JPH07219644A - 雰囲気制御炉 - Google Patents

雰囲気制御炉

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JPH07219644A
JPH07219644A JP897294A JP897294A JPH07219644A JP H07219644 A JPH07219644 A JP H07219644A JP 897294 A JP897294 A JP 897294A JP 897294 A JP897294 A JP 897294A JP H07219644 A JPH07219644 A JP H07219644A
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JP
Japan
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gas
concentration
atmosphere
gas concentration
atmospheric
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JP897294A
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English (en)
Inventor
Seiji Onoe
精二 尾上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 混合ガスの各ガス濃度を高精度に一定の所定
値に保ち、各ガス濃度の変動が生じても迅速に所定値に
戻して安定化させ、低コストで信頼性の高い混合ガスを
製造する。 【構成】 各ガスの流量を調節する複数の流量調節手段
1と、これら流量調節手段1から送り込まれた各ガスが
混合されるガス混合炉2と、このガス混合炉2のガスの
入口2a及び出口2bに設けられたガス採取手段3a,
3bと、これらガス採取手段3a,3bに接続されて各
ガス濃度を計量するガスセンサ4a,4bと、各ガス濃
度を制御する制御手段5とにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各雰囲気ガスを混合し
て混合ガスを製造する雰囲気制御炉に関し、特にこれら
各雰囲気ガスをガス濃度が所定値となるように混合する
雰囲気制御炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、円筒形状の炉心管を有する雰囲
気制御炉においては、例えば、上記炉心管のガスの入口
近傍においてこの炉心管内に送り込まれる各雰囲気ガス
を検出することで、これら各雰囲気ガスのガス濃度が一
定の所定値となるように構成されている。
【0003】すなわち、この従来の各雰囲気ガスの雰囲
気制御炉は、図4に示すように、各雰囲気ガスの流量を
調節する複数(図示の例では2つ)の流量調節手段10
1と、これら流量調節手段101から送り込まれた各雰
囲気ガスが混合される炉心管102と、この炉心管10
2のガスの入口近傍に設けられたガス採取手段103
と、このガス採取手段103に接続されて各雰囲気ガス
濃度を計量するガス濃度センサ104と、各雰囲気ガス
濃度を制御するガス濃度制御手段105とにより構成さ
れている。
【0004】上記雰囲気制御炉において各雰囲気ガスを
混合して所要の混合ガスを製造する方法としては、先
ず、図中矢印Nで示す方向へ各流量調節手段101から
流入された各雰囲気ガス(図示の例では2種類)の一部
をガス採取手段103にて採取し、このガス採取手段1
03に接続されたガス濃度センサ104にて各雰囲気ガ
ス濃度を計量する。次いで、ガス濃度制御手段105に
て、この計量された各雰囲気ガス濃度と予め設定された
所定の各雰囲気ガス濃度とを比較することで各雰囲気ガ
スの調節量を決定し、それに応じたガス濃度制御信号を
上記流量調節手段101に出力する。そして、各流量調
節手段101にてガス濃度制御信号に基づいて各雰囲気
ガス濃度を調整し所定の各雰囲気ガス濃度として、各雰
囲気ガスを炉心管102に送り込む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記雰囲気制御炉を用
いて混合ガスを製造する際に、何等かの原因により流量
調節手段101から送り出される各雰囲気ガス濃度に突
発的な変動が生じたときには、上述のように所定の各雰
囲気ガス濃度からの変動値に応じてガス濃度制御手段1
05からガス濃度制御信号が出力され、流量調節手段1
01の各雰囲気ガス流入量の調節が図られる。このよう
に、外乱による各雰囲気ガス濃度の変動に対しては、ガ
ス採取手段103及びガス濃度センサ104が流量調節
手段101に近接して配されているために迅速な補償が
可能であるが、各雰囲気ガス濃度の変動の原因が外部に
よるものではなく内部による場合、例えば炉心管102
内のある物質の化学変化によるものであるときなどにお
いては、以下に示すような問題が生じる。
【0006】すなわち、図7に示すように、例えば炉心
管102内のある物質の化学変化により、各雰囲気ガス
のうち、あるガスAの濃度に恒常的な変動が生じた場
合、混合ガスを製造する当初においては、即座にガス濃
度センサ104からの情報によりガス濃度制御手段10
5から流量調節手段101にガス濃度制御信号が伝達さ
れてガスAの流量が調節されるために、その立ち上がり
から比較的短い時間t3で定常状態に到達するが、炉心
管102内のガスAの濃度が所定値Pから恒常的に変動
しているために、流量調節手段101においてガスAの
流量を調節してもガスAの濃度が所定値Pに修正され
ず、長時間経過後においてもガスAの濃度の所定値Pと
のずれsが存在する。
【0007】また、各雰囲気ガスの雰囲気制御炉とし
て、炉心管のガスの出口のみにガス採取手段及びガス濃
度センサを設けた構成を有するものが考えられる。すな
わち、図6に示すように、上記図4に示した雰囲気制御
炉と同様に、各流量調節手段11と、炉心管12、及び
ガス濃度制御手段15とが設けられている。そして、炉
心管12のガス出口近傍のガス採取手段13とこのガス
採取手段13に接続されているガス濃度センサ14とが
配設されて、この雰囲気制御炉が構成されている。
【0008】この場合、ガス濃度センサ14により炉心
管12内の各雰囲気ガスの濃度をリアルタイムで調べる
ことは可能であるが、図7に示すように、例えば外乱M
が生じて各流量調節手段11のうちの一つから流入する
ガスAの濃度が変動したとき、この外乱等による変動M
の発生から定常状態である所定値Pに達するまでの時間
t4が長く、その分無駄なガスAが消費されてしまうこ
とになる。
【0009】このように、ガス採取手段及びガス濃度セ
ンサを炉心管のガス入口或はガス出口のどちらか一方の
みに設置する場合では、どちらも一長一短を有し、常に
高精度に所定のガス濃度とされた混合ガスを製造するこ
とは非常に困難である。
【0010】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、混合ガスの各雰囲
気ガス濃度を高精度に一定の所定値に保ち、ガス濃度の
変動が生じても迅速に所定値に戻して安定化させること
が可能となり、低コストで信頼性の高い混合ガスを製造
することができる雰囲気制御炉を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、各雰囲気ガス
を所定のガス濃度に混合して混合ガスを製造し、このガ
ス濃度を一定値に保つ雰囲気制御炉を対象とするもので
ある。本発明においては、雰囲気ガスの入口と出口を有
するとともに、前記入口から供給される雰囲気ガスの濃
度を制御する濃度制御手段を有してなる雰囲気制御炉に
おいて、前記入口及び出口にそれぞれガス濃度センサを
接続し、これらガス濃度センサによって検出されるガス
濃度に基づいて前記濃度制御手段を制御するように構成
する。
【0012】この場合、上記雰囲気制御炉においては、
ガス濃度が定常状態のときには出口側のガス濃度センサ
によって検出されるガス濃度に基づいて濃度制御手段を
制御し、ガス濃度が大きく変動したときには入口側のガ
ス濃度センサによって検出されるガス濃度に基づいて濃
度制御手段を制御する。
【0013】また、上記雰囲気制御炉はその構成要素と
して円筒形状の炉心管を有する。
【0014】
【作用】本発明に係る雰囲気制御炉においては、炉心管
のガス出入口にそれぞれガス濃度センサが接続されてい
る。したがって、各雰囲気ガス濃度が所定値とされてい
る場合には、上記炉心管のガス出口の近傍に設けられた
ガス採取手段に接続されたガス濃度センサにてガス濃度
を計量しながら各雰囲気ガス濃度を所定値のまま定常状
態に保持する。
【0015】ここで、外乱により各流量調節手段から流
入する各雰囲気ガスの濃度に変動が生じた場合や炉心管
内の各雰囲気ガス濃度が上記炉心管内の物質の化学変化
等により所定値から外れた恒常値とされている場合、そ
の変動値が予め設定された所定値を中心とした設定範囲
内にあるときには、上記炉心管のガス出口に設けられた
ガス濃度センサにて計量された各雰囲気ガス濃度値と上
記所定値とがガス濃度制御手段にて比較される。そし
て、この比較に基づいて上記ガス濃度制御手段から各雰
囲気ガスの調節量を指示するガス濃度制御信号を上記各
流量調節手段に出力することで、これら各流量調節手段
から流入する各雰囲気ガスの濃度が所定値の定常状態と
なるように即座に各雰囲気ガス濃度に補正が加えられ
る。
【0016】さらに、上記炉心管のガス出口の近傍に設
けられたガス濃度センサにて計量された変動値が上記所
定値を中心とした設定範囲を越えたときには、上記炉心
管のガス入口に設けられたガス濃度センサにて計量され
たガス濃度値と上記所定値とがガス濃度制御手段にて比
較される。そして、この比較に基づいて上記ガス濃度制
御手段から各雰囲気ガスの調節量を指示するガス濃度制
御信号を上記各流量調節手段に出力することで、各雰囲
気ガス濃度が迅速に上記所定値を中心とした設定範囲内
となるように調節される。その後、このガス濃度センサ
の計量値が上記設定範囲内となった以降は、上述のよう
に、上記炉心管のガス出口に設けられたガス濃度センサ
にて計量された各雰囲気ガス濃度値と上記所定値との比
較に基づいた補正が各雰囲気ガス濃度に加えられて各雰
囲気ガスの濃度が即座に上記所定値の定常状態とされ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る雰囲気制御炉の実施例を
図面を参照しながら説明する。この雰囲気制御炉は各雰
囲気ガスを所定のガス濃度に混合して混合ガスを製造
し、このガス濃度を一定値に保つものである。
【0018】この実施例に係る雰囲気制御炉は、図1に
示すように、各雰囲気ガスの流量を調節する複数(図示
の例では2つ)の流量調節手段1と、これら流量調節手
段1から送り込まれた各雰囲気ガスが混合される炉心管
2と、この炉心管2のガスの入口2a及び出口2bに設
けられたガス採取手段3a,3bと、これらガス採取手
段3a,3bに接続されて各雰囲気ガス濃度を計量する
ガス濃度センサ4a,4bと、各雰囲気ガス濃度を制御
するガス濃度制御手段5とにより構成されている。
【0019】上記雰囲気制御炉においては、各流量調節
手段1から図中矢印Nで示す方向へ流入された各雰囲気
ガス(図示の例では2種類)の一部をガス採取手段3a
またはガス採取手段3bにて採取し、ガス採取手段3a
またはガス採取手段3bに接続されたガス濃度センサ4
aまたは4bにて各雰囲気ガスの濃度を計量する。次い
で、ガス濃度制御手段5にて、この計量された各雰囲気
ガスの濃度と予め設定された所定の各雰囲気ガスの濃度
とを比較することで各雰囲気ガスの調節量を決定し、そ
れに応じたガス濃度制御信号を上記流量調節手段1に出
力する。そして、各流量調節手段1にてガス濃度制御信
号に基づいて各雰囲気ガスの濃度を調整し所定の各雰囲
気ガスの濃度として各雰囲気ガスを炉心管2に送り込
む。
【0020】ここで、上記実施例の雰囲気制御炉を用い
て、具体的に例えば炉心管2内において上記雰囲気制御
炉により製造された混合ガスを使用して製品に焼成を施
す場合について説明する。
【0021】先ず、炉心管2内に焼成する製品を投入
し、上記ガス濃度制御手段5に対して、各雰囲気ガス濃
度を窒素99.99体積%,酸素0.01体積%に、各
雰囲気ガスの炉心管2内の総流量速度を2(l/mi
n)に設定して各雰囲気ガスの雰囲気制御を開始する。
【0022】ここで、制御開始時においては炉心管2の
ガスの入口2a近傍に設けられたガス採取手段3aにて
各雰囲気ガスの一部を採取し、ガス濃度センサ4aにて
各雰囲気ガス濃度を計量する。このとき、各雰囲気ガス
濃度の所定値からの変動量がそれぞれ上記所定値の±2
0%以内に保たれるように予めリミッタが上記ガス濃度
制御手段5内に設けられている。したがって、各雰囲気
ガスの濃度の変動量がそれぞれ上記所定値の±20%以
内となるまで、ガス濃度センサ4aによる計量と上記所
定値との比較に基づいてガス濃度制御手段5において流
量調節手段1からの各雰囲気ガス流入量の制御が行われ
る。
【0023】そして、各雰囲気ガス濃度の所定値からの
変動量がそれぞれ±20%以内となったとき以後は、ガ
ス濃度センサ4aに代わって、ガス出口2b近傍に設け
られたガス濃度センサ4bにより炉心管2の出口2bか
ら流出する各雰囲気ガスのガス濃度を計量し、ガス濃度
制御手段5にてこの各雰囲気ガス濃度と上記所定値を比
較することで各雰囲気ガスの調節量を決定し、ガス濃度
制御信号を上記各流量調節手段1に出力することで、こ
れら各流量調節手段1から流入する各雰囲気ガスのガス
濃度が上記所定値に調節される。
【0024】このときの炉心管2の出口2bから流出す
る各雰囲気ガスのうちの一つであるガスA(窒素または
酸素)の時間変化を図2に示す。この図に示すように、
立ち上がり(制御開始時)から各雰囲気ガス濃度の所定
値Pからの変動量がそれぞれ±20%以内となるまでの
時間t1は上記時間t3と同一の短時間であり、さらに
この状態から迅速に各雰囲気ガス濃度が所定値Pに達す
る。
【0025】ここで、外乱により各流量調節手段1から
流入する各雰囲気ガスの濃度に変動が生じた場合や炉心
管2内の各雰囲気ガスの濃度が炉心管2内の物質の化学
変化等により上記所定値から外れた恒常値とされている
場合、上記所定値からの変動量が所定値の±20%以内
にあるときには、炉心管2のガス出口2bに設けられた
ガス濃度センサ4bにて計量された各雰囲気ガスの濃度
と上記所定値とがガス濃度制御手段5にて比較される。
そして、この比較に基づいてガス濃度制御手段5から各
雰囲気ガスの調節量を指示するガス濃度制御信号を各流
量調節手段1に出力することで、これら各流量調節手段
1から流入する各雰囲気ガスの濃度が所定値の定常状態
となるように即座に各雰囲気ガスの濃度に若干の補正が
加えられる。
【0026】さらに、炉心管2のガス出口2bの近傍に
設けられたガス濃度センサ4bにて計量された各雰囲気
ガスの濃度の上記所定値からの変動量が所定値の±20
%を越えたときには、ガス濃度センサ4bに代わり、炉
心管2のガス入口2aの近傍に設けられたガス濃度セン
サ4aにて計量されたガス濃度と上記所定値とがガス濃
度制御手段5にて比較される。そして、この比較に基づ
いてガス濃度制御手段5から各雰囲気ガスの調節量を指
示するガス濃度制御信号を各流量調節手段1に出力する
ことで、各雰囲気ガスの濃度の変動値が迅速に所定値の
±20%以内となるように調節される。その後、このガ
ス濃度センサの計量値が上記所定値から±20%以内の
変動量となった以降は、上述のように、炉心管2のガス
出口2bに設けられたガス濃度センサ4bにて計量され
た各雰囲気ガスの濃度と上記所定値との比較に基づいた
若干の補正が各雰囲気ガスの濃度に加えられて各雰囲気
ガスの濃度が即座に上記所定値の定常状態とされる。
【0027】このときの炉心管2の出口2bから流出す
る各雰囲気ガスのうちの一つであるガスA(窒素または
酸素)の時間変化を図3に示す。この図に示すように、
外乱等による変動Mが生じてから定常状態である所定値
Pに安定化するまでに要する時間t2は、上記時間t4
と比較して短時間である。したがって、上記実施例の雰
囲気制御炉では無駄となる各雰囲気ガス量を最小限に抑
えることが可能となる。
【0028】上記実施例に係る雰囲気制御炉によれば、
立ち上がり時の無駄な時間及び各雰囲気ガス消費を抑制
しることができ、焼成した製品のコストが削減される。
しかも、外乱等による炉心管2内の各雰囲気ガス濃度の
変動が発生しても迅速に予め設定された所定値に安定化
させることが可能であり、製品の信頼性の大幅な向上を
図ることができる。
【0029】また、炉心管2の各雰囲気ガスの流出入部
2a,2b近傍に設けられたガス濃度センサ4a,4b
により、炉心管2内の製品や試料等を焼成する際の各雰
囲気ガス消費量或はガス放出量を検出することも可能で
ある。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る雰囲気制御炉によれば、雰
囲気ガスの入口と出口を有するとともに、前記入口から
供給される雰囲気ガスの濃度を制御する濃度制御手段を
有してなる雰囲気制御炉において、前記入口及び出口に
それぞれガス濃度センサを接続し、これらガス濃度セン
サによって検出されるガス濃度に基づいて前記濃度制御
手段を制御するように構成したので、混合ガスの各雰囲
気ガスの濃度を高精度に一定の所定値に保ち、ガス濃度
の変動が生じても迅速に所定値に戻して安定化させるこ
とが可能となり、低コストで信頼性の高い混合ガスを製
造することができる。
【0031】また、本発明によれば、ガス濃度が定常状
態のときには出口側のガス濃度センサによって検出され
るガス濃度に基づいて濃度制御手段を制御し、ガス濃度
が大きく変動したときには入口側のガス濃度センサによ
って検出されるガス濃度に基づいて濃度制御手段を制御
するように構成したので、混合ガスの各雰囲気ガスの濃
度をより高精度に一定の所定値に保ち、ガス濃度の変動
が生じても迅速に所定値に戻して安定化させることが可
能となり、低コストで信頼性の高い混合ガスを製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る雰囲気制御炉を示す模式
図である。
【図2】本実施例の雰囲気制御炉において、この装置を
立ち上げた際の炉心管のガス出口から流出したガスAの
濃度を示す特性図である。
【図3】本実施例の雰囲気制御炉において、各雰囲気ガ
ス濃度に変動が生じた際の炉心管のガス出口から流出し
たガスAの濃度を示す特性図である。
【図4】従来の雰囲気制御炉を示す模式図である。
【図5】図6に示す従来の雰囲気制御炉において、この
装置を立ち上げた際の炉心管のガス出口から流出したガ
スAの濃度を示す特性図である。
【図6】炉心管のガス出口近傍にガス採取手段及びガス
濃度センサが設けられた雰囲気制御炉を示す模式図であ
る。
【図7】図6に示す雰囲気制御炉において、各雰囲気ガ
ス濃度に変動が生じた際の炉心管のガス出口から流出し
たガスAの濃度を示す特性図である。
【符号の説明】
1 流量調節手段 2 炉心管 3a,3b ガス採取手段 4a,4b ガス濃度センサ 5 ガス濃度制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雰囲気ガスの入口と出口を有するととも
    に、前記入口から供給される雰囲気ガスの濃度を制御す
    る濃度制御手段を有してなる雰囲気制御炉において、 前記入口及び出口にそれぞれガス濃度センサが接続さ
    れ、これらガス濃度センサによって検出されるガス濃度
    に基づいて前記濃度制御手段が制御されることを特徴と
    する雰囲気制御炉。
  2. 【請求項2】 ガス濃度が定常状態のときには出口側の
    ガス濃度センサによって検出されるガス濃度に基づいて
    濃度制御手段が制御され、 ガス濃度が大きく変動したときには入口側のガス濃度セ
    ンサによって検出されるガス濃度に基づいて濃度制御手
    段が制御されることを特徴とする請求項1記載の雰囲気
    制御炉。
  3. 【請求項3】 円筒形状の炉心管を有することを特徴と
    する請求項1記載の雰囲気制御炉。
JP897294A 1994-01-31 1994-01-31 雰囲気制御炉 Withdrawn JPH07219644A (ja)

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JP897294A JPH07219644A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 雰囲気制御炉

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JP897294A Withdrawn JPH07219644A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 雰囲気制御炉

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010403