JPH07218904A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH07218904A
JPH07218904A JP6011041A JP1104194A JPH07218904A JP H07218904 A JPH07218904 A JP H07218904A JP 6011041 A JP6011041 A JP 6011041A JP 1104194 A JP1104194 A JP 1104194A JP H07218904 A JPH07218904 A JP H07218904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarized light
quarter
linearly polarized
display means
wave plate
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6011041A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Tabata
誠一郎 田端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP6011041A priority Critical patent/JPH07218904A/ja
Publication of JPH07218904A publication Critical patent/JPH07218904A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視野角を大きくしても、映像の周辺部が見え
にくくなることなく、映像を全体に亘って良好に観察で
きる表示装置を提供する。 【構成】 直線偏光を射出する表示手段11,12 と、この
表示手段11,12 から順に配置した第1の1/4波長板1
3、第1の半透明半反射部材14、第2の1/4波長板1
5、第2の半透明半反射部材16および表示手段11,12 に
おける直線偏光方向と同方向の偏光を透過する偏光板17
とを有し、第1および第2の1/4波長板13,15 の結晶
軸を、表示手段11,12 における直線偏光方向に対して4
5°傾斜させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表示装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の表示装置として、例えば、図2に
示すように、CRT1の前面に、偏光板2、凹面ハーフ
ミラー3、第1の1/4波長板4、平面ハーフミラー
5、第2の1/4波長板6および偏光板7を順次に配置
したものが知られている。
【0003】この表示装置においては、CRT1からの
映像光線から偏光板2によってx方向の直線偏光を取り
出し、その直線偏光を凹面ハーフミラー3を経て第1の
1/4波長板4で右回りの円偏光に変換し、その後、平
面ハーフミラー5で反射させてから再び第1の1/4波
長板4に入射させることにより、X方向と直交するy方
向の直線偏光に変換して、凹面ハーフミラー3で反射さ
せて拡大し、その後、三たび第1の1/4波長板4に入
射させて左回りの円偏光に変換して、平面ハーフミラー
5を経て第2の1/4波長板6に入射させることにより
x方向の直線偏光に変換し、このx方向の直線偏光を偏
光板7を経て出射させることにより、CRT1に表示さ
れる映像の拡大像を観察者の眼球8に導くようにしてい
る。
【0004】すなわち、この表示装置においては、CR
T1に表示される映像が凹面ハーフミラー3および平面
ハーフミラー5を経て観察者の眼球8に入射しないよう
に、上記のように偏光板2,7および第1,第2の1/
4波長板4,6を設け、これにより映像の偏光状態を変
化させて、凹面ハーフミラー3で拡大された映像のみを
観察者の眼球8に導くようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の表示装
置においては、例えば、顔面または頭部装着型のディス
プレイに適用した場合、映像の視野角を25°程度まで
大きくすることができるが、このように視野角を大きく
設定すると、第1,第2の1/4波長板4,6における
入射角も大きくなる。
【0006】ここで、1/4波長板は、一般に、入射角
依存性が強く、このため上記のように視野角を大きくす
ると、映像の周辺部において第1,第2の1/4波長板
4,6への入射角が大きくなって、所望の偏光状態に変
換されなくなる。その結果、凹面ハーフミラー3で拡大
され、第1の1/4波長板4、平面ハーフミラー5およ
び第2の1/4波長板6を経て偏光板7に入射する拡大
像の偏光状態が、映像周辺部においてx方向の直線偏光
とならなくなって、偏光板7を透過せず、このため映像
周辺部が見えにくくなるという問題がある。
【0007】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、視野角を大きくしても、映像の
周辺部が見えにくくなることなく、映像を全体に亘って
良好に観察できるよう適切に構成した表示装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の表示装置は、直線偏光を射出する表示手
段と、この表示手段から順に配置した第1の1/4波長
板、第1の半透明半反射部材、第2の1/4波長板、第
2の半透明半反射部材および前記表示手段における直線
偏光方向と同方向の偏光を透過する偏光板とを有し、前
記第1および第2の1/4波長板の結晶軸を、前記表示
手段における直線偏光方向に対して45°傾斜させたこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記構成において、表示手段からの直線偏光
は、第1の1/4波長板で右回りの円偏光に変換されて
第1の半透明半反射部材を透過する。この第1の半透明
半反射部材を透過した右回りの円偏光は、第2の1/4
波長板で表示手段における直線偏光方向と直交する方向
の直線偏光に変換された後、第2の半透明半反射部材で
反射されて、再び第2の1/4波長板に入射することに
より左回りの円偏光に変換され、その後、第1の半透明
半反射部材で反射されて三たび第2の1/4波長板に入
射することにより、表示手段における直線偏光方向と同
一方向の直線偏光に変換されて、第2の半透明半反射部
材および偏光板を経て射出されることになる。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示すものであ
る。この実施例は、液晶パネル11に表示される映像を
拡大して観察し得るようにしたもので、観察者に対し
て、液晶パネル11の後方には、バックライト12を配
置して表示手段を構成し、その液晶パネル11の前方に
は、第1の1/4波長板13、第1の半透明半反射部材
としての凹面ハーフミラー14、第2の1/4波長板1
5、第2の半透明半反射部材としての平面ハーフミラー
16および偏光板17を順次配置する。なお、液晶パネ
ル11には、その後面にy方向の透過軸を有する偏光板
11aが設けられ、前面にはY方向と直交するx方向の
透過軸を有する偏光板11bが設けられている。ここ
で、第1,第2の1/4波長板13,15は、それらの
結晶軸を、液晶パネル11の前面に設けられている偏光
板11bの透過軸(x方向)に対して正または負方向の
同一方向に45°傾斜させて配置し、偏光板17は、そ
の透過軸をx方向と平行な方向に配置する。
【0011】この実施例において、バックライト12に
より液晶パネル11から出射するx方向の直線偏光は、
第1の1/4波長板13で右回りの円偏光に変換されて
凹面ハーフミラー14を透過し、第2の1/4波長板1
5でx方向と直交するy方向の直線偏光に変換される。
このy方向の直線偏光は、平面ハーフミラー16で反射
されて再び第2の1/4波長板15に入射して左回りの
円偏光に変換された後、凹面ハーフミラー14で反射さ
れて三たび第2の1/4波長板15に入射し、ここでx
方向の直線偏光に変換されて、平面ハーフミラー16お
よび偏光板17を経て出射され、これにより液晶パネル
11に表示される映像の拡大像が観察者の眼球18に導
かれる。
【0012】なお、液晶パネル11からのx方向の直線
偏光のうち、第1の1/4波長板13、凹面ハーフミラ
ー14、第2の1/4波長板15および平面ハーフミラ
ー16を経て偏光板17に入射する光は、x方向と直交
するy方向の直線偏光となるので、偏光板17で吸収さ
れて出射されない。
【0013】この実施例によれば、液晶パネル11と凹
面ハーフミラー14との間に第1の1/4波長板13を
配置したので、視野角を大きくしても、第1の1/4波
長板13に対しては、液晶パネル11からの主光線がほ
ぼ垂直に入射することになる。したがって、第1の1/
4波長板13における入射角依存性の影響を受けること
がないので、液晶パネル11に表示される映像の拡大像
を、その周辺部が見えにくくなることなく、全体に亘っ
て良好に観察することができる。
【0014】また、平面ハーフミラー16よりも液晶パ
ネル11側に凹面ハーフミラー14を配置したので、液
晶パネル11から偏光板17までの距離を短くして、映
像を拡大表示することができ、装置を小型化することが
できる。したがって、顔面または頭部装着型のディスプ
レイに適用した場合には、偏光板17から観察者の眼球
18までの距離をかせぐことができるので、眼鏡をかけ
た観察者の場合でも支障なく使用することができる。
【0015】この発明の他の実施例では、図1に示す構
成において、第2の半透明半反射部材としての平面ハー
フミラー16を、凹面ハーフミラー14と同じ向きの凹
面ハーフミラーをもって構成する。このように構成すれ
ば、像面彎曲を有効に抑えることができるので、収差の
ない拡大画像を観察することが可能となる。
【0016】なお、この発明は、上述した実施例にのみ
限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能
である。例えば、直線偏光を射出する表示手段は、液晶
パネルを用いるものに限らず、他の表示手段、例えば、
図2に示したような、CRT1および偏光板2を有する
ものを用いることもできる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、視野
角を大きくしても、1/4波長板による入射角依存性の
影響を有効に軽減でき、したがって映像の周辺部が見え
にくくなることなく、映像を全体に亘って良好に観察す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図である。
【図2】従来の技術を説明するための図である。
【符号の説明】
11 液晶パネル 11a,11b 偏光板 12 バックライト 13 第1の1/4波長板13 14 凹面ハーフミラー 15 第2の1/4波長板 16 平面ハーフミラー 17 偏光板 18 眼球

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線偏光を射出する表示手段と、この表
    示手段から順に配置した第1の1/4波長板、第1の半
    透明半反射部材、第2の1/4波長板、第2の半透明半
    反射部材および前記表示手段における直線偏光方向と同
    方向の偏光を透過する偏光板とを有し、前記第1および
    第2の1/4波長板の結晶軸を、前記表示手段における
    直線偏光方向に対して45°傾斜させたことを特徴とす
    る表示装置。
JP6011041A 1994-02-02 1994-02-02 表示装置 Withdrawn JPH07218904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6011041A JPH07218904A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6011041A JPH07218904A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 表示装置

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Publication Number Publication Date
JPH07218904A true JPH07218904A (ja) 1995-08-18

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ID=11766975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6011041A Withdrawn JPH07218904A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 表示装置

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JP (1) JPH07218904A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10186136A (ja) * 1996-11-11 1998-07-14 Dowa Mining Co Ltd 光学的フィルター

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10186136A (ja) * 1996-11-11 1998-07-14 Dowa Mining Co Ltd 光学的フィルター
USRE41833E1 (en) 1996-11-11 2010-10-19 Dowa Holdings Co., Ltd. Display device with a transparent optical filter
USRE43924E1 (en) 1996-11-11 2013-01-15 Dowa Holdings Co., Ltd. Display device with a transparent optical filter

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Effective date: 20010403