JPH0721989B2 - 過電流防止遮断器 - Google Patents

過電流防止遮断器

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JPH0721989B2
JPH0721989B2 JP61173996A JP17399686A JPH0721989B2 JP H0721989 B2 JPH0721989 B2 JP H0721989B2 JP 61173996 A JP61173996 A JP 61173996A JP 17399686 A JP17399686 A JP 17399686A JP H0721989 B2 JPH0721989 B2 JP H0721989B2
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ウイリアム・エフ・ゼル
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • H01H73/30Protective overload circuit-breaking switches in which excess current opens the contacts by automatic release of mechanical energy stored by previous operation of a hand reset mechanism having electrothermal release and no other automatic release reset by push-button, pull-knob or slide
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    • HELECTRICITY
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    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/08Terminals; Connections
    • H01H2071/088Terminals for switching devices which make the devices interchangeable, e.g. with fuses

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  • Breakers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特許請求の範囲第1項の上位概念に記載の形
式の過電流防止遮断器に関する。
ドイツ連邦共和国特許第3342144号明細書から公知の上
記形式の過電流防止遮断器は極めて小さな寸法を有し、
それ故平型ヒューズ過電流防止遮断器の代わりに、例え
ば自動車における電流回路を防護するために用いられ
る。過電流防止遮断器のケーシングは、ケーシングを組
立てるために互いに被せ合わされてこの位置で互いに結
合、特に溶接されるほぼ同形に形成された2つのケーシ
ング半割体から構成されていて、このばあい(縦長の扁
平方形状の打抜き部材である)固定接点アーム及びバイ
メタル接点アームの接点端部は両ケーシング半割体の間
の分割接合面を貫通してケーシングから突出している。
公知の過電流防止遮断器は、下側のケーシング半割体内
に個々の遮断器構成部材、特に両接点アームを簡単に挿
入し、次いで他方のケーシング半割体を被せ合わせ、次
いで両ケーシング半割体を結合することによって組立て
られる。ケーシング組立て前には、固定接点アームにお
けるバイメタルスナップ円板の接点接触のプレロードを
調整することができない。それというのも両ケーシング
半割体を結合することによって初めて、つまりケーシン
グを閉鎖することによって初めて、両接点アームがケー
シング内で固定されるからである。互いに被せ合わせら
れるケーシング半割体の縁部の間でのみ両接点アームが
固定されるため、バイメタル接点アームを塑性変形して
調整を行うための十分安定した支え部が得られない。組
立てた後でのみ行うことのできる調整のために、ケーシ
ング半割体内に工具用の貫通開口を設ける必要がある。
このことは例えばケーシング組立てた後でバイメタル調
整を行うドイツ連邦共和国特許第2646840号明細書から
公知の過電流防止遮断器において公知である。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、狭い許容誤差範囲内で簡単かつ不変に
調整できるように、冒頭に述べた形式の過電流防止遮断
器を改良することにある。
課題を解決するための手段 前記課題は本発明によれば、特許請求の範囲第1項の特
徴部分に記載の本発明の構成によって解決された。
実施例 押しボタン1によって操作される過電流防止遮断器はキ
ャップ2と基体3とから構成されたケーシングを有して
いる。両構成部材は射出成形又は注造可能な電気的に絶
縁された材料から製作されている。ほぼ直方体状の基台
3内にはバイメタル接点アーム4と固定接点アーム5と
が埋込まれている。バイメタル接点アーム4と固定接点
アーム5とは縦長の扁平方形状の金属製の打抜き部材か
ら成っている。前記両接点アーム4,5の、ケーシングか
ら突出する差込み端部6,7の主延び平面は同一平面内に
位置する。両差込み端部6,7は互いに平行に位置してい
てかつ扁平な差込み舌片として形成されている。中央範
囲8では両接点アーム4,5は反対方向で外向きにのびる
折り曲げ部9,10を有している(第5図参照)。従って両
接点アーム4,5のケーシング内部に位置する自由端部11,
12の主延び平面は互いに間隔19をおいて平行にのびてい
る。この場合バイメタル接点アーム4の折り曲げ部9は
ケーシング内室内に位置しているのに対して、固定接点
アーム5の折り曲げ部10は基体材料によって射出成形さ
れた範囲内に配置されている。
バイメタル接点アーム4のケーシング内部に位置する自
由端部11には楕円形に成形されたバイメタルスナップ円
板13が片側で固定されている。バイメタルスナップ円板
13は両接点アーム4,5の方向に対して横方向で固定接点
アーム5の方向にのびている。バイメタルスナップ円板
13の旋回端部14はバイメタル接点15を有していて、これ
によってバイメタル接点15は可動である。このバイメタ
ル接点15に対向して、固定接点アーム5の自由端部12に
設けられた過電流防止遮断器の固定接点16が位置してい
る。旋回端部14は固定接点アーム5の自由端部12にオー
バーラップしていてかつ過電流防止遮断器の不作用位置
でバイメタル接点15によってプレロード下で固定接点16
に接触している。
基体3からケーシング内部内への突出個所17ではバイメ
タル接点アーム4は打抜き孔18を有していて、この打抜
き孔18はバイメタル接点アーム4の主延び方向に対して
垂直にバイメタル接点アーム4を貫通している。これに
よって、後調整が必要であるばあい目標曲げ個所として
作用する薄肉個所が得られる。第6図による薄肉個所の
変化実施例では薄肉個所はそれぞれ1つの半孔としての
側方の2つの切込み部29によって形成される。
基体材料によって取り囲まれた範囲ではバイメタル接点
アーム4は段状の狭幅区分21を有していて(第5図参
照)、この狭幅区分21は固定接点アーム5の折り曲げ部
10と全く同じように作用して埋込み部内でのバイメタル
接点アームの移動を阻止する。
第1図及び第3図から明らかなように、円形の打抜き孔
18は正確に基体3からのバイメタル接点アーム4の突出
個所17を占めている。これによって打抜き孔18は部分的
に基体材料によって満たされる。この場合調整過程にお
いてバイメタル接点アーム4の自由端部11用の正確な支
点並びにバイメタル接点アーム用の付加的な固定作用が
得られる。
バイメタル接点アーム4と固定接点アーム5との自由端
部11,12の間のスペース内には、過電流防止遮断器を接
続するために差込み方向で移動可能な押しボタン1が配
置されている。この押しボタン1はほぼL字形に形成さ
れていて、このばあいL字形の垂直脚部23の自由端部は
キャップ2のカバー25内の切欠き24を貫通している。基
部範囲で垂直脚部23には、押しばね27を収容するための
同様に差込み方向でのびる袋孔26が設けられている。押
しばね27は基体の端面に支持されていてかつ押しボタン
1を差込み方向とは反対方向で負荷している。押しボタ
ンのL字形の水平脚部28は押しばね27の力に抗して両接
点間の中間スペースから離反運動可能でかつこのばあい
手動で接点閉鎖を行うことができる。
発明の効果 本発明の構成によって、主要機能構成部材、即ち、固定
接点アーム及びバイメタル接点アームをすでにケーシン
グ組立て前に互いに安定した相対位置で固定できる。こ
れら接点アームの両側の中央範囲の周りに射出成形され
るプラスチック材料から成る基台は後で形成される遮断
器ケーシングの壁部を形成し、この遮断器ケーシングは
一体のケーシングキャップの形式で基台に被せ嵌められ
て基台に不動に結合される。いずれにせよこのことは、
固定接点アームに対して相対的なバイメタル接点アーム
の場合によって必要とされる調整がすでに行われたばあ
いに初めて行われる。このような調整は自動的な手段を
用いて任意の側から支障なく行うことができ、このため
に互いに被せ嵌められるケーシング部分内に特別な貫通
開口を設ける必要はない。
本発明による過電流防止遮断器の機械的な安定性は、特
許請求の範囲第2項の実施態様によって一層改善され
る。一度調整されかつこれによって調節されたレリーズ
特性は過電流防止遮断器使用時の通常の負荷によって変
化することはない。
特許請求の範囲第3項の実施態様によって特に、固定接
点アームが基台に対して軸線方向に移動することが阻止
される。同じ目的のために特許請求の範囲第4項の実施
態様が役立ち、この場合バイメタル接点アームが狭幅区
分によって軸方向で基体材料内に不動に固定されてい
る。
特許請求の範囲第5項の実施態様によれば、バイメタル
接点アームの薄肉個所がバイメタル接点アームの主延び
平面に対してほぼ垂直にのびる打抜き孔から形成されて
いる。これによって調整・目標曲げ個所を打抜き部材自
体を製作するのと同じ作業過程で設けかつ調整過程時の
縦軸線を中心としたバイメタル接点アームの自由端部の
ねじれを回避することができる。
この場合、打抜き孔が基体の接点側の縁部に直接配置さ
れると特に有利である。このような打抜き孔の配置によ
って調整目標曲げ個所が一層正確に決められかつ調整過
程が一層有利に再現できるようになる。基本的には薄肉
個所によるだけで与えられる、薄肉個所において自体曲
がろうとするバイメタル接点アームの傾向は、単腕レバ
ーとして作用するバイメタル接点アームの自由端部の支
点が薄肉個所に正確に位置することによって一層強めら
れる。
更に特許請求の範囲第6項の実施態様による薄肉個所の
構成によって簡単な形式で、バイメタル接点アームを主
延び平面に対して垂直に曲げることができるばかりでな
く、適当な調整のために必要であるばあいには、付加的
にねじることもできる。
更に本発明によれば、打抜き孔が部分的に基体材料によ
って満たされることによって、基体材料内でのバイメタ
ル接点アームの埋込みひいてはバイメタル接点アームの
安定性が一層改善され、しかも、基体に対するバイメタ
ル接点アームの軸線方向の移動が効果的に阻止される。
更に本発明によれば、基体が一体のケーシングキャップ
の閉鎖部材を成すことによって、本発明の過電流防止遮
断器を特にスペースを節減して構成でき、これによって
過電流防止遮断器は簡単な平型ヒューズ過電流防止遮断
器の代わりとしても役立つ。更に、基体は遮断器ケーシ
ングの壁部の付加的な機能を担う。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は接
続位置での過電流防止遮断器の内部構造を示した図、第
2図は接続位置でのバイメタル接点アームと固定接点ア
ームとを備えた基体の側面図、第3図は遮断位置での過
電流防止遮断器の内部構造を示した図、第4図は第3図
IV−IV線に沿った断面図、第5図は過電流防止遮断器の
分解斜視図、第6図はバイメタル接点アームの薄肉個所
の変化実施例図である。 1…押しボタン、2…キャップ、3…基体、4…バイメ
タル接点アーム、5…固定接点アーム、6,7…差込み端
部、8…中央範囲、9,10…折り曲げ部、11,12…自由端
部、13…バイメタルスナップ円板、14…旋回端部、15…
バイメタル接点、16…固定接点、17…突出個所、18…打
抜き孔、19…間隔、21…狭幅区分、22…差込み方向、23
…L字形の垂直脚部、24…切欠き、25…カバー、26…袋
孔、27…押しばね、28…L字形の水平脚部、29…切込み

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】過電流防止遮断器であって、絶縁材料から
    形成された2部分から成るケーシングと、このケーシン
    グ内に配置された、長手方向で互いにほぼ平行にのびる
    固定接点アーム(5)及び加熱に基づき過電流を遮断す
    るバイメタル接点アーム(4)とが設けられていて、こ
    れら接点アームがほぼ扁平方形状の縦長の打抜き部材と
    して構成されていて、このばあいバイメタル接点アーム
    (4)の自由端部(11)に、固定接点アーム(5)の自
    由端部(12)の方向にのびかつこの自由端部(12)を接
    続位置で接点接触するよう負荷するバイメタルスナップ
    円板(13)が固定されており、更に前記両接点アームが
    ケーシング外部で扁平な並置された差込み舌片(6,7)
    を形成している形式のものにおいて、バイメタル接点ア
    ーム(4)及び固定接点アーム(5)が中央範囲で形状
    接続的に、射出成形又は注造成形可能な形状の安定した
    プラスチック材料から製作された基体(3)内に埋め込
    まれており、バイメタル接点アーム(4)が基体(3)
    からケーシング内部内への突出個所で、接点接触の接触
    圧を調整するための目標曲げ個所として接点アーム横断
    面を減少させる打抜かれた薄肉個所を有していて、この
    打抜き個所が基体材料によって部分的に満たされてお
    り、完成した遮断器において両接点アームを埋込まれた
    基体(3)が一体のケーシングキャップ(2)の閉鎖部
    材を成していることを特徴とする、過電流防止遮断器。
  2. 【請求項2】両接点アーム(4,5)がその中央範囲で少
    なくとも、両接点アーム全長の三分の一に相応する長さ
    に亘って、基体材料内に埋込まれている、特許請求の範
    囲第1項記載の過電流防止遮断器。
  3. 【請求項3】ケーシング内室内でバイメタル接点アーム
    (4)と固定接点アーム(5)との主延び平面が互いに
    間隔(19)を以って平行にのびていて、かつ、ケーシン
    グの外部で一平面内にバイメタル接点アーム(4)と固
    定接点アーム(5)とが位置するばあい差込み方向に対
    して横方向にのびる固定接点アーム(5)の段状の折り
    曲げ部(10)が基体材料内に埋込まれている、特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の過電流防止遮断器。
  4. 【請求項4】バイメタル接点アーム(4)が基体材料内
    に埋込まれた中央範囲で内向きに、段状の狭幅区分(2
    1)を有している、特許請求の範囲第2項又は第3項記
    載の過電流防止遮断器。
  5. 【請求項5】バイメタル接点アーム(4)の薄肉個所が
    バイメタル接点アームの主延び平面に対してほぼ垂直に
    のびる打抜き孔(18)から形成されている、特許請求の
    範囲第1項記載の過電流防止遮断器。
  6. 【請求項6】バイメタル接点アーム(4)の薄肉個所が
    少なくとも片側の切込み部(29)によって、特に半孔を
    両側で打抜くことによって形成されている、特許請求の
    範囲第1項記載の過電流防止遮断器。
JP61173996A 1985-07-26 1986-07-25 過電流防止遮断器 Expired - Lifetime JPH0721989B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3526785A DE3526785C1 (de) 1985-07-26 1985-07-26 Druckknopfbetaetigter UEberstromschutzschalter
DE3526785.2 1985-07-26

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Publication Number Publication Date
JPS6334826A JPS6334826A (ja) 1988-02-15
JPH0721989B2 true JPH0721989B2 (ja) 1995-03-08

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ID=6276846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
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US (1) US4667175A (ja)
EP (1) EP0209832B1 (ja)
JP (1) JPH0721989B2 (ja)
AT (1) ATE87765T1 (ja)
CA (1) CA1257314A (ja)
DE (3) DE3526785C1 (ja)

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