前記垂直偏波側固定用アダプタを前記同列方向にスライ
    ド可能に保持すると共に前記垂直偏波側固定用アダプタ
    を保持したときに前記垂直偏波側固定用アダプタの一方
    の電波入射用開口部分に対応する位置に電波入射用開口
    部分が設けられた垂直偏波側保持部と、前記水平偏波側
    固定用アダプタを前記同列方向にスライド可能に保持す
    ると共に前記水平偏波側固定用アダプタを保持したとき
    に前記水平偏波側固定用アダプタの一方の電波入射用開
    口部分に対応する位置に電波入射用開口部分が設けられ
    た水平偏波側保持部とが一体に構成された保持ユニット
    と、 前記保持ユニットの前記垂直偏波側固定用アダプタ及び
    前記水平偏波側固定用アダプタを保持している側とは反
    対側の面に接続して設けられ、前記保持ユニットの電波
    入射用開口部分に前記通信衛星からの電波を分波して得
    られた垂直偏波及び水平偏波を導く水平垂直偏波分波器
    と、 を有することを特徴とするアンテナ装置。
  10. 【請求項10】 通信衛星からの電波を受信し変換増幅
    して受信機側に出力するアンテナ装置において、 電波入射口から入射してきた垂直偏波を電気信号に変換
    し増幅する2つの垂直偏波側低雑音周波数変換増幅器
    と、 電波入射口から入射してきた水平偏波を電気信号に変換
    し増幅する2つの水平偏波側低雑音周波数変換増幅器
    と、 前記2つの垂直偏波側低雑音周波数変換増幅器及び前記
    2つの水平偏波側低雑音周波数変換増幅器をそれぞれ対
    角線上にかつそれら4つの垂直偏波側及び水平偏波側低
    雑音周波数変換増幅器を同心円上に交互に配列して各電
    波入射口側で固定すると共に、前記電波入射口に対応す
    る各位置に電波入射用開口部分が、また前記同心円の中
    心位置に回転軸穴がそれぞれ設けられた固定用アダプタ
    と、 前記固定用アダプタを固定すると共に、前記固定用アダ
    プタを保持したときに前記固定用アダプタの垂直偏波側
    及び水平偏波側の各1つの電波入射用開口部分に対応す
    る位置に電波入射用開口部分が、また前記固定用アダプ
    タの回転軸穴に対応する位置に回転軸穴がそれぞれ設け
    られた保持ユニットと、 前記保持ユニットの前記固定用アダプタを保持している
    側とは反対側の面に接続して設けられ、前記保持ユニッ
    トの電波入射用開口部分に前記通信衛星からの電波を分
    波して得られた垂直偏波及び水平偏波を導く水平垂直偏
    波分波器と、 を有することを特徴とするアンテナ装置。
  11. 【請求項11】 通信衛星からの電波を受信して変換増
    幅し端末側に出力する衛星通信受信システムにおいて、 前記通信衛星からの電波を分波して得られた垂直偏波を
    受けて電気信号に変換し増幅する垂直偏波側低雑音周波
    数変換増幅器と、 前記垂直偏波側低雑音周波数変換増幅器に電源電圧を供
    給する垂直偏波側電源供給部と、 前記通信衛星からの電波を分波して得られた水平偏波を
    受けて電気信号に変換し増幅する水平偏波側低雑音周波
    数変換増幅器と、 前記水平偏波側低雑音周波数変換増幅器に電源電圧を供
    給する水平偏波側電源供給部と、 前記垂直偏波側低雑音周波数変換増幅器と前記垂直偏波
    側電源供給部との間にかつ前記水平偏波側低雑音周波数
    変換増幅器と前記水平偏波側電源供給部との間に設けら
    れ、前記垂直偏波側電源供給部から前記垂直偏波側低雑
    音周波数変換増幅器への電圧供給が停止したときは前記
    水平偏波側電源供給部と前記垂直偏波側低雑音周波数変
    換増幅器との間に設けられたダイオードにより前記水平
    偏波側電源供給部からの電源電圧が前記垂直偏波側低雑
    音周波数変換増幅器に供給されるように動作し、前記水
    平偏波側電源供給部から前記水平偏波側低雑音周波数変
    換増幅器への電圧供給が停止したときは前記垂直偏波側
    電源供給部と前記水平偏波側低雑音周波数変換増幅器と
    の間に設けられたダイオードにより前記垂直偏波側電源
    供給部からの電源電圧が前記水平偏波側低雑音周波数変
    換増幅器に供給されるように動作する電源電圧供給装置
    と、 を有することを特徴とする衛星通信受信システム。
JP6009292A 1994-01-31 1994-01-31 アンテナ装置及び衛星通信受信システム Withdrawn JPH07221501A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6009292A JPH07221501A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 アンテナ装置及び衛星通信受信システム
US08/289,587 US5600336A (en) 1994-01-31 1994-08-15 Antenna device and satellite communication reception system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6009292A JPH07221501A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 アンテナ装置及び衛星通信受信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07221501A true JPH07221501A (ja) 1995-08-18

Family

ID=11716409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6009292A Withdrawn JPH07221501A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 アンテナ装置及び衛星通信受信システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5600336A (ja)
JP (1) JPH07221501A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100560384B1 (ko) * 2004-06-21 2006-03-13 주식회사 케이티프리텔 위성 디엠비 서비스용 저잡음 변환기의 이중화 및신호검출 장치
WO2018179148A1 (ja) * 2017-03-29 2018-10-04 三菱電機株式会社 アンテナ装置
CN111295798A (zh) * 2017-11-06 2020-06-16 瑞士十二公司 正交模转换器
CN113594653A (zh) * 2021-07-30 2021-11-02 江苏贝孚德通讯科技股份有限公司 具有正交谐振腔的介质滤波器

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1051343A (ja) * 1996-08-06 1998-02-20 Fujitsu Ltd 信号受信装置及び信号受信システム
GB9703748D0 (en) * 1997-02-22 1997-04-09 Fortel International Limited Microwave antennas
US6005458A (en) * 1998-05-29 1999-12-21 Motorola, Inc. High density connector and method therefor
JP3562985B2 (ja) * 1999-01-27 2004-09-08 アルプス電気株式会社 衛星放送受信用コンバータ
TW471197B (en) * 2000-07-20 2002-01-01 Wistron Neweb Corp Integrated type bi-direction feed-in electromagnetic apparatus
US6445359B1 (en) * 2000-09-29 2002-09-03 Hughes Electronics Corporation Low noise block down converter adapter with built-in multi-switch for a satellite dish antenna
US6441797B1 (en) 2000-09-29 2002-08-27 Hughes Electronics Corporation Aggregated distribution of multiple satellite transponder signals from a satellite dish antenna
GB2434923A (en) * 2006-02-03 2007-08-08 Ericsson Telefon Ab L M Antenna feed device using two separate L-shaped waveguides to give an overall T-shape
US8270896B2 (en) * 2006-05-01 2012-09-18 Conexant Systems, Inc. Systems and method for frequency based satellite channel scanning

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3037204A (en) * 1960-09-29 1962-05-29 Philip J Allen Trimode turnstile monopulse feed
US4011532A (en) * 1976-01-14 1977-03-08 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Fast acting waveguide coupler
US5461394A (en) * 1992-02-24 1995-10-24 Chaparral Communications Inc. Dual band signal receiver

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100560384B1 (ko) * 2004-06-21 2006-03-13 주식회사 케이티프리텔 위성 디엠비 서비스용 저잡음 변환기의 이중화 및신호검출 장치
WO2018179148A1 (ja) * 2017-03-29 2018-10-04 三菱電機株式会社 アンテナ装置
JPWO2018179148A1 (ja) * 2017-03-29 2019-11-07 三菱電機株式会社 アンテナ装置
CN111295798A (zh) * 2017-11-06 2020-06-16 瑞士十二公司 正交模转换器
CN111295798B (zh) * 2017-11-06 2022-01-21 瑞士十二公司 正交模转换器
CN113594653A (zh) * 2021-07-30 2021-11-02 江苏贝孚德通讯科技股份有限公司 具有正交谐振腔的介质滤波器

Also Published As

Publication number Publication date
US5600336A (en) 1997-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07221501A (ja) アンテナ装置及び衛星通信受信システム
US9509364B2 (en) Integrated antenna unit with field replaceable frequency specific devices
US6931245B2 (en) Downconverter for the combined reception of linear and circular polarization signals from collocated satellites
US20100151908A1 (en) Method and apparatus for converting between a multi-sector, omni-base station configuration and a multi-sector base station configuration
JP4219557B2 (ja) 移動衛星を追跡するアンテナシステム
WO2016180173A1 (zh) 卫星地面站收发装置及卫星通信系统
JP2009543474A (ja) 衛星干渉除去
WO2013065890A1 (ko) 멀티 위성 수신용 자동 포지셔닝 안테나 시스템 및 위성 추적 방법
KR20050013635A (ko) 멀티빔 위성 시스템에서의 서비스 중단의 감소
US6954614B2 (en) Wideband transmission through narrowband transponder
WO2021006521A1 (ko) 안테나용 클램핑 장치
US3931623A (en) Reliable earth terminal for satellite communications
US5005023A (en) Dual band integrated LNB feedhorn system
WO2010035922A1 (en) Antenna for base station of mobile communication system
US20030020652A1 (en) Apparatus for tracking moving satellites
GB2434923A (en) Antenna feed device using two separate L-shaped waveguides to give an overall T-shape
EP1210743A1 (en) Slip joint polarizer
EP0908964B1 (en) Compact redundancy combiner assembly and method of operation thereof
JP2003218762A (ja) 衛星用ダウンリンク切換機構
JPH1117440A (ja) アンテナ装置
KR20210004806A (ko) 안테나용 클램핑 장치
US7149470B1 (en) Direct broadcast receiver utilizing LNB in cascade
JPH09312519A (ja) パラボラアンテナ
JPH1117445A (ja) アンテナ装置およびその調整方法
JPH1197924A (ja) アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010403